JPS61102480A - 柔軟化組成物 - Google Patents
柔軟化組成物Info
- Publication number
- JPS61102480A JPS61102480A JP22479384A JP22479384A JPS61102480A JP S61102480 A JPS61102480 A JP S61102480A JP 22479384 A JP22479384 A JP 22479384A JP 22479384 A JP22479384 A JP 22479384A JP S61102480 A JPS61102480 A JP S61102480A
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- Japan
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- component
- softening composition
- carbon atoms
- alkyl group
- softening
- Prior art date
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- Pending
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、衣料用柔軟剤や柔軟付与洗剤に使用される柔
軟化組成物に関するものである。さらに詳しくは、衣料
等の繊維製品、特に綿繊維の吸水性を実質的に損なうこ
となく、すぐれた柔軟性と化学繊維に対する帯電防止性
とを付与できる柔軟化組成物に関する。ものである。
軟化組成物に関するものである。さらに詳しくは、衣料
等の繊維製品、特に綿繊維の吸水性を実質的に損なうこ
となく、すぐれた柔軟性と化学繊維に対する帯電防止性
とを付与できる柔軟化組成物に関する。ものである。
洗濯後の衣料に柔軟性と帯電防止性とを付与するために
各種の柔軟剤が使用されている。これらの柔軟剤はジ長
鎖アルキルジ短鎖アルキル第4級アンモニウム塩やイミ
ダゾリニウム塩を主成分とするものが一般的である。こ
のうちジ長鎮アルキルジ短鎖アルキルアンモニウム塩は
すぐれた柔軟化能を有するために特に多く用いられてい
るが、化学繊維に対する帯電防止性は不満足であり、又
このものは親油性が大きいので繊維の表面に吸着して柔
軟性を付与すると同時に撥水性をも与えてしまう欠点が
ある。この結果当該活性剤を含有する柔軟剤で繊維や衣
料を処理すると繊維の吸水速度が低下し、単位時間当り
の吸水量が減少、すなわち見かけの吸水性の低下といっ
た問題が生じ好ましくない。
各種の柔軟剤が使用されている。これらの柔軟剤はジ長
鎖アルキルジ短鎖アルキル第4級アンモニウム塩やイミ
ダゾリニウム塩を主成分とするものが一般的である。こ
のうちジ長鎮アルキルジ短鎖アルキルアンモニウム塩は
すぐれた柔軟化能を有するために特に多く用いられてい
るが、化学繊維に対する帯電防止性は不満足であり、又
このものは親油性が大きいので繊維の表面に吸着して柔
軟性を付与すると同時に撥水性をも与えてしまう欠点が
ある。この結果当該活性剤を含有する柔軟剤で繊維や衣
料を処理すると繊維の吸水速度が低下し、単位時間当り
の吸水量が減少、すなわち見かけの吸水性の低下といっ
た問題が生じ好ましくない。
このような繊維柔軟剤の欠点を解消するために繊維の柔
軟化処理に使用した場合に、繊維の見かけの吸水性を低
下させないような水への親和性の大きな新しいカチオン
活性剤の開発(特開昭55−51876、特開昭57−
16+530)が行われている。又ジ長鎖アルキルジ短
鎖アルキル第4級アンモニウム塩と他の水親和性の大き
な界面活性剤とを併用することが試みられている。例え
ば、工、−チルカルボン酸の併用(特開昭53−387
94)、コリンエ、ステルの併用(特開昭54−931
90)、トリ長鎖第4級アンモニウム塩の併用(特開昭
55−112375)及び炭化水素又は脂肪酸エステル
の併用(特開昭57−205580)などである。
軟化処理に使用した場合に、繊維の見かけの吸水性を低
下させないような水への親和性の大きな新しいカチオン
活性剤の開発(特開昭55−51876、特開昭57−
16+530)が行われている。又ジ長鎖アルキルジ短
鎖アルキル第4級アンモニウム塩と他の水親和性の大き
な界面活性剤とを併用することが試みられている。例え
ば、工、−チルカルボン酸の併用(特開昭53−387
94)、コリンエ、ステルの併用(特開昭54−931
90)、トリ長鎖第4級アンモニウム塩の併用(特開昭
55−112375)及び炭化水素又は脂肪酸エステル
の併用(特開昭57−205580)などである。
しかしながら、新規カチオン活性剤については、柔軟性
をどの程度付与できるか、見かけの吸水性をどの程度保
持できるか、あるいは人体に対する影響等充分な検討を
要するために未だ実用化されたものはほとんどない。一
方、ジ長鎮アルキルジ短鎖アルキル第4級アンモニウム
塩と他の水親和性の大きな界面活性剤とを併用する試み
は、該4級アンモニウム塩単独の場合と同等の柔軟性を
付与しながら、かつ見かけの吸水性の低下を充分に防止
することが難かしく、未だ実用性のある柔軟化組成物は
得られていない。
をどの程度付与できるか、見かけの吸水性をどの程度保
持できるか、あるいは人体に対する影響等充分な検討を
要するために未だ実用化されたものはほとんどない。一
方、ジ長鎮アルキルジ短鎖アルキル第4級アンモニウム
塩と他の水親和性の大きな界面活性剤とを併用する試み
は、該4級アンモニウム塩単独の場合と同等の柔軟性を
付与しながら、かつ見かけの吸水性の低下を充分に防止
することが難かしく、未だ実用性のある柔軟化組成物は
得られていない。
従って本発明は上記欠点のない柔軟化組成物を提供する
ことを目的としてなされたものである。
ことを目的としてなされたものである。
本発明は、カチオン性繊維柔軟化剤と特定のフェノール
化合物とを併用すると帯電防止性と吸水性とが著しく向
上するとの知見に基づくものである。
化合物とを併用すると帯電防止性と吸水性とが著しく向
上するとの知見に基づくものである。
すなわち、本発明は、(A)カチオン性繊維柔軟化剤と
(B)一般式(I): (式中、R1は炭素数6〜22のアルキル基、アルケニ
ル基、nは1〜3の整数を示し、nが2以上の場合、複
数のRは同一でも異なっ°ていてもよい。
(B)一般式(I): (式中、R1は炭素数6〜22のアルキル基、アルケニ
ル基、nは1〜3の整数を示し、nが2以上の場合、複
数のRは同一でも異なっ°ていてもよい。
で表わされるフェノール化合物を含有することを特徴と
する柔軟化組成物を提供するものである。
する柔軟化組成物を提供するものである。
本発明における成分(A)としては各種アミン塩、第4
級アンモニウム塩等繊維に柔軟性を付与できるカチオン
活性剤はすべて使用可能である。
級アンモニウム塩等繊維に柔軟性を付与できるカチオン
活性剤はすべて使用可能である。
これらのうち炭素数10〜24のアルキル基またはアル
ケニル基を分子内に2個有する第4級アンモニウム塩が
好ましく、例えば次の一般式(III)、(rV)で表
わされるアンモニウム塩、アミドアンモニウム塩、イミ
ダゾリニウム塩があげられる。
ケニル基を分子内に2個有する第4級アンモニウム塩が
好ましく、例えば次の一般式(III)、(rV)で表
わされるアンモニウム塩、アミドアンモニウム塩、イミ
ダゾリニウム塩があげられる。
これらは1種又は2種以上の混合物として用いることが
できる。
できる。
(式■、■中、R3、R4はそれぞれ炭素数10〜24
のアルキル基、ヒドロキシアルキル基またはアルケニル
基、R5、R6はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基、
ヒドロキシアルキル基またはベンジル基、−([:、H
,O)β3H(R3=1〜5)で示される基、Y、、Y
2はそれぞれエチレン基またはプロピレン基、し 、R
2は0または1の数、Xは710ゲンまたは炭素数1〜
3のモノアルキル硫酸基を示す。) 具体的には、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライ
ド、シバルミチルメチルヒドロキシエチルアンモニウム
メトサルフェート、ジ水素添加牛脂アルキルジメチルア
ンモニウムクロライド、ジステアリルメチルポリオキシ
エチレン(平均重合度5モル)アンモニウムクロライド
、ジ水素添加牛脂アルキルエチルベンジルアンモニウム
クロライド、ジテトラデシルジメチルアンモニウムクロ
ライド、ジオレイルジメチルアンモニウムクロライド、
ジ〔(2−ドデカ/イルアミド)エチルフジメチルアン
モニウムクロライド、ジ〔(2−オクタデカノイルアミ
ド)エチル〕ジメチルアンモニウムメトサルフェート、
エチル−1−オクタデカノイルアミドエチル−2−ヘプ
タデシルイミダゾリニウムエトサル・フェート、メチル
−1−牛脂アミドエチル−2−牛脂アルキルイミダゾリ
ニウムメトサルフェート、メチル−1−ヘキサデカノイ
ルアミドエチル−2−ペンタデシルイミダゾリニウムメ
トサルフェート、メチル−1−オクタデセノイルアミド
エチル−2−ヘプタデセニルイミダゾリニウムメトサル
フェートなどの1種または2種以上の混合物である。こ
のうち分子内に不飽和結合を有するカチオン性繊維柔軟
化剤を用いて、使用するカチオン性繊維柔軟化剤のヨウ
素価が、1以上、好ましくは10〜90とすると本発明
の効果が一層向上するので好ましい。
のアルキル基、ヒドロキシアルキル基またはアルケニル
基、R5、R6はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基、
ヒドロキシアルキル基またはベンジル基、−([:、H
,O)β3H(R3=1〜5)で示される基、Y、、Y
2はそれぞれエチレン基またはプロピレン基、し 、R
2は0または1の数、Xは710ゲンまたは炭素数1〜
3のモノアルキル硫酸基を示す。) 具体的には、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライ
ド、シバルミチルメチルヒドロキシエチルアンモニウム
メトサルフェート、ジ水素添加牛脂アルキルジメチルア
ンモニウムクロライド、ジステアリルメチルポリオキシ
エチレン(平均重合度5モル)アンモニウムクロライド
、ジ水素添加牛脂アルキルエチルベンジルアンモニウム
クロライド、ジテトラデシルジメチルアンモニウムクロ
ライド、ジオレイルジメチルアンモニウムクロライド、
ジ〔(2−ドデカ/イルアミド)エチルフジメチルアン
モニウムクロライド、ジ〔(2−オクタデカノイルアミ
ド)エチル〕ジメチルアンモニウムメトサルフェート、
エチル−1−オクタデカノイルアミドエチル−2−ヘプ
タデシルイミダゾリニウムエトサル・フェート、メチル
−1−牛脂アミドエチル−2−牛脂アルキルイミダゾリ
ニウムメトサルフェート、メチル−1−ヘキサデカノイ
ルアミドエチル−2−ペンタデシルイミダゾリニウムメ
トサルフェート、メチル−1−オクタデセノイルアミド
エチル−2−ヘプタデセニルイミダゾリニウムメトサル
フェートなどの1種または2種以上の混合物である。こ
のうち分子内に不飽和結合を有するカチオン性繊維柔軟
化剤を用いて、使用するカチオン性繊維柔軟化剤のヨウ
素価が、1以上、好ましくは10〜90とすると本発明
の効果が一層向上するので好ましい。
本発明の成分(B)は、上記一般式(I)で表わされる
フェノール化合物の1種又は2種以上の混合物である。
フェノール化合物の1種又は2種以上の混合物である。
このうち、一般式(■):(式中、R3は上記と同じ意
味を有し、R2は水素又は炭素数6〜22、好ましくは
8〜14のアルキル基若しくはアルケニル基を示す。) で示されるものが望ましい。具体的には、オクチルフェ
ノール、ノニルフェノール、ノネニルフェノール、デシ
ルフェノール、ドデシルフェノール、オクタデシルフェ
ノールの0−lm−又はp一体、ジオクチルフェノール
、ジノニルフェノール、オクチルノニルフェノール、ジ
ドデシルフェノール、ジオクタデシルフェノールの2.
4体又は3.4体が例示される。このうち、式中のR2
が水素の場合、Lがp−位にあるものが特に好ましい。
味を有し、R2は水素又は炭素数6〜22、好ましくは
8〜14のアルキル基若しくはアルケニル基を示す。) で示されるものが望ましい。具体的には、オクチルフェ
ノール、ノニルフェノール、ノネニルフェノール、デシ
ルフェノール、ドデシルフェノール、オクタデシルフェ
ノールの0−lm−又はp一体、ジオクチルフェノール
、ジノニルフェノール、オクチルノニルフェノール、ジ
ドデシルフェノール、ジオクタデシルフェノールの2.
4体又は3.4体が例示される。このうち、式中のR2
が水素の場合、Lがp−位にあるものが特に好ましい。
本発明においては、成分(A)と成分(B)の比率を任
意とすることができるが、(A)/(B)の重量比を1
0/1〜1/2、特に好ましくは6/1〜1/1とする
のがよい。尚、本発明の柔軟化組成物を水性媒体に分散
させた液体柔軟剤として用いる場合には、柔軟剤に(A
)成分が3〜50重量%(以下、%と略称する)、好ま
しくは4〜30%となるように配合するのがよく、公知
の分散手段により平均粒径5μ以下、好ましくは2μ以
下の微粒子として分散するのがよい。この際液体組成物
の保存安定性を改良するために第3の成分(C)を配合
するのが望ましい。すなわち、成分<C)としては、例
えば炭素数lO〜18のアルキル基又はアルケニル基を
存し、エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜70
であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルケニルエーテル及び炭素数8〜12のア
ルキル基を有し、エチレンオキシドの平均付加モル数が
20〜70であるポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテルの群から選ばれるHLBが15以上(好ましく
は15〜19)の1種又は2種以上の混合物が使用され
る。本発明においてはこのようにHLBが15以上であ
り、かつ特定の構造の非イオン界面活性剤を配合するこ
とによりはじめて成分(A)と(B)の併用により生じ
る保存性の劣化、特に凍結復元性の劣化を改良すること
ができる。この作用機構の詳細は不明であるが、成分(
A)(B)の水性媒体中での分散は本質的に不均一分散
系であるが、成分(C)の配合により成分(C)が成分
(A)を微量溶解するので分散媒のイオン強度が増大し
、その結果水性分肢体の粘度が低下するものと考えられ
る。
意とすることができるが、(A)/(B)の重量比を1
0/1〜1/2、特に好ましくは6/1〜1/1とする
のがよい。尚、本発明の柔軟化組成物を水性媒体に分散
させた液体柔軟剤として用いる場合には、柔軟剤に(A
)成分が3〜50重量%(以下、%と略称する)、好ま
しくは4〜30%となるように配合するのがよく、公知
の分散手段により平均粒径5μ以下、好ましくは2μ以
下の微粒子として分散するのがよい。この際液体組成物
の保存安定性を改良するために第3の成分(C)を配合
するのが望ましい。すなわち、成分<C)としては、例
えば炭素数lO〜18のアルキル基又はアルケニル基を
存し、エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜70
であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルケニルエーテル及び炭素数8〜12のア
ルキル基を有し、エチレンオキシドの平均付加モル数が
20〜70であるポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテルの群から選ばれるHLBが15以上(好ましく
は15〜19)の1種又は2種以上の混合物が使用され
る。本発明においてはこのようにHLBが15以上であ
り、かつ特定の構造の非イオン界面活性剤を配合するこ
とによりはじめて成分(A)と(B)の併用により生じ
る保存性の劣化、特に凍結復元性の劣化を改良すること
ができる。この作用機構の詳細は不明であるが、成分(
A)(B)の水性媒体中での分散は本質的に不均一分散
系であるが、成分(C)の配合により成分(C)が成分
(A)を微量溶解するので分散媒のイオン強度が増大し
、その結果水性分肢体の粘度が低下するものと考えられ
る。
この際食塩等の無機水溶性塩を少量配合(0,005〜
0.5%)すると更に粘度低下を図ることができる。
0.5%)すると更に粘度低下を図ることができる。
成分(C)は成分(A)(B)に対して任意の割合で使
用可能であるが通常!’ (A)+ (B)E/(C)
は60/1〜2/1、好ましくは20/1〜4/1の割
合で使用されるのが望ましい。
用可能であるが通常!’ (A)+ (B)E/(C)
は60/1〜2/1、好ましくは20/1〜4/1の割
合で使用されるのが望ましい。
成分(C)として、具体的!、:ハPOE (P=20
〜50)、ラウリルエーテル、POE (P= 25〜
30)セチルエーテル、POE (P= 30〜40
)ステアリルエーテル、POE(P=50>オレイルエ
ーテル、POE (P= 20〜TO)オクチルフェニ
ルエーテル、FOE (P=25〜50)ノニルフェニ
ルエーテルの1種又は2種以上の混合物が例示される。
〜50)、ラウリルエーテル、POE (P= 25〜
30)セチルエーテル、POE (P= 30〜40
)ステアリルエーテル、POE(P=50>オレイルエ
ーテル、POE (P= 20〜TO)オクチルフェニ
ルエーテル、FOE (P=25〜50)ノニルフェニ
ルエーテルの1種又は2種以上の混合物が例示される。
尚、前記非イオン活性剤におシするアルキル基、アルケ
ニル基としては直鎖状のほか分岐鎖を有するもの、第2
級アルコールのエチレンオキシド付加iも使用可能であ
る。
ニル基としては直鎖状のほか分岐鎖を有するもの、第2
級アルコールのエチレンオキシド付加iも使用可能であ
る。
さらに液体柔軟剤として使用する場合には、エチレング
リコール、プロピレングリコール、クリセリン、尿素、
エタノールなどのハイドロトロープや通常柔軟剤に配合
される成分であるシリコーン類、炭化水素、セルロース
誘導体、殺菌剤、顔料、染料、香料、蛍光増白剤等も適
宜配合することができる。
リコール、プロピレングリコール、クリセリン、尿素、
エタノールなどのハイドロトロープや通常柔軟剤に配合
される成分であるシリコーン類、炭化水素、セルロース
誘導体、殺菌剤、顔料、染料、香料、蛍光増白剤等も適
宜配合することができる。
一方、本発明の柔体化組成物を固型又は粒状として用い
る場合には、固型又は粒状柔軟剤組成物中に成分(A)
が3〜50%、好ましくは4〜30%となるように用い
るのがよい。この場合、成分(A)及び(B)をそのま
ま粒状としてもよいが、硫酸ナトリウム、シリカ、ゼオ
ライト、ホワイトカーボン、非イオン界面活性剤、水溶
性高分子などの基剤とともに増粒するのがよい。このよ
うにして得た粒状柔軟剤は、そのまま柔軟剤として用い
ることもできるが、公知の洗浄剤に配合して柔軟性付与
洗浄剤として用いることもできる。
る場合には、固型又は粒状柔軟剤組成物中に成分(A)
が3〜50%、好ましくは4〜30%となるように用い
るのがよい。この場合、成分(A)及び(B)をそのま
ま粒状としてもよいが、硫酸ナトリウム、シリカ、ゼオ
ライト、ホワイトカーボン、非イオン界面活性剤、水溶
性高分子などの基剤とともに増粒するのがよい。このよ
うにして得た粒状柔軟剤は、そのまま柔軟剤として用い
ることもできるが、公知の洗浄剤に配合して柔軟性付与
洗浄剤として用いることもできる。
本発明の柔軟化組成物は、成分(A)及び(B)の作用
によりすぐれた感触を各種繊維製品に付与でき、オムツ
等の綿繊維が有する吸水性が実質的に保持されるととも
に、化学繊維に対してすぐれた帯電防止性を付与できる
付加価値の高いものである。
によりすぐれた感触を各種繊維製品に付与でき、オムツ
等の綿繊維が有する吸水性が実質的に保持されるととも
に、化学繊維に対してすぐれた帯電防止性を付与できる
付加価値の高いものである。
次に実施例に基づき本発明を詳述する。
実施例における水性分散液の調製方法、柔軟処理方法及
び性能評価は下記の方法により行なった。
び性能評価は下記の方法により行なった。
・水性分散液の調製方法
成分(A)(B)以外の成分を水に溶かし、これを45
℃に加温し攪拌しながらこれに成分(A)(B)の溶融
混合物を滴下して均一に分散させた後25℃まで冷却し
た。
℃に加温し攪拌しながらこれに成分(A)(B)の溶融
混合物を滴下して均一に分散させた後25℃まで冷却し
た。
・仕上処理方法
市販の木綿タオル、晒布及びアクリル布を市販衣料用洗
剤により電気洗濯機を用いて50℃で2回繰返し洗濯後
、常温の水道水で充分すすぎ、試験布とした。
剤により電気洗濯機を用いて50℃で2回繰返し洗濯後
、常温の水道水で充分すすぎ、試験布とした。
次に25℃の水道水301に対し、柔軟剤組成物を20
g入れ均一溶液とした。この中に浴比30倍で各試験布
を浸し3分間処理した後、2分間脱水した。このように
処理した布を風乾した後、柔軟効果及び吸水性評価用の
木綿タオル及び晒布は25℃65%RHの条件で24時
間放置し、又帯電防止効果評価用のアクリル布は20℃
55%RHの条件下に72時間放置して、夫々の評価試
験に用いた。
g入れ均一溶液とした。この中に浴比30倍で各試験布
を浸し3分間処理した後、2分間脱水した。このように
処理した布を風乾した後、柔軟効果及び吸水性評価用の
木綿タオル及び晒布は25℃65%RHの条件で24時
間放置し、又帯電防止効果評価用のアクリル布は20℃
55%RHの条件下に72時間放置して、夫々の評価試
験に用いた。
・評価方法
(イ)柔軟性:処理前と処理後の木綿タオルの手触りを
比較して次の基準で評価した。
比較して次の基準で評価した。
士5・・・非常に柔らかい
±4・・・かなり柔らかい
+3・・・柔らかい
+2・・・やや柔らかい
+1・・・わずかに柔らかい
0・・・処理前とかわらない
(ロ)吸水性:JISL 1003に準じ、2cmX1
5Cmの晒布を、インクで着色した純水(25℃)に5
mm浸漬し、5分間に上昇する水の高さを測定した。
5Cmの晒布を、インクで着色した純水(25℃)に5
mm浸漬し、5分間に上昇する水の高さを測定した。
尚、柔軟剤の商品価値上は、本測定によると70(mm
)以上である事が望ましい。
)以上である事が望ましい。
(ハ)帯電防止性:スタチックオネストメーター(大声
商会製)を用い、アクリル布を印加電圧7KVターゲツ
ト距離20ml11で帯電させ、電圧除去後の帯電圧の
半減期(秒)を測定した。
商会製)を用い、アクリル布を印加電圧7KVターゲツ
ト距離20ml11で帯電させ、電圧除去後の帯電圧の
半減期(秒)を測定した。
実施例1
シ硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロライド〔
成分(A>)3〜4%、表−1に示すアルキルフェノー
ル〔成分(B))0〜3%及ヒPOE (P=40)ノ
ニルフェノール0.3%、から成る水性分散液を調製し
た後、性能を評価しアルキルフェノールの添加効果を確
認した。結果を表−1に示す。尚上記のPOEはポリオ
キシエチレンを意味し、丁はエチレンオキシドの平均付
加モル数を示す(以下においても同じ)。
成分(A>)3〜4%、表−1に示すアルキルフェノー
ル〔成分(B))0〜3%及ヒPOE (P=40)ノ
ニルフェノール0.3%、から成る水性分散液を調製し
た後、性能を評価しアルキルフェノールの添加効果を確
認した。結果を表−1に示す。尚上記のPOEはポリオ
キシエチレンを意味し、丁はエチレンオキシドの平均付
加モル数を示す(以下においても同じ)。
経験上柔軟剤で処理した結果、柔軟性は+3以上、吸水
性は7Qmm以上である事が必要であり、又帯電防止性
の指標である半減期は短い程好ましいとされているが、
表−1より本発明品はこれらの要求を全て満たしている
事が判る。
性は7Qmm以上である事が必要であり、又帯電防止性
の指標である半減期は短い程好ましいとされているが、
表−1より本発明品はこれらの要求を全て満たしている
事が判る。
実施例2
次に、成分(A)の種類を種々かえて性能を評価した。
つまり、表−2に示すカチオン性繊維柔軟化剤〔成分(
A)15%、p−ノニルフェノールO又は1%、POE
(P=40)ノニルフェノール0.3%及ヒエチレンク
リコール3.0%からなる水性分散液を調製し、性能を
評価した。結果を表−2に示す。
A)15%、p−ノニルフェノールO又は1%、POE
(P=40)ノニルフェノール0.3%及ヒエチレンク
リコール3.0%からなる水性分散液を調製し、性能を
評価した。結果を表−2に示す。
表−2に示すように、ジ硬化牛脂ジメチルアンモニウム
クロライドのみならず、他のカチオン性繊維柔軟化剤を
用いた場合でも、アルキルフェノールの添加効果は認め
られ、特に不飽和結合を有するカチオン性繊維柔軟化剤
を用いた場合に、著しく良好な吸水性と帯電防止性を与
えているのが明らかである。
クロライドのみならず、他のカチオン性繊維柔軟化剤を
用いた場合でも、アルキルフェノールの添加効果は認め
られ、特に不飽和結合を有するカチオン性繊維柔軟化剤
を用いた場合に、著しく良好な吸水性と帯電防止性を与
えているのが明らかである。
実施例3
各種の液状柔軟化組成物(N01〜N05)を調製し、
性能を評価したところ、いずれもすぐれた吸水性、帯電
防止性を示すとともに保存安定性も良好であった。組成
をまとめて表−3に示す。
性能を評価したところ、いずれもすぐれた吸水性、帯電
防止性を示すとともに保存安定性も良好であった。組成
をまとめて表−3に示す。
Claims (4)
- (1)(A)カチオン性繊維柔軟化剤と(B)一般式(
I ):▲数式、化学式、表等があります▼…( I ) (式中、R_1は炭素数6〜22のアルキル基、アルケ
ニル基、nは1〜3の整数を示し、nが2以上の場合、
複数のRは同一でも異なっていてもよい。) で表わされるフェノール化合物を含有することを特徴と
する柔軟化組成物。 - (2)成分(B)が、一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼…(II) (式中、R_1は上記と同じ意味を有し、R_2は水素
又は炭素数6〜22のアルキル基若しくはアルケニル基
を示す。) で表されるフェノール化合物である特許請求の範囲第(
1)項記載の柔軟化組成物。 - (3)カチオン性繊維柔軟化剤が、炭素数10〜24の
アルキル基又はアルケニル基を分子内に少なくとも1個
有する第4級アンモニウム塩である特許請求の範囲第(
1)項記載の柔軟化組成物。 - (4)成分(A)と成分(B)の含有比(A)/(B)
が6/1〜1/1(重量比)の範囲内にある特許請求の
範囲第(1)項記載の柔軟化組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22479384A JPS61102480A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 柔軟化組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22479384A JPS61102480A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 柔軟化組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61102480A true JPS61102480A (ja) | 1986-05-21 |
Family
ID=16819285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22479384A Pending JPS61102480A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 柔軟化組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61102480A (ja) |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP22479384A patent/JPS61102480A/ja active Pending
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