JPS6099972A - 吸収冷凍機用熱交換器の液案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は吸収冷温水機、吸収ヒートポンプあるいは吸収
冷温水機（以下、吸収冷凍機という）用熱交換器、特に
伝熱管の外表面に液を散布して伝熱管内の流体と熱交換
させる蒸発器や吸収器などの液案内装置に関する。

（ロ）従来技術 吸収冷凍機においては、器内に伝熱管群を配設置　郡教
答ｔｒ１訳壽面Ｉｆ冷坩詰力賜Ｉ勺憶す県女】イ伝熱管
内の流体と熱交換させるよ５Ｋした蒸発器や吸収器など
の熱交換器（以下、この種の熱交換器という）が、従来
、用いられている。

この種の熱交換器は、伝熱管の外表面に薄い液膜が形成
されて液の伝熱面積が犬となるので、満液式の熱交換器
にくらべ、伝熱性能において秀れる利点を有するものの
、器内に導入された液がフラッジ−したり、液が上方の
伝熱管から下方の伝熱管へ落下した際に伝熱管群より散
逸するなど液が器内に飛散するために、液の一部が熱交
換に活用されないという欠点を有していた。

（ハ）　発明の目的 本発明は、この種の熱交換器において、器内に飛散した
液も熱交換に活用することのできる装置の提供を目的と
したものである。

に）発明の構成 本発明は、この種の熱交換器において、器内圧液の案内
板を配備して器内に飛散した液を伝熱管群の管外表面へ
尋くように構成したものである。

本発明によれば、器内に飛散した液も熱交換に活用され
るので、この種の熱交換器の性能をより一層向上させる
ことができる。

（ホ）実施例 図面は本発明装置の一実施例を示した概略構成説明図で
ある。図において、（１）は吸収器、（２）は蒸発器、
（３）は胎胞、（４）は胎胞（３）の液溜め、（５）は
吸収液の散布器、（６）は冷媒液の散布器、（力は吸収
液の流れる管、（８）は冷媒液の流れる管、（９）は吸
収液用のポンプ、（１０１，ＱＯ）は吸収液の流れる管
、Ｕυはエリミネータ、（１乃は吸収器（１）に配設さ
れた伝熱管囚、囚・・・群、ａ３１＆ま蒸発器（２）に
配設された伝熱管ＣＢ）（Ｂ）・・・群である。また、
（Ｃ）（Ｃ）・・・は吸収器（１）に配備された吸収液
の案内板であり、（Ｄ）（Ｄ）・・・は蒸発器（２）に
配備された冷媒液の案内板である。

なお、図示していないが、吸収器（１）および蒸発器（
２）は発生器、＠癲器、溶液熱交換器（これら機器は図
示せず）と配管接続され、冷媒と吸収液の循環路が構成
されている。そして、冷媒と吸収液の循環による吸収冷
凍サイクルが形成され、低圧に維持され℃いる胎胞（３
）内の蒸発器（２）において蒸発する冷媒によって伝熱
管の１０３１・・・内を流れる流体（例えば水）が冷却
され、この流体が例えば冷房に活用されるようになって
いる。

次に、このように構成された吸収冷凍機の吸収器内に散
布される吸収液の動作について簡単に説明する。発生器
（図示せず）において加熱されて濃縮した吸収液は溶液
熱交換器（図示せず）を経由して管（力を流れつつ散布
器（５）へ至る。散布器（５）へ至った吸収液は低圧に
維持されている吸収器（１）内に配設されている最上段
の伝熱管（５）囚・・・へ散布される。この際、散布さ
れる吸収液の温度が吸収器（１）内の圧力に相当する飽
和温度より高いために、散布された吸収液が激しく蒸発
してフラッシュし、このフラノシーに伴なって吸収液の
一部が、小さな液滴となり、吸収器（１）内に飛散する
。飛散した吸収液は、液の案内板ｔｃ）（Ｃ）・・・に
達し、これら案内板に沿って流下しつつ下段の伝熱管（
Ａ）（Ａ）・・・へ導かれる。また、上段の伝熱管囚人
・・・から下段の伝熱管囚人・・・へ吸収液が落下した
際にノ・ネ上がって飛散する吸収液も同様に案内板（Ｑ
　（Ｃ）・・・により伝熱管（Ａ）（５）・・・へ導か
れる。

なお、図示していないが、案内板（Ｑを配列されている
伝熱管（５）（５）・・・間に備えるようＫしても良い
。

尤も、伝熱管囚人・・・を互に近接させて配列している
場合には、飛散した吸収液は両隣りに配列されている伝
熱管（Ａ）（５）・・・に飛来するので、伝熱管（Ａ）
（Ａ）・・・間に案内板（Ｑを備える必要性は殆んどな
い。

このようにして、吸収器（１）内に飛散した吸収液も伝
熱管群←□□□の管内を流れる流体と熱交換し、冷媒の
吸収作用に活用されるので、案内板（Ｃ）（Ｃ）・・・
を備えていない吸収器に（らべ、この吸収器（１）の方
が、性能上秀れたものとなり、吸収冷凍機の性能向上に
役立つ。

また、凝縮器（図示せず）から蒸発器（２）へ導入され
る冷媒液の温度も蒸発器（２）内の圧力に相当する飽和
温度よりも高いため冷媒液がフラッシュして蒸発器（２
）内に飛散し、あるいは、落下する冷媒液が伝熱管（Ｂ
）（Ｂ）・・・においてノ・ネ上がって飛散する。

このため、冷媒液の案内板（Ｄ）ＣＤ）・・・を蒸発器
（２）内に齢ｌ詰−Ｆ７−′−シ１ｒトｈ　西胛呂１１
１の清と同様に一蒸発器（２）内に飛散した冷媒液も有
効に活用でき、吸収冷凍機の性能向上に役立たせること
ができる。

なお、本発明装置を吸収冷凍機に適用した場合について
説明したが、本発明装置を吸収ヒートポンプに適用でき
ることは勿論である。

また、本発明装置を吸収器あるいは蒸発器に適用した場
合について説明したが、本発明装置を発生器にも適用で
きることは勿論である。例えば発生器を吸収器よりも低
温低圧下で運転して蒸発器に供給する熱源流体よりも高
温の被加熱流体を得るようにした吸収ヒートポンプの発
生器に本発明装置を適用することはｔＰｊ、に有用であ
る。

（へ）発明の効果 以上のように、本発明は、この種の熱交換器において、
器内に飛散した液も案内板により熱交換に活用するよう
にしたものであるから、案内板を有しないこの種の熱交
換器よりも熱交換性能を向上させ得る効果を奏する。そ
の結果、吸収冷凍機（吸収ヒートポンプ）の性能を従来
の吸収冷凍機（吸収ヒートポンプ）よりも一層内上させ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明装置の一実施例を示す概略構成説明図であ
る。 （１）・・・吸収器、　（２）・・・蒸発器、　（５）
、（６）・・・散布器、（１２１、（１３）・・・伝熱
管群、　囚、（Ｂ）・・・伝熱管、　（Ｃ）、（Ｄ）・
・・案内板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）器内に伝熱管群を配設し、伝熱管群の管外表面に
   液を散布して管内の流体と熱交換させる吸収冷凍機用熱
   交換器において、器内に液の案内板を配備して器内に飛
   散した液を伝熱管群の管外表面へ導くようにしたことを
   特徴とする吸収冷凍機用熱交換器の液案内装置。