JPS61105214A - 自動車用シ−ル条片 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車におけるドアの周辺に装着するシー
ル条片の改良に関するものである。

従　　来　　の　　技　　術 従来、この種自動車用クール条片は、形状、材賀等の観
点から、また、これと相俟ってドアのしまり性等を考慮
の上で設計、つくられていた。近年。

自動車は、高速で長距離走行したり、あるいは。

高圧水により洗車が行われたりする。高速走行中の自動
車ＩＣは負圧が作用するが、これによって。

ボディに弾接しているシール条片の弾接力が低下し、車
内の密封、風切音等の騒音防止が不完全となる。高圧洗
車時においては、前記ボディに弾接の条片の弾接力に抗
して洗車水が高圧浸入し水密を欠くことがある。これを
防止するために、高級車では、シール条片を二重、三重
に取付けると云う防止策がなされたが、これにも問題が
あり、即ち、ドアのしまり性が悪く、不経済１重量が増
すなどの欠点がある。

発明が解決しようとする問題点 自動車の高速走行中、高圧洗車時などでは、負圧。

高圧洗車水等ｔこよりてクー〃条片の弾接力か弱くなり
密封を欠くが、この弾接力を強力にして厚内の密封１Ｍ
音防止に役立てようとすることにある。

開門点を解決するための手段 この発明は、自動車のドアＲ縁に固着される基台部の車
内側に内側リップ及び車外側に上端に外側リップを有す
る外側壁部を夫々延設し、該内側リップの基部に内側壁
部及び外側壁部の上端に傾斜壁部を夫々延設しかつ両延
設端にて中間弾接部の両側を支持せしめて中空減圧部を
梧成し、前記外側壁部の基部中空側【上傾凸条を斜設し
て一体に形成したことにある。

作　　　　　　用 中空減圧部をドアの閉止に関連させて復元可能に減圧変
形し、負圧、高圧洗車水等にさゆうされることなく、そ
の外、内側リップ及び中間弾接部の先端をボディバネ／
Ｉ／に強制弾接してクー〃するものである。

実　　　施　　　例 第１図は、この発明の使用、クール状態を示す第８図円
線部分の概略断面図であって、１は自動車。

２はドア、ａはボディバネｐを示し、ドア２の周縁２ａ
ｃこの発明の自動車用シール条片４が無端状に装着され
ている。基台部６の要所に設けられた中空部ＵＳ　より
外部に通ずる吸気孔四の接続端１４には、減圧部−（図
示路）に通ずる連結ホース巧が接続しである。ドア２の
閉止及びこれに関連して減圧装置が作動し、減圧部Ｕの
中空ＵＳ内が減圧することで該減圧部Ｕが減圧変形（縮
小）シ。

その外、内側リップ７ａ、６及び中間弾接部１０がバネ
μ８に負圧、高圧洗車水等にさゆうされることなく強制
弾接しシー！している。前記吸気孔フの配設数１位置は
、その都度決める。

第２図は、この発明シーμ条片の断面図で、自動車１の
ドア２の周＠２ｍに固着されてドア２の閉止時にボディ
パネル８と弾接しシーμするところのゴム製条片であっ
て、前記周縁２１に固着される基台部６の車内側にボデ
ィバネ／Ｉ／８側槓方向に突出する内側リップ６、及び
車外側に外方に傾く上端に外側リップ７ａを有する外側
壁部７を夫々延設し。

該内側リフプロの基部に外側壁部７とほぼ平行な内側壁
部８．及び外側壁部７の上端に下傾状の傾斜壁部９を夫
々延設しかつ両延設端によりバネ〃３側に傾く中間弾接
部１０の両側を段違状に支持せしめて中空減圧部Ｕを構
成し、前記外側壁部７の基部の中空１１ａｌｌＣ該減圧
部Ｕの減圧変形時に前記弾接部１０の下端１０ｂと接す
る上傾凸条νを斜設して押出成形により一体に形成し、
前記減圧部Ｕをドア２の閉止に関連させて復元可能に減
圧変形し、その外、内側リップ７畠、６及び弾接部１０
の先端１０ｍをボディバネ〜８に強制弾接しシールする
ようにしたシーμ条片４である。図中１６は、リップ７
１．６の弾接をよくするための切欠である。なお、基台
部６．外側壁部７は、他の部分より若干厚内にしてあり
、また１部分的に硬度をもたせてクール性能を向上せし
めることがある。減圧部Ｈの断面は１図示の断□面に限
定するものでなく、これに近似する断面は全て含まれる
。

この発明は、ドア２の閉止によって、主に中間弾接部１
Ｇがバネｔｖ　８　Ｃ弾接（第１図一点鎖線図示）する
が１次いで、減圧部１１の減圧変形（縮小）によってリ
フデフａ、６がバネＡ／８Ｃ強制弾接（第１図実線図示
）するので、ドア２のしまり性がきわめて良好となり、
そして、自動車の高速走行中。

高圧洗車時などでの密封が確実となる。前記弾接によっ
て四つの空気層ができるが、これは騒音の防止に役立つ
ものである。

発　　明　　の　　効　　果 この発明によれば、自動車のドア周縁に固着される基台
部の車内側に内側リップ及び車外側に上端に外側リップ
を有する外側壁部を夫々延設し、該内側リップの基部に
内側壁部及び外側壁部の上端に傾斜壁部を夫々延設しか
つ両延設端にて中間弾接部の両側を支持せしめて中空減
圧部を構成し。

前記外側壁部の基部中空１ＩＩｒ−上傾凸条を斜設して
一体に形成したので、従来の欠点である高速走行中、高
圧洗車時等における車内の密封、Ｈ音等の問題点が悉く
解消でき、そして、軽量、ドアのしまり性がよく、その
実用的価値は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の取付、シール状態を示し第８図円線
部分の断面図、第２図はこの発明のシール条片の断面図
、第８図は自動車の側面図でこの発明の装着個所を示す
。 ４・・・自動車用シール条片　５・・・基台部　６・・
・内側リップ　７・・・外側壁部　７畠・・・外側リッ
プ　８・・・内側壁部　９・・・傾斜壁部　１０・・・
申開弾接部　Ｕ・・・中空減圧部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、自動車のドア周縁に固着されてドア閉止時にボディ
   パネルと弾接しシールするところのゴム製条片であって
   、前記周縁に固着される基台部の車内側にボディパネル
   側横方向に突出する内側リップ及び車外側に外方に傾く
   上端に外側リップを有する外側壁部を夫々延設し、該内
   側リップの基部に外側壁部とほぼ平行な内側壁部及び外
   側壁部の上端に下傾状の傾斜壁部を夫々延設しかつ両延
   設端によりパネル側に傾く中間弾接部の両側を段違状に
   支持せしめて中空減圧部を構成し、前記外側壁部の基部
   中空側に上傾凸条を斜設して一体に形成し、前記減圧部
   をドアの閉止に関連させて復元可能に減圧変形し、その
   外、内側リップ及び中間弾接部の先端をボディパネルに
   強制弾接してシールすることを特徴とする自動車用シー
   ル条片。