JPS61109737A - 迅速吸収性経口薬およびその製造方法 - Google Patents

迅速吸収性経口薬およびその製造方法

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JPS61109737A
JPS61109737A JP59230436A JP23043684A JPS61109737A JP S61109737 A JPS61109737 A JP S61109737A JP 59230436 A JP59230436 A JP 59230436A JP 23043684 A JP23043684 A JP 23043684A JP S61109737 A JPS61109737 A JP S61109737A
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JP
Japan
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polyethylene glycol
active substance
granules
trometamol
oral drug
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JP59230436A
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JPH0129169B2 (ja
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ヨゼフ・マキシミリアン・ホフエル
フリツツ・スタニスラウス
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Astellas Deutschland GmbH
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Klinge Pharma GmbH and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は難溶注薬有効物質を含有する顆粒または錠剤の
形態の迅速吸収性経口薬およびその製造方法に関するも
のである。
経口投与される難溶注薬有効物質の吸収性は粒子の大き
さによって左右されることは古くから知られており、か
かる経口薬では錠剤または被覆剤あるいはカプセルの崩
壊後に有効成分が放出される。
粒子の大きさが微細である程、服用後に胃腸管内で有効
物質の迅速な溶解・吸収が容易に達成される。西独国特
許公開公報2017495号には、粒子の大きさが6μ
mより小さい難溶性スルホンアミドをガラクトマンナン
中に混入することにより経口投与形態にすると、スルホ
ンアミドの迅速な吸収を達成できることが記載されてい
る。また、湿潤剤がこのような有効物質の溶解性、従っ
て吸収性を教科することも比較的古くから知られている
従って極めて難溶性な有効物質、すなわちグリベンクル
アミド(Glibenclamid ) +7)場合に
は、粒子の比表面積がa〜10−7gである超微細形態
の有効物質粒子が存在していて、投与される有効物質に
対して2〜20倍過剰の薬理学的に許容される湿潤剤中
にかかる有効物質が混入されている製剤形態のものが記
載されている。かかる湿潤剤としては非イオン性ポリオ
キシエチレンステアレートを使用するのが好ましい(西
独−特許第284888鳴号明細薔参照)。
しかし、このように微細に粉砕された有効物質を製造す
るには費用が著しくかかる。その理由は、この場合には
特殊な粉砕器具の使用が必要であるか穐あるいは独特の
処理工程において有効物質を溶媒から特に微細な形態で
沈殿させてから乾燥する必要があるからである。また、
この場合に使用される湿潤剤は大過剰で使用する必要が
あり、好ましくない副作用、特に過類脂質血症、赤血球
の凝集、溶血およびアレルギーを示すことがある。
本発明においては、驚くべきことには、上述の難溶性薬
有効物質は、微粉砕された形態でなく、焦2 0.8〜1−4  /pの比表面積に相当する普通の粒
子の大きさであっても、かかる有効物質と塩基性化合物
であるトリス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタン(
トロメタモー/I/)および平均分子量6000〜35
000のポリエチレングリコールとを一緒に緊密に混合
して顆粒または錠剤にした場合には、極めて良好かつ迅
速に吸収されることを確かめた。この際、混合比は有効
物質1部;トロメタそ−ル1〜20部:ポリエチレング
リコール5〜20部とする必要がある。特に良好な吸収
速度は、トロメタモールとポリエチレングリコールとが
同量存在する場合に達成され、この111:10:10
の成分比において最適効果を確認することができた。
3種の成分の混合・造粒は高速回転ミキサ、例えば、い
わゆる流体ミキサを使用して行うのが好ましい。このよ
うな激しい混合様式の場合には、混合物は加温されるこ
とがあるので、混合装置を冷却することによりかかる加
温を制御して混合物温度をできる限りポリエチレングリ
コールの軟化温度を越えないようにする必要がある。こ
の際顆粒が生成し、これをそのままあるいは錠剤にした
後に投与することができる。
有効物質をポリエチレングリコールのみと組合わせても
溶解および吸収速度を所望の程度まで改善することはで
きない。また、約180℃の温度まで加Mされたポリエ
チレングリコール中に有効物質の透明な溶融物を作って
有効物質をポリエチレングリコール中に溶解させ、次い
で冷却して有効物質を晶出させると共にポリエチレング
リコールを再凝固することによって製造される投与形態
のものを使用する場合には、有用な迅速吸収性調剤形態
のものを得ることができない。この理由は、冷却の除お
よび貯蔵の際における有効物質の熱分解の危険を別とし
ても、有効物質が制御されてない形態で晶出して比較的
大きい結晶または粒子になるので、このような調剤の溶
解速度の標準化が不可能であるからである◎ 高速回転ミキサ(ヘンシェル(Hen5chel ) 
流体ミキサ)を使用して造粒することにより、本発明に
用いる成分は特に激しく混合されるので、温度上昇ヲポ
リエチレングリコールの軟化点より低いかあるいは僅か
に高い温度で止める必要がある。
これにより混合物粒子は凝集し、顆粒となる。かかる造
粒方法はそれ自体古くから、特に西独国特許公開公報第
1542058号および同第2426812号または同
第2426811号に開示されている。コノ際、遅延錠
剤(Retard −Tablette )を得るため
に、特に有効物質粒子と混合・造粒すべきいわゆる充填
剤粒子を作る。本発明における組合せの場合に使用され
る造粒方法によって、調剤成分すなわち水不溶性有効物
質とトロメタモールとポリエチレングリコールとは互に
激しく混合さ・せて、生成顆粒またはこれから作った錠
剤を経口投与した際に水不溶性有効物質の極めて迅速な
吸収を保証することができる。
かかる処理において有効物質粒子の普通の大きさは本質
的には変化しないが、有効物質はトロメタモールおよび
所要の分子量のポリエチレングリコールと激しく混合さ
れているので胃腸管内で迅速に溶解する。湿潤剤ではな
いポリエチレングリコールが、塩基性化合物であるトロ
メタモールと組合せた場合に・極めて難溶性の有効物質
の溶解および吸収を著しく促進することは全く予想でき
ないことであった。この理由はトロメタモールを併用し
なければかかる作用が現われないからである。
しかし、かかる塩基性化合物に関しては、他の塩基性化
合物の場合に達成し得ない効果が達成される。難溶性有
効物質と所定分子量のポリエチレングリコールとからな
る組合せに炭酸ナトリウムを混入しても所望の溶解性の
数台は達成されない。
西独国特許第2348314号明細書に開示されている
超微細粉末のグリベンクルアミドと湿潤剤との組合せに
おける結果とは反対に、本発明における組合せにおいて
は、有効物質粒子の粉末度は溶解性、従って吸収速度に
対して何ら決定的な影響を及げさない。しかし難溶性有
効物質の平均的な粒子の大きさは所望の範囲内にあるこ
とが必要である。この理由は胃腸管内における溶解の改
善および簡易化が達成ないからである。本発明における
組合せの場合には、著しく粉砕された微粉末状有効物質
を使用しても、溶解性の増加は全く起らない。
経口投朔能な雌溶性薬有効物質の溶解性が、トロメタモ
ールおよびポリエチレングリフールと組合せることによ
り改善されるという新規な本発明の思想は、迅速に吸収
される必要があるが経口投与した場合に胃腸管内で小さ
い溶解速度しか示さない多種多様な薬理学的有効物質に
適用することができる。所望の効果が特に明瞭に現われ
るグリベンクルアミドの場合のほか、他の躍溶性薬有効
物質の場合にも、本発明における組合せが有効であるこ
とが分った。かかる有効物質の例は、グリセオフルビン
、ジゴキシン(ジギトキシン)、ジエチルスチルベニス
トリール、プレドニソロン争アセテート、スピロノラク
トン、インドメタシン鵠スル7アチアゾール、ヒドロコ
ーチシン、カワイン(1aVain )およびヘキソバ
ルビタールである。
本発明の経口薬を使用する場合には、吸収速度が数台さ
れるので、多くの場合に、従来用いられていた服用量ま
たは従来所望の治療効果を達成できた服用量より少ない
服用量で所望の治療効果を達成することができ、多量の
湿潤剤等を使用することによって現われることのある望
ましくない副作用の危険が全くない。
次に本発明を極めて難溶性な有効物質であるグリベンク
ルアミドを使用した実施例について説明する。
実施例1 ヘンシェル流体ミキサFM200内で、1”ν′fに相
当する粒子の大きさを有するグリベンクルアミド189
1gと、トロメタモール18304gと、ポリエチレン
グリコール(分子160GG)、16204 gと、白
色顔料である二酸化チタン1701fとを500〜s 
o o @/分の回転数において混合・造粒し、この際
冷却によって混合物温度を最高50℃に制御した。
次いで生成した有効物質含有顆粒(8400(1)に従
来の錠剤化補助剤(トウモロコシ殿粉、セルロース粉末
、タルク、〆リビニルピロリドン、二酸化ケイ素−ニー
四ジル(五eroail) 1200 (商品名)−お
よびステアリン醗マグネシウム)を加え、この混合物を
加圧して8.59のグリベンクルアミドを含有する重量
170119の錠剤を得た。
実施例2 実施例1におけると同様にして、ヘンシェル流体ミキサ
内でグリベンクルアミド(1−”/p)e+aりと、ト
ロメタモール1615??炉と、ポリエチレングリコー
ル(分子量6ooo)とを混合・造粒した。 5148
00gの顆粒が生成し、この顆粒を次いで錠剤化補助剤
と一緒に加圧して1.75 ”!jのグリベンクルアミ
ドを含有する重jil ? 0w9の錠剤を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、難溶性薬有効物質を含有する顆粒または錠剤の形態
    の迅速吸収性経口薬において、 比表面積0.8〜1.4m^2/gの粒子からなる前記
    難溶性有効物質とトリス−(ヒドロキシメチル)−アミ
    ノメタン(トロメタモール)および平均分子量6000
    〜35000のポリエチレングリコールとを緊密に混合
    してなることを特徴とする迅速吸収性経口薬。 2、難溶性有効物質対トロメタモール対ポリエチレング
    リコールの混合比が1:1〜20:5〜20である特許
    請求の範囲第1項記載の経口薬。 3、難溶性薬有効物質を含有する顆粒または錠剤の形態
    の迅速吸収性経口薬を製造するに当り、比表面積0.8
    〜1.4m^2/gの粒子からなる前記難溶性有効物質
    と、トリス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタン(ト
    ロメタモール)と、平均分子量6000〜35000の
    ポリエチレングリコールとを、流体ミキサ内で前記ポリ
    エチレングリコールの軟化点より低い温度において強く
    混合・造粒し、次いで生成した顆粒を所要に応じて加圧
    して錠剤にすることを特徴とする迅速吸収性経口薬の製
    造方法。
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