JPH06320176A - 健康水生成用材料 - Google Patents

健康水生成用材料

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JPH06320176A
JPH06320176A JP11032293A JP11032293A JPH06320176A JP H06320176 A JPH06320176 A JP H06320176A JP 11032293 A JP11032293 A JP 11032293A JP 11032293 A JP11032293 A JP 11032293A JP H06320176 A JPH06320176 A JP H06320176A
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JP
Japan
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water
health
stone
barley
producing material
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JP11032293A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakajima
健次 中島
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TAIAN COSMO KK
Original Assignee
TAIAN COSMO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水道水等に浸すことにより、美味しくかつ健
康上好ましい健康水が得られく、またより一層の殺菌作
用、有害物質の吸収作用を有する材料の提供。 【構成】 麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲気中で10
00℃〜1150℃(好ましくは、1070℃〜115
0℃)の温度で仮焼成して健康水生成用材料を得る。麦
飯石は、中華人民共和国領の内モンゴル自治区の哲里木
盟奈蔓旗平頂山を中心に露出又は埋蔵されているものが
好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、健康水生成用材料に関
し、特に例えば水道水に入れておくだけで健康に好まし
い飲料水が得られる仮焼成した麦飯石からなる健康水生
成用材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、目覚ましい産業の発展と人類の生
活向上にともなって環境汚染が進み、都市部における良
質な飲料水の確保は至難となっている。都市飲料水とし
ての水道水は、その浄水処理のために使用される殺菌剤
としての塩素等の添加成分のため臭味が劣悪であるばか
りでなく、しばしば残留塩素が水中の有機フミン質と反
応して生成した発癌性のトリハロメタンを溶存してい
る。そこで、健康に適した良好な飲料水の提供が望ま
れ、ミネラルウォーター(鉱泉水)が飲料水として広く
市販され愛飲されるようになってきた。
【0003】ミネラルウォーターは、比較的多くのカル
シウム等の無機塩類や炭酸ガス等の気体を含んでおり、
通常山奥に源水が湧き出ていおり、無臭で爽やかな味を
有している。このミネラルウォーターには、ミネラル分
が多過ぎて飲料には適さないものがあり、また都市水道
水には、ミネラル分が十分に含有されていない。飲料と
して美味しく飲むことができるミネラルウォーターは、
ミネラル分の含有量が、約200mg/リットル〜50
0mg/リットルである。そこで、このような水道水や
ミネラルウォーターを好ましい飲料水とするために、最
近では水道蛇口に浄水器を取り付ける家庭やオフィスが
多くなってきた。この浄水器は天然の濾過石、ゼオライ
ト、活性炭、セラミックス等を濾材としているもので、
これらの濾材は前記残留塩素やトリハロメタンを始め、
固形浮遊物、臭気等を除去するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、好適な
飲料水としてミネラルウォーターの十分量を都市消費者
へ供給することは、その湧出量、移送・管理等の面から
困難なことである。また、前記の浄水器を用いて水道水
を浄化した場合には、残留塩素、固形浮遊物、臭気等を
十分に除去し、かつトリハロメタンをも除去できるもの
は見当たらなかった。そしてまた、前記浄水器を通過さ
せても飲料水に健康に適当なミネラル分を含有させるこ
とができなかった。
【0005】そこで、本発明者等は、上記問題点を解決
すべく種々研究を重ね、浄水材料としての麦飯石につい
て研究を進めた。その中で、内外の種々の麦飯石を研究
し、麦飯石を仮焼処理、特に還元雰囲気又は中性雰囲気
中で1000℃〜1150℃の温度、特に好ましくは1
110℃±40℃で仮焼成したものが、従来のものに比
して格段に性能の優れた健康水生成用材料となることを
発見した。本発明はこの発見に基づいてなされたもので
ある。
【0006】研究途中において、中華人民共和国内モン
ゴル自治区で麦飯石の地層をくぐり抜けて来た地下水を
飲料にしている村落に長寿の人が多いことを聴き、この
麦飯石を調査研究したところ、麦飯石を入れた水道水に
は人体が必要とする各種元素がイオン化して溶け出ると
共に殺菌作用を有し、有害な物質が吸収されていること
を見出した。本発明者は、更に改良された浄水器材料を
開発すべく上記麦飯石に種々の処理を加えた結果、上記
麦飯石に仮焼処理を施して優良な健康水生成用材料を完
成した。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、人体が必要とする各種元素の溶出が可能であり、
殺菌作用を有し、有害な物質が吸収され、そして美味し
くかつ健康に好ましい飲料水の得られる健康水生成用材
料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る前記課題は、以下の各発明によってそれぞれ達成され
る。 (1)麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲気中で1000
℃〜1150℃、特に好ましくは1070℃〜1150
℃の温度で仮焼成して得られたことを特徴とする健康水
生成用材料。 (2)健康水生成用材料が砕破物又は細断物であること
を特徴とする第1項に記載の健康水生成用材料。 (3)麦飯石が、中華人民共和国領の内モンゴル自治区
の哲里木盟奈蔓旗平頂山を中心に露出又は埋蔵されてい
る、全晶質塊状を呈し、その表面は長石と黒雲母が交生
した紋様を形成している岩体であることを特徴とする第
1項又は第2項に記載の健康水生成用材料。
【0009】以下、本発明をさらに具体的に説明する。
本発明の健康水生成用材料は、麦飯石を還元雰囲気又は
中性雰囲気中で1000℃〜1150℃、特に好ましく
は1110±40℃の温度で仮焼成することにより製造
したので、人体が必要とする各種元素の溶出が適度に行
われ、またより一層の殺菌作用、有害な物質の吸収作用
を高めることができ、美味しくかつ健康に好ましい飲料
水が得られる。本発明においては、麦飯石を仮焼成する
際、その砕破物を用いても、また麦飯石を仮焼成した
後、細断してもよい。好ましくは後者の方が所定の大き
さのものを効率良く得ることができる。砕破物又は細断
物の形状・寸法は、塊状体、球状体、立方体等であって
よい。
【0010】本発明において、前記の健康水生成用材料
に麦飯石の原石砕破物あるいは原石細断物を加えること
により各種元素の溶出量を調節し、持久性のあるものと
することができる。
【0011】本発明の健康水生成用材料の製造に用いら
れる麦飯石としては、好ましくは中華人民共和国領の内
モンゴル自治区の哲里木盟奈蔓旗平頂山を中心に露出又
は埋蔵されている岩体であり、その鉱石構造は、全晶質
塊状を呈し、その表面は長石と黒雲母が交生した紋様を
形成しているものが挙げられる。この岩体の主な鉱物組
成は、カリ長石、斜長石、石英、黒雲母(緑泥石化)、
角閃石、ジルコン、磁鉄鉱、燐灰石等から成っている。
この岩体である麦飯石(中華麦飯石)の成分組成を、表
1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】本発明に係る麦飯石は、表1に示される鉱
物元素とその鉱物に含有されている各種微量元素(含有
量単位:ppm)とからなり、これらの微量元素の殆ど
が人体を構成している化学成分でもある。麦飯石に含ま
れる人体に有用な各種元素としては、Ca、Ge、S
e、Sr、Li、V、Zn、Cu、Mo、Cr、Ni、
Nb、La、Ta、Co、F、Pがあり、この他稀土類
元素や有害元素も含まれている。これら有用元素の含有
量は、表2に示される。
【0014】
【表2】
【0015】本発明に係る麦飯石は、イオン交換及び静
電吸着作用を有し、また人体に有用な各種元素を含んで
おり、これら元素イオンを溶出することから健康を保つ
保健作用を有するものであるが、以下に麦飯石の各種作
用を列挙する。 (1)水浄化作用 麦飯石の水浄化プロセスは、イオン交換及び静電吸着の
2つの過程で行われ、前者のイオン交換の作用では、重
金属であるHg、Pb、Cd、6価のCr、Tl等はイ
オン半径が小さく電荷は高い方で活性が弱く、一方麦飯
石が水に一番先に溶出する元素は、化学活性の高いイオ
ンのK、Na、Ca、Mgであるから、重金属イオンが
水中に存在すると、これらの化学活性の高いイオンは重
金属イオンと置換して溶出され、重金属イオンは麦飯石
中に取り込まれて珪酸塩とコンプレックスを形成する。
また、後者の静電吸着の作用は、麦飯石を組立てている
鉱物の殆どがSiO4の四面体構造からなり、この四面
体の頂端酸素がプラスに荷電されており、この作用で外
部からはマイナスの電荷を有する細菌や有機物を吸着す
る。 (2)各種含有元素による新栄養源 人体が各種含有元素を摂取することにより人間の健康の
バランスを維持する。 (3)遠赤外線の放出 麦飯石は大体4μから14μの波長の遠赤外線を放射
し、これは人間の体には一番最適に作用し体の調子を整
えるので、生体は遠赤外線を吸収すると体の組織を熱励
起し体の代謝機能を高進する。
【0016】本発明では、前述の如き麦飯石の作用を利
用して健康水生成用材料を構成したもので、まず健康水
生成用材料は、麦飯石を破砕して砕破物を形成する。こ
の砕破物は、1000℃〜1150℃、特に好ましくは
1110℃±40℃の温度で、還元雰囲気又は中性雰囲
気中で1時間ないし6時間仮焼成するもので、この場合
麦飯石の砕破物の粒度は、所定の大きさにしてから焼成
することが好ましい。粒度としては、粉末状(例えば平
均直径10μ〜300μ)ないし平均直径30mmであ
り、好ましくは粉末状〜平均直径20mm、更に好まし
くは粉末状〜平均直径10mmである。麦飯石の砕破物
の粒度を各粒度に選別するには、篩等で行うことが好ま
しい。また、麦飯石の砕破物の形成は、麦飯石を仮焼成
した後、細断してもよく、この場合には所定の大きさの
粒度のものを作製するときは、木ハンマー、クラッシャ
ー、カッター、のこぎり等を用いることが好ましく、こ
れにより所定の大きさに細断することができる。本発明
において、前記のごとく麦飯石を1000℃〜1150
℃、特に好ましくは1110℃±40℃の温度で仮焼成
することにより多孔質の焼成物が得られるが、この温度
の範囲外で焼成した場合、即ち下限の温度より低い温度
で焼成しても十分な気孔及びミネラル溶出性が確保でき
ないので、前記効果の増大を図ることができなく、また
上限の温度より高い温度で焼成した場合には麦飯石組織
が一部溶融してしまい多孔質が閉塞されてしまうので、
前記健康水生成効果が得難い。
【0017】本発明における仮焼雰囲気としての、還元
雰囲気は例えば水素雰囲気、一酸化炭素雰囲気であり、
中性雰囲気はヘリウム、ネオン、窒素等の雰囲気であ
る。被仮焼物麦飯石をアルミナ、コージエライト等の耐
火物製のサヤ(匣鉢)中に密閉し、そのまま炉内で仮焼
しても中性雰囲気を保持することができる。この雰囲気
中で麦飯石を仮焼することが肝要であり、実験の結果か
ら酸化雰囲気中で仮焼したものは、健康水生成効果が向
上しないことを確認している。
【0018】さらに本発明においては、健康水生成用材
料に麦飯石の原石を混合してもよく、この麦飯石の原石
としては、前記仮焼前の麦飯石原石を用いることができ
る。これにより各種元素の溶出速度を調節することがで
き、なお一層長期にわたって本発明の効果を維持するこ
とができる。この麦飯石の原石の粒度は、特に限定され
ないが、好ましくは麦飯石の砕破物の粒度に合わせるの
がよく、粉末状(例えば平均直径10μ〜300μ)な
いし平均直径30mmであり、好ましくは粉末状〜平均
直径20mm、さらに好ましくは粉末状〜平均直径10
mmである。また麦飯石の砕破物と麦飯石の原石の割合
は、100:0〜50:50、好ましくは10重量%〜
20重量%である。
【0019】本発明の健康水生成用材料は、使用に際し
ては、目の荒い天然又は人造布(例えばガーゼ等)、網
等で作られた袋、あるいは多数の孔を有する容器に入れ
て用いることが好ましい。これらの袋や容器の形状は任
意であり、例えば方形、円筒、角柱形等が挙げられ、ま
たそれらの材質は特に制限されないが、人体に無害の合
成樹脂製等が好ましい。
【0020】本発明の健康水生成用材料は、有益な元素
を含んでいるので、健康水生成用材料を水に浸漬してお
いた水は飲料水として最適であり、毎日飲むことによっ
て人体において不足しがちな健康に有益な元素をバラン
ス良く摂取することができ、健康保持上有効である。本
発明の健康水生成用材料に浸して得られた健康水は、飲
料水として使用する場合は、(1)この中に含まれてい
る比較的多量のカルシウムにより骨の良好な成長と精神
の安定化、(2)含有されている少量の亜鉛により妊娠
中の胎児の発育促進と小児の脳発育促進及び成人男子の
性機能維持、老人の免疫機能の維持、(3)含有セレン
により成人病の防止と癌防止機能、(4)さらに含有モ
リブデンにより解毒機能、(5)その他各種の微量元素
により人体の健康バランスを維持することができる。さ
らに本仮焼麦飯石を用いて製造した健康水は飲料水ばか
りでなく各種の用途に使用される。例えば同健康水をひ
よこの飼育において、飲料水、餌に使用した場合、ひよ
この生存率が健康水で90%、水道水で40%であると
いう結果が得られており、ひよこの抗病能力があること
がわかる。この他、鶏の卵生産率、鯉の健康率、植物の
種発芽率(とうもろこし、大豆、トマト、小麦等)が健
康水で高率となる。
【0022】
【作用】本発明では、麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲
気中で、1000℃〜1150℃、特に好ましくは11
10℃±40℃の温度で仮焼成することにより、仮焼麦
飯石は一層多孔質となり各種有用元素の処理水中への溶
出が容易となる。また、前記麦飯石の原石を加えること
により、それから溶出される各種有用元素の速度を調節
することができ、持久性のよいものとすることができ、
なお一層長期にわたってその効能を維持することができ
る。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して説
明するが、本発明はこれらの例によって限定されるもの
ではない。 実施例1 麦飯石の原石(中華人民共和国領内モンゴル自治区の哲
里木盟奈蔓旗平頂山産)を破砕機で砕破し、得られた砕
破物を篩(ふるい)にかけて、平均粒径5mmのものを
選別した。この選別した麦飯石の砕破物をアルミナ磁器
製のサヤ(匣鉢)に入れて炉中で1110℃で2.5時
間仮焼成した。仮焼して得られた麦飯石の砕破物は、表
面から内部まで連通した多孔質の構造となった。こうし
て得られた仮焼麦飯石の健康水生成用材料を以下のよう
にして水道水に浸し、溶出試験を行った。 〔試料水の調整と分析試験〕健康水生成用材料400g
を水道水に浸漬させ、直ちに浸漬水を捨てた。この操作
を3回繰り返した後、新たに水道水4リットル中に浸漬
し、20℃で静置した。10時間経過時に浸漬水を採水
し、分析試験した。
【0024】〔分析試験結果〕表3に分析試験結果を示
した。
【0025】
【表3】
【0026】表3から明らかなように、各検出項目とも
基準値を越えるものがないことを示している。次に上記
健康水生成用材料中に含まれる有害元素の溶出の有無に
ついて、以下の分析方法で行った。健康水生成用材料9
0gを水道水で2ないし3回洗浄した後、この健康水生
成用材料を1リットルのねじ口ガラス瓶に移し、水道水
900mlに浸漬し、密栓して温室で12時間放置し
た。この浸漬水中の懸濁粒子を濾別除去し、分析試料と
した。また比較水として同様に放置した水道水を分析試
料とした。 〔分析試験結果〕表4に分析試験結果を示した。
【0027】
【表4】
【0028】表4から明らかなように、分析試験結果は
有毒元素の溶出はなく比較水道水とかわらないことを示
している。ここで本発明の健康水生成用材料を飲料水に
用いる例を示すと、この健康水生成用材料50gを1リ
ットル瓶に入れて置き、この中に一日一回水道水を足し
て30日間飲んだ。この飲料水は体が必要とする各種元
素を含み、かつ殺菌作用を有し、しかも有害な物質を含
有していないので、この水道水を美味しくかつ安心して
飲むことができた。この水は飲料水として最適であり、
毎日飲むことによって人体において不足しがちな有益な
微量元素をバランス良く採取することができる。
【0029】なお、本発明の健康水生成用材料は、図1
に示される如き孔開き容器に入れて使用することが好ま
しい。図1は、本発明の健康水生成用材料を収納した孔
開き容器を示す一部切欠き斜視図であり、この容器1中
には健康水生成用材料4を有し、またこの容器の両側面
3a、3bには、長孔2が設けられている。このような
容器1を水道水に浸すと水道水が前記の長孔2から侵入
し、その中に収納されている健康水生成用材料4を浸
す。これにより健康水生成用材料4から有用な各種の元
素が水道水中に溶出されると共に水道水中の塩素、トリ
ハロメタン等が無害にされる。
【0030】実施例2 実施例1で製造された健康水生成用材料200gに、麦
飯石原石(平均粒径5mm)300gを混合した。この
混合材料を水道水に浸した後、実施例1と同様にして飲
料に供した。長期間の使用ができると共にカルシウム分
が多く溶出されるので、特に成長期の子供、妊娠時の女
性、老人等に有益であった。
【0032】
【発明の効果】本発明により得られた仮焼成麦飯石であ
る健康水生成用材料は、人体が必要とする各種元素の溶
出が適度に行われ、またより一層の殺菌作用、有害物質
の吸収作用を有するので、これを水道水等に浸して得ら
れた飲料水は美味しくかつ健康上好ましいものとなる。
また、本発明において、前記の健康水生成用材料に麦飯
石の原石砕破物あるいは原石細断物を加配したものは、
有用な各種元素の溶出量を調節し持久性を確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の健康水生成用材料を収納した孔開き容
器を示す一部切欠き斜視図である。
【符号の説明】
1 孔開き容器 2 長孔 3 側面 4 健康水生成用材料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲気中で
    1000℃〜1150℃の温度で仮焼成して得られたこ
    とを特徴とする健康水生成用材料。
  2. 【請求項2】 麦飯石を還元雰囲気又は中性雰囲気中で
    1070℃〜1150℃の温度で仮焼成して得られたこ
    とを特徴とする健康水生成用材料。
  3. 【請求項3】 健康水生成用材料が砕破物又は細断物で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の健康水生成
    用材料。
  4. 【請求項4】 麦飯石が、中華人民共和国領の内モンゴ
    ル自治区の哲里木盟奈蔓旗平頂山を中心に露出又は埋蔵
    されている、全晶質塊状を呈し、その表面は長石と黒雲
    母が交生した紋様を形成している岩体であることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の健康水生成
    用材料。
JP11032293A 1993-05-12 1993-05-12 健康水生成用材料 Pending JPH06320176A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004016840A1 (ja) * 2002-08-13 2004-02-26 Kanebo, Ltd. 機能性製品およびそれに用いる機能性微粒粉体、並びに機能性製品の製法

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WO2004016840A1 (ja) * 2002-08-13 2004-02-26 Kanebo, Ltd. 機能性製品およびそれに用いる機能性微粒粉体、並びに機能性製品の製法

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