JPS61102206A - 木材の表面処理法 - Google Patents

木材の表面処理法

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Publication number
JPS61102206A
JPS61102206A JP22620784A JP22620784A JPS61102206A JP S61102206 A JPS61102206 A JP S61102206A JP 22620784 A JP22620784 A JP 22620784A JP 22620784 A JP22620784 A JP 22620784A JP S61102206 A JPS61102206 A JP S61102206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
group
surface treatment
oligomer
polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP22620784A
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English (en)
Inventor
歩 安田
義弘 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP22620784A priority Critical patent/JPS61102206A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野」 この発明は木材の表面処理技術の分野に属する。
またこの発明は木材にポリマー、オリゴマーを含浸させ
る技術の分野にも属する。さらには木材又は含浸ポリマ
ー、オリゴマーにフッ素を含む重合性単量体をグラフト
する技術の分野にも属する。
〔背景技術〕
一般に汚染物体は、被汚染物体表面に以下のメカニズム
で吸蔵される事が知られている。
3、マクロ吸蔵(50藺以上の粒子) b、ミクロ吸蔵(5011未満の粒子)C1クーロンカ
による吸蔵 ct、7.ンデ/L/’7−ルx (Van der 
Waalg)力による吸蔵 e、表面電位(イプシロン電位、ゼータ電位)による吸
蔵 木材表面に高い耐汚染性を与えるためには、これらのメ
カニズムによる吸蔵を少なくする事が必要である。
また木材にパーフルオロアルキル基含有単量体をグラフ
トすると木材の臨界表面張力を低下させる事ができ、木
材表面に挨水撓油性、耐汚性を与えるための技術を提供
する事を目的とする。
〔発明の開示〕
この発明は、木材と水素結合しうるかラジカル重合しう
る官能基の一方又は両方を持つポリマー、オリゴマーを
木材に含浸した後、パーフルオロアルキル基を持つ重合
性単量体を木材にグラフトする事を特徴とする木材の表
面処理法を提供するものである。
前記の〔背景技術〕の項記載のメカニズム中、物体間の
引力による汚染物体の吸蔵すなわちC〜Cによる吸蔵は
、木材表面にパーフルオロアルキル基含有単量体をグラ
フトし臨界表面張力を低下させ挨水撓油性を与えると、
汚染物体が木材表面に接近しにくくなるため抑制できる
。しかしグラフト処理だけでは木材表面に大小の凹凸が
残存するので、〔背景技術〕の項記載のメカニズム中、
凹凸に起因する汚染物体の吸蔵すなわちa、bによる吸
蔵は抑制できない。そこでグラフト前にポリマー、オリ
コマ−を含浸し凹部を埋めておくと、グラフト後も凹凸
かなくなり、a、bによる吸蔵も抑制する事ができた。
この発明で使用されるポリマー、オリゴマーとシテハ、
アルコール、エーテル、エステル、アミン、オレフィン
を1種以上持つ化8 IvJを使用する。特に同じ基を
周期的に含むものが好ましく、特には限定する趣旨では
ないが、たとえはポリエチレングリコール、ポリビニル
アルコール、ポリエチレングリコールメチルアクリレー
トなどがそれである。
パーフルオロアルキル基を持つ重合性単量体としては、
一般式 %式%:2 ・(但しRfはパーフル、オロアールキル基、R1はア
ルキレン基、R2は水素原子又はメチル基であるが、艮
はその一部フッ素が水素に置換した物や、その中にエー
テル結合、エステル結合又はケトン基、アミノ基、イミ
ノ基、イミド基、スルホン基を含む基であっても良い。
) で表わされる化合物を使用する。特に限定するものせは
ないが、たとえば 明     細     書 1、発明の名称 木材の表面処理法 2、特許請求の範囲 (1)  木材と水素結合しうるかラジカル重合しうる
官能基の一方又は両方を持つポリマー、オリゴマーを木
材に含浸した後、パーフルオロアルキル基を持つ重合性
単量体を木材にグラフトする事を特徴とする木材の表面
処理法。
(2)木材と水素結合しうる官能基を持つポリマー、オ
リゴマーとして、アルコール又はエーテル又はアミンを
1種以上持つポリマー、オリゴマーを使用する事を特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の木材の表面処理法。
(3)  ラジカル重合しうる官能基を持つポリマー、
オリゴマーとして、オレフィンであるポリマー、オリゴ
マーを使用する事を特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の木材の表面処理法。
(4)パーフルオロアルキル基を持つ重合性単量体とし
て、一般式 %式%:2 (但し1はパーフルオロアルキル基 R1はアルレン基
、熟2は水素原子又はメチル基であるが、kはその一部
フッ素が水素に置換した物や、その中にエーテル結合、
エステル結合又はケトン基、アミノ基、イミノ基、イミ
ド基、スルホン基を含む基であっても良い。) で表わされる化合物を使用する事を特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の木材の表面処理法。
(5)  グラフト反応系として液相であり、溶媒とし
て水又は分散剤を溶解させた水又は有機溶媒を使用する
事を特徴とする特許請求の範囲jF41項記載の木材の
表面処理法。
(6)グラフト反応系として液相であり、ラジカル開始
剤を使用する事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の木材の表面処理法。
(7)  グラフト反応系として気相であり、ラジカル
開始として紫外線照射又は光増感剤を使用する事を特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の木材方法、紫外線照
射による方法、光増感剤と紫外線照射とを組み合わせる
方法が可能である。光増感剤としては、特に限定するも
のではないが、たとえば過酸化ベンゾイルなどの過酸化
物、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ化合物、ジ
アセチル、ジベンジルなどのカルボニル化合物、ジフェ
ニルジスルフィド、ジベンゾイルモノスルフィド、ジベ
ンゾイルジスルフィドなどの硫黄化合物、四塩化炭素な
どのハロゲン化物、三塩化第二鉄などの金属塩などが使
用される。また紫外線照射によってラジカル反応を開始
する方法は、いかなる温度、圧力の下でも行なえるので
使用範囲が広く、この点ラジカル開始剤を用いる方法よ
りも有利である。
気相反応における温度、圧力、反応時間の反応条件は、
パーフルオロアルキル基含有重合性単量体及び開始剤の
組み合わせにより詭節する必要がある。
実施例1 含浸ポリマー ポリエチレングリコール(MW=100
0) モノマー   IH,IH,2H,2H−へブタデカフ
ルオロデシルアクリレート (Jb=CHCOO(CHz)z (CF2)y CF
a木材     熱水抽出処理木材 M 始剤    ベンゼンパーオキサイド溶媒    
 水 ポリエチレングリコールを溶解した水中に、常温で木材
を24時間浸漬した。この木材、溶液を反応容器に移し
開始剤を投入したのち、N2気流下で強く攪判しながら
80℃に加熱した。モノマーを滴下し、6時間反応させ
た。これにより総重量増加率40%のグラフト木材が得
られ、高度の撓水挨油性、耐汚染性が付与でき、同時に
木材の寸法安定化、耐光性の向上の効果も得られた。
実施例2 含浸ポリマー ポリエチレングリコールメチルアクリレ
ート(MW=100 Q)        iモノマー
   IH,IH,2H,2H−へブタデカフルオロデ
シルアクリレート CH+=CHC00(C)(2)z (CF2)7 C
FI木 材    熱水抽出処理木材 開始剤    0. I N硝酸に溶解した硝酸′s2
セリウムアンモニウム 浴媒  水 以上を用いて実施例1と同様に実施した。これにより総
重量増加率30%のグラフト木材か得られ、高度の撓水
撓油性、耐汚染性が付与でき、同時に木材の寸法安定化
、耐光性の向上の効果も得られた。
C発明の効果」 この発明は、木材と水素結合しうるかラジカル重合しう
る官能基の一方又は両方を持つポリマー、オリゴマーを
木材に含浸した後、パーフルオロアルキル基を持つ重合
性単量体を木材にグラフトする事を特徴とするので、木
材の外観を損なう事なく、その表面に高い捜水挨油性、
耐汚染性を付与できるという効果が得られた。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木材と水素結合しうるかラジカル重合しうる官能
    基の一方又は両方を持つポリマー、オリゴマーを木材に
    含浸した後、パーフルオロアルキル基を持つ重合性単量
    体を木材にグラフトする事を特徴とする木材の表面処理
    法。
  2. (2)木材と水素結合しうる官能基を持つポリマー、オ
    リゴマーとして、アルコール又はエーテル又はアミンを
    1種以上持つポリマー、オリゴマーを使用する事を特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の木材の表面処理法。
  3. (3)ラジカル重合しうる官能基を持つポリマー、オリ
    ゴマーとして、オレフィンであるポリマー、オリゴマー
    を使用する事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    木材の表面処理法。
  4. (4)パーフルオロアルキル基を持つ重合性単量体とし
    て、一般式 R^fR^1COOCR^2=CH_2 (但しR^fはパーフルオロアルキル基、R^1はアル
    レン基、R^2は水素原子又はメチル基であるが、R^
    fはその一部フッ素が水素に置換した物や、その中にエ
    ーテル結合、エステル結合又はケトン基、アミノ基、イ
    ミノ基、イミド基、スルホン基を含む基であっても良い
    。) で表わされる化合物を使用する事を特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の木材の表面処理法。
  5. (5)グラフト反応系として液相であり、溶媒として水
    又は分散剤を溶解させた水又は有機溶媒を使用する事を
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の木材の表面処理
    法。
  6. (6)グラフト反応系として液相であり、ラジカル開始
    剤を使用する事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の木材の表面処理法。
  7. (7)グラフト反応系として気相であり、ラジカル開始
    として紫外線照射又は光増感剤を使用する事を特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の木材の表面処理法。
JP22620784A 1984-10-25 1984-10-25 木材の表面処理法 Pending JPS61102206A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01214806A (ja) * 1988-02-24 1989-08-29 Hitachi Ltd 光スターカプラ及びその製造方法
JPH0324506A (ja) * 1989-06-22 1991-02-01 Fujikura Ltd 広波長域形光ファイバカプラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01214806A (ja) * 1988-02-24 1989-08-29 Hitachi Ltd 光スターカプラ及びその製造方法
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