JPS609768B2 - アイスグレーズ剤 - Google Patents

アイスグレーズ剤

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Publication number
JPS609768B2
JPS609768B2 JP57163442A JP16344282A JPS609768B2 JP S609768 B2 JPS609768 B2 JP S609768B2 JP 57163442 A JP57163442 A JP 57163442A JP 16344282 A JP16344282 A JP 16344282A JP S609768 B2 JPS609768 B2 JP S609768B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glaze
ice
shrimp
frozen
candy
Prior art date
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Expired
Application number
JP57163442A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5951733A (ja
Inventor
道彦 栗原
欣之 宮坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIBA SEIFUN KK
Original Assignee
CHIBA SEIFUN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by CHIBA SEIFUN KK filed Critical CHIBA SEIFUN KK
Priority to JP57163442A priority Critical patent/JPS609768B2/ja
Publication of JPS5951733A publication Critical patent/JPS5951733A/ja
Publication of JPS609768B2 publication Critical patent/JPS609768B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアイスグレーズ剤に関するものである。
従来、魚介類のアイスグレーズ処理は大別して次の3通
りの方法が行なわれている。第1の方法は生えびに使用
されている方法であり、箱にえびを入れ、水を注入して
水中にえびを浸して凍結−水氷の中にえびを埋浸させて
凍結−する方法である。第2の方法は魚介類を凍結して
、該凍結魚をグレーズ液に瞬時浸債するか「又は噴霧に
よって魚体表面にグレーズ液を凍結付着させる方法であ
る。第3の方法は生の魚介類を冷凍パンあるいはコンベ
ア上に並べグレーズ液を撒布するか、または直接グレー
ズ液に浸潰し直ちに引き上げて魚介類表面にグレーズ液
を付着させ凍結させる方法である。しかしながら、第1
の方法は、上記の様にえびを水氷に埋浸して凍結保存す
る形態を探るため、一部のえびを使用するに当っても、
全部のえびを解凍しなければならず、残部のえびは再び
凍結して保存しなければならない。
即ち、通常えびは500多乃至2k9の単位で水氷の中
に凍結されているため、解凍には例えば室温で5時間位
といった長時間を要する。従って、一回の解凍でさえも
えびはある程度の鮮度低下や品質の劣化を起すのであり
、前記の様に解凍後使用せずに凍結保存したえびを再び
解凍する際には当然えびの鮮度低下と品質の劣化は、更
に大きくなるのである。本発明は前述の第1の方法のア
イスグレーズ処理における以上の欠点を解消するに適切
なアイスグレーズ剤を提供せんと種々研究の結果到達し
たものである。
即ち本発明は、水に溶かして無水物換算で3.5重量%
以上の濃度のグレーズ液として使用するに適したもので
あり、マルトーズ及びデキストリンを主成分とする飴と
、該飴の5〜400重量%(無水物換算)に相当する量
のソルビトール、グリセリン、プロピレングリコール及
びエタノール群から選ばれるアルコール類とからなるグ
レーズ剤に係るものである。飴には澱粉を加水分解して
得たブドウ糖及びデキストリンを主成分とするものと、
マルトーズ及びデキストリンを主成分とするものがある
が、前者は甘味が強すぎるため、本発明ではマルトーズ
とデキストリンを主成分とする飴(以下飴と称す)に限
定した。
また飴には、水飴と粉飴があるがいずれを使用しても差
支えないものである。ソルビトール、グリセリン、プロ
ピレングリコール、エタノールを添加する理由は次の2
つの技術的理由からである。第1は飴のみからなるアイ
スグレーズ液で処理した凍結えびは解凍開始後手で割れ
る迄に約20分間を要するが、飴にアルコール類を併用
したアイスグレーズ液で処理した場合には前記時間を5
分位に迄短縮させることができるという理由である。第
2は飴のみからなるアイスグレーズ剤は、飴の粘度が高
いため、流動性が悪くて使用者が使いにくいという理由
である。本発明に係るグレーズ剤は粉末状態のものとし
て調製してもよいが、コストを軽減するために水飴を用
い、これに前記アルコール類の1種又は2種以上を加え
液状の製品としてもよい。但し液状の製品とする場合は
水分を3の重量%以下とすることが必要である。3の重
量%をこえる場合には保存性が悪くなるが「 3の重量
%以下なら室温で保管ができるからである。
以上説明した本発明に係るアイスグレーズ剤を用い、え
びを凍結保存するには「例えばアイスグレーズ剤を水に
溶解して無水物換算で3.5重量%以上、望ましくは5
〜1の重量%のアイスグレーズ液とし、この液中に多数
のえびを埋浸して凍結すればよく、その際には下記する
優れた効果を発揮する。
即ち室温で解凍するに際しては、約5分も経過すれば未
だ凍結状態でありながら氷塊を手で割ることができる。
あるいは調理台の端等に軽くぶつけることにより、氷塊
を容易に割ることができる。従って必要な数のえびを含
む氷塊を使用に供し、残りの氷塊をそのまま冷蔵庫にし
まえば〜えびは全く解凍することなく、再び凍結保存す
ることができ、鮮度低下を来たすこともない。また使用
しようとする片方はそのまま室温に放置すると約3晩ご
で氷はさくさくした状態となり、容易こえびを取り出せ
るようになる。この場合でもえびは禾だ凍結状態を保っ
ているほどの特徴がある。なお本発明のグレーズ剤に使
用される魚介類はえびに限定されるものではなく、貝類
、ィカ、キスその他の魚介類にも使用できるものである
。また、本発明によるグレーズ剤を無水物換算で3.5
重量%以下の低濃度で使用する場合は通常のグレーズ剤
として使用できるものである。次に本発明の実施例をあ
げる。実施例における%はすべて重量%を意味する。実
施例 1 水分25%の水飴3kgに水分30%のソルビトール3
.5k9、グリセリン3.5k9を加え混合してアイス
グレーズ剤を作成する。
該グレーズ剤160のこ水を加えて2000夕としてグ
レーズ液を作る。次に20×15×4(h)肌の蝋引紙
箱にえび40尾を2列に並べ、これに該グレーズ液を注
入し、ほぼ満たす程にする。これを2箱作って凍結室に
入れて凍結し〜約一25oCの冷蔵庫に保管した。該え
びを冷蔵庫より出し、紙箱からも出して室温で放置し、
5分後に手で割ったところ2つに割れた。また同機に解
凍して5分後に調理台の端で軽くたたいたところ、容易
に2つに割れた。氷中のえびは全くの凍結状態であった
。実施例 2 マルトーズ40%tデキストリン45%、水分15%の
水飴7k9にプロピレングリコール3k9を混合してア
イスグレーズ剤を作成した。
該グレーズ剤50のこ水を加えて1000夕としてよく
櫨拝してグレーズ液とした。蝋引紙箱(20×15×4
肌)にえびを2列に並べこれに該グレーズ液を注入して
凍結した。これを約一25こCの冷蔵庫に保管したのち
、室温で解凍したところ、5分後に手で2つに割れた。
実施例 3 マルトーズ26%、デキストリン49%〜水分25%の
水飴945k9に95%エタノールを0.5kg加えて
混合しアイスグレーズ剤を作成した。
該グレーズ剤100のこ水を加えて1000夕とした。
上記と同じ紙箱に具のむき身を入れ、該グレーズ液を注
入して凍結した。これを約−25q0の冷蔵庫に保管し
たのち「室温で鱗濠し、5分後に調理台の端に軽くぶつ
けた所、容易に2つに割れた。実施例 4 マルトーズ41%、デキストリン55%、水分4%の粉
飴6.2kgに水分3%のソルビット粉末3.5k9、
プロピレングリコール0.3k9を加えてよく混合して
グレーズ剤を作成した。
該グレーズ剤0.5k9に水を加えて10k9としてグ
レーズ液とした。30×30×6肌の冷凍パンにィカを
並べ、該グレーズ液を注入して凍結した。
これを約一300Cの冷蔵庫に保管したのち「室温で解
凍して、10分後に作業台の端に軽くぶつけたところ容
易に2つに割れた。実施例 5マルト−ズ35%、デキ
ストリン43%、水分25%の水飴6k9にグリセリン
2k9、プロピレングリコール2kgを加えてよく混合
しグレーズ剤を作成した。該グレーズ剤0.7k9に水
を加え10k9としてグレーズ液とした。30×30×
6肌の冷凍パンにキスを並べ、該グレーズ液を注入して
凍結した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マルトーズ及びデキストリンを主成分とする飴と、
    該飴の5〜400重量%に相当する量のソルビトール、
    グリセリンプロピレングリコール及びエタノールの群か
    ら選ばれる1種または2種以上のアルコール類とからな
    るアイスグレーズ剤。
JP57163442A 1982-09-20 1982-09-20 アイスグレーズ剤 Expired JPS609768B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP57163442A JPS609768B2 (ja) 1982-09-20 1982-09-20 アイスグレーズ剤

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JP57163442A JPS609768B2 (ja) 1982-09-20 1982-09-20 アイスグレーズ剤

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JPS5951733A JPS5951733A (ja) 1984-03-26
JPS609768B2 true JPS609768B2 (ja) 1985-03-13

Family

ID=15773965

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JP57163442A Expired JPS609768B2 (ja) 1982-09-20 1982-09-20 アイスグレーズ剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60127286U (ja) * 1984-02-03 1985-08-27 自動車機器株式会社 動力舵取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108260658B (zh) * 2018-02-11 2021-06-04 广东海洋大学 一种延缓对虾黑变的复合保鲜剂及其使用方法

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JPS5951733A (ja) 1984-03-26

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