JPS6097529A - 回路しや断器の消弧装置 - Google Patents
回路しや断器の消弧装置Info
- Publication number
- JPS6097529A JPS6097529A JP20663883A JP20663883A JPS6097529A JP S6097529 A JPS6097529 A JP S6097529A JP 20663883 A JP20663883 A JP 20663883A JP 20663883 A JP20663883 A JP 20663883A JP S6097529 A JPS6097529 A JP S6097529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- auxiliary
- main
- movable contact
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
複接点方式の回路しゃ断器に関し、特に高限流性能を有
する消弧装置に関する。
する消弧装置に関する。
主接点が補助接点に先がけて開極し発生アークを主とし
て副接点にて消弧する複接点方式の消弧装置は従来より
次のような欠点を有していた。即ち、大電流しゃ断時に
は主接点にもアークが発生し、その発生アークをすみや
かに補助接点に移行させる為の対応策が取られておらず
、その為主接点のアークによる消耗が激しく補助接点が
アーク消弧に有効に作用していなかったものである。
て副接点にて消弧する複接点方式の消弧装置は従来より
次のような欠点を有していた。即ち、大電流しゃ断時に
は主接点にもアークが発生し、その発生アークをすみや
かに補助接点に移行させる為の対応策が取られておらず
、その為主接点のアークによる消耗が激しく補助接点が
アーク消弧に有効に作用していなかったものである。
本発明は上記に鎌みて成したものであって、即ち、主接
点近傍に補助固定接点を有する走行板の一端を配置し而
も走行板の一端と主接点の接触点Ｘ迄の主接点の対面方
向の距離を所定値にすることによって、主接点に発生し
たアークをすみやかに補助接点に移行させ、主接点の消
耗及び主接点にアークがとどまることを防止し、補助接
点部のアーク消弧性能を有効に働かせ消弧性能のよい回
路しゃ断器の消弧装置を提供することを目的とする。
点近傍に補助固定接点を有する走行板の一端を配置し而
も走行板の一端と主接点の接触点Ｘ迄の主接点の対面方
向の距離を所定値にすることによって、主接点に発生し
たアークをすみやかに補助接点に移行させ、主接点の消
耗及び主接点にアークがとどまることを防止し、補助接
点部のアーク消弧性能を有効に働かせ消弧性能のよい回
路しゃ断器の消弧装置を提供することを目的とする。
（実施例）
本発明は１実施例を第１図に基づいて説明すると、１は
固定接触子で主固定接点１ａを有し而も接続導体２で一
方の端子乙に接続されている。４は可動接触子で前記主
固定接点１ａに離合する主可動接点４ａをその先端に固
着すると共に図示していない開極機構を介して外部に導
出している。
固定接触子で主固定接点１ａを有し而も接続導体２で一
方の端子乙に接続されている。４は可動接触子で前記主
固定接点１ａに離合する主可動接点４ａをその先端に固
着すると共に図示していない開極機構を介して外部に導
出している。
更に当接触子は固定接触子１に対し平行配置している。
５は補助可動接触子で前記可動接触子４と旬とう導体６
にて電気的に接続している。当接触子の自由端には補助
可動接点５ｚを有し、而も当接触子は可動接触子４と軸
７によって回動自在に係合し、両者間に係止した引張バ
ネ８によって当接触子に時計方向Ｐの回転力を得、後記
する補助固定接点への接点圧を生じせしめている。９は
走行板で前記補助可動接点５ａと離合する補助固定接点
９ａを有し、一端９ａは前記主固定接点の近傍に配置す
ると共に前記主接点１ａ、４ａの接触点Ｘ迄と主接点１
ａ、４ａの対面方向の距離りが２〜５ｍｍになるように
している。１０はフ字状のヨークで前記補助接点５ａ、
９ａを左右に立脚する左右磁極間に配置し、その発生磁
束によって開極的に生ずるアークを磁気消弧している。
にて電気的に接続している。当接触子の自由端には補助
可動接点５ｚを有し、而も当接触子は可動接触子４と軸
７によって回動自在に係合し、両者間に係止した引張バ
ネ８によって当接触子に時計方向Ｐの回転力を得、後記
する補助固定接点への接点圧を生じせしめている。９は
走行板で前記補助可動接点５ａと離合する補助固定接点
９ａを有し、一端９ａは前記主固定接点の近傍に配置す
ると共に前記主接点１ａ、４ａの接触点Ｘ迄と主接点１
ａ、４ａの対面方向の距離りが２〜５ｍｍになるように
している。１０はフ字状のヨークで前記補助接点５ａ、
９ａを左右に立脚する左右磁極間に配置し、その発生磁
束によって開極的に生ずるアークを磁気消弧している。
１１はコイルで前記ヨーク１０の水平片１０ａに所定回
数巻回し、一端は走行板９に接続すると共に他端は固定
接触子１に接続し、電流通電時はヨーク１０の左右極間
に磁束を生じせしめている。更に主接点ｉａ、４ａと補
助接点５ａ、９ａとの開極時の時間的ズレは補助接点５
ａ、９ａに先がけて主接点１ｍ、４ａが開極するように
している。
数巻回し、一端は走行板９に接続すると共に他端は固定
接触子１に接続し、電流通電時はヨーク１０の左右極間
に磁束を生じせしめている。更に主接点ｉａ、４ａと補
助接点５ａ、９ａとの開極時の時間的ズレは補助接点５
ａ、９ａに先がけて主接点１ｍ、４ａが開極するように
している。
〔動 作）
次に本発明の動作を第２図（イ）、（ロ）に基ついて説
明すると、主接点ｉａ、４ａの開極時に発生したアーク
は第２図（イ）の如くλ→ｉｌ −ｈ Ｃという順序で
前記走行板９の一端９ｂに移行する。その後補助接点５
ａ、９＠が開極しアークは第２図（口］の如くｄ−４０
という順序で限流消弧される。第２図（イ）の主接点１
ａ、４λの開極状態を更に詳述すると、開極時主接点ア
ークの進行面上に直交する形で、補助接点側から走行板
の一端が突出している為、発生アークと突出部９ｂ（走
行板の一端）との電界強度が大きくなり、アークが突出
部９ｂに移行しやすくなる。この突出部９ｂと主接点１
ａ、４λの接触点Ｘ迄との主接点の対面方向の距離りを
２〜３ｍｍの範囲より小さくすると、アークと突起部９
ｂとの電解強度が下がりアークは移行しにくくなり、又
、この範囲より大きくすると、今度はアークがその突起
部９ｂに触れる迄主接点１鼠。
明すると、主接点ｉａ、４ａの開極時に発生したアーク
は第２図（イ）の如くλ→ｉｌ −ｈ Ｃという順序で
前記走行板９の一端９ｂに移行する。その後補助接点５
ａ、９＠が開極しアークは第２図（口］の如くｄ−４０
という順序で限流消弧される。第２図（イ）の主接点１
ａ、４λの開極状態を更に詳述すると、開極時主接点ア
ークの進行面上に直交する形で、補助接点側から走行板
の一端が突出している為、発生アークと突出部９ｂ（走
行板の一端）との電界強度が大きくなり、アークが突出
部９ｂに移行しやすくなる。この突出部９ｂと主接点１
ａ、４λの接触点Ｘ迄との主接点の対面方向の距離りを
２〜３ｍｍの範囲より小さくすると、アークと突起部９
ｂとの電解強度が下がりアークは移行しにくくなり、又
、この範囲より大きくすると、今度はアークがその突起
部９ｂに触れる迄主接点１鼠。
４３が開離するのに時間がかかり、その結果アークが突
起に移行するのが遅れてしまう。従って突起部９ｂと主
接点１ａ、４ｍの接触点Ｘ迄の距離りを２〜３ｔｎｍに
することにより、主接点１ａ。
起に移行するのが遅れてしまう。従って突起部９ｂと主
接点１ａ、４ｍの接触点Ｘ迄の距離りを２〜３ｔｎｍに
することにより、主接点１ａ。
４３に発生するアークの補助接点５ａ、９ａへの移行が
早められ、アーク電圧が早期に上昇し高限流が得られる
。この実験結果が第６図・（イ）、（ロ）に示すもので
、しゃ新条件を規約電流５２ ＫＡ／２２０間３．６
ｍ５ｅｃとなり同距離りの範囲外の第６図（ロ）の立上
り時間が４ｍｍｅｃ ｌこ対し０．４ｍｓ短くなった事
を示している。尚図中ｉは負荷電流、■ｏは回復電圧で
ある。
早められ、アーク電圧が早期に上昇し高限流が得られる
。この実験結果が第６図・（イ）、（ロ）に示すもので
、しゃ新条件を規約電流５２ ＫＡ／２２０間３．６
ｍ５ｅｃとなり同距離りの範囲外の第６図（ロ）の立上
り時間が４ｍｍｅｃ ｌこ対し０．４ｍｓ短くなった事
を示している。尚図中ｉは負荷電流、■ｏは回復電圧で
ある。
かくて本発明にあっては、主固定接点を有し而も外部導
出電路を有する固定接触子と、前記主固定接点と離合す
る主可動接点を有し而も外部導出電路を有する可動接融
子と、該可動接触子と電気的に接続すると共に回動自在
に軸支され所定方向の押圧力を有し而も補助可動接点を
有する補助可動接触子と、前記補助可動接点と離合する
補助固定接点を有する走行板と、前記補助接点を磁極間
に配置せるコ字状のヨークと、該ヨークに巻回し一端を
前記走行板に接続し他端を固定接触子に接続したコイル
とで成ると共に補助接点の開極に先がけて主接点が開極
する回路しゃ断器の消弧装置に於いて、前記走行板の一
端は主接点近傍に配置し而も主接点の接触点迄との主接
点の対面方向の距離が２〜３ｍｍとした回路しゃ断器の
消弧装置としたので、主接点の開極時その発生アークは
主接点近傍の走行板に容易に移行し、而も走行板の一端
と主接点の接触点迄との対面方向の距離を２〜５ｍｍに
することによって、アーク電圧の立上り時間を最も短か
く設定することができ、従来の走行板と主接点との最適
な距離関係を把握していなかったものに比し、主接点で
の発生アークを速やかに補助接点へ移行させ、主接点の
アーク電圧の立上り時間を短くして主接点の消耗を少な
くし、又主接点にアークがとどまることを防止し、補助
接点部のアーク消弧性能を有効に働かせることとなり、
消弧性能のよい回路しゃ断器の消弧装置が得られる効果
がある。
出電路を有する固定接触子と、前記主固定接点と離合す
る主可動接点を有し而も外部導出電路を有する可動接融
子と、該可動接触子と電気的に接続すると共に回動自在
に軸支され所定方向の押圧力を有し而も補助可動接点を
有する補助可動接触子と、前記補助可動接点と離合する
補助固定接点を有する走行板と、前記補助接点を磁極間
に配置せるコ字状のヨークと、該ヨークに巻回し一端を
前記走行板に接続し他端を固定接触子に接続したコイル
とで成ると共に補助接点の開極に先がけて主接点が開極
する回路しゃ断器の消弧装置に於いて、前記走行板の一
端は主接点近傍に配置し而も主接点の接触点迄との主接
点の対面方向の距離が２〜３ｍｍとした回路しゃ断器の
消弧装置としたので、主接点の開極時その発生アークは
主接点近傍の走行板に容易に移行し、而も走行板の一端
と主接点の接触点迄との対面方向の距離を２〜５ｍｍに
することによって、アーク電圧の立上り時間を最も短か
く設定することができ、従来の走行板と主接点との最適
な距離関係を把握していなかったものに比し、主接点で
の発生アークを速やかに補助接点へ移行させ、主接点の
アーク電圧の立上り時間を短くして主接点の消耗を少な
くし、又主接点にアークがとどまることを防止し、補助
接点部のアーク消弧性能を有効に働かせることとなり、
消弧性能のよい回路しゃ断器の消弧装置が得られる効果
がある。
第１図は本発明の要部断面図、第２図（イ）、（ロ）は
同開極時の動作図、第６図（イ）は同アーク電圧特性図
で、（ロ）は従来の同特性図。 １：固定接触子、４：可動接触子、５：補助可動接触子
、９二定行板、１０：コ字状ヨーク、１１：コイル、Ｘ
：接触点、Ｌ：距離。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹 元 敏丸 （ほか２名）
同開極時の動作図、第６図（イ）は同アーク電圧特性図
で、（ロ）は従来の同特性図。 １：固定接触子、４：可動接触子、５：補助可動接触子
、９二定行板、１０：コ字状ヨーク、１１：コイル、Ｘ
：接触点、Ｌ：距離。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹 元 敏丸 （ほか２名）
Claims (1)
- （１）主固定接点を有し而も外部導出電路を有する固定
接触子と、前記主固定接点と離合する主可動接点を有し
而も外部導出電路を有する可動接触子と、該可動接触子
と電気的に接続すると共に回動自在薯こ軸支され所定方
向の押圧力を有し而も補助可動接点を有する補助可動接
点子と、前記補助可動接点と離合する補助固定接点を有
する走行板と、前記補助接点を磁極間に配置せるコ字状
のヨークと、該ヨークに巻回し一端を前記走行板に接続
し他端を固定接触子に接続したコイルとで成ると共に補
助接点の開極に先がけて主接点が開極する回路しゃ断器
の消弧装置に於いて、前記走行板の一端は主接点の近傍
に配置し而も主接点の接触点迄との主接点の対面方向の
距離が２〜５ ｍｍにしたことを特徴とする回路しゃ断
器の消弧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20663883A JPS6097529A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 回路しや断器の消弧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20663883A JPS6097529A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 回路しや断器の消弧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6097529A true JPS6097529A (ja) | 1985-05-31 |
| JPH0155740B2 JPH0155740B2 (ja) | 1989-11-27 |
Family
ID=16526669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20663883A Granted JPS6097529A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 回路しや断器の消弧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6097529A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5118963U (ja) * | 1974-07-30 | 1976-02-12 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP20663883A patent/JPS6097529A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5118963U (ja) * | 1974-07-30 | 1976-02-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0155740B2 (ja) | 1989-11-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2590543A (en) | Spaced plate circuit interrupter | |
| JPH10144171A (ja) | 消弧機構を有する電流スイッチング装置 | |
| JPS6097529A (ja) | 回路しや断器の消弧装置 | |
| US4019163A (en) | Reed contact unit | |
| US3984794A (en) | Reed contact unit | |
| JPS58157025A (ja) | 消弧装置 | |
| JP2993129B2 (ja) | 開閉器 | |
| JPS6132766B2 (ja) | ||
| JPS6097530A (ja) | 消弧装置 | |
| JPS63264829A (ja) | 開閉器 | |
| JPS58147936A (ja) | ブレ−カの消弧装置 | |
| SU143860A1 (ru) | Дугогасительна система дл коммутационных аппаратов переменного тока | |
| US1528900A (en) | High-tension overflow-current switch for small intensities of current | |
| SU461462A1 (ru) | Реле с магнитоуправл емым контактом | |
| JPS60105133A (ja) | 回路しや断器の可動接触子装置 | |
| JP2548529B2 (ja) | 開閉器 | |
| JPS6129027A (ja) | 電力開閉装置 | |
| JPS6136336B2 (ja) | ||
| JPH0447925B2 (ja) | ||
| JPS5993022U (ja) | 回路しや断器 | |
| JPS5920934A (ja) | 真空スイツチ | |
| JPS63264842A (ja) | 回路しや断器 | |
| JPS62254327A (ja) | 開閉装置 | |
| JPS599816A (ja) | ガス絶縁開閉器 | |
| JPS59108220A (ja) | 開閉器 |