JPS61108615A - 1−ブテン系ランダム共重合体 - Google Patents
1−ブテン系ランダム共重合体Info
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- JPS61108615A JPS61108615A JP59230392A JP23039284A JPS61108615A JP S61108615 A JPS61108615 A JP S61108615A JP 59230392 A JP59230392 A JP 59230392A JP 23039284 A JP23039284 A JP 23039284A JP S61108615 A JPS61108615 A JP S61108615A
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- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F210/00—Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、優れた有用性を有する従来知られていない新
規な1−ブテン系ランダム共重合体に関する。さらに詳
細には、透明性、表面非粘着性、引張特性及びその他の
性質に優れた1−ブテン系ランダム共重合体、たとえば
透明性、耐ブロッキング性などに優れた包装用フィルム
、シート状物、その成の成形物、その他の溶融成形物の
形成に適したl−ブテン系ランダム共重合体の提供に関
する。
規な1−ブテン系ランダム共重合体に関する。さらに詳
細には、透明性、表面非粘着性、引張特性及びその他の
性質に優れた1−ブテン系ランダム共重合体、たとえば
透明性、耐ブロッキング性などに優れた包装用フィルム
、シート状物、その成の成形物、その他の溶融成形物の
形成に適したl−ブテン系ランダム共重合体の提供に関
する。
従来、軟質おるいは半硬質樹脂の成形応用分野において
は塩化ビニル樹脂の使用が優位にあったが、廃棄物焼却
時における腐食性ガスの発生、残留モノマーや可盟剤に
対する安全性への懸念などの問題からオレフィン系の軟
質あるいは半硬質樹脂への転換が望まれるよ5になって
きた。
は塩化ビニル樹脂の使用が優位にあったが、廃棄物焼却
時における腐食性ガスの発生、残留モノマーや可盟剤に
対する安全性への懸念などの問題からオレフィン系の軟
質あるいは半硬質樹脂への転換が望まれるよ5になって
きた。
最近、このような軟質あるいは半硬質樹脂の成ト。
形応用分野において利用されているオレフィン系樹脂と
しては、エチレン系共重合体、プロピレン系共重合体、
l−ブテン系共重合体などのオレフィン系共重合体がお
る。これらのオレフィン系の軟質あるいは半硬質樹脂の
うちで、1−ブテンを主成分とする1−ブテンとプロピ
レンからなる軟質の1−ブテン系ランダム共重合体に関
しては、多数の提案がある。それらの中で米国特許第3
.27&504号明細書、米国特許第八332,921
号明細書、米国特許1416&361号明細書、英国特
許第1,018,341号明細書には、三塩化チタンや
四塩化チタン系触媒を用いて製造した1−ブテン系ラン
ダム共重合体が開示されている。
しては、エチレン系共重合体、プロピレン系共重合体、
l−ブテン系共重合体などのオレフィン系共重合体がお
る。これらのオレフィン系の軟質あるいは半硬質樹脂の
うちで、1−ブテンを主成分とする1−ブテンとプロピ
レンからなる軟質の1−ブテン系ランダム共重合体に関
しては、多数の提案がある。それらの中で米国特許第3
.27&504号明細書、米国特許第八332,921
号明細書、米国特許1416&361号明細書、英国特
許第1,018,341号明細書には、三塩化チタンや
四塩化チタン系触媒を用いて製造した1−ブテン系ラン
ダム共重合体が開示されている。
しかし、これらの1−ブテン系ランダム共重合体に共通
していることは、沸騰酢酸メチル可溶分及びアセトン・
n−デカン混合溶媒(容量比1/1)可溶分などの低分
子量重合体成分の含有率が多く、また組成分布や分子量
分布が広いので、これらの1−ブテン系ランダム共重合
体から形成した成形体、特に、yイルム、シートなどは
表面粘着性が大きく、ブロッキング性が著しい。また、
そのほとんどのものはランダム性が低く、外−ヘキサン
不溶分が多く透明性にも劣っておシ、商品価値の高い成
形品を得ることができなかった。
していることは、沸騰酢酸メチル可溶分及びアセトン・
n−デカン混合溶媒(容量比1/1)可溶分などの低分
子量重合体成分の含有率が多く、また組成分布や分子量
分布が広いので、これらの1−ブテン系ランダム共重合
体から形成した成形体、特に、yイルム、シートなどは
表面粘着性が大きく、ブロッキング性が著しい。また、
そのほとんどのものはランダム性が低く、外−ヘキサン
不溶分が多く透明性にも劣っておシ、商品価値の高い成
形品を得ることができなかった。
前記米国特許第へ278,504号明細書には、1−ブ
テン含有量が30ないし70モルチのプロピレン・1−
ブテン共重合体が提案されている。
テン含有量が30ないし70モルチのプロピレン・1−
ブテン共重合体が提案されている。
該1−ブテン系共重合体は四塩化チタンや三塩化チタン
を用いて製造されることが記載されているが、このよう
な触媒系で製造された共重合体は沸騰酢酸メチル可溶分
の含有量が2重量%を越え、しかもアセトン・n−デカ
ン混合溶媒(容量比1/1)可溶分の含有量が多く、表
面粘着性があシ、透明性に劣る軟質樹脂でるる。
を用いて製造されることが記載されているが、このよう
な触媒系で製造された共重合体は沸騰酢酸メチル可溶分
の含有量が2重量%を越え、しかもアセトン・n−デカ
ン混合溶媒(容量比1/1)可溶分の含有量が多く、表
面粘着性があシ、透明性に劣る軟質樹脂でるる。
前記米国特許第3,332,921号明細書及び英国特
許第LO84953号明細書にも三塩化チタン触媒を用
いて製造した1−ブテン含有率の異なる種々の1−ブテ
ン系共重合体が提案されているが、これらの共重合1体
の中で1−ブテン含有量が60ないし99モル−〇1−
ブテン系共重合体は前記米国特許第3.27 &504
号明細書提案の1−ブテン系共重合体と同様の性質を有
している。
許第LO84953号明細書にも三塩化チタン触媒を用
いて製造した1−ブテン含有率の異なる種々の1−ブテ
ン系共重合体が提案されているが、これらの共重合1体
の中で1−ブテン含有量が60ないし99モル−〇1−
ブテン系共重合体は前記米国特許第3.27 &504
号明細書提案の1−ブテン系共重合体と同様の性質を有
している。
また、前記英国特許第1018341号明細書によれば
、三塩化チタンのような遷移金属ノ・ライドとリン酸の
誘導体を併用して1−ブテン含有量が25ないし90モ
ル−〇共重合体を得ている。
、三塩化チタンのような遷移金属ノ・ライドとリン酸の
誘導体を併用して1−ブテン含有量が25ないし90モ
ル−〇共重合体を得ている。
この提案において具体的に開示された共重合体のうちで
1−ブテンの含有量が50ないし90モルチの1−ブテ
ン系共重合体に関してみると、アセトン可溶分が1.5
重量%以上のもののみが開示されている。本発明者らの
検討結果によれば、これらの共重合体は沸騰酢酸メチル
可溶分が2重量%を越えて以さらに多く、またアセトン
・n−デカン混合溶媒(容量比1/1)可溶分の含有率
も5×〔η〕−1・2重量%を越えて多く、該1−ブテ
ン系共重合体からは表面粘着性が犬きく、透明性に劣っ
た成形体しか得ることができないことがわかった。
1−ブテンの含有量が50ないし90モルチの1−ブテ
ン系共重合体に関してみると、アセトン可溶分が1.5
重量%以上のもののみが開示されている。本発明者らの
検討結果によれば、これらの共重合体は沸騰酢酸メチル
可溶分が2重量%を越えて以さらに多く、またアセトン
・n−デカン混合溶媒(容量比1/1)可溶分の含有率
も5×〔η〕−1・2重量%を越えて多く、該1−ブテ
ン系共重合体からは表面粘着性が犬きく、透明性に劣っ
た成形体しか得ることができないことがわかった。
さらに、前記米国特許第4.16 & 361号明細書
にはプロピレン含有率が40ないし90モルチの範囲に
あるプロピレン・1−ブテン共重合体が開示されている
が、これらの共重合体のうちで1−ブテン含有率が50
ないし60モル−〇共重合体に関しても前記同様に、本
発明者らの検討によれば、アセトン・n−デカン混合溶
媒可溶分の含有率が多く、該」−ブテン系共重合体から
は表面粘着性が大きく、透明性に劣った成形体しか得る
ことができない。
にはプロピレン含有率が40ないし90モルチの範囲に
あるプロピレン・1−ブテン共重合体が開示されている
が、これらの共重合体のうちで1−ブテン含有率が50
ないし60モル−〇共重合体に関しても前記同様に、本
発明者らの検討によれば、アセトン・n−デカン混合溶
媒可溶分の含有率が多く、該」−ブテン系共重合体から
は表面粘着性が大きく、透明性に劣った成形体しか得る
ことができない。
一方、三塩化チタン系触媒を用いて高温で重合を行い非
晶質のランダム共重合体を得る方法が特開昭50−38
787号公報に提案されている。
晶質のランダム共重合体を得る方法が特開昭50−38
787号公報に提案されている。
この方法では沸騰n−ヘキサン不溶分の少ない共重合体
は得られるが、本発明者らの検討によれば、酢酸メチル
可溶分が2重量%より多く、引張特性に関しても劣シ、
樹脂的用途に使用できない。
は得られるが、本発明者らの検討によれば、酢酸メチル
可溶分が2重量%より多く、引張特性に関しても劣シ、
樹脂的用途に使用できない。
また、本出願人は、特開昭54−85293号公報にお
いて組成分布が狭く、沸騰酢酸メチル可溶分が少なく、
表面粘着性の小さい1−ブテンを主成分とする1−ブテ
ン・プロピレンランダム共重合体を提案した。しかしな
がら、この提案によシ提供される1−ブテン・プロピレ
ン共重合体の低分子量成分の含有率、とくに沸騰酢酸メ
チル可溶分で表わされる低分子量重合体の含有率及び該
共重合体からなる成形品の表面粘着性は従来のものにく
らべてかなり改善されることが明らかであるが、該1−
ブテン系ランダム共重合体中の低分子量重合体成分、と
くにアセトン・九−デカン混合溶媒(容量比1/1)可
溶分で表わされる低分子量重合体成分の含有率がなお多
く、耐衝撃性の改善のためにポリプロピレン樹脂に該」
−ブテン・プロピレンランダム共重合体を配合した樹脂
組成物の成形品、たとえばフィルムは経時的に表面粘着
性が増加し易いなどの欠点が存在し、表面非粘着性及び
透明性などの性能が高度に要求される分野の用途にはな
お充分であるとは言い難かった。
いて組成分布が狭く、沸騰酢酸メチル可溶分が少なく、
表面粘着性の小さい1−ブテンを主成分とする1−ブテ
ン・プロピレンランダム共重合体を提案した。しかしな
がら、この提案によシ提供される1−ブテン・プロピレ
ン共重合体の低分子量成分の含有率、とくに沸騰酢酸メ
チル可溶分で表わされる低分子量重合体の含有率及び該
共重合体からなる成形品の表面粘着性は従来のものにく
らべてかなり改善されることが明らかであるが、該1−
ブテン系ランダム共重合体中の低分子量重合体成分、と
くにアセトン・九−デカン混合溶媒(容量比1/1)可
溶分で表わされる低分子量重合体成分の含有率がなお多
く、耐衝撃性の改善のためにポリプロピレン樹脂に該」
−ブテン・プロピレンランダム共重合体を配合した樹脂
組成物の成形品、たとえばフィルムは経時的に表面粘着
性が増加し易いなどの欠点が存在し、表面非粘着性及び
透明性などの性能が高度に要求される分野の用途にはな
お充分であるとは言い難かった。
また、さらにこの提案による該1−ブテン・プロピレン
ランダム共重合体は低結晶性でアシ、剛性などの力学的
物性に劣シ、これらの力学的物性が高度に要求される分
野の用途にもなお不充分であった。
ランダム共重合体は低結晶性でアシ、剛性などの力学的
物性に劣シ、これらの力学的物性が高度に要求される分
野の用途にもなお不充分であった。
本発明者らは、従来の1−ブテン系ランダム共重合体は
低分子量重合体の含有率が多く、該1一プテン系ランダ
ム共重合体から得た成形体が表面非粘着性、透明性、剛
性などの力学的物性に劣っていることを認識し、従来の
1−ブテン系ランダム共重合体に比してこれらの物性の
改善された1一プテン系ランダム共重合体を提供するこ
とを目的として開発研究を行ってきた。
低分子量重合体の含有率が多く、該1一プテン系ランダ
ム共重合体から得た成形体が表面非粘着性、透明性、剛
性などの力学的物性に劣っていることを認識し、従来の
1−ブテン系ランダム共重合体に比してこれらの物性の
改善された1一プテン系ランダム共重合体を提供するこ
とを目的として開発研究を行ってきた。
その結果、本発明者らは、1−ブテン成分及びエチレン
成分からなシ、1−ブテン成分を主成分とする1−ブテ
ン系ランダム共重合体であって、かつ後記(B)ないし
くI′)で定義された特性値を兼備した従来公知文献未
記載の1−ブテン系ランダム共重合体が存在できること
を発見しかつその合成に成功した。
成分からなシ、1−ブテン成分を主成分とする1−ブテ
ン系ランダム共重合体であって、かつ後記(B)ないし
くI′)で定義された特性値を兼備した従来公知文献未
記載の1−ブテン系ランダム共重合体が存在できること
を発見しかつその合成に成功した。
さらにこの新規l−ブテン系ランダム共重合体は、従来
公知の1−ブテン系ランダム共重合体にくらべて低分子
量重合体成分、とくに沸騰酢酸メチルへの可溶分及びア
セトン・n−デカン混合溶媒(容量比1/1)への可溶
分の両者で表わされる低分子量重合体成分の含有率が少
なく、該1−ブテン系ランダム共重合体から得た成形体
は表面非粘着性、透明性、剛性などの力学的物性にとく
に優れていることを発見した。
公知の1−ブテン系ランダム共重合体にくらべて低分子
量重合体成分、とくに沸騰酢酸メチルへの可溶分及びア
セトン・n−デカン混合溶媒(容量比1/1)への可溶
分の両者で表わされる低分子量重合体成分の含有率が少
なく、該1−ブテン系ランダム共重合体から得た成形体
は表面非粘着性、透明性、剛性などの力学的物性にとく
に優れていることを発見した。
従って、本発明の目的は主成分量の1−ブテン成分と少
量割合のエチレン成分からなる新規1−ブテン系ランダ
ム共重合体を提供することにある。
量割合のエチレン成分からなる新規1−ブテン系ランダ
ム共重合体を提供することにある。
本発明の上記目的ならびにさらに多くの他の目的ならび
に利点は以下の記載によシ一層間らかになるであろう。
に利点は以下の記載によシ一層間らかになるであろう。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明によれ
ば、エチレン成分及び1−ブテン成分からなる1−ブテ
ン系ランダム共重合体であって、 (A) その組成が、エチレン成分が1ないし1′) 50モルチ及び1−ブテン成分が50ないし99モルチ
の範囲にあること、 (B) デカリン中で135℃で測定した極限粘度〔η
〕が0.5ないし6dl/gの範囲にあること、 (C) 示差走査熱量計によって測定した融点CT m
)が30ないし130℃の範囲にあること、 (D) X線回折法によって測定した結晶化度が1ない
し60%の範囲にあること、 (E) 沸騰酢酸メチルへの可溶分1(Ft重量%〕
が2重量%以下の範囲にあること、(F) 10℃にお
けるアセトン・n−デカン混合溶媒(容量比1/1)へ
の可溶分量CW’を重量%〕が5×〔η〕−1,2重量
%未満の範囲にあること、 (G) 降伏点応力が1ないし200kg/cI+!
の範囲にあること、 (H) 破断点応力が3ないし1000klP/cIl
の範囲にあること、 (I) 破断点伸びがaoos以上でめること、によっ
て特徴づけられるl−ブテン系ランダム共重合体が提供
される。
ば、エチレン成分及び1−ブテン成分からなる1−ブテ
ン系ランダム共重合体であって、 (A) その組成が、エチレン成分が1ないし1′) 50モルチ及び1−ブテン成分が50ないし99モルチ
の範囲にあること、 (B) デカリン中で135℃で測定した極限粘度〔η
〕が0.5ないし6dl/gの範囲にあること、 (C) 示差走査熱量計によって測定した融点CT m
)が30ないし130℃の範囲にあること、 (D) X線回折法によって測定した結晶化度が1ない
し60%の範囲にあること、 (E) 沸騰酢酸メチルへの可溶分1(Ft重量%〕
が2重量%以下の範囲にあること、(F) 10℃にお
けるアセトン・n−デカン混合溶媒(容量比1/1)へ
の可溶分量CW’を重量%〕が5×〔η〕−1,2重量
%未満の範囲にあること、 (G) 降伏点応力が1ないし200kg/cI+!
の範囲にあること、 (H) 破断点応力が3ないし1000klP/cIl
の範囲にあること、 (I) 破断点伸びがaoos以上でめること、によっ
て特徴づけられるl−ブテン系ランダム共重合体が提供
される。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体において、該共
重合体の組成(,4)は、エチレン成分が1ないし50
モルチ、好ましくは1ないし40モル係の範囲にらシ、
1−ブテン成分の含有率が50ないし99モルチ、好ま
しくは60ないし99モルチの範囲にある。該共重合体
中の1−ブテン成分の含有率が50モルチより小さくな
りかつエチレン成分の含有率が50モルチよシ大きくな
ると、該共重合体の低分子量成分の含有率が多くなり、
透明性、ブロッキング性、スリップ性が低下するように
なシ、1−ブテン成分の含有率が99モルチよ)大きく
なシかつエチレン成分の含有率が1モルチよシ小さくな
ると、該共重合体の■聾結晶からl型結晶への転移が遅
くなシ、成形品の物性の経時変化が大きくなると共に透
明性も劣るようになる。
重合体の組成(,4)は、エチレン成分が1ないし50
モルチ、好ましくは1ないし40モル係の範囲にらシ、
1−ブテン成分の含有率が50ないし99モルチ、好ま
しくは60ないし99モルチの範囲にある。該共重合体
中の1−ブテン成分の含有率が50モルチより小さくな
りかつエチレン成分の含有率が50モルチよシ大きくな
ると、該共重合体の低分子量成分の含有率が多くなり、
透明性、ブロッキング性、スリップ性が低下するように
なシ、1−ブテン成分の含有率が99モルチよ)大きく
なシかつエチレン成分の含有率が1モルチよシ小さくな
ると、該共重合体の■聾結晶からl型結晶への転移が遅
くなシ、成形品の物性の経時変化が大きくなると共に透
明性も劣るようになる。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体において、13
5℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕(B)は、
0.5ないし6、好ましくは1ないし5の範囲にある。
5℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕(B)は、
0.5ないし6、好ましくは1ないし5の範囲にある。
この特性値は本発明の1−ブテン系ランダム共重合体の
分子量を示す尺度で、1、他の特性値と結合することに
よシ1.前述の優れた性質のランダム共重合体の提供に
役立っている。
分子量を示す尺度で、1、他の特性値と結合することに
よシ1.前述の優れた性質のランダム共重合体の提供に
役立っている。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体の示差走査型熱
量計によって測定した融点〔以下、DSC融点と略記す
ることがある〕(C)は、30ないし130℃、好まし
くは40ないし120°Cの範囲におる。該DSC融点
が存在することは、従来の非晶質の1−ブテン系ランダ
ム共重合体と区別される結晶性を有する共重合体である
ことを示す尺度であって、他の特性値と結合することに
よって前述の優れた性質の共重合体の提供に役立ってい
る。ここで、DSC融点は成形後20時間経過後の厚さ
0,1鶴のプレスシートを10℃/ TrLinの昇温
速度で0〜200℃まで測定し、最大吸熱ピークをT憤
とした。
量計によって測定した融点〔以下、DSC融点と略記す
ることがある〕(C)は、30ないし130℃、好まし
くは40ないし120°Cの範囲におる。該DSC融点
が存在することは、従来の非晶質の1−ブテン系ランダ
ム共重合体と区別される結晶性を有する共重合体である
ことを示す尺度であって、他の特性値と結合することに
よって前述の優れた性質の共重合体の提供に役立ってい
る。ここで、DSC融点は成形後20時間経過後の厚さ
0,1鶴のプレスシートを10℃/ TrLinの昇温
速度で0〜200℃まで測定し、最大吸熱ピークをT憤
とした。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体のX線回折法に
よって測定した結晶化度(D)は、工ないし60%、好
ましくは工ないし55%の範囲にある。この特性値は、
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体が引張特性に優
れることを示す尺度であり、他の特性値と結合すること
により前述の優れた性質のランダム共重合体の提供に役
立っている。結晶化度は成形後20時間経過後の厚さ1
5mのプレスシートのX線回折測定によシ求めた。
よって測定した結晶化度(D)は、工ないし60%、好
ましくは工ないし55%の範囲にある。この特性値は、
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体が引張特性に優
れることを示す尺度であり、他の特性値と結合すること
により前述の優れた性質のランダム共重合体の提供に役
立っている。結晶化度は成形後20時間経過後の厚さ1
5mのプレスシートのX線回折測定によシ求めた。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体において、沸騰
酢酸メチルへの可溶分量(’を重量%〕は、該共重合体
の重量に基づいて2重量%以下、たとえば0.01〜2
重量%、好ましくは0.01〜1重量%の範囲にある。
酢酸メチルへの可溶分量(’を重量%〕は、該共重合体
の重量に基づいて2重量%以下、たとえば0.01〜2
重量%、好ましくは0.01〜1重量%の範囲にある。
また、該1−ブテン系ランダム共重合体の沸騰酢酸メチ
ル可溶分量〔r+重量%〕は、たとえば、一般式 %式% 〔式中、αはエチレン成分の含有率(モルチ)を示す〕
で表わされる範囲にあるのが好ましい。この特性値は本
発明の1−ブテン系ランダム共重合体における低分子量
重合体成分の含有率を示しかつ該共重合体の組成分布及
び分子量分布の広狭を示す尺度でメジ、従来から提案さ
れている1−ブテン系ランダム共重合体は該沸騰酢酸メ
チル可溶分量が多く、表面非粘着性に劣シ、ブロッキン
グ性が大きい原因になっている。本発明の1−ブテン系
ランダム共重合体におけるこの特性値は、他の特性値と
結合することによシ前述の優れた性質の共重合体の提供
に役立っている。本発明において、該沸騰酢酸メチル可
溶分量は次の方法で測定した。すなわち、1mX 1m
X 1x程度の細片試料を円筒ガラスフィルターに入れ
、す7ラツクス頻度を1回15分程度にしてソックスレ
ー抽出器で7時間抽出し、抽出残分を真空乾燥器(真空
度10 xxHg以下)で恒蒙になるまで乾燥してその
重量を求め、尿試料との重量差から沸騰酢酸メチル可溶
分重量を求めた。沸騰酢酸メチル可溶分量〔W、〕は該
沸騰酢酸メチル可溶分重量の尿試料重量に対する百分率
として求めた。
ル可溶分量〔r+重量%〕は、たとえば、一般式 %式% 〔式中、αはエチレン成分の含有率(モルチ)を示す〕
で表わされる範囲にあるのが好ましい。この特性値は本
発明の1−ブテン系ランダム共重合体における低分子量
重合体成分の含有率を示しかつ該共重合体の組成分布及
び分子量分布の広狭を示す尺度でメジ、従来から提案さ
れている1−ブテン系ランダム共重合体は該沸騰酢酸メ
チル可溶分量が多く、表面非粘着性に劣シ、ブロッキン
グ性が大きい原因になっている。本発明の1−ブテン系
ランダム共重合体におけるこの特性値は、他の特性値と
結合することによシ前述の優れた性質の共重合体の提供
に役立っている。本発明において、該沸騰酢酸メチル可
溶分量は次の方法で測定した。すなわち、1mX 1m
X 1x程度の細片試料を円筒ガラスフィルターに入れ
、す7ラツクス頻度を1回15分程度にしてソックスレ
ー抽出器で7時間抽出し、抽出残分を真空乾燥器(真空
度10 xxHg以下)で恒蒙になるまで乾燥してその
重量を求め、尿試料との重量差から沸騰酢酸メチル可溶
分重量を求めた。沸騰酢酸メチル可溶分量〔W、〕は該
沸騰酢酸メチル可溶分重量の尿試料重量に対する百分率
として求めた。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体において、10
℃におけるアセトン・九−デカ/混合溶媒(容量比1/
1)への可溶分量CF2重量%〕(F)は、該共重合体
の重量に基づいて、5×〔η〕−1・2重量−未満、た
とえばo、 1x [:η]−1,2〜sx(η〕−重
量%、好ましくは0.2 X〔η〕−1・2〜4×〔η
〕−L2重量%、とくに好ましくはo、 a X Cη
〕−t、2〜4×〔η〕−1°2重量%の範囲にある(
ここで、〔η〕は該共重合体の極限粘度の数値であって
、デイメンジョを除いた値を示す)。この特性値は、本
発明の1−ブテン系ランダム共重合体における低分子量
重合体成分の含有率を示しかつ該共重合体の組成分布及
び分子量分布の広狭を示す尺度であり、従来から知られ
ている1−ブテン系ランダム共重合体は該沸騰酢酸メチ
ル可溶分が多く、表面非粘着性に劣り、ブロッキング性
が大きい原因になっている。本発明の1−ブテン系ラン
ダム共重合体におけるこの特性値は、他の特性値と結合
することによυ、前述の優れた性質の共重合体の提供に
役立っている。
℃におけるアセトン・九−デカ/混合溶媒(容量比1/
1)への可溶分量CF2重量%〕(F)は、該共重合体
の重量に基づいて、5×〔η〕−1・2重量−未満、た
とえばo、 1x [:η]−1,2〜sx(η〕−重
量%、好ましくは0.2 X〔η〕−1・2〜4×〔η
〕−L2重量%、とくに好ましくはo、 a X Cη
〕−t、2〜4×〔η〕−1°2重量%の範囲にある(
ここで、〔η〕は該共重合体の極限粘度の数値であって
、デイメンジョを除いた値を示す)。この特性値は、本
発明の1−ブテン系ランダム共重合体における低分子量
重合体成分の含有率を示しかつ該共重合体の組成分布及
び分子量分布の広狭を示す尺度であり、従来から知られ
ている1−ブテン系ランダム共重合体は該沸騰酢酸メチ
ル可溶分が多く、表面非粘着性に劣り、ブロッキング性
が大きい原因になっている。本発明の1−ブテン系ラン
ダム共重合体におけるこの特性値は、他の特性値と結合
することによυ、前述の優れた性質の共重合体の提供に
役立っている。
本発明において、該混合溶媒中への共重合体の可溶分量
は次の方法によって測定決定される。すなわち、攪拌羽
根対150−のフラスコに、IJIの共重合体試料、o
、 o s yの2,6−ジtart−ブチル−4−メ
チルフェノール、50−のn−デカンを入れ、120℃
の油浴上で溶解させる。溶解後30分間室温下で自然放
冷し、次いで50ゴのア七トンを30秒で添加し、10
℃の水浴上で60分間冷却する。析出した共重合体と低
分子量重合体成分の溶解した溶液をグラスフィルターで
濾過分離し、溶液を1omhgで150°Cで恒量にな
るまで乾燥し、その重量を測定し、前記混合溶媒中への
共重合体の可溶分量を試料共重合体の重量に対する百分
率として算出決定した。なお、゛ 前記測
定法において攪拌は溶解時から濾過の直前まで連続して
行った。
は次の方法によって測定決定される。すなわち、攪拌羽
根対150−のフラスコに、IJIの共重合体試料、o
、 o s yの2,6−ジtart−ブチル−4−メ
チルフェノール、50−のn−デカンを入れ、120℃
の油浴上で溶解させる。溶解後30分間室温下で自然放
冷し、次いで50ゴのア七トンを30秒で添加し、10
℃の水浴上で60分間冷却する。析出した共重合体と低
分子量重合体成分の溶解した溶液をグラスフィルターで
濾過分離し、溶液を1omhgで150°Cで恒量にな
るまで乾燥し、その重量を測定し、前記混合溶媒中への
共重合体の可溶分量を試料共重合体の重量に対する百分
率として算出決定した。なお、゛ 前記測
定法において攪拌は溶解時から濾過の直前まで連続して
行った。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体において、JI
S K7113の方法によって測定した降伏点応力(
G)は1ないし200 k17/cI&、好ましくは2
ないし180kII/cI&の範囲に@p、JISKT
113の方法によって測定した破断点応力CM>は3
ないし1000 kg/al、好ましくは5ないし80
0 kg/crlの範囲にあり、JIS K7113
の方法によって測定した破断点伸び(I)は300%以
上、好ましくは350ないし1000チの範囲におる。
S K7113の方法によって測定した降伏点応力(
G)は1ないし200 k17/cI&、好ましくは2
ないし180kII/cI&の範囲に@p、JISKT
113の方法によって測定した破断点応力CM>は3
ないし1000 kg/al、好ましくは5ないし80
0 kg/crlの範囲にあり、JIS K7113
の方法によって測定した破断点伸び(I)は300%以
上、好ましくは350ないし1000チの範囲におる。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体の降伏点応力(
G)、破断点応力(H)及び破断点伸び(I)の特性値
は、前述の他の特性値と結合することにより、前述の優
れた諸性質を備えた共重合体を提供するのに役立ってい
る。なお、本発明において、前記降伏点応力(G)、破
断点応力(l及び破断点伸び(I)の特性値はJIS
ff7113の引張試験の方法に従って測定した。す
なわち、試料はJIS K675Bによって成形した
厚さ1襲のプレスシートから成形19時間後に打ち抜い
たJIS r7113の2号形試験片を用い、25℃
の雰囲気下で引張速度50 m / minで上記プレ
スシート成形20時間後に測定する。降伏点が明瞭に現
われない場合には、2(lの伸び応力を降伏点応力とし
た。
G)、破断点応力(H)及び破断点伸び(I)の特性値
は、前述の他の特性値と結合することにより、前述の優
れた諸性質を備えた共重合体を提供するのに役立ってい
る。なお、本発明において、前記降伏点応力(G)、破
断点応力(l及び破断点伸び(I)の特性値はJIS
ff7113の引張試験の方法に従って測定した。す
なわち、試料はJIS K675Bによって成形した
厚さ1襲のプレスシートから成形19時間後に打ち抜い
たJIS r7113の2号形試験片を用い、25℃
の雰囲気下で引張速度50 m / minで上記プレ
スシート成形20時間後に測定する。降伏点が明瞭に現
われない場合には、2(lの伸び応力を降伏点応力とし
た。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体は、以上に述べ
た(、4)ないしく1)の特性値によって表わされる結
合因子を満足し、さらに好ましい本発明の1−ブテン系
ランダム共重合体は次の(J)ないしくL)の特性値を
も充足する。
た(、4)ないしく1)の特性値によって表わされる結
合因子を満足し、さらに好ましい本発明の1−ブテン系
ランダム共重合体は次の(J)ないしくL)の特性値を
も充足する。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体のJISf67
45の方法によって測定したねじシ剛性率(J)はたと
えば5ないし3000ゆ/cri、好ましくは10ない
し2000に9/cIiの範囲にある。
45の方法によって測定したねじシ剛性率(J)はたと
えば5ないし3000ゆ/cri、好ましくは10ない
し2000に9/cIiの範囲にある。
ねじり剛性率の測定方法としては、JISK6758に
よって成形した厚さ1mのプレスシートから成形9日後
に打ち抜いた縦64W1横635關の短冊状試験片を用
い、プレスシート成形10目後、25℃の雰囲気下、5
0ないし60度のねじシ角で加重後5秒ののちの値を測
定した。
よって成形した厚さ1mのプレスシートから成形9日後
に打ち抜いた縦64W1横635關の短冊状試験片を用
い、プレスシート成形10目後、25℃の雰囲気下、5
0ないし60度のねじシ角で加重後5秒ののちの値を測
定した。
また、本発明の1−ブテン系ランダム共重合体のJIS
K7113の方法によって測定したヤング率<X>
はたとえば10ないし5000kg/d1好ましくは2
0ないし4000に9/L0iの範囲にある。また、本
発明の1−ブテン系ランダム共重合体のヤング率(K)
は、エチレン成分の含有率bモルチとの関係において好
ましくは一般式%式% によって表わされる。ヤング率の測定は、前記(G)、
(H)及び(I)の測定と同様の引張試験の方法によっ
て行った。
K7113の方法によって測定したヤング率<X>
はたとえば10ないし5000kg/d1好ましくは2
0ないし4000に9/L0iの範囲にある。また、本
発明の1−ブテン系ランダム共重合体のヤング率(K)
は、エチレン成分の含有率bモルチとの関係において好
ましくは一般式%式% によって表わされる。ヤング率の測定は、前記(G)、
(H)及び(I)の測定と同様の引張試験の方法によっ
て行った。
該1−ブテン系ランダム共重合体の1−ブテン含有率の
標準偏差値σ(L)はたとえば0.6αモルチ以下、好
ましくは0.4αモルチ以下である(式中、αは該1−
ブテン系ランダム共重合体中のエチレン成分の含有率モ
ルチを示す)。該標準偏差値σは該1−ブテン系ランダ
ム共重合体のランダム性を示す尺度でろって、前記特性
値(、f)ないしCK)に加えてさらに特性値(L)を
満足する共重合体はよシ優れた物性を示す。本発明の1
−ブテン系ランダム共重合体の標準偏差値σは、該共重
合体の組成分布に基づいて次式によって算出決定した。
標準偏差値σ(L)はたとえば0.6αモルチ以下、好
ましくは0.4αモルチ以下である(式中、αは該1−
ブテン系ランダム共重合体中のエチレン成分の含有率モ
ルチを示す)。該標準偏差値σは該1−ブテン系ランダ
ム共重合体のランダム性を示す尺度でろって、前記特性
値(、f)ないしCK)に加えてさらに特性値(L)を
満足する共重合体はよシ優れた物性を示す。本発明の1
−ブテン系ランダム共重合体の標準偏差値σは、該共重
合体の組成分布に基づいて次式によって算出決定した。
なお、該共重合体の組成分布は、p−キシレン溶媒で抽
出温度をOないし130℃まで5℃毎の段階的に変化さ
せる抽出型カラム分別法によって測定し、この際一定温
度での抽出には共重合体試料IQ、9に対してp−キシ
レン21を用い、4時間の抽出を行った。
出温度をOないし130℃まで5℃毎の段階的に変化さ
せる抽出型カラム分別法によって測定し、この際一定温
度での抽出には共重合体試料IQ、9に対してp−キシ
レン21を用い、4時間の抽出を行った。
・= (A・・・(i−・)・f(・)d・〕号ここで
、iは共重合体の1−ブテンの平均含有率(モル%)を
示し、Xは1−ブテン含有率(モル%)、f(π)は1
−ブテン含有量2(モルチ)を持つ成分の微分重量分率
を示す。
、iは共重合体の1−ブテンの平均含有率(モル%)を
示し、Xは1−ブテン含有率(モル%)、f(π)は1
−ブテン含有量2(モルチ)を持つ成分の微分重量分率
を示す。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体は、1−ブテン
の単独重合体にくらべて結晶転移が速やかに進行するの
で、物性の経時変化が小さいという特徴がめる。これに
対して、たとえば1−ブテンの単独重合体には3種類の
結晶製(!型、1[凰および■型)が存在し、温度や時
間の変化につれて相互の結晶転移を起こすことが知られ
ておシ、とくに室温下では準安定なam結晶形態から安
定な■型結晶形態への転移が遅いために、実際の成形品
への応用に際しては成形品の変形、物性の経時変化等の
種々の困難が伴なうなどの欠点がめつた。
の単独重合体にくらべて結晶転移が速やかに進行するの
で、物性の経時変化が小さいという特徴がめる。これに
対して、たとえば1−ブテンの単独重合体には3種類の
結晶製(!型、1[凰および■型)が存在し、温度や時
間の変化につれて相互の結晶転移を起こすことが知られ
ておシ、とくに室温下では準安定なam結晶形態から安
定な■型結晶形態への転移が遅いために、実際の成形品
への応用に際しては成形品の変形、物性の経時変化等の
種々の困難が伴なうなどの欠点がめつた。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体には、前述の諸
物性を損なうことがない限シ、微量の他のα−オレフィ
ン、たとえばプロピレンなどの成分が共重合されていて
もよい。
物性を損なうことがない限シ、微量の他のα−オレフィ
ン、たとえばプロピレンなどの成分が共重合されていて
もよい。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体は、1−ブテン
成分含有率の全領域において従来から知られているエチ
レン・1−ブテン系ランダム共重合体にくらべて低分子
量重合体成分の含有量が低く、透明性に優れ、光面非粘
着性に優れ、剛性及びその他の力学的物性に優れている
という特徴を有している。本発明の1−ブテン系ランダ
ム共重合体のうちでも、1−ブテン成分の含有率が99
ないし90モルチ範囲では該共重合体はとくに高結晶性
でかつ高剛性の半硬質樹脂でるる。たとえば、1−ブテ
ン含有率が前記範囲にあるl−ブテン系ランダム共重合
体の物性は次の範囲にある。
成分含有率の全領域において従来から知られているエチ
レン・1−ブテン系ランダム共重合体にくらべて低分子
量重合体成分の含有量が低く、透明性に優れ、光面非粘
着性に優れ、剛性及びその他の力学的物性に優れている
という特徴を有している。本発明の1−ブテン系ランダ
ム共重合体のうちでも、1−ブテン成分の含有率が99
ないし90モルチ範囲では該共重合体はとくに高結晶性
でかつ高剛性の半硬質樹脂でるる。たとえば、1−ブテ
ン含有率が前記範囲にあるl−ブテン系ランダム共重合
体の物性は次の範囲にある。
(C) DSC融点(T tn )が90ないし13
0℃、好ましくは100ないし120℃の範囲、(D)
結晶化度が10ないし60チ、好ましくは20ないし
58%の範囲、 (G) 降伏点応力が20ないし200に9/cd。
0℃、好ましくは100ないし120℃の範囲、(D)
結晶化度が10ないし60チ、好ましくは20ないし
58%の範囲、 (G) 降伏点応力が20ないし200に9/cd。
好ましくはλOないし180に9/c11の範囲、(H
) 破断点応力が100ないし1000ゆ/d1好まし
くは200ないし800 kg/I:IIの範囲、 (I) 破断点伸びが300−以上、好ましくは350
ないし800チの範囲、 (J) ねじシ剛性率が100ないしaooob/cr
i、好ましくは200ないし2000kII/dの範囲
、 (K) ヤング率が200ないし5oookII/c
!I。
) 破断点応力が100ないし1000ゆ/d1好まし
くは200ないし800 kg/I:IIの範囲、 (I) 破断点伸びが300−以上、好ましくは350
ないし800チの範囲、 (J) ねじシ剛性率が100ないしaooob/cr
i、好ましくは200ないし2000kII/dの範囲
、 (K) ヤング率が200ないし5oookII/c
!I。
好ましくは400ないし4000 kg、/、!の範囲
、 この高剛性でかつ高結晶性の1−ブテン系ランダム共重
合体は単独で成形用材料として利用され、フィルム、シ
ート、パイプ、その他種々の形状の半硬質樹脂成形体に
成形される。
、 この高剛性でかつ高結晶性の1−ブテン系ランダム共重
合体は単独で成形用材料として利用され、フィルム、シ
ート、パイプ、その他種々の形状の半硬質樹脂成形体に
成形される。
また、本発明の1−ブテン系ランダム共重合体のうちで
、1−ブテン成分の含有率が90ないし50モルチ、と
くに90衾いし60モルチの範囲では該共重合体はとく
に低結晶性の軟質樹脂でめる。たとえば、1−ブテン含
有率が前記範囲にろる1−ブテン系ランダム共重合体の
物性は次の範囲にある。
、1−ブテン成分の含有率が90ないし50モルチ、と
くに90衾いし60モルチの範囲では該共重合体はとく
に低結晶性の軟質樹脂でめる。たとえば、1−ブテン含
有率が前記範囲にろる1−ブテン系ランダム共重合体の
物性は次の範囲にある。
(Cン DSC融点CT tn )が30ないし110
℃、好ましくは40ないし105℃の範囲、(D) 結
晶化度が°1ないし50チ、好ましくは1′。
℃、好ましくは40ないし105℃の範囲、(D) 結
晶化度が°1ないし50チ、好ましくは1′。
1ないし40%の範囲、
(G) 降伏点応力が1ないしxookp/cd、好
ましくは2ないし90kg/citの範囲、(E)
破断点応力が3ないし500ゆ/d、好ましくは5ない
し400ゆ/CI!の範囲、(1) 破断点伸びが4
00チ以上、好ましくはSOOないし1000チの範囲
、 (J) ねじり剛性率が5ないしB Q Okg/c
d。
ましくは2ないし90kg/citの範囲、(E)
破断点応力が3ないし500ゆ/d、好ましくは5ない
し400ゆ/CI!の範囲、(1) 破断点伸びが4
00チ以上、好ましくはSOOないし1000チの範囲
、 (J) ねじり剛性率が5ないしB Q Okg/c
d。
好ましくは10ないしsookg、”iの範囲、(f)
ヤング率が10ないし200 ki9/cIl、好
ましくは20ないし1000kIiF/cdの範囲。
ヤング率が10ないし200 ki9/cIl、好
ましくは20ないし1000kIiF/cdの範囲。
この低結晶性で軟質の1−ブテン系ランダム共重合体は
ポリプロピレンの耐衝撃性改良剤、低密度ポリエチレン
の伸び抑制剤及び引裂改良剤に利用される。
ポリプロピレンの耐衝撃性改良剤、低密度ポリエチレン
の伸び抑制剤及び引裂改良剤に利用される。
本発明の1−ブテン系ランダム共重合体は、たとえば、
(α)マグネシウム化合物、チタン化合物、ジエステル
及び必要に応じてハロゲン化合物(マグネシウム化合物
又はチタン化合物がハロゲン原子を含む場合には必らず
しも必要としない)を相互に反応させることによって形
成されるマグネシウム、チタン、ハロゲン及びジエステ
ルを必須成分とする高活性チタン触媒成分、 (6) 有機アルミニウム化合物触媒成分、及び(c
) 5i−0−C結合を有する有機硅素化合物触媒成
分、 から形成される触媒の存在下に、約20ないし約200
℃の温度で1−ブテン及びエチレンを共重合させること
によって得ることができる。触媒成分、共重合条件、そ
の他の共重合体製造条件は以下に詳しく述べるように、
本発明の共重合体に前記特性(,4)ないしく1)を目
安として、実験的に容易に選択設定することができる。
及び必要に応じてハロゲン化合物(マグネシウム化合物
又はチタン化合物がハロゲン原子を含む場合には必らず
しも必要としない)を相互に反応させることによって形
成されるマグネシウム、チタン、ハロゲン及びジエステ
ルを必須成分とする高活性チタン触媒成分、 (6) 有機アルミニウム化合物触媒成分、及び(c
) 5i−0−C結合を有する有機硅素化合物触媒成
分、 から形成される触媒の存在下に、約20ないし約200
℃の温度で1−ブテン及びエチレンを共重合させること
によって得ることができる。触媒成分、共重合条件、そ
の他の共重合体製造条件は以下に詳しく述べるように、
本発明の共重合体に前記特性(,4)ないしく1)を目
安として、実験的に容易に選択設定することができる。
本発明において、従来の文献未記載の特性値を有する本
発明の1−ブテン系ランダム共重合体の存在ならびにそ
の共重合体の存在ならびにその共重合体の優れた性質が
明らかにされたのであるから、本発明の共重合体に特定
された特性値(A)ないしくI)、さらに補助的な特性
値(J)ないしくL)を目安にして、本発明の1−ブテ
ン系ランダム共重合体の製造条件を実験的に容易にかつ
適宜に選択設定することかで°きる。
発明の1−ブテン系ランダム共重合体の存在ならびにそ
の共重合体の存在ならびにその共重合体の優れた性質が
明らかにされたのであるから、本発明の共重合体に特定
された特性値(A)ないしくI)、さらに補助的な特性
値(J)ないしくL)を目安にして、本発明の1−ブテ
ン系ランダム共重合体の製造条件を実験的に容易にかつ
適宜に選択設定することかで°きる。
高活性チタン触媒成分(α)は、マグネシウム、チタン
、ハロゲンおよびジエステルを必須成分として含有する
。このようなチタン触媒成分(α)としては、マグネシ
ウム/チタン(原子比)が好ましくは約2ないし約10
0.一層好ましくは約4ないし約70、ハロゲン/チタ
ン(原子比)が好ましくは約4ないし約100、一層好
ましくは約6ないし約40.ジエステル/チタン(モル
比)が好ましくは約0.2ないし約10、一層好ましく
は約0、4ないし約6の範囲にあるのが好ましい。また
、その比表面積は、好ましくは約3i/I!以上、一層
好ましくは約4Or?/I以上、さらに好ましくは約i
oom’/Nないし約800ば/iである。
、ハロゲンおよびジエステルを必須成分として含有する
。このようなチタン触媒成分(α)としては、マグネシ
ウム/チタン(原子比)が好ましくは約2ないし約10
0.一層好ましくは約4ないし約70、ハロゲン/チタ
ン(原子比)が好ましくは約4ないし約100、一層好
ましくは約6ないし約40.ジエステル/チタン(モル
比)が好ましくは約0.2ないし約10、一層好ましく
は約0、4ないし約6の範囲にあるのが好ましい。また
、その比表面積は、好ましくは約3i/I!以上、一層
好ましくは約4Or?/I以上、さらに好ましくは約i
oom’/Nないし約800ば/iである。
このようなチタン触媒成分(α)は、室温におけるヘキ
サン洗浄のような簡単な手段によって実質的にチタン化
合物を脱離しないのが普通である。そのX線スペクトル
が触媒調製に用いた原料マグネシウム化合物の如何にか
かわらず、マグネシウム化合物に関して非品性を示すか
、またはマグネシウムシバライドの通常の市販品のそれ
に比べ、好ましくは非常に非晶化された状態にある。
サン洗浄のような簡単な手段によって実質的にチタン化
合物を脱離しないのが普通である。そのX線スペクトル
が触媒調製に用いた原料マグネシウム化合物の如何にか
かわらず、マグネシウム化合物に関して非品性を示すか
、またはマグネシウムシバライドの通常の市販品のそれ
に比べ、好ましくは非常に非晶化された状態にある。
チタン触媒成分(α)は、前記必須成分以外に、触媒性
能を大きく悪化させない限度において、他の元素、金属
、官能基、電子供与体などを含有していてもよい。さら
に有機や無機の希釈剤で希釈されていてもよい。他の元
素、金属、希釈剤などを含有する場合には、比表面積や
非品性に影響を及ぼすことがアシ、その場合には、その
ような他成分を除去したときに前述したような比表面積
の値を示しかつ非品性を示すものであることが好ましい
。
能を大きく悪化させない限度において、他の元素、金属
、官能基、電子供与体などを含有していてもよい。さら
に有機や無機の希釈剤で希釈されていてもよい。他の元
素、金属、希釈剤などを含有する場合には、比表面積や
非品性に影響を及ぼすことがアシ、その場合には、その
ような他成分を除去したときに前述したような比表面積
の値を示しかつ非品性を示すものであることが好ましい
。
チタン触媒成分(α)を製造するには、マグネシウム化
合物(またはマグネシウム金属)、チタン化合物および
ジエステルまたはジエステル形成性化合物(ジエステル
を形成する化合物)を、他の反応試剤を用いまたは用い
ずして相互に接触させる方法を採用するのがよい。その
調製は、マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供
与体を必須成分とする従来公知の高活性チタン触媒成分
の調製法と同様に行うことができる。例えば、特開昭5
0−108385号、同50−126590号、同51
−20297号、同51−28189号、同51−64
586号、同51−92885号、同51−13662
5号、同52−87489号、同52−100596号
、同52−147688号、同5.2−104593号
、同53−2580号、同53−40093号、同53
−43094号、同55−135102号、同55−1
35103号、同56−811号、同56−11908
号、同56−18606号などに開示された方法に準じ
て製造することができる。
合物(またはマグネシウム金属)、チタン化合物および
ジエステルまたはジエステル形成性化合物(ジエステル
を形成する化合物)を、他の反応試剤を用いまたは用い
ずして相互に接触させる方法を採用するのがよい。その
調製は、マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供
与体を必須成分とする従来公知の高活性チタン触媒成分
の調製法と同様に行うことができる。例えば、特開昭5
0−108385号、同50−126590号、同51
−20297号、同51−28189号、同51−64
586号、同51−92885号、同51−13662
5号、同52−87489号、同52−100596号
、同52−147688号、同5.2−104593号
、同53−2580号、同53−40093号、同53
−43094号、同55−135102号、同55−1
35103号、同56−811号、同56−11908
号、同56−18606号などに開示された方法に準じ
て製造することができる。
これらチタン触媒成分(α)の製造方法の数例について
、以下に例示する。
、以下に例示する。
(1)マグネシウム化合物あるいはマグネシウム化合物
と電子供与体の錯化合物を、電子供与体、粉砕助剤等の
存在下または不存在下に、粉砕しまたは粉砕することな
く、電子供与体および/または有機アルミニウム化合物
やハロゲン含有ケイ素化合物のような反応助剤で予備処
理し、または予備処理せずに得た固体と、反応条件下に
液相をなすチタン化合物とを反応させる。但し、上記電
子供与体を少なくとも一回は使用する。
と電子供与体の錯化合物を、電子供与体、粉砕助剤等の
存在下または不存在下に、粉砕しまたは粉砕することな
く、電子供与体および/または有機アルミニウム化合物
やハロゲン含有ケイ素化合物のような反応助剤で予備処
理し、または予備処理せずに得た固体と、反応条件下に
液相をなすチタン化合物とを反応させる。但し、上記電
子供与体を少なくとも一回は使用する。
(2)還元能を有しないマグネシウム化合物の液状物と
、液状チタン化合物を電子供与体の存在下で反応させて
固体状のチタン複合体を析出させる。
、液状チタン化合物を電子供与体の存在下で反応させて
固体状のチタン複合体を析出させる。
(31(2)で得られるものに、チタン化合物をさらに
反応させる。
反応させる。
(4) (1)や(2)で得られるものに電子供与体
およびチタン化合物をさらに反応させる。
およびチタン化合物をさらに反応させる。
(5) マグネシウム化合物あるいはマグネシウム化
合物と電子供与体の錯化合物を、電子供与体、粉砕助剤
等の存在下または不存在下に1およびチタン化合物の存
在下に粉砕し、電子供与体および/または有機アルミニ
ウム化合物やハロゲン含有ケイ素化合物のような反応助
剤で予備処理し、または予備処理せずに得た固体を、ハ
ロゲンまたはハロゲン化合物または芳香族炭化水素で処
理する。
合物と電子供与体の錯化合物を、電子供与体、粉砕助剤
等の存在下または不存在下に1およびチタン化合物の存
在下に粉砕し、電子供与体および/または有機アルミニ
ウム化合物やハロゲン含有ケイ素化合物のような反応助
剤で予備処理し、または予備処理せずに得た固体を、ハ
ロゲンまたはハロゲン化合物または芳香族炭化水素で処
理する。
但し、上記電子供与体を少なくとも1回は使用する。
これらの調製法の中では、触媒調製において、液状のハ
ロゲン化テタ/を使用したものあるいはチタン化合物使
用後、おるいは使用の際にノ・ロゲン化炭化水素を使用
したものが好ましい。
ロゲン化テタ/を使用したものあるいはチタン化合物使
用後、おるいは使用の際にノ・ロゲン化炭化水素を使用
したものが好ましい。
上記調製において用いられる電子供与体は、ジエステル
またはジエステル形成性化合物のみである必要はなく、
たとえばアルコール、フェノール、アルデヒド、ケトン
、エーテル、カルボン酸、カルボン酸無水物、炭酸エス
テル、モノエステル、アミンなどジエステル以外の電子
供与体°も使用することができる。
またはジエステル形成性化合物のみである必要はなく、
たとえばアルコール、フェノール、アルデヒド、ケトン
、エーテル、カルボン酸、カルボン酸無水物、炭酸エス
テル、モノエステル、アミンなどジエステル以外の電子
供与体°も使用することができる。
高活性チタン触媒成分(α)中の必須成分であるジエス
テルとしては、1個の炭素原子に2個のカル°□′
ホキシル基が結合しているジカルボン酸のエ
ステルもしくは相隣る2個の炭素原子にそれぞれカルボ
キシル基が結合しているジカルボン酸のエステルでおる
ことが好ましい。このようなジカルボン酸のエステルに
おけるジカルボン酸の例としては、マロン酸、置換マロ
ン酸、コハク酸、置換コハク酸、マレイン酸、置換マレ
イン酸、フマル酸、置換7マル酸、脂環を形成する1個
の炭素原子に2個のカルボキシル基が結合した脂環シカ
ルーボン酸、脂環を形成する相隣る2個の炭素原子にそ
れぞれカルボキシル基が結合した脂環ジカルボン酸、オ
ルン位にカルボキシル基を有する芳香族ジカルボン酸、
複素環を形成する相隣る2個の炭素原子にカルボキシル
基を有する複素環ジカルボン酸などのジカルボン酸のエ
ステルを挙げることができる。
テルとしては、1個の炭素原子に2個のカル°□′
ホキシル基が結合しているジカルボン酸のエ
ステルもしくは相隣る2個の炭素原子にそれぞれカルボ
キシル基が結合しているジカルボン酸のエステルでおる
ことが好ましい。このようなジカルボン酸のエステルに
おけるジカルボン酸の例としては、マロン酸、置換マロ
ン酸、コハク酸、置換コハク酸、マレイン酸、置換マレ
イン酸、フマル酸、置換7マル酸、脂環を形成する1個
の炭素原子に2個のカルボキシル基が結合した脂環シカ
ルーボン酸、脂環を形成する相隣る2個の炭素原子にそ
れぞれカルボキシル基が結合した脂環ジカルボン酸、オ
ルン位にカルボキシル基を有する芳香族ジカルボン酸、
複素環を形成する相隣る2個の炭素原子にカルボキシル
基を有する複素環ジカルボン酸などのジカルボン酸のエ
ステルを挙げることができる。
上記ジカルボン酸のよシ具体的な例としては、マロン酸
;メチルマロン酸、エチルマロン酸、インプロピルマロ
ン酸、アリル(αuyt )マロン酸、フェニルマロン
酸、などの置換−ロン酸;コハク酸iメチル;ハク酸、
ジメチルコハク酸、エチルコハク酸、メチルエチル;ハ
ク酸、イタコン酸などの置換コハク酸;マレイン酸;シ
トラコン酸、ジメチルマレイン酸などの置換マレイン酸
;シクロへ/py−1、1−−)iyルボン酸、シクロ
ペンタン−1,2−ジカルボン酸、シクロヘキサン−1
、2−ジカルボン酸、シクロヘキセン−1,6−ジカル
ボン酸、シクロヘキセン−3、4−ジカルボン酸、シク
ロヘキセン−4,5−ジカルボン酸、ナジック酸、メチ
ルナジック酸、1−アリルシクロヘキサン−3,4−ジ
カルボン酸などの脂環族ジカルボン酸;フタル酸、ナフ
タリン−1゜2−ジカルボン酸、ナフタリン−2,3−
ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸;フラン−3゜
4−ジカルボン酸、4,5−ジヒドロ7ランー2゜3−
ジカルボン酸、ベンゾピラン−3,4−ジカルボン酸、
ピロール−2,3−ジカルボン酸、ビリジン−2,3−
ジカルボン酸、チオフェン−亀4−ジカルボン酸、イン
ドール−2、3−ジカルボン酸などの複素環ジカルボン
酸;の如きジカルボン酸を例示することができる。
;メチルマロン酸、エチルマロン酸、インプロピルマロ
ン酸、アリル(αuyt )マロン酸、フェニルマロン
酸、などの置換−ロン酸;コハク酸iメチル;ハク酸、
ジメチルコハク酸、エチルコハク酸、メチルエチル;ハ
ク酸、イタコン酸などの置換コハク酸;マレイン酸;シ
トラコン酸、ジメチルマレイン酸などの置換マレイン酸
;シクロへ/py−1、1−−)iyルボン酸、シクロ
ペンタン−1,2−ジカルボン酸、シクロヘキサン−1
、2−ジカルボン酸、シクロヘキセン−1,6−ジカル
ボン酸、シクロヘキセン−3、4−ジカルボン酸、シク
ロヘキセン−4,5−ジカルボン酸、ナジック酸、メチ
ルナジック酸、1−アリルシクロヘキサン−3,4−ジ
カルボン酸などの脂環族ジカルボン酸;フタル酸、ナフ
タリン−1゜2−ジカルボン酸、ナフタリン−2,3−
ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸;フラン−3゜
4−ジカルボン酸、4,5−ジヒドロ7ランー2゜3−
ジカルボン酸、ベンゾピラン−3,4−ジカルボン酸、
ピロール−2,3−ジカルボン酸、ビリジン−2,3−
ジカルボン酸、チオフェン−亀4−ジカルボン酸、イン
ドール−2、3−ジカルボン酸などの複素環ジカルボン
酸;の如きジカルボン酸を例示することができる。
上記ジカルボン酸のエステルのアルコール成分のうち少
なくとも一方が炭素数2以上、とくには炭素数3以上の
ものが好ましく、とりわけ両アルコール成分ともに炭素
数2以上、とくには炭素数3以上のものが好ましい。例
えば上記ジカルボン酸のジエチルエステル、ジインプロ
ピルエステル、−)n−プロピルエステル、シルーブチ
ルエステル、ジイソブチルエステル、ジーtert−ブ
チルエステル、ジインアミルエステル、モル−ヘキシル
エステル、ジー2−エチルヘキシルエステル、ジル−オ
クチルエステル、ジイソデシルエステル、エチルn−ブ
チルエステルなどを例示することができる。
なくとも一方が炭素数2以上、とくには炭素数3以上の
ものが好ましく、とりわけ両アルコール成分ともに炭素
数2以上、とくには炭素数3以上のものが好ましい。例
えば上記ジカルボン酸のジエチルエステル、ジインプロ
ピルエステル、−)n−プロピルエステル、シルーブチ
ルエステル、ジイソブチルエステル、ジーtert−ブ
チルエステル、ジインアミルエステル、モル−ヘキシル
エステル、ジー2−エチルヘキシルエステル、ジル−オ
クチルエステル、ジイソデシルエステル、エチルn−ブ
チルエステルなどを例示することができる。
前記高活性チタン触媒成分(α)の調製に用いられるマ
グネシウム化合物は還元能を有するまたは有しないマグ
ネシウム化合物でおる。前者の例としてはマグネシウム
・炭素結合やマグネシウム・水素結合を有するマグネシ
ウム化合物、例えばジメチルマグネシウム、ジエチルマ
グネシウム、ジプロピルマグネシウム、ジプチルマグネ
シウム、シアミルマグネシウム、ジデシルマグネシウム
、ジデシルマグネシウム、エチル塩化マグネシウム、プ
ロピル塩化マグネシウム、ブチル塩化マグネシウム、ヘ
キシル塩化マグネシウム、アミル塩化マグネシウム、ブ
チルエトキシマグネシウム、エチルブチルマグネシウム
、プチルマグネシウムノ1イドライドなどがあげられる
。これらマグネシウム化合物は、例えば有機アルミニウ
ム等との錯化合物の形で用いる事もでき、また、液状状
態であっても固体状態であってもよい。後者の還元能を
有しないマグネシウム化合物の例としては、塩化マグネ
シウム、臭化マグネシウム、沃化マグネシウム、弗化マ
グネシウムのようなI・ロゲン化マグネシウム;メトキ
シ塩化マグネシウム、エトキシ塩化マグネシウム、イン
プロポキシ塩化マグネシウム、ブトキシ塩化マグネシウ
ム、オクトキシ塩化マグネシウムのようなアリロキシマ
グネシウムノ・ライド;フェノキシ塩化マグネシウム、
メチルフェノキシ塩化マグネシウムのようなアリロキシ
マグネシウムハライド;エトキシマグネシウム、インゾ
ロボキシマグネシウム、ブトキシマグネシウム、n−オ
クトキシマグネジマグネシウム、2−エチルヘキソキシ
マグネシウムのようなアルコキシマグネシウム;フェノ
キシマグネシウム、ジメチルフェノキシマグネシウムの
ようなアリロキシマグネシウム;ラウリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸マグネシウムのようなマグネシウムの
カルボン酸塩などを例示することができる。また、これ
ら還元能を有しないマグネシウム化合物は、上述した還
元能を有するマグネシウム化合物から誘導したものある
いは、触媒成分の調製時に誘導したものでおってもよい
。また、該マグネシウム化合物は他の金属との錯化合物
、複化合物おるいは他の金属化合物との混合物で6って
もよい。さらにこれらの化合物の2種以上の混合物でめ
ってもよい。これらの中で好ましいマグネシウム化合物
は還元能を有しない化合物で1ム特に好ましくはハロゲ
ン含有マグネシウム化合物、とシわけ°塩化マグネシウ
ム、アルコキシ塩化マグネシウム、アリロキシ塩化マグ
ネシウムでるる。
グネシウム化合物は還元能を有するまたは有しないマグ
ネシウム化合物でおる。前者の例としてはマグネシウム
・炭素結合やマグネシウム・水素結合を有するマグネシ
ウム化合物、例えばジメチルマグネシウム、ジエチルマ
グネシウム、ジプロピルマグネシウム、ジプチルマグネ
シウム、シアミルマグネシウム、ジデシルマグネシウム
、ジデシルマグネシウム、エチル塩化マグネシウム、プ
ロピル塩化マグネシウム、ブチル塩化マグネシウム、ヘ
キシル塩化マグネシウム、アミル塩化マグネシウム、ブ
チルエトキシマグネシウム、エチルブチルマグネシウム
、プチルマグネシウムノ1イドライドなどがあげられる
。これらマグネシウム化合物は、例えば有機アルミニウ
ム等との錯化合物の形で用いる事もでき、また、液状状
態であっても固体状態であってもよい。後者の還元能を
有しないマグネシウム化合物の例としては、塩化マグネ
シウム、臭化マグネシウム、沃化マグネシウム、弗化マ
グネシウムのようなI・ロゲン化マグネシウム;メトキ
シ塩化マグネシウム、エトキシ塩化マグネシウム、イン
プロポキシ塩化マグネシウム、ブトキシ塩化マグネシウ
ム、オクトキシ塩化マグネシウムのようなアリロキシマ
グネシウムノ・ライド;フェノキシ塩化マグネシウム、
メチルフェノキシ塩化マグネシウムのようなアリロキシ
マグネシウムハライド;エトキシマグネシウム、インゾ
ロボキシマグネシウム、ブトキシマグネシウム、n−オ
クトキシマグネジマグネシウム、2−エチルヘキソキシ
マグネシウムのようなアルコキシマグネシウム;フェノ
キシマグネシウム、ジメチルフェノキシマグネシウムの
ようなアリロキシマグネシウム;ラウリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸マグネシウムのようなマグネシウムの
カルボン酸塩などを例示することができる。また、これ
ら還元能を有しないマグネシウム化合物は、上述した還
元能を有するマグネシウム化合物から誘導したものある
いは、触媒成分の調製時に誘導したものでおってもよい
。また、該マグネシウム化合物は他の金属との錯化合物
、複化合物おるいは他の金属化合物との混合物で6って
もよい。さらにこれらの化合物の2種以上の混合物でめ
ってもよい。これらの中で好ましいマグネシウム化合物
は還元能を有しない化合物で1ム特に好ましくはハロゲ
ン含有マグネシウム化合物、とシわけ°塩化マグネシウ
ム、アルコキシ塩化マグネシウム、アリロキシ塩化マグ
ネシウムでるる。
チタン触媒成分(α)の調製に用いられるチタン化合物
として例えば7’<(OR)、X、、(Rは炭化水素基
、Xはハロゲン、0≦g≦4)で示される4価のチタン
化合物が好適である。よシ具体的には、TiC1,、T
iBr4.Ti14.などのテトラハロゲン化チタン;
Ti (OCR,)C1,、Ti(QC,H,) C
1,。
として例えば7’<(OR)、X、、(Rは炭化水素基
、Xはハロゲン、0≦g≦4)で示される4価のチタン
化合物が好適である。よシ具体的には、TiC1,、T
iBr4.Ti14.などのテトラハロゲン化チタン;
Ti (OCR,)C1,、Ti(QC,H,) C
1,。
Ti (On−C,H,)C18,Ti (QC,H,
)Br3 、 T i(□ iB6 C,H,) E
?”s などのトリハQゲン化アル;キシチタy ;
Ti (、OCR,)ICII 、 Ti (QC,
B、)、C1,。
)Br3 、 T i(□ iB6 C,H,) E
?”s などのトリハQゲン化アル;キシチタy ;
Ti (、OCR,)ICII 、 Ti (QC,
B、)、C1,。
Ti(σx−04H@ )、 Cl、 、 T i (
OCJ、 )、Br@などのジハロゲン化アルコキシチ
タン; Ti (OCR,)、C1。
OCJ、 )、Br@などのジハロゲン化アルコキシチ
タン; Ti (OCR,)、C1。
Ti(QC,ゐ)3C1、Ti (On−04H,)、
C1。
C1。
T i (QClH,)3Brなどのモノノ・ロゲン化
トリアルコキシチタン; T i (OCR,)、 、
T i (QClH,)4 。
トリアルコキシチタン; T i (OCR,)、 、
T i (QClH,)4 。
Ti(On−C,H・)4などのテトラアルコキシチタ
ンなどを例示することができる。これらの中で好ましい
ものはハロゲン含有チタン化合物、とくにはテトラハロ
ゲン化チタンでアシ、とくに好ましいのは四塩化チタン
である。これらチタン化合物は単味で用いてよいし、混
合物の形で用いてもよい。
ンなどを例示することができる。これらの中で好ましい
ものはハロゲン含有チタン化合物、とくにはテトラハロ
ゲン化チタンでアシ、とくに好ましいのは四塩化チタン
である。これらチタン化合物は単味で用いてよいし、混
合物の形で用いてもよい。
あるいは炭化水素やハロゲン炭化水素などに希釈して用
いてもよい。
いてもよい。
チタン触媒成分(α)の調製において、チタン化合物、
マグネシウム化合物および担持すべき電子供与体、さら
に必要に応じて使用されることのめる他の電子供与体、
例えばアルコール、フェノール、モノカルボン酸エステ
ルなど、ケイ素化合物、アルミニウム化合物などの使用
量は、調製方法によって異なシー概に規定できないが、
例えば、マグネシウム化合物1モル幽シ、担持すべき電
子供与体約0.1ないし約10モル、チタン化合物的0
.05ないし約1000モル程度の割合を例示すること
ができる。
マグネシウム化合物および担持すべき電子供与体、さら
に必要に応じて使用されることのめる他の電子供与体、
例えばアルコール、フェノール、モノカルボン酸エステ
ルなど、ケイ素化合物、アルミニウム化合物などの使用
量は、調製方法によって異なシー概に規定できないが、
例えば、マグネシウム化合物1モル幽シ、担持すべき電
子供与体約0.1ないし約10モル、チタン化合物的0
.05ないし約1000モル程度の割合を例示すること
ができる。
以上のようにして得られる高活性チタン触媒成分(α)
と、有機アルミニウム化合物触媒成分(6)および5i
−0−C結合を有する有機ケイ素化合物触1゛1
媒成分(C)の組合せ触媒を用いる。
と、有機アルミニウム化合物触媒成分(6)および5i
−0−C結合を有する有機ケイ素化合物触1゛1
媒成分(C)の組合せ触媒を用いる。
上記(6)成分としては、(1)少なくとも分子内に1
個のAt−炭素結合を有する有機アルミニウム化金物、
例えば一般式 %式% (ここでR1およびR2は炭素原子、通常1ないし15
個、好ましくは工ないし4個を含む炭化水素基で互いに
同一でも異なっていてもよい。Xはハロゲy、mハO(
m≦3.0≦s(3、pは0≦p<3、qは0≦q<a
の数でろって、しかもm+n+p+q=3である)で表
わされる有機アルミニウム化合物、(ii)一般式 %式% (ここでWはLi、Nα、にでめシ、R1は前記と同じ
)で表わされる第1族金属とアルミニウムの錯アルヤル
化物などを挙げることができる。
個のAt−炭素結合を有する有機アルミニウム化金物、
例えば一般式 %式% (ここでR1およびR2は炭素原子、通常1ないし15
個、好ましくは工ないし4個を含む炭化水素基で互いに
同一でも異なっていてもよい。Xはハロゲy、mハO(
m≦3.0≦s(3、pは0≦p<3、qは0≦q<a
の数でろって、しかもm+n+p+q=3である)で表
わされる有機アルミニウム化合物、(ii)一般式 %式% (ここでWはLi、Nα、にでめシ、R1は前記と同じ
)で表わされる第1族金属とアルミニウムの錯アルヤル
化物などを挙げることができる。
前記の(1)に属する有機アルミニウム化合物としては
、次のものを例示できる。一般R1常Al(OR2)3
−rrL (ここでRLは前記と同じ。Xは)・ロゲン、mは好ま
しくはOく想く3でるる。)、一般式 %式% (ここでR1は前記と同じ。仇は好ましくは2≦常く3
である。)、一般式 %式%) (ここでR1およびR2は前記と同じ。Xはハロゲン、
O<?FL≦3.0≦W<3九〇≦q<3で、惧+n
−)−q = 3でおる)で表わされるものなどを例示
できる。
、次のものを例示できる。一般R1常Al(OR2)3
−rrL (ここでRLは前記と同じ。Xは)・ロゲン、mは好ま
しくはOく想く3でるる。)、一般式 %式% (ここでR1は前記と同じ。仇は好ましくは2≦常く3
である。)、一般式 %式%) (ここでR1およびR2は前記と同じ。Xはハロゲン、
O<?FL≦3.0≦W<3九〇≦q<3で、惧+n
−)−q = 3でおる)で表わされるものなどを例示
できる。
(1)に属するアルミニウム化合物の例としては、以下
の如き化合物を例示できる。トリエチルアルミニウム、
トリブチルアルミニウムなどをトリアルキルアルミニウ
ム;トリイソプレニルアルミニウムのようなトリアルケ
ニルアルミニウム;ジエチルアルミニウムエト、キシド
、ジブチルアルミニウムブトキシドなどの如きジアルキ
ルアルミニウムアルコキシド;エチルアルミニウムセス
キエトキシト、ブチルアルミニウムセスキブトキシドな
どの如きアルキルアルミニウムセスキアルコキシドのほ
かに、Rλ、、、4J(□R”)。、S などで表わさ
れる平均組成を有する部分的にアルコキシ化されたアル
キルアルミニウム;ジエチルアルミニウムクロリド、ジ
ブチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムプ
ロミドのようなジアルキルアルミニウムハライド;エチ
ルアルミニウムセスキクロリド、ブチルアルミニウムセ
スキクロリド、エチルアルミニウムセスキプひミドのよ
うなアルキルアルミニウムセスキハライド;エチルアル
ミニウムジクロリド、プロピルアルミニウムジクロリド
、プチルアルミニウムジプロミドなどのようなアルキル
アルミニウムシバライドなどの部分的にハロゲン化され
たアルキルアルミニウム;ジプチルアルミニウムヒドリ
ド、ジプチルアルミニウムヒドリドなどの如きジアルキ
ルアルミニウムヒドリド;エチルアルミニウムジヒドリ
ド、プロゼルアルミニウムジヒドリドなどの如きアルキ
ルアルミニウムジヒドリドなど、その他の部分的に水素
化されたアルキルアルミニウム;エテルアルミニウムエ
トキシクロリド、ブチルアルミニウムブトキシクロリド
、エチルアルミニウムエトキシプロミドなどの部分的に
アルコキシ化およびノ・ロゲン化されたアルキルアルミ
ニウム。
の如き化合物を例示できる。トリエチルアルミニウム、
トリブチルアルミニウムなどをトリアルキルアルミニウ
ム;トリイソプレニルアルミニウムのようなトリアルケ
ニルアルミニウム;ジエチルアルミニウムエト、キシド
、ジブチルアルミニウムブトキシドなどの如きジアルキ
ルアルミニウムアルコキシド;エチルアルミニウムセス
キエトキシト、ブチルアルミニウムセスキブトキシドな
どの如きアルキルアルミニウムセスキアルコキシドのほ
かに、Rλ、、、4J(□R”)。、S などで表わさ
れる平均組成を有する部分的にアルコキシ化されたアル
キルアルミニウム;ジエチルアルミニウムクロリド、ジ
ブチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムプ
ロミドのようなジアルキルアルミニウムハライド;エチ
ルアルミニウムセスキクロリド、ブチルアルミニウムセ
スキクロリド、エチルアルミニウムセスキプひミドのよ
うなアルキルアルミニウムセスキハライド;エチルアル
ミニウムジクロリド、プロピルアルミニウムジクロリド
、プチルアルミニウムジプロミドなどのようなアルキル
アルミニウムシバライドなどの部分的にハロゲン化され
たアルキルアルミニウム;ジプチルアルミニウムヒドリ
ド、ジプチルアルミニウムヒドリドなどの如きジアルキ
ルアルミニウムヒドリド;エチルアルミニウムジヒドリ
ド、プロゼルアルミニウムジヒドリドなどの如きアルキ
ルアルミニウムジヒドリドなど、その他の部分的に水素
化されたアルキルアルミニウム;エテルアルミニウムエ
トキシクロリド、ブチルアルミニウムブトキシクロリド
、エチルアルミニウムエトキシプロミドなどの部分的に
アルコキシ化およびノ・ロゲン化されたアルキルアルミ
ニウム。
前記(i)に属する化合物としては、LiAL ((’
J1)4 。
J1)4 。
LiAl ((’、H,,)4などを例示できる。
また(i)に類似する化合物として酸素原子や窒素原子
を介して2以上のアルミニウムが結合した有機アルミニ
ウム化合物でめってもよい。このような化合物として、
例えば(C,H,)、Al0Al (C,烏)1、(C
,鳥)、ALOAI (C,H,)、、(Ct鳥)2A
tNAl (C,烏)2、C,H6 などを例示できる。
を介して2以上のアルミニウムが結合した有機アルミニ
ウム化合物でめってもよい。このような化合物として、
例えば(C,H,)、Al0Al (C,烏)1、(C
,鳥)、ALOAI (C,H,)、、(Ct鳥)2A
tNAl (C,烏)2、C,H6 などを例示できる。
これらの中では、とくにトリアルキルアルミニウムや上
記した2以上のアルミニウムが結合したアルキルアルミ
ニウムの使用が好ましい。
記した2以上のアルミニウムが結合したアルキルアルミ
ニウムの使用が好ましい。
5i−0−C結合を有する有機ケイ素化合物触媒成分(
C)は、例えばアルコキシシラン、アリーロキシシラ:
y (arylor、ysilane )などである。
C)は、例えばアルコキシシラン、アリーロキシシラ:
y (arylor、ysilane )などである。
このような化合物の例として、弐RnS i (OR’
)4−n〔式中、0≦n≦3、Rは炭化水素基、例えば
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルケニ
ル基、ハロアルキル基、アミノアルキル基など、または
ハロゲンiR1は炭化水素基、例えばアルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基、アルケニル基、アルコキシ
アルキル基など;但し、n個のR1(4−か)個のOR
”基は同一でも異っていてもよい〕で表わされるケイ素
化合物を挙げることができる。また、他の例としては、
OR1基を有するシロキサン類、カルボン類のシリルエ
ステルなどを挙げることができる。また、さらに他の例
として2個以上のケイ素原子が、酸素または窒素原子を
介して互いに結合されているような化合物を挙げること
ができる。以上の有機ケイ素化合物は54−0−C結合
を有しない化合物とO−C結合を有する化合物を予め反
応させておき、あるいは重合の場で反応させ、5i−0
−C結合を有する化合物に変換させて用いてもよい。こ
のような例として、例えば5i−0−C結合を有しない
ハロゲン含有シラン化合物またはシリコンハイドライド
と、アルコキシ基含有アルミニウム化合物、アルコキシ
基含有マグネシウム化合物、その他金属アルコラード、
アルコール、ギ酸エステル、エチレンオキシド等との併
用を例示することができる。有機ケイ素化合物はまた他
の金R(例えばアルミニウム、スズなど)を含有するも
のであってもよい。
)4−n〔式中、0≦n≦3、Rは炭化水素基、例えば
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルケニ
ル基、ハロアルキル基、アミノアルキル基など、または
ハロゲンiR1は炭化水素基、例えばアルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基、アルケニル基、アルコキシ
アルキル基など;但し、n個のR1(4−か)個のOR
”基は同一でも異っていてもよい〕で表わされるケイ素
化合物を挙げることができる。また、他の例としては、
OR1基を有するシロキサン類、カルボン類のシリルエ
ステルなどを挙げることができる。また、さらに他の例
として2個以上のケイ素原子が、酸素または窒素原子を
介して互いに結合されているような化合物を挙げること
ができる。以上の有機ケイ素化合物は54−0−C結合
を有しない化合物とO−C結合を有する化合物を予め反
応させておき、あるいは重合の場で反応させ、5i−0
−C結合を有する化合物に変換させて用いてもよい。こ
のような例として、例えば5i−0−C結合を有しない
ハロゲン含有シラン化合物またはシリコンハイドライド
と、アルコキシ基含有アルミニウム化合物、アルコキシ
基含有マグネシウム化合物、その他金属アルコラード、
アルコール、ギ酸エステル、エチレンオキシド等との併
用を例示することができる。有機ケイ素化合物はまた他
の金R(例えばアルミニウム、スズなど)を含有するも
のであってもよい。
よシ具体的には、トリメチルメトキシシラン、トリメチ
ルメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチ
ルジェトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メ
チルフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジェトキシ
シラン、エテルトリメトキシシラン、メチルトリメトキ
シシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、r−クロルプロピルトリメトキシシラ/
、メチルトリエトキシシラン、エチルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ブチルトリエトキシシ
ラン、フェニルトリエトキシシラン、r〜ルアミノクロ
ピルトリエトキシシラ、クロルトリエトキシシラy1エ
テルトリイソグロポキシシラン、ビニルトリプトキシシ
ラン、ケイ酸エチル、ケイ酸ブチル、トリメチルフェノ
キシシラン、メチルトリアリロキシ(αLlylozy
)シラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シ
ラン、ビニルトリアセトキシシラン、ジエチルテトラエ
トキシジシロキサン、フェニルジエトキシジエチルアミ
ノシランなどを例示することができる。これらの中でと
くに好ましいのは、メチルトリメトキシシラン、フェニ
ルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エ
チルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、
フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリプトキシシラ
ン、ケイ酸エチル、ジフェニルジメトキシシラン、ジフ
ェニルジェトキシシラン、メチルフェニルメトキシシラ
1′1ン等の前記式RnS t (OR’ )4−3で
示されるものであり、中でもこの式において外が0また
は1のものでるる。
ルメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチ
ルジェトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メ
チルフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジェトキシ
シラン、エテルトリメトキシシラン、メチルトリメトキ
シシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、r−クロルプロピルトリメトキシシラ/
、メチルトリエトキシシラン、エチルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ブチルトリエトキシシ
ラン、フェニルトリエトキシシラン、r〜ルアミノクロ
ピルトリエトキシシラ、クロルトリエトキシシラy1エ
テルトリイソグロポキシシラン、ビニルトリプトキシシ
ラン、ケイ酸エチル、ケイ酸ブチル、トリメチルフェノ
キシシラン、メチルトリアリロキシ(αLlylozy
)シラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シ
ラン、ビニルトリアセトキシシラン、ジエチルテトラエ
トキシジシロキサン、フェニルジエトキシジエチルアミ
ノシランなどを例示することができる。これらの中でと
くに好ましいのは、メチルトリメトキシシラン、フェニ
ルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エ
チルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、
フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリプトキシシラ
ン、ケイ酸エチル、ジフェニルジメトキシシラン、ジフ
ェニルジェトキシシラン、メチルフェニルメトキシシラ
1′1ン等の前記式RnS t (OR’ )4−3で
示されるものであり、中でもこの式において外が0また
は1のものでるる。
1−ブチ/とプロピレンの共重合は、液相、気相の倒れ
の相においても行うことができるが、とくに液相におい
て共重合体が溶解する条件で行うのが好ましい。液相で
共重合を行う場合は、ヘキサン、ヘプタン、灯油のよう
な不活性溶媒を反応媒体としてもよいが、オレフィンそ
れ自身を反応媒体とすることもできる。触媒の使用量は
、反応容積11轟シ、(α)成分をチタン原子に換算し
て約α0001ないし約500モル、(b)成分を(α
)成分中のチタン原子1モルに対し、(b)成分中の金
属原子が約1ないし約2000モル、好ましくは約5な
いし約500モルとなるように、また(C)成分を、(
b)成分中の金属原子1モル当シ、(C)成分中のS(
原子が約0. OO1ないし約10モル、好ましくは約
0.01ないし約2モル、とくに好ましくは約0.05
ないし約1モルとなるようにするのが好ましい。
の相においても行うことができるが、とくに液相におい
て共重合体が溶解する条件で行うのが好ましい。液相で
共重合を行う場合は、ヘキサン、ヘプタン、灯油のよう
な不活性溶媒を反応媒体としてもよいが、オレフィンそ
れ自身を反応媒体とすることもできる。触媒の使用量は
、反応容積11轟シ、(α)成分をチタン原子に換算し
て約α0001ないし約500モル、(b)成分を(α
)成分中のチタン原子1モルに対し、(b)成分中の金
属原子が約1ないし約2000モル、好ましくは約5な
いし約500モルとなるように、また(C)成分を、(
b)成分中の金属原子1モル当シ、(C)成分中のS(
原子が約0. OO1ないし約10モル、好ましくは約
0.01ないし約2モル、とくに好ましくは約0.05
ないし約1モルとなるようにするのが好ましい。
これらの各触媒成分(α)(&)(C)は共重合時に王
者を接触させても良いし、また共重合前に接触させても
良い。この共重合前の接触に当っては、任意の王者のみ
を自由に選択して接触させても良いし、また各成分の一
部を王者ないしは王者接触させてもよい。またさらに共
重合前の各成分の接触は、不活性ガス雰囲気下であって
も良いし、オレフィン雰囲気下であっても良い。
者を接触させても良いし、また共重合前に接触させても
良い。この共重合前の接触に当っては、任意の王者のみ
を自由に選択して接触させても良いし、また各成分の一
部を王者ないしは王者接触させてもよい。またさらに共
重合前の各成分の接触は、不活性ガス雰囲気下であって
も良いし、オレフィン雰囲気下であっても良い。
共重合温度は適宜に選択でき、好ましくは約20ないし
約200℃、一層好ましくは約50ないし約180℃程
度、圧力も適宜に選択でき、大気圧ないし約100kg
/cIi、好ましくは約2ないし約50#/c11程度
の加圧条件下で行うのが好ましい。
約200℃、一層好ましくは約50ないし約180℃程
度、圧力も適宜に選択でき、大気圧ないし約100kg
/cIi、好ましくは約2ないし約50#/c11程度
の加圧条件下で行うのが好ましい。
エチレン成分の含有量が1ないし50モル−〇範囲の1
−ブテン系ランダム共重合体を製造するための1−ブテ
ンとエチレンの供給割合は、重合圧力などによって適宜
に選択できる。たとえば、通常l−ブテン/エチレン(
モル比)が1ないし10000程度の供給割合を例示で
きる。
−ブテン系ランダム共重合体を製造するための1−ブテ
ンとエチレンの供給割合は、重合圧力などによって適宜
に選択できる。たとえば、通常l−ブテン/エチレン(
モル比)が1ないし10000程度の供給割合を例示で
きる。
分子量の調節は、重合温度、触媒成分の使用割合などの
重合条件を変えることによっである程度調節できるが、
重合系中に水素を添加するのが最も効果的である。
重合条件を変えることによっである程度調節できるが、
重合系中に水素を添加するのが最も効果的である。
本発明の1−ブテン系ランダムの共重合体は、べた付き
がなく、既述の如く他に種々の特性を備えている点にお
いて従来提案のものとは異なっている。この1−ブテン
系ランダム共重合体は、押出成形、中空成形、射出成形
、プレス成形、真空成形など任意の成形方法によシ、パ
イプ、フィルム、シート、中空容器、その他各種製品に
成形でき、各種用途に供することができる。とくに耐ブ
ロッキング性、ヒートシール性が良好でるるところから
、包装用フィルムとして好適である。前記性質によシ、
金属等の保mayイルムとしても好適に使用できる。ま
た、降伏点応力が大きいため、温水用パイプとしての利
用も好適である。
がなく、既述の如く他に種々の特性を備えている点にお
いて従来提案のものとは異なっている。この1−ブテン
系ランダム共重合体は、押出成形、中空成形、射出成形
、プレス成形、真空成形など任意の成形方法によシ、パ
イプ、フィルム、シート、中空容器、その他各種製品に
成形でき、各種用途に供することができる。とくに耐ブ
ロッキング性、ヒートシール性が良好でるるところから
、包装用フィルムとして好適である。前記性質によシ、
金属等の保mayイルムとしても好適に使用できる。ま
た、降伏点応力が大きいため、温水用パイプとしての利
用も好適である。
成形に際し、各種安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
帯電防止剤、滑剤、可塑剤、顔料、無機または有機の充
填剤を配合することができる。これらの例として、2,
6−シーtart−ブチル−p−ルゾール、テトラキス
〔メチレン−3−(3,5−ジーtart−ブチルー4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメタン、4.
4′−ブf 1) テンビス(6−tart−ブチル−
懲−クレゾール)、トコフェロール類、アスコルビン酸
、シラウリルテオジグロビオネート、リン酸系安定剤、
脂肪酸モノグリセライド、N、N−(ビス−2−ヒドロ
キシエチル)アルキルアミン、2−(2’−ヒドロキシ
−37,5′−ジーtgデt−ブチルフェニル)−5−
クロルベンゾトリアゾール、ステアリン酸カルシウム、
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、アルミナ、水
酸化アルミニウム、シリカ、ハイドロタルサイト、タル
ク、クレイ、石こう、ガラス繊維、チタニア、炭酸カル
シウム、カーボンブラック、石油樹脂、ポリブテン、ワ
ックス、合成または天然ゴムなどであってもよい。
帯電防止剤、滑剤、可塑剤、顔料、無機または有機の充
填剤を配合することができる。これらの例として、2,
6−シーtart−ブチル−p−ルゾール、テトラキス
〔メチレン−3−(3,5−ジーtart−ブチルー4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメタン、4.
4′−ブf 1) テンビス(6−tart−ブチル−
懲−クレゾール)、トコフェロール類、アスコルビン酸
、シラウリルテオジグロビオネート、リン酸系安定剤、
脂肪酸モノグリセライド、N、N−(ビス−2−ヒドロ
キシエチル)アルキルアミン、2−(2’−ヒドロキシ
−37,5′−ジーtgデt−ブチルフェニル)−5−
クロルベンゾトリアゾール、ステアリン酸カルシウム、
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、アルミナ、水
酸化アルミニウム、シリカ、ハイドロタルサイト、タル
ク、クレイ、石こう、ガラス繊維、チタニア、炭酸カル
シウム、カーボンブラック、石油樹脂、ポリブテン、ワ
ックス、合成または天然ゴムなどであってもよい。
本発明の共重合体は、また、他の熱可塑性樹脂と混合し
て用いることもできる。これらの例として高密度、中密
度または低密度のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、エチ
レン・酢酸ビニル共重合体、チーリンA1エチレン・ビ
ニ7t、フルコール共重合体、ポリスチレン、これらの
無水マレイノ酸グラフト物などを例示することができる
。
て用いることもできる。これらの例として高密度、中密
度または低密度のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、エチ
レン・酢酸ビニル共重合体、チーリンA1エチレン・ビ
ニ7t、フルコール共重合体、ポリスチレン、これらの
無水マレイノ酸グラフト物などを例示することができる
。
次に1本発明の1−ブテン系ランダム共重合体を実施例
によって具体的に説明する。
によって具体的に説明する。
実施例1
(チタン触媒成分(α)の調製)
無水塩化マグネシウム4.7611(50ミリモル)1
、テカン25mおよび2−エチルヘキシルアルコール2
3.4ゴ(150ミリモル)を130℃で2時間加熱反
応を行い均一溶液とした後、この溶液中に無水フタル酸
L11#(7,5ミリモル)を添加し、130℃に′て
更に1時間攪拌混合を行い、無水フタル酸を該均一溶液
に溶解させる。このようにして得られた均一溶液を室温
に冷却した後、−20℃に保持された四塩化チタン20
0d(1,8モル)中に1時間に渡って全量滴下装入す
る。装入終了後、この混合液の温度を4時間かけて11
0℃に昇温し、110℃に達したところでジインブチル
フタレートzssy(tzsミリモル)を添加しこれよ
シ2時間同温度にて攪拌下保持する。
、テカン25mおよび2−エチルヘキシルアルコール2
3.4ゴ(150ミリモル)を130℃で2時間加熱反
応を行い均一溶液とした後、この溶液中に無水フタル酸
L11#(7,5ミリモル)を添加し、130℃に′て
更に1時間攪拌混合を行い、無水フタル酸を該均一溶液
に溶解させる。このようにして得られた均一溶液を室温
に冷却した後、−20℃に保持された四塩化チタン20
0d(1,8モル)中に1時間に渡って全量滴下装入す
る。装入終了後、この混合液の温度を4時間かけて11
0℃に昇温し、110℃に達したところでジインブチル
フタレートzssy(tzsミリモル)を添加しこれよ
シ2時間同温度にて攪拌下保持する。
2時間の反応終了後熱涙過tζて固体部を採取し、この
固体部を2001ntのTiCl2にて再懸濁させた後
、再び110℃で2時間、加熱反応を行う。
固体部を2001ntのTiCl2にて再懸濁させた後
、再び110℃で2時間、加熱反応を行う。
反応終了後、再び熱濾過にて固体部を採取し、110℃
デカン及びヘキサンにて、洗液中に遊離のチタン化合物
が検出されなくなるまで充分洗浄する。以上の製造方法
にて調製されたチタン触媒成分(α)はへキサンスラリ
ーとして保存するが、このうち一部を触媒組成を調べる
目的で乾燥する。このようにして得られたチタン触媒成
分(α)の組成はチタン11重量%、塩素56.0重量
%、マグネシウムL7.Owt%およびジイソブチルフ
タレート20.9重量%でめった。
デカン及びヘキサンにて、洗液中に遊離のチタン化合物
が検出されなくなるまで充分洗浄する。以上の製造方法
にて調製されたチタン触媒成分(α)はへキサンスラリ
ーとして保存するが、このうち一部を触媒組成を調べる
目的で乾燥する。このようにして得られたチタン触媒成
分(α)の組成はチタン11重量%、塩素56.0重量
%、マグネシウムL7.Owt%およびジイソブチルフ
タレート20.9重量%でめった。
〈重合〉
2oolosUs製反応釜へ、1時間i、a、50k1
1の1−ブテン、0.19kgのエチレン、100ミリ
モルのトリエチルアルミニウム、10ミリモルのビニル
トリエトキシシラン、チタン原子に換算して0.5ミリ
モルのチタン触媒成分(α)を連続的に装入し、気相中
の水素分圧をts′Kg/c11に保ち、重合温度を7
0℃に保った。
1の1−ブテン、0.19kgのエチレン、100ミリ
モルのトリエチルアルミニウム、10ミリモルのビニル
トリエトキシシラン、チタン原子に換算して0.5ミリ
モルのチタン触媒成分(α)を連続的に装入し、気相中
の水素分圧をts′Kg/c11に保ち、重合温度を7
0℃に保った。
反応釜の液量が1001になるよう重合液を連続的に抜
き出し、少量のメタノールで重合を停止し、未反応上ツ
マ−を除去した。1時間fi p 9.6ゆの共重合体
が得られ、結果を表1に示した。
き出し、少量のメタノールで重合を停止し、未反応上ツ
マ−を除去した。1時間fi p 9.6ゆの共重合体
が得られ、結果を表1に示した。
実施例2−7.比較例1−4
エチレンの装入量を表1に記載した量に変更し、水素分
圧を適宜変更する以外は実施例1と全く同様に重合した
。結果を表1に示した。
圧を適宜変更する以外は実施例1と全く同様に重合した
。結果を表1に示した。
比較例5
2θO1の反応釜へ、1時間当り50kgの1−ブテン
、0.15kgのエチレン、200ミリモルのジエチル
アルミニウムクロリド、100ミリモルの三塩化チタン
(東邦チタニウム社、TAC−131)を連続的に装入
し、水素の気相分圧を27kf/c11に保ち、重合温
度を70℃に保った。反応釜の液量が1001になるよ
うに、重合液を連続的に抜き出し、1時間当j5101
のメタノールを添加し、次いで水洗し、未反応モノマー
を除去した。1時間当り7.3 kgの共重合体が得ら
れ、結果を表1に示した。
、0.15kgのエチレン、200ミリモルのジエチル
アルミニウムクロリド、100ミリモルの三塩化チタン
(東邦チタニウム社、TAC−131)を連続的に装入
し、水素の気相分圧を27kf/c11に保ち、重合温
度を70℃に保った。反応釜の液量が1001になるよ
うに、重合液を連続的に抜き出し、1時間当j5101
のメタノールを添加し、次いで水洗し、未反応モノマー
を除去した。1時間当り7.3 kgの共重合体が得ら
れ、結果を表1に示した。
比較例6,7
エチレンの装入量を表1に記載した量に変更し、水素分
圧を適宜変更する以外は比較例5と全く同様に重合した
。
圧を適宜変更する以外は比較例5と全く同様に重合した
。
結果を表1に示した。
応用例1〜7.比較応用例1〜7
〔1〕 フィルムのブロッキング性
前記各実施例および各比較例の1−ブテン系ランダム共
重合体とポリプロピレン樹脂(〔η〕2、Od!l/g
、エチレン含量10モル%)とを1:3の割合で溶融混
合した後、30認φの押出機を用いて成形温度200〜
250℃で厚み30μOT −die filmを作成
した。このフィルムについてブロッキング性を評価した
。結果を表2に示した。
重合体とポリプロピレン樹脂(〔η〕2、Od!l/g
、エチレン含量10モル%)とを1:3の割合で溶融混
合した後、30認φの押出機を用いて成形温度200〜
250℃で厚み30μOT −die filmを作成
した。このフィルムについてブロッキング性を評価した
。結果を表2に示した。
A、5TM D1893に準じて評価した。巾10α
、長さ15cmのフィルム同志を重ね合わせ、2枚のガ
ラス板ではさみIQIKgの荷物を乗せ、50℃エアー
・オーブン中に放置する。1日後および7日後にサンプ
ルを取出し、ハクリ強度を万能試駿機で測定し、1ス当
ルのハクリ強度をブロッキング値とした。
、長さ15cmのフィルム同志を重ね合わせ、2枚のガ
ラス板ではさみIQIKgの荷物を乗せ、50℃エアー
・オーブン中に放置する。1日後および7日後にサンプ
ルを取出し、ハクリ強度を万能試駿機で測定し、1ス当
ルのハクリ強度をブロッキング値とした。
〔2〕 フィルムの透明性
上記方法で製膜したフィルムを50℃エアー・オープン
中でエージングした。エージング前とエージング1日後
、7日後のフィルムについて、ASTM D1003
−61に準じて、そのHazeを測定した。
中でエージングした。エージング前とエージング1日後
、7日後のフィルムについて、ASTM D1003
−61に準じて、そのHazeを測定した。
〔3〕 フィルムのスリップ性
ASTM D1894に準じて、上記エージング前と
エージング1日後、7日後のフィルムの静摩擦係数およ
び動摩擦係数を測定した。
エージング1日後、7日後のフィルムの静摩擦係数およ
び動摩擦係数を測定した。
Claims (1)
- (1)エチレン成分及び1−ブテン成分からなる1−ブ
テン系ランダム共重合体であって、 (A)その組成が、エチレン成分が1ないし50モル%
及び1−ブテン成分が50ないし99モル%の範囲にあ
ること、 (B)デカリン中で135℃で測定した極限粘度〔η〕
が0.5ないし6dl/gの範囲にあること、 (C)示差走査熱量計によって測定した融点〔Tm〕が
30ないし130℃の範囲にあること、 (D)X線回折法によって測定した結晶化度が1ないし
60%の範囲にあること、 (E)沸騰酢酸メチルへの可溶分量〔W_1重量%〕が
2重量%以下の範囲にあること、 (F)10℃におけるアセトン・n−デカン混合溶媒(
容量比1/1)への可溶分量〔W_2重量%〕が5×〔
η〕^−^1^.^2重量%未満の範囲にあること、 (G)降伏点応力が1ないし200kg/cm^2の範
囲にあること、 (H)破断点応力が3ないし1000kg/cm^2の
範囲にあること、 (I)破断点伸びが300%以上であること、によって
特徴づけられる1−ブテン系共重合体。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59230392A JPS61108615A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 1−ブテン系ランダム共重合体 |
US06/792,668 US4778870A (en) | 1984-11-02 | 1985-10-29 | Random 1-butene/ethylene copolymer |
CA000494338A CA1270594A (en) | 1984-11-02 | 1985-10-31 | Random 1-butene/ethylene copolymer |
EP85307954A EP0184903B1 (en) | 1984-11-02 | 1985-11-01 | Random 1-butene/ethylene copolymer |
DE8585307954T DE3572828D1 (en) | 1984-11-02 | 1985-11-01 | Random 1-butene/ethylene copolymer |
US07/961,854 US5336747A (en) | 1984-11-02 | 1992-10-16 | Random 1-butene/ethylene copolymer |
US08/191,962 US5385998A (en) | 1984-11-02 | 1994-02-04 | Random 1-butene/ethylene copolymer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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