JPS609703B2 - 光学活性ベンジルアルコール誘導体の製法 - Google Patents
光学活性ベンジルアルコール誘導体の製法Info
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- JPS609703B2 JPS609703B2 JP13703877A JP13703877A JPS609703B2 JP S609703 B2 JPS609703 B2 JP S609703B2 JP 13703877 A JP13703877 A JP 13703877A JP 13703877 A JP13703877 A JP 13703877A JP S609703 B2 JPS609703 B2 JP S609703B2
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Description
本発明は強力な持続性強心作用を有する光学活性Q−(
3・4ージメトキシフェネチルアミノメチル)−4−ヒ
ドロキシベンジルアルコールの新規製法に関する。 本発明によれば、光学活性Q−(3・4−ジメトキシフ
エネチルアミノメチル)−4−ヒドロキシベンジルアル
コール〔1〕は、光学活性4−ヒドロキシフェニルグリ
シン〔ロ〕を出発原料とし、これをホルミル化して光学
活性N−ホルミル−4−ヒドロキシフェニルグリシン〔
m〕を得、次いでこの化合物のフェノール性水酸基をペ
ンジル化し、得られる光学活性N−ホルミル−4−ペン
ジルオキシフヱニルグリシン〔W〕とNーベンジル−3
・4−ジメトキシフエネチルアミン〔V〕とを縮合反応
させて光学活性N−ホルミルーN′ーベンジル−N′一
(3・4−ジメトキシフエネチル)−4ーベンジルオキ
シフエニルグリシンアミド〔W〕を得、この化合物を部
分加水分解反応に付して光学活性N′−ペンジルーN′
−(3・4一ジメトキシフエネチル)一4−ペンジルオ
キシフエニルグリシンアミド〔W〕となし、次いでこの
化合物を酢酸中でジアゾ化反応に付し、得られる光学活
性NーベンジルーN−(3・4−ジメトキシフエネチル
)一〇ーアセチルー4ーベンジルオキシマンデル酸アミ
ド〔側〕を還元反応に付して光学活性Q−(N−ペンジ
ルー3・4ージメトキシフエネチルアミノメチル)一4
ーベンジルオキシベンジルアルコール〔K〕を得、次い
でこの化合物を接触還元反応に付すことにより、目的化
合物〔1〕を得ることができる。 以下、本発明方法を詳しく説明する。第一工程のホルミ
ル化反応は、原料化合物
3・4ージメトキシフェネチルアミノメチル)−4−ヒ
ドロキシベンジルアルコールの新規製法に関する。 本発明によれば、光学活性Q−(3・4−ジメトキシフ
エネチルアミノメチル)−4−ヒドロキシベンジルアル
コール〔1〕は、光学活性4−ヒドロキシフェニルグリ
シン〔ロ〕を出発原料とし、これをホルミル化して光学
活性N−ホルミル−4−ヒドロキシフェニルグリシン〔
m〕を得、次いでこの化合物のフェノール性水酸基をペ
ンジル化し、得られる光学活性N−ホルミル−4−ペン
ジルオキシフヱニルグリシン〔W〕とNーベンジル−3
・4−ジメトキシフエネチルアミン〔V〕とを縮合反応
させて光学活性N−ホルミルーN′ーベンジル−N′一
(3・4−ジメトキシフエネチル)−4ーベンジルオキ
シフエニルグリシンアミド〔W〕を得、この化合物を部
分加水分解反応に付して光学活性N′−ペンジルーN′
−(3・4一ジメトキシフエネチル)一4−ペンジルオ
キシフエニルグリシンアミド〔W〕となし、次いでこの
化合物を酢酸中でジアゾ化反応に付し、得られる光学活
性NーベンジルーN−(3・4−ジメトキシフエネチル
)一〇ーアセチルー4ーベンジルオキシマンデル酸アミ
ド〔側〕を還元反応に付して光学活性Q−(N−ペンジ
ルー3・4ージメトキシフエネチルアミノメチル)一4
ーベンジルオキシベンジルアルコール〔K〕を得、次い
でこの化合物を接触還元反応に付すことにより、目的化
合物〔1〕を得ることができる。 以下、本発明方法を詳しく説明する。第一工程のホルミ
ル化反応は、原料化合物
〔0〕とホルミル化剤とを溶媒
の存在下もしくは非存在下に反応させることにより実施
できる。 ホルミル化剤としては、たとえばギ酸と酢酸との鷹酸無
水物などが適当である。反応は冷時乃至室温にてスムー
スに進行し、高収率にて化合物〔m〕を得る。第二工程
のペンジル化反応は、適当な溶媒中で化合物〔m〕とペ
ンジル化剤とを反応させることにより実施できる。 ペンジル化剤の例としては、たとえばペンジルクロリド
、ベンジルブロミド等をあげることができる。反応系に
炭酸カリウム等の脱酸剤を存在させれば反応を促進する
ので好都合である。反応は熱時好適に進行し、好収率に
て化合物〔W〕を製することができる。第三工程の縮合
反応は、まず、適当な溶媒中で化合物〔N〕を活性ェス
テル化剤と反応させて化合物〔N〕の活性ェステルを得
、ついでこのェステルとアミン〔V〕とを反応させるこ
とより実施するのが好ましい。 活性ェステル化剤としては、たとえばィソブチルクロロ
カーボネート等があげられる。反応は冷却下に、特に好
ましくは約一30℃にてスムースに進行し、好収率にて
化合物〔町〕を得ることができる。第四工程の部分加水
分解反応は、この種の反応の常法に従い、例えば適当な
溶媒中で化合物〔W〕と塩化水素を20%含有するメタ
ノ−ルとを接触処理することにより実施できる。 反応は室温にても好適に進行し、化合物〔肌〕を高収率
にて得る。第五工程のジアゾ化反応は、酢酸中で化合物
〔抑〕と亜硝酸とを反応させることにより実施できる。 亜硝酸は、たとえば反応容器中で亜硝酸ソーダと酢酸と
を反応さて製し、直ちに使用するのが好ましい。反応は
室温下にてもスムースに進行する。更に、このジアゾ化
に随伴してアセトキシ化が生起し、一挙に化合物〔側〕
を得ることができる。尚、本工程では一部ラセミ化が生
起している。第六工程の還元反応は、適当な溶媒中で化
合物〔肌〕を還元剤で還元することにより実施できる。 還元剤としては、たとえばリチウムアルミニウムヒドリ
ド、アラン、ジポラン等が使用できる。反応は熱時好適
に進行し、化合物〔K〕を製することができる。最終工
程の接触還元反応は、この種の反応の常法に従い、適当
な溶媒中で接触還元触媒の存在下に化合物〔K〕と水素
ガスとを接触させることにより実施できる。 前記触媒としては例えばパラジウム・カーボン、酸化白
金等があげられる。反応は常温常圧乃至加温加圧下にス
ム−スに進行し、目的化合物〔1〕を得ることができる
。実施例 ‘1) D一4ーヒドロキシフエニルグリシン50夕、
ギ酸200の‘及び無水酢酸80のZの溶液を13〜1
500にて1虫時間、次いで室温にて1夜かくはんする
。 反応混合物を減圧濃縮し、残査にエーテルを加え、析出
物をロ取し、ェーテで洗浄すれば、粗製のD−Nーホル
ミル−4ーヒドロキシフェニルグリシン51タ得る。収
率87.4%。本品をイソプロパノールで再結晶すれば
「mP.183〜185午○(分解)を示す。 〔Q〕幹−2600(C=0.937、メタノール)【
2} 本品10夕、ベンジルクロリド10夕、炭酸カリ
ウム14.2夕及びメタノール170の上の混合物を約
6時間かくはん還流する。反応後、メタノールを減圧留
去し、残澄に水を加え、この溶液の液性を酢酸々性とな
し「析出結晶をロ取し、水洗後乾燥すれば、D−N−ホ
ルミル−4−ペンジルオキシフェニルグリシンを白色結
晶として12.1タ得る。収率82.9%。本品はエタ
ノールより再結晶すれば、 mP.180〜18が○(分解)を示す。 〔Q〕容一196.5o(C=0.85、メタノール)
IRレNuj。 lmaX(抑−1):3400・1700・1630元
素分析値:C,6日,504N計算値:C、67.36
;日、5.30;N、4.91実験値:C、67.31
;日、5.42;N、4.83脚 本品2.1夕、Nー
メチルモルホリン0.75夕及びテトラヒドロフラン(
以下、THFと称す)30の‘の混液を−5000に冷
却し、そこへィソブチルクロロカーボネート1夕のTF
5の【溶液を滴下し、同温で3び分かくはんする。 この溶液に、一30二0にてN−ペンジルー3・4ージ
メトキシフェネチルアミン2夕のTHF5の【溶液を滴
下する。滴下後、冷媒を取り去り、反応物が室温に達す
るまでかくはんを続行して反応を終る。反応物を水に注
入し、酢酸エチルで抽出し、抽出層を水洗、乾燥後溶媒
を蟹去し、残査の油(3.79夕)をシリカルカラムク
ロマトグラフイーで精製すれば、D−NーホルミルーN
′ーベンジルーN′一(3・4ージメトキシフエネチル
)−4−ペンジルオキシフエニルグリシンアミドを油と
して2.96タ得る。 収率74.4%。〔Q〕啓一31‐70(C=1‐Qメ
タノール)IR〃を轟く伽‐1):3300、1670
、1640‘4)本品2.7夕のメタノール30の‘溶
液に、塩化水素を20%含有するメタノール10の‘を
加え、室温にて3時間かくはんする。反応後、メタノー
ルを減圧留去し、残査を水にとかし、この水溶液を重そ
うアルカリ性となし、酢酸エチルで抽出する。抽出層を
水洗、乾燥後溶媒を蟹去し、残査の油(2.35夕)を
アルミナカラムクロマトグラフィーで精製すれば、D−
N′ーベンジル−N′一(3・4一ジメトキシフエネチ
ル)一4ーベンジルオキシフェニルグリシンアミドを油
として2.25タ得る。収率87.9%。〔Q〕轡十2
6.〆(C=0.93 メタノール)IRレも基(弧‐
1):3380、330u1640‘5)本品4.6夕
の酢酸30の‘溶液に、内温17〜20ooにて亜硝酸
ナトリウム0.8夕を少量宛添加する(約1時間20分
を要す)。 更に、2時間かくはん後、減圧下に酢酸を留去し、残査
に水を加え、酢酸エチルで抽出する。抽出層を希塩酸、
重そう水、食塩水で順次洗浄後乾燥する。溶媒を蟹去し
、残査の油(4.67多)をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーで分離すれば、NーベンジルーN一(3・4
一ジメトキシフエネチル)一〇−アセチルー4−ペンジ
ルオキシマンデル酸アミドを油として3.34ヂ得る。
収率66.8%。〔Q〕奪一1.60(C=1.14メ
タノ−ル)IRレも墨(肌‐1);174い1660N
PSSmノe:553(M+) 脚 本品0.66夕のTHFIOの【溶液を、リチウム
アルミニウムヒドリド150の9のTHF20泌混液に
窒素気流中でゆっくり通下し、次いで1夜かくはん還流
する。 反応物に15%カ性ソーダ水溶液0.仇‘及び水0.3
の‘を加えてしばらくかくはん後、不溶物をロ去する。
ロ液より溶媒を減圧蟹去し、残査の油(0.59夕)を
シリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製すれば、
Q−(ーベンジルー3・4−ジメトキシフエネチルアミ
ノメチル)一4ーベンジルオキシベンジルアルコールを
油として0.5タ得る。収率84.7%。mひも袋(弧
‐1)三3450NEssm/e:497(M+) ‘71 本品2.7夕、10%パラジウム・カーボン0
.5夕、10%塩酸1凧【及びエタノール40の‘の混
合物を常温常圧にて水素気流中でしんとうする。 計算量の水素吸収後、触媒をロ去し、ロ液を減圧濃縮す
る。残査を希塩酸にとかし、の水量をクロロホルムで洗
浄後アワモニア水を加えてアルカリ性となし、クロロホ
ルムで抽出する。抽出層を乾燥後溶媒を蟹去し、残査の
油(1.47夕)にイソプロパノール、イソプロピルヱ
ーテルの混液を加え、析出結晶をロ取すれば、1−Q−
(3・4−ジメトキシフエネチルアミノメチル)一4ー
ヒドロキシベンジルアルコールを1.2タ得る。本品は
メタノールより2回再結晶を行えばmp.151〜15
5ooを示すプリズム品となる。 〔Q〕客−4.150(C=1、メタノール)N広ss
m/e:317(M+)本品の光学純度は15%である
。 〔1一Q一(3・4ージメトキシフエネチルアミノメチ
ル)−4ーヒドロキシベンジルアルコールの純品は、m
p.16が○(分解)にして、〔Q〕色o−2が(C=
1、メタノール)を示す。
の存在下もしくは非存在下に反応させることにより実施
できる。 ホルミル化剤としては、たとえばギ酸と酢酸との鷹酸無
水物などが適当である。反応は冷時乃至室温にてスムー
スに進行し、高収率にて化合物〔m〕を得る。第二工程
のペンジル化反応は、適当な溶媒中で化合物〔m〕とペ
ンジル化剤とを反応させることにより実施できる。 ペンジル化剤の例としては、たとえばペンジルクロリド
、ベンジルブロミド等をあげることができる。反応系に
炭酸カリウム等の脱酸剤を存在させれば反応を促進する
ので好都合である。反応は熱時好適に進行し、好収率に
て化合物〔W〕を製することができる。第三工程の縮合
反応は、まず、適当な溶媒中で化合物〔N〕を活性ェス
テル化剤と反応させて化合物〔N〕の活性ェステルを得
、ついでこのェステルとアミン〔V〕とを反応させるこ
とより実施するのが好ましい。 活性ェステル化剤としては、たとえばィソブチルクロロ
カーボネート等があげられる。反応は冷却下に、特に好
ましくは約一30℃にてスムースに進行し、好収率にて
化合物〔町〕を得ることができる。第四工程の部分加水
分解反応は、この種の反応の常法に従い、例えば適当な
溶媒中で化合物〔W〕と塩化水素を20%含有するメタ
ノ−ルとを接触処理することにより実施できる。 反応は室温にても好適に進行し、化合物〔肌〕を高収率
にて得る。第五工程のジアゾ化反応は、酢酸中で化合物
〔抑〕と亜硝酸とを反応させることにより実施できる。 亜硝酸は、たとえば反応容器中で亜硝酸ソーダと酢酸と
を反応さて製し、直ちに使用するのが好ましい。反応は
室温下にてもスムースに進行する。更に、このジアゾ化
に随伴してアセトキシ化が生起し、一挙に化合物〔側〕
を得ることができる。尚、本工程では一部ラセミ化が生
起している。第六工程の還元反応は、適当な溶媒中で化
合物〔肌〕を還元剤で還元することにより実施できる。 還元剤としては、たとえばリチウムアルミニウムヒドリ
ド、アラン、ジポラン等が使用できる。反応は熱時好適
に進行し、化合物〔K〕を製することができる。最終工
程の接触還元反応は、この種の反応の常法に従い、適当
な溶媒中で接触還元触媒の存在下に化合物〔K〕と水素
ガスとを接触させることにより実施できる。 前記触媒としては例えばパラジウム・カーボン、酸化白
金等があげられる。反応は常温常圧乃至加温加圧下にス
ム−スに進行し、目的化合物〔1〕を得ることができる
。実施例 ‘1) D一4ーヒドロキシフエニルグリシン50夕、
ギ酸200の‘及び無水酢酸80のZの溶液を13〜1
500にて1虫時間、次いで室温にて1夜かくはんする
。 反応混合物を減圧濃縮し、残査にエーテルを加え、析出
物をロ取し、ェーテで洗浄すれば、粗製のD−Nーホル
ミル−4ーヒドロキシフェニルグリシン51タ得る。収
率87.4%。本品をイソプロパノールで再結晶すれば
「mP.183〜185午○(分解)を示す。 〔Q〕幹−2600(C=0.937、メタノール)【
2} 本品10夕、ベンジルクロリド10夕、炭酸カリ
ウム14.2夕及びメタノール170の上の混合物を約
6時間かくはん還流する。反応後、メタノールを減圧留
去し、残澄に水を加え、この溶液の液性を酢酸々性とな
し「析出結晶をロ取し、水洗後乾燥すれば、D−N−ホ
ルミル−4−ペンジルオキシフェニルグリシンを白色結
晶として12.1タ得る。収率82.9%。本品はエタ
ノールより再結晶すれば、 mP.180〜18が○(分解)を示す。 〔Q〕容一196.5o(C=0.85、メタノール)
IRレNuj。 lmaX(抑−1):3400・1700・1630元
素分析値:C,6日,504N計算値:C、67.36
;日、5.30;N、4.91実験値:C、67.31
;日、5.42;N、4.83脚 本品2.1夕、Nー
メチルモルホリン0.75夕及びテトラヒドロフラン(
以下、THFと称す)30の‘の混液を−5000に冷
却し、そこへィソブチルクロロカーボネート1夕のTF
5の【溶液を滴下し、同温で3び分かくはんする。 この溶液に、一30二0にてN−ペンジルー3・4ージ
メトキシフェネチルアミン2夕のTHF5の【溶液を滴
下する。滴下後、冷媒を取り去り、反応物が室温に達す
るまでかくはんを続行して反応を終る。反応物を水に注
入し、酢酸エチルで抽出し、抽出層を水洗、乾燥後溶媒
を蟹去し、残査の油(3.79夕)をシリカルカラムク
ロマトグラフイーで精製すれば、D−NーホルミルーN
′ーベンジルーN′一(3・4ージメトキシフエネチル
)−4−ペンジルオキシフエニルグリシンアミドを油と
して2.96タ得る。 収率74.4%。〔Q〕啓一31‐70(C=1‐Qメ
タノール)IR〃を轟く伽‐1):3300、1670
、1640‘4)本品2.7夕のメタノール30の‘溶
液に、塩化水素を20%含有するメタノール10の‘を
加え、室温にて3時間かくはんする。反応後、メタノー
ルを減圧留去し、残査を水にとかし、この水溶液を重そ
うアルカリ性となし、酢酸エチルで抽出する。抽出層を
水洗、乾燥後溶媒を蟹去し、残査の油(2.35夕)を
アルミナカラムクロマトグラフィーで精製すれば、D−
N′ーベンジル−N′一(3・4一ジメトキシフエネチ
ル)一4ーベンジルオキシフェニルグリシンアミドを油
として2.25タ得る。収率87.9%。〔Q〕轡十2
6.〆(C=0.93 メタノール)IRレも基(弧‐
1):3380、330u1640‘5)本品4.6夕
の酢酸30の‘溶液に、内温17〜20ooにて亜硝酸
ナトリウム0.8夕を少量宛添加する(約1時間20分
を要す)。 更に、2時間かくはん後、減圧下に酢酸を留去し、残査
に水を加え、酢酸エチルで抽出する。抽出層を希塩酸、
重そう水、食塩水で順次洗浄後乾燥する。溶媒を蟹去し
、残査の油(4.67多)をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーで分離すれば、NーベンジルーN一(3・4
一ジメトキシフエネチル)一〇−アセチルー4−ペンジ
ルオキシマンデル酸アミドを油として3.34ヂ得る。
収率66.8%。〔Q〕奪一1.60(C=1.14メ
タノ−ル)IRレも墨(肌‐1);174い1660N
PSSmノe:553(M+) 脚 本品0.66夕のTHFIOの【溶液を、リチウム
アルミニウムヒドリド150の9のTHF20泌混液に
窒素気流中でゆっくり通下し、次いで1夜かくはん還流
する。 反応物に15%カ性ソーダ水溶液0.仇‘及び水0.3
の‘を加えてしばらくかくはん後、不溶物をロ去する。
ロ液より溶媒を減圧蟹去し、残査の油(0.59夕)を
シリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製すれば、
Q−(ーベンジルー3・4−ジメトキシフエネチルアミ
ノメチル)一4ーベンジルオキシベンジルアルコールを
油として0.5タ得る。収率84.7%。mひも袋(弧
‐1)三3450NEssm/e:497(M+) ‘71 本品2.7夕、10%パラジウム・カーボン0
.5夕、10%塩酸1凧【及びエタノール40の‘の混
合物を常温常圧にて水素気流中でしんとうする。 計算量の水素吸収後、触媒をロ去し、ロ液を減圧濃縮す
る。残査を希塩酸にとかし、の水量をクロロホルムで洗
浄後アワモニア水を加えてアルカリ性となし、クロロホ
ルムで抽出する。抽出層を乾燥後溶媒を蟹去し、残査の
油(1.47夕)にイソプロパノール、イソプロピルヱ
ーテルの混液を加え、析出結晶をロ取すれば、1−Q−
(3・4−ジメトキシフエネチルアミノメチル)一4ー
ヒドロキシベンジルアルコールを1.2タ得る。本品は
メタノールより2回再結晶を行えばmp.151〜15
5ooを示すプリズム品となる。 〔Q〕客−4.150(C=1、メタノール)N広ss
m/e:317(M+)本品の光学純度は15%である
。 〔1一Q一(3・4ージメトキシフエネチルアミノメチ
ル)−4ーヒドロキシベンジルアルコールの純品は、m
p.16が○(分解)にして、〔Q〕色o−2が(C=
1、メタノール)を示す。
Claims (1)
- 1 光学活性4−ヒドロキシフエニルグリシンをホルミ
ル化して光学活性N−ホルミル−4−ヒドロキシフエニ
ルグリシンを得、次いでこの化合物のフエノール性水酸
基をベンジル化し、得られる光学活性N−ホルミル−4
−ベンジルオキシフエニルグリシンとN−ベンジル−3
・4−ジメトキシフエネチルアミンとを縮合反応させて
光学活性N−ホルミル−N′−ベンジル−N′−(3・
4−ジメトキシフエネチル)−4−ベンジルオキシフエ
ニルグリシンアミドを得、この化合物を部分加水分解反
応に付して光学活性N′−ベンジル−N′−(3・4−
ジメトキシフエネチル)−4−ベンジルオキシフエニル
グリシンアミドとなし、次いでこの化合物を酢酸中でジ
アゾ化反応に付し、得られる光学活性N−ベンジル−N
−(3・4−ジメトキシフエネチル)−O−アセチル−
4−ベンジルオキシマンデル酸アミドを還元反応に付し
て光学活性α−(N−ベンジル−3・4−ジメトキシフ
エネチルアミノメチル)−4−ベンジルオキシベンジル
アルコールを得、この化合物を接触還元反応に付すこと
を特徴とする光学活性α−(3・4−ジメトキシフエネ
チルアミノメチル)−4−ヒドロキベンジルアルコール
の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13703877A JPS609703B2 (ja) | 1977-11-14 | 1977-11-14 | 光学活性ベンジルアルコール誘導体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13703877A JPS609703B2 (ja) | 1977-11-14 | 1977-11-14 | 光学活性ベンジルアルコール誘導体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5470233A JPS5470233A (en) | 1979-06-05 |
JPS609703B2 true JPS609703B2 (ja) | 1985-03-12 |
Family
ID=15189393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13703877A Expired JPS609703B2 (ja) | 1977-11-14 | 1977-11-14 | 光学活性ベンジルアルコール誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609703B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241829Y2 (ja) * | 1980-03-28 | 1987-10-26 | ||
CN101220033A (zh) | 2001-01-18 | 2008-07-16 | 先灵公司 | 替莫唑胺和类似物的合成 |
-
1977
- 1977-11-14 JP JP13703877A patent/JPS609703B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5470233A (en) | 1979-06-05 |
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