JPS61107719A - 3−5化合物単結晶薄膜をそなえたSi基板およびその製造方法 - Google Patents

3−5化合物単結晶薄膜をそなえたSi基板およびその製造方法

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JPS61107719A
JPS61107719A JP22801184A JP22801184A JPS61107719A JP S61107719 A JPS61107719 A JP S61107719A JP 22801184 A JP22801184 A JP 22801184A JP 22801184 A JP22801184 A JP 22801184A JP S61107719 A JPS61107719 A JP S61107719A
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gap
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film layer
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Masaki Inada
稲田 雅紀
Kazuo Eda
江田 和生
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01L21/02507Alternating layers, e.g. superlattice

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、■−■化合物単結晶薄膜をそなえた81基板
およびその製造方法に関するものである。
(従来例の構成とその問題点) ゝ    単結晶Ge 、 Stの上に、それぞれ単結
晶GaAs 。
GaPをエピタキシャル成長させる試みは、それらの2
つの材料の格子不整合が、それぞれ0.1%、0.37
チと小さく、GaAs、 GaPのバンドギャップ/l
’−1それぞれGe 、 Siより大きいため、それら
をエミッタとするヘテロバイポーラトランジスタとして
有望でちることの他に、形成されるGaAs 。
GaPを用いる多くの産業上の有用な用途があることか
ら、古くから数多くなされてきた。しかし、この系では
m−■化合物同士のエピタキシーと違って、格子整合だ
けでは解決できない難しい問題があり、反位相構造、双
晶、転位などの欠陥が極めて多く生じ、結晶成長はうま
くいかなかった。
近年、その原因がかなシ明らかになってきた。まず、1
978年に、極性のGaP、 GaAsなどの■−■化
合物をSi 、 Geのような非極性のダイヤモンド構
造をもつ材料の上にエピタキシャル成長する場合には、
結晶方位によって界面にチャージが生じ(たとえば〔1
00〕、[111]) 、このチャージは、バンド構造
や結晶成長に十分な影響を与えるだけ大きいこと、そし
て(110)ではこのチ  ゛ヤージが生じないため、
デバイスや結晶成長に適することが指摘された。[W、
A、Harrison et aLPhys、 Rev
、 B 18 、4402 (1978) )。
ツイーc−11982年に、それらのエピタキシーにお
いては、界面チャージが生じないことだけでなく、■−
■化合物の■族およびV族原子が下地のダイヤモンド構
造からなる結晶のサイトのどこに結合するかということ
(サイト・アロケーション)が重要となり、■族と■族
原子のサイト・アロケーションが確定されることが、深
刻な問題となっている反位相構造の発生を避けるために
極めて重要となることが指摘された。そして、界面チャ
ージが生じないことと、サイト・アロケーションが確定
されることの二つの条件が満足される結晶面として、S
i 、 Geなどのダイヤモンド構造をとる結晶の結合
サイトを構成する4個の結合手の1個が基板に平行に存
在しく第1図の符号1)かつ、それらのサイトが基板か
ら上方に向いた1個の結合手にのるサイト(第1図の符
号2)と、基板から上方に向いた2本の結合手にのるサ
イト(第1図の符号3)の2種類のサイトからなる結晶
面が有望であシ、その最も簡単な結晶面が第1図に示す
(211)結晶面であることが指摘された[: S、 
Wright etal+ J、 Vac、 Set、
 Technol、。
21.534 (1982)〕。
第1図はSi 、 Geあるいはそれらの固溶体などの
ダイヤモンド構造を〈110〉方向から見た図である。
1はStの結合サイトを構成する4個の結合手の中で基
板忙平行となっている結合手、2は基板の下方から上方
に向かう2本の結合手にのるSi結合サイト、3は基板
の下方から上方に向かう2本の結合手にのるSi結合サ
イトを示す。
この結晶面では、2種類の質的に異なるサイトからなる
ため、■族とV族原子が選択的にそれぞれのサイトに結
合することが期待されるわけである。そして、実際に、
5i(211)基板を用いて、分子線エピタキシー法に
よりGaPのエピタキシー成長を行ない、提唱した理論
が正しいことが実証された。これによって、はじめて、
Sl基板上に、反位相構造のない、鏡面をもつGaPの
単結晶薄膜層が形成された。このヘテロ構造を用いてβ
=9の過去最高のβ値をもつヘテロバイポーラトランジ
スタが作られたが、この特性は、トランジスタとしでは
まだ十分なものではなかった。これは反位相構造以外の
結晶欠陥がまだ多く含まれていることによる。事実、表
面には、内部欠陥の存在を示す多くの平行に走った線状
の微細構造が存在していた。しかし、この方式により、
界面チャージをなくすこと、および最も深刻な問題であ
った反位相構造の発生をなくすことの2つの基本的な、
重要な課題が解決されているので、反位相構造以外の、
おもに格子不整合によって生じる結晶欠陥を除去するこ
とができれば、高品質のGaP単結晶薄膜をそなえたS
i基板の作製が期待できるわけである。Geの上にGa
Asを形成する場合には、格子不整合はStとGaPの
場合よシもはるかに小さいので、上述の結晶方位をもつ
基板を用いてSi上へのGaPの形成を行なう場合よシ
も良い結晶成長が期待できるわけであるが、Geの単結
晶基板は表面の1  清浄化が難しいことが大きな問題
点であった。
この場合、界面チャージ、サイト・アロケーション、お
よび格子整合の課題が解決されても、光面の清浄化が難
しいために各種の欠陥が発生する。
一般によく用いられる(100)、(111)や(11
0)などのSi、Geなどのダイヤモンド構造を有する
材料の基板では、っぎのような問題点がある。(100
)および(111)基板の場合には、その上に[−V化
合物を形成すると界面にチャージが生じることの他に、
表面が同一種のサイトからなるため、m族、V族原子の
サイト・アロケーションが確定されないので結晶成長が
難かしい。これらの結晶面でサイト・アロケーションの
問題を解決する方法がみつかシ、良い結晶成長が行なわ
れれば、形成された[−V化合物を用いるデバイスへの
適用は可能となるが、下地の非極性の材料との界面にチ
ャージが生じるため、この界面を用いるデバイスには適
しているとはいえない。(110)基板の場合には、界
面チャージは生じないが、m族、V族原子のサイト・ア
ロケーションが確定されないので、欠陥の少ない単結 
  ”晶膜の結晶成長が難かしい。(110)基板にお
いて、サイト・アロケーションを解決するなんらかの方
法が見つかれば、界面チャージが生じないことから、I
II−V化合物材料とダイヤモンド構造をもつ材料との
へテロ構造を用いるデバイスや形成された■−■化合物
材料を基板として用いるデバイスなどの種々の応用があ
る。これらの結晶面を用いて、ある程度の品質のGaP
が形成されたという報告もあるが、上述のように原理的
に結晶成長が難かしいことから十分なものではない。
まとめると、極性のI[[−V化合物材料であるGaP
あるいはGaPと格子整合する■−■化合物を非極性の
ダイヤモンド構造であるSiの上にエピタキシャル成長
を行なう場合、目的に応じてっぎの二つの場合がある。
(11GaPまたはGapと格子整合するm−v化合物
とSiのへテロ構造をデバイスとして活用することを目
的とする場合には、欠陥の極めて少ない、前記111−
V化合物の単結晶薄膜がSiの上に形成されるだけでは
十分でなく、この[[−V化合物とStとの界面欠陥の
ないこと、バンド構造に大きな影響を与える界面チャー
ジが生じないことが重要となる。
(2)  GaPまたはGaPと格子整合するm−v化
合物とStのへテロ構造をデバイスとして活用するので
はなく、形成された前記■−v化合物をデバイスとして
活用する(たとえばLED )ことを目的とする場合に
は、この■−■化合物とSiの界面の状態(界面チャー
ジおよび欠陥)は必ずしも重要ではなく、デバイスとし
て使用する部分として、どんな方法でも良質の[[[−
V化合物結晶が形成されればよい。
前者の場合には、■−v化合物と、Siとの界面だけで
なく、形成されたIII−V化合物自身も非常にすぐれ
た品質のものとなるので、形成されたm−■化合物は後
者の目的にも活用できる。後者の場合には、形成された
■−■化合物の利用ということに用途が限定される。こ
れまでの研究ではど    □ちらの目的でも十分なも
のはまだ形成されていない。
(発明の目的) 本発明の目的は、従来の欠点を解消するもので、単結晶
Sl基板への単結晶GaPtたはGaPと格子整合する
l[−V化合物の形成に関係し、形成される■−■化合
物と下地のSiとの界面チャージとサイト・アロケーシ
ョンの問題を解決するとともに、■−■化合物とSiと
の間にある約0.37%格子不整合を解決することKよ
り、欠陥の少ないl−V化合物を形成し、形成されるG
aP ’fg用いたデバイス、さらにそれらとSiデバ
イスとを一体化したデバイスなどに適用可能な、l[−
V化合物単結晶薄膜をそなえたSi基板およびその製造
方法を提供することである。
(発明の構成) 本発明の、■−■化合物単結晶薄膜をそなえたSi基板
およびその製造方法は、Slのおのおのの結合サイトを
構成する4個の結合手の1個が基板に平行に存在した結
晶方位を有する単結晶Si基板の上に、Siを含めたG
e −Si系固溶体の2つの固溶体であって、それらの
格子定数の平均値とGaPの格子定数との格子不整合が
0.2%以内となる2つの組成の固溶体の単結晶薄膜層
からなる超格子構造の薄膜層を形成し、その上にAtP
 、 GaPあるいはそれらの固溶体の単結晶薄膜から
構成される超格子構造の薄膜層を形成し、その上にGa
Pもしくはこれと格子整合するl−V化合物単結晶薄膜
を形成した構造を有するものであり、またその製造方法
である。
また、si(211)基板を用い、あるいはZ−V化合
物としてGaPを用いるものである。
(実施例の説明) 本発明の実施例を第2図ないし第4図に基づいて説明す
る。
第2図ないし第4図は本発明によって形成される材料の
断面図である。
同図において、1は81基板、2は3iノ4.ファ層、
7はGaP単結晶薄膜層である。第2′図の符号 3は
GeO,18SiO,82固溶体の単結晶薄膜層、4は
Siの単結晶薄膜層、5はそれらから形成される超格子
構造の薄膜層、6はAtPとGaPの単結晶薄膜からな
る超格子構造の薄膜層を示す。第3図の符号8はGe 
a、1S l a、q固溶体の単結晶薄膜層、9はsl
の単結晶薄膜層、10はそれから形成される超格子構造
の薄膜層、11はAto、3Gao、7PとGaPの単
結晶薄膜からなる超格子構造の薄膜層を示す。第4図の
符号12はG e o、。5SlO,95固溶体の単結
晶薄膜層、】3はG e O02S j o、a固溶体
の単結晶薄膜層、14はそれから形成される超格子構造
の薄膜層、6はAtPとGaPの単結晶薄膜から形成さ
れる超格子構造の薄膜層、7はGaPの単結晶薄膜層を
示す。
実施例1 一般のSiデバイスの作製に用いられるのと同様の鏡面
仕上げを行なった5i(211)基板の表面の清浄化を
まずつぎのようなウェットプロセスで行なう。基板をト
リクロールエチレン、アセトン、と純水を用いて脱脂洗
浄したのち、約150℃に加熱したH2o2/H2S0
4(1/4)液に浸し表面の汚れを取り除く。つづいて
純水で十分に洗浄したのち、HF/H2OC1/] 0
 )液に浸して表面の酸化膜を除去する。このあと、大
気にさらさない状態で、純水を用いて十分に洗浄し、加
熱したNH40VH20□/H20(1/]/10)液
に浸し表面に極めてうすいシリコン酸化膜を形成して清
浄化した表面を保護する。この基板を分子線エピタキシ
ー装置に充填し、800℃に加熱する。これによυ、表
面に形成された酸化シリコン膜が完全に除かれ、Si基
板の表面の清浄化が行なわれる。この基板(第2図の符
号1)の上に電子ビーム法によシ作製したSi分子ビー
ムを用いてSiのバッファ層(第2図の符号2)をエピ
タキシアル形成し、その上にSi分子ビームと抵抗熱に
よシ作製したGe分子ビームを用いて、格子定数a=5
.472XのGeo、18Sio、82組成の固溶体的
50Xの膜厚の単結晶薄膜(第2図の符号3)と約50
Xの膜厚のStの単結晶薄膜層(第2図の、符号4)の
繰シ返し多層構造すなわち超格子構造の薄膜層(第2図
の符号5)をエピタキシャル形成する。
GeO,+8 SiO,82固溶体と81との格子定数
の平均値はGaPの格子定数(a=s、4sIX)と一
致する。
これにより、超格子構造薄膜5の各層の原子の位置が少
し動いて、GaP結晶格子に極めて近い原子位置を占め
るよう【する。この超格子構造薄膜層5の上に、GaP
と極めてよく格子整合する約50^のALPと約50X
のGaPの単結晶薄膜からなる超格子構造薄膜層(第2
図の符号6)をQa 、 AtとPの分子ビームを用い
てエピタキシャル形成し、その上にcapの単結晶薄膜
層(第2図の符号7)を、GaとPの分子ビームを用い
てエピタキシャル形成する。l−V化合物の超格子構造
薄膜層(第2図の符号6)は、下地の影響を緩和するバ
ッファ層の役割を果たす。この実施例に用いる5i(2
11)基板は、第1図に示すように結合手の1個が基板
に平行に存在していることから、その上に極性のGaP
 f形成しても界面にチャージが生じないこと、および
原子が結合するサイトが、基板から上方にのびた1個の
結合手にのるサイト!  (第1図の符号2)と基板か
ら上方にのびた2個の結合手にのるサイト(第1図の符
号3)の質的に異なる2種類のサイトからなることから
、その上にのる■族とV族原子のサイト・アロケーショ
ンが確定されるという特徴を有するので、本発明の目的
にかなう基板である。しかし、これらの目的をみたす基
板は、これ以外にも種々あり、第1図の状態から(11
1)軸のまわりに回転して作製した[211]方向が基
板に対して傾斜した結晶方位を有する基板、たとえば(
541’) 。
(431)、(321)などの基板を用いることができ
る。
この実施例では、GaPまたはこれと格子整合するm−
■化合物とSiとの格子不整合を調整するためにSiと
GeO,18Si0.8□固溶体を用いてその平均の原
子位置がGaPのそれに極めて近くなるようにしている
が、この組成に限るものではない。格子不整合は小さい
ほどよいが、Ge−3i系固溶体とSi、あるいはGe
−8r系の2つの固溶体の超格子構造の作製において、
それらの格子定数の平均値とGaPの格子定数との格子
不整合が0.2%以内になるようにしても十分に効果が
ある。また、この実施例では■−■化合物からなる超格
子構造薄膜層として、AtPとGaPの単結晶薄膜から
なるものを用いているが、これらのl−V化合物と、A
txGal−xP固溶体からなる超格子構造薄膜をもち
いることもできる。それらの実施例を以下に示す。
実施例2 実施例1と同じように、5i(211)基板の表面の清
浄化を行なったのち、Siのバ、ソファ層(第3図の符
号1)を形成する。その上にSt分子ビームとGe分子
ビームを用いて、格子定数a = 5.454 iをも
つG e o、+ S 1 a、q組成の固溶体の約5
0λの単結晶薄膜(第3図の符号8)と約50XのSi
の単結晶薄膜(第3図の符号9)との繰り返えし多層構
造(第3図の符号10)を形成する。この場合、Slと
Geo、、Sjo、、固溶体の平均の格子定数は、a 
= 5.442 Xとなυ、GaPの格子不整合は約0
.16チとなる。この上に、GaPと極めてよく格子整
合する約50XのAto、3Ga 、、pと約50Xの
GaPの単結晶膜からなる超格子構造薄膜層(第3図の
符号11)をGa、AjとPの分子ビーム2用いてエピ
タキシャル形成し、その上にGaPの単結晶薄膜を形成
する。
実施例3 実施例1と同様に、5i(211)基板の表面を清浄化
し、Siのバッファ層(第4図の符号])を形成する・
つぎに、格子定数a=5.442XのGeo、。5 ”
” 0.95組成の固溶体の約50Xの厚さの単結晶薄
膜層(第4図の符号12)と格子定数a=5.476X
のG e G、2 S 1 o、a組成の固溶体の約5
0Xの厚さの単結晶薄膜層(第4図の符号13)との繰
シ返えし多層構造、(第4図の符号14)を形成する。
この場合、それらの固溶体の平均の格子定数a=5.4
59XとGaPの格子定数との格子不整合は0.15%
である。この上に、GaPと極めてよく格子整合する約
50XのAtPと約50XのGaPの単結晶薄膜からな
る超格子構造薄膜層(第3図の符号6)をGa、Atと
Pの分子ビームを用いてエピタキシャル形成し、その上
にGaPの単結晶薄膜(第4図の符号7)を形成する。
なお、実施例では、l−V化合物としてGaPだけを用
いているが、これと極めてよく格子整合するAtPやA
txGal−xPなども用いることができる。
また、実施例においては、Si基板の上にStのバッフ
ァ層をエピタキシャル形成しているが、これは基板表面
の影響をできるだけ避けるためにもうけたものであり、
必ずしも必要ではなく、本発明の必須の要件ではない。
実施例においては、エビタキ7ヤル法として分子線エピ
タキシャル法を用いているが、これ以外の方法、たとえ
ばMOCVDなどの方法も用いることができる。
(発明の効果) 本発明によれば、特別な結晶方位のSi基板結晶を用い
ることにより、I−V/ダイヤモンド構造の界面にチャ
ージが生じないようにすること、または特別な結晶方位
の81基板結晶を用いることにより、I族とV族原子の
サイト・アロケーションを確定することにより、反位相
構造が生じないようKすること、さらに、Slとその上
に形成するGaPもしくはGaPと格子整合するl−V
化合物との間の格子不整合を、Siを含めたGe −S
i系の2つの組成の固溶体の単結晶薄膜の繰シ返えし構
造からなる超格子構造の薄膜層Y S i層とこれらの
■−■化合物層との間にエピタキシャル形成して解消す
ること、またエピタキシャル形成するGaPもしくはこ
れと格子整合する■−■化合物の下側に、GaP 、 
GaPと格子整合するAZP −AZxGal−xPな
どからなる超格子構造薄膜層をバッファ層として形成し
て下地の影響乞緩和すること、などの課題解決によυ、
つぎのような種々の発明の効果がある。
(1)  Si基板上に高品質のGaPもしくはGaP
と格子整合するl−V化合物が形成できることから、高
価なl−V化合物を用いたデバイスを安価に作製できる
(2)  さらに、Si基板を用いていることの効果と
して、上記のデバイスとSiデバイスとを一体化した新
しいデバイスを作製できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はSi 、 Geまたはそれらの固溶体のダイ 
、:ヤモンド構造図、第2図、第3図、第4図は本発明
によって形成される材料の断面図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Siのおのおのの結合サイトを構成する4個の結
    合手の1個が基板に平行に存在した結晶方位を有する単
    結晶Si基板の上に、Siを含めたGe−Si系固溶体
    の2つの固溶体であって、それらの格子定数の平均値と
    GaPの格子定数との格子不整合が0.2%以内となる
    2つの組成の固溶体の単結晶薄膜層からなる超格子構造
    の薄膜層を形成し、該薄膜層の上にAlP、GaPある
    いはそれらの固溶体の単結晶薄膜から構成される超格子
    構造の薄膜層を形成し、該薄膜層の上にGaPもしくは
    これと格子整合するIII−V化合物単結晶薄膜を形成し
    た構造を有することを特徴とするIII−V化合物単結晶
    薄膜をそなえたSi基板。
  2. (2)Si(211)基板を用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載のIII−V化合物単結晶薄
    膜をそなえたSi基板。
  3. (3)III−V化合物としてGaPを用いることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載のIII−V化合物
    単結晶薄膜をそなえたSi基板。
  4. (4)Si(211)基板を用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第(3)項記載のIII−V化合物単結晶薄
    膜をそなえたSi基板。
  5. (5)Siのおのおのの結合サイトを構成する4個の結
    合手の1個が基板に平行に存在した結晶方位を有する単
    結晶Si基板の上に、Siを含めたGe−Si系固溶体
    の2つの固溶体であって、それらの格子定数の平均値と
    GaP格子定数との格子不整合が0.2%以内となる2
    つの組成の固溶体の単結晶薄膜からなる超格子構造の薄
    膜層をエピタキシャル形成し、該薄膜層の上にAlP、
    GaPあるいはそれらの固溶体の単結晶薄膜層から構成
    される超格子構造の薄膜層をエピタキシャル形成し、該
    薄膜層の上にGaPもしくはこれと格子整合するIII−
    V化合物単結晶薄膜をエピタキシャル形成することを特
    徴とするIII−V化合物単結晶薄膜をそなえたSi基板
    の製造方法。
  6. (6)Si(211)を用いることを特徴とする特許請
    求の範囲第(5)項記載のIII−V化合物単結晶薄膜を
    そなえたSi基板の製造方法。
  7. (7)III−V化合物としてGaPを用いることを特徴
    とする特許請求の範囲第(5)項記載のIII−V化合物
    単結晶薄膜をそなえたSi基板の製造方法。
  8. (8)Si(211)基板を用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第(7)項記載のIII−V化合物単結晶薄
    膜をそなえたSi基板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4897367A (en) * 1988-03-18 1990-01-30 Fujitsu Limited Process for growing gallium arsenide on silicon substrate

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JPS5753928A (en) * 1980-09-18 1982-03-31 Oki Electric Ind Co Ltd Compound semiconductor device
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JPS60111412A (ja) * 1983-10-28 1985-06-17 アメリカン テレフオン アンド テレグラフ カムパニー Ge/Si半導体異種構造の成長法

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