JPS609751A - インク製造装置 - Google Patents

インク製造装置

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JPS609751A
JPS609751A JP11685083A JP11685083A JPS609751A JP S609751 A JPS609751 A JP S609751A JP 11685083 A JP11685083 A JP 11685083A JP 11685083 A JP11685083 A JP 11685083A JP S609751 A JPS609751 A JP S609751A
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solution
dye
ink
aqueous solution
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JP11685083A
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English (en)
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Kunitaka Ozawa
小澤 邦貴
Masahiro Haruta
春田 昌宏
Takeshi Sakaeda
栄田 毅
Takashi Hamamoto
浜本 敬
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Priority to HK72991A priority patent/HK72991A/xx
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0096Purification; Precipitation; Filtration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D15/00Separating processes involving the treatment of liquids with solid sorbents; Apparatus therefor
    • B01D15/08Selective adsorption, e.g. chromatography

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はインク製造装置に関し、特にインクジェット記
録や筆記具等に適した記録液(一般にインクと呼ぶ)の
調製に好適なインク製造装置に関する。
(従来技術) 従来、ピエゾ振動子による振動等により記録ヘッド内の
インクを吐出オリフィスから吐出させて記録を行うイン
クジェット記録方式に使用するインクとしては、各種の
染料、顔料を水またはその他の有機溶剤からなる液媒体
中に溶解あるいは分散させたものが知られている。また
、フェルトペン、万年筆等の筆記具においても同様なイ
ンクが使用されることが知られている。
このようなインクの一般的な基本構成例としては、水溶
性染料、その溶媒である水および乾燥防止剤であるグリ
コール類の王者を主成分として成るものをあげることが
できる。
ここで、水溶性染料には、塩化すl・リウムや硫酸ナト
リウムなどの無機塩類が多量に含まれているのが普通で
ある。これらの無機塩類は、染料合成反応の過程で副生
したものの他に、塩析剤、希釈剤あるいは均染剤として
積極的に添加されたものである。
このような無機塩類を含む染料で記録用インクを調製す
ると、次のような不都合な事態を招来する。すなわち、
無機塩類はインク中の染料溶解安定性を低下せしめ、染
料の凝集、沈殿をもたらす。また、インクジェット記録
ヘッドや筆記具においては、吐出オリフィス付近でイン
クが蒸発して液組成が変化すると、無機塩類の析出をひ
き起す。これらはいずれも、最も忌避すべき吐出オリフ
ィスの目詰まりの原因となる。
そこで、かかる弊害を除去するために、インクの製造に
際して無機塩類濃度が所定の範囲内(一般には、インク
中に0.5重量%以下とする)になるように制御する必
要がある。このことは、無機塩類を不純物として含む一
般の市販染料を、インクジェット記録用インクや筆記具
用インクの調製に用いる場合に、不可欠である。
(目的) 本発明の目的は、このような点に鑑みて、インクの調製
を行うにあたり、染料溶液に含まれる′$:機塩類を排
除し、以てインクジェット記録や筆記具等に適したイン
クを製造し得るインク製造装置を提供することにある。
ぞのために、本発明は、染料溶液を以てクロマトグラフ
ィを実行し、このクロマトグラフィの実行された染料溶
液から無機塩類濃度が所定値以下にあるもののみを分別
抽出することにより染料溶液の(減塩)精製を行い、こ
の精製済みの染料溶液を以てインクの調製を行うように
なす。
(実施例) 以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明によるインク製造装置の一実施例を示す
。ここで、1はインク調合槽であり、染料精製装置2か
らは後述のように精製された染料水溶液をバルブ3を介
して供給する。また、貯留部4および貯留部5からは、
それぞれバルブ6および7を介して水可溶性有機溶剤お
よび添加剤を調合槽1に供給する。更に、純水をバルブ
8を介して同じ〈供給する。これらの供給された各材料
を、攪拌機9により攪拌して、インクを調合する。
調合槽l内に製造されたインクの量を、液量検出器10
により検出する。また、この調合槽l内で調製されたイ
ンクにおける染料濃度および無機塩類濃度を、それぞれ
染料濃度検出器11および無機塩類濃度検出器12によ
り検出する。これら再検出器の出力に基づき、調製され
たインクの最終的な性状管理(ロフト管理)を行う。所
望の値に各成分が調製されたインクを必要に応じて、排
出バルブ13を介して排出する。
14は各部の駆動制御をつかさどる制御部であり、15
は各種表示部および駆動スイッチ等を備えた操作部であ
る。
第2図は第1図の装置における染料精製装置の構成を示
す。
ここで、21は染料粉末22を貯留した染料供給部であ
り、染料バルブ23を介してその染料粉末22を調合槽
24に供給する。また、調合槽24には、純水バルブ2
5を介挿した純水供給パイプ26を介して純水を供給す
る。
この調合槽24では、供給された染料粉末22および純
水を調合槽撹拌Im、27により混合、溶解して、染料
水溶液をつくるものである。調合槽24内に貯留してい
る染料水溶液の液量は、調合槽液量検出器28により検
出する。調合槽内に得られた染料水溶液には、純水に溶
解しなかった染料粉末の粒子等が残存しており、これを
ろ過フィルタ28により除去する。このフィルタ28に
は、通常のろ紙またはフロロポア(商品名)等を用いる
ことができる。フィルタ29を通過させて粒子等を除去
した染料水溶液を、供給槽31に供給する。
供給槽31に供給された染料水溶液は、供給管32を介
して次に述べる精製部へ供給される。ここで、この供給
槽31には、液面高さ制御用の弁33を配設し、供給槽
内に貯留される染料水溶液の量を一定量以下に抑える。
次に、41は染料水溶液から無機塩類を排除する精製部
であり、複数個の減塩処理ユニット42(42−1〜4
2−N)から成る。減塩処理ユニット42において、4
3(43−1〜43−N)は供給バルブ開閉部、44(
44−1〜44−N)は減塩フィルタ部、および45(
45−1〜45−N)は排出バルブ開閉部である。
供給バルブ開閉部43には、染料水溶液供給管47(4
7−1〜47−N) 、純水供給管48(4B−1〜4
6−N)および2次溶液供給管48(48−1〜48−
N)をそれぞれ連通させる。染料水溶液を供給槽31か
ら供給管32および47を順次介して開閉部43に供給
し、また、純水を供給管26および46を順次介して供
給する。
更に、後述する2次溶液を2次溶液貯蔵槽部51から供
給管52および4日を順次に介して供給バルブ開閉部4
3に供給する。
供給バルブ開閉部43では、これらの供給された染料水
溶液、純水および2次溶液を減塩フィルタ部44へ供給
するか否かを制御する。
減塩フィルタ部44では、クロマトグラフィにより、供
給バルブ開閉部43から供給された染料水溶液および2
次溶液から無機塩類を排除する。
排出バルブ開閉部45の制御により、かかる(減塩)精
製により無機塩類濃度が所定値(例えば染料に対して5
重量%)以下となった染料水溶液を、排出管55(55
−1〜55−N)を介して貯蔵槽56に排出する。また
、フィルタ部44から排出された水溶液を、その成分濃
度に応じて、排出管57(57−1〜5 ? −N )
を介して無機塩類溶液排出部58、または排出管59(
59−1〜58−N)へ排出する。
この排出管59の一端側を、循環ポンプ60の吸入ポー
トに連通させておき、排出管59へ排出された染料水溶
液をこのポンプ80により、その吐出ポートに連通させ
た排出管61を介して2次溶液貯蔵槽51へ圧送する。
このように、精製部41の排出側から還流させた染料水
溶液を2次溶液として、再び精製部41へ供給して、(
減塩)精製を行う。
なお、74は排出槽58に配設した排出バルブであり、
このバルブ74を介して無機塩類溶液を排出する。
第3図は第2図の減塩処理ユニット42の構成を示す。
図において、供給バルブ開閉部43における第1供給バ
ルブ431を開閉制御して、供給管46を介して減塩フ
ィルタ部44への純水の供給を制御する。
同様に第2供給バルブ432および第3供給バルブ43
3を開閉制御して、それぞれ減塩フィルタ部44への2
次溶液および染料水溶液の供給を制御する。
次に、減塩フィルタ部44は、クロマトグラフィにより
染料水溶液中から無機塩類を分離する。すなわち、クロ
マトカラム441の上端に供給バルブ開閉部43から染
料水溶液を供給する。供給された染料水溶液がカラム4
41内を降下する間に、その水溶液中の各成分が分離さ
れる。かかる展開操作(クロマトグラフィ)により、吸
着性のもっとも弱い成分から先に流出する。従って、流
出溶液の成分濃度を検出すれば、その検出結果に基づき
、流出溶液のうち無機塩類が所定濃度以下となった染料
水溶液のみを抽出することができる。
無機塩類濃度検出器442および染料濃度検出器443
は、このようなカラム441からの流出溶液における無
機塩類および染料濃度を検出するものであり、クロマト
カラム441の下端部の流出液体通路444内に配設す
る。各成分の検出方法として、無機塩類濃度については
導電率を測定する方法。
イオン電流による方法、また、染料濃度については分光
光度を測定する方法などがある。
クロマトカラム441に対しては、染料溶液を一定量毎
に供給して、(減塩)精製を行うようになし、そのため
にカラム上端部には液面位置検出器445を配設し、そ
の検出結果により供給バルブ開閉部43からの水溶液の
供給を制御する。
ここで、カラム441内に充てんされる固定相としては
、一般に、イオン交換樹脂、キレート樹脂等があるが、
本例ではイオン遅滞樹脂、例えばリターディオンIIA
−8(商品名:ダウケミカル社製)を用いる。イオン遅
滞樹脂は、再生薬剤が不要であり純水で再生を行うこと
ができ、また樹脂が中性に近いので、酸、アルカリに対
して不安定な物質からの脱塩に有利である。
第4図はクロマトカラム441かもの流出溶液の各成分
濃度を時間軸に対してプロットした流出曲線、すなわち
分別特性を示す。図示のように、染料濃度(曲線■)は
時間Tl−72間でピークとなり、無機塩類濃度(曲線
■)は時間73〜74間でピークとなる。本例では、こ
のような分別特性に基づき、無機塩類濃度検出器442
および染料濃度検出器443の検出値によって、次のよ
うにクロマトカラム441からの流出溶液を分別抽出す
る。
すなわち、流出溶液の染料濃度が所定値C2(有効染料
濃度)以上となり、無機塩類濃度が所定値C3(許容無
機塩類濃度)未満の場合(時間11〜72間)には、流
出溶液を貯蔵槽56に導く。しかるに、無機塩類濃度が
値C3を超え、しかも染料濃度が値C2を下まわった後
は、流出溶液を無機塩類濃度検出器58へ導く。また、
無機塩類濃度が値C3以上となった後から染料濃度が値
C2以下となるまでの間(詩間T2〜T3間)は、流出
溶液を2次溶液貯蔵槽51へ還流させる。
再び第3図において、排出バルブ開閉部45は一ヒ述の
ように流出溶液の分別を行うものであり、流出通路44
4を三叉に分岐させ、各分岐管と排出管57.59およ
び55とを、それぞれ第1.第2および第3排出バルブ
451,452および453を介して連通させる。かか
る構成により、第1排出バルブ451を開くことにより
流出溶液を無機塩類溶液排出槽58へ排出でき、同様に
して、第2および第3排出八ルブ452および453を
開くことにより、それぞれ流出溶液を2次溶液貯蔵槽5
1および貯蔵槽56へ導くことができる。
第5図は第1図に示す装置の制御系を示す。ここで10
1は制御器であり、各部の駆動制御をつかさどる。10
2はリードオンリメモリ(ROM)であり、第5図に示
す動作手順等の制御プログラムを記憶する。103はラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)であり、各種データの
一時記憶等を行う。
104は操作部15に配設した各種スイッチであり、人
出力バッファ回路105を介して制御器101に各種指
令信号を送給する。108は同じく操作部72に配設し
た表示器であり、107は制御器101がらの駆動信号
に基づき、表示器10Bの表示制御を行うドライブ回路
である。
本例では、無機塩類濃度検出器442および染料濃度検
出器443からは、アナログ信号が出力され、それぞれ
A/D変換器111および+12を介してデジタル信号
に変換された後、入力パックァ回路113を介して制御
器101に供給される。一方、液面位置検出器445か
らはデジタル信号が出力され、入力バッファ回路113
を介して制御器+01に供給される。
121〜126は前述した各バルブ431,432,4
33 。
451.452および453をそれぞれ開閉するための
ドライブ回路であり、制御器101から出力バッフ7回
路127を介して供給される駆動信号によりオンオフ制
御される。
なお、減塩処理ユニット42−1〜42−Nの構成は同
一であるので、図においてはユニッ) 42−1のみを
示し、他のユニッ) 42−2〜42−Nは省略して示
すものである。
第6図は上述のように構成した本実施例における各処理
ユニットの動作を示す。
図において、ステップSTIにおいて操作部15からス
タート指令があると、ステップST2においてプログラ
ムスイッチをオフに設定する。次に、ステップST3に
おいて第2および第3供給バルブ432および433を
開き、供給槽31内の染料水溶液および2次溶液貯蔵槽
51内の2次溶液をクロマトカラム441内へ供給開始
する。かがる供給動作は、ステップST4において、液
面位置検出器445の出力によりカラム441内の液面
高さが最高位置H(第3図参照)に達するまで継続され
る。液面高さHが最高位置に達すると、すなわち、所定
量の水溶液がカラムに供給され終えると、ステップST
5へ進み、両バルブ432および433か閉成される。
次に、ステップ5Tf(において、第1排出バルブ45
1が開かれ、クロマトカラム441からの流出溶液が無
機塩類溶液排出槽58へ排出され始める。
ステップST?において、カラム内の液面位置が最低位
置しく第3図参照)であるか否かが判別される。染料水
溶液および2次溶液を供給した直後の状態にあっては、
液面高さは最低位置しよりも上にあるので、「NO」 
と判定され、ステップST8に進む。ステップST8に
おいて、第1供給/ヘルプ431は閉状態とされ、ステ
ップ5TIOに進む。ここで、上述のように、染料水溶
液および2次溶液が供給され、カラム441内において
展開操作か開始された直後においては、その流出溶液の
各成分濃度は第4図時間0〜T1間で示す状態にある。
従って、ステップ5TIOにおいて、染料濃度検出器4
43により検出された濃度値が有効染料濃度値C2以上
であるか否かの判定は「NO」となり、ステップ5T1
1へ進む。更に、ステップ5TIIにおいて、無機塩類
濃度検出器442により検出された濃度値が洗浄無機塩
類濃度値C1以上であるか否かの判定は「NO」 とさ
れ、ステップ5T12へ進む。ステップ5T12におい
て、プログラムスイッチがオン状態にあるか否かが判定
される。第1回目のループにあってはオフ状態にあるの
で「NO」と判定され、ステップST7にリターンする
。このような、ステップST7→ST8→5TIO→5
TII→5T12のループが、ステップ5TIOにおい
てrYEsJ と判定されるまで繰り返される。
なお、ステップS↑7において、rYEsJと判定され
たときには、ステップST8へ進み、第1供給バルブ4
31を開き、カラム441へ純水の供給が行われる。従
って、かかる場合には、ステップST?→ST9→5T
IO→5TII−8T12のループが実行される。
ステップ5T10において、カラム441からの流出溶
液の染料濃度値が有効染料濃度値02以上になると(第
4図時間TI)、ステップ5T13へ進む。ステップ5
T13において、無機塩類濃度検出器442により検出
された無機塩類濃度値が許容無機塩類濃度値03以上で
あるか否かが判定される。
ここで、クロマトカラム441の展開操作により、無機
塩類が分離された染料水溶液が先に流出するので(第4
図時間丁1〜T2間参照)、ステップ5T13では「N
O」 と判定されて、ステップ5T14へ進む。ステッ
プ5T14において、第1排出バルブ451の閉動作が
なされ、ステップ5T15において第3排出バルブ45
3の開動作がなされて、クロマトカラム441からの流
出溶液は排出管55を通って貯蔵槽5Bへ排出される。
次にステップ5TI6においてプログラムスイッチがオ
ンされて、ステップST7に戻る。このようなステップ
ST7→ST8→5Tto+ 5T13→5T14→5
T15→5T18またはステップST7→ST8→5T
10→5T13→5T14→5T15→5T1Bのルー
プが繰り返されて、貯蔵槽5Bには無機塩類濃度が許容
値03以下に精製された染料水溶液が得られる。かかる
ループは、ステップ5T13においてrYES Jと判
定されるまで継続される。
第4図に示すように、無機塩類の流出がはじまり、流出
溶液の無機塩類濃度が増加して、その値が許容無機塩類
濃度値03以上になると(第4図時間T2)、ステップ
5T13からステップ5T17へ進み、第3排出バルブ
453を閉成し、ステップ5T18において第2排出バ
ルブ452を開く。この結果、流出溶液は貯蔵槽58へ
の排出が停止され、排出管58へ排出される。ここで、
本例では循環ポンプ80がバルブ452の開動作に同期
して駆動するものとすると、流出溶液は排出管59.8
1を介して2次溶液貯蔵槽51へ排出される。かかる流
出溶液の還流動作は、ステップ5TIOにおいて「NO
」 と判定されるまで継続される。このように回収され
た2次溶液は、再び減塩精製されることになる。次に、
流出溶液の染料濃度が低下して、その値が有効染料濃度
値C2を下まわると(第4図吟間T3)、ステップ5T
IOにおいて「NO」と判定されてステップ5TIIへ
進む。いま、無機塩類の流出がつづいているので、ステ
ップ5TIIにおいてrYES Jと判定されてステッ
プ5T19へ進み、第2排出バルブ452の閉動作がな
され、更にステップ5T20において第1排出バルブ4
51の開動作がなされる。この結果、流出溶液は2次溶
液貯蔵槽51への還流が停止され、排出管58を介して
無機塩類溶液貯蔵槽58へ排出され始める。かかる排出
動作は、流出溶液の無機塩類濃度が洗浄無機塩類濃度値
C1を下まわるまで継続される。
無機塩類濃度が値CIを下まわると(第4図時間T4)
、ステップ5TIIにおいて「NO」と判定されてステ
ラ7’5T12へ進む、ここで、プログラムスイ・ンチ
は前述したようにステップ5TI6においてオンにセッ
トされているので、ステップ5T12においてrYEs
Jと判定されてステップST21へ進み、第1排出八ル
ブ451が閉成され、流出溶液の排出槽58ヘの排出が
終了する。
次に、ステップ5T22において供給バルブ431が閉
成されて、クロマトカラム441への純水の供給が停止
される。すなわち、本例では、クロマトカラム441内
の水溶液の液面位置が常に最低位置しく第3図参照)に
なるように、第1供給バルブ431が開閉制御され、純
水が供給される(ステラ7’ST8.ST’l)、この
純水により、クロマトカラム内の固定相の洗浄(再生)
がなされる。上述のように、流出溶液の無機塩類濃度が
洗浄無機塩類濃度C1を下まわった時には、洗浄(再生
)が行われたと判断されて純水の供給が停止されるので
ある。
ステップ5T22を実行した後は、再びステップSTI
へ戻り、スタート指令を待つ。
上述のようにして、1回の(減塩)精製操作が終了する
。なお、本実施例においては、各処理ユニッ) 42−
1〜42−Nにおける動作は同期して実行されるもので
あるが、これのみに限らず、例えばシーケンシャルに実
行するようにしても良いことは勿論である。
また、本実施例では、回収した2次溶液を各処理ユニッ
ト42において精製するようにしたか、2次溶液専用の
処理ユニットを別個に設けて精製を行いイ!)るように
しても良い。
(効果) 以上説明したように本発明によれば、インクを製造する
にあたり、クロマトグラフィにより染料溶液を処理した
後、その染料溶液中の無機塩類濃度に基づき無機塩類が
排除された染料溶液のみを分別抽出し、このようにして
減塩精製された染料溶液を以てインクを調製するように
したので、インクジェット記録や筆記具等に好適なイン
クを連続的にしかも自動的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の一実施例を示す概略構成図
、第2図は第1図の染料精製装置を示す構成図、第3図
は第2図の減塩処理ユニットを示す構成図、第4図はク
ロマトカラムの分別特性を示す特性曲線図、第5図は第
1図に示す装置の制御部を示すブロック図、第6図は第
1図に示す装置の減塩処理ユニットの動作を示すフロー
チャートである。 1・・・インク調合槽、 2・・・染料精製装置、 3・・・バルブ、 4・・・貯留部、 5・・・貯留部、 6・・・バルブ、 7・・・バルブ、 8・・・バルブ、 9・・・攪拌機、 10・・・液量検出器、 11・・・染料濃度検出器、 12・・・無機塩類濃度検出器、 13・・・排出バルブ、 14・・・制御部、 15・・・操作部、 21・・・染料供給部、 22・・・染料粉末、 23・・・染料バルブ、 24・・・調合槽、 25・・・純水バルブ、 26・・・純水供給管、 27・・・調合槽撹拌機 28・・・調合槽液量検出器、 28・・・ろ過フィルタ・ 31・・・供給槽、 32・・・供給管、 33・・・弁、 41・・・精製部、 42・・・減塩処理ユニット、 43・・・供給バルブ開閉部、 44・・・減塩フィルタ部、 45・・・排出バルブ開閉部、 46・・・染料水溶液供給管、 47・・・純水供給管、 48・・・2次溶液供給管、 51・・・2次溶液貯蔵槽、 52・・・供給管、 55・・・排出管、 56・・・貯蔵槽、 57・・・排出管、 5日・・・無機塩類溶液排出槽、 58・・・排出管、 60・・・循環ポンプ、 61・・・排出管、 74・・・排出バルブ、 101・・・制御器、 102・・・リードオンリメモリ、 103・・・ランダムアクセスメモリ、104・・・ス
イッチ、 105・・・入出力バッファ回路、 108・・・表示器、 107・・・ドライブ回路、 111.112・・・A/D変換器、 113・・・入力バッファ回路、 121〜126・・・ドライブ回路、 127・・・出力バッファ回路、 (23) 431.432,433・・・供給バルブ、441・・
・クロマトカラム、 442・・・無機塩類濃度検出器、 443・・・染料濃度検出器、 444・・・流出通路、 445・・・液面位置検出器、 451.452,453・・・排出バルブ。 特許出願人 キャノン株式会社 (24)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 染料溶液の製造手段と、前記溶液を以てクロマトグラフ
    ィを実行する染料溶液の処理手段と、該処理手段から排
    出される処理済みの排出液中の無機塩類濃度を検出し、
    当該検出結果に基づき前記排出液を分別する分液手段と
    、該分液手段により分別された精製済みの染料溶液を以
    てインクの調製を行うインク調製部とを具備したことを
    特徴とするインク製造装置。
JP11685083A 1983-04-27 1983-06-30 インク製造装置 Pending JPS609751A (ja)

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DE3417411A DE3417411A1 (de) 1983-06-30 1984-05-10 Tintenherstellungssystem
FR8407553A FR2548201B1 (ja) 1983-06-30 1984-05-16
US06/792,244 US4664815A (en) 1983-06-30 1985-10-30 Ink production system
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