JPS61105762A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPS61105762A JPS61105762A JP59225401A JP22540184A JPS61105762A JP S61105762 A JPS61105762 A JP S61105762A JP 59225401 A JP59225401 A JP 59225401A JP 22540184 A JP22540184 A JP 22540184A JP S61105762 A JPS61105762 A JP S61105762A
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- JP
- Japan
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- drum
- tape
- guide
- vhs
- lead
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- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気記録再生装置に関する。
現行の民生・用ビデオテープレコーダ(以下VTRと略
称する)に於いては、βマックス(登録商標)及びVH
3(登録商標)の両方式の対立があり、両方式のVTR
間には互換性が無い。
称する)に於いては、βマックス(登録商標)及びVH
3(登録商標)の両方式の対立があり、両方式のVTR
間には互換性が無い。
ところで、両方式のVTRは、テープカセットを用い、
テープカセットから磁気テープを引き出してテープ案内
ドラムに略180°の巻付り角を以って巻付け、このテ
ープ案内ドラムに設けられた180°角度割を以って配
された一対の回転磁気ヘッドによって、磁気テープ上に
傾斜トランクを形成する如く映像信号を変調して記録し
、又、その回転磁気ヘッドによってその傾斜トラックを
走査して変調された映像信号を再生するようにする点で
は軌を−にしている。
テープカセットから磁気テープを引き出してテープ案内
ドラムに略180°の巻付り角を以って巻付け、このテ
ープ案内ドラムに設けられた180°角度割を以って配
された一対の回転磁気ヘッドによって、磁気テープ上に
傾斜トランクを形成する如く映像信号を変調して記録し
、又、その回転磁気ヘッドによってその傾斜トラックを
走査して変調された映像信号を再生するようにする点で
は軌を−にしている。
しかし、テープカセットの構造及び寸法、テープ案内ド
ラムの寸法及びリード角、磁気テープ及び回転磁気ヘッ
ド間の相対速度、テープカセットから引出され非テープ
をテープ案内ドラムに巻付けるローディングの仕方、テ
ープの記録パターン、記録再生系に於ける信号処理の仕
方等に於いて、種々異なっている。
ラムの寸法及びリード角、磁気テープ及び回転磁気ヘッ
ド間の相対速度、テープカセットから引出され非テープ
をテープ案内ドラムに巻付けるローディングの仕方、テ
ープの記録パターン、記録再生系に於ける信号処理の仕
方等に於いて、種々異なっている。
先ず、第5図及び第6図を参照して、両方式のテープカ
セットの寸法、形状及び機能の相違を説明する。第5図
及び第6図に於いて、(1)はβマックス用テープカセ
ット(以下βカセツトと略称する)を、(la)’ 、
(lb)ばその両側niを、また、(2)はV H
S用テープカセット(以下V HSカセットと略称する
)を、(2a) 、 (2b)はその両側面をそれぞ
れ示し、第5図はカセソI−(Ll 、 (21の透視
底面図、第6図はその各短辺側の側面図である。
セットの寸法、形状及び機能の相違を説明する。第5図
及び第6図に於いて、(1)はβマックス用テープカセ
ット(以下βカセツトと略称する)を、(la)’ 、
(lb)ばその両側niを、また、(2)はV H
S用テープカセット(以下V HSカセットと略称する
)を、(2a) 、 (2b)はその両側面をそれぞ
れ示し、第5図はカセソI−(Ll 、 (21の透視
底面図、第6図はその各短辺側の側面図である。
(31,+41ばβ供給及び巻取りリールでその間隔を
11とし、(5) 、 (61はV HS供給及び巻取
リリールで、その間隔を12とすると、II+(=92
+++) <et (=761am) 、その差e2
−p、をI13(=16m)とする。Rq 、AGはβ
カセッl−(]、1の夫々横幅。
11とし、(5) 、 (61はV HS供給及び巻取
リリールで、その間隔を12とすると、II+(=92
+++) <et (=761am) 、その差e2
−p、をI13(=16m)とする。Rq 、AGはβ
カセッl−(]、1の夫々横幅。
奥行、p6.β7ばV I−I Sカセット(2)の夫
々横幅。
々横幅。
奥行であるが、夫々7!s (=156mm) <β
5 (−188mm) 、AG (=96mm) <β
v (=104m++)の関係にあり、βカセソl−t
l)の方がV HSカセット(2)より小型になってい
る。尚、β及びVHSカセソl−(11、(21の厚さ
βe (−25mm)は等しい。
5 (−188mm) 、AG (=96mm) <β
v (=104m++)の関係にあり、βカセソl−t
l)の方がV HSカセット(2)より小型になってい
る。尚、β及びVHSカセソl−(11、(21の厚さ
βe (−25mm)は等しい。
β及びV HSカセット (11、(21共その前面(
第5図に於いて上方)に、βテープ(23) 、 V
HSテープ(24)に対向して、断面が略コ字状の蓋(
7)l(8)がそれぞれ設けられ、夫々の両側に設&−
1られたβピン+91.VHSビン00)によってβカ
セット(1)、V HSカセット(2)本体に回動自在
に枢着され、これら蓋f7) 、 +81によって各本
体のテープ側の開口が開放及び閉塞されるようになされ
ている。面、これら蓋(7+ 、 (81は不使用時は
閉状態になるように、内蔵の戻しばね(図示せず)によ
って、第6図に於いて反時計方向に弾性偏倚されている
。また、これら蓋f7)、(81が閉状態にあるときは
、その状態がロックされる機構並びにβ及びV l(S
リール(3)。
第5図に於いて上方)に、βテープ(23) 、 V
HSテープ(24)に対向して、断面が略コ字状の蓋(
7)l(8)がそれぞれ設けられ、夫々の両側に設&−
1られたβピン+91.VHSビン00)によってβカ
セット(1)、V HSカセット(2)本体に回動自在
に枢着され、これら蓋f7) 、 +81によって各本
体のテープ側の開口が開放及び閉塞されるようになされ
ている。面、これら蓋(7+ 、 (81は不使用時は
閉状態になるように、内蔵の戻しばね(図示せず)によ
って、第6図に於いて反時計方向に弾性偏倚されている
。また、これら蓋f7)、(81が閉状態にあるときは
、その状態がロックされる機構並びにβ及びV l(S
リール(3)。
(41; (51、(61の回動がロックされる機構(
いずれも図示せず)がβ及びVHSカセソl−(tl
、 f2+に夫々内蔵されている。
いずれも図示せず)がβ及びVHSカセソl−(tl
、 f2+に夫々内蔵されている。
これらカセソl” (11,(21のいずれにも、その
底面の前面側の用8中央部に、VTRに設けられるテー
プ引出しビンが挿入される大きい対称な台形状のβ切欠
き(11)及び小さな非対称な台形状のVH3切欠き(
12)が設けられている。
底面の前面側の用8中央部に、VTRに設けられるテー
プ引出しビンが挿入される大きい対称な台形状のβ切欠
き(11)及び小さな非対称な台形状のVH3切欠き(
12)が設けられている。
しかして、第5図から解るように、両力セット(11、
+21をその前面側で揃え、かつ両イj(給リール(3
)。
+21をその前面側で揃え、かつ両イj(給リール(3
)。
(5)の各軸心を一致させるように重ね合わせたとき、
β切欠き(11)の略中火にV HS切欠き(12)が
来る。
β切欠き(11)の略中火にV HS切欠き(12)が
来る。
肉カセット(1,1、(21の底面には、その前面側に
、V T R(IIIJの一対の位置決めビンがそれぞ
れ挿入される一対のβ透孔(13) 、 (14)及
び一対のV HS透孔(15) 、 (t6>が穿没
されているが、その位置及び間隔は互いに異なる。
、V T R(IIIJの一対の位置決めビンがそれぞ
れ挿入される一対のβ透孔(13) 、 (14)及
び一対のV HS透孔(15) 、 (t6>が穿没
されているが、その位置及び間隔は互いに異なる。
βカセット(1)の底面には、その前面側の左右両端部
に、VTRのβ蓋及びリールロック解除板並びにβ蓋起
し板がそれぞれ挿入される一対のスリッi〜状の切欠き
(17) 、 (18)が設けられている。
に、VTRのβ蓋及びリールロック解除板並びにβ蓋起
し板がそれぞれ挿入される一対のスリッi〜状の切欠き
(17) 、 (18)が設けられている。
尚、一方の切欠き(17)はβ蓋(7)の下端の一部に
まで切込まれている。
まで切込まれている。
V HSカセット(2)の底面には、その−側方に偏倚
された位置にVTRのV■]S蓋起し板が挿入されるス
リット状の切欠き(19)が設けられている。
された位置にVTRのV■]S蓋起し板が挿入されるス
リット状の切欠き(19)が設けられている。
尚、上述した両カセソl−+11 、 +21の重ね合
せ状態に於いて、β切欠き(18)及びVH3切欠き(
19)間の距1111i 1 sば9富1で′ある。
せ状態に於いて、β切欠き(18)及びVH3切欠き(
19)間の距1111i 1 sば9富1で′ある。
V HSカセット〈2)の一方の側向く2b)で、前面
側に偏倚された位置に蓋ロツク解除用の突起(20)が
突設されている。
側に偏倚された位置に蓋ロツク解除用の突起(20)が
突設されている。
V I(Sカセット(2)の底面には、その略中央部の
前1&2個所にVTRのテープエンドセンサ用光源とリ
ールロック解除ピンとがそれぞれ挿入される一対の挿入
孔(21) 、 (22)が設けられている。
前1&2個所にVTRのテープエンドセンサ用光源とリ
ールロック解除ピンとがそれぞれ挿入される一対の挿入
孔(21) 、 (22)が設けられている。
次に、従来のβ−VTR,VH3−VTRのテープ案内
ドラム、テープ走行系及びテープ案内ドラムに対するテ
ープのローディングについて説明する。先ず、β−VT
Rについて第7図〜第9図を参照して説明する。第7図
及び第8図は磁気テープがテープ案内ドラムにローディ
ング(Uローディング)された状態を示し、以下これら
図について説明する。(30)はテープ案内ドラム(直
径が74.487鶴)で、固定上ドラム(31) 、固
定下ドラム(32)及びその中間の回転ディスク(33
)から構成され、その回転ディスク(33)に一対の回
転磁気ヘッド(33H)が外部に臨ましめられる如(取
付けられる。下ドラム(32)にはテープ(23)の下
側縁と接触する傾斜リードガイド(リード角は5°)が
設けられている。ドラム(30)の周囲には、ローディ
ングリング(34)が回動自在に配され、両者は離軸し
ている。リング(34)上には回転ガイド(35)〜(
37)及びピンチローラ(38)が設けられている。こ
のうち、ガイド(35)はテープ引出し用である。ガイ
ド(35) 、 (36)はリング(34) u二に
直接植立される。ガイド(37)は、リング(34)上
に軸支された一対の互いに回動する連結アーム(39)
、 (40)の一方のアーム(40)の遊端に植立
される。ガイド(37)はガイド溝板(41)の長溝(
切欠き)(41a)に案内される。
ドラム、テープ走行系及びテープ案内ドラムに対するテ
ープのローディングについて説明する。先ず、β−VT
Rについて第7図〜第9図を参照して説明する。第7図
及び第8図は磁気テープがテープ案内ドラムにローディ
ング(Uローディング)された状態を示し、以下これら
図について説明する。(30)はテープ案内ドラム(直
径が74.487鶴)で、固定上ドラム(31) 、固
定下ドラム(32)及びその中間の回転ディスク(33
)から構成され、その回転ディスク(33)に一対の回
転磁気ヘッド(33H)が外部に臨ましめられる如(取
付けられる。下ドラム(32)にはテープ(23)の下
側縁と接触する傾斜リードガイド(リード角は5°)が
設けられている。ドラム(30)の周囲には、ローディ
ングリング(34)が回動自在に配され、両者は離軸し
ている。リング(34)上には回転ガイド(35)〜(
37)及びピンチローラ(38)が設けられている。こ
のうち、ガイド(35)はテープ引出し用である。ガイ
ド(35) 、 (36)はリング(34) u二に
直接植立される。ガイド(37)は、リング(34)上
に軸支された一対の互いに回動する連結アーム(39)
、 (40)の一方のアーム(40)の遊端に植立
される。ガイド(37)はガイド溝板(41)の長溝(
切欠き)(41a)に案内される。
ピンチローラ(38)は、リング(34) −にに回動
自在に軸支されたアーム(42)の遊端に植立される。
自在に軸支されたアーム(42)の遊端に植立される。
(43)はテンションレギューレータアームで、固定部
に回動自在に軸支され、その遊端にピン(ガイド)(4
3a>が植立されている。(44)は全幅消去ヘッド、
(45)は音声・コントロールヘッド、(46)は音声
消去ヘッド、(47)はキャプスタンで、いずれも固定
部に設けられている。
に回動自在に軸支され、その遊端にピン(ガイド)(4
3a>が植立されている。(44)は全幅消去ヘッド、
(45)は音声・コントロールヘッド、(46)は音声
消去ヘッド、(47)はキャプスタンで、いずれも固定
部に設けられている。
次に、第7図、第8図及び第9図Cに示すように、テー
プ(23)がドラム(30)に巻付けられている場合の
テープ走行経路を説明する。供給リール(3)から繰出
されたテープ(23)は、カセソI・(1)内のガイド
を通過した後、テンションレギュレータアーム(43)
のピン(43a )−消去ヘッド(44)の経路を通っ
てト′ラム(30)に巻付けられ(巻付は角は188°
)、その後消去ヘッド(46)−音声・コントロールヘ
ッド(45)−キャプスタン(47)及びピンチローラ
(38)間−テープ引出しガイド(35)−ガイド(3
6)−ガイド(37)の経路を通り、カセット(1)内
のガイドを通過した後巻取りリール(4)に巻取られる
。
プ(23)がドラム(30)に巻付けられている場合の
テープ走行経路を説明する。供給リール(3)から繰出
されたテープ(23)は、カセソI・(1)内のガイド
を通過した後、テンションレギュレータアーム(43)
のピン(43a )−消去ヘッド(44)の経路を通っ
てト′ラム(30)に巻付けられ(巻付は角は188°
)、その後消去ヘッド(46)−音声・コントロールヘ
ッド(45)−キャプスタン(47)及びピンチローラ
(38)間−テープ引出しガイド(35)−ガイド(3
6)−ガイド(37)の経路を通り、カセット(1)内
のガイドを通過した後巻取りリール(4)に巻取られる
。
第8図に於いて、ローディング時はリング(34)が反
時計方向αに回動し、テンローディング時は時計方向β
に回動する。γはテープ(23)の走行方向を、δは回
転ディスク(33)の回転方向を夫々示す。
時計方向αに回動し、テンローディング時は時計方向β
に回動する。γはテープ(23)の走行方向を、δは回
転ディスク(33)の回転方向を夫々示す。
第9図A−Cはドラム(30)に対するテープ(23)
のローディングの動作状態を示し、当初第9図Aに示ず
如く、カセット(J)の前面のテープ(23)の内側に
ガイド(35) 、 (36) 、 (37)及び
ピンチローラ(38)が位置し、リング(34)の反時
計方向αの回動に従って、ガイ)’ (35)によりテ
ープ(23)が引出され、第9図Bに示す如くテープ(
23)がドラム(30)に巻付けられ始め、遂には第9
図C(第7図、第8図)に丞す如くテープ(23)のド
ラム(30)に対する巻付けが完γすると共に、テープ
(23)がキャプスタン(47)及びピンチローラ(3
8)によって挟持して定速度走行駆動せしめられる。
のローディングの動作状態を示し、当初第9図Aに示ず
如く、カセット(J)の前面のテープ(23)の内側に
ガイド(35) 、 (36) 、 (37)及び
ピンチローラ(38)が位置し、リング(34)の反時
計方向αの回動に従って、ガイ)’ (35)によりテ
ープ(23)が引出され、第9図Bに示す如くテープ(
23)がドラム(30)に巻付けられ始め、遂には第9
図C(第7図、第8図)に丞す如くテープ(23)のド
ラム(30)に対する巻付けが完γすると共に、テープ
(23)がキャプスタン(47)及びピンチローラ(3
8)によって挟持して定速度走行駆動せしめられる。
β−VTRのテープ案内ドラムに対するテープのローデ
ィングの特徴は、テープカセントからテープを引出して
、テープ案内ドラムのテープカセットの前面と平行な直
径に対しテープカセントの反対側まで巻付けるようにし
た点である。
ィングの特徴は、テープカセントからテープを引出して
、テープ案内ドラムのテープカセットの前面と平行な直
径に対しテープカセントの反対側まで巻付けるようにし
た点である。
次に第10図を参照して、VH,5−VTRについて説
明する。第10図は磁気テープがテープ案内ドラムにロ
ーディング(Mローディング)された状態を示す。(5
0)はテープ案内ドラム(iI径が62+n)(βドラ
ム(30)に比し軸が傾いている)で、回転上ドラム(
51) 、固定下ドラム(52)及び回転上ドラム(5
1)に取付けられ、両ドラム(5]、) 。
明する。第10図は磁気テープがテープ案内ドラムにロ
ーディング(Mローディング)された状態を示す。(5
0)はテープ案内ドラム(iI径が62+n)(βドラ
ム(30)に比し軸が傾いている)で、回転上ドラム(
51) 、固定下ドラム(52)及び回転上ドラム(5
1)に取付けられ、両ドラム(5]、) 。
(52)間に位置し、外部に臨ましめられる如く回転下
ドラム(52)に取付けられた回転磁気ヘッド(53)
から構成される。下ドラム(52)にはテープ(24)
の下側縁と接触する傾斜リードガイド(リード角は5.
94°)が設けられている。(54)〜(60)はガイ
ドで、このうち、(55)はパックテンションポストガ
イド、(56)〜(59)はテープ引出し・テープロー
ディング用の移動ガイドで、カセット(2)内のテープ
(24)を引出して、ドラム(50)にローディングす
る。移動ガイド(56)〜(59)のうち、(57)
、 (58)は磁気テープ(24)のドラム(50)
に対する巻付は角を決定する傾斜ガイドである。(63
) 、 (64)はインピーダンスローラで、テープ
(24)を介して夫々ガイド(56) 。
ドラム(52)に取付けられた回転磁気ヘッド(53)
から構成される。下ドラム(52)にはテープ(24)
の下側縁と接触する傾斜リードガイド(リード角は5.
94°)が設けられている。(54)〜(60)はガイ
ドで、このうち、(55)はパックテンションポストガ
イド、(56)〜(59)はテープ引出し・テープロー
ディング用の移動ガイドで、カセット(2)内のテープ
(24)を引出して、ドラム(50)にローディングす
る。移動ガイド(56)〜(59)のうち、(57)
、 (58)は磁気テープ(24)のドラム(50)
に対する巻付は角を決定する傾斜ガイドである。(63
) 、 (64)はインピーダンスローラで、テープ
(24)を介して夫々ガイド(56) 。
(59)の近傍に位置せしめられている。
(62)は全幅消去ヘッド、(65)は音声消去ヘッド
、(66)は音声・コントロールヘッドである。
、(66)は音声・コントロールヘッドである。
(61)はキャプスタン、(67)はピンチローラで、
これらにてテープ(24)を挾持して定速駆動させる。
これらにてテープ(24)を挾持して定速駆動させる。
次にテープ(24)がドラム(50)に巻付けられてい
る場合のテープ走行経路を説明する。供給リール(5)
から繰出されたテープ(24)は、カセット(2)内の
ガイドを通過した後、ガイド(54)−ガイF (55
)−消去ヘッド(62)−インピーダンスローラ(63
)−ガイド(56)−ガイド(57)の経路を通って、
ドラム(50)に巻付けられ(巻付は角は157°)、
更に、ガイド(58)−ガイド(59)−インピーダン
スローラ(64)−消去ヘッド(65)−音声・コント
ロールヘッド(66)−ifガイド(60)−キャプス
タン(61)及びピンチローラ(67)の経路を通り、
カセット(2)内のガイドを通った後巻取り−ル(6)
に巻取られる。尚δば回転」ニドラム(51)の回転方
向(反時計方向)、γはテープ走行方向を示す。
る場合のテープ走行経路を説明する。供給リール(5)
から繰出されたテープ(24)は、カセット(2)内の
ガイドを通過した後、ガイド(54)−ガイF (55
)−消去ヘッド(62)−インピーダンスローラ(63
)−ガイド(56)−ガイド(57)の経路を通って、
ドラム(50)に巻付けられ(巻付は角は157°)、
更に、ガイド(58)−ガイド(59)−インピーダン
スローラ(64)−消去ヘッド(65)−音声・コント
ロールヘッド(66)−ifガイド(60)−キャプス
タン(61)及びピンチローラ(67)の経路を通り、
カセット(2)内のガイドを通った後巻取り−ル(6)
に巻取られる。尚δば回転」ニドラム(51)の回転方
向(反時計方向)、γはテープ走行方向を示す。
以」二述べたように、βマックス方式及びV HS方式
のVTRとは、テープカセットの構造、寸法、テープ案
内ドラムの構造、寸法、テープのテープ案内ドラムに対
するローディング方法等に於いて種々異なる点が多々あ
るが、共通化の可能性は無いわけではない。
のVTRとは、テープカセットの構造、寸法、テープ案
内ドラムの構造、寸法、テープのテープ案内ドラムに対
するローディング方法等に於いて種々異なる点が多々あ
るが、共通化の可能性は無いわけではない。
そこで、β方式及びV HS方式のテープカセットのい
ずれをも使用し得る両方式用VTRが、本田1頗人より
特開昭56−119916号公報、特開昭56−119
967号公報等に提案されている。このV T Rはβ
方式のテープ案内ドラム上にV HS方式のテープ案内
ドラムを積み重ね、両ドラム全体を上下移動させること
により、β及びV HSモードの切換えを行なっている
。
ずれをも使用し得る両方式用VTRが、本田1頗人より
特開昭56−119916号公報、特開昭56−119
967号公報等に提案されている。このV T Rはβ
方式のテープ案内ドラム上にV HS方式のテープ案内
ドラムを積み重ね、両ドラム全体を上下移動させること
により、β及びV HSモードの切換えを行なっている
。
かかるVTRは、β方式の回転磁気ヘッドを交換すると
きのV HS方式のドラムの取外し及び取付は作業並び
にヘッド交換後のドラム取付は時の再調整の煩しさがあ
る他に、テープ案内ドラムの高さが大となって、装置の
厚さが大となるという欠点がある。
きのV HS方式のドラムの取外し及び取付は作業並び
にヘッド交換後のドラム取付は時の再調整の煩しさがあ
る他に、テープ案内ドラムの高さが大となって、装置の
厚さが大となるという欠点がある。
そこで、本出願人は特願昭59−176473号として
、テープ案内ドラムの構成が簡単で、その高さを小とな
し得、しかもテープ走行系の大部分を共通化し得て、異
なる2方式の磁気記録再生装置のチープカセソトを使用
することのできる磁気記録IIf生装置を提案した。
、テープ案内ドラムの構成が簡単で、その高さを小とな
し得、しかもテープ走行系の大部分を共通化し得て、異
なる2方式の磁気記録再生装置のチープカセソトを使用
することのできる磁気記録IIf生装置を提案した。
第11図以下を参照して、この先に提案された磁気記録
再生装置について説明する。先ず第11図乃至第1〔;
図(主として第11図及び第12図)を参照してテープ
案内ドラム装置について説明すお。(69)はテープ案
内ドラム装置を全体として示す。(7o)はテープ案内
ドラムを示し、(71)は回転上ドラム((7]M )
はその駆動モータ)、(72)は固定下ドラムで、その
各径はβ方式のドラム径と同様の74.487鰭に選定
されている。第12ffflに示す如く、固定下ドラム
(72)の一方の半周にはリード角が5°のβ用傾斜リ
ードガイド(73) 、他方の半周にはリード角が5.
94°のV HS用傾斜リードガイド(74)が夫々形
成され、βモード、V HSモードに応じて固定下ドラ
ムを正、負両方向に略半[!l!1転せしめ、夫々のモ
ードの傾斜リードガイドが第12図に於いて左方に位5
置するようになされる。尚、リードガイドはドラムに直
接設けることなく、ドラムの周辺に別体に設けても良い
。第11図に於いて、Hはドラム(71) 、 (7
2)間に於いて外部に臨む如くドラム(71)に取付け
られた回転磁気ヘッドである。
再生装置について説明する。先ず第11図乃至第1〔;
図(主として第11図及び第12図)を参照してテープ
案内ドラム装置について説明すお。(69)はテープ案
内ドラム装置を全体として示す。(7o)はテープ案内
ドラムを示し、(71)は回転上ドラム((7]M )
はその駆動モータ)、(72)は固定下ドラムで、その
各径はβ方式のドラム径と同様の74.487鰭に選定
されている。第12ffflに示す如く、固定下ドラム
(72)の一方の半周にはリード角が5°のβ用傾斜リ
ードガイド(73) 、他方の半周にはリード角が5.
94°のV HS用傾斜リードガイド(74)が夫々形
成され、βモード、V HSモードに応じて固定下ドラ
ムを正、負両方向に略半[!l!1転せしめ、夫々のモ
ードの傾斜リードガイドが第12図に於いて左方に位5
置するようになされる。尚、リードガイドはドラムに直
接設けることなく、ドラムの周辺に別体に設けても良い
。第11図に於いて、Hはドラム(71) 、 (7
2)間に於いて外部に臨む如くドラム(71)に取付け
られた回転磁気ヘッドである。
第12図はテープ案内ドラム装置(69)のβモードの
状態を図示し、βカセット(1)のテープ(23)がβ
用傾斜リードガイド(73)にて案内される如く、ドラ
ム(71) 、 (72)に斜めに巻付けられている
。
状態を図示し、βカセット(1)のテープ(23)がβ
用傾斜リードガイド(73)にて案内される如く、ドラ
ム(71) 、 (72)に斜めに巻付けられている
。
更に、このテープ案内ドラム装置(69)では、ドラム
(70)のβモード時及びVHSモード時の軸Axp、
Axvの傾きを、ドラム(70)のテープ出口部(入
口部も可)のテープ幅の中心Pを通り、ドラム(70)
の軸と直交する軸の周りにβ及び VH3のテープリー
ド角の差に対応した角度θ1°(ζ1°)だけ異ならし
めて、ドラム(70)のテープ出口を出た両モードのテ
ープ(23) 。
(70)のβモード時及びVHSモード時の軸Axp、
Axvの傾きを、ドラム(70)のテープ出口部(入
口部も可)のテープ幅の中心Pを通り、ドラム(70)
の軸と直交する軸の周りにβ及び VH3のテープリー
ド角の差に対応した角度θ1°(ζ1°)だけ異ならし
めて、ドラム(70)のテープ出口を出た両モードのテ
ープ(23) 。
(24)の走行角が等しくなるようにしている。
(75)は、固定下ドラム(72)がねじ市めにより取
付けられた筒状の基体で、その下端の鍔部(75a )
には大歯車(76)が取付けられている。
付けられた筒状の基体で、その下端の鍔部(75a )
には大歯車(76)が取付けられている。
(77)は筒状の基台で、この周りにヘアリング(7B
) 、 (79)を介して上述の筒状の基体(75)
が回動自在に取付けられる。(8(])は、底面が円筒
凸面となっており、その円周方向に揺動可能な基板、(
81)は、」二面が円筒口1h1の受台で、矩形の各角
部に位置する如(配された4つのローラ(82)を介し
て基板(80)を受ける。この受台(81)は基板(8
3)士に固定される。(84) 。
) 、 (79)を介して上述の筒状の基体(75)
が回動自在に取付けられる。(8(])は、底面が円筒
凸面となっており、その円周方向に揺動可能な基板、(
81)は、」二面が円筒口1h1の受台で、矩形の各角
部に位置する如(配された4つのローラ(82)を介し
て基板(80)を受ける。この受台(81)は基板(8
3)士に固定される。(84) 。
(85)は基板(8(1)の(:11動を規制する規制
41父で、受台(81)の両側に固定されている。(8
6) 。
41父で、受台(81)の両側に固定されている。(8
6) 。
(87)は基板(+10)及び受台(82)間に架張さ
れた引張りばねで、中心Pを通る線対称な方向乙こ沿っ
て基板(8(1)をローラ(82)に押付りるように弾
性偏倚している。(88)は基板(80)及び受台(8
2)間に架張された他の引張りばねで、基1k(80)
を第12図に於いて反時計方向に回動偏倚せしめている
。
れた引張りばねで、中心Pを通る線対称な方向乙こ沿っ
て基板(8(1)をローラ(82)に押付りるように弾
性偏倚している。(88)は基板(80)及び受台(8
2)間に架張された他の引張りばねで、基1k(80)
を第12図に於いて反時計方向に回動偏倚せしめている
。
(89)は基板(80)から張出された上部延長基板で
、この上に」1下に歯車(90) 、 (91)を有
する歯車柱(92)が軸(93)によって回転自在に枢
支されている。この上部延長基板(89)の下側に下部
延長基板(94)が取付けられ、この下部延長基板(9
4)の両折曲部(94a ) 、 (94b )間に
、歯車(91)と噛合するウオーム(95)及びこれを
駆動するモータ(直流モータ) (96)が差し渡さ
れる如く取付けられる。
、この上に」1下に歯車(90) 、 (91)を有
する歯車柱(92)が軸(93)によって回転自在に枢
支されている。この上部延長基板(89)の下側に下部
延長基板(94)が取付けられ、この下部延長基板(9
4)の両折曲部(94a ) 、 (94b )間に
、歯車(91)と噛合するウオーム(95)及びこれを
駆動するモータ(直流モータ) (96)が差し渡さ
れる如く取付けられる。
しかして、ウオーム(95)がモータ(96)によって
回転駆動されることにより、歯車(91) 。
回転駆動されることにより、歯車(91) 。
(90)を介して歯車(76)が回動せしめられ、これ
によりドラム(71) 、 (72)が基板(75)
と共に、基台(77)の周りに正負両方向に略半回転せ
しめられる。
によりドラム(71) 、 (72)が基板(75)
と共に、基台(77)の周りに正負両方向に略半回転せ
しめられる。
次に、基板(80)を揺動させる駆動手段について第1
1図〜第13図を参照して説明する。(100)はプラ
ンジャで取付具(101)(第11図参照)を以って基
板(83)上に取付けられている。(100a)はプラ
ンジャ(100)の作動杆である。(102)は基板(
83)に取付けられた略コ字形の枠体で、これの両脚部
に軸(103)が差し渡されている。
1図〜第13図を参照して説明する。(100)はプラ
ンジャで取付具(101)(第11図参照)を以って基
板(83)上に取付けられている。(100a)はプラ
ンジャ(100)の作動杆である。(102)は基板(
83)に取付けられた略コ字形の枠体で、これの両脚部
に軸(103)が差し渡されている。
この軸(103)によって、直交座標系に於いて、順次
−2軸、X軸及びY軸方向に延在する部分から成る細い
板状のアーム(104)が、枠体(102)に回動自在
に枢支される。アーム(104)の−Z軸方向の部分の
遊端は、プランジャ(100)の作動杆(100a)に
連結される。アーム(1,04)のY軸方向の部分の遊
端にコロ(105)が回転自在に枢支される。下部延長
基板(94)のト面側に板ばね(106)が取付けられ
、コロ(105)はこの板ばね(106)を介して下部
延長基1i (94>に衝合し得るようになされている
。
−2軸、X軸及びY軸方向に延在する部分から成る細い
板状のアーム(104)が、枠体(102)に回動自在
に枢支される。アーム(104)の−Z軸方向の部分の
遊端は、プランジャ(100)の作動杆(100a)に
連結される。アーム(1,04)のY軸方向の部分の遊
端にコロ(105)が回転自在に枢支される。下部延長
基板(94)のト面側に板ばね(106)が取付けられ
、コロ(105)はこの板ばね(106)を介して下部
延長基1i (94>に衝合し得るようになされている
。
βモード時には、プランジャ(100)の作動杆(10
0a)が第12図に於いて右方向に移動する如くプラン
ジャ(100)が付勢され、これによってアーム(10
4)が第12図に於いて反時計方向に回動して、仮ばね
(106)を介して下部延長基板(104)を僅か持ち
一ヒげ、これにより基板(80)を第12図に於いて時
計方向に回動偏倚せしめる。このとき基板(80)の第
12図に於いて左側の部分は規制板(84)に衝合ずす
る。
0a)が第12図に於いて右方向に移動する如くプラン
ジャ(100)が付勢され、これによってアーム(10
4)が第12図に於いて反時計方向に回動して、仮ばね
(106)を介して下部延長基板(104)を僅か持ち
一ヒげ、これにより基板(80)を第12図に於いて時
計方向に回動偏倚せしめる。このとき基板(80)の第
12図に於いて左側の部分は規制板(84)に衝合ずす
る。
VHSモード時には、プランジャ(100)の作動杆(
100a>が第12図に於いて左方向に移動する如くプ
ランジャ(100)が減勢され、これによってアーム(
104)が第12図に於いて時計方向に回動し、ばね(
88)の弾性力により基板(80)が第12図に於いて
反時計方向に回動偏倚せしめられる。
100a>が第12図に於いて左方向に移動する如くプ
ランジャ(100)が減勢され、これによってアーム(
104)が第12図に於いて時計方向に回動し、ばね(
88)の弾性力により基板(80)が第12図に於いて
反時計方向に回動偏倚せしめられる。
このとき基@(80)の第12図に於いて右側の部分は
規制板(85)に衝合する。
規制板(85)に衝合する。
次に、第11図、第13図〜第16図を主として参照し
て、ドラム(70)及び基体(75)の回動位置の規制
手段について説明する。基体(75)の鍔部には、互い
に直交する直径上に、ピン(111)。
て、ドラム(70)及び基体(75)の回動位置の規制
手段について説明する。基体(75)の鍔部には、互い
に直交する直径上に、ピン(111)。
(112) ; (113) ; (114)を
ねし止めし、夫々歯車に穿設された、円周方向に長い長
孔(115)。
ねし止めし、夫々歯車に穿設された、円周方向に長い長
孔(115)。
(116) ; (117) 、 (118)に
遊嵌せしめられている。ピン(113)及び歯車(76
)間並びにピン(114)及び歯車(76)間には夫々
対称に一対のばね(121) 、 (122’)
; (123) 、 (124)が架張せしめられ
ている。そして、このばね(121)〜(124)の弾
性偏倚力により、ピン(111)〜(11,4)が長孔
(115)〜(118) の中央に位置せしめられる。
遊嵌せしめられている。ピン(113)及び歯車(76
)間並びにピン(114)及び歯車(76)間には夫々
対称に一対のばね(121) 、 (122’)
; (123) 、 (124)が架張せしめられ
ている。そして、このばね(121)〜(124)の弾
性偏倚力により、ピン(111)〜(11,4)が長孔
(115)〜(118) の中央に位置せしめられる。
特にビンに(Ill ) 、 (112)に対しては
、基板(80)に17字形の一対の夫々β及びV HS
モード時のストッパ(125) 、 (126)が設
けられている。尚、V HSモード時のストッパ(12
6)はビン(111> 、 (112)を結ぶ直線上
に位置するが、βモード時のストッパ(125)はその
直線に対し時計方向に15.5°ずれている。
、基板(80)に17字形の一対の夫々β及びV HS
モード時のストッパ(125) 、 (126)が設
けられている。尚、V HSモード時のストッパ(12
6)はビン(111> 、 (112)を結ぶ直線上
に位置するが、βモード時のストッパ(125)はその
直線に対し時計方向に15.5°ずれている。
次に、第11図、第13図〜第16図を主として参照し
て、ドラム(71) 、 (72)及び基体(75)
の回動位置検出手段について説明する。(127)。
て、ドラム(71) 、 (72)及び基体(75)
の回動位置検出手段について説明する。(127)。
(128)は夫々β及びV HSモード時のフォトセン
サで、上部延長基板(89)−にに、ビン(114)に
対称に所定角度を以って配されている。また、これらセ
ンサ(127) 、 (12B)にドラム(7o)及
び基体(75)の回動角位置を検出させるβ及びV H
S モード時の遮光板(]29) 、 (130)が
歯!(76)の下側に取付けられている。
サで、上部延長基板(89)−にに、ビン(114)に
対称に所定角度を以って配されている。また、これらセ
ンサ(127) 、 (12B)にドラム(7o)及
び基体(75)の回動角位置を検出させるβ及びV H
S モード時の遮光板(]29) 、 (130)が
歯!(76)の下側に取付けられている。
第17図に固定下ドラム(73)に設けるβ及びV H
S IJ−Fガイド(73) 、 (74)の位置及
び角度を示し、その角度(テープの総巻付角に対応)は
夫々 188°、157°で、夫々の両側に4°。
S IJ−Fガイド(73) 、 (74)の位置及
び角度を示し、その角度(テープの総巻付角に対応)は
夫々 188°、157°で、夫々の両側に4°。
3.66°ずつのオーバラップ角を有する。両リードガ
イド(73) 、 (74)間の両角間隔は夫々 7
,5゜である。そして、βテープ(23)の出口とV
HSテープ(24)の出口とが一致するように、ドラム
(71) 、 (72)及び基体(75)を半回転、
正確には164.5°回転させてリード切換えを行なう
。
イド(73) 、 (74)間の両角間隔は夫々 7
,5゜である。そして、βテープ(23)の出口とV
HSテープ(24)の出口とが一致するように、ドラム
(71) 、 (72)及び基体(75)を半回転、
正確には164.5°回転させてリード切換えを行なう
。
ドラム(70)及び基体(75)を回転させてβ及びV
HS (7)リードガイド(73) 、 (74)
の切換えを行なう場合、歯車(76)が減速歯車機構を
介してモータ(96)によって回動せしめられるが、ビ
ン(111)又は(112)がストッパ(125)又は
(126)に当接しても、その時点ではフォトセンサ(
127)又は(128)は遮光板(129)又は(,1
30)を未だ検知せず、従って、歯車(76)ばばね(
121)〜(124)の偏倚力に逆って更に回動せしめ
られ、フォトセンサ(127)又は(128)によって
遮光板(129)又は(1,30)が検出されると、モ
ータ(96)は回転を停止し、歯車の回転も停止する。
HS (7)リードガイド(73) 、 (74)
の切換えを行なう場合、歯車(76)が減速歯車機構を
介してモータ(96)によって回動せしめられるが、ビ
ン(111)又は(112)がストッパ(125)又は
(126)に当接しても、その時点ではフォトセンサ(
127)又は(128)は遮光板(129)又は(,1
30)を未だ検知せず、従って、歯車(76)ばばね(
121)〜(124)の偏倚力に逆って更に回動せしめ
られ、フォトセンサ(127)又は(128)によって
遮光板(129)又は(1,30)が検出されると、モ
ータ(96)は回転を停止し、歯車の回転も停止する。
尚、歯車(76)の回転停止状態のロックばウオーム(
96)と歯車(91)との噛合で行なう。
96)と歯車(91)との噛合で行なう。
ドラム(70)の径をβ方式ドラム径に合わせ、回転ド
ラム(71)をNTSC方式の場合は1800rpm、
CCrR方式の場合ば1500rpmの回転速度で回転
させるが、こうするとVH3方式の場合はフィールド数
はβ方式と同じであるが、ドラム径がV HSの規格よ
り大となるので、時間軸が両方式のドラム径の比に応じ
て短縮される。そこで、V HS方式の場合は、信号を
その比に応じて時間的に圧縮して記録し、それを再生後
時間的に伸長して元の信号に戻すようにすれば良い。
ラム(71)をNTSC方式の場合は1800rpm、
CCrR方式の場合ば1500rpmの回転速度で回転
させるが、こうするとVH3方式の場合はフィールド数
はβ方式と同じであるが、ドラム径がV HSの規格よ
り大となるので、時間軸が両方式のドラム径の比に応じ
て短縮される。そこで、V HS方式の場合は、信号を
その比に応じて時間的に圧縮して記録し、それを再生後
時間的に伸長して元の信号に戻すようにすれば良い。
β及びV HS用の回転磁気ヘッドのギャップアジマス
は夫々7°、6°なので、β、VH3専用の回転磁気ヘ
ッド(計4 (11i+ )を回転上ドラム(71)に
所定角間隔を以って取付ける。この場合、共通パルス発
生用マグネットの極性を変えたり、パルス数を複数にし
たりすれば、PGコイルは4個でなくても2個でも良い
。しかし、両方式のギヤ・2プアジマスの差が僅か1°
であることを考慮すると、ギャップアジマスが7°のヘ
ッド2個と、ギャップアジマスが6°のヘッド1(+1
i1(その逆も可)を設けることが可能である。更に、
アジマス補正を行なうのであれば、ギャップアジマスが
6°又は7°のヘッド2個のみを設けることも可能であ
る。回転トランスのチャンネル数は、ヘッドの個数に対
応するが、回転ドラム(71)内でヘッド切換を行なえ
ば、2チヤンネルですむ。
は夫々7°、6°なので、β、VH3専用の回転磁気ヘ
ッド(計4 (11i+ )を回転上ドラム(71)に
所定角間隔を以って取付ける。この場合、共通パルス発
生用マグネットの極性を変えたり、パルス数を複数にし
たりすれば、PGコイルは4個でなくても2個でも良い
。しかし、両方式のギヤ・2プアジマスの差が僅か1°
であることを考慮すると、ギャップアジマスが7°のヘ
ッド2個と、ギャップアジマスが6°のヘッド1(+1
i1(その逆も可)を設けることが可能である。更に、
アジマス補正を行なうのであれば、ギャップアジマスが
6°又は7°のヘッド2個のみを設けることも可能であ
る。回転トランスのチャンネル数は、ヘッドの個数に対
応するが、回転ドラム(71)内でヘッド切換を行なえ
ば、2チヤンネルですむ。
尚、テープ案内ドラム(70)が上下固定ドラム及びそ
の間の回転ディスクから成る場合は、上下固定ドラムに
夫々β、VH3用のリードガイドを各別に設けるように
すれば良い。
の間の回転ディスクから成る場合は、上下固定ドラムに
夫々β、VH3用のリードガイドを各別に設けるように
すれば良い。
次に、第18図を参照して、テープ走行系及びテープ案
内ドラムに対するテープのローディング(スレッディン
グ)について説明する。第18図は磁気テープがテープ
案内ドラムにローディングされた状態を示す。テープ案
内ドラム(70)の周囲にばロンディンリング(134
)が回動自在に配され、両者は離軸している。リング(
134)上にはガイド(135)〜(139)及びピン
チローラ(140)が設けられている。ガイド(135
)はテープ引出し用のガイドである。(141)〜(1
46) は固定部に取付けられた固定ガイドである。
内ドラムに対するテープのローディング(スレッディン
グ)について説明する。第18図は磁気テープがテープ
案内ドラムにローディングされた状態を示す。テープ案
内ドラム(70)の周囲にばロンディンリング(134
)が回動自在に配され、両者は離軸している。リング(
134)上にはガイド(135)〜(139)及びピン
チローラ(140)が設けられている。ガイド(135
)はテープ引出し用のガイドである。(141)〜(1
46) は固定部に取付けられた固定ガイドである。
(147)はテンションレギュレータガイドで、図ボせ
ざるも、テンションアームに植立され、図示の如く回動
せしめられる。(148) 、 (1,49)及び(
150)ばβモード時には第19図に示す如く倒れて使
用されず、V HSモード時には第201!Iに示す如
く立上って使用状態となるガイドである。このうち、ガ
イド(14B) 、 (149)は傾斜ガイド、ガ
イド(150)は雨下に鍔を有する直立ガイドである。
ざるも、テンションアームに植立され、図示の如く回動
せしめられる。(148) 、 (1,49)及び(
150)ばβモード時には第19図に示す如く倒れて使
用されず、V HSモード時には第201!Iに示す如
く立上って使用状態となるガイドである。このうち、ガ
イド(14B) 、 (149)は傾斜ガイド、ガ
イド(150)は雨下に鍔を有する直立ガイドである。
これらガイド(148)〜(150)(ガイド(1,5
0)は省略し得る)により、βモード時とV HSモー
ド時とのテープ入口部へのテープ走行角を等しくするこ
とができる。
0)は省略し得る)により、βモード時とV HSモー
ド時とのテープ入口部へのテープ走行角を等しくするこ
とができる。
(14B)はキャプスタンで、テープ(23)又は(2
4)をピンチローラ(140)と協同して挾持して定速
走行させる。(168)は全幅消去ヘッド、(1514
)はβ、VH3共用の音声消去ヘッド、(151B>は
β用音声・コントロールヘッド、(151C)はV H
S用音声・コントロールヘッドである。
4)をピンチローラ(140)と協同して挾持して定速
走行させる。(168)は全幅消去ヘッド、(1514
)はβ、VH3共用の音声消去ヘッド、(151B>は
β用音声・コントロールヘッド、(151C)はV H
S用音声・コントロールヘッドである。
次に、第19図及び第20図を参照して、ガイド(14
8)〜(150)について説明する。ガイド(149)
、 (150)は共通のブロック(152)に植立さ
れ、このブロック(152)は軸(153)の周りに回
動自在となされ、このブロック(152)に軸(152
a)を介して回動自在に取付けられたレバー(154)
が更に軸(155)の周りに回動自在に枢支され、レバ
ー(154)の円柱状の遊端(154a)が傾斜カム(
156)のカム面(156a)と摺接する。
8)〜(150)について説明する。ガイド(149)
、 (150)は共通のブロック(152)に植立さ
れ、このブロック(152)は軸(153)の周りに回
動自在となされ、このブロック(152)に軸(152
a)を介して回動自在に取付けられたレバー(154)
が更に軸(155)の周りに回動自在に枢支され、レバ
ー(154)の円柱状の遊端(154a)が傾斜カム(
156)のカム面(156a)と摺接する。
レバー(154)は引張りばね(165)によって反時
計方向に回動偏倚されている。カム(156)の取付け
られたアーム(157)の矢印方向の移動に応じて、レ
バー(154)が軸(155)の周りに回動ゼしめられ
、これによりガイド(149) 、 (150)が立
ったり(V HS Tニード時)、90°横に倒れたり
(βモート時)するように制御される。尚、アーム(1
57)は、図示を省略するも供給及び巻取りリール台間
隔をβ及びVHSモードに応じて切換える切換手段に取
付けられて、その切換えに連動して移動せしめられる。
計方向に回動偏倚されている。カム(156)の取付け
られたアーム(157)の矢印方向の移動に応じて、レ
バー(154)が軸(155)の周りに回動ゼしめられ
、これによりガイド(149) 、 (150)が立
ったり(V HS Tニード時)、90°横に倒れたり
(βモート時)するように制御される。尚、アーム(1
57)は、図示を省略するも供給及び巻取りリール台間
隔をβ及びVHSモードに応じて切換える切換手段に取
付けられて、その切換えに連動して移動せしめられる。
一方、ガイド(148) ?;Jニブl:+ ツク(1
58)に植立され、このブロック(152)ば軸(15
9)の周りに回動自在になされ、このブロック(15B
)に軸(158a)を介して回動自在に取付けられたレ
バー(160)が軸(161)の周りに回動自在に枢支
され、レバー(160)の遊端(160a)が軸(16
2)を介してレバー(1,63)に回動自在に取付けら
れ、このレバー(163)がプランジャ(164)の作
動杆(164a)に取付けられる。レバー(160)は
引張りばね(166)によって、反時計方向に回動偏倚
されている。この場合、βモード時はプランジ中(16
4)は減勢されて作動杆(164a)は突出し、ばね(
166)の弾性力によってガイド(148)は90°横
に倒れている。VHSモード時は逆にプランジャ(16
4)が付勢されて作動杆(164a>は内部に引込まれ
、ばね(166’)の弾性力に抗してガイド(148)
は立つことになるが、その時点はテープ(23)のドラ
ム(70)に対するローディングの完了時である。
58)に植立され、このブロック(152)ば軸(15
9)の周りに回動自在になされ、このブロック(15B
)に軸(158a)を介して回動自在に取付けられたレ
バー(160)が軸(161)の周りに回動自在に枢支
され、レバー(160)の遊端(160a)が軸(16
2)を介してレバー(1,63)に回動自在に取付けら
れ、このレバー(163)がプランジャ(164)の作
動杆(164a)に取付けられる。レバー(160)は
引張りばね(166)によって、反時計方向に回動偏倚
されている。この場合、βモード時はプランジ中(16
4)は減勢されて作動杆(164a)は突出し、ばね(
166)の弾性力によってガイド(148)は90°横
に倒れている。VHSモード時は逆にプランジャ(16
4)が付勢されて作動杆(164a>は内部に引込まれ
、ばね(166’)の弾性力に抗してガイド(148)
は立つことになるが、その時点はテープ(23)のドラ
ム(70)に対するローディングの完了時である。
次に、ローディングリング(134)の反時計方向βの
回動によって、テープ(23)又は(24)がドラム(
70)に巻付けられている場合のテープ走行経路を第1
8図を参照して説明する。β又はVH3力セッl−(1
1、(2+の供給リール(3)又は(5)から繰出され
たβ又はV HSテープ(23) 、 (24)はガ
イド(144)−テンションレギュレータガイド(14
7)−消去ヘッド(149)−ガイド(145)の共通
経路を経た後、βテープ(23)はドラム(70)に入
射角5°を以って巻付けられ、VHSテープ(24)は
ガイド(148)−ガイド(149) −(150)の
経路を介して入射角5.94°を以ってドラム(70)
に巻付けられる。VHSテープ(24)に対しては、ガ
イド(248) 、 (149)によってドラム(7
0)に巻付く高さく入射角)vA整が行なわれた後、ガ
イド(150)によってテープ(24)がリード(74
)に良く案内されるようになされる。
回動によって、テープ(23)又は(24)がドラム(
70)に巻付けられている場合のテープ走行経路を第1
8図を参照して説明する。β又はVH3力セッl−(1
1、(2+の供給リール(3)又は(5)から繰出され
たβ又はV HSテープ(23) 、 (24)はガ
イド(144)−テンションレギュレータガイド(14
7)−消去ヘッド(149)−ガイド(145)の共通
経路を経た後、βテープ(23)はドラム(70)に入
射角5°を以って巻付けられ、VHSテープ(24)は
ガイド(148)−ガイド(149) −(150)の
経路を介して入射角5.94°を以ってドラム(70)
に巻付けられる。VHSテープ(24)に対しては、ガ
イド(248) 、 (149)によってドラム(7
0)に巻付く高さく入射角)vA整が行なわれた後、ガ
イド(150)によってテープ(24)がリード(74
)に良く案内されるようになされる。
ドラム(70)から出たテープ(23)又は(24)は
ガイド(143)−ガイド(142)−β、VH3共用
消去ヘッド(151M)−β用音声・コントロールヘッ
ド(151B) −V HS用音声・コントロールヘッ
ド(151C)−ガイド(1,41)−キャプスタン(
14B )及びピンチローラ(140)間−ガイド(1
35)−ガイド(136)−ガイド(137)−ガイド
(138)−ガイド(139)−ガイド(146”)の
経路を経て巻取りリール(4)又は(6)に巻取られる
。
ガイド(143)−ガイド(142)−β、VH3共用
消去ヘッド(151M)−β用音声・コントロールヘッ
ド(151B) −V HS用音声・コントロールヘッ
ド(151C)−ガイド(1,41)−キャプスタン(
14B )及びピンチローラ(140)間−ガイド(1
35)−ガイド(136)−ガイド(137)−ガイド
(138)−ガイド(139)−ガイド(146”)の
経路を経て巻取りリール(4)又は(6)に巻取られる
。
尚、第12図に於いて、β、vr+sテープ(23)
。
。
(24)のドラム(70)に対する巻付けの人口部のテ
ープ幅の111心を共通とする場合には、その中心を通
りドラム(70)の軸と直交する軸の周りに基板(80
)を回動させ、第18図に於けるガイド(148)〜(
150)はドラム(70)に対するテープ出口側に設け
れば良い。
ープ幅の111心を共通とする場合には、その中心を通
りドラム(70)の軸と直交する軸の周りに基板(80
)を回動させ、第18図に於けるガイド(148)〜(
150)はドラム(70)に対するテープ出口側に設け
れば良い。
第11図〜第20図について説明した、先に提案した磁
気記録再生装置では、第21図に示す如く、テープ案内
ドラム(70)の固定下ドラム(71)の各半周に、β
用傾斜リードガイド(73)及びV HS用傾斜リード
ガイド(74)を設け、■βモード及びVHSモードの
切換えに際してはドラム(70)をβ又はV HSモー
ド時の回転軸AXβ、AXvの周りに略半回転させる。
気記録再生装置では、第21図に示す如く、テープ案内
ドラム(70)の固定下ドラム(71)の各半周に、β
用傾斜リードガイド(73)及びV HS用傾斜リード
ガイド(74)を設け、■βモード及びVHSモードの
切換えに際してはドラム(70)をβ又はV HSモー
ド時の回転軸AXβ、AXvの周りに略半回転させる。
そして、■ドラム(70)のテープ入口部又は出口部(
そのβモード及びV HSモード時のテープのドラム(
70)に対する接線を夫々Lβ、LVとし、両者はドラ
ム(70)のβモード及びVHSモードの切換えのため
の回動によって一致する)のテープ幅のリコ心Pを通り
、回転軸AXβ、AXvと直交する(その交点をQとす
る)軸AXaの周りにドラム(70)を、β用傾斜リー
ドガイド(73)及びVH3用傾斜リードガイド(74
)の各リード角の差の角度θ1°だけ回動させて、テー
プ入口部又は出口部でのβモード及びV HSモードで
のテープ走行角が同じになるようにしていた。
そのβモード及びV HSモード時のテープのドラム(
70)に対する接線を夫々Lβ、LVとし、両者はドラ
ム(70)のβモード及びVHSモードの切換えのため
の回動によって一致する)のテープ幅のリコ心Pを通り
、回転軸AXβ、AXvと直交する(その交点をQとす
る)軸AXaの周りにドラム(70)を、β用傾斜リー
ドガイド(73)及びVH3用傾斜リードガイド(74
)の各リード角の差の角度θ1°だけ回動させて、テー
プ入口部又は出口部でのβモード及びV HSモードで
のテープ走行角が同じになるようにしていた。
しかしながら、かかる先に提案した磁気記録再生装置は
、異なる2方式の磁気記録再生装置のテープカセットを
使用するために、テープ案内ドラムの姿勢を、上述した
如き2段階の高精度の回動動作■、■を以て変更しなけ
ればならないので、そのための機構が複雑となる。又、
回動動作■を行なうための機構は、テープ案内ドラムと
、■の回動動作を行なうための駆動機構とを回動させる
ため、回動負荷が大きく、その回動位置精度は回動動作
■を行なうための回動機構に比し、はるかに高いものが
要求される。
、異なる2方式の磁気記録再生装置のテープカセットを
使用するために、テープ案内ドラムの姿勢を、上述した
如き2段階の高精度の回動動作■、■を以て変更しなけ
ればならないので、そのための機構が複雑となる。又、
回動動作■を行なうための機構は、テープ案内ドラムと
、■の回動動作を行なうための駆動機構とを回動させる
ため、回動負荷が大きく、その回動位置精度は回動動作
■を行なうための回動機構に比し、はるかに高いものが
要求される。
かかる点に鑑み、本発明はテープ案内ドラムの構成が簡
単で、その高さを小となし得、テープ走行系の大部分を
共通化し得、しかも異なる2方式の磁気記録再生装置の
テープカセットを使用するための、テープ案内ドラムの
姿勢変更を簡単な構成で安易且つ高位置精度を以て行な
うことのできる磁気記録再生装置を提案しようとするも
のである。
単で、その高さを小となし得、テープ走行系の大部分を
共通化し得、しかも異なる2方式の磁気記録再生装置の
テープカセットを使用するための、テープ案内ドラムの
姿勢変更を簡単な構成で安易且つ高位置精度を以て行な
うことのできる磁気記録再生装置を提案しようとするも
のである。
本発明による磁気記録再生装置は第1図及び第2図に示
す如く、回転ヘッドHを備えるテープ案内ドラム(70
)と、このテープ案内ドラム(7o)の固定ドラム(7
2)の各半周に夫々設けられた第1及び第2のリード角
決定手段(73) 、 (74)と、第1及び第2の
リード角決定手段(73) 、 (74)の選択に応
じて、テープ案内ドラム(70)を回転ヘッドHの回転
軸AXβ、AXvとは異なる所定軸AXbの周りに回動
させる回動駆動手段(200)とを有することを特徴と
するものである。
す如く、回転ヘッドHを備えるテープ案内ドラム(70
)と、このテープ案内ドラム(7o)の固定ドラム(7
2)の各半周に夫々設けられた第1及び第2のリード角
決定手段(73) 、 (74)と、第1及び第2の
リード角決定手段(73) 、 (74)の選択に応
じて、テープ案内ドラム(70)を回転ヘッドHの回転
軸AXβ、AXvとは異なる所定軸AXbの周りに回動
させる回動駆動手段(200)とを有することを特徴と
するものである。
かかる本発明によれば、回動駆動手段(200)によっ
て、テープ案内ドラム(70)をその回転軸AXβ、A
Xvとは異なる所定軸AXbの周りに回動させることに
より、その固定ドラム(72)の各半周に夫々設けられ
た第1及び第2のリード角決定手段(73) +’
(74)の切換えと、テープ案内ドラム(70)の入口
部又は出口部に於けるテープ走行角を2つの方式の磁気
記録再生装置のテープカセットのテープに対し共通化す
ることができる。
て、テープ案内ドラム(70)をその回転軸AXβ、A
Xvとは異なる所定軸AXbの周りに回動させることに
より、その固定ドラム(72)の各半周に夫々設けられ
た第1及び第2のリード角決定手段(73) +’
(74)の切換えと、テープ案内ドラム(70)の入口
部又は出口部に於けるテープ走行角を2つの方式の磁気
記録再生装置のテープカセットのテープに対し共通化す
ることができる。
以下に第1図を参照して、本発明の一実施例のテープ案
内ドラム装置の具体例を説明する。(69)はテープ案
内ドラム装置を全体として示す。(7o)はテープ案内
ドラムで、回転上ドラム(71) 、固足下ドラム(7
2)及び回転磁気ヘッドI−1を備えている。テープ案
内ドラム(70)の径は、β方式のドラム径と同様の7
4.487n+に選定される。固定)ドラム(72)の
一方の半周にはリード角が5°のβ用傾斜リードガイド
(73) 、他方の半周にはリード角が5.94°のV
HS用傾斜リードガイド(74)が夫々形成され、β
モード、VHSモードに応じて固定下ドラムを正、負両
方向に1118半回転せしめ、夫々のモードの傾斜リー
ドガイドが図に於いて左方に位置するようになされる。
内ドラム装置の具体例を説明する。(69)はテープ案
内ドラム装置を全体として示す。(7o)はテープ案内
ドラムで、回転上ドラム(71) 、固足下ドラム(7
2)及び回転磁気ヘッドI−1を備えている。テープ案
内ドラム(70)の径は、β方式のドラム径と同様の7
4.487n+に選定される。固定)ドラム(72)の
一方の半周にはリード角が5°のβ用傾斜リードガイド
(73) 、他方の半周にはリード角が5.94°のV
HS用傾斜リードガイド(74)が夫々形成され、β
モード、VHSモードに応じて固定下ドラムを正、負両
方向に1118半回転せしめ、夫々のモードの傾斜リー
ドガイドが図に於いて左方に位置するようになされる。
尚、リードガイドはドラムに直接設けることなく、ドラ
ムの周辺に別体に設けても良い。
ムの周辺に別体に設けても良い。
(200)はテープ案内ドラム(70)を、その回転軸
とは異なる所定軸AXb (第2図参照)の周りに回
動さセる回転駆動手段である。即ぢ、(201)はテー
プ案内ドラム(70)が取付けられた回動ドラムで、基
部固定ドラム(202)に対し軸受け(図示せず)を介
して回動自在に取付けられている。(203)は基部固
定ドラム(202)の取付けられた基板である。更に、
回動ドラム(201)の周面にば、その略半周(全周も
町)に亘って歯車(204)が一体に取付けられている
。(205)はモータで、これに軸(20fl+>を介
して小歯車(207)が一体に取付けられる。この小歯
車(207)に歯合する大歯車(208)が設けられる
。大歯車(20B)には軸(209)を介してウオーム
(210>が一体に取付けられている。(211)は軸
(209)のウオーム(210)側の端部を支持する支
持板である。
とは異なる所定軸AXb (第2図参照)の周りに回
動さセる回転駆動手段である。即ぢ、(201)はテー
プ案内ドラム(70)が取付けられた回動ドラムで、基
部固定ドラム(202)に対し軸受け(図示せず)を介
して回動自在に取付けられている。(203)は基部固
定ドラム(202)の取付けられた基板である。更に、
回動ドラム(201)の周面にば、その略半周(全周も
町)に亘って歯車(204)が一体に取付けられている
。(205)はモータで、これに軸(20fl+>を介
して小歯車(207)が一体に取付けられる。この小歯
車(207)に歯合する大歯車(208)が設けられる
。大歯車(20B)には軸(209)を介してウオーム
(210>が一体に取付けられている。(211)は軸
(209)のウオーム(210)側の端部を支持する支
持板である。
そして、上述の歯車(204)がウオーム歯車として、
ウオーム(210”)と歯合し、モータ(205)の回
転により、歯車(204)及び回動ドラム(201)が
正、負に略半回転せしめられる。
ウオーム(210”)と歯合し、モータ(205)の回
転により、歯車(204)及び回動ドラム(201)が
正、負に略半回転せしめられる。
次に、テープ案内ドラム(70)が回動駆動手段(20
0’)によって回動せしめられる場合の所定の軸と、回
転ドラム(7I)の回転軸との関係について、第2図を
参照して説明するも、第2図に於いて、第21図及び第
1図と対応する部分には同一符号を付して、重複説明を
省咄する。本発明では、第2図の軸AXbの周りにテー
プ案内ドラム(70)を正、負に略半回転させる。この
軸AXbは、第21図の点Qに於いて、回転軸AXβ、
AXvと交叉し且つ接近している。
0’)によって回動せしめられる場合の所定の軸と、回
転ドラム(7I)の回転軸との関係について、第2図を
参照して説明するも、第2図に於いて、第21図及び第
1図と対応する部分には同一符号を付して、重複説明を
省咄する。本発明では、第2図の軸AXbの周りにテー
プ案内ドラム(70)を正、負に略半回転させる。この
軸AXbは、第21図の点Qに於いて、回転軸AXβ、
AXvと交叉し且つ接近している。
第3図は点Qを中心とする球面上の各軸の配置を示し、
回転軸AXv 、AXβを含む平面上に於いて、これら
と等角間隔θ1/2の軸AXcを考える。斯くすると、
軸AXbの軸AXc、AXvに対する角度θ3.θ4は
次式の如く表わされる。
回転軸AXv 、AXβを含む平面上に於いて、これら
と等角間隔θ1/2の軸AXcを考える。斯くすると、
軸AXbの軸AXc、AXvに対する角度θ3.θ4は
次式の如く表わされる。
θ3 = CO3−1(cosθ4 / CO3(θt
/2))θ4 = 5in−” (sin (θ1/2
) / sin (θ2/2))但し、θ2は第4図
に示す、ドラム(70)の上述の接続しβ、Lvのなす
平面上の角度である。
/2))θ4 = 5in−” (sin (θ1/2
) / sin (θ2/2))但し、θ2は第4図
に示す、ドラム(70)の上述の接続しβ、Lvのなす
平面上の角度である。
本実施例のその他の構成は、第11図〜第20図に示し
た、先に提案した磁気記録再生装置の構成と類似してい
るので、その説明は省略する。
た、先に提案した磁気記録再生装置の構成と類似してい
るので、その説明は省略する。
一ヒ述せる本発明によれば、テープ案内ドラムの構成が
簡単で、その高さを小となし得、テープ走行系の大部分
を共通化し得、しかも異なる2方式の磁気記録再生装置
のテープカセットを使用するだめの、テープ案内ドラム
の姿勢変更を簡単な構成で容易且つ高位置精度を以て行
なうことのできる磁気記録再生装置を得ることができる
。
簡単で、その高さを小となし得、テープ走行系の大部分
を共通化し得、しかも異なる2方式の磁気記録再生装置
のテープカセットを使用するだめの、テープ案内ドラム
の姿勢変更を簡単な構成で容易且つ高位置精度を以て行
なうことのできる磁気記録再生装置を得ることができる
。
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例のテ
ープ案内ドラム装置の一具体例を示す斜視図、第2図、
第3図及び第4図はその説明に供する路線図、第5図及
び第6図は本発明による及び先に提案した磁気記録再生
装置に使用し得る、β及びVH3方式の磁気記録再生装
置のテープカセットを示す透視底面図及び側面図、第7
図、第8図及び第9図は従来のβ方式の磁気記録再生装
置のテープ走行系を示す平面図、斜視図及びテープロー
ディングの過程を示す平面図、第10図は従来のV H
S方式の磁気記録再生装置のテープ走行系を示す斜視図
、第11図、第12図及び第13図は先に提案した磁気
記録再生装置の一実施例のテープ案内ドラム装置を示す
斜視図、側面図及び平面図、第14図は第11図〜第1
3図のテープ案内ドラム装置の一部を示す平面図、第1
5図及び第16図は第11図〜第13図のテープ案内ド
ラム装置の各部の断面部公園、第17図は第11図〜第
13図のテープ案内ドラム装置のテープ案内ドラムを示
ず路線的平面し1、第18図は本発明による磁気記録再
生装置の一実施例のテープ走行系を示す平面図、第19
図及び第20図は第18図のテープ走行系をの一部の動
作状態を示す斜視図、第21図は先に提案した磁気記録
再生装置のテープ案内ドラム装置の説明に供する路線図
である。 (69)はテープ案内ドラム装置、(70)はテープ案
内ドラム、(71)は回転上ドラム、(72)は固定下
ドラム、Hは回転磁気ヘッド、(73)はβ用傾斜リー
ドガイド、(74)はV HS用傾斜リードガイド、(
20(+)ば回動駆動手段、AXbは所定軸である。
ープ案内ドラム装置の一具体例を示す斜視図、第2図、
第3図及び第4図はその説明に供する路線図、第5図及
び第6図は本発明による及び先に提案した磁気記録再生
装置に使用し得る、β及びVH3方式の磁気記録再生装
置のテープカセットを示す透視底面図及び側面図、第7
図、第8図及び第9図は従来のβ方式の磁気記録再生装
置のテープ走行系を示す平面図、斜視図及びテープロー
ディングの過程を示す平面図、第10図は従来のV H
S方式の磁気記録再生装置のテープ走行系を示す斜視図
、第11図、第12図及び第13図は先に提案した磁気
記録再生装置の一実施例のテープ案内ドラム装置を示す
斜視図、側面図及び平面図、第14図は第11図〜第1
3図のテープ案内ドラム装置の一部を示す平面図、第1
5図及び第16図は第11図〜第13図のテープ案内ド
ラム装置の各部の断面部公園、第17図は第11図〜第
13図のテープ案内ドラム装置のテープ案内ドラムを示
ず路線的平面し1、第18図は本発明による磁気記録再
生装置の一実施例のテープ走行系を示す平面図、第19
図及び第20図は第18図のテープ走行系をの一部の動
作状態を示す斜視図、第21図は先に提案した磁気記録
再生装置のテープ案内ドラム装置の説明に供する路線図
である。 (69)はテープ案内ドラム装置、(70)はテープ案
内ドラム、(71)は回転上ドラム、(72)は固定下
ドラム、Hは回転磁気ヘッド、(73)はβ用傾斜リー
ドガイド、(74)はV HS用傾斜リードガイド、(
20(+)ば回動駆動手段、AXbは所定軸である。
Claims (1)
- 回転ヘッドを備えるテープ案内ドラムと、該テープ案内
ドラムの固定ドラムの各半周に夫々設けられた第1及び
第2のリード角決定手段と、該第1及び第2のリード角
決定手段の選択に応じて、上記テープ案内ドラムを上記
回転ヘッドの回転軸とは異なる所定軸の周りに回動させ
る回動駆動手段とを有することを特徴とする磁気記録再
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59225401A JPS61105762A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59225401A JPS61105762A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61105762A true JPS61105762A (ja) | 1986-05-23 |
Family
ID=16828783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59225401A Pending JPS61105762A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61105762A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63161559A (ja) * | 1986-12-25 | 1988-07-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
1984
- 1984-10-26 JP JP59225401A patent/JPS61105762A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63161559A (ja) * | 1986-12-25 | 1988-07-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
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