JPS6110568A - 3‐ヒドロキシ‐4‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐1,2,3‐ベンゾトリアジンとアミノ化合物の塩 - Google Patents

3‐ヒドロキシ‐4‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐1,2,3‐ベンゾトリアジンとアミノ化合物の塩

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JPS6110568A
JPS6110568A JP60122857A JP12285785A JPS6110568A JP S6110568 A JPS6110568 A JP S6110568A JP 60122857 A JP60122857 A JP 60122857A JP 12285785 A JP12285785 A JP 12285785A JP S6110568 A JPS6110568 A JP S6110568A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アミンは通常その塩の形で単離され精製される。一般に
結晶化が困難な塩基では塩酸塩およびトシレートならび
にピクリン酸塩が製造される。これらの塩をアシル化ま
たはアルキル化させる場合には、この塩基はこれら塩か
ら再び遊離させなくてはならない。この問題は通常例え
ば第三級アミンのような塩基をこの反応混合物に加える
ことによって解決される。これら塩基は往々にして混合
物中にその他の不純物を導入させ、これを再び除去させ
なくてはならず、そして副生成物をもたらしうる。1−
ヒドロキシベンゾトリアゾール(EIOBt )との塩
はこれら不利な点は有していないてインド・ジエイ・ベ
プタイド・プルティン・リス、Int、 J、 Pep
tideProtein R軸、 20.587〜59
5 (1982) ) @その理由は、ジシクロへキシ
ルカルボジイミド(DCC)の添加でこれらの塩は活性
化エステルまたはカルボ/酸と反応して相当するアミド
を生成するからである。これはまたHOBtの触媒効果
を利用するものであって活性エステルによるアミンのア
シル化t 促進し〔ヒエミツシエス・ベリヒテ(Che
m、 Ber、) 1(13,5626〜5655 C
1975) :l、そしてDCCを使用するペプチドを
合成におけるラセミ化を減少させる〔ヒエミツシエス・
ペリヒテ(Chem、 Ber、) 105.788〜
798 (1970) 〕。
精製の困難な多数のアミン例えばL−スレオニノールま
たはl、−aイシノールが存在する。
即チスレオニノールはスレオニンメチルエステルから、
そしてロイシノールはロイシンから還元剤例えばLiI
’JH4を使用して製造される。これらの反応において
はアミンは不純な油状物として得られ、そしてこれは通
常の塩を経由しての精製はできない。E(OBtを使用
した場合でさえも、これらアミンは結晶化した塩を与え
るものではない。
予期せざることに、これら塩基は3−ヒドロキシ−4−
オキソ−3,4−ジヒドロ−1,2,3−べ/シトリア
ジン(noobt)と共に結晶化する。
この様圧して、この塩基は混合物から容易に単離されそ
して精製することができる。他のアミノ化合物例えばア
ミノ酸エステルもまたこの方法で精製する仁とができる
。奇妙なことには使用されるアミノ化合物のあるものは
例えばスレオニノールは2当量のaoobtとのみ結晶
化するそれとは対照的に他のアミノ化合物例えばロイ−
シノールまたはH−Bar (But)−0Bu’は1
 モM@量のHOOl)t Lか必要としない塩基N#
l用にも使用することのできる無晶形HOObt塩は通
常種と、の含量のHOObt (1〜2モル尚量の関)
を有してbる。
このように本発明は、3−ヒドロキシ−4−オキソ−3
,4−ジヒドロ−1,2,3−ベンゾトリアジン(HO
Oklt)と第一級アミノ基含有の化合物の塩に関する
ものである。これらの塩は結晶性または無晶形固体の形
であシうる。aoobt:モノアミノ化合物のモル比は
好ましくは1から2である。この比はジアミノおよびポ
リアミノ化合物の場合には、それに応じてより大となる
第一級アミノ基含有化合物(本明細書中ではアミノ化合
物と呼ぶ)は、本明細書中では、−またはそれ以上の第
一級アミノ基および場合により好ましくは中性の性質の
−またはそれ以上のその他の官能基を分子中に含有する
非環式の同素環式または複素環式化合物として理解され
る。酸または塩基の基例えば−〇〇〇H1−805Hま
たは−N(Ci(sJsはあtり好ましくはない。
アミノ化合物は第一級脂肪族アミンのような第一級脂肪
族アミン(例えばアルキルアミン)であシうる。°それ
は更にヒドロキシル基またはエステル基を含有しうる。
それははプチドのα−アぐノ酸の誘導体(例えばエステ
ル)t7’hは変性した形(例えば還元形)のものであ
シうる。
適当な天然のα−アミノ酸は例えばホーベン−ワイル氏
によるメトーデン・デア・オルガニツシエン・ヘミ−(
メソッド・オプ・オーガニック・ケミストリー) XV
/1およびXV/2に記載されて−る。好ましいα−ア
アミ酸譚導体は、それ自体は既知の方法で適当に保題さ
れている場合には他の官能基を存在させうる天然のα−
アミノ酸のアミドおよびエステル、特に(cl−c4)
−アルキルまたはベンジルエステルである。好ましいα
−アミノ酸の変性形はカルボ奔シル基を還元させて一〇
H20Bとしたものである。前記の方法で誘導体化、変
性または保護させることのできるはプチドは、好ましく
は天然産生のα−アミノ酸より構成されたオリゴはプチ
ドを意味するものと理解される。
本発明はまた特許請求の範囲の第1〜9項のいずれかに
記載の塩を製造するためのHOOkltとアミノ化合物
とを適当な溶媒中に一緒に溶解させ、そしてその塩を、 a) 塩がより溶解しない、その他の溶媒を添加するこ
とによってこの溶液から沈殿させるか。
b) 濃縮によりこの溶液から分離させるか或はC) 
飽和溶液を冷却することによりこの溶液から分離させる
、方法にも関する。
塩は好ましくは以下の方法で製造される。アミノ化合物
および適当量(N)12基尚り1〜2.、当量λのHo
obtを例えばアルコール好ましくはメタノール中に第
一に溶解させる。
エーテル例えばジエチルエーテルまたはシイツブ日ピル
エーテルの添加によって塩をこれら溶液から沈殿させる
か、tたは溶液を濃縮しそして/または冷却しセして残
渣をエーテル例えばジエチルエーテルまたは第三級ブチ
ルメチルエーテルから結晶化させる。この方法では、不
純物は原則的には母液中に残る。)100bt含量はN
MRスイクトルによシ測定される。
本発明はさらにアミノ化合物の精製およびカルボジイミ
ドの存在下のカルボキサミドの製造における前記の塩の
使用に関する。HOBt塩と同様に、この塩は直接アシ
ル化用に対して使用する仁とができる。この場合noo
btは、イプチドによる塩基のアシル化におけるラセミ
化が、より大きく低下するという点でHOBtよりも利
点を有している〔ヒエミッシエス・ベリヒテ(Chem
、 Ber、) 103.2054〜2040  (1
970)、ヒエミッシエス・ベリヒテ(Chem、 B
er、) 105゜2024〜2035 (1970)
、ケイ・プルンフエルト(エディター)Rプタイズ(1
980)、pp174〜179.スフリブター、コば/
ハーゲン、(1981)、インド・ジエイ・ベプタイド
 プロティン リス(工nt。
J、 PepMde Protein Res、λ、 
17.197〜204゜(19813参照〕。カルボン
酸の活性エステル例えr、z 2,4.5− トリクロ
ロフェニルエステルまたは2−−!たは4−ニトロフェ
ニルエステルに関してHOObt塩は)!OBt塩に対
すると同様の速度で反応する。カルボン酸のアシル化は
一般にはカルボジイミドを使用して実施される。DCC
は特に好ましい。これら塩のアシル化に対して最も適当
な溶媒は強度に極性の溶媒例えばりメチルホルムアミド
またはりメチルアセトアミドである。
反応後、noobtはNa)ICO5溶液による抽出に
よって除去することができる。
以下の実施例は本発明を説明する丸めのものであって限
定を意味するものではな−。
実施例 1 L−ロイシノール、 HOObt (H−Lau−dl
llGHODbt)−5℃に冷却させたテトラヒドロン
ラン250−に攪拌しつつ1t4jのLiAJ!E4を
加える。この懸濁液に、45分間に亘って攪拌しつり2
a86g(022モル)のL−ロイシンを加える。この
混合物を次いで4時間沸とう還流させる。次いでそれを
0℃に冷却し、250−のジエチルエーテルを加えそし
て50−の水を攪拌しつつ徐々に滴下添加する。沈殿を
吸引濾過し、そして残渣を150−のメタノールで2回
沸とうさせることにより抽出し、そして熱時吸引F遇す
る。合したF液を濃縮する。残渣を100−の無水エタ
ノールにとりそして200mのエーテルを加える。この
混合物を4℃に一晩放置し沈殿を吸引戸別しそしてヂ液
を濃縮する。得られた油(23,II)を150m1の
メタノールに溶解させる。66I(α22モル)のHo
obtおよび200−のジエチルエーテルを加え、そし
て4℃に放置して塩を結晶化させる。沈殿を吸引濾過し
そしてエーテルで洗う。収量44.51i、淡黄色結晶
(72%]。
融点158〜160℃(分解)。〔α)D=+6.5 
(c=1 。
メタノール中)。
同様にしてアミノ化合物が2モルのHOObtと共に結
晶化する場合には2倍量のHoot:+t t−加えH
−Thr(But)−ol、2HOObt  147℃
   −8,2゜(H−Thr (ButJ−OHよC
)H(le−ol、HOObt     178〜17
9℃  +8,8゜[H−ILe−OHより) E−Thr−ol、2HOObt     157℃ 
 −5,7゜(B−Thr−OMeよりン )1−Phe−oL、HOObt    150−15
2℃  −0,5゜(H−Phe−OBよ#)) 実施例 2 10ミリモルのアミン化合物およびt6511(10ミ
リモル)のHOObt′t−一緒に20−のメタノール
に溶解させる。40−のジエチルエーテルをこの溶液に
加える。塩を4℃に放置して結晶化させ、吸引して戸別
しエーテルで洗いそして真空中で乾燥させる。
H−’I’hr−OMe、)loobt、  169〜
170’C−4,7°  90%冥施例 3 10.5d(100ミリモルンのジエチルアミンを50
−のジメチルホル、ムアミド中の10ミリモルのFmo
cペプチドの溶液に加える。この混合物を5分間室温で
攪拌しそして次いで濃縮させる。
この残渣およびi、+554F(10ミリモルまたは6
.69(20ミリ□モル)のaoobtを一緒に30−
のメタノールに溶解させる。この溶液を濃縮しセして残
渣をエーテルで磨砕する。沈殿を吸引炉屑し、そしてエ
ーテルで洗う。HOObt含量はいくらかは添加された
Hoobtおよび反応混合物の量により変動する。塩は
一定のモル比で結晶化はしないけれども明白な精製効果
は薄層クロマトグラフィーによシ検出することができる
H−Cys (8Bu’)−Thr−ol、 1.5H
OObt  無晶形  −243゜H−Cya (8B
u )−Lau−ol、HOObt   155℃ −
45,36H−Cys(8But) −4−Abu−O
But、   109〜111℃ −5,79HOOb
t 実施例 4 Fmoc −Cys (8But) −Thr −ol
l2.219(20ミリモル)のFmoc−Cya (
8Bu勺−0Thpを50m’のりメチルホルムアミド
中の8.62 N(20ミリモル)のH−Thr−oL
、 2EOObtの溶液に加える。この混合物を一晩、
放置しそして濃縮しそして残渣を酢酸エチルと50+d
の飽和NaHCO5溶液の間に分配させる。酢酸エチル
相を次いでKH804/に2SO4バツフアーおよび水
と共に振ることにより抽出し、Na2SO4上で乾燥さ
せそして濃縮させる。この物質をジエチルエーテルから
結晶化させる。収率70%、融点155℃(分解〕、〔
α)p=−atso(c=1.メタノール)。
以下のものが同様にして製造された。
実施例 5 Fmoc−8er (But) −Cys (8But
) −Leu−oll、44.9(7ミリモル)のDC
Cを0℃で、2.49II(65ミリモル)のFmoc
−8er (But)−OBと&06&のH−Cys 
(8But) −Leu−ol、、I(OObtの25
−のジメチルアセトアミド中の溶液に加える。この混合
物を第1に0℃で1時間攪拌しそして次いで室温に一晩
放置する。沈殿を吸引戸別しそしてF液を濃縮しそして
実施例4における様に処理する。
収量!L1.9(71チ)、融点144℃、〔α)D=
−73,6゜(c=1、メタノール)。
同様にして以下のものが製造された。
収率融点 〔α)p(c=1)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)3−ヒドロキシ−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−
    1、2,3−ベンゾトリアジン(HOObt)と第一級
    アミノ基を含有する化合物との塩。 2)固体の形の前記特許請求の範囲第1項記載の塩。 3)HOObt:モノアミノ化合物のモル比が1〜2で
    ある前記特許請求の範囲第1項または第2項に記載の塩
    。 4)アミノ化合物が第一級アミンである前記特許請求の
    範囲第1〜3項のいずれか一項に記載の塩。 5)アミノ化合物が第一級脂肪族アミンである前記特許
    請求の範囲第1〜4項のいずれか一項に記載の塩。 6)アミノ化合物がヒドロキシル基を含有している前記
    特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一項に記載の塩。 7)アミノ化合物がアミノ酸のエステルである前記特許
    請求の範囲第1〜3項のいずれか一項に記載の塩。 8)アミノ化合物がα−アミノ酸の誘導体または変性し
    た形のものである前記特許請求の範囲第1〜3、6項お
    よび第7項のいずれか一項に記載の塩。 9)アミノ化合物がペプチドの誘導体または変性した形
    のものである前記特許請求の範囲第1〜3、6項および
    第7項のいずれか一項に記載の塩。 10)前記特許請求の範囲第1〜9項のいずれか一項に
    記載の塩を製造するための、HOObtとアミノ化合物
    とを適当な溶媒中に一緒に溶解させ、そしてこの塩を、 a)塩がより溶解しない、その他の溶媒を添加すること
    によつてこの溶液から沈殿させるか、 b)濃縮によりこの溶液から分離させるか、或は c)飽和溶液を冷却することによりこの溶液から分離さ
    せる、方法。 11)アミノ化合物の精製における前記特許請求の範囲
    第1〜9項のいずれか一項に記載の塩の使用。 12)カルボジイミドの存在下のカルボキサミドの製造
    における前記特許請求の範囲第1〜9項のいずれか一項
    に記載の塩の使用。
JP60122857A 1984-06-08 1985-06-07 3‐ヒドロキシ‐4‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐1,2,3‐ベンゾトリアジンとアミノ化合物の塩 Expired - Lifetime JPH0635453B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3421303.1 1984-06-08
DE19843421303 DE3421303A1 (de) 1984-06-08 1984-06-08 Salze aus 3-hydroxy-4-oxo-3,4-dihydro-1,2,3-benzotriazin und amino-verbindungen

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DE (2) DE3421303A1 (ja)
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