JPS6096443A - 連通気孔を有する多孔性成形物の製法 - Google Patents

連通気孔を有する多孔性成形物の製法

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JPS6096443A
JPS6096443A JP20535783A JP20535783A JPS6096443A JP S6096443 A JPS6096443 A JP S6096443A JP 20535783 A JP20535783 A JP 20535783A JP 20535783 A JP20535783 A JP 20535783A JP S6096443 A JPS6096443 A JP S6096443A
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Hiroshi Mizunuma
水沼 寛
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C67/00Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00
    • B29C67/20Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00 for porous or cellular articles, e.g. of foam plastics, coarse-pored
    • B29C67/202Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00 for porous or cellular articles, e.g. of foam plastics, coarse-pored comprising elimination of a solid or a liquid ingredient

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連通気孔を有する多孔性成形物の製法に係り、
その目的とするところは耐久性をより向上させると共に
、多孔性成形物の硬度を任意に設定し易くシ、これによ
って適宜用途に応じた優れた多孔性成形物を得ることに
ある。
従来、連通気孔を有する多孔性成形物を得る方法として
は、熱可塑性樹脂と多価アルコールまたは非イオン界面
活性剤と充填剤とを開放系にて、前記樹脂の融点付近の
温度で攪拌混練してなるものを成形し、この成形物を水
または酸水溶液に浸漬後、水洗乾燥するという方法が知
られているが、この方法は攪拌混練を外気と連通せる開
放状態で行なっているだめに、前記樹脂の溶解の進行と
共に溶剤である多価アルコールまたは非イオン界面活性
剤の蒸発が促進され。
その結果、これら溶剤の減少によって熱可塑性樹脂と充
填剤との攪拌混練が十分になされず。
均一な気孔率を有する所望の多孔性成形物を得ることが
極めて困難となっていた。
近年、これらの問題を解消せんとして前述せる攪拌混線
時の労力を削減し、まだ溶剤の蒸発を防止した密閉系に
て行なう方法も提案されているが、この方法によると、
熱可塑性樹脂にもともと水分が僅かながらも含有されて
いること。
また炭酸カルシウムなどの充填剤、多価アルコール等が
非常に吸水性に富むことなどによって。
外気とは連通しない密閉状態ゆえ水分は蒸発することな
くその成分の配合割合に変化を来たし。
これに起因して、多孔性成形物の目的とする硬度の制御
がし難くなり、またこれと共に、前記水分によって熱可
塑性樹脂は加水分解を受け易く、これによって、得られ
る多孔性成形物は脆いものとなり、姑ては耐久性を劣化
させる一要因であることが判明した。
本発明者は上記事情に鑑み、これらの諸問題を解消せん
と鋭意研究を重ねた結果、攪拌混線を開放糸で行なうと
共に9分散剤として少なくとも2種の沸点の異なるもの
を併用し、これらのもつ沸点と熱可塑性樹脂のもつ軟化
点との関係から攪拌混線時の温度を設定することにより
最も好ましい多孔性成形物が得られることを見い出し、
遂に本発明を完成したものであって。
即ち、その要旨とするところは、酸、アルカリ水溶液ま
たは水に可溶の充填剤と、熱可塑性樹脂と、少なくとも
2種の沸点の異なる分散剤と。
前記樹脂の有機溶剤とを、前記樹脂の軟化点以上でおり
、前記分散剤の最小の沸点と最大の沸点との間の温度で
開放系にて攪拌混練してなるものを成形し、この成形物
を酸、アルカリ水溶液または水で処理後、水洗乾燥する
ことを特徴とする連通気孔を肩する多孔性成形物の製法
にある。
本発明において特に重要なのは、攪拌混線を開放系で行
なう点と共に、その時の温度設定の点にあって、外気と
連通せる開放状態(開放系〕で攪拌混線を行なっても、
その時の設定温度が熱可塑性樹脂の軟化点よりも高く、
また分散剤の最小の沸点と最大の沸点との間の温度であ
るため、水分は完全に蒸発して混線物に残ることが無く
、従って熱可塑性樹脂は加水分解を受けることが無く、
またある分散剤は完全に蒸発しても他の分散剤が確実に
残留するだめ、熱可塑性樹脂はその時の温度でもって溶
融され、そこで残留した分散剤の手を借りて充填剤と熱
可塑性樹脂とは十分に攪拌混線がなされ、結果的に満足
のいく所望の多孔性成形物が得られるわけである。尚、
低沸点の分散剤は蒸発に際して系の熱を奪うため(蒸発
熱)、高擲点の分散剤の蒸発はこの現象によってもより
確実に阻止されることになり、これは後の得られる多孔
性成形物に対してより好ましい影響を及はすことになる
本発明において使用される熱可塑性樹脂としては、ポリ
ウレタン、ポリアセタール、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリアミド、ポリアクリル、ポリ塩化ビニル、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、これと共に、
これら熱可塑性樹脂の溶融助剤として、従来より公知の
N−N’−ジメチルホルムアミド(DMF )、テトラ
ヒドロ7ラン、ヘキサクロロアセトン、r−ブチロラク
トン、シクロヘキサン、フェノール、アセトン等の有機
溶剤が、適宜熱可塑性樹脂との組み合わせをもって併用
せられる。
酸、アルカリ水溶液または水に可溶の充填剤は、上記熱
可塑性樹脂に無数の単独孔を形成する目的をもって使用
せられるもので、その具体例としては、炭酸ナトリウム
、炭酸カルシウム。
炭酸マグネシウム等の炭酸塩、水酸化カルシウム、水酸
化マグネシウム等の水酸化物、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウム、塩化ナトリウム。
無水ビロリン酸ナトリウム、無水硫酸ナトリウム等が挙
げられ、これら充填剤は上記有機溶剤に不溶性のもので
あるとする。
本発明においては更に分散剤が使用されるが。
この分散剤は熱可塑性樹脂と上記充填材とを均一に混合
することにょシ上記充填材によって熱可塑性樹脂に形成
された無数の各孝独孔を連通せしめる。即ち、各単独孔
間をつなげて連通孔とする目的をもっており、少なくと
も2種以上の沸点の異なる物質を使用することが必須で
ある。その具体例としては、エチレングリコール。
ジエチレングリコール、グリセリン、トリメチロールプ
ロパンペンタエリスリトール、グリコールエf IJ 
7’ン工−テル等’) 多価7 # コ−/l/ 。
またポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
フェノールエーテル、ノルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性
剤などが挙げられる。
本発明の連通気孔を有する多孔性成形物を実際に得るに
際しては2以上説明した成分を開放型ニーダ−、ヘンシ
ルミキサー等に収納し、使用する熱可塑性樹脂の軟化点
と少なくとも2種の分散剤のもつ那点との関係から適宜
温度を設定して攪拌混線を行なう。尚、この温度設だに
あたって、熱可塑性樹脂について軟化点ではなく融点以
上とすれば、より均一な攪拌混線を行なう上から好まし
いものと言える。得られた混練物は1次いで射出成形法
、押出成形法、圧縮成形法等によって成形され、これを
酸水溶液に可溶の充填剤を使用したなら酸水溶液に浸漬
することにより含有されている充填剤を溶出せしめて気
孔を形成し、水洗、そして乾燥した後所望の多孔性成形
物を得る。尚、上記成分である充填剤、熱可塑性樹脂2
分散剤、有機溶剤の他に脂肪酸などの滑剤や、ホワイト
カーボンの如き補強充填剤などを同時に用いても良いも
のである。本発明による多孔性成形物の気孔の大きさは
、使用する充填剤の粒径によって決定されるものであり
、iたその硬度は攪拌混練時の残留している分散剤の量
と前記気孔の大きさに依ロイヤル七ンR390(日本 
100重量部エラストラン■製の熱可塑 性ポリウレタン樹脂、軟化 点160°C) 炭酸カルシウム(平均粒径 500重量部14μ) DMI” 50// エチレングリコール(沸点 50 〃 197°C) ジエチレングリコール(沸点 100 〃245 ’C
) 以上の各成分を開放型ニーダ−で200°C50分間攪
拌混練し、これを冷却後粉砕し。
板状に射出成形する。次いで、これを17%の塩酸に2
4時間浸漬後水洗し、1%水酸化ナトリウムで中和し、
水洗した後乾燥して平均孔径14μの連通気孔を有する
多孔性成形物を得た。
実施例2 実施例1における炭酸カルシウムの平均粒径を10μと
した゛以外全て実施例1と同様になし、平均孔径10μ
の連通気孔を有する多ツバチックL30口(三菱化 1
00重量部成■製、低密度ポリエチレ ン樹脂、軟化点120 ’C) 炭酸カルシウム(平均粒径 400 p15μ〕 シクロヘキサン 50 p セロソルブ(沸点134.8°C) 50 〃エチレン
グリコール(沸点 100 #197°C) 以上の各成分を開放型ニーダ−で140 ’C50分間
攪拌混練し、後は実施例1と同様にして平均孔径15μ
の連通気孔を有する多孔性成形物を得だ。
実施例4 実施例3におけるセロソルブの量を400重量部、エチ
レングリコールの量を50重量部とした以外全て実施例
3と同様になし、平均孔径15μの連通気孔を有する多
孔性成形物を得た。
実施例5 0イヤル七ン几390 100重量部 炭酸カルシウム(平均粒径 400 #15μ〕 DMF 50 # ポリオキシエチレンアルキル 30 Iアリルエーテル
水溶液(沸 点150°C) プロピレングリコール(沸点 100 #188 ”C
) 以上の各成分を開放型ニーダ−で165°C60分間攪
拌混練し、後は実施例1と同様にして平均孔径15μの
連通気孔を有する多孔性成形物を得た。
実施例6 実施例5におけるポリオキシエチレンアルキルアリルエ
ーテル水溶液の量を100重量部、プロピレングリコー
ルの量を50重量部とした以外全て実施例5と同様にな
し、平均孔径15μの連通気孔を有する多孔性成形物を
得た。
以上述べた如く本発明は、各成分の攪拌混線を開放系で
行なうと共に、その時の加熱温度を使用する熱可塑性樹
脂の軟化点と少なくとも2種以上の分散剤のもつ沸点と
の関係から独自に設定したため、従来の如く攪拌混線が
十分でない結果、不均一な気孔率を有する成形物となっ
たり、また脆く、耐久性に劣るものとなったシすること
がなく1%種用途に応じた硬度が任意に設定できる優れ
た多孔性成形物が得られるもので、その用途としては暗
記具用ペン先、化粧用塗布体、各糧印材、オイル含浸部
品9磯械器具におけるバッキング部材、各種緩衝材、敷
物等中広い分野に利用可能なものとなる。
特許出願人 ぺんてる株式会社 手続補正書1発) 昭和59年 4月IG日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願ts2G5357号 追通気孔を有する多孔性成形物の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 ツユウオウフ 二本ンI−シ コrミチョウ〒103 
住 所 東京都中央区日本機小劃−■7番2号4、補正
命令の日付 6 補正の内容 明細書第12買上から第5行目の「を得た。」の後に、
「以上、実施例1〜6で得られた多孔性成形物の硬度を
計るべく、以下に示す方法によってそれぞれ試験を行な
い、その結果を表−Iに示した。
く方法〉 レオメータ−装置を使用し、レオメータ−装置における
圧縮棒として1oφのものを用い。
上記実施例で得られた多孔性成形物を試料台にそれぞれ
5枚重ねて載置し、この試料台を荷重速度2 on 7
秒にて圧縮棒に向って上昇させ、荷重圧5.09になる
までの到達時間をチャート速度30crn/分にてレコ
ーダーで記録し、そのチャートの進行距離を硬度の代用
値とした。
〈結果〉 尚、結果におけるチャートの進行距離は。
上記方法を各実施例につきそれぞれ5回繰り返し行った
ものの平均値であり、進行距離が短い程硬い多孔性成形
物となり、また4長い程軟かい多孔性成形物となる。」 を追加挿入する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸、アルカリ水溶液または水に可溶の充填剤と、熱可塑
    性樹脂と、少なくとも2種の沸点の異なる分散剤と、前
    記樹脂の有機溶剤とを、前記樹脂の軟化点以上であり、
    前記分散剤の最小の沸点と最大の沸点との間の温度で開
    放系にて攪拌混練してなるものを成形し、この成形物を
    酸、アルカリ水溶液または水で処理後、水洗乾燥するこ
    とを特徴とする連通気孔を有する多孔性成形物の製法。
JP20535783A 1983-10-31 1983-10-31 連通気孔を有する多孔性成形物の製法 Granted JPS6096443A (ja)

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JPS6096443A true JPS6096443A (ja) 1985-05-30
JPH04503B2 JPH04503B2 (ja) 1992-01-07

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ID=16505519

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1063080A1 (en) * 1999-06-24 2000-12-27 Asahi Rubber Inc. Method of producing a porous product

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1063080A1 (en) * 1999-06-24 2000-12-27 Asahi Rubber Inc. Method of producing a porous product

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