JPS609629Y2 - 自動風向切替装置 - Google Patents

自動風向切替装置

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JPS609629Y2
JPS609629Y2 JP1980144327U JP14432780U JPS609629Y2 JP S609629 Y2 JPS609629 Y2 JP S609629Y2 JP 1980144327 U JP1980144327 U JP 1980144327U JP 14432780 U JP14432780 U JP 14432780U JP S609629 Y2 JPS609629 Y2 JP S609629Y2
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JP
Japan
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wind direction
deformable member
changing plate
switching device
temperature
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JP1980144327U
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English (en)
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JPS5766444U (ja
Inventor
房夫 寺田
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は吹出空気流の向きを交互に切替えるようにした自
動風向切替装置に関するものである。
一般に空調機又はこれに接続されたダクトの吹出口から
冷風又は温風を室内へ送出して冷房又は暖房を行なう場
合、一定方向に吹出したのでは室内が均一に冷暖房され
ないことから従来風向変更板の向きをモータで周期的に
変える自動首振構造が採用されている。
しかしながらモータ使用の為製造コストが高い上にラン
ニングコストも高く、且つ電気的駆動による為故障し易
い等の欠点を有しており満足し得るものではなかった。
本案は斯かる点に鑑み、自動首振運動を安価でしかも耐
久性のある機械的駆動でもって簡単に行なうようにした
もので以下図面に基づいて一実施例を説明する。
1は空調機又はこれに接続されたダクトの吹出通路、2
は該通路より順次拡大されたラッパ状の吹出口で、該吹
出口の中央箇所に位置決め固定された枢支点3を中心に
風向変更板4が回動自在に左右方向へ揺動されるように
なっている。
5はスプリング又はコイル状に形成された形状記憶金属
から成る変形部材で風向変更板4の揺動により吹出空気
温度と室内空気温度とに交互に接するように一端を吹出
口2の一側壁6に、他端を風向板4の枢支点3により風
上側箇所7に夫々螺子等で固着している。
ここで形状記憶金属とは銅、亜鉛、アルミニウムから成
る機械的な記憶能力を有する合金で、変態温度範囲以下
まで冷却されると形状が変形し、この変形された形状が
逆に変態温度以上に再加熱されると初めの形状を思い出
して原形に自動復帰する性質を有している。
しかもこの合金は大きな温度範囲にわたって形状変化が
緩慢に行なわれるバイメタルと異なり、変態温度を境い
に英和として大きな力が発生して略瞬時に変形する特質
を有している。
この特質を利用して風向変更板4を自動的に揺動させる
ようにしたもので、スプリング又はコイル状に形成した
形状記憶金属からなる変形部材5の原形時の長さ寸法を
p−L□、変形時の長さ寸法をP−L2とし、例えば冷
房運転を対象に変態温度を20℃に設定したものである
従って冷房運転時は変態温度20℃に対して吹出空気温
度が15℃と低く且つ室内空気温度が2TOと高い状態
にある為、風向変更板4が実線状態に位置してこの風下
側端縁8が吹出通路1の一側壁9と接触し吹出気流が実
線矢印の方向に流れている際は形状記憶金属から成る変
形部材5が室内空気温度中に存在することから加熱され
るようになり変形状態のP L2寸法から原形のP−
1,寸法に強固な力で自動復帰するようになる。
斯かる復帰により風向変更板4が一点鎖線状態に揺動し
て吹出空気流が実線矢印から一点鎖線矢印方向に切替わ
ると、形状記憶金属から成る変形部材5が低温の吹出空
気温度中に存在することになって冷却されるようになり
、再びP L2寸法に強に変形するようになる。
この変形状態により形状記憶金属から成る変形部材5が
再び室内空気温度により再加熱されると初めの形状を思
い出してP −L、寸法の原形に略瞬時に自動復帰する
ようになり、以上の動作を繰り返して風向変更板4は左
右へ自動的に揺動されることになる。
尚、風向変更板4は左右に限らず上下方向に揺動させて
も良く、又、変形部材5が室内空気温度で加熱されて湾
曲し、吹出空気温度で冷却されて直線状になるバイメタ
ルであっても上述の如く風向を自動切替えできるが、吹
出空気の風圧が高いと風向変更板4にがたつきが生じる
虞れがある。
又、変形部材5として形状記憶金属を用い、且つ原形寸
法をp−L2、変形寸法をp−L□とし、変態温度を暖
房時の吹出温度と室内温度との中間値に設定すると、暖
房運転時の風向自動切替を上述と同様に行なうことがで
きる。
以上の如く本案は枢支点を中心に動く風向変更板にて吹
出空気流を変向するようにした空気吹出構造に於いて、
前記風向変更板の揺動にて吹出空気温度と該温度と異な
る室内空気温度とに交互にさらされる位置に冷却加熱さ
れて変形復帰する変形部材を設けて、この変形部材にて
前記風向変更板を往復動させるようにしたので、極めて
簡単で且つ安価な構造で室内を均一に冷房又は暖房でき
、しも変形部材による機械的作動で風向が自動切替され
ることにより故障もなくランニングコストもかからない
等、実用上有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本案装置の要部断面図である。 3・・・・・・枢支点、4・・・・・・風向変更板、5
・・・・・・変形部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 枢支点を中心に動く風向変更板にて吹出空気流を変
    向するようにした空気吹出構造に於いて、前記風向変更
    板の揺動にて吹出空気温度と該温度と異なる室内空気温
    度とに交互にさらされる位置に冷却加熱されて変形復帰
    する変形部材を設けて、この変形部材にて前記風向変更
    板を往復動させるようにした自動風向切替装置。 2 変形部材を形状記憶金属にて形成した実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の自動風向切替装置。
JP1980144327U 1980-10-08 1980-10-08 自動風向切替装置 Expired JPS609629Y2 (ja)

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JPS5766444U JPS5766444U (ja) 1982-04-21
JPS609629Y2 true JPS609629Y2 (ja) 1985-04-04

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3664582A (en) * 1969-10-29 1972-05-23 Robertshaw Controls Co Non-linear temperature responsive valve assemblies
JPS5115343A (ja) * 1974-07-29 1976-02-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043545U (ja) * 1973-08-15 1975-05-01

Patent Citations (2)

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US3664582A (en) * 1969-10-29 1972-05-23 Robertshaw Controls Co Non-linear temperature responsive valve assemblies
JPS5115343A (ja) * 1974-07-29 1976-02-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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Publication number Publication date
JPS5766444U (ja) 1982-04-21

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