JPS609946A - 空気噴射式織機の緯入れ方法 - Google Patents

空気噴射式織機の緯入れ方法

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JPS609946A
JPS609946A JP11616783A JP11616783A JPS609946A JP S609946 A JPS609946 A JP S609946A JP 11616783 A JP11616783 A JP 11616783A JP 11616783 A JP11616783 A JP 11616783A JP S609946 A JPS609946 A JP S609946A
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JP
Japan
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weft
auxiliary
group
auxiliary nozzles
tip
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JP11616783A
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English (en)
Inventor
誠 中川
重徳 田中
八尾 全巳
「そ」木 芳正
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は緯入れ方向に所定の間隔で配設される補助ノズ
ルを備える空気噴射式織機の緯入れ方法に関する。
〈従来技術) 従来の緯入れ方法として、特開昭50−91038号公
報に示されるものがある。これは、緯入れ方向に所定の
間隔で配設される複数の補助ノズルを緯入れ側から順に
数本ずつグループ化し、グループ化された補助ノズル群
毎に(又は各補助ノズル毎に)空気噴射を制御して、主
ノズルにより射出された緯糸の先端部を次々と吹送って
緯入れするに際し、緯入れ開始時に全ての補助ノズル群
から一斉に所定の流量で噴射を開始させ、緯糸の先端部
が通過し終えた補助ノズル群から順次噴射を停止させる
ようにしたものであり、これによれば緯入れ開始時から
緯入れ経路の全体にパイロット気流が得られ、安定した
緯入れができる。
しかし、このように緯入れ当初から所定の流量で全ての
補助ノズル群から空気噴射を行うと、必然的に空気消費
量が多くなるので、近年の省エネルギー指向に逆行する
こととなり、空気消費量の面での改善がめられていた。
そこで、各補助ノズル群について緯糸の先端部を搬送す
るときだけ゛所定の流量で噴射させ、それ以前は所定の
流量よりも低流量で噴射させること、すなわち、流量を
28階に変化させることが考えられたが、これであると
途中で流量が急激に変化するため、これによって一時的
に乱流になってしまう。そして、この流量の変化時期は
、空気消費量の低減という観点からすれば、緯糸の先端
部の到達時期になるべく近づけたいわけであるが、前記
乱流の一時的発生による緯入れへの悪影響を避けるため
には、緯糸の先端部の到達時期よりもかなり前に設定し
なければならず、空気消費量の低減という観点からも問
題点があった。
(発明の目的〉 本発明はこのような実状に鑑み、十分な緯入れ性能が得
られ且つ空気消費量の低減を図ることのできる緯入れ方
法を提供することを目的とする。
〈発明の構成〉 このため、本発明は、緯入れ開始時に全ての補助ノズル
又は補助ノズル群から一斉に空気噴射を開始するも、各
補助ノズル又は補助ノズル群の噴射流量を緯糸の先端部
が到達するまでに所定量となるように漸増させ、緯糸の
先端部が通過し終えた補助ノズル又は補助ノズル群から
順次噴射を終了させるようにしたものである。
〈実施例〉 以下に実施例を説明する。
第1図において、1は前後方向に揺動運動する筬保持体
、2は筬であって、その前面には筬羽の凹部3の列によ
り緯入れ方向に延在する緯糸案内溝Gが形成されている
。4は緯糸、5は緯入れ側のフレームに固定した緯糸把
持器、6は筬保持体1の緯入れ側端部に固定した主ノズ
ルである。また、7は経糸、8は織前、9は織布、10
はテンプルである。
筬保持体1には筬20下枠と共にブロック状の補助ノズ
ル保持体11が固定され、この補助ノズル保持体11に
は緯入れ方向に所定の間隔で補助ノズル12a〜12h
が取付けられている。
補助ノズル12a〜12hはバイブ状で先端が閉塞され
側壁に空気噴出口(図示せず)を有しており、その空気
噴出口は斜め緯入れ方向に緯糸案内溝Gを指向している
。また、補助ノズル12a〜12hの基端は筬保持体1
の下面から突出していて、そこにそれぞれ可撓性のパイ
プ13a〜13hの一端が接続されている。
織布9の下方にはフレーム間に差渡された支持部材(図
示せず)が設けられて、これに3つの分配器148〜1
4Cが固定されており、パイプ13a。
13bの他端は分配器14aの吐出口に、パイプ13C
〜136の他端は分配器14bの吐出口に、またパイプ
13f〜13hの他端は分配器14cの吐出口にそれぞ
れ接続されている。
分配器14a〜14Cの各吸入口はそれぞれパイプ15
a〜15Cを介して前記支持部材に固定された開閉弁1
6a〜16Cの吐出口と連通している。開閉弁168〜
16Cの各吸入口はそれぞれパイプ17a〜17Cを介
してサージタンク18と連通し、このサージタンク18
はコンプレッサ等の圧力空気供給源(図示せず)に接続
されている。
開閉弁163〜16Cは、開閉レバー19a〜19cに
追従して弁棒(図示せず)がストロークすることにより
流路断面積が0〜WAXまで無段階に変化するように構
成されており、開閉レバー19a〜19cにはカムフォ
ロワ20a−20cが取付けられている。
そして、織機の主軸に同期して回転する回転軸21に前
記カムフォロワ20a〜20cに対応させてカム22a
〜22cを固着しである。
したがって、この例では補助ノズル12a〜12hを、
I2a、12bと、12C〜126と、12f〜12h
の3つのグループに分け、3つのカム22a〜22Cの
プロフィルをそれぞれ設定することにより、各グループ
の噴射特性(噴射時期及び流量)を各別に設定し得るよ
うになっている。
第2図は本発明の第1の実施例として噴射特性を示すも
ので、この場合、カム22a〜22Cのプロフィルは第
3図の如く設定される。
次に第2図の場合の作用を説明する。
筬打(0°)後、織機の主軸が120°回転するまでは
、第1図に示すように開閉弁168〜16cのカムフォ
ロワ20 a −20cはそれぞれカム228〜22c
の低部(ベース号−クル)に当接しているため、開閉弁
168〜16cはいずれも閉じている。
120°位になると、カムフォロワ20a〜20cはそ
れぞれカム22a〜22cのカム山の始まり部に当接し
て、開閉弁168〜16cは全て開弁状態となるが、全
開となるのは開閉弁16aのみであって、他の開閉弁1
6b、16cはわずかに開く。
よって、圧力空気は、サージタンク18からパイプ17
 a 〜17 c 、開閉弁16a 〜16c、パイプ
15a〜15C1分配器14 a −14cを経て各パ
イプ13a〜13hに送られ、各補助ノズル12a〜1
2hから一斉に先行噴射される。また、これとほぼ同時
に主ノズル6からも圧力空気が噴射されて、これに引通
されている緯糸4の先端部を吹送って真直ぐに伸ばす。
ここで、第2及び第3のグループの補助ノズル12C〜
12hからの噴射流量はわずかであるが、緯糸案内溝G
内にその命中に亘って緯入れ方向に向かうパイロット気
流が生成されるので、第1グループの補助ノズル12a
、12bからの噴射空気がその流れの中に噴射されるこ
とになり、流れ抵抗が少なく、集束性を比較的長距離に
亘って持続できる。
そして、125’位になると、緯糸把持器5が開いて緯
糸4を解放するので、緯糸4は主ノズル6による噴射空
気で牽引され、第1グループの補助ノズルI2a、12
bからの噴射空気で先端部を引張られながら搬送される
160°位になると、緯糸4の先端部は第1グループの
補助ノズル12a、12bを通過し、第2グループの補
助ノズル12c〜12e付近に到達するが、このとき開
閉弁16aのカムフォロワ20aがカム22aの低部と
当接するようになって、開閉弁16aが開弁する。よっ
て、第1グループの補助ノズル12a。
12bの空気噴射が停止される。
一方、第2グループの補助ノズル12C〜12eは、噴
射開始後、これらに対応する開閉弁16bのカムフォロ
ワ20bがカム22bの次第に高くなるカム山によって
押上げられて開閉弁16bの開度が徐々に増していくの
で、噴射流量が漸増し、緯糸4の先端部が第2グループ
の補助ノズル12C〜126付近に到達するよりやや前
に開閉弁16bが全開状態となって、第2グループの補
助ノズル12C〜12eの噴射流量が所定量に達する。
したがって、第2のグループの補助ノズル12C〜12
eからの噴射空気によって緯糸4の先端部を牽引し、引
続き緯糸4を搬送する。
220°位になると、緯糸4の先端部は第2グループの
補助ノズル12c〜126を通過し、第3グループの補
助ノズル12f〜12h付近に到達するが、このとき開
閉弁16bのカムフォロワ20bが力A22bの低部と
当接するようになって、開閉弁16bが閉弁する。よっ
て、第2グループの補助ノズル12C〜126の空気噴
射が停止される。
一方、第3グループの補助ノズル12f〜12hは、噴
射開始後、これらに対応する開閉弁16cのカムフォロ
ワ20Cがカム22Gの次第に高くするカム山によって
押上げられて開閉弁16cの関度が徐々に増していくの
で、噴射流量が漸増し、緯糸4の先端部が第3グループ
の補助ノズル12f〜12h付近に到達するよりやや前
に開閉弁16cが全開状態となって、第3グループの補
助ノズル12f〜12hの噴射流量が所定量に達する。
したがって、第3グループの補助ノズル12f〜12h
からの噴射空気によって緯糸4の先端部を牽引し、引続
き緯糸4を搬送する。
210°位になると、主ノズル6の空気噴射が停止され
る。そして、240°位で緯糸4の先端部が第3グルー
プの補助ノズル12f〜12hを通過して完全に緯入れ
され、このときに緯糸把持器5が閉じられると共に、開
閉弁16Cのカムフォロワ20cがカム22eの低部と
当接するようになって、開閉弁16cが閉じ、これによ
り第3グループの補助ノズル12f〜12hの空気噴射
が停止される。
このように緯入れ当初には直接搬送に寄与しない第2及
び第3グループの補助ノズル12C〜12hを緯入れ当
初かられずかながら噴射させて、パイロット気流を生成
する一方、搬送に寄与するようになるまでの間に比較的
時間をかけて噴射流量を漸増させて、所定の搬送力が得
られるようにするから、流量の増大によって生じる気流
の乱れも急激に大きくならず、小さな範囲でとどめられ
るので、緯入れに支障を生じることもない。そして、従
来において第2図に破線で示すようにこの急激な増加に
よる気流の乱れが落ちついてから緯糸が到達するようか
なり先行して所定の流量に達しさせていたのと較べ、空
気消費量も少なくなる。
第4図には第2の実施例を示す。
この実施例は、第2及び第3グループの補助ノズル12
C〜12hの流量の立上がりを同じにして同一時期に所
定量になるようにしたもので、このようにしてもほぼ同
様の効果が得られる。
第5図には第3の実施例を示し、この場合のカム22a
〜22cのプロフィルは第6図に示す如く設定される。
この実施例は、第1〜第3グループの補助ノズル12a
〜12hから一斉に空気を噴射させ、グループ毎に徐々
に流量を増加して、それぞれ緯糸の先端部が到達する頃
に所定の搬送力が得られる流量レベル(図示し)越える
ようにし、緯糸の先端部が通過し終えたグループから順
次噴射を終了させるようにしたもので、このようにして
もほぼ同様の効果が得られる。
尚、この実施例では補助ノズルのグループを3つに分け
ているが、これ以上であってもよいし、各補助ノズル毎
に空気噴射を制御するようにしてもよい。
又、この実施例では特殊筬方式の例を示したが、案内子
を用いて緯糸案内通路を構成する場合にも本発明を適用
し得ることは勿論である。
(発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、緯入れ開始時に全
ての補助ノズル又は補助ノズル群から一斉に空気噴射を
開始するも、各補助ノズル又は補助ノズル群の噴射流量
を緯糸の先端部が到達するまでに所定量となるように漸
増させるようにしたから、バイロフト気流の生成による
緯入れ性能の向上を図るも、空気消費量を低減でき、し
かも流量変化による乱流の発生を防止できるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る織機の要部斜視図、第2図は本発
明の第1の実施例の噴射流量特性図、第3図は第1の実
施例の場合のカム形状を示す図、第4図は第2の実施例
の噴射流量特性図、第5図は第3の実施例の噴射流量特
性図、第6図は第3の実施例の場合のカム形状を示す図
である。 4・・・緯糸 6・・・主ノズル 128〜12h・・
・補助ノズル 14a〜14e・・・分配器16a〜1
6c・・・開閉弁 22a〜22c・・・カム特許出願
人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 笹 島 冨二雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の補助ノズル(12a〜12h)を緯入れ方向に所
    定の間隔で配設した空気噴射式織機において、各補助ノ
    ズル、又は緯入れ側から順にグループ化した補助ノズル
    群毎に空気噴射を制御して緯糸の先端部を次々と吹送る
    ことにより緯入れを行うに際し、緯入れ開始時に全ての
    補助ノズル又は補助ノズル群(12a〜12h)から−
    斉に空気噴射を開始させて、各補助ノズル又は補助ノズ
    ル群の噴射流量を緯糸(4)の先端部が到達するまでに
    所定量となるように漸増させ、緯糸(4)の先端部が通
    過し終えた補助ノズル又は補助ノズル群から順次噴射を
    終了させるようにしたことを特徴とする空気噴射式織機
    の緯入れ方法。
JP11616783A 1983-06-29 1983-06-29 空気噴射式織機の緯入れ方法 Pending JPS609946A (ja)

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