JPS61109833A - クリ−ンル−ム用衛生設備ユニツト - Google Patents

クリ−ンル−ム用衛生設備ユニツト

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JPS61109833A
JPS61109833A JP59230852A JP23085284A JPS61109833A JP S61109833 A JPS61109833 A JP S61109833A JP 59230852 A JP59230852 A JP 59230852A JP 23085284 A JP23085284 A JP 23085284A JP S61109833 A JPS61109833 A JP S61109833A
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JP
Japan
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water
sensing
toilet bowl
toilet
drying
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JP59230852A
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English (en)
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池永 隆夫
重松 俊文
森田 耕二
浩 岡田
楠本 明男
滝 優
誠二郎 河村
飯田 正己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (発明の技術分野) 本発明は電算機室や半導体素子の製造工場等のクリーン
ルーム用衛生設備ユニットに関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来、電綽機空等のクリーンルームにはトイレ即ち衛生
設備がなく、極めて不便であった。
クリーンルーム内に衛生設備を設置していない理由は、
従来の衛生設備では手垢等のチリの発生や汚水及び臭気
等による汚染物質の漏出が多く、クリーンルーム内の雰
囲気を清浄に維持できないからである。例えば、便器及
び手洗器において水栓を手動操作すると、その操作が比
較的頻繁に行われるため水栓の操作部に手垢が付着し、
その手垢がチリとなってクリーンルーム内に浮遊するも
のである。
(発明が解決しようとする技術的課題)本発明が解決し
ようとづる技術的課題は、クリーンルーム内にユニット
ルーム内 ニットルーム内に便器及び手洗器を設置してそれら便器
及び手洗器の作動を自動制御し、使用者が一切手を触れ
ることなく用を足せるようにすることにある。
「発明の構成」 (技術的課題を解決するための技術手段)上記課題を解
決すべく本発明が講じた技術手段は、清浄な雰囲気に維
持されるユニットルーム内に便器と手洗器とを設置し、
その便器には便器内を洗浄する便器洗浄装置と、人体を
感知する感知部からの感知信号を受けて前記洗浄装置の
作動を制御する制御部とを設ける一方、手洗器には手洗
用吐水装置と、手を乾燥する乾燥装置と、手を感知する
感知部からの感知信号を受けて前記吐水装置及び乾燥装
置の作動を制御する制御部とを設けたものである。
(技術手段の作用) 上記手段によれば、用便時において使用者が感知部で感
知されることにより、その感知部からの感知信号を受け
た″制御部が便器洗浄装置をV¥仙させ、便器内の洗浄
が自助的に行われ、また手洗時においては感知部が手を
感知することにより、その感知部からの感知信号を受け
た制御部が手洗用吐水装置及び乾燥装置を順次作動させ
、手の洗浄から乾燥までが自動的に行われるものである
「発明の効果」 以上の様な本発明の構成によれば、用便と手の洗浄及び
乾燥を衛生設備に一切手を触れずに湾ますことができ、
手垢によるチリの発生がなく衛生的であり、ユニットル
ーム内の雰囲気が清浄に維持され、ユニットルームから
クリーンルーム内への汚染物質の漏出がなく、クリーン
ルーム内を清浄な雰囲気に維持できるものである。
1′実施例」 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
本実施例の衛生設置ユニットは、第1図に示す如くユニ
ットルーム(A)内に大便器(a )と小便器(b)及
び手洗器(C′)を設置したものである。
ユニットルーム(A)はその床(A+ )内部から側壁
(A2)内部及び天井(A3)内部に連なるエア通路(
25)が形成され、且つ床面全面に多数の通気孔を有し
たグレイチング(26)が敷設される一方、天井壁全面
にエアフィルタ(27)が設けられており、前記エア通
路(25)の中途部に設けた循環送風機(28)で内気
が強制循環されることにより、エアフィルタ(21)を
通して常に清浄な空気が供給され雰囲気が清浄に維持さ
れるようになっている。前記エアフィルタ(27)は極
く微粒子のチリやホコリを捕集できる高性能なものが使
用され、その捕集効率は99.97%以上である。
大便器(a )は第2図乃至第4図に示す如く便器(a
 )内を洗浄する便器洗浄装置と、使用者の局部を洗浄
する局部洗浄装置と、同局部を乾燥する局部乾燥装置と
、便器(a )内の臭気を排出する排気装置と、人体を
感知する感知部(5)からの感知信号及び操作部(9)
からの信号を受けて前記各装置の作動を制iIIする制
御部(6)とを備えている。
便器洗浄装置は便器<a >外周部に通水路(1a)を
形成して該通水路(1a)に給水管(1b)を接続し、
且つ同給水管(1b)に電磁弁(1C)を設けると共に
、前記電磁弁(1c)を制御部(6)に電気的に接続し
てなり、制御部(6)からの指令で電磁弁(1C)が所
定時間開いて給水管(1b)より通水路(1a)に洗浄
水が供給され、且つ同通水路(1a)の底壁に開ロリ°
る多数の流水孔(1d)より便器(a >内壁に沿って
洗浄水が流れ、便器(a )を洗浄するものである。
前記給水管(1b)及び電磁弁(1C)はユニットルー
ム(A)内の清浄空気の流れを妨げないようにユニット
ルーム(A)外へ導出され、給水源に接続されている。
上記洗浄装置からの洗浄水と便器(a)内の汚物は、排
水トラップ(7a)とそれに接続する排出管(γb)を
介してユニットルーム(A)外へ排出されるようになっ
ている。
局部洗浄装置は便座(al)内に洗浄水噴射ノズル(2
a)を設け、該ノズル(2a)を温水である洗浄水の給
水源に給水管(2b)及び電磁弁(2C)を介して接続
し、且つ前記電磁弁(2C)を制御部(6)に電気的に
接続してなり、制御部(6)からの指令で電磁弁(2C
)が開いて所定温度の洗浄水が給水管(2b)を介して
洗浄水噴射ノズル(2a)へ供給され、該ノズル(2a
)が使用者の局部へ向かって洗浄水を噴射し、同局部を
洗浄するものである。前記洗浄水噴射ノズル(2a’)
は便座(al)の開口部(8)に対して出没可能とされ
、且つ同開口部(8)への突出量が肛門洗浄時とビデ洗
浄時とで夫々異なるように設定されている。また、給水
管(2b)及び電磁弁(2C)は前記便器洗浄装置の場
合と同様の理由でユニットルーム(A)外へ導出されて
いる。
局部乾燥装置は便座(al)の内側に温風通路(3a)
を区画形成し、該通路(3a)をユニットルーム(A>
外へ導出する送風管(3b)を介して温風発生l1l(
3G)に接続し、且つ前記温風発生機(3C)を制御1
8Il(6)に電気的に接続してなり、制御部(6)か
らの指令で温風発生機(3C)が作動して温風を温風通
路(3a)に供給し、同通路(3a)の前!la壁に開
口Jる吹出し口(3d)より使用者の局部へ向かって温
風が吹出し、使用者の局部を乾燥するものである。前記
温風発生II(30)はユニットルーム(A>外にあっ
て、吸気管(31c )が接続りるケース(32c)内
にその上流側より順次退屈1ファン(33c)と、高性
能な捕集効率を(jしたエアフィルタ(34G)と、酸
化物の発生のないセラミックヒータ(35G)とを配置
してなり、熱ロスが少なくしかもユニットルーム(△)
内を汚さないよう清浄な温風を供給できるようになって
いる。  ゛ 排気装置は便座(al)の外周部に排気通路(4a)を
区画形成し、該通路(4a)をユニットルーム(A)外
へ導出する排気管(4b〉を介して強制排気用)7ン(
4C)に連絡し、且つ同77ン(4C)を制御部(6)
に電気的に接続してなり、制御部(6)からの指令で強
制排気用ファン(4C)が駆動し、排気通路(4a)の
底壁に開口する吸込口(4d)から便器(a )内の臭
気を吸引してユニットルーム(A)外へ排出するもので
ある。
感知部(5)は光電センサーからなり、ユニットルーム
(A)の後壁(A4)において便器(a )の後部上方
位置に取付けられ、制御部(6)と電気的に接続されて
おり、用便時において人体を感知しその感知信号を制御
部(6)へ送り、制御部(6)に用便の開始を認識させ
るものである。また、感知部(5)は第5図に示す如く
投光及び受光素子(5a)が前方へ向かって下向きに傾
斜して設けられ、感知領域を便器(a )の近傍に限定
し、用便時以外例えば単に人が便器(a )の前を通り
過ぎただけの場合など人体を感知しないようにして、誤
動作を防止しである。
操作部(9)は前記局部洗浄装置及び局部乾燥装置の作
動を人為的に切換操作するためのもので、第6図に示す
如く操作パネル(9b)に光電センサー(9a)を組込
んでなり、ユニットルーム(A)の側壁(A2)にJ5
 イーCI史器(a)の側部上方位置に設けられ、制御
部(6)と電気的に接続されており、光電センサー(9
a)が切換操作時における使用者の手を感741シ、そ
の感知信号を制御部(6)へ送るようになっている。即
ち、使用者が光電ヒンナー(9a)の前に手をかざす度
に局部洗浄、ビデ洗浄、乾燥、停止へと局部洗浄装置及
び局部乾燥装置の作動が切換わるものである。この操作
部(9ンの作動は前記感知部(5)の作動時においての
み許容され、感知部(5)が人体を感知している用便時
以外の時の作動を禁止されており、用便時以外の時に局
部洗浄装置の洗浄水噴射ノズル(2a)から不用意に洗
浄水が噴射してユニットルーム(A)内を汚すことがな
いようにしである。
また、操作部(9)から制御部(6)への信号の受付け
は、信号の出力時間が所定時間例えば0.5秒以内の場
合キャンセルされ、且つ信号の出力間隔が所定時間例え
ば1秒以内の場合も後行する信号がキャンセルされ、局
部洗浄装置及び局部乾燥装置の作動がむやみに切換わら
ないようになっている。
前記操作パネル(9b)は電源の入力の有無及び前記洗
浄から停止までの作動状態を示す表示と、その表示の近
傍に作動の実行を示す発光ダイオード(9C)が設けら
れている。尚、操作パネル(9b)の近傍位置には局部
洗浄装置における洗浄水噴射ノズル(2a)からの水勢
を調節するための水勢調節操作パネル(10)が設りら
れている。
この操作パネル(10)は第7図に示す如く水勢の強弱
調節用スイッチ(10a )  (10b )を備えて
いる。前記スイッチ(10a )  (10b )は手
で触れて操作する所謂タッチスイッチであるが、使用頻
度が比較的少なくしかも触れるのは指先だけであるから
、手垢等の付着は僅かであり問題はない。
以上の様な大便器(a )の用便時における作動は第8
図乃至第10図のタイムチャート及びフローチャートに
示す通りである。
即ち、使用者が便座(al)にl1fi II) ケる
ことにより感知部(5)が人体を感知してその感知信号
を制御部(6)へ送る。この感知信号は出力が所定時間
例えば3秒以内の場合キレンセルされ、便器洗浄装置1
局部洗浄装置及び局部乾燥装置の無用な作動が防止され
ている。
前記感知信号が3秒以上制御部(6)に入力すると、同
制御部(6)からの指令により便器洗浄装置の電磁弁(
1C)が問いで便器(a)の予備洗浄が行われると共に
、操作部(9)の電源が入る。また、感知部(5)が人
体を感知すると同時に排気装置の強制排気用ファン(4
C)が作動し、吸込口(4d)からの吸引作用によって
臭気の排気が開始される。
上記予備洗浄を行う理由は、用便前に便器(a )の内
壁面に予め水膜を形成しておき、用便後における汚れを
落ち易くするためである。
また、排気は臭気を残留させることなく排出できるよう
に用便中は勿論、使用者が用便と局部の洗浄及び乾燥が
終了して便器(a )から離れ感知部(5)の感知信号
の出力が停止しても、その信号の出力停止後所定時間例
えば15秒秒間性されるようになっている。
用便終了後は使用者が操作部(9)の光電センサー(9
a)の前に手をかざして同センサー(9a)に感知させ
ることにより、この1回目の感知信号の出力で局部洗浄
装置が作動を開始し、洗浄水噴射ノズル(2a)から噴
射する洗浄水で局部の洗浄が行われる。
局部洗浄後は再び手で操作部(9)の光電センサー(9
a)に2回目の感知信号を出力させることによりビデ洗
浄が行われる。
ビデ洗浄後又はビデ洗浄が不要な場合は続いて操作部(
9)の光電センサー(9a)に3回目の感知信号を出力
させることにより、局部乾燥装置が作動を開始し、吹出
し口(3d)から温風が吹出して局部が乾燥されるもの
である。前記局部乾燥装置のセラミックヒータ(35c
)は前記感知部(5a)の感知信号出力時に加熱を開始
されており、乾燥開始時に送風ファン(33c)とによ
り即座にmMを送れるようになっている。
乾燥終了後は操作部(9)の光電センサー(9a)に4
回目の感知信号を出力さけることにより、局部乾燥装置
の作動が停止し、且つ操作パネル(9b)における停止
表示の発光ダイオード(90)が約1秒点灯する。
Qかして、上記の様にして用便後の洗浄及び。
乾燥が終了した侵使用者が便器(a )から離れると、
感知部(5)から制御111部(6)への感知信号の入
力が停止して操作部(9)の電源が切れると共に、前記
信号の入力停止後所定時間例えば2秒の間隔をおいて制
御部(6)からの指令により便器洗浄装置の電磁弁(1
C)が再び所定時間聞き、便器(a )内の本洗浄が行
われ、汚物が便器(a )外へ排出される。そして、感
知部(5)からの感知信号の人力停止後所定時間例えば
15秒間経過した後排気装置の作動が停止し、全ての作
動が停止するものである。
この様に全ての作動が停止した状態即ち用便時以外の時
には操作部(9)の電源が切れているので、感知部(5
)が感知信号を出力しない限り操作部(9〉が人体を感
知して信号を出力することはなく、局部洗浄装置及び局
部乾燥装置の誤作動を防止できるものである。
尚、局部洗浄装置及び局部乾燥装置は作動中において操
作部(9)が新たな感知信号を出力するまで制御部(6
)に設定された設定時間内作動を継続し、その設定時間
経過接自動的に作動を停止するようになっている。前記
設定時間は局部洗浄及びビデ洗浄の場合例えば5分に設
定され、局部乾燥の場合例えば10分に設定されている
設定時間経過後においては局部洗浄装置及び局部乾燥装
置が停止した俊警報装置が作動し、警報を発するように
なっている。
次に、小便器(b)について説明する。
小便器(b )は第11図乃至第13図に示す如く便器
(b)内を洗浄する便器洗浄装置と、人体を感知する感
知部(12)からの感知信号を受けて前記洗浄装置の作
動を制御する制御部(13)とを備えている。
便器洗浄装置は便器(b)の開口部(+)1)全周に沿
って通水路(lla)を形成し、この通水路(11a)
をユニットルーム(A)外部へ導出する給水管(11b
)を介して給水源に接続すると共に、前記給水管(11
b )に電1111弁(11c)を設け、該電磁弁(1
1C)を制御部(13)に電気的に接続してなり、制御
部(13)からの指令で電磁弁(11c)が開いて給水
管(11b)より通水路(11a)へ洗浄水を供給し、
且つ同通水路(11a)の底壁に開口する多数の流水孔
(lld)より洗浄水が便器(b )内壁に沿って流れ
、便器(b ”)内を洗浄するものである。上記洗浄装
置からの洗浄水と尿は排水トラップ(14a)及び排水
管(14b)を介して便器(b)からユニットルーム(
A)外へ排出されるようになっている。
感知部(12)は光電レンジ−からなり、用便時に便器
(b)の前に立った人体を感知してその感知信号を制御
部(13)へ送り、制樹1部(13)に用便の開始を認
識させるもので、ユニットルーム(A)内における清浄
空気の流れを妨げないよう便器(b )の上部前面壁(
b2)にほぼ面一状にして取付けられている。感知部(
12)の取付構造は第14図に示す如く、感知部(12
)を便B(b)の前面壁(b2)に取付孔(b3)を介
して挿着し、且つ感知部前端の7ランジ部(12a)を
前面壁(b2)外面に当接させる一方、同後端の取付用
ネジ軸(12b)を前面W(b2)内面にブラケット(
15a)及びナツト(15b)を介して固定したもので
ある。
以上の様な小便器(b)の用便時における作動は第15
図及び第16図のタイムチャート及びフローチャートに
示す通りである。
即ち、使用者が便器(b)の前に立つことにより、感知
部(12)が人体を感知してその感知信号を制御部(1
3)へ送る。この感知信号は出力が所定時間例えば3秒
以内の場合キャンセルされ、便器洗浄装置の無用な作動
が防止されるものである。
前記感知信号が3秒以上υ1111部(13)へ入力す
ると、同制御部(13)からの指令によって便器洗浄装
置の電磁弁(llc)が開き、用便前から便器(b)の
洗浄を開始する。電磁弁(lie)の開弁時間は1秒で
あり、この開弁時間経過後電磁弁(llc)は閉弁し6
秒後に再び開弁するものであり、この様な電磁弁(11
0)の周期的な開閉動作が用便時間内で複数回繰り返さ
れる。
前記電磁弁(11C>の開弁及び開弁時間は制御部(1
3)においてタイマーでカウントされており、同制御部
における設定時間の周期で電磁弁(11C)が開閉動作
するものである。
しかして、上記電磁弁(110)の周期的な開閉動作に
よって便器(b)内には用便開始前から用便終了以降ま
で′M世の洗浄水が途絶えることなく供給され、便器(
b)内壁に常に水膜を形成して尿成分を残留させること
なく洗浄し、臭気の発生がない。即ち、用便終了復に使
用者が便1(b)の前から離れ、感知部(12)から制
御部(13)への感知信号の入力が停止しても、その停
止前における電磁弁(11G>の開弁によって供給され
た洗浄水が便器(b)内を洗浄するものである。
次に、手洗器(C)について説明する。
手洗器(C)は第17図及び第18図に示す如くユニッ
トルーム(A)外部のM置台(22)に支持され、且つ
前面の開口部(C1)及びその周囲の前面壁(C2)の
みがユニットルーム(A>内へ後壁(A4)より臨んで
おり、手洗用吐水装置と、手を乾燥する乾燥装置と、ボ
ール部(C3)内の排気装置と、ボール部洗浄装置と、
手洗時に手を感知する感知部(20)からの感知信号を
受けて前記各装置の作動を制御する制御部(21)とを
備え、前記各装置及び制御部(21)が手洗器(C)内
部又はユニットルーム(A>外部に設けられ、ユニット
ルーム(A)内における清浄空気の流れを妨げないよう
になっている。
手洗用吐水装置は手洗器(C)におけるボール部(C3
)上方の壁面(C4)に幅方向中間位置より外側に偏位
させて吐水ノズル(16a)を下向きに取付け、該ノズ
ル(16a)を電磁弁 ・(16c)が設けられた給水
管(16b)を介して給水源に接続すると共に、前記電
磁弁(16C)を制御部(21)に電気的に接続してな
り、制御部(21)からの指令で電磁弁(16C)が所
定時間開いて吐水ノズル(16a)へ洗浄水を供給し、
同ノズル(16a)がボール部(C3)内へ手洗用の洗
浄水を吐水するものである。
前記吐水ノズル(16a)は手洗器(C)の幅方向中間
位置を通る垂直線に向かって所定角度傾斜している。
乾燥装置はボール部(C3)上方の壁面(C4)におい
て前記吐水ノズル(16a)と幅方向対称位置に温風の
吹出しノズル(17a)を設【ノ、該ノズル(17’a
>を温風発生機(17c)にフレキシブル管(17b)
を介して接続すると共に、前記温風発生FIJ(+7c
)を制御1部(21)に電気的に接続してなり、制御部
(21)からの指令で温風発生機(1・7c )が所定
時間作動して吹出しノズル(+7a)へ温風を送り、同
ノズル(17a)から吹出すm Jlによって手を乾燥
するものである。前記吹出しノズル(17a)は上記手
洗器(C)の幅方向中間位置を通る垂直線に向かって吐
水ノズル(16a)と等角度で傾斜している。
従って、手洗器<C>内の幅方向中間位置へ手を入れる
ことにより、そのまま手を動かすことなく吐水ノズル(
16a)からの洗浄水と吹出しノズル(17a)からの
温風とを受けられるものである。
温風発生!11(17c)は吸気管(171c)が接続
するケース(172c)内にその上流側より順次送風フ
ァン(173C) 、エアフィルタ(174c) 、セ
ラミックヒータ(175c)を配置してなり、熱ロスが
少なくしかもユニットルーム(A)内の清浄空気を汚さ
ないよう清浄な漏風を送れるようになっている。
ボール部(C3)内の排気装置はボール部(C3)の後
方に隣接して排気通路(18a)を形成し、この排気通
路(18a)を強制排気用ファン(18c)に排気管(
18b)を介して接続すると共に、前記排気用フ1ン(
18C)をf、II 11部(21)に電気的に接続し
てなり、制御1部(21)からの指令で強制排気用フ1
ン(18c)が所定時間作動し、手の乾燥時において手
をこすり合わせることによりボール部(C3)内へ落ち
る手の老廃物等のチリを温風とともに排気通路(18a
)から吸引して排出するものである。
ボール部洗浄装置は、ボール部(C3)の上端周縁部に
環状の通水路(19a>を形成し、この通水路(19a
)を71f1弁(19C)が設けられた給水管(19b
)を介して給水源に接続すると共に、前記電磁弁(19
c)を制御部(21)に電気的に接続してなり、制御部
(21)からの指令で電磁弁(19c)が開いて通水路
(19a)へ洗浄水を供給し、且つ通水路(19a)の
底壁に開口する多数の流水孔(19d)より洗浄水がボ
ール部(C3)内壁に沿って流れ、ボール部(C3)内
を洗浄覆るものである。上記洗浄装置からの洗浄水は、
前記吐水装置からの洗浄水とともに排水トラップ(23
a)及び排水管(23b)を介して手洗器(C)及びユ
ニットルーム(A)外へ排出されるようになっている。
感知部(20)は充電センサーからなり、ボール部上方
の壁面(C4)において前記吐水ノズル(16a>と吹
出しノズル(17a)に挾まれた位置、即ち手洗器(C
)の幅方向中間位置に設けられ、第17図に示す如く投
光及び受光素子の光軸(JI)が下向で且つ垂直線に対
し前方へ所定角度傾斜している。前記光軸(Jl)の傾
斜は、感知部(20)を手洗器<C,)の開口部(C5
)よりやや奥に位置させ、投光素子からの投光を手など
が誤まって遮ることによる感知部(20)の誤動作を防
止し、且つ手洗時に開口部(C5)より手洗器(C)内
へ手を入れた際速やかに手を感知できるようにするため
である。
上記手洗器(C)における各装置の作動は感知部(20
)からの感知信号を受けた制御部〈21)によって自動
制御されるものであるが、手洗い及び乾燥を所望時間行
うためには各装置の作動を手動制御することが必要ぐあ
り1本実施例ではその手動制御を操作パネル<24)に
おいてスイッチ操作により行うようにしである。
操作パネル(24)はユニツl−ルーム(A)の後壁(
A4)において手洗器(C)の側方位置に設けられ、第
19図に示ず如く押ボタンスイッチからなる手洗い用ス
イッチ(24a)及び乾燥用スイッチ(24b)とその
入力状態を示す発光ダイオード(24c )  (24
d )と、同じく押ボタンスイッチからなる停止用スイ
ッチ(24e)と、制御が自動であるか手動であるかの
表示とその実行を示す発光ダイオード(24r )  
(24(+ >とが設けられ、制御部(21)に電気的
に接続されている。
以上の様な手洗器(C)の手洗い時にお【ノる作動は第
20図乃至第23図のタイムチせ一ト及びフローチャー
トに示す通りである。
先ず自動制御の場合は、使用者が手洗器(C)内へ手を
入れるとその手を感知部(20)が感知して感知信号を
制御部(21)へ送る。制御部(21)への感知信号の
入力は最初の1回のみであり、この1回目以降に出力さ
れた感知信号は制御部(21)への入力を禁止されてい
る。
感知信号が制御部(21)へ入力すると、同制御部(2
1)からの指令によって手洗用吐水装置の電磁弁(16
c)が所定時間例えば10秒開いて、吐水ノズル(16
a)から手洗い用の洗浄水が吐水される。そして、この
吐水ノズル(16a)からの洗浄水の吐水と同時にボー
ル部洗浄装買の電磁弁(19c)が聞き、ボール部(C
3)内の洗浄が開始される。
前記電磁弁(19c)の開弁時間は1秒であり、この量
弁時間経過後電磁弁(19c)は閉弁し6秒後に再び開
弁するものであり、この様な電磁弁(190)の周期的
な開閉動作が手洗時間内で複数回繰り返される。前記電
磁弁(19c)の開弁及び閉弁時間は制御部(21)に
おいてタイマーでカウントされており、同制御部(21
)における設定時間の周期で電磁弁(19c)が開閉さ
れるものである。
しかして、上記電磁弁(19c)の周期的な開閉動作に
よって手洗器(0)のボール部(C3)内には手洗い終
了以降まで適mの洗浄水が途絶えることなく供給され、
手洗いによる汚水がボール部(C3)に残留することな
く手洗a<C>及びユニットルーム(A)外へ排出され
る。
上記の様にして手の洗浄とボール部(C3)の洗浄とが
行われた後は、所定時間例えば5秒経過少に乾燥装置と
排気装置とが同時に作動を開始し、手の乾燥とボール部
(C3)内の排気を行う。乾燥装置及び排気装置の作動
開始と手洗用吐水装置及びボール部洗浄装置の作動停止
との間に遅延時間を設けた理由は、ボール部(C3)に
残った洗浄水又は汚水が乾燥VC置からの温風によって
ボール部(C3)外へ飛散することを防止し、且つ前記
洗浄水等が排気装百内へ吸引されて同装置に悪影響を及
ぼさないようにするためである。
前記乾燥装置の作動は渇ff1発生eji(17C)に
おける送風ファン(173c)の回転により空気がセラ
ミックヒータ(175c)の通過時に加熱されて温風と
なり、その温風が吹出しノズル(17a)から吹出して
手に当り、手を乾燥するものである。前記セラミックヒ
ータ(175Q)は制御部(21)への感知信号の入力
時に加熱を開始されており、乾燥開始時に送風ファン(
173c)とにより即座に温風を送れるようになってい
る。
排気装置の作動は、強制排気用ファン(18C)の回転
により排気通路(18a)を介してボール部(C3)内
を吸引するものであり、前記ファンN8c)の作動時間
が制御部(21)においてタイマーでカウントされ、同
制御部(21)における設定時間内でファン(18c)
が作動し、前記乾燥装置の作動停止後所定の遅延時間例
えば5秒経過債に作動を停止する。この遅延時間を設け
た理由は、手の乾燥終了後において手をこすり合わせる
ことにより発生する手の老廃物等のチリをボール部(C
3)に残留させることなく排出するためである。
上記自動制御を手動制御に切換える場合は、操作パネル
(24)にJ3 Gプる停止用スイッチ(24e)を押
すことにより、自動制御で行われていた動作が停止され
て初期状態にリセットされ、然る後手洗い用スイッチ(
24a )又は乾燥用スイッチ(24b )を押ずこと
により制御が手動に切換わるものである。尚、自動制御
の最中に手洗い用スイッチ(24a)及び乾燥用スイッ
チ(24b)を押しても、その入力は制御部(21)に
受1 (=lけられないJ、うにへ−)でいろ1゜手洗
い用スイッチ(24a)を押した場合、手洗用叶水装置
及びボール部洗浄装置が自動制御の場合と同様作動を同
時に開始し、手の洗浄とボール部(C3)の洗浄とを行
うものである。手の洗浄を所望時間行った後洗浄水の吐
水を停止させるには、停止用スイッチ(24e )を押
すか又は乾燥用スイッチ(24b)を押す。乾燥用スイ
ッチ(24b )を押した場合、洗浄水の吐水が停止さ
れた後自動制御の場合と同様所定の遅延時間をおいて乾
燥装置及び排気5A置の作動が開始され、手洗いから乾
燥へと作動が切換わる。
一方、乾燥用スイッチ(24b )を押した場合は、前
記と同様に乾燥装置の作動によって所望時間手を乾燥で
きるものである。尚、乾燥の停止は停止用スイッチ(2
4e)を押すか又は手洗い用スイッチ(24a)を押す
ことにより行われるが、手洗い用スイッチ(24a)を
押した場合は作動が自動制御の場合と同様に遅延時間を
おいて手の洗浄に切換ねるものである。
本実施例ではユニットルーム(A)内に大便1(a)、
小便器(b)、手洗器(C)を設置したが、必ずしもこ
れら3者(a)(b)(c)全てを設置する必要はなく
、例゛えば大便器(a )と手洗器(C)又は小便器(
b)と手洗器(C)の2つを設置してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明衛生設備ユニットの一実施例を示す断面
斜視図、第2図は大便器の斜視図、第3図は同縦断側面
図、第4図は同横断平面図、第5図は感知部を拡大して
示す一部切欠側面図、第6図は操作部の拡大正面図、第
7図は水勢調節操作パネルの拡大正面図、第8図は大便
器洗浄のタイムチレート、第9図は局部洗浄及び乾燥の
タイムチャート、第10図は大便器洗浄と局部洗浄及び
乾燥の70−ヂャート、第11図は小便器の縦断側面図
、第12図は同一部切欠正面図、第13図は一部切欠平
面図、第14図は感知部の取付構造を拡大して示す断面
側面図、第15図は小便器洗浄のタイムチャート、第1
6図は同70−ヂヤート、第17図は手洗器の縦断側面
図、第18図は同正面図、第19図は手動制御用操作パ
ネルの拡大正面図、第20図は自動制御の場合のタイム
チレート、第21図は同フローチャート、第22図は手
動制御の場合のタイムチャート、第23図は同フローチ
ャートである。 尚図中

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 清浄な雰囲気に維持されるユニットルーム内に便器と手
    洗器とを設置し、その便器には便器内を洗浄する便器洗
    浄装置と、人体を感知する感知部からの感知信号を受け
    て前記洗浄装置の作動を制御する制御部とを設ける一方
    、手洗器には手洗用吐水装置と、手を乾燥する乾燥装置
    と、手を感知する感知部からの感知信号を受けて前記吐
    水装置及び乾燥装置の作動を制御する制御部とを設けた
    クリーンルーム用衛生設備ユニット。
JP59230852A 1984-10-31 1984-10-31 クリ−ンル−ム用衛生設備ユニツト Pending JPS61109833A (ja)

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US06/791,155 US4692951A (en) 1984-10-31 1985-10-24 Sanitary facility room for clean room
KR1019850008054A KR910008895B1 (ko) 1984-10-31 1985-10-30 클린룸용 위생설비실
EP85113894A EP0180236B1 (en) 1984-10-31 1985-10-31 Sanitary facility room for clean room
DE8585113894T DE3582007D1 (de) 1984-10-31 1985-10-31 Raum mit sanitaeren einrichtungen fuer die reinraumtechnik.

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62288434A (ja) * 1986-06-04 1987-12-15 Shimizu Constr Co Ltd 無臭換気システム

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