JPS6099362A - 光学機器用乱反射防止材 - Google Patents

光学機器用乱反射防止材

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JPS6099362A
JPS6099362A JP58207270A JP20727083A JPS6099362A JP S6099362 A JPS6099362 A JP S6099362A JP 58207270 A JP58207270 A JP 58207270A JP 20727083 A JP20727083 A JP 20727083A JP S6099362 A JPS6099362 A JP S6099362A
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JP
Japan
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piles
adhesive layer
coating
base
pile
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JP58207270A
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Giichi Baba
義一 馬場
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  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は乱反射防止材の製造方法に係り、詳しくは、カ
メラ等の内部に張られて表面入射余剰光線の反射を十分
に吸収できる乱反射防止材の製造方法に係る。
従来から、カメラその他の光学機器の内部には、外部か
ら入る余剰光線の反則を防止するために、黒色塗料等が
塗装されていたが、この黒色塗装は塗布面にきびしい平
滑度が要求されるので塗布技術が難がしく、また更に反
射防止率の向上1?要求されるので最近は植毛フィルム
が乱反射防止材として用いられている。
この乱反射防止効果は、表面の繊維間に光線があたり、
そこで光線が同曲回折され、エネルギーが弱められ吸収
されることによるものであり、遮光率は90%以上に達
し従来の黒色塗装法より格段に向上した。
しかし、乱反射防止効果は更に一層の向上が期待され、
また植毛フィルムには基台上に繊維パイルを植毛する際
に、基台に完全に固定されていない繊維(以下己れを会
剰パイルと呼、S;)が存在し、カメラ内部でこれが脱
落しトラブルの原因となることが問題であった。
本発明は、上記の問題点の改良を目的とし、特に表面の
突出繊維の断面を特殊形状に構成して余剰光線の吸収性
を高める一方、この突出繊維を表面から合成樹脂をコー
ディングして、埋めこみ強度の向上をはかり、カメラ内
部での脱落を完全に防止する乱反射防止材の製造方法を
提供するものである。
以下、図面により本発明の実施態様について説明Jる。
第1図は従来例に係る乱反射防止材の一部の断面図であ
る。符号1は基台を示し、この基台の上に接着剤層2を
介して多数の黒染繊維パイル3が、その一部を基台1の
表面から突出覆るように埋込まれている。この際、接着
剤層に固定されていない余剰パイル4が存在し、吸引ブ
ラッシングによっても完全にこれを除去することは困難
で、この除去できなかった余剰パイル4がカメラ等の内
部で脱落しトラブルの原因となっていた。
第2図は本発明に係る乱反射防止材の一部の断面図で、
接着剤@2を介して静電植毛された黒染繊維パイル3の
上から合成樹脂等のコーティング層5を形成し、繊維パ
イル3および余剰バイル4を接着剤層2とコーティング
図5との間で強固に固定することによって余剰バイルの
脱落を完全に防止することができる。
また、繊維パイル3は断面が通常のものと巽なり、だ円
形、瓢形等の変形断面からなるため、余剰光線の反射は
極めて効果的に阻止吸収できる。第3図は画形断面の繊
維の一部の斜視図を示す。大剣光線はこれらの繊維3の
間で回折され、互いに干渉し合ってエネルギーが失われ
ると同時に、[113自体の断面形状が特殊形状で表面
積が大きいため光エネルギーの吸収される割合が大きく
、乱反射は完全に近く防止できる。
これに反し通常の断面が略)円形の繊維の場合は、表面
積が小さいほか、屈曲部分が存在しなL)ため屈曲回折
等の効果が期待できず光エネルギーの吸収率は劣る。
以下本発明の実施態様の製造工程を説明する。
すなわち、まず基台(紙、布、プラスチックフィルム等
)の表面に接着剤をコーディングし、通常の方法により
IIi帷パイルを静電植毛する。接着剤としては天然お
よび合成ゴム系ラテックス、ポリ酢酸ビニル系、ポリア
クリル酸エステル系、水性ウレタン系等がが用いられる
が、本発明においては特に樹脂コーティングの際に侵さ
れない点から水性ウレタン系が最も好ましい。
繊維パイルとしては、加工し易さの面から合成I!維、
例えば、レーヨン、ビニロン、アクリル、ナイロン等の
合成繊維パイルが適当である。
また、その太さは0.5〜3デニールのものが良く、長
さは0.1〜0.5111Illのものが適宜用途によ
り選び使用される。
植毛した基台は加熱乾燥後、吸引ブラッシングを行ない
、余剰パイルを可及的除去する。
次に、繊維パイルの上から樹脂コーティングを行ない、
パイルを接着剤層2とコーティング図5の間で上下から
強固に保持する。口の処理によって繊維パイルは完全に
固定され、カメラ等の内部で脱落する等のトラブルは完
全に防止できる。樹脂コーティングに用いられる樹脂の
具備すべき条件としては、 1)連続皮膜の形成性が良いこと。
2)皮膜の強度が勝れていること。
3)皮膜の耐候性が勝れていること。
4)皮膜が柔軟で弾性を有していること。
等があるが、これらの点からアクリル酸ブチルを主成分
とする合成樹脂溶液が好適である。
次に、基台の裏面に裏糊6を介して離型紙7を張合わせ
、本発明の乱反射防止材を得る。施工時には目的に応じ
型抜後、離型紙7を剥離しカメラ等の内部に貼着する。
実施例 基台に水性ウレタン接着剤を塗布し、これに常法により
変形断面の黒染m維バイル(1デニールxO,2mn1
)を静電植毛した後、80〜120℃で乾燥した。遊離
のパイルを除去するため吸引ブラッシングを行なった後
、アクリル酸ブチルを主成分とする柔軟性コーテイング
材をローラー塗布し、60〜120℃で乾燥した。一方
、従来例として略々円形断面の黒染繊維パイルを静電植
毛し、表面コーティングを行なわないものを作り、この
両者につい−C光学的性質を測定した。その結果は第1
表に示す如く、本発明品は従来品と比較して光線の入剛
角にかかわらず、乱反射の防止効果が人きいことが分る
また、金側tramパイルの有無を知るため七〇デープ
検査を行なった。すなわち、本実施例おJ、び従来例の
乱反射防止材の表面にセロテープ−を貼着し、その上に
、1001]の分銅を2往復させた後剥離し、セロテー
プに付着した余剰パイルの有無を検べた結果、従来例に
よるセロテープには多数の脱落した黒色繊維パイルの付
着が認められた。これに反し、本実施例による壮ロチ=
プには繊維パイルの(=J着は認められず樹脂コーディ
ングの効巣は極めて大きいことが分った。
また、本実施例による乱反口・1防止制を温度70′C
・〜80’C,湿度100%の条件で1箇月間敢置し洞
潤時の摩擦試験を行ったが脱毛等の変化が認められず、
熱帯シャンクル地帯での使用【こも充分耐久性のあるこ
とが確認された。
以上、詳しく説明しに通り、本発明にががる乱反射防止
材は光の吸収性に優れ、摩擦等によって繊維パイルが脱
落することが無いので多くの光学器械等に応用が可能で
特にカメラのミラーボックス内壁に貼着することににり
有効光絵詞れ防止および乱反射吸光性を兼愉し、また連
続シI/ツタ−に耐え得る乱反1=j防止材として好適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係る乱反射防止材の一部の断面図、第
2図は本発明に係る乱反射防止材の一部の断面図、第3
図は本発明に係る画形断面の繊維の一部の斜視図である
。 旬月1・・・・・・基台 2・・・・・・接着剤蹟3・
・・・・・繊維バイル 4・・・・・・余剰バイル5・
・・・・・コーティング層 6・・・・・・裏糊 7・・・・・・離型紙1・′i訂
出出願人 馬 場 義 − 代 理 人 弁理士 松 下 義 勝 弁護士 副 島 文 雄 串1図 卓2図 ¥R3図 、7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基台上に接着剤語を形成させ、接着材層を介してだ円、
    瓢形等の変形断面の繊維パイルを静電植毛し、その上か
    ら合成樹脂コーテイング材をコーディングすることを特
    徴とJる乱反射防止材の製造方法。
JP58207270A 1983-11-04 1983-11-04 光学機器用乱反射防止材 Granted JPS6099362A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58207270A JPS6099362A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 光学機器用乱反射防止材

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JP58207270A JPS6099362A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 光学機器用乱反射防止材

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Publication Number Publication Date
JPS6099362A true JPS6099362A (ja) 1985-06-03
JPS6211905B2 JPS6211905B2 (ja) 1987-03-16

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ID=16537009

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JP58207270A Granted JPS6099362A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 光学機器用乱反射防止材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6171677B1 (en) 1996-08-23 2001-01-09 Zeom Co., Ltd. Electrostatic flocking material method of manufacture thereof and electrostatic flocking material-carrying grip of article

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CN104459846A (zh) * 2015-01-07 2015-03-25 京东方科技集团股份有限公司 一种扩散片、背光模组及液晶显示装置

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JPS5089107A (ja) * 1973-10-04 1975-07-17

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