JPS6110642A - 高層集合住宅 - Google Patents

高層集合住宅

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JPS6110642A
JPS6110642A JP12855784A JP12855784A JPS6110642A JP S6110642 A JPS6110642 A JP S6110642A JP 12855784 A JP12855784 A JP 12855784A JP 12855784 A JP12855784 A JP 12855784A JP S6110642 A JPS6110642 A JP S6110642A
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JP
Japan
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beams
slab
columns
building
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP12855784A
Other languages
English (en)
Inventor
清忠 宮井
横山 浩明
睦 藤井
井川 望
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konoike Construction Co Ltd
Original Assignee
Konoike Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Konoike Construction Co Ltd filed Critical Konoike Construction Co Ltd
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Publication of JPS6110642A publication Critical patent/JPS6110642A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、公営・公社・公団の賃貸および分譲住宅や民
間マンシ画ン並びに社宅などに多い鉄筋コンクリート造
または鉄骨鉄筋コンクリート造成いはプレキャスト鉄筋
コンクリート造の高層集合住宅に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の高層集合住宅は第6図・第4図に示すように、4
本の柱3に囲まれた一区画を一往戸とし、その住戸を並
列して、片方に廊下9を通し他方にバルコニー10を設
けるようにするのが最も一般的な配置形状である。この
場合各住戸の境界の壁すなわち戸境壁7は、連層耐震壁
として梁間方向の地震水平力に抵抗させることができる
ので好都合であ〕、また廊下9およびバルコニー10は
、桁行方向の梁5からの跳ね出しスラブとしてもたせる
ことができる。
ただしこの方式の高層集合住宅にも、次のような数々の
問題点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
梁間方向の地震水平力に対しては、第3図・第4図に示
すように戸境壁7が連層耐1!M!として有1kKfl
J<(Dでその点では有利であるが、この場合梁間方向
のスパン92は一住戸の奥行きであるのでせいぜい10
〜12m程度までであル、建物全体の形としては桁行方
向の長さや建物の高さに比べて梁間方向の奥行き輻の小
さい板状となる。
従って建物の高さが高くなシ過ぎると梁間方向の地震に
対して建物が転倒し易くなり、またその地震による転倒
モーメントによって下層階の柱とその直下の基礎訃よび
基礎杭に対する地震時の荷重は、一方は鉛直軸力が常時
荷重の2倍以上にもなって過大となル、他方は逆に浮き
上シ勝手となって引き抜き引張力が生じるので、構造上
の無理が起こって建設困難となる。従ってこの片側下型
高層集合住宅の板状形式の建物は階数にして14〜15
階建て位が限度であル、それ以上の高さのものを建てた
いときは下層階の奥行き幅を拡げるか或いは地下室を設
ける等、特殊な対策t−講じなければ建設不能であって
、そのためには相当のコストアップともなる。
桁行方向は逆に、建物の長さが長いので転倒のおそれは
ないが、屋内の中通りにも柱と大梁を設けてその部位に
壁をつけない@ル耐!l壁を設けることができないので
、第4図のようなプランでは地震水平力を1(10%柱
3と桁行方向の梁5によって構成されるラーメンで抵抗
させることとなる。
従って桁行方向の梁5は巨大な地震応力にもたせル必要
があって梁成も大きくなるので、第3図に示すように両
側の外側面8にはその上に大きな染型が垂れ下ることと
なシ、それKよって採光と通風が妨げられる結果となる
。殊に高層集合住宅の場合には一住戸の間口が狭く奥行
きが深いので、この自然採光と通風の悪さは著しい欠点
と云えるが、避は漣い宿命である。
住戸の間口すなわち桁行方向のスパンQs Id通常E
L5患〜7.5m程度であって、−住戸の床版を一枚ス
ラブとすることは一般には無理であるので、小梁11を
適当な間隔に設けて床スラブ6を受けることとなるが、
この小梁Uは天井よル垂れ下って邪魔になシ、かつ屋内
の間仕切壁の位置を制限する結果となって、プランニン
グの自由性と同仕切変更の自由度を妨げることとなる。
なおこのように染型の多いことは、型枠工事などの施工
が面倒となシ、また天井や壁上部の仕上げが煩雑となっ
て仕上げ面積も梁側面分だけ増すので、手間がかかつて
工期上不利であるばがシでなく、工費も嵩むこととなる
〔問題点を解決するための手段〕
上記の諸問題を解決するために、従来と全く異った次の
方法を採用するもので、先づ第一に、柱3を戸境壁7か
ら離して、廊下?およびバルコニー10の外側へ移し、
そうして桁行方向の梁5を逆梁とし、外壁面8の上部の
梁をなくすと同時に、床スラブを長スパンのフラットス
ラブとして、住戸内の小梁を原則として全廃し、例外と
して床面に段差のつく個所などにやむを得ず小梁を設け
るときも、その断面をできるだけ小さくし数も最少限と
する。
〔作用〕
柱を廊下およびバルコニーの外側へ移すことによって、
梁間方向のスパンQ’Lは従来型のスパンI!/2よシ
可成り大きくなる。すなわち地震水平力に対する梁間方
向の柱・基礎・基礎杭のふんばシ幅が広くなって、それ
だけ転倒しにくくなるし、また地震時における柱・基礎
・基礎杭に対する付加軸力と引き抜き引張力が小さくな
る。
なお従来は戸境耐震壁7拡構造上柱5と切9alせず一
体にしなければなら表いと考えられていたが、この点に
関して従来の常識を打破し、発明者等が先般発明して特
許出願中の 特願FfE59−84618rプレース付きスリップ耐
震壁」を活用すれば、むしろ耐11壁と柱は離れている
方が望ましく、それによって柔構造的で、かつ建物が大
きく層間変形を起こしても耐震壁と柱にせん断破壊の生
じない、靭性に富む耐震壁が得られる。
従来型の高層集合住宅では桁行方向の梁5は、住戸と廊
下およびバルコニーとの境界線上にあるので逆梁にはで
きないが、上記によって柱を廊下およびバルコニーの外
側に移せば、桁行方向の梁5拡住戸への出入夕に関係が
なくなるので、逆梁とすることが可能となる。そうして
逆梁とすることによりてスラブ下面よル垂れ下る染型が
なくなる。
床スラアを長スパンのフラットスンプとすることによっ
て、小梁が不要となル、住戸白シよび外壁面8上部の染
型もなくなル、住戸の天井面がフラットとなる。
C実施例〕 第1図・第2図に示す通り、柱3を廊下9とバルコニー
10の外側に配した位置として、先づ必要に応じて柱下
に基礎杭を設けて基礎1・基i(と1階床スラブを築造
する。この1階床スラブは、フラットスラブとしても小
梁付きの在来型スラブとしても何れでもよい。
次に1階の柱3と戸境壁7、および梁間方向の梁4・桁
行方向の梁5と床スラブ6で構成される2Nの床を築造
する。この場合桁行方向の梁♂は図に示すような逆梁と
して廊下およびバルコニーの手摺を兼用させ、床スラブ
6は小梁なしで長スパンにもたせることのできるフラッ
トスラブとする。実施例の図は、中空のボイドスラブと
してコンクリート量の節減と軽量化を図)、かつそのリ
プの部分にアンボンドテンドンを入れて緊張することに
よルプレストレスを導入して撓みとひび割れを防止する
ようにした高性能のPRO構造のフラットボイドスラブ
を想定したものである。なお一般には図のように、戸境
壁上部の梁間方向の梁4以外にはスラブから垂れ下る染
型を全廃できるが、特殊な例としてやむを得ず一部に小
梁を設ける場合にも、できるだけその染型を小さくかつ
少なくする。
また戸境壁7は、鋼製のプレースを内蔵すると共に、そ
の下端の打ち継ぎ面を壁筋を通さないフラットなすベシ
面にしたスリップ耐震壁とすることによって、図のよう
に柱との皿を離した方が耐震性能が向上するので好都合
である。
この点も発明者等が先に発明した1プレース付きスリッ
プ耐m壁ヨが本発明を可能にした一要因となっている。
なお戸境壁7および妻壁以外の非耐力壁は、現場打ち鉄
筋コンクリート造とせずにできるだけ軽量のプレハブ壁
とした方が、施工が楽で工期を早くでき構造上も有利で
ある。
以上によって1N躯体の築造を完了するので、次に同様
にして2N躯体を築造し、以下さらに上階を同様の方法
の繰シ返しによって順次構築して行く。この躯体築造の
後を追って内外装や仕上げおよび設備工事を施工し、建
築を完了する。
〔発明の効果〕
以上によって概要の説明を述べたが、最後に本発明の効
果すなわち特徴をまとめて列記する。
■柱を廊下およびバルコニーの外側に移して梁間方向の
スパンを拡げ、地震に転倒しにくくなるので、従来型で
は14〜15階建て位が限度であったものが、この型式
では加階建て位の高さまで片部下型の板状形式でも高層
集合住宅を建設できることとなる。
■また同じ階数のものであれば、スパンが広くなった分
だけ地震時における揺れが小さくなル、かつ柱・基礎・
基礎杭に対する付加軸力と引き抜き引張力が小さくなる
ので、構造上有利であって経済的にもなる。
■前述のように柔構造的な耐震架構とすることができる
ので、建物の固有周期が伸びて一般には地震入力が小さ
くな)、その面でも益々有利となって階数の高い建物ま
で建てられる。
■かつ靭性型耐震壁であって大きく変形してもせん断破
壊を起こすことがないので粘シ強い建物が得られ、地l
lKよる激しい繰シ返し荷重を受けても損傷が少くメン
テナンスフリーとなる。
0桁行方向の梁5を逆梁としてバルコニー・廊下の天井
よりの垂れ下シをなくした上に、外壁面8の上部の染型
もなく表って、その部分に欄間など枝を設けられるので
、採光と通風を天井高さ一杯かつ部屋の幅一杯にとるこ
とができ、従来型の宿命的な欠点を克服して居住性を飛
躍的に向上させ得る。
■逆梁としたので桁行方向の梁5は、梁成を十分大きく
とれるようになル、その結果建物の桁行方向の剛性と強
度が増して構造上丈夫となる。
それにも拘らず梁幅と鋼材量を節減でき、経済的にも有
利となる。
■なおこの梁5は逆梁にすることによって、それがその
まま廊下9とバルコニー10の手摺を兼用することにな
るので、従来梁とは別に必要であった手摺の鉄116”
ンクリートなどが不要となル、仕上げ工事の重複分も省
けることになる。ちなみに高層住宅ではこの手摺は施工
上厄介なものであるので、それがなくなるメリットは大
きい。
■住戸内の天井が7ラツトで染型がないため、屋内の間
仕切壁が好きな位置にっけられてプランニングが自由に
でき、また必要に応じて部屋割ルの改造なども自由にで
きる。
■施工上も1スパンが7ラツトな一枚スラブであるので
型枠工裏表どが非常に簡単に早くでき、コスト上・工期
上有利である。内装・仕上げ工事も簡単容易になる。
[相]また一往戸内の空間を辿ぎる染型がないので、建
築材料や機材などの排出人・運搬や、配管・配線工事な
ども容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高層集合住宅の一例を示す縦断面図、
第2図はその平面図、第3図はそれと同内容の高層集合
住宅の従来型の縦断面図で第4図はその平面図である。 1 基礎 2 基礎梁 3柱 4 梁間方向の梁 5 桁行方向の梁 6 床スラブ 7 戸境壁 8 外壁面 91IX下 10  バルコニー ■ 小梁 ル 欄間など 特許出願人    株式会社 鴻 池 組第1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 柱(3)を廊下(9)およびバルコニー(10)の外側
    に配し、その柱をつなぐ桁行方向の梁(5)を逆梁とし
    、床スラブ(6)を長スパンのフラットスラブとして、
    各住戸の外壁面(8)および屋内の梁型をなくした、或
    いは梁型を小さく少なくした高層集合住宅。
JP12855784A 1984-06-21 1984-06-21 高層集合住宅 Pending JPS6110642A (ja)

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JP12855784A JPS6110642A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 高層集合住宅

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JPS6110642A true JPS6110642A (ja) 1986-01-18

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ID=14987706

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JP12855784A Pending JPS6110642A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 高層集合住宅

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JP (1) JPS6110642A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6286239A (ja) * 1985-10-11 1987-04-20 三井建設株式会社 多層建物
JPH0763192A (ja) * 1993-08-14 1995-03-07 Abb Manag Ag 圧縮機及びその運転法
JP2016056679A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 新日鐵住金株式会社 板状集合住宅の柱梁構造

Cited By (4)

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