JPS6110375Y2 - - Google Patents

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JPS6110375Y2
JPS6110375Y2 JP4104780U JP4104780U JPS6110375Y2 JP S6110375 Y2 JPS6110375 Y2 JP S6110375Y2 JP 4104780 U JP4104780 U JP 4104780U JP 4104780 U JP4104780 U JP 4104780U JP S6110375 Y2 JPS6110375 Y2 JP S6110375Y2
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JP
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frequency
circuit
division ratio
frequency division
oscillation
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JP4104780U
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JPS56152425U (ja
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案はスーパーヘテロダイン方式の通信機の
周波数制御システムに関し、更に詳言すれば局部
発振周波数と復調または被変調用の発振器の発振
周波数との関係を自由に選択することのできる通
信機の周波数制御システムに関する。 従来の通信機においてたとえば受信動作の場合
を例に示せば第1図に示す如く構成されている。
第1図において、1はアンテナを、2は高周波増
幅段を、3は混合回路を、4は中間周波増幅段
を、5は復調回路を、6は低周波増幅段を、7は
スピーカを、8は可変周波数発振器を、9はフエ
ーズロツクドループ(以下、PLLと記す)で構成
した局部発振回路を、10はキヤリヤ周波数発振
回路を、11は局部発振回路9のPLL回路内に設
けた混合回路である。 通信機の局部発振周波数にキヤリヤ周波数を混
合したり、また第1図に示す如く局部発振回路9
をPLL回路で構成し、このPLL回路内に混合回路
11を設けて、キヤリヤ周波数を混合したりする
周波数制御システムを採用しているのは、パスバ
ンド・チユーニング、所謂中間周波シフトなどを
行なわせるためである。 ここでパスバンド・チユーニング、所謂中間周
波シフトとは受信周波数(キヤリヤ位置)を変え
ずに中間周波の通過帯域を変化させることをい
う。 しかし、上記の如き従来の方法によるときは、
キヤリヤ信号発生回路の発振周波数と局部発振回
路の発振周波数との間に一定の関係を持たせるこ
とはできるが、一方キヤリヤ周波数発振回路およ
び局部発振回路をそれぞれ無関係な周波数で発振
させることができなくなる欠点がある。このため
キヤリヤ周波数発振回路および局部発振回路それ
ぞれの発振周波数が見かけ上独立となるように第
3の発振器を必要とした。 本考案は上記にかんがみなされたもので、局部
発振周波数と復調または被変調用の発振器の発振
周波数との関係を任意に選択することができ、所
謂中間周波シフトをも行なえる通信機の周波数制
御システムを提供することを目的とするものであ
る。 以下、本考案を実施例により説明する。 第2図は本考案の一実施例のブロツク図であ
り、受信動作の場合を示している。 1,2,3,4,5,6および7は第1図と同
様に、アンテナ、高周波増幅段、混合回路、中間
周波増幅段、微調回路、低周波増幅段およびスピ
ーカをそれぞれ示している。 また、12および16は電圧制御発振器を、1
3および17はプログラマブルカウンタ(以下、
PCと記す)を、14および18は位相比較器
を、15および19はローパスフイルタを、20
は基準周波数発振回路をそれぞれ示しており、電
圧制御発振器12、PC13、位相比較器14、
ローパスフイルタ15および基準周波数発振器2
0とでPLL回路を構成し局部発振回路21を形成
している。同様に電圧制御発振器16、PC1
7、位相比較器18、ローパスフイルタ19およ
び基準周波数発振器20とでPLL回路を構成し、
キヤリヤ周波数発振回路22を形成している。 また一方、23および24はそれぞれPC13
および17の分周比をそれぞれ設定する分周比設
定回路であり、25はデジタル加算器(以下、単
に加算器と記す)であり、26は分周比設定回路
24からの分周比設定出力を加算器25に出力す
るか、否かを選択することができる加算器制御回
路である。 いま、局部発振回路21を構成するPLL回路を
PLL回路1とし、キヤリヤ周波数発振回路22を
構成するPLL回路をPLL回路とし、基準周波数
発振回路20の発振周波数をr、局部発振回路
21の発振周波数をL、キヤリヤ周波数発振回
路22の発振周波数をCと記す。 PLL回路およびがともにロツク状態にある
ときは、
【表】 f=C・fr
が成立する。 ここで加算器25の出力によるPC13の分周
比をL、分周比設定回路23の出力のみによる
PC13の分周比をL′、分周比設定回路24の出
力によるPC17の分周比をCとする。 そこでL′+C=Lであり、 L=(L′+C)r ……(2) である。また高周波増幅段2から混合回路3への
出力周波数すなわち受信周波数を、中間周波
数をI、復調回路5の出力周波数をAとすれ
ば、(アツパーヘテロダインダウンコンバージヨ
ンの場合) IL ………(3) A=|IC| ………(4) である。従つて、 A=|LC| =|(L′+C)・r−C・r| =|L′・r| ………(5) L−(C±A)=L′・r±A
………(5′) が成立する。 いま、C=C′+ΔCの如く、分周比設定回路
24の分周比出力を変更してPC17の分周比を
ΔCだけ変更した場合において、加算器制御回路
26が分周比設定回路24の分周比出力を加算器
25に導き、PC13の分周比をΔCだけ変更す
る場合は、この場合の局部発振回路21の発振周
波数をL1とすると、 C=C′・r+ΔC・r ………(6) L1=L・r+ΔC・r ………(7) となる。 また加算器制御回路26が分周比設定回路24
の分周比出力の変化分を加算器25に導かない場
合、PC13の分周比は変化なく、この場合の局
部発振回路21の発振周波数をL2とすると、 L2=L・r ………(8) のままである。 ここで(7)式が得られる場合は、式(5),(5′)の
式の形は変らず、同形である。そこでこの場合、
=L′r±Aとなり発信周波数は変化しない
が、中間周波数II=(L′+C)r
ら〔L′+(C+ΔC)〕rに変化し、この
差の周波数ΔC・rの周波数だけ中間周波数帯
域が偏位することになる。 一方、(8)式が得られる場合には(5),(5′)式は A=|L′・r−ΔC・r
………(9) =L′・r−ΔC・r±A ………(9′) となる。 以上のことから明きらかな如く、加算器制御回
路26を切替えて分周比設定回路24の出力の変
化によるPC17の分周比の変化を分周比設定回
路23の出力によるPC13の分周比に加えるか
否かで中間周波シフト機能とするか、受信ビート
のピツチ可変機能(BFO)とするかを選択する
ことができる。 つぎに送信状態にした場合について説明する。
送信状態の場合は第2図において高周波増幅段
2、混合回路3、中間周波増幅段4、復調回路
5、低周波増幅段6、スピーカ7間のそれぞれの
信号の方向を逆にし、復調回路5に代つて変調回
路を、スピーカ7に代つてマイクロホンとすれば
よい。 送信状態の場合において、加算器制御回路26
によつて前記のΔC成分を分周比設定回路23の
出力のみによるPC13の分周比L′に加算しない
ようにし、送信状態でΔC成分をΔC1,ΔC2
に切替えることによりFSK信号(電波型式F1)の
発射が容易になる。 なお、送、受信周波数は=L′・rであ
り、分周比設定回路23の出力によるPC13の
分周比L′を変えることにより任意に選べることは
いうまでもない。 また、分周比設定回路23および24、加算器
25、加算器制御回路26の機能を含めてマイク
ロコンピユータシステムで構成することもでき
る。 以上説明した如く本考案によれば局部発振回路
および復調または変調用の発振回路をPLL回路で
構成し、それぞれのPLL回路の発振周波数を独立
しておよび所定の関係に設定することができる様
にしたため、所謂中間周波シフトを実現すること
ができる。 また、局部発振周波数と独立して変調または復
調用の発振周波数を設定できるため、電信信号を
受信する場合などに受信音の間隔を任意に変化さ
せることができ、また送信時にはFSK電波を容
易に発射することができる。 また、局部発振回路を構成するPLL回路内にキ
ヤリヤ発振周波数との混合回路が不要なために、
スプリアスに有利である。 また、通信機外からの信号による周波数の遠隔
制御が容易となる。 また、マイクロコンピユータなどを使用するこ
とにより幅広い応用が可能となるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の周波数制御システムの通信機の
受信動作の場合のブロツク図。第2図は本考案の
一実施例のブロツク図。 3……混合回路、4……中間周波増幅段、5…
…復調回路、12および16……電圧制御発振
器、13および17……PC、14および18…
…位相比較器、15および19……ローパスフイ
ルタ、20……基準周波数発振器、21……局部
発振回路、22……キヤリヤ周波数発振回路、2
3および24……分周比設定回路、25……加算
器、26……加算器制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スーパーヘテロダイン方式の通信機において、
    局部発振回路および復調または変調用の周波数発
    振回路をフエーズロツクドループ回路からなる周
    波数シンセサイザで構成し、前記両発振回路のフ
    エーズロツクドループのプログラムカウンタの分
    周比を独立に設定する第1のおよび第2の設定手
    段と、選択的に前記第1の設定手段からの設定値
    と第2の設定手段からの設定値とを加算または減
    算して前記局部発振回路を構成するフエーズロツ
    クドループのプログラムカウンタの分周比の設定
    とする演算手段とを備えたことを特徴とする通信
    機の周波数制御システム。
JP4104780U 1980-03-28 1980-03-28 Expired JPS6110375Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4104780U JPS6110375Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4104780U JPS6110375Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

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Publication Number Publication Date
JPS56152425U JPS56152425U (ja) 1981-11-14
JPS6110375Y2 true JPS6110375Y2 (ja) 1986-04-03

Family

ID=29636433

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JP4104780U Expired JPS6110375Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

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