JPS61104853A - 印刷用版 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、凸版印刷および平板印刷に用いられる印刷用
版に関する。

〔従来の技術〕

従来、平板印刷に用いられる印刷用版４ａは、第２図に
示すように刷版ｌの両端を円筒状の版台２に形成された
間隙２ａに挿入し、締付部材２ｂで締付は固定していた
。

また、他の平板印刷に用いられる印刷用版４ｂは、刷版
ｌの一端部に図示しない孔部を設け、この孔部を版台２
に形成された図示しない突起部に引掛け、他端部を差込
み固定していた。

次に、凸版印刷に用いられる印刷用版４ｃは。

第１図に示されるように文字等を突起形成した樹脂板か
ら成る刷版ｌを両面接着テープ３により版台２に貼着固
定していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上述の従来の平板印刷に用いられ、第２図に示
される印刷用版４ａ、４ｂは刷版ｌの版台２への巻込部
の間隙２ａ前後に印刷不能部２ｃが発生した。

さらに、上述の平板印刷に用いられる印刷用版４ｂは刷
版１の版台２への固定のための版台２に形成した突起部
は各メーカー毎に異なり、これに対応するため何種類か
の刷版１を用意しなければならずコストが高かった。

また、近年、平板印刷に用いられる刷版ｌは合成紙、ア
ルミ材等の薄手の材料により構成されつつあり、上述の
方法では刷版ｌの飯台２への取付けは困難であるという
問題点があった。

次に、従来の凸版印刷に用いられる第１図に示される印
刷用版４Ｃは、印刷完了後に刷版１を版台２から取外す
とき刷版ｌが損傷して再使用が不能になるのみならず両
面接着テープ３とその粘着剤が版台２の表面に残存付着
した。

このため、新らたな刷版１を取付けるに際しこの残存す
る両面接着テープ３．粘着剤を除去するに時間と労力を
要し著しく非能率であるという問題点があった。

本発明は、上述の問題点を解決するために提案されたも
ので１版台全周において印刷可能フ１版台に両面接着テ
ープとその粘着剤を残存させず。

低コストで容易に薄手の刷版を再度使用できるように交
換できる凸版印刷および平板印刷に用いられる印刷用版
を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上述の問題点を解決するもので、印刷用の刷
版と、該刷版を貼着する版台とを、訣版台と貼着する第
１の貼着面には再剥離型の第１の粘着剤を！！ｌ！布し
、該刷版と貼着する第２の貼着面には該可剥１ｔＪＥ！
！の第１の粘着剤よりも粘着度の高い強精型の第２の粘
着剤を塗布した両面接着テープによって互いに貼着した
印刷用版である。

〔実施例〕

以下、本発明を図面を参照してその実施例に基づいて説
明する。

本発明の一実施例を゛第１図に基づき説明すると、印刷
用の刷版１は凸版印刷に用いる樹脂凸版等あるいは平板
印刷に用いる合成紙、アルミニウム等の薄手部材から成
る印刷用版部材であり１版台２はアルミニ９ム、鉄等か
らなるロール状の版基材である。

この両面接着テープ３は刷版１と版台２とを互いに貼着
するもので１版台２と貼着する第１の貼着面には再剥離
型つまり何度も剥離と貼着を繰返すことができる第１の
粘着剤を塗布し、刷版１と貼着する第２の貼着面には該
再剥離型の第１の粘着剤よりも粘着度の高い強精型つま
り再度の剥離と貼着を繰返すことはできないが強粘着す
る第２の粘着剤を塗布したものである。

この第１および第２の粘着剤はアクリル系粘着剤等が用
いられる。

この両面接着テープ３によって刷版１が版台２に粘着さ
れ本発明の一実施例の印刷用版４が構成される。

これにより、版台２と両面接着テープ３とは再、剥ｌｌ
ｌ型の第１の粘着剤、刷版ｌと両面接着テープ３とは再
剥離型の第１の粘着剤よりも粘着度の高い強精型の第２
の粘着剤によって粘着されるため、刷版１と両面接着テ
ープ３とが一体となり。

版台２に対して何度も剥離と貼着を繰返すことができる
こととなる。

刷版１と両面接着テープ３とが一体となり、剥離紙に貼
着され再使用のために保存される。

印刷用版４は印刷機のオフセットシリンダ等に摺接して
取付けられ、印刷用版４による印刷作業が完了すると印
刷機から印刷用版４を取外すとともに刷版１を版台２か
ら取外し１版台２には別の刷ＰｔＬｌを貼着して再び印
１１４１にかけられる。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、刷版と両面接着テープと
が一体となり１版台に対して貼着されるため、平板印刷
においては合成紙、アルミ等から成る薄手の刷版を版台
に取付ることができる。

また、版台全周において印刷でき、印刷不能部はなくな
る。

また、ｌ＠台への取付装置の差異により何種類もの刷版
を用意する必要もなく低コスト化に資する。

さらに１例えば、刷版の内容が同じでタイトルのみが異
なる場合に、タイトルのみを１１換して内容記載部所を
再使用ができ時間１手数、コストの点で利点がある。

さらに、刷版に取付は用の孔部を貫設する必要もなく、
孔部の貫設による刷版の歪もなく印刷面のギヤー、プも
発生しない。

次に、凸版印刷と平板印刷においては、版台の表面に両
面接近テープとその粘着剤が残存することがなく、その
除去作業を解消し、作業性が向上するとともに刷版の損
傷もなく、刷版に貼着したに両面接着テープに剥離紙を
再び貼着すれば、刷版の再使用が可能となり時間、手数
、コストの点で利点があるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図を含む斜視図、第２
図は従来例の断面図を含む斜視図である。 １・・・刷版　　　　　　？・・・版台３・・・両面接
着テープ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　印刷用の刷版と、該刷版を貼着する版台と、該版台
   と貼着する第１の貼着面には再剥離型の第１の粘着剤を
   塗布し、該刷版と貼着する第２の貼着面には該再剥離型
   の第１の粘着剤よりも粘着度の高い強粘型の第２の粘着
   剤を塗布し、該刷版と該版台とを互いに貼着する両面接
   着テープとによって構成されることを特徴とする印刷用
   版。