JPH06320177A - 健康水生成用組成物 - Google Patents
健康水生成用組成物Info
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- JPH06320177A JPH06320177A JP11039593A JP11039593A JPH06320177A JP H06320177 A JPH06320177 A JP H06320177A JP 11039593 A JP11039593 A JP 11039593A JP 11039593 A JP11039593 A JP 11039593A JP H06320177 A JPH06320177 A JP H06320177A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水道水等に浸漬することにより、美味しくカ
ルシウム分の豊富な健康上好ましい健康水が得られ、ま
た殺菌作用、有害物質の吸収作用を有する組成物の提
供。 【構成】 麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲気中で10
00℃〜1150℃(好ましくは、1070℃〜115
0℃)の温度で仮焼成して得られる健康水生成用素材
に、サンゴ化石、貝化石又は麦飯石原石の一種以上を配
合することにより健康水生成用組成物とする。麦飯石と
しては、中華人民共和国領の内モンゴル自治区の哲里木
盟奈蔓旗平頂山を中心に露出又は埋蔵されている、全晶
質塊状を呈し、その表面は長石と黒雲母が交生した紋様
を形成している岩体を用いることが好ましい。
ルシウム分の豊富な健康上好ましい健康水が得られ、ま
た殺菌作用、有害物質の吸収作用を有する組成物の提
供。 【構成】 麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲気中で10
00℃〜1150℃(好ましくは、1070℃〜115
0℃)の温度で仮焼成して得られる健康水生成用素材
に、サンゴ化石、貝化石又は麦飯石原石の一種以上を配
合することにより健康水生成用組成物とする。麦飯石と
しては、中華人民共和国領の内モンゴル自治区の哲里木
盟奈蔓旗平頂山を中心に露出又は埋蔵されている、全晶
質塊状を呈し、その表面は長石と黒雲母が交生した紋様
を形成している岩体を用いることが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、健康水生成用組成物に
関し、特に例えば水道水に入れておくだけで健康に好ま
しい飲料水が得られる仮焼成した麦飯石を含む健康水生
成用組成物に関するものである。
関し、特に例えば水道水に入れておくだけで健康に好ま
しい飲料水が得られる仮焼成した麦飯石を含む健康水生
成用組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、目覚ましい産業の発展と人類の生
活向上にともなって環境汚染が進み、都市部における良
質な飲料水の確保は至難となっている。都市飲料水とし
ての水道水は、その浄水処理のために使用される殺菌剤
としての塩素等の添加成分のため臭味が劣悪であるばか
りでなく、しばしば残留塩素が水中の有機フミン質と反
応して生成した発癌性のトリハロメタンを溶存してい
る。そこで、健康に適した良好な飲料水の提供が望ま
れ、ミネラルウォーター(鉱泉水)が飲料水として広く
市販され愛飲されるようになってきた。
活向上にともなって環境汚染が進み、都市部における良
質な飲料水の確保は至難となっている。都市飲料水とし
ての水道水は、その浄水処理のために使用される殺菌剤
としての塩素等の添加成分のため臭味が劣悪であるばか
りでなく、しばしば残留塩素が水中の有機フミン質と反
応して生成した発癌性のトリハロメタンを溶存してい
る。そこで、健康に適した良好な飲料水の提供が望ま
れ、ミネラルウォーター(鉱泉水)が飲料水として広く
市販され愛飲されるようになってきた。
【0003】ミネラルウォーターは、比較的多くのカル
シウム等の無機塩類や炭酸ガス等の気体を含んでおり、
通常山奥に源水が湧き出ていおり、無臭で爽やかな味を
有している。このミネラルウォーターには、ミネラル分
が多過ぎて飲料には適さないものがあり、また都市水道
水には、ミネラル分が十分に含有されていない。飲料と
して美味しく飲むことができるミネラルウォーターは、
ミネラル分の含有量が、約200mg/リットル〜50
0mg/リットルである。そこで、このような水道水や
ミネラルウォーターを好ましい飲料水とするために、最
近では水道蛇口に浄水器を取り付ける家庭やオフィスが
多くなってきた。この浄水器は天然の濾過石、ゼオライ
ト、活性炭、セラミックス等を濾材としているもので、
これらの濾材は前記残留塩素やトリハロメタンを始め、
固形浮遊物、臭気等を除去するものである。
シウム等の無機塩類や炭酸ガス等の気体を含んでおり、
通常山奥に源水が湧き出ていおり、無臭で爽やかな味を
有している。このミネラルウォーターには、ミネラル分
が多過ぎて飲料には適さないものがあり、また都市水道
水には、ミネラル分が十分に含有されていない。飲料と
して美味しく飲むことができるミネラルウォーターは、
ミネラル分の含有量が、約200mg/リットル〜50
0mg/リットルである。そこで、このような水道水や
ミネラルウォーターを好ましい飲料水とするために、最
近では水道蛇口に浄水器を取り付ける家庭やオフィスが
多くなってきた。この浄水器は天然の濾過石、ゼオライ
ト、活性炭、セラミックス等を濾材としているもので、
これらの濾材は前記残留塩素やトリハロメタンを始め、
固形浮遊物、臭気等を除去するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、好適な
飲料水としてミネラルウォーターの十分量を都市消費者
へ供給することは、その湧出量、移送・管理等の面から
困難なことである。また、前記の浄水器を用いる水道水
の浄化においては、残留塩素、固形浮遊物、臭気等を十
分に除去でき、かつトリハロメタンをも除去できる器種
は見当たらない。そしてまた、前記浄水器を通過させて
も健康に適当なミネラル分を十分に含有した飲料水は得
られない。
飲料水としてミネラルウォーターの十分量を都市消費者
へ供給することは、その湧出量、移送・管理等の面から
困難なことである。また、前記の浄水器を用いる水道水
の浄化においては、残留塩素、固形浮遊物、臭気等を十
分に除去でき、かつトリハロメタンをも除去できる器種
は見当たらない。そしてまた、前記浄水器を通過させて
も健康に適当なミネラル分を十分に含有した飲料水は得
られない。
【0005】そこで、本発明者等は、上記問題点を解決
すべく種々研究を重ね、浄水用組成物としての麦飯石に
ついて研究を進めた。その中で、内外の種々の麦飯石を
研究した結果、麦飯石を仮焼処理、特に還元雰囲気又は
中性雰囲気中で1000℃〜1150℃の温度、特に好
ましくは1110℃前後で仮焼成したものが、従来のも
のに比して格段に性能の優れた健康水生成用素材となる
ことを発見した。本発明はこの発見に基づいてなされた
ものである。
すべく種々研究を重ね、浄水用組成物としての麦飯石に
ついて研究を進めた。その中で、内外の種々の麦飯石を
研究した結果、麦飯石を仮焼処理、特に還元雰囲気又は
中性雰囲気中で1000℃〜1150℃の温度、特に好
ましくは1110℃前後で仮焼成したものが、従来のも
のに比して格段に性能の優れた健康水生成用素材となる
ことを発見した。本発明はこの発見に基づいてなされた
ものである。
【0006】研究途中において、中華人民共和国内モン
ゴル自治区で麦飯石の地層をくぐり抜けて来た地下水を
飲料にしている村落に長寿の人が多いことを聴き、この
麦飯石を調査研究したところ、麦飯石を入れた水道水に
は人体が必要とする微量元素がイオン化して溶け出ると
共に殺菌作用を有し、有害な物質が吸収されていること
を見出した。本発明者は、更に改良された健康水生成用
材料を開発すべく研究を進めた結果、上記仮焼麦飯石に
他の人体に有用なイオンを溶出する素材を加配すること
によって、優良な健康水生成用塑性物となし得ることを
知見し、本発明を完成した。
ゴル自治区で麦飯石の地層をくぐり抜けて来た地下水を
飲料にしている村落に長寿の人が多いことを聴き、この
麦飯石を調査研究したところ、麦飯石を入れた水道水に
は人体が必要とする微量元素がイオン化して溶け出ると
共に殺菌作用を有し、有害な物質が吸収されていること
を見出した。本発明者は、更に改良された健康水生成用
材料を開発すべく研究を進めた結果、上記仮焼麦飯石に
他の人体に有用なイオンを溶出する素材を加配すること
によって、優良な健康水生成用塑性物となし得ることを
知見し、本発明を完成した。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、人体が必要とする各種有用元素の溶出が可能であ
り、殺菌作用を有し、有害な物質が吸収され、そして美
味しくかつ健康に好ましい飲料水を生成できる健康水生
成用組成物を提供することにある。
題は、人体が必要とする各種有用元素の溶出が可能であ
り、殺菌作用を有し、有害な物質が吸収され、そして美
味しくかつ健康に好ましい飲料水を生成できる健康水生
成用組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る上記課題は、以下の各発明によってそれぞれ達成され
る。 (1)麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲気中で1000
℃〜1150℃の温度で仮焼成して得られた健康水生成
用素材とサンゴ化石との混合物からなることを特徴とす
る健康水生成用組成物。 (2)健康水生成用素材又は/及び組成物が砕破物又は
細断物であることを特徴とする第1項に記載の健康水生
成用組成物。 (3)第1項又は第2項に記載の健康水生成用素材又は
健康水生成用組成物と貝化石との混合物からなることを
特徴とする健康水生成用組成物。 (4)第1項ないし第3項のいずれかに記載の健康水生
成用組成物と麦飯石の原石との混合物からなることを特
徴とする健康水生成用組成物。 (5)麦飯石の原石が破砕物あるいは細断物であること
を特徴とする第4項に記載の健康水生成用組成物。 (6)麦飯石が、中華人民共和国領の内モンゴル自治区
の哲里木盟奈蔓旗平頂山を中心に露出又は埋蔵されてい
る、全晶質塊状を呈し、その表面は長石と黒雲母が交生
した紋様を形成している岩体であることを特徴とする第
1項ないし第5項のいずれかに記載の健康水生成用組成
物。
る上記課題は、以下の各発明によってそれぞれ達成され
る。 (1)麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲気中で1000
℃〜1150℃の温度で仮焼成して得られた健康水生成
用素材とサンゴ化石との混合物からなることを特徴とす
る健康水生成用組成物。 (2)健康水生成用素材又は/及び組成物が砕破物又は
細断物であることを特徴とする第1項に記載の健康水生
成用組成物。 (3)第1項又は第2項に記載の健康水生成用素材又は
健康水生成用組成物と貝化石との混合物からなることを
特徴とする健康水生成用組成物。 (4)第1項ないし第3項のいずれかに記載の健康水生
成用組成物と麦飯石の原石との混合物からなることを特
徴とする健康水生成用組成物。 (5)麦飯石の原石が破砕物あるいは細断物であること
を特徴とする第4項に記載の健康水生成用組成物。 (6)麦飯石が、中華人民共和国領の内モンゴル自治区
の哲里木盟奈蔓旗平頂山を中心に露出又は埋蔵されてい
る、全晶質塊状を呈し、その表面は長石と黒雲母が交生
した紋様を形成している岩体であることを特徴とする第
1項ないし第5項のいずれかに記載の健康水生成用組成
物。
【0009】以下、本発明をさらに具体的に説明する。
本発明に係る健康水生成用素材は、麦飯石を還元雰囲気
又は中性雰囲気中で1000℃〜1150℃、特に好ま
しくは1110±40℃の温度で仮焼成することにより
製造されるので、各構成成分が活性化されており、人体
が必要とする各種有用元素の溶出が適度に行われ、また
より一層の殺菌作用、有害な物質の吸収作用を高めるこ
とができ、美味しくかつ健康に好ましい飲料水が得られ
る。本発明においては、麦飯石を仮焼成する際、その破
砕物を用いても、また麦飯石を仮焼成した後、細断して
もよい。好ましくは後者の方が所定の大きさのものを効
率良く得ることができる。破砕物又は細断物の形状・寸
法は、塊状体、球状体、立方体等であってよい。
本発明に係る健康水生成用素材は、麦飯石を還元雰囲気
又は中性雰囲気中で1000℃〜1150℃、特に好ま
しくは1110±40℃の温度で仮焼成することにより
製造されるので、各構成成分が活性化されており、人体
が必要とする各種有用元素の溶出が適度に行われ、また
より一層の殺菌作用、有害な物質の吸収作用を高めるこ
とができ、美味しくかつ健康に好ましい飲料水が得られ
る。本発明においては、麦飯石を仮焼成する際、その破
砕物を用いても、また麦飯石を仮焼成した後、細断して
もよい。好ましくは後者の方が所定の大きさのものを効
率良く得ることができる。破砕物又は細断物の形状・寸
法は、塊状体、球状体、立方体等であってよい。
【0010】本発明においては、前記の健康水生成用素
材にサンゴ化石及び貝化石を混合して健康水生成用組成
物を製造し得るため、人体に摂取容易な十分なカルシウ
ム分を処理水に溶出・供給することができ、バランスの
取れた健康水を生成させることができる。さらに、前記
の健康水生成用組成物に麦飯石の原石破砕物あるいは原
石細断物を加えることにより各種微量元素の溶出量を調
節し、持久性のよいものとすることができる。なお、サ
ンゴ化石、貝化石又は麦飯石原石の形状・寸法は前記仮
焼麦飯と同様であってよい。
材にサンゴ化石及び貝化石を混合して健康水生成用組成
物を製造し得るため、人体に摂取容易な十分なカルシウ
ム分を処理水に溶出・供給することができ、バランスの
取れた健康水を生成させることができる。さらに、前記
の健康水生成用組成物に麦飯石の原石破砕物あるいは原
石細断物を加えることにより各種微量元素の溶出量を調
節し、持久性のよいものとすることができる。なお、サ
ンゴ化石、貝化石又は麦飯石原石の形状・寸法は前記仮
焼麦飯と同様であってよい。
【0011】本発明に係る健康水生成用素材の製造に用
いられる麦飯石としては、好ましくは中華人民共和国領
の内モンゴル自治区の哲里木盟奈蔓旗平頂山を中心に露
出又は埋蔵されている岩体であり、その鉱石構造は、全
晶質塊状を呈し、その表面は長石と黒雲母が交生した紋
様を形成しているものが挙げられる。この岩体の主な鉱
物組成は、カリ長石、斜長石、石英、黒雲母(緑泥石
化)、角閃石、ジルコン、磁鉄鉱、燐灰石等から成って
いる。この岩体である麦飯石(中華麦飯石)の成分組成
を、表1に示す。
いられる麦飯石としては、好ましくは中華人民共和国領
の内モンゴル自治区の哲里木盟奈蔓旗平頂山を中心に露
出又は埋蔵されている岩体であり、その鉱石構造は、全
晶質塊状を呈し、その表面は長石と黒雲母が交生した紋
様を形成しているものが挙げられる。この岩体の主な鉱
物組成は、カリ長石、斜長石、石英、黒雲母(緑泥石
化)、角閃石、ジルコン、磁鉄鉱、燐灰石等から成って
いる。この岩体である麦飯石(中華麦飯石)の成分組成
を、表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】本発明に係る麦飯石は、表1に示される鉱
物元素とその鉱物に含有されている各種微量元素(含有
量単位:ppm)とからなり、これらの微量元素の殆ど
が人体を構成している化学成分でもある。麦飯石に含ま
れる人体に有用な各種元素としては、Ca、Ge、S
e、Sr、Li、V、Zn、Cu、Mo、Cr、Ni、
Nb、La、Ta、Co、F、Pがあり、この他稀土類
元素や有害元素も含まれている。この各種微量元素の含
有量は、表2に示される。
物元素とその鉱物に含有されている各種微量元素(含有
量単位:ppm)とからなり、これらの微量元素の殆ど
が人体を構成している化学成分でもある。麦飯石に含ま
れる人体に有用な各種元素としては、Ca、Ge、S
e、Sr、Li、V、Zn、Cu、Mo、Cr、Ni、
Nb、La、Ta、Co、F、Pがあり、この他稀土類
元素や有害元素も含まれている。この各種微量元素の含
有量は、表2に示される。
【0014】
【表2】
【0015】本発明に係る麦飯石は、イオン交換及び静
電吸着作用を有し、また人体に有用な各種元素を含んで
おり、これら元素イオンを溶出することから健康を維持
する保健作用を有する。以下に麦飯石の各種作用を挙げ
る。 (1)水浄化作用 麦飯石の水浄化プロセスは、イオン交換及び静電吸着の
2つの過程で行われ、前者のイオン交換の作用では、重
金属であるHg、Pb、Cd、6価のCr、Tl等はイ
オン半径が小さく電荷は高い方で活性が弱く、一方麦飯
石が水に一番先に溶出する元素は、化学活性の高いイオ
ンのK、Na、Ca、Mgであるから、重金属イオンが
水中に存在すると、これらの化学活性の高いイオンは重
金属イオンと置換して溶出され、重金属イオンは麦飯石
中に取り込まれて珪酸塩とコンプレックスを形成する。
また後者の静電吸着の作用は、麦飯石を組立てている鉱
物の殆どがSiO4 の四面体構造からなり、この四面体
の頂端酸素がプラスに荷電されており、この作用で外部
からはマイナスの電荷を有する細菌や有機物を吸着す
る。 (2)各種含有元素による新栄養源 人体が各種有用元素を採取することにより人間の健康の
バランスを維持することができる。 (3)遠赤外線の放出 麦飯石は大体4μから14μの波長の遠赤外線を放射
し、これは人間の体には一番最適に作用し体の調子を整
えるので、生体は遠赤外線を吸収すると体の組織を熱励
起し体の代謝機能を高進する。
電吸着作用を有し、また人体に有用な各種元素を含んで
おり、これら元素イオンを溶出することから健康を維持
する保健作用を有する。以下に麦飯石の各種作用を挙げ
る。 (1)水浄化作用 麦飯石の水浄化プロセスは、イオン交換及び静電吸着の
2つの過程で行われ、前者のイオン交換の作用では、重
金属であるHg、Pb、Cd、6価のCr、Tl等はイ
オン半径が小さく電荷は高い方で活性が弱く、一方麦飯
石が水に一番先に溶出する元素は、化学活性の高いイオ
ンのK、Na、Ca、Mgであるから、重金属イオンが
水中に存在すると、これらの化学活性の高いイオンは重
金属イオンと置換して溶出され、重金属イオンは麦飯石
中に取り込まれて珪酸塩とコンプレックスを形成する。
また後者の静電吸着の作用は、麦飯石を組立てている鉱
物の殆どがSiO4 の四面体構造からなり、この四面体
の頂端酸素がプラスに荷電されており、この作用で外部
からはマイナスの電荷を有する細菌や有機物を吸着す
る。 (2)各種含有元素による新栄養源 人体が各種有用元素を採取することにより人間の健康の
バランスを維持することができる。 (3)遠赤外線の放出 麦飯石は大体4μから14μの波長の遠赤外線を放射
し、これは人間の体には一番最適に作用し体の調子を整
えるので、生体は遠赤外線を吸収すると体の組織を熱励
起し体の代謝機能を高進する。
【0016】本発明では、前述の如き麦飯石の作用を利
用して健康水生成用組成物を構成したものであり、まず
健康水生成用素材を製造するには、麦飯石を破砕して破
砕物を形成する。次いでこの破砕物を、1000℃〜1
150℃、特に好ましくは1110℃±40℃の温度
で、還元雰囲気又は中性雰囲気中で1時間ないし6時間
仮焼成する。この場合麦飯石の破砕物の粒度は、所定の
大きさにしてから焼成することが好ましい。粒度として
は、粉末状(例えば平均直径10μ〜300μ)ないし
平均直径30mmであり、好ましくは粉末状〜平均直径
20mm、更に好ましくは粉末状〜平均直径10mmで
ある。麦飯石の破砕物の粒度を各粒度に選別するには、
篩等で行うことが好ましい。また、麦飯石の破砕物の形
成は、麦飯石を仮焼成した後、細断してもよく、この場
合には所定の大きさの粒度のものを作製するときは、木
ハンマー、クラッシャー、カッター、のこぎり等を用い
ることが好ましく、これにより所定の大きさに細断する
ことができる。本発明において、麦飯石を1000℃〜
1150℃、特に好ましくは1110℃±40℃の温度
で仮焼成することにより多孔質の焼成物が得られるが、
この温度の範囲外で焼成した場合、即ち下限の温度より
低い温度で焼成しても十分な気孔及びミネラル溶出性が
確保できないので、前記効果の増大を図ることができな
く、また上限の温度より高い温度で焼成した場合には麦
飯石組織が一部溶融してしまい多孔質が閉塞されてしま
うので、前記健康水生成効果が得難い。
用して健康水生成用組成物を構成したものであり、まず
健康水生成用素材を製造するには、麦飯石を破砕して破
砕物を形成する。次いでこの破砕物を、1000℃〜1
150℃、特に好ましくは1110℃±40℃の温度
で、還元雰囲気又は中性雰囲気中で1時間ないし6時間
仮焼成する。この場合麦飯石の破砕物の粒度は、所定の
大きさにしてから焼成することが好ましい。粒度として
は、粉末状(例えば平均直径10μ〜300μ)ないし
平均直径30mmであり、好ましくは粉末状〜平均直径
20mm、更に好ましくは粉末状〜平均直径10mmで
ある。麦飯石の破砕物の粒度を各粒度に選別するには、
篩等で行うことが好ましい。また、麦飯石の破砕物の形
成は、麦飯石を仮焼成した後、細断してもよく、この場
合には所定の大きさの粒度のものを作製するときは、木
ハンマー、クラッシャー、カッター、のこぎり等を用い
ることが好ましく、これにより所定の大きさに細断する
ことができる。本発明において、麦飯石を1000℃〜
1150℃、特に好ましくは1110℃±40℃の温度
で仮焼成することにより多孔質の焼成物が得られるが、
この温度の範囲外で焼成した場合、即ち下限の温度より
低い温度で焼成しても十分な気孔及びミネラル溶出性が
確保できないので、前記効果の増大を図ることができな
く、また上限の温度より高い温度で焼成した場合には麦
飯石組織が一部溶融してしまい多孔質が閉塞されてしま
うので、前記健康水生成効果が得難い。
【0017】本発明における仮焼雰囲気としての、還元
雰囲気は例えば水素雰囲気、一酸化炭素雰囲気であり、
中性雰囲気はヘリウム、ネオン、窒素等の雰囲気であ
る。被仮焼物麦飯石をサヤ(匣鉢)中に密閉し、そのま
ま炉内で仮焼しても中性雰囲気を保持することができ
る。この雰囲気中で麦飯石を仮焼することが肝要であ
り、実験の結果から酸化雰囲気中で仮焼したものは、健
康水生成効果が向上しないことを確認している。
雰囲気は例えば水素雰囲気、一酸化炭素雰囲気であり、
中性雰囲気はヘリウム、ネオン、窒素等の雰囲気であ
る。被仮焼物麦飯石をサヤ(匣鉢)中に密閉し、そのま
ま炉内で仮焼しても中性雰囲気を保持することができ
る。この雰囲気中で麦飯石を仮焼することが肝要であ
り、実験の結果から酸化雰囲気中で仮焼したものは、健
康水生成効果が向上しないことを確認している。
【0018】本発明においては、得られた健康水生成用
素材(仮焼麦飯石)にサンゴ化石又は/及び貝化石を加
配する。これらサンゴ化石及び貝化石は、サンゴや貝が
堆積して化石又は化石状となったもので、北海道産のも
のが好ましいが、これに限定されるものではない。これ
らのサンゴ化石及び貝化石は、十分なカルシウム分を含
んでおり、水に浸すと人体に摂取されやすいCaイオン
を溶出することができる。サンゴ化石又は/及び貝化石
の粒度は任意であるが、仮焼麦飯石の破砕物の粒度に合
わせるのが好ましく、粉末状(例えば平均直径10μ〜
300μ)ないし平均直径30mmであり、好ましくは
粉末状〜平均直径20mm、さらに好ましくは粉末状〜
平均直径10mmである。また、仮焼麦飯石の破砕物に
加配するサンゴ化石又は/及び貝化石の配合率は、5重
量%〜40重量%、好ましくは10重量%〜20重量%
である。
素材(仮焼麦飯石)にサンゴ化石又は/及び貝化石を加
配する。これらサンゴ化石及び貝化石は、サンゴや貝が
堆積して化石又は化石状となったもので、北海道産のも
のが好ましいが、これに限定されるものではない。これ
らのサンゴ化石及び貝化石は、十分なカルシウム分を含
んでおり、水に浸すと人体に摂取されやすいCaイオン
を溶出することができる。サンゴ化石又は/及び貝化石
の粒度は任意であるが、仮焼麦飯石の破砕物の粒度に合
わせるのが好ましく、粉末状(例えば平均直径10μ〜
300μ)ないし平均直径30mmであり、好ましくは
粉末状〜平均直径20mm、さらに好ましくは粉末状〜
平均直径10mmである。また、仮焼麦飯石の破砕物に
加配するサンゴ化石又は/及び貝化石の配合率は、5重
量%〜40重量%、好ましくは10重量%〜20重量%
である。
【0019】さらに本発明においては、健康水生成用組
成物に麦飯石の原石を配合してもよく、この麦飯石の原
石としては、前記焼成前の麦飯石を用いることができ
る。これにより各種微量元素の溶出速度を調節して持久
性のよいものとすることができ、なお一層長期にわたっ
て本発明の効果を維持することができる。この麦飯石の
原石の粒度は、特に限定されないが、好ましくは麦飯石
の破砕物の粒度に合わせるのがよく、粉末状(例えば平
均直径10μ〜300μ)乃至平均直径30mmであ
り、好ましくは粉末状〜平均直径20mm、さらに好ま
しくは粉末状〜平均直径10mmである。
成物に麦飯石の原石を配合してもよく、この麦飯石の原
石としては、前記焼成前の麦飯石を用いることができ
る。これにより各種微量元素の溶出速度を調節して持久
性のよいものとすることができ、なお一層長期にわたっ
て本発明の効果を維持することができる。この麦飯石の
原石の粒度は、特に限定されないが、好ましくは麦飯石
の破砕物の粒度に合わせるのがよく、粉末状(例えば平
均直径10μ〜300μ)乃至平均直径30mmであ
り、好ましくは粉末状〜平均直径20mm、さらに好ま
しくは粉末状〜平均直径10mmである。
【0020】本発明の健康水生成用組成物は、使用に際
しては、目の荒い天然又は人造布(例えばガーゼ等)、
網等で作られた袋、あるいは多数の孔を有する容器に入
れて用いることが好ましい。これらの袋や容器の形状は
任意であり、例えば方形、円筒、角柱形等が挙げられ、
またそれらの材質は特に制限されないが、人体に無害の
合成樹脂等が好ましい。
しては、目の荒い天然又は人造布(例えばガーゼ等)、
網等で作られた袋、あるいは多数の孔を有する容器に入
れて用いることが好ましい。これらの袋や容器の形状は
任意であり、例えば方形、円筒、角柱形等が挙げられ、
またそれらの材質は特に制限されないが、人体に無害の
合成樹脂等が好ましい。
【0021】本発明の健康水生成用組成物は、人体に有
益な各種元素を含んでいるので、健康水生成用素材を水
に浸漬しておいた水は飲料水として最適であり、毎日飲
むことによって人体において不足しがちな有益な各種微
量元素をバランス良く採取することができ、健康保持上
有益である。本発明の健康水生成用組成物に浸して得ら
れた健康水を飲料水として使用する場合は、(1)この
中に含まれている多量のカルシウムにより骨の良好な成
長と精神の安定化、(2)含有亜鉛により妊娠中の胎児
の発育促進、小児の脳発育促進、成人男子の性機能維持
及び老人の免疫機能の維持、(3)含有セレンにより成
人病の防止と癌防止機能、(4)さらに含有モリブデン
による解毒機能、(5)その他各種の微量元素により人
体の健康バランスを維持することができる。
益な各種元素を含んでいるので、健康水生成用素材を水
に浸漬しておいた水は飲料水として最適であり、毎日飲
むことによって人体において不足しがちな有益な各種微
量元素をバランス良く採取することができ、健康保持上
有益である。本発明の健康水生成用組成物に浸して得ら
れた健康水を飲料水として使用する場合は、(1)この
中に含まれている多量のカルシウムにより骨の良好な成
長と精神の安定化、(2)含有亜鉛により妊娠中の胎児
の発育促進、小児の脳発育促進、成人男子の性機能維持
及び老人の免疫機能の維持、(3)含有セレンにより成
人病の防止と癌防止機能、(4)さらに含有モリブデン
による解毒機能、(5)その他各種の微量元素により人
体の健康バランスを維持することができる。
【0022】さらに健康水は飲料水ばかりでなく各種の
用途に使用される。例えば健康水をひよこあるいは鶏の
飼育における飲料水、鯉等魚類の養殖水、植物(とうも
ろこし、大豆、トマト、小麦等)の発芽用供給水等とし
て使用することにより、生存率の向上、発芽率の向上等
の効果が得られる。
用途に使用される。例えば健康水をひよこあるいは鶏の
飼育における飲料水、鯉等魚類の養殖水、植物(とうも
ろこし、大豆、トマト、小麦等)の発芽用供給水等とし
て使用することにより、生存率の向上、発芽率の向上等
の効果が得られる。
【0023】
【作用】本発明では、麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲
気中で、1000℃〜1150℃、特に好ましくは11
10℃±40℃の温度で仮焼成することにより、仮焼麦
飯石は一層多孔質となり微量元素の処理水中への溶出が
容易となると共に、サンゴ化石又は/及び貝化石を加え
ることにより、組成物中のサンゴ化石又は貝化石から人
体に摂取容易な多量のカルシウムイオンが溶出される。
さらに、前記麦飯石の原石を加えることにより、それか
ら溶出される微量元素の速度を調節することができ、持
久性のよいものとすることができ、なお一層長期にわた
ってその効能を維持することができる。
気中で、1000℃〜1150℃、特に好ましくは11
10℃±40℃の温度で仮焼成することにより、仮焼麦
飯石は一層多孔質となり微量元素の処理水中への溶出が
容易となると共に、サンゴ化石又は/及び貝化石を加え
ることにより、組成物中のサンゴ化石又は貝化石から人
体に摂取容易な多量のカルシウムイオンが溶出される。
さらに、前記麦飯石の原石を加えることにより、それか
ら溶出される微量元素の速度を調節することができ、持
久性のよいものとすることができ、なお一層長期にわた
ってその効能を維持することができる。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して説
明するが、本発明はこれらの例によって限定されるもの
ではない。 実施例1 麦飯石の原石(中華人民共和国領内モンゴル自治区の哲
里木盟奈蔓旗平頂山産)を破砕機で破砕し、得られた破
砕物を篩(ふるい)にかけて、平均粒径8mmのものを
選別した。この選別した麦飯石の破砕物をコージェライ
ト製サヤ(匣鉢)に入れて炉中で1110℃で2時間仮
焼成した。仮焼して得られた麦飯石の破砕物は、表面か
ら内部まで連通した多孔質の構造となった。こうして得
られた仮焼麦飯石の健康水生成用素材を以下のようにし
て水道水に浸し、溶出試験を行った。 〔試料水の調整と分析試験〕健康水生成用素材400g
を水道水に浸漬させ、直ちに浸漬水を捨てた。この操作
を3回繰り返した後、新たに水道水4リットル中に浸漬
し、20℃で静置した。10時間経過時に浸漬水を採水
し、分析試験した。
明するが、本発明はこれらの例によって限定されるもの
ではない。 実施例1 麦飯石の原石(中華人民共和国領内モンゴル自治区の哲
里木盟奈蔓旗平頂山産)を破砕機で破砕し、得られた破
砕物を篩(ふるい)にかけて、平均粒径8mmのものを
選別した。この選別した麦飯石の破砕物をコージェライ
ト製サヤ(匣鉢)に入れて炉中で1110℃で2時間仮
焼成した。仮焼して得られた麦飯石の破砕物は、表面か
ら内部まで連通した多孔質の構造となった。こうして得
られた仮焼麦飯石の健康水生成用素材を以下のようにし
て水道水に浸し、溶出試験を行った。 〔試料水の調整と分析試験〕健康水生成用素材400g
を水道水に浸漬させ、直ちに浸漬水を捨てた。この操作
を3回繰り返した後、新たに水道水4リットル中に浸漬
し、20℃で静置した。10時間経過時に浸漬水を採水
し、分析試験した。
【0025】〔分析試験結果〕表3に分析試験結果を示
した。
した。
【0026】
【表3】
【0027】表3から明らかなように、各検出項目とも
基準値を越えるものがないことを示している。次に上記
健康水生成用素材中に含まれる有害元素の溶出の有無に
ついて、以下の分析方法で行った。健康水生成用素材9
0gを水道水で2ないし3回洗浄した後、この健康水生
成用素材を1リットルのねじ口ガラス瓶に移し、水道水
900mlに浸漬し、密栓して温室で12時間放置し
た。この浸漬水中の懸濁粒子を濾別除去し、分析試料と
した。また比較水として同様に放置した水道水を分析試
料とした。 〔分析試験結果〕表4に分析試験結果を示した。
基準値を越えるものがないことを示している。次に上記
健康水生成用素材中に含まれる有害元素の溶出の有無に
ついて、以下の分析方法で行った。健康水生成用素材9
0gを水道水で2ないし3回洗浄した後、この健康水生
成用素材を1リットルのねじ口ガラス瓶に移し、水道水
900mlに浸漬し、密栓して温室で12時間放置し
た。この浸漬水中の懸濁粒子を濾別除去し、分析試料と
した。また比較水として同様に放置した水道水を分析試
料とした。 〔分析試験結果〕表4に分析試験結果を示した。
【0028】
【表4】
【0029】表4から明らかなように、分析試験結果は
有毒元素の溶出はなく比較水道水とかわらないことを示
している。上記のようにして製造された健康水生成用素
材100gにサンゴ化石(平均粒径8mm)200gを
混合して健康水生成用組成物を得た。ここで本発明の健
康水生成用組成物を飲料水に用いる例を示すと、この健
康水生成用素材50gを1リットル瓶に入れて置き、こ
の中に一日一回水道水を足して30日間飲んだ。この飲
料水は体が必要とする微量元素を含み、かつ殺菌作用を
有し、しかも有害な物質を含有していないので、この水
道水を美味しくかつ安心して飲むことができた。この水
は飲料水として最適であり、毎日飲むことによって人体
において不足しがちな有益な十分量のカルシウムイオン
のほか微量元素をバランス良く摂取することができた。
有毒元素の溶出はなく比較水道水とかわらないことを示
している。上記のようにして製造された健康水生成用素
材100gにサンゴ化石(平均粒径8mm)200gを
混合して健康水生成用組成物を得た。ここで本発明の健
康水生成用組成物を飲料水に用いる例を示すと、この健
康水生成用素材50gを1リットル瓶に入れて置き、こ
の中に一日一回水道水を足して30日間飲んだ。この飲
料水は体が必要とする微量元素を含み、かつ殺菌作用を
有し、しかも有害な物質を含有していないので、この水
道水を美味しくかつ安心して飲むことができた。この水
は飲料水として最適であり、毎日飲むことによって人体
において不足しがちな有益な十分量のカルシウムイオン
のほか微量元素をバランス良く摂取することができた。
【0030】なお、本発明の健康水生成用組成物は、図
1に示される如き孔開き容器に入れて使用することが好
ましい。図1は、本発明の健康水生成用組成物を収納し
た孔開き容器を示す一部切欠き斜視図であり、この容器
1中には健康水生成用組成物4を有し、またこの容器の
両側面3a、3bには、長孔2が設けられている。この
ような容器1を水道水に浸すと水道水が前記のスリット
状長孔2から侵入し、その中に収納されている健康水生
成用組成物4を浸す。これにより健康水生成用組成物4
から微量の各種元素が水道水中に溶出されると共に水道
水中の塩素、トリハロメタン等が無害化される。
1に示される如き孔開き容器に入れて使用することが好
ましい。図1は、本発明の健康水生成用組成物を収納し
た孔開き容器を示す一部切欠き斜視図であり、この容器
1中には健康水生成用組成物4を有し、またこの容器の
両側面3a、3bには、長孔2が設けられている。この
ような容器1を水道水に浸すと水道水が前記のスリット
状長孔2から侵入し、その中に収納されている健康水生
成用組成物4を浸す。これにより健康水生成用組成物4
から微量の各種元素が水道水中に溶出されると共に水道
水中の塩素、トリハロメタン等が無害化される。
【0031】実施例2 実施例1で製造された健康水生成用組成物300g、貝
化石(平均粒径8mm)100gを混合して組成物を得
た。この組成物を水道水に浸した後、実施例1と同様に
して飲料に供した。特に、カルシウム分が多く溶出され
るので、成長期の子供、妊娠時の女性、老人等に飲用さ
せる健康水の生成に良好であった。
化石(平均粒径8mm)100gを混合して組成物を得
た。この組成物を水道水に浸した後、実施例1と同様に
して飲料に供した。特に、カルシウム分が多く溶出され
るので、成長期の子供、妊娠時の女性、老人等に飲用さ
せる健康水の生成に良好であった。
【0032】実施例3 実施例2で製造された健康水生成用組成物400g、麦
飯石原石(平均粒径8mm)600gを混合して組成物
を得た。この組成物を水道水に浸した後、実施例1と同
様にして飲料に供した。長期間の使用ができると共にカ
ルシウム分が多く溶出され、妊娠時の女性、老人等に飲
用させる健康水の生成に好適であった。
飯石原石(平均粒径8mm)600gを混合して組成物
を得た。この組成物を水道水に浸した後、実施例1と同
様にして飲料に供した。長期間の使用ができると共にカ
ルシウム分が多く溶出され、妊娠時の女性、老人等に飲
用させる健康水の生成に好適であった。
【0033】
【発明の効果】本発明により得られた仮焼成麦飯石であ
る健康水生成用組成物は、人体に摂取し易い十分なカル
シウム分を溶出供給することができ、また人体が必要と
する各種微量元素を適度に溶出し、さらにまた、より一
層の殺菌作用、有害物質の吸収作用を有するので、これ
を水道水等に浸して得られた飲料水はミネラルバランス
の取れた美味しくかつ健康上好ましいものとなる。特
に、前記健康水生成用組成物に麦飯石の原石破砕物ある
いは原石細断物を加配したものは、有用な各種微量元素
の溶出量を調節し持久性を確保することができる。
る健康水生成用組成物は、人体に摂取し易い十分なカル
シウム分を溶出供給することができ、また人体が必要と
する各種微量元素を適度に溶出し、さらにまた、より一
層の殺菌作用、有害物質の吸収作用を有するので、これ
を水道水等に浸して得られた飲料水はミネラルバランス
の取れた美味しくかつ健康上好ましいものとなる。特
に、前記健康水生成用組成物に麦飯石の原石破砕物ある
いは原石細断物を加配したものは、有用な各種微量元素
の溶出量を調節し持久性を確保することができる。
【図1】本発明の健康水生成用組成物を収納した孔開き
容器を示す一部切欠き斜視図である。
容器を示す一部切欠き斜視図である。
1 孔開き容器 2 スリット状長孔 3 側面 4 健康水生成用組成物
Claims (6)
- 【請求項1】 麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲気中で
1000℃〜1150℃の温度で仮焼成して得られた健
康水生成用素材とサンゴ化石との混合物からなることを
特徴とする健康水生成用組成物。 - 【請求項2】 健康水生成用素材又は/及び組成物が砕
破物又は細断物であることを特徴とする健康水生成用組
成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の健康水生成用素
材又は健康水生成用組成物と貝化石との混合物からなる
ことを特徴とする健康水生成用組成物。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の健
康水生成用組成物と麦飯石の原石との混合物からなるこ
とを特徴とする健康水生成用組成物。 - 【請求項5】 麦飯石の原石が破砕物あるいは細断物で
あることを特徴とする請求項4に記載の健康水生成用組
成物。 - 【請求項6】 麦飯石が、中華人民共和国領の内モンゴ
ル自治区の哲里木盟奈蔓旗平頂山を中心に露出又は埋蔵
されている、全晶質塊状を呈し、その表面は長石と黒雲
母が交生した紋様を形成している岩体であることを特徴
とする請求項1ないし5のいずれかに記載の健康水生成
用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039593A JPH06320177A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 健康水生成用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039593A JPH06320177A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 健康水生成用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06320177A true JPH06320177A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14534731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11039593A Pending JPH06320177A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 健康水生成用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06320177A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990045908A (ko) * | 1999-02-10 | 1999-06-25 | 정효익 | 오폐수정화제와그제조방법및그오폐수정화제를이용한정화시스템 |
KR100439124B1 (ko) * | 2003-12-05 | 2004-07-06 | 백석균 | 항균 또는 살균 활성을 갖는 정제수 제조용 암석조성물 및 이의 제조방법 |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP11039593A patent/JPH06320177A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990045908A (ko) * | 1999-02-10 | 1999-06-25 | 정효익 | 오폐수정화제와그제조방법및그오폐수정화제를이용한정화시스템 |
KR100439124B1 (ko) * | 2003-12-05 | 2004-07-06 | 백석균 | 항균 또는 살균 활성을 갖는 정제수 제조용 암석조성물 및 이의 제조방법 |
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