JPS61104655A - 半導体記憶セル - Google Patents
半導体記憶セルInfo
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- JPS61104655A JPS61104655A JP59225738A JP22573884A JPS61104655A JP S61104655 A JPS61104655 A JP S61104655A JP 59225738 A JP59225738 A JP 59225738A JP 22573884 A JP22573884 A JP 22573884A JP S61104655 A JPS61104655 A JP S61104655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- memory cell
- emitter
- collector
- alpha
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B10/00—Static random access memory [SRAM] devices
- H10B10/10—SRAM devices comprising bipolar components
Landscapes
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は半導体メモリ、特にα線による情報波1壊に対
する強度を改善したバイポーラメモリに関するものであ
る。
する強度を改善したバイポーラメモリに関するものであ
る。
パッケージ(半導体チップを収容する容器)を構成する
材料から微量ながらα線粒子が放射され、そのα線粒子
が半導体基板に入射すると電子と正孔の対が発生し半導
体メモリの記憶情報が破壊されることは周知である。こ
のような情報破壊は、当初MOSメモリにおいて見出さ
れソフトエラーと称されている。その後、このソフトエ
ラーは、バイポーラメモリにおいても発生することが見
出され、どのように対策を行なうか設計上の大きな問題
となつ′Cいる。
材料から微量ながらα線粒子が放射され、そのα線粒子
が半導体基板に入射すると電子と正孔の対が発生し半導
体メモリの記憶情報が破壊されることは周知である。こ
のような情報破壊は、当初MOSメモリにおいて見出さ
れソフトエラーと称されている。その後、このソフトエ
ラーは、バイポーラメモリにおいても発生することが見
出され、どのように対策を行なうか設計上の大きな問題
となつ′Cいる。
本発明の説明に入る前に、ま゛ず、バイポーラメモリの
、α線によるソフトエラーの発生機構について説明する
。
、α線によるソフトエラーの発生機構について説明する
。
第1図は、従来広く使用されてきた代表的なバイポーラ
メモリセルの回路図である。このメモリセルの平面図を
模式的に第2図に示す。図中、Cはコレクタ、Bはベー
ス、Eはエミッタのそれぞれ接続端子を示している。こ
のメモリセルを、線a−a’に沿って切った断面図を第
3図に示す。
メモリセルの回路図である。このメモリセルの平面図を
模式的に第2図に示す。図中、Cはコレクタ、Bはベー
ス、Eはエミッタのそれぞれ接続端子を示している。こ
のメモリセルを、線a−a’に沿って切った断面図を第
3図に示す。
この図において、n一層(エビタギノヤル層)36およ
びn+埋込み層(n”BL)30はコレクタ領域であり
、第1図のダイオードはp+層31とn”BLaoとの
間に形成される。また、第1図の抵抗12は9層32で
形成され、トランジスタは、エミッタn+層33および
34、ペースp+層35とコレクタ層36とで形成され
る。
びn+埋込み層(n”BL)30はコレクタ領域であり
、第1図のダイオードはp+層31とn”BLaoとの
間に形成される。また、第1図の抵抗12は9層32で
形成され、トランジスタは、エミッタn+層33および
34、ペースp+層35とコレクタ層36とで形成され
る。
ところで、第3図には、α線が入射した時の様子も示し
ている。α線が/リコン基板内に入射すると電子と正孔
の対が発生する。発生する電荷量は、図示するように、
トランジスタ等の活性領域内よりも、p基板37内で発
生する方がはるかに多い。p基板内で発生した対電荷の
うち、電子は図示したようにn”BLK果まる。これが
雑音電流となり、その量が多いときには記憶情報が破壊
される。つまり、電子が集まるn ” 13 Lが第1
図のオフ側トランジスタのコレクタであるとすると、第
1図に示すようしこ、オフ側トランジスタのコレクタ即
ちオン側トランジスタ18のベースに電子が入ることに
なり、トランジスタ18のベース電圧が低下し、オン・
トランジスタはオフへと向かう。
ている。α線が/リコン基板内に入射すると電子と正孔
の対が発生する。発生する電荷量は、図示するように、
トランジスタ等の活性領域内よりも、p基板37内で発
生する方がはるかに多い。p基板内で発生した対電荷の
うち、電子は図示したようにn”BLK果まる。これが
雑音電流となり、その量が多いときには記憶情報が破壊
される。つまり、電子が集まるn ” 13 Lが第1
図のオフ側トランジスタのコレクタであるとすると、第
1図に示すようしこ、オフ側トランジスタのコレクタ即
ちオン側トランジスタ18のベースに電子が入ることに
なり、トランジスタ18のベース電圧が低下し、オン・
トランジスタはオフへと向かう。
この電子電荷量が多ければ、トランジスタ18のベース
電圧はトランジスタ19のベース電圧よりも低くなり、
記憶↑I報の反転が生ずる。この情報破壊を防ぐには、
α線の入射を防ぐか、α線が入射しても集まる電荷量が
少なくなるようにするか、メモリセル自体雑音電流に強
い特性を持つようにするかのいずれかの方法がとられる
。第1の方法としては、チップ表面を、α線源を含まぬ
物質の数10μm以−ヒの厚さの被膜で被う方法が知ら
れている。この方法はα線は物質内では最大70μm程
度しか浸入し得ないことを利用して、その浸入距離より
厚い被膜で被い、α線がシリコンに到達するのを防いで
いる。第2の方法としては、従来からシリコン基板内の
不純物濃度に適当な分布をもたせる等の方法が提案され
ている。第3の方法としては、メモリセルのコレクタ・
ノードとグラウンドまたは交流的にグラウンドと等価と
考えてよいノードとの間にコンデンサを挿入する方法が
ある。
電圧はトランジスタ19のベース電圧よりも低くなり、
記憶↑I報の反転が生ずる。この情報破壊を防ぐには、
α線の入射を防ぐか、α線が入射しても集まる電荷量が
少なくなるようにするか、メモリセル自体雑音電流に強
い特性を持つようにするかのいずれかの方法がとられる
。第1の方法としては、チップ表面を、α線源を含まぬ
物質の数10μm以−ヒの厚さの被膜で被う方法が知ら
れている。この方法はα線は物質内では最大70μm程
度しか浸入し得ないことを利用して、その浸入距離より
厚い被膜で被い、α線がシリコンに到達するのを防いで
いる。第2の方法としては、従来からシリコン基板内の
不純物濃度に適当な分布をもたせる等の方法が提案され
ている。第3の方法としては、メモリセルのコレクタ・
ノードとグラウンドまたは交流的にグラウンドと等価と
考えてよいノードとの間にコンデンサを挿入する方法が
ある。
第4図は、このようなα線対策の例を示′r、(a)は
、メモリセルのコレクタとグラウンドとの間にキャパシ
タンスを挿入した例である。このコンデンサの挿入する
ことにより、雑音電流が流入してもコレクタの電位は変
動しにくくなり、情報破壊が生じにくくなる。ところで
、同図(a)のようにキャパシタを挿入すると、α線に
よるソフトエラーに対しては強くなるがコレクタの時定
数が大きくなるためアクセス時間が大きくなり、ノ(イ
ボ−ラメモリの高速性が損われてしまう。そこで、同図
(b)のようにキャパシタを入れると、このキャノ(シ
タはメモリセル駆動時にはいわゆるスピードアップ・コ
ンデンサとして動作するため、高速性と耐α線強度の向
上を同時に達成できる。しかし、このコンデンサとして
はかなり大きな値(0,数pt以上)が必要となるため
、実用的なメモリセルを構成することが難しい。第2図
(1))に示される例は特開昭5419935号公報に
開示されている。
、メモリセルのコレクタとグラウンドとの間にキャパシ
タンスを挿入した例である。このコンデンサの挿入する
ことにより、雑音電流が流入してもコレクタの電位は変
動しにくくなり、情報破壊が生じにくくなる。ところで
、同図(a)のようにキャパシタを挿入すると、α線に
よるソフトエラーに対しては強くなるがコレクタの時定
数が大きくなるためアクセス時間が大きくなり、ノ(イ
ボ−ラメモリの高速性が損われてしまう。そこで、同図
(b)のようにキャパシタを入れると、このキャノ(シ
タはメモリセル駆動時にはいわゆるスピードアップ・コ
ンデンサとして動作するため、高速性と耐α線強度の向
上を同時に達成できる。しかし、このコンデンサとして
はかなり大きな値(0,数pt以上)が必要となるため
、実用的なメモリセルを構成することが難しい。第2図
(1))に示される例は特開昭5419935号公報に
開示されている。
この点を解決した一例が同図(C)のメモリセルである
。このメモリセルでは、キャノくシタとしてノヨットキ
ーバリア・ダイオード(以下SBDと略す)の空乏層容
量を利用している。このSBDでは、シリコンの不純物
濃度を高くすることにより、通常のpn接合よりも大き
な容tを比較的容易に得ることができるからである。以
上、メモリセルに対するaai類の耐α線強化方法につ
いて述べてきたが、どれか1つの方法のみでは充分な効
果が得られず実際の製品では第1の方法と第3の方法と
が組合わされて使用されている。第2図(C)に示され
る例は、特開昭53−79331号、及び特開昭53−
97343号公報に開示されている。
。このメモリセルでは、キャノくシタとしてノヨットキ
ーバリア・ダイオード(以下SBDと略す)の空乏層容
量を利用している。このSBDでは、シリコンの不純物
濃度を高くすることにより、通常のpn接合よりも大き
な容tを比較的容易に得ることができるからである。以
上、メモリセルに対するaai類の耐α線強化方法につ
いて述べてきたが、どれか1つの方法のみでは充分な効
果が得られず実際の製品では第1の方法と第3の方法と
が組合わされて使用されている。第2図(C)に示され
る例は、特開昭53−79331号、及び特開昭53−
97343号公報に開示されている。
ところで、SBD等によってキャパシタンスを付加する
方法は、微細化があまシ進まぬ状態ではSBDの面積が
メモリセル全体に占める割合も10%程度以下と許容で
きるものであった。しかし、耐α線強度を一定に保つに
は、キャパシタンスとしてほぼ一定の値が要求されるた
め、微細化が進むに従って、SBD等がメモリセル面積
に占める割合が多くな9、微細化の割にはセル面積が大
きいままで留まるという不都合が生ずる。また、微細化
に伴ないメモリセルに付随する寄生容量が低減するのに
対しSBDの容量を一定値に保つため、SBDのd量値
とその他の容量の値との間に−桁以上もの隔たりが生じ
、メモリセルの動作が不安定となる(具体的には、メモ
リセルが選択と非選択間で切換わる時、メモリセルの信
号振幅が極端に小さくなる)。
方法は、微細化があまシ進まぬ状態ではSBDの面積が
メモリセル全体に占める割合も10%程度以下と許容で
きるものであった。しかし、耐α線強度を一定に保つに
は、キャパシタンスとしてほぼ一定の値が要求されるた
め、微細化が進むに従って、SBD等がメモリセル面積
に占める割合が多くな9、微細化の割にはセル面積が大
きいままで留まるという不都合が生ずる。また、微細化
に伴ないメモリセルに付随する寄生容量が低減するのに
対しSBDの容量を一定値に保つため、SBDのd量値
とその他の容量の値との間に−桁以上もの隔たりが生じ
、メモリセルの動作が不安定となる(具体的には、メモ
リセルが選択と非選択間で切換わる時、メモリセルの信
号振幅が極端に小さくなる)。
従って、本発明の目的は、キャパシタの付加を必要とし
ない、小形の耐α線強化メモリセルを提供することであ
る。本発明の他の目的は、大きなキャパシタンスの付加
を必要としない、したがって動作の安定な耐α線強化メ
モリセルを提供することである。
ない、小形の耐α線強化メモリセルを提供することであ
る。本発明の他の目的は、大きなキャパシタンスの付加
を必要としない、したがって動作の安定な耐α線強化メ
モリセルを提供することである。
本発明は、トランジスタを逆方向動作させることにより
、メモリへのα線の影響を最小にするものである。
、メモリへのα線の影響を最小にするものである。
更に本発明は、負荷素子と、トランジスタを、別々の分
離領域に形成し、動作速度の高速化を図るものである。
離領域に形成し、動作速度の高速化を図るものである。
以下、実施例を参照しながら本発明の詳細な説明する。
fgs図は、本発明のメモリセルのダブルエミッタ・1
・2ンジスタ部分の断面図を示したもので、その等何重
な回路図全第6図に示す。図示されているよう1こ、本
発明においては、トランジスタのエミッタとして従来の
コレクタを、またコレクタとして従来のエミッタを使用
している。したがって第5図のn”l3L50は第6図
のエミッタ60に、n+BL51はエミッタ61にそれ
ぞれ相当している(エミッタ60.61はn”BLであ
り、そのことを太線で示している)。従って、nゝBL
50゜51に果゛まった電子は、それぞれビット線62
、ワード線63に集ることになり、これらの電荷はfF
/報破壊には寄力しなくなる。したがって、α線による
ソフトエラーに対しては、n+BL、、lニジ上方のト
ランジスタ部分(第5図のn”、p、n一部分)で発生
する電荷のみを考えればよいが、図から明らかなように
、この部分で発生する電荷量はシリコンのp基板内で発
生する電荷量に比べれば僅かである(実際、ワーストケ
ースを考えても、このトランジスタ部分で発生する電荷
量はp基板内で発生する電荷量の約1桁程度少ない)。
・2ンジスタ部分の断面図を示したもので、その等何重
な回路図全第6図に示す。図示されているよう1こ、本
発明においては、トランジスタのエミッタとして従来の
コレクタを、またコレクタとして従来のエミッタを使用
している。したがって第5図のn”l3L50は第6図
のエミッタ60に、n+BL51はエミッタ61にそれ
ぞれ相当している(エミッタ60.61はn”BLであ
り、そのことを太線で示している)。従って、nゝBL
50゜51に果゛まった電子は、それぞれビット線62
、ワード線63に集ることになり、これらの電荷はfF
/報破壊には寄力しなくなる。したがって、α線による
ソフトエラーに対しては、n+BL、、lニジ上方のト
ランジスタ部分(第5図のn”、p、n一部分)で発生
する電荷のみを考えればよいが、図から明らかなように
、この部分で発生する電荷量はシリコンのp基板内で発
生する電荷量に比べれば僅かである(実際、ワーストケ
ースを考えても、このトランジスタ部分で発生する電荷
量はp基板内で発生する電荷量の約1桁程度少ない)。
従って、本発明のメモリセルは、α線によるソフトエラ
ーには本質的に強くなる。なお、第3図および第5図等
の断面図においては酸化物分離技術を用いた例を示して
いるが、勿論分離技術としてどのようなものを用いても
よい。
ーには本質的に強くなる。なお、第3図および第5図等
の断面図においては酸化物分離技術を用いた例を示して
いるが、勿論分離技術としてどのようなものを用いても
よい。
ところで、n”皿込み層をnpn )ランジスタのエミ
ッタ、従来のエミッタをコレクタとして使用する例は、
いわゆるI ” Lとして周知である。
ッタ、従来のエミッタをコレクタとして使用する例は、
いわゆるI ” Lとして周知である。
第7図は、このI2Lで構成したメモリセルの代表的な
2例を示す。太線はn+埋込み層(n”Bf、)を示す
。(Wiedmann 、 S、 K、 ”Injec
tion−Co −upled Memory :
A High −Dens i ty 5tat
1c13ipolar Memory″’ 、 IE
”J、of 5olid−8tateCirCuitS
、 S(、−、I)I)332 、(lct 、 19
73 。
2例を示す。太線はn+埋込み層(n”Bf、)を示す
。(Wiedmann 、 S、 K、 ”Injec
tion−Co −upled Memory :
A High −Dens i ty 5tat
1c13ipolar Memory″’ 、 IE
”J、of 5olid−8tateCirCuitS
、 S(、−、I)I)332 、(lct 、 19
73 。
およびKawarada 、 K、l1i1”A 4K
−bit 5taticI ” L Memory”
、 IE” ’prans、 on li:1ectr
on1)evices 、 vot、 、 ED−26
,A4 + I)p8861June 、 1979.
)この図よりわかるように、I ” L(q) メモリでは、負荷p n p )・ランジスタもビット
線との結合トランジスタ(n pnまたはpnp )ラ
ンジスタ)も、ノリツプフロツプヲ構成するnpnトラ
ンジスタと同一のn”BLを共有して(つまり、同一の
n”BL上に形成され、かつn”f3Lfデバイスの一
部(トランジスタの一部)として使用して)いる。従っ
て、I”Lメモリセルでは、耐α線強度については本発
明とほぼ同等の強度が得られるものと考えられる。しか
し、メモリセルを構成する全トランジスタが非常に深く
飽和することとおよびその本質的な動作機構より、読出
しおよび書込みを高速で行なうことは不可能である。
−bit 5taticI ” L Memory”
、 IE” ’prans、 on li:1ectr
on1)evices 、 vot、 、 ED−26
,A4 + I)p8861June 、 1979.
)この図よりわかるように、I ” L(q) メモリでは、負荷p n p )・ランジスタもビット
線との結合トランジスタ(n pnまたはpnp )ラ
ンジスタ)も、ノリツプフロツプヲ構成するnpnトラ
ンジスタと同一のn”BLを共有して(つまり、同一の
n”BL上に形成され、かつn”f3Lfデバイスの一
部(トランジスタの一部)として使用して)いる。従っ
て、I”Lメモリセルでは、耐α線強度については本発
明とほぼ同等の強度が得られるものと考えられる。しか
し、メモリセルを構成する全トランジスタが非常に深く
飽和することとおよびその本質的な動作機構より、読出
しおよび書込みを高速で行なうことは不可能である。
本発明では、フリップフロップ用トランジスタのn”B
Lと、負荷デバイスおよび/またはビット線結合デバイ
スの13とを分離し、異なるシリコン・アイランド上に
構成するので、■2Lメモリセルよりも多少セル面積は
大きくなるものの、I”Lとは比較にならない高速性を
得ることができる。
Lと、負荷デバイスおよび/またはビット線結合デバイ
スの13とを分離し、異なるシリコン・アイランド上に
構成するので、■2Lメモリセルよりも多少セル面積は
大きくなるものの、I”Lとは比較にならない高速性を
得ることができる。
第8図および第9図は、本発明を現在使用されている代
表的なメモリセルに適用した例である。
表的なメモリセルに適用した例である。
第8図(a)は、抵抗を負荷とするフリップフロップに
、ビット線結合デバイスとしてnpn )ランジスタを
使用した例であり、本発明に従いフリップフロップ・ト
ランジスタおよびビット線への結合トランジスタが逆方
向(n”BL’eエミッタとして)で使用されており、
エミッタを太線で描いてそのことを示している(以Fの
例でも同様に、太線のエミッタはそれがn”BL層であ
り、逆方向で使用されていることを示している)。なお
、コレクタ負荷抵抗としてはどのようなものを使用して
もよいが、α線による雑音電流を受けない構造のもの、
例えば多結晶シリコンで絶縁層上に形成したものなどが
好都合である。同図の)は第6図に示したものと同一の
ものである。ところで、このメモリセルにおいて、ダイ
オードとして例えば第10図(a)の従来型の接合ダイ
オードを使用すると陰極のn”BLにα線により発生し
た電子が集まってくる。
、ビット線結合デバイスとしてnpn )ランジスタを
使用した例であり、本発明に従いフリップフロップ・ト
ランジスタおよびビット線への結合トランジスタが逆方
向(n”BL’eエミッタとして)で使用されており、
エミッタを太線で描いてそのことを示している(以Fの
例でも同様に、太線のエミッタはそれがn”BL層であ
り、逆方向で使用されていることを示している)。なお
、コレクタ負荷抵抗としてはどのようなものを使用して
もよいが、α線による雑音電流を受けない構造のもの、
例えば多結晶シリコンで絶縁層上に形成したものなどが
好都合である。同図の)は第6図に示したものと同一の
ものである。ところで、このメモリセルにおいて、ダイ
オードとして例えば第10図(a)の従来型の接合ダイ
オードを使用すると陰極のn”BLにα線により発生し
た電子が集まってくる。
勿論、トランジスタ自体には雑音電流は極く僅かしか集
まらないので、従来のメモリセルに比べればその分α線
に強くなる。しかし、更に強くするにはこの場合も、負
荷抵抗およびダイオードは、α線による雑音電流を受け
ない構造のものが望ましい。このようなダイオードとし
ては、例えば絶縁膜上の多結晶シリコンでダイオードを
形成すればよい。第8図(C)は、メモリセル・トラン
ジスタのコレクタをショットキーバリアダイオード(S
BD)でクランプしたメモリセルである。このSBDと
して第10図(b)のような従来型のSBDを使用する
と陰極に電子が集まってくる。そこで、このSBDもα
線による雑音電流を受けない構造のものが望ましい。こ
のようなSBDとして、例えば、本願と同日にて提出し
た同一発明者らによる出願に記載されている構造のもの
を1吏用できる。
まらないので、従来のメモリセルに比べればその分α線
に強くなる。しかし、更に強くするにはこの場合も、負
荷抵抗およびダイオードは、α線による雑音電流を受け
ない構造のものが望ましい。このようなダイオードとし
ては、例えば絶縁膜上の多結晶シリコンでダイオードを
形成すればよい。第8図(C)は、メモリセル・トラン
ジスタのコレクタをショットキーバリアダイオード(S
BD)でクランプしたメモリセルである。このSBDと
して第10図(b)のような従来型のSBDを使用する
と陰極に電子が集まってくる。そこで、このSBDもα
線による雑音電流を受けない構造のものが望ましい。こ
のようなSBDとして、例えば、本願と同日にて提出し
た同一発明者らによる出願に記載されている構造のもの
を1吏用できる。
(d)もSBDを使用したメモリセルであり、(e)と
関連して述べたと同様な構造のSBDを使用するのが望
ましい。第8図<e>および(d)はビット線への結合
デバイスとしてSBDを使用した例で、破線で示したダ
イオードはあってもなくてもよい。これらの場合も、負
荷デバイスはα線による雑音電流の影響を受けない構造
のものが望ましい。第9図はpnp)ランジスタとnp
n)ランジスタで構成したpnpnスイッチ(サイリス
タ)を交さ接続1−だメモリセルであり、本発明に従っ
て、npnトランジスタを逆方向で使用している。従来
、npn)ランジスタとして順方向npnを使用した場
合には、メモリセルを小形にするためpnpトランジス
タとして第11図(a)に示すようなラテラルpnpト
ランジスタを使用していた。本発明に、このタイプのp
np)ランジスタを使用することは勿論可能である。こ
の場合、npn)ランジスタ自体のコレクタにはα線に
よる雑音電流が′集まらないため、その分耐α線強度は
向上する。
関連して述べたと同様な構造のSBDを使用するのが望
ましい。第8図<e>および(d)はビット線への結合
デバイスとしてSBDを使用した例で、破線で示したダ
イオードはあってもなくてもよい。これらの場合も、負
荷デバイスはα線による雑音電流の影響を受けない構造
のものが望ましい。第9図はpnp)ランジスタとnp
n)ランジスタで構成したpnpnスイッチ(サイリス
タ)を交さ接続1−だメモリセルであり、本発明に従っ
て、npnトランジスタを逆方向で使用している。従来
、npn)ランジスタとして順方向npnを使用した場
合には、メモリセルを小形にするためpnpトランジス
タとして第11図(a)に示すようなラテラルpnpト
ランジスタを使用していた。本発明に、このタイプのp
np)ランジスタを使用することは勿論可能である。こ
の場合、npn)ランジスタ自体のコレクタにはα線に
よる雑音電流が′集まらないため、その分耐α線強度は
向上する。
しかし、pnpトランジスタのベースには雑音電流が集
まシ、それが結局メモリセルのコレクタ節点に流入する
ためすに報破壊が生ずる可能性がある。
まシ、それが結局メモリセルのコレクタ節点に流入する
ためすに報破壊が生ずる可能性がある。
そこで、pnp)ランジスタとして、□基板からの雑音
電流が果まらない構造のものが望ましい。このような構
造のpnp)ランジスタとしては、例えば第11図山)
〜(e)に示したような、本願と同日に提出した、同一
発明者らによる出願に記載されているものがある。この
ように基板から分離された構造のpnp)ランジスタを
使用すれば、α線による雑音電流は活性領域(npnお
よびpnpトランジスタ領域)内のみで発生する電荷の
みに起因するものだけとなり、第8図の実施例で基板か
らシールドされた負荷および結合デバイスを使用した場
合と同様、最悪ケースを考えても雑音電流は基板から電
荷が集まる場合に比べ約−桁小さくなる。第9図Lb)
、 (c)、 (d)は、(a)の変形例であり19B
Dを使用している。このSBDとしても、第8図の場合
と同様、基板からシールド(α線の電荷が集まらない)
された構造のものを用いるのが望ましいことは言うまで
もない。
電流が果まらない構造のものが望ましい。このような構
造のpnp)ランジスタとしては、例えば第11図山)
〜(e)に示したような、本願と同日に提出した、同一
発明者らによる出願に記載されているものがある。この
ように基板から分離された構造のpnp)ランジスタを
使用すれば、α線による雑音電流は活性領域(npnお
よびpnpトランジスタ領域)内のみで発生する電荷の
みに起因するものだけとなり、第8図の実施例で基板か
らシールドされた負荷および結合デバイスを使用した場
合と同様、最悪ケースを考えても雑音電流は基板から電
荷が集まる場合に比べ約−桁小さくなる。第9図Lb)
、 (c)、 (d)は、(a)の変形例であり19B
Dを使用している。このSBDとしても、第8図の場合
と同様、基板からシールド(α線の電荷が集まらない)
された構造のものを用いるのが望ましいことは言うまで
もない。
第12図は、本発明の実施例で、負荷および結合デバイ
スに基板からシールドされた構造のものを使用した場合
に得られる耐α線強度の改善効果を示した。
スに基板からシールドされた構造のものを使用した場合
に得られる耐α線強度の改善効果を示した。
従来例は、たとえば第4図(b)のメモリセルに最悪ケ
ースのα線雑音電流が印加された場合を示しく14) ており、メモリセルのコレクタに0.5pFを付加[7
ても情報破壊が生ずることを示している。一方、本発明
に従ったメモリセル(第8図(b)に相当)では、自然
に入る寄生容!(レイアウトにより異なるが0.03〜
0.05pF)Lか付加されていない状態でも、最悪ケ
ースの雑音電流に対しても情報破壊は生じない。
ースのα線雑音電流が印加された場合を示しく14) ており、メモリセルのコレクタに0.5pFを付加[7
ても情報破壊が生ずることを示している。一方、本発明
に従ったメモリセル(第8図(b)に相当)では、自然
に入る寄生容!(レイアウトにより異なるが0.03〜
0.05pF)Lか付加されていない状態でも、最悪ケ
ースの雑音電流に対しても情報破壊は生じない。
以−1−1本発明を第8図および第9図に示した特定の
メモリセルに適用した実施例について説明してきだが、
ノリツブフロップ用トランジスタのn”r3I=と、負
荷デバイスまたはビット線結合デバイスの片方または両
方のn”BLとを分離し異なるシリコンアイランド上に
形成されている型のメモリセルに対し、全て適用できる
ものであることは言うまでもない。
メモリセルに適用した実施例について説明してきだが、
ノリツブフロップ用トランジスタのn”r3I=と、負
荷デバイスまたはビット線結合デバイスの片方または両
方のn”BLとを分離し異なるシリコンアイランド上に
形成されている型のメモリセルに対し、全て適用できる
ものであることは言うまでもない。
第1図は、従来型メモリセルの回路図、第2図は、第1
図のメモリセルの平面図、第3図は、第2図をa−a’
に沿って切った断面図、第4図は、従来型メモリセルに
おける耐α線強化方法を示す図、第5図は、本発明のメ
モリセルの一実施例の7リツプ70ツブトランジスタお
よびビット線結合用トランジスタの断面図、第6図は、
本発明のメモリセルの一実施例の回路図であり、耐α線
強度向上の理由を説明する図、第7図は、■2Lメモリ
セルの回路図、第8図1、本発明の実施例、第9図は、
本発明の他の実施例、第10図は、従来型の接合ダイA
−−ドおよび5I3Dの断面図、第11図(a)は、従
来型のp n p t−ランジスタの断面図、第11図
tb)、 (c)、 ((i)、 (e)は、本発明に
適用して効果的なpnp l・ランジスタの断面図、第
12図は、本発明の効果を示す図である。 11・・・ダイオード、12・・・抵抗、18.19・
・・トランジスタ。 第1図 葛 2 図 え 篤 7 回 菓/ρ図 第 // 図
図のメモリセルの平面図、第3図は、第2図をa−a’
に沿って切った断面図、第4図は、従来型メモリセルに
おける耐α線強化方法を示す図、第5図は、本発明のメ
モリセルの一実施例の7リツプ70ツブトランジスタお
よびビット線結合用トランジスタの断面図、第6図は、
本発明のメモリセルの一実施例の回路図であり、耐α線
強度向上の理由を説明する図、第7図は、■2Lメモリ
セルの回路図、第8図1、本発明の実施例、第9図は、
本発明の他の実施例、第10図は、従来型の接合ダイA
−−ドおよび5I3Dの断面図、第11図(a)は、従
来型のp n p t−ランジスタの断面図、第11図
tb)、 (c)、 ((i)、 (e)は、本発明に
適用して効果的なpnp l・ランジスタの断面図、第
12図は、本発明の効果を示す図である。 11・・・ダイオード、12・・・抵抗、18.19・
・・トランジスタ。 第1図 葛 2 図 え 篤 7 回 菓/ρ図 第 // 図
Claims (1)
- トランジスタと負荷素子とから成るフリップフロップ
と、該フリップフロップの情報を読出し又は書込みを行
なうための、ビット線との結合素子とから成り、該トラ
ンジスタのn^+埋込み層と、該負荷素子または該結合
素子のn^+埋込み層の片方または両方が該トランジス
タのn^+埋込み層とは分離されている型のメモリセル
において、該トランジスタはn^+埋込み層をエミッタ
として動作させることを特徴とする半導体記憶セル。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59225738A JPH0691208B2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 半導体記憶セル |
US07/361,633 US4958320A (en) | 1984-10-29 | 1989-06-02 | Radiation resistant bipolar memory |
US07/374,570 US4956688A (en) | 1984-10-29 | 1989-06-27 | Radiation resistant bipolar memory |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59225738A JPH0691208B2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 半導体記憶セル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61104655A true JPS61104655A (ja) | 1986-05-22 |
JPH0691208B2 JPH0691208B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=16834056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59225738A Expired - Lifetime JPH0691208B2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 半導体記憶セル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0691208B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4905078A (en) * | 1986-09-24 | 1990-02-27 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor device |
US5177584A (en) * | 1988-04-11 | 1993-01-05 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device having bipolar memory, and method of manufacturing the same |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP59225738A patent/JPH0691208B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4905078A (en) * | 1986-09-24 | 1990-02-27 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor device |
US5177584A (en) * | 1988-04-11 | 1993-01-05 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device having bipolar memory, and method of manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0691208B2 (ja) | 1994-11-14 |
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