JPS6212189Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6212189Y2 JPS6212189Y2 JP1981089070U JP8907081U JPS6212189Y2 JP S6212189 Y2 JPS6212189 Y2 JP S6212189Y2 JP 1981089070 U JP1981089070 U JP 1981089070U JP 8907081 U JP8907081 U JP 8907081U JP S6212189 Y2 JPS6212189 Y2 JP S6212189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- window
- shape memory
- shape
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は形状記憶合金を利用した空調装置に関
する。
する。
近年、低質エネルギー利用に関し注目されてい
るものとしてマルテンサイト変態を示す形状記憶
合金がある。
るものとしてマルテンサイト変態を示す形状記憶
合金がある。
マルテンサイト変態とは金属を高温で溶体化処
理したものを急冷することによつて、原子の長範
囲拡散を伴わずに原子群がせん断的に変化するこ
とにより生ずる相変態の一種である。このマルテ
ンサイト変態には大きく分けて二つの種類があ
り、一つはヒステリシス〔マルテンサイト相から
母相への逆変態開始温度(As)と母相からマル
テンサイト相への変態開始温度(Ms)の差、つ
まり(As−Ms)〕が小さく、マルテンサイト相
と母相の界面が整合性を保ちながら変形する熱弾
性型マルテンサイト変態、もう一つはヒステリシ
スが大きく、マルテンサイト相と母相の界面が整
合性を持たない非熱弾性型マルテンサイト変態で
ある。
理したものを急冷することによつて、原子の長範
囲拡散を伴わずに原子群がせん断的に変化するこ
とにより生ずる相変態の一種である。このマルテ
ンサイト変態には大きく分けて二つの種類があ
り、一つはヒステリシス〔マルテンサイト相から
母相への逆変態開始温度(As)と母相からマル
テンサイト相への変態開始温度(Ms)の差、つ
まり(As−Ms)〕が小さく、マルテンサイト相
と母相の界面が整合性を保ちながら変形する熱弾
性型マルテンサイト変態、もう一つはヒステリシ
スが大きく、マルテンサイト相と母相の界面が整
合性を持たない非熱弾性型マルテンサイト変態で
ある。
前記した形状記憶合金は熱弾性型マルテンサイ
ト変態を示す合金である。
ト変態を示す合金である。
この熱弾性型マルテンサイト変態を示す合金は
以下の性質を有する。
以下の性質を有する。
(1)…マルテンサイト相の状態で変形しても加熱す
れば元の母相の形状に戻る形状記憶効果。
れば元の母相の形状に戻る形状記憶効果。
(2)…弾性限界以上の応力を加え変形せしめても応
力を除荷すると元の母相の形状に戻る擬弾性の
性質。
力を除荷すると元の母相の形状に戻る擬弾性の
性質。
ところでこの形状記憶合金は各種用途のものが
提案されているが、窓の開閉を室内温度に応じて
自動的に行うものとしては、英国特許第1554738
号明細書に記載されたものが知られている。この
従来のものは、温度上昇により形状回復する形状
記憶合金製の駆動部材と、この駆動部材の形状回
復により窓を開閉するリンク機構とを備えている
ものであつて、このリンク機構は駆動部材の変位
を窓の回転運動に変換する役目を成している。し
かし、この従来のものは駆動部材の変位を窓の開
閉運動に変換する機構が必要であるため、構造が
複雑となる問題があつた。
提案されているが、窓の開閉を室内温度に応じて
自動的に行うものとしては、英国特許第1554738
号明細書に記載されたものが知られている。この
従来のものは、温度上昇により形状回復する形状
記憶合金製の駆動部材と、この駆動部材の形状回
復により窓を開閉するリンク機構とを備えている
ものであつて、このリンク機構は駆動部材の変位
を窓の回転運動に変換する役目を成している。し
かし、この従来のものは駆動部材の変位を窓の開
閉運動に変換する機構が必要であるため、構造が
複雑となる問題があつた。
本考案は上記の性質を有する熱弾性型マルテン
サイト変態を示す合金を空調装置に組み込んだも
のであり、その目的とするところは構造簡単で安
価に製造が可能な空調装置を提供することにあ
る。
サイト変態を示す合金を空調装置に組み込んだも
のであり、その目的とするところは構造簡単で安
価に製造が可能な空調装置を提供することにあ
る。
以下本考案に係わる空調装置の一実施例を図面
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係わる一実施例を示すもので
あつて、同図は温室の外観斜視図である。図で1
は骨組の為のパイプである。2は通気用の開閉窓
である。ここで○印の部分即ちパイプ1′に繋が
る部分に形状記憶合金からなる湾曲部が形成され
る。該湾曲部は低温状態では他のパイプ1の形と
同形であるが、高温度状態で同図の様に湾曲す
る。その為開閉窓2は低温で閉成、高温で開成す
る。
あつて、同図は温室の外観斜視図である。図で1
は骨組の為のパイプである。2は通気用の開閉窓
である。ここで○印の部分即ちパイプ1′に繋が
る部分に形状記憶合金からなる湾曲部が形成され
る。該湾曲部は低温状態では他のパイプ1の形と
同形であるが、高温度状態で同図の様に湾曲す
る。その為開閉窓2は低温で閉成、高温で開成す
る。
第2図a,bは上記湾曲部の断面図を示す。同
図aは低温状態、同図bは高温状態である。同図
の様にパイプ1′とパイプ1″を形状記憶合金棒3
が連結している。該棒3はパイプ1′及びパイプ
1″の端部に形成されるかしみ4にてパイプ1′,
1″と結合されている。形状記憶合金棒3は予め
湾曲した形状(同図bの形状)に形状記憶されて
おり、該棒3の温度が上記As点を越えた時に強
い内部応力が働いて同図bの形状に変形する。そ
の後温度が低下しMs点以下になつた時、他のパ
イプ1の弾性復帰力によつて同図aの状態にな
る。
図aは低温状態、同図bは高温状態である。同図
の様にパイプ1′とパイプ1″を形状記憶合金棒3
が連結している。該棒3はパイプ1′及びパイプ
1″の端部に形成されるかしみ4にてパイプ1′,
1″と結合されている。形状記憶合金棒3は予め
湾曲した形状(同図bの形状)に形状記憶されて
おり、該棒3の温度が上記As点を越えた時に強
い内部応力が働いて同図bの形状に変形する。そ
の後温度が低下しMs点以下になつた時、他のパ
イプ1の弾性復帰力によつて同図aの状態にな
る。
次に第3図a,bは上記湾曲部の他の実施例を
示す。同図aは低温状態、同図bは高温状態であ
る。同図でパイプ1′には切り欠きが形成され、
その切り欠き部の内部に形状記憶合金棒3が装着
される。この合金棒3はパイプ1′に形成される
かしみ4にて固定される。第2図と同様、棒3の
温度がAs点を越えた時に強い内部応力が働いて
同図bの形状に変形する。その後温度が低下し
Ms点以下になつた時、他のパイプ1の弾性復帰
力によつて同図aの状態になる。
示す。同図aは低温状態、同図bは高温状態であ
る。同図でパイプ1′には切り欠きが形成され、
その切り欠き部の内部に形状記憶合金棒3が装着
される。この合金棒3はパイプ1′に形成される
かしみ4にて固定される。第2図と同様、棒3の
温度がAs点を越えた時に強い内部応力が働いて
同図bの形状に変形する。その後温度が低下し
Ms点以下になつた時、他のパイプ1の弾性復帰
力によつて同図aの状態になる。
以上の様に形状記憶合金を用いて温度等の窓の
開閉を行なえば、高温時に窓を開成し外気を流入
せしめ、低温時に窓を閉成し外気の流入を遮断す
ることができ温室内の温度調節が可能となる。即
ち、空調換気扇等の高コストの設備を設けずとも
極めて動作の確実な温度調節(或いは湿度調節)
が可能となる。
開閉を行なえば、高温時に窓を開成し外気を流入
せしめ、低温時に窓を閉成し外気の流入を遮断す
ることができ温室内の温度調節が可能となる。即
ち、空調換気扇等の高コストの設備を設けずとも
極めて動作の確実な温度調節(或いは湿度調節)
が可能となる。
以上本考案によれば、室を形成する骨組の一部
に窓枠を形成するものにおいて、骨組と窓枠との
連結部分に、所定温度以上で窓を開成する方向に
形状回復する形状記憶合金で形成される連結部材
を、骨組と窓枠とに誇つて設けたので、室内温度
に応じた連結部材の形状回復動作によつて窓を自
動的に開閉することができる。
に窓枠を形成するものにおいて、骨組と窓枠との
連結部分に、所定温度以上で窓を開成する方向に
形状回復する形状記憶合金で形成される連結部材
を、骨組と窓枠とに誇つて設けたので、室内温度
に応じた連結部材の形状回復動作によつて窓を自
動的に開閉することができる。
この場合、形状記憶合金製の連結部材が骨組、
窓枠の一部と化し、他の機構を介さずに直接窓を
開閉するので、構造が従来のものに比べてきわめ
て簡単である。
窓枠の一部と化し、他の機構を介さずに直接窓を
開閉するので、構造が従来のものに比べてきわめ
て簡単である。
第1図は本考案に係わる温室の外観斜視図、第
2図,第3図は湾曲部の側面断面図を示す。 図中、1:パイプ、2:開閉窓、3:形状記憶
合金棒、4:かしめ。
2図,第3図は湾曲部の側面断面図を示す。 図中、1:パイプ、2:開閉窓、3:形状記憶
合金棒、4:かしめ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 室を形成する骨組の一部に窓枠を形成するもの
において、 骨組と窓枠との連結部分に、所定温度以上で窓
を開成する方向に形状回復する形状記憶合金で形
成される連結部材を、骨組と窓枠とに誇つて設け
て成る空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981089070U JPS6212189Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981089070U JPS6212189Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57200826U JPS57200826U (ja) | 1982-12-21 |
| JPS6212189Y2 true JPS6212189Y2 (ja) | 1987-03-27 |
Family
ID=29884228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981089070U Expired JPS6212189Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6212189Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1554738A (en) * | 1976-10-26 | 1979-10-31 | Delta Materials Research Ltd | Methods of and systems for environmental temperature control |
-
1981
- 1981-06-16 JP JP1981089070U patent/JPS6212189Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57200826U (ja) | 1982-12-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4375183A (en) | Insulated shutter assembly | |
| JPH083860Y2 (ja) | 換気用ダンパ−自動開閉装置 | |
| JPS6212189Y2 (ja) | ||
| JPS5855634A (ja) | 建築物の通気方法および装置 | |
| JPS6136133B2 (ja) | ||
| US5029810A (en) | High performance damper blade and damper seal combination | |
| JP2784728B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPS6364612B2 (ja) | ||
| JPS6035702Y2 (ja) | 天窓開閉装置 | |
| JPS58158400A (ja) | プロペラフアン | |
| JPH0332910Y2 (ja) | ||
| CN210267667U (zh) | 一种根据温度自动控制开关的通风口 | |
| JPS6121541Y2 (ja) | ||
| JPH09109320A (ja) | 形状回復装置 | |
| JPS6273024A (ja) | 換気孔装置 | |
| CN2213265Y (zh) | 自动复位防火阀 | |
| JPS62147245A (ja) | 構造物内の換気の方法 | |
| JPS6216329Y2 (ja) | ||
| JPH0120590Y2 (ja) | ||
| JPS61168734A (ja) | 換気排熱用ダンパ− | |
| NO151799B (no) | Kantprofilert plateelement til anvendelse som veggelement i et vingeformet hulromsprofil og spjeldblad til et ventilasjonsspjeld tildannet av et eller to slike plateelementer | |
| CN118167173A (zh) | 一种采用形状记忆合金的房建自适应结构支撑装置 | |
| CN216431929U (zh) | 一种底盘排水结构及其空调器 | |
| CN213630856U (zh) | 一种风量调节组件及风机 | |
| JPS609629Y2 (ja) | 自動風向切替装置 |