JPS61107912A - フイルタ−ユニツト - Google Patents

フイルタ−ユニツト

Info

Publication number
JPS61107912A
JPS61107912A JP59228597A JP22859784A JPS61107912A JP S61107912 A JPS61107912 A JP S61107912A JP 59228597 A JP59228597 A JP 59228597A JP 22859784 A JP22859784 A JP 22859784A JP S61107912 A JPS61107912 A JP S61107912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
tubular
connector pipe
casing tube
filter unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59228597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0510121B2 (ja
Inventor
Takao Sato
佐藤 隆男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUI KENSAKU TOISHI KK
Original Assignee
MITSUI KENSAKU TOISHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUI KENSAKU TOISHI KK filed Critical MITSUI KENSAKU TOISHI KK
Priority to JP59228597A priority Critical patent/JPS61107912A/ja
Publication of JPS61107912A publication Critical patent/JPS61107912A/ja
Publication of JPH0510121B2 publication Critical patent/JPH0510121B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■9発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明はフィルター<if!過器)に関する。更に詳述
すると、本発明は分解、組立並びに交換が容易なユニッ
ト型式のフィルターに関する。
[従来の技術] 最近、フィルターを肉薄に成形して表面濾過方式とし、
比表面積の向上と濾過抵抗の低減を達成しよ・うとする
研究が為されている。この結果、例えばセラミックスフ
ィルターにあっては、近年、気孔を形成する焼結粒子の
精緻な分級化及び成形技術の進歩によって、気孔径分布
の均一化に因る高度な精密濾過と薄肉成形による圧力損
失の低減とを実現して、表面濾過を可能にしつつある。
しかしながら、このセラミックスフィルターは、陵れた
特性を有しながらも可撓性のない脆性物質であるため、
その支持構造や形状等に考慮すべき問題を有し、表面−
過の実現を困難なものとじていた。このため、従来のセ
ラミックスフィルターは、珪藻土質を主成分とする肉厚
の体積波過方式が一般的であり、濾過精度の低下と圧力
損失の増大を回避し得なかった。
そこで、このセラミックスフィルターの濾過精度の向上
と圧力損失の低下を図るため、フィルターをハニカム構
造の筒状体とし、そのセル孔の端部を入口側と出口側と
で交互に市松模様状に封じたものが近年提案されている
。しかし、このハニカム方式のセラミックスフィルター
の場合、濾過面が外部から観察できないため、目詰り状
態の目視点検やピンホールなどの欠陥の発見が困難であ
るし、また濾過時に内壁面に付着した粒子を洗浄する場
合に極めて困難が伴うことから、実際上再生使用ができ
ない。
そこで、フィルターを円筒形に焼結成形したものを束ね
両端部を樹脂等で固定接着して使用する擬似ハニカム構
造のセラミックスフィルターユニットが考え出されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、円筒状フィルターを束ねて端部を樹脂固
定する上述のセラミックスフィルターの場合にあっても
、洗浄の際に内方に配置されたセラミックスフィルター
にはブラシがけなどの物理的除去ができない欠点がある
。また、上述のフィルターにあっては、樹脂等を使って
束ねられた円筒状フィルターを固定接着するため、製作
に手間がかかりコスト高となる問題がある。
これら問題は、セラミックスフィルターに限らず、メタ
ルフィルターや樹脂フィルターにおいても同様に生ずる
本発明は、これらの問題を解決すべく為されたもので、
分解、組立が容易でかつ物理的洗浄が可能なフィルター
ユニットを提供することを目的と斯かる目的を達成する
ため、本発明のフィルターユニットは、管状フィルター
と、該フィルターを囲繞しその周囲に流体流路を形成す
るケーシングチューブと、このケーシングチューブの両
端間口部に着脱可能に装着されてチューブの内外に突出
する管状流路を形成しケーシングチューブの両端部を二
重管構造とするコネクタパイプと、該コネクタパイプと
前記管状フィルターの開口端部とを連結して当該コネク
タパイプに前記管状フィルターを弾性支持させる不透液
性の弾性管とから構成し、分解、組立てを容易にしたも
のである。
[実 施 例] 以下本発明の構成を図面に示す一実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図に本発明に係るフィルターユニツ1−の一実施例
を一部切欠して正面図で示す。このフィルターユニット
1は、管状のフィルター2と、該フィルター2を囲繞し
て流体流路6をフィルター2との間に形成するケーシン
グチューブ3と、このケーシングチューブ3の両端に装
着されるコネクタパイプ4及び該コネクタパイプ4に前
記管状フィルター2を連結させる弾性管5とから成り、
一方のコネクタパイプ4を経て流体流路6に導入された
流体を管状フィルター2を通過させて他方のコネクタパ
イプ4から排水するようにしたものである。
前記管状フィルター2は、一端が閉塞されたビーカー状
を成し、他端の開口端側をコネクタパイプ4に対向させ
て弾性管5を介して連結されている。この管状フィルタ
ー2は、廿うミックス質の多孔体から成り1円筒体に同
材質の半球面形の蓋を接着して底部が形成されている。
尚、本実施例ではフィルター形状を円筒体としたが、濾
過液体を排出する流路を形成し得るものであればその形
状は任意であり、例えばセレーション形等にも成形可能
である。また、本実施例のフィルターユニット1に使用
するセラミックス円筒中空フィルターの外径は12mm
φ以下であることが好ましい。
これは微細孔フィルターの特性からして圧力損失、流量
を勘案すると12mll1φ以上の外径は無駄な空間で
あり、またフィルター径は小さい程濾過圧力による外力
がフィルターに作用するとき耐タガ張り応力に有効であ
るからである。
上述の管状フィルター2は、本実施例の場合、1種又は
2fii以上の人工原料の均一かつ微細な多面体粒子形
状を有する骨材を、無機結合剤および有機可塑剤を加え
て混練し、押出し成形の後焼結してなる孔径制御多孔質
セラミックスより成る。
ここで、骨材となる合成原料としては、アルミナ、ムラ
イト、炭化珪素、シリカ等が用いられる。これらはいず
れも機械粉砕の模本ひ分級などの選別によって均一な径
の微0体だけが選択される。均一な径とするのは、これ
により焼結後空孔径分布を狭いものとするためである。
また骨材どして多面体粒子形状が望まれるのは、焼結後
、良好なくびれ空洞を形成し、目的粒子による架橋現象
を生じ易くするためである。
無機結合剤としては、粘土質およびまたはソーダ石灰ガ
ラスカレット等が用いられ焼結促進剤として炭酸塩類お
よびまたはホウ酸類等が適宜加えられる。粒径は、でき
るだけ小さなものが好ましい。
有機可塑剤としては、アラビアゴム、澱粉のり、ワック
ス、カルボキシメチルセルロース、あるいはポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ごニリデン、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルアセタール等のビニル樹脂、アクリル酸エステ
ル重合体等のアクリル酸樹脂などの熱可塑性合成樹脂が
用いられるが、9母でも十分な可塑性を与える熱可塑性
合成樹脂、特にポリビニルアルコールが好まれる。有”
機可塑剤は膏剤に可塑性を与える以外に、焼結後の空孔
率の向上に役立つ。
成形法としては、押し出し成形法が好まれる。
これは、押し出し成形法によると同一断面形状の筒状体
が任意の長さで得られるためである。成形品は室温〜約
80℃で乾燥後焼成される。
焼成湿度は、骨材の種類、粒径等に応じて約900〜約
1.300℃の範囲で適宜に選択される。
本実施例の焼成は無機結合剤を用いて焼結するため自己
焼結と比べて焼結の制御は容易であり、均質な空孔径を
もつ多孔質セラミックスを得ることができる。
加えて斯様にして焼結される孔径制御多孔質セラミック
は、可塑剤としては、無機物の粘土質のものを使用せず
、低次成分である有機質のものを使い、無機質物は結合
剤としての必要最小限量におさえたので、焼結後骨材以
外の無機物が必要以外の部分に残留して悪影響を及ぼす
こともない。
上述の如き組成によって形成された脆い管状フィルター
2を囲繞して該フィルター2を保護すると共に該フィル
ター2との間で流体流路6を形成するケーシングチュー
ブ3は、剛性のある素材若しくは構造によって形成され
ている不透液性のあるいは通気性の無い管である。本実
施例において、このケーシングチューブ3は、透明なプ
ラスチックス製の管より成り、内部の管状フィルター2
の汚れ状態等を外部から観察し得るように設けられてい
る。勿論、ケーシングチューブ3としてステンレスバイ
ブ等の不透明な管を採用することも可能である。また、
該ケーシングチューブ3の両端部にはコネクタパイプ4
を装着させるための7ランジ7が設けられている。この
フランジ7は、ケーシングチューブ3の全周面に存在す
る必要はなく、少なくとも対称的に2〜3配置されてい
れば足りる。
前記コネクタパイプ4は、ケーシングチューブ3の両端
1710部に着脱可能に装着されてデユープ3の内外に
突出する管状流路を形成しケーシングチューブ3の両端
部を二重管構造とするもので、ケーシングチューブ3を
固定させるためのユニオン継手部8を有する。ユニオン
継手部8は、二重管構造を成すコネクタパイプ4の外側
に設けられているねじ部9とこれに螺合するユニットナ
ツト10とから成り、ユニオンナット10の締付けによ
ってケーシングチューブ3のフランジ7を引き寄せるこ
とにより、ケーシングチューブ3とコネクタパイプ4と
を接合するものである。尚、本実施例のコネクタパイプ
4は、内筒部11と前述のユニオン継手部8を構成する
外筒部12との間の環状の隙間13にケーシングチュー
ブ3を差し込むように設けられており、その底部には流
体の漏洩を防ぐため0リング14が設置されている。
前述のコネクタパイプ4の一方に弾性管5を介して取付
けられている管状フィルター2の先端は他方のコネクタ
パイプ4と接続されず若干の隙間をあけて対向配置され
ている。この管状フィルター2の先端とケーシングチュ
ーブ3との間には、場合によっては、衝突を防ぐためス
ペーサ(図示省略)が設置される。このスペーサとして
【よ、流体の流れを妨害しない構造であることが必要で
あり、好ましくは弾性材例えばゴムなどで形成されたも
のの採用が望まれる。しかし、図示の如く、コネクタパ
イプ4の内筒部11の側壁部にスリット15若しくは連
通穴16が穿設されていれば、管状フィルター2の先端
をコネクタパイプ4の内筒部11に押し当てることによ
って保持させ、スペーサに代えることができる。
前記管状フィルター2とコネクタパイプ4とを接合する
弾性管5は、管状フィルター2の熱膨張あるいは振動を
吸収する、流体を透過させることのない弾力性のある管
で、例えばゴム、軟質プラスチックあるいはガラス金属
による織物等で形成されている。本実施例にあっては、
この弾性管5とコネクタパイプ4および管状フィルター
2とは針金17を使って止め付けているが、金属帯バン
ド若しくはゴムバンド等のその他の締付具で止め付けた
り、管状フィルター2側に環状の突起あるいは溝を段(
プて係着性を向上させることにより、逆洗時などに扱は
外れるのを防止することもある。
また、弾性管5は、第2図に示すように、ケーシングチ
ューブ3の先端縁とコネクタパイプ4との間に嵌め込ま
れるOリング14と一体化し、締付具17の省略と締付
操作の簡略化とを図ることがある。
[作  用] 以上の如く構成されたフィルターユニットによれば、次
の通り簡単に組立てかつ分解でき、物理的洗浄のもとに
好適な状態で長期間使用できる。
即ち、本発明のフィルターユニット1は、ユニオンナッ
ト10を弛めることによってケーシングチューブ3の両
端に装着されているコネクタパイプ4のいずれか一方を
取外し、そのコネクタパイプ4の内筒11に弾性管5を
介して管状フィルター2を取付けてからケーシングチュ
ーブ3内に挿入し、再びユニオンナット1oを操作して
コネクタパイプ4とケーシングチューブ3を締付けるこ
とによって、簡単にセットされる。
しかも、このフィルターユニット1は、管状フィルター
2をケーシングチューブ3内に収容しかつ弾性支持して
いるため、濾過時の圧力変動や外部衝撃が作用しても、
弾性管5部分で衝撃を緩和して脆く破損し易いフィルタ
ー2に伝達されるのを防いでいる。
また、このフィルターユニット1の洗浄は、そのままの
状態による逆洗は勿論のこと、分解が容易であるため物
理的洗浄も可能である。即ち、管状フールター2を支持
する方のコネクタパイプ4のユニオンナット10を弛め
てコネクタパイプ4をケーシングチューブ3から取外せ
ば、該コネクタパイプ4に繋がる管状フィルター2が一
緒に取出される。そこで、管状フィルター2に直接ブラ
シかけなどの物理的洗浄あるいは薬品を使用して化学的
洗浄を施す。この洗浄効果は、目視点検によって確実な
ものとされる。しかし、これら物理的洗浄等を施しても
効率的な濾過が達成できないとき、あるいは捕捉対象が
変わった場合にこれに合せて管状フィルター2を交換し
なくてはならないが、締付具17を弛めるだCノで簡単
に実施できる。
このフィルターユニット1は、両端のコネクタパ・イブ
4を利用して他の配管類に容易に装着できる。例えば、
水道管や他の給液管路の途中にそのまま配管ないし管路
の一部として接続することも可能である。斯様に本発明
のフィルターユニット1を単体で使用するJ#合、室内
及び装置内のコーナーに納り易いため空間の有効利用が
でき、特に合理的に設計された家庭のキッチンで使用す
る濾過器としては、従来品が手元に近い作業空間に設置
され視界の遮りや有効空間の減少などの問題を有してい
るのに対し、何らそのような問題を惹き起さないことか
ら好適である。また、第4図に示すように、順次口の細
い管状フィルター2を内蔵したフィルターユニット1を
接続して効率的な精!−過を実現することも可能である
し、更には第5図に示すように同一気孔径のフィルター
ユニット1を並列に接続して濾過抵抗に基因する流量変
化をほとんど無くすことが可能である。尚、第3図に示
すように複数本の管状フィルター2を弾力物質のスリー
ブ18で接続することも可能であり、配管上の問題から
必要とされる所望長さのフィルターユニット1を提供で
きる。
以上の如く筒状フィルターを弾性支持してケーシングチ
ューブ3で保護する本発明のフィルターユニット1によ
ると、表ii¥i)!l過を可能とする薄肉のセラミッ
クスから成る脆性フィルターの採用も可能とする。
したがって、圧力損失の少ない精密濾過が実現できる。
例えば、平均細孔径5μm1外径10mmφ、内径8m
mφ、長さ900mmの管状セラミックスフィルター2
を採用して水道水を濾過する場合には圧力損失1 k(
1/ cm2において濾過流間15゜61/minで、
また同一形状同一寸法のフィルターで平均細孔例1.6
μmの場合には圧力損失1kQ/cm2 、濾過流量1
.51/sinで透明度の高い清浄な水が得られる。こ
の池、セラミックスフィルター2の気孔径を調整するこ
とにより、除菌装置、純水製造装置、製薬工業におt)
る薬品の濾過、燃料あるいは潤滑油濾過、電気メツキ液
の濾過、溶剤回収、ガスあるいは空気の清浄装置等、濾
過一般に広く供せられる。囚に、フィルターの空孔径は
腎材粒径によって制御できることから骨材粒径をより微
細なものとして、焼結体の気孔率が40〜50%で平均
■孔直径が目的菌体の最小部位の長さの218以下でか
つ平均細孔直径の2倍長以内に含まれる細孔直径分布率
の累計が90%以上であるフィルターを使用すれば、ぶ
どう状球菌や大腸菌などをほとんど捕捉できる。
また、本発明のフィルターユニットは、ケーシングチュ
ーブ3が被濾過液のタンクとなるので、この空間6に活
性炭、イオン交換樹脂等の吸着剤おるいは多孔性ガラス
、多孔質セラミック等の有孔性物を充填し濾過効果を高
めることができる。
更に、本発明のフィルターユニット1は、管状フィルタ
ー2に種々のコーティングを施ずことによって、フィル
ターの性能に付加効果を与える。
例えば、フィルターを菌体濾過の用途に用いる場合、銅
、銀イオンなどの殺菌効果のある金属イオンを管状フィ
ルター2に吸着させることによって殺菌効果を付加でき
る。銅、銀イオンなどの吸着方法は、銅、銀の硫酸塩、
硝酸塩をそのまま吸着さぼる方法、錫化合物を吸着させ
たのち、銅、銀の硫酸塩、硝酸塩に浸漬し、置換反応に
より銅、銀イオンを吸着させる方法、銀鏡反応を用いる
方法などの公知の方法によって吸着させる。また、フィ
ルターをガスおよび空気濾過の用途に用いる場合、シリ
コン樹脂などの撥水性のものを管状フィルター2にコー
ティングさせることによって、気体中の水分除去効果を
付加できる。例えば、シリコン樹脂の場合、そのコーテ
ィング方法は、シランモノマーを用いる方法、シリコン
オイルを用いる方法、シリコンワニスを用いる方法など
のいずれの方法を用いてもよ(、筒状濾過体表面に吹付
け、ハケ塗り、あるいは浸漬等により塗布し、必要に応
じて熱処理をほどこしコーティングを行なう。また合成
ゼオライトをコーテングして二重層となし、チッ素と酸
素のガス分離を効率よく行ない燃焼プロセスに寄与する
。さらにセルロース系の逆浸透膜を薄くコーテングさせ
ることにより、容易に淡水化装置として作動させること
も可能である。この他、発酵化学の分野に用いる場合に
は、発酵酵母などを筒状濾過体に植え付けて、濾液を発
酵させることも可能である。しかしながら、この種のコ
ーティングは当然のことながら、フィルターの空孔をつ
ぶして、濾過性能を失なわせるものであってはならない
[変 形 例] 尚、前述の実施例は一例であり、本発明の要旨の範囲内
において適宜変形実施可能なことは言うまでもない。
例えば、第6図に示すように複数本の管状フィルター2
を内蔵する場合もある。このフィルターユニット1Aは
、ケーシングチューブ3Aに対して着脱自在な両端の蓋
部材20に対して固定されている。コネクタパイプ4A
に2個の管状締付部21を有する弾性管5Aを介して2
本の管状フィルター2Aを同時に接続して成るものであ
る。このフィルターユニット1Aは、異径管から成るコ
ネクタパイプ4Aの小径部側に螺設されたねじ22とこ
れに螺合されるナツト23によってコネクタパイプ4A
@n部材20に固定し、更にこの蓋部材20をケーシン
グチューブ3Aにねじ込み固着するようにしたものであ
る。したがって、ナツト23と蓋部材20並びに該蓋部
材20とケーシングチューブ3との間の摺接面にはバッ
キング24が設けられ、被濾過流体が漏洩しないように
設けられている。尚、管状フィルター2Aの開口端側に
は弾性管5Aの抜けを防止するため環状突起25が設け
られている。また、管状フィルター2Aの先端側に対向
する弾性管5Aには被濾過流体を通過させる連通孔16
が穿孔されている。
また、第7図に示すフィルターユニット1Bのように、
ケーシングチューブ3Bに螺着されている蓋部材20B
に第1図で示すコネクタパイプ4を複数組直接にねじ込
んで固定し、夫々に管状フィルター2Bを接続する場合
もある。
更に、第8図に示すフィルターユニット1Cのように、
ケーシングチューブ3C側にも流体導入口26を設ける
と共に管状フィルター20の両端をコネクタパイプ4C
に接続して、管状フィルター2Gの内外に夫々相異なる
流体を流すようにすることもある。この種・のフィルタ
ーユニット1Cは限外濾過に用いて好適である。また、
第9図に示すフィルターユニット1Dにおいて、管状フ
ィルター2Dとケーシングチューブ3Dに着脱自在なコ
ネクタパイプ4Dとの接続を筒状締付部21を2111
所有する弾性管5Dによって行なうこともある。
尚、管状フィルター2.2A、2B、2Cとしては、本
実施例の場合、セラミックスフィルターを用いているが
、その他の管状フィルター例えばメタルフィルターやプ
ラスチックフィルター等でも、実施可能である。
■1発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のフィルターユ
ニットは、管状フィルターと、該フィルターを囲繞しそ
の周囲に流路を形成するケーシングチューブと、このケ
ーシングチューブの両端開口部に着脱可能に装着されて
チューブの内外に突出する管状流路を形成しケーシング
チューブの両端部を二重管構造とするコネクタパイプと
、該コネクタパイプと前記管状フィルターの開口端部と
を連結して当該コネクタパイプに前記管状フィルターを
弾性支持させる不透液性の弾性管とで構成することによ
り、管状フィルターを外部負荷から切り離してケーシン
グチューブ内に保護しているので、外部からの衝撃に強
く、脆く破損し易い薄肉のセラミックスフィルターの使
用が可能となる。
即ち、薄肉のセラミックスフィルターの使用の実現によ
ってと過精度が高く圧力損失が少ない表面濾過を実現で
きる。
また、本フィルターユニットは、弾性管を介して管状フ
ィルターをコネクタパイプに接続支持させ、ケーシング
チューブ内に納めるようにした簡単なm造なので、組立
・分解が容易であり、製作コストが安岡であると共にバ
イブ配管工事並の支持具と工具で設置が可能となる手軽
さを有する。
しかも、本フィルターユニットは、コネクタパイプとケ
ーシングチューブから取外すだけで簡単に管状フ・Cル
ターを取出し露出させ得るので、フィルターに対して直
接ブラシがけなどの物理的洗浄並びに薬品などによる化
学的洗浄法が確実に実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフィルターユニットの一実施例を
一部切欠いて示す正面図、第2図は同フィルターユニッ
トの弾性管の他の実施例を示す中央縦断面図、第3図は
フィルターユニットの他の実施例を示す正面図、第4図
はフィルターユニットの使用の一例を示す斜視図、第5
図は同じく他の使用例を示す斜視図である。第6図はフ
ィルターユニットの変形例の一つを示す中央縦断面図、
17図は他の変形例を示す一部切欠き正面図、第8図は
更に他の変形例を示す中央縦断面図、第9図は更に他の
変形例を示す中央縦断面図である。 1、 1A、  1B、  IC,1[)・・・フィル
ターユニット、 2.2A、28.20.2D・・・管状フィルター、3
.3A、38.3C,3D ・・・ケーシングチューブ、 4.4A、4C,4D・・・コネクタパイプ、5.5A
、5B、5D・・・弾性管、6・・・流 路。 特許出願人   三井研削砥石株式会社手続補正書 昭和60年5月2日 特許庁長官   志 賀   学  殿1、事件の表示 昭和59年特許願第228.597号 2、発明の名称 フィルターユニット 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名 称  三井研削砥石株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付 自発補正 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書第8頁第4行の 「孔径制御多孔質セラミックス」と 「より成る。」の間に 「所謂ファインセラミックス」を加入する。 (2)明細書第19頁第1行〜第3行の「また合成ゼオ
ライトをコーディングして・・・寄与する。」を 「また合成ゼオライト、シリカゲル、活性アルミナ等の
微細多孔質固体を用いたガス分子fi膜例えばシリカ−
アルミナゲル膜をフィルター2の表面に担持させ、混合
ガスの分離例えばチッ素と酸素のガス分離などを効率よ
く行ない得るようにしても良い。また、上述のガス分離
膜に適当な触媒を担持させ、反応及び分離を同時に行な
わせることも可能である。」と補正する。 手続′4市正書輸発) 昭和61年1月29日 特許庁長官  宇 賀  道 部 酸 フィルターユニット 図面 第8図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)管状フィルターと、該フィルターを囲繞しその周
    囲に流体流路を形成するケーシングチューブと、このケ
    ーシングチューブの両端開口部に着脱可能に装着されて
    チューブの内外に突出する管状流路を形成しケーシング
    チューブの両端部を二重管構造とするコネクタパイプと
    、該コネクタパイプと前記管状フィルターの開口端部と
    を連結して当該コネクタパイプに前記管状フィルターを
    弾性支持させる不透液性の弾性管とから成ることを特徴
    とするフィルターユニット。
  2. (2)前記管状フィルターはファインセラミックスから
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のフ
    ィルターユニット。
  3. (3)前記管状フィルターはメタルフィルターから成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のフィル
    ターユニット。
  4. (4)前記管状フィルターはその外径を12mmφ以下
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかに記載のフィルターユニット。
  5. (5)前記管状フィルターの両端を夫々前記コネクタパ
    イプに連結する一方、前記ケーシングチューブに流体導
    入口を設け、前記管状フィルターの内外に同時に異なる
    流体を流し得るようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載のフィルター
    ユニット。
  6. (6)前記管状フィルターの一端を閉塞し、その閉塞端
    と対面する側のコネクタパイプから流体を導入すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れかに記載のフィルターユニット。
  7. (7)前記弾性管は複数本の管状フィルターを同時にか
    つ平行に結束して前記コネクタパイプに連結して成るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6項のい
    ずれかに記載のフィルターユニット。
JP59228597A 1984-10-30 1984-10-30 フイルタ−ユニツト Granted JPS61107912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59228597A JPS61107912A (ja) 1984-10-30 1984-10-30 フイルタ−ユニツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59228597A JPS61107912A (ja) 1984-10-30 1984-10-30 フイルタ−ユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61107912A true JPS61107912A (ja) 1986-05-26
JPH0510121B2 JPH0510121B2 (ja) 1993-02-08

Family

ID=16878846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59228597A Granted JPS61107912A (ja) 1984-10-30 1984-10-30 フイルタ−ユニツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61107912A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63287511A (ja) * 1987-05-20 1988-11-24 Toshiba Ceramics Co Ltd ろ過装置
JPH0518610U (ja) * 1991-08-21 1993-03-09 東京特殊電線株式会社 管状濾過エレメント
JP2003229152A (ja) * 2001-11-30 2003-08-15 Toyo Roki Mfg Co Ltd 燃料電池用イオン除去フィルタ
JP2008163956A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Katayama Kogyo Co Ltd フレキシブルチューブ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5194481A (ja) * 1974-02-13 1976-08-19
JPS53140749U (ja) * 1977-04-12 1978-11-07
JPS5448052U (ja) * 1977-09-12 1979-04-03

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5194481A (ja) * 1974-02-13 1976-08-19
JPS53140749U (ja) * 1977-04-12 1978-11-07
JPS5448052U (ja) * 1977-09-12 1979-04-03

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63287511A (ja) * 1987-05-20 1988-11-24 Toshiba Ceramics Co Ltd ろ過装置
JPH0518610U (ja) * 1991-08-21 1993-03-09 東京特殊電線株式会社 管状濾過エレメント
JP2003229152A (ja) * 2001-11-30 2003-08-15 Toyo Roki Mfg Co Ltd 燃料電池用イオン除去フィルタ
JP2008163956A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Katayama Kogyo Co Ltd フレキシブルチューブ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0510121B2 (ja) 1993-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01151906A (ja) 中空糸膜モジュールカートリッジの製造方法
CN108479407A (zh) 盘式陶瓷膜组件及其盘式陶瓷膜超滤净水装置
JPH0118183Y2 (ja)
US5895572A (en) Porous monolithic support for filtration membranes
JP2004535291A5 (ja)
JPS61107912A (ja) フイルタ−ユニツト
CA2387848A1 (en) Filtering unit for a virucide substance
WO2015072513A1 (ja) ろ過エレメント、ろ過モジュール、ろ過コンポーネント、及びろ過処理ユニット
JPH0415283Y2 (ja)
JPH0212130B2 (ja)
CN108421414A (zh) 盘式陶瓷膜超滤装置
CN208660835U (zh) 盘式陶瓷膜超滤装置
JPS6320003A (ja) 精密濾過装置
JP2001162112A (ja) 多孔質フィルタおよびこれを用いる流体浄化方法ならびに流体浄化装置
JP2003230822A (ja) 多孔質フィルタ及び浄水器、並びにフィルタの検査装置及び方法
JP4519376B2 (ja) 多孔質フィルターの製造方法
CN2573048Y (zh) 蜂窝式高分子滤芯
CN2065506U (zh) 多微孔陶瓷净化器
CN216038933U (zh) 一种反渗透膜
JP2003230808A (ja) 多孔質フィルタ、浄水器、フィルタの製造方法並びにフィルタを製造するための圧入方法、圧入装置、シール方法及びシール剤の施与装置
JP3209951U (ja) 水槽用浄化装置
JPS643446Y2 (ja)
CN213570069U (zh) 一种污泥水处理装置
JP2559041Y2 (ja) 浄水器
CN216737671U (zh) 过滤系统与过滤装置