JPS6096161A - 同期電動機 - Google Patents

同期電動機

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JPS6096161A
JPS6096161A JP58201799A JP20179983A JPS6096161A JP S6096161 A JPS6096161 A JP S6096161A JP 58201799 A JP58201799 A JP 58201799A JP 20179983 A JP20179983 A JP 20179983A JP S6096161 A JPS6096161 A JP S6096161A
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synchronous motor
circuit
field
winding
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Masayuki Nashiki
政行 梨木
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Okuma Tekkosho KK
Okuma Machinery Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K19/00Synchronous motors or generators
    • H02K19/02Synchronous motors
    • H02K19/10Synchronous motors for multi-phase current
    • H02K19/103Motors having windings on the stator and a variable reluctance soft-iron rotor without windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/022Synchronous motors
    • H02P25/024Synchronous motors controlled by supply frequency

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  • Power Engineering (AREA)
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、同期電動機の構造に関するものである。
従来、サーボ機構等において速度制御を行なう場合、操
作の簡便性や制御性等から直流電動機を使うことが多か
った。しかしながら、直流電動機にはブラシやコミュテ
ータ′が取付けられており、正常な運転を維持するため
には定期的な保守9点検が必要であるといった欠点があ
る。近年、パワートランジスタ等の電力半導体、制御技
術の進歩が著しいこともあり、さらには電動機の無保守
化の要望から、交流電動機の制御が盛んに研究され、実
際に使用され始めている。
第1図及び第2図は従来の電磁石界磁式の同期電動機I
Oの構造及びその制御装置の一例を示すものであり、同
期電動機lOはステータに巻回された3相(U相、V相
、W相)の電機子巻線11を有し、ロータ12には界磁
巻線13が巻回されている。第2図はこのような従来の
同期電動機IOの断面構造を示すものであり、円筒状の
ケーシング16内には積層されたステータ用の電磁鉄心
15が装着されており、この電磁鉄心15の内円側には
電機子巻線11を巻回するための複数個のスロット14
が等間隔に設けられており、このスロッ)14に分布巻
(又は集中巻)によって電機予巻1i+、11が形成さ
れるようになっている。また、ステータの電磁鉄心15
の空間部には2極の突極型のロータ12が回転できるよ
うに配設されており、ロータ12に巻回された界磁巻線
13にはスリ・ンプリングを介して電動機の外部の界磁
回路から電流が供給されるようになっている。
このような同期電動機lOは、第1図に示すような制御
装置によって制御されるようになっており、ロータ12
の回転軸にはロータ12の回転速度及び位置を検出する
ための検出器4が結合されており、検出器4からの検出
信号DSがロータ位置検出回路5及び速度検出回路6に
入力されて、それぞれロータ12の位置及び回転速度を
検出するようになっている。そして、他の制御装置(た
とえばコンピュータ)から速度指令Slが減算器1に人
力され、速度検出回路6からの速度信号SDとの速度偏
差ESが比例・積分・微分補償回路9に入力され、その
出力であるトルク指令ESAが電機子電流指令回路2に
入力され、3招電機子の指令電流SIu、 SIw、 
SIwを形成するようになっており、これら指令電流S
lu −31wが電機子電流制御回路3に入力されて同
期電動機10の3招電機子巻線11に電機子電流1u、
 Iv。
Iwとして供給されるようになっている。また、ロータ
12の界磁巻線13には、界磁電流指令回路7かもの界
磁電流指令FSに応じた界磁電流制御回路8からの電流
が、スリップリングを介して供給されるようになってい
る。なお、電機子電流指令回路2の詳細は第3図に示す
ような構成となっており、U相、V相及びW相の正弦波
をそれぞれディジタル値で記憶しているメモリ(f−ト
エばROM)220.22V及び22−を有シテオリ、
ロータ位置検出回路5からのロータ位置信号RPの値に
応じて、メモリアドレス設定回路21でメモリ22LI
〜22Mの記憶正弦波データをアクセスするようになっ
ている。メモリ220〜22111からアクセスされた
正弦波データはOA変換器230〜23Wに入力されて
アナログ信号に変換され、このアナログの正弦波信号が
それぞれ乗算器240〜24冒に入力される。また、補
償回路9で得らレルトルク指令ESAは乗算器24U、
 24V及び24Wに人力されてDA変換器23υ、2
3v及び23−からの正弦波信号と乗算されて、その乗
算結果たる位置及び速度偏差ESに応じた電波が電機子
電流指令Slu、 SIw及びS1wとして電機子電流
制御回路3に人力され、電流制御された電機子電流1u
Iv及び[wが同期電動機10に供給されるようになっ
ているの このような構成において、電機子電流指令回路2はロー
タ位置検出回路5からのロータ位置信号RPに応じてメ
モリ22tl〜22Wに格納されている正弦波のディジ
タル値を読出し、OA変換器23U〜23Wでアナログ
信号に変換した後1乗算器24tl〜24Wで速度指令
SIと実際に検出される速度検出回路6からの速度信号
S口との速度偏差ESに応じて乗算されることになるの
で、電機子電流指令回路2からは速度指令S■とロータ
12の回転速度とが一致するように電機子電流指令S■
u−5Iwが出力されることになり、同期電動器10は
電機子電流制御回路3を介してロータ12の回転を速度
指令Slに制御することができる。
ここで、同期電動機lOの発生トルクTは、ロータ12
の位置をθとし、電機子電流Iと磁束密度Bとの相対位
相をαとし、磁束密度Bがロータ12の位置θを中心に
余弦波分布をしてもXると仮定し、また各相電機子電流
1u〜■賛もメタする磁束密度Bに同期した余弦波分布
をしてI/Xると仮定した場合、 TOCBueIu+ByeI’v+Bw*Iw= B(
、C(130m r、 cos(θ+α)+ BOco
s(θ + 2/3e π) *[、cos((7+ 
a + 2/3* π)←f36 cos(θ+4/3
@π)。
■。cos(θ+ α +4/3・π)=B、1. ・
3/2 a cosα ・・・・・・・・・ (1)と
なる。なお、 B、及び1.は磁束密度及び電機子電流
の最大値を示している。この時、磁束密度Bと3相の各
相電流が同期しているとα=θ°であり、 Tゾ3/2 ・ B、1. ・・・・・・・・・(2)
となる。したがって、理想的な制御が行なわれる場合は
、同期電動@ioの出力トルクTは磁束密度Bと電機子
電流Iの大きさにのみ関係することになる。このため、
たとえば磁束密度Bが一定であるとすれば、電動機の出
力トルクTは゛電機子電流Iの大きさにのみ依存するこ
とになるので、直流電動機と同様な良好な制御性を期待
することができる。
しかしながら、このような従来の同期電動機10はロー
タ12に界磁巻線13を備えているため界磁損失が大き
く、界磁電流制御用の電力増幅器や制御回路が必要であ
り、また、界磁電流をロータ12側へ供給するためのス
リップリング又は回転トランス等が必要であるといった
欠点がある。さらに、同期電動機の界磁としてロータに
永久磁石を用いた場合には、永久磁石自体のコストが高
く、更に永久磁石を回転軸等に固定する必要があるため
に構造的にも複雑で、この面からもコストが高くなり、
大容量化が困難であるといった欠点がある。この場合、
界磁の大きさが一定であるため、ステータ巻線の誘起電
圧は回転数に比例し、制御回転数に上限が生じるといっ
た欠点もある。
よって、この発明の目的は上述のような欠点のない同期
電動機を提供すことにある。
以下にこの発明を説明する。
この発明の同期電動機は、ステータに電機子及び界磁兼
用の巻線が巻回され、ロータが複数の磁極を有する磁性
体材料で成っているものである・ 第4図はこの発明の同期電動機30の構造例を集中巻で
示すものであり、ステータ31には電機子と界磁を兼用
する巻線32が3相に巻回されている。そして、ステー
タ31内の空間には突極型の磁性体材料(たとえばケイ
素鋼板、磁性鋼帯、ソフトフェライト等)で成る2極の
ロータ34が配設されている。また、巻線32は第5図
に示すように巻回されており、巻線32のU相巻線は入
力端子U1から巻線UP、 UNを経て接続点NAに接
続され、 V相巻線は入力端子v1から巻線vp。
VNを経て接続点NAに接続され、 −相巻線は入力端
子Wlから巻線WP、 WNを経て接続点HAに接続さ
れている。なお、この図では説明の便宜のために集中巻
で示しているが、分布巻でもよい。
一方、第6図はこの発明の同期電動機30のロータ34
の構造例を示すものであり、円柱状のロータ軸341の
軸方向中央部には両光端が湾曲した長形状のケイ素鋼板
等の磁性体材料板を積層して形成されたロータ磁極34
2が設けられており、このロータ磁極342の画先端部
には軸方向に整列されると共に、回転方向に穿設して貫
通された複数個の矩形状の六343が設けられており、
ロータ34の磁気的な偏りを防ぐようになっている。な
お、上述では3相の巻線としているが、2相又は4相以
上の多相とすることも可能である。
一方、第7図はこの発明の同期電動機の2極ロータの他
の構造例を示すものであり、ロータ34の磁気的な偏り
を防ぐため、スラスト方向に矩形もしくは台形状に穿設
して貫通された穴344を、回転方向に整列して複数個
設けており、これにより磁気的な偏りを防止するように
している。また、第8図はこの発明の同期電動機の4極
ロータの構造例を示すものであり、この場合にも積層さ
れた十字状のケイ素鋼板等の磁性体材料342Aの各先
端部に回転方向に整列され、スラスト方向に穿設された
複数個の円形状の穴348を設けることにより、ロータ
の磁気的な偏りを防ぐようにしている。なお、突起34
7は後述する非磁性体材料を固定するために設けられて
いるものである。さらに、第9図のロータ34Aは第7
図のロータ34に対して回転時の風抵抗を少なくするた
めに、ロータの外側に円筒の固定部材346を装着する
と共に、薄板の円筒部材346 と突極型ロータの積層
板342との間の空間に合成樹脂等の非磁性体材料34
5を充填したものであり、これによりロータ34Aの回
転を円滑に行ない得るようにしている。また、第10図
の例も同様であり、第8図に示す4極の突極型ローff
34の外側に薄板の円筒部材346を装着し、円筒部材
346と突極型ロータの積層板342Aとの間の空間部
に非磁性体材料349を充填して、ロータ34Bの回転
を円滑に行ない得るようにしたものである。
次に、上述したようなこの発明の同期電動機30を制御
するための制御装置を第11図に示して説明すると、ロ
ータ34にはロータ位置及び回転速度を検出するための
検出器4が接続され、ロータ位置検出回路5からのロー
タ位置信号RPが電機子電流指令回路2及び界磁電流指
令回路50に入力され、電機子電流指令回路2からの電
機子電流指令5AIu、 SAIマ、 5AIvを界磁
電流指令回路50からの界磁電流指令5FIu、 5F
Iv、 SFIwと加算器?2,73.ハでそれぞれ加
算し、その加算電流を電流指令Slu、Srマ、SIw
として電流制御回路60を経て駆動電流1u(FIu+
AIu) 、 Iv(FIv+AIv) 。
Iw (F Iw+^Iw)で巻線32に供給するよう
になっている。ここに、電機子電流指令回路2は第3図
の構成と同様であり、界磁電流指令回路50の詳細は第
12図に示すような構成となっており、速度検出回路6
からの速度信号SDは第13図に示すような特性を有す
る変換回路51に入力され、そ−の変換出力SDAが乗
算器550〜55Wに人力されるようになっている。す
なわち、変換回路51は入力速度信号SI]が一定値N
0より小さい時は− ′定の値S0を出力し、一定値N
。より大きい場合は5DA=1/SIIの反比例曲線と
なっている。したがって、ロータ34の回転速度Nが一
定値NOよりも大きい場合、界磁磁束密度Bは界磁速度
マに反比例するので、結局電動機の誘起電圧Vはv=v
B!oCマφ1/マ・f =fとなり一定値となる。こ
の結果、電動機30の高速回転時にも電動機誘起電圧V
はある一定値より大きくならないので、商用電源で高速
回転数まで制御することが可能となる。このとき、もし
、界磁電流Flu〜FIwが電動機30の回転速度Nに
無関係に一定の場合、電動機誘起電圧Vは回転速度Nに
比例するので、電源電圧を越えるような高速回転は制御
不能となる。
さらに、ロータ位置検出回路5からのロータ位置信号R
Pは前述のようなメモリアドレス設定回路52に入力さ
れ、メモリアドレス設定回路52で設定されたアドレス
信号でメモリ531〜53曽に格納されている正弦波の
ディジタル値を読出し、この読出されたロータ位置に対
応するディジタル値をDA変換器540〜54Wでアナ
ログ信号に変換して、それぞれ乗算器550〜55Wに
入力するようになっている。したがって、この界磁電流
指令回路50は変換回路51を除いて前述の電機子電流
指令回路2と同様な構成となっている。そして、電流制
御回路60は第14図に示すような構成となっており、
電機子電流指令回路2からの電機子電流指令5AIu 
、 SAIマ、 SAIwと界磁電流指令回路50から
の界磁電流指令5FIu、 SFIマ、 SFIwとの
加算電流Slu、Sly、S1wはそれぞれ減算器81
0.81V、 61W ニ入力すレ、変流5B40.8
4V、 Ei4Wからのフィードパンク電流で減算され
、その偏差がPID増幅器820. B2V、 82W
 ニソれぞれ入力されるようになっている。そして、P
ID増幅器820〜82Wの増幅信号はそれぞれ電力増
幅器831〜63Wで増幅され、その増幅電流Iu、 
Iv、 Iwがそれぞれ電動機巻線32に供給されるよ
うになっている。
このような構成において、その動作を第15図(A)〜
(G)の波形図及び第16図(A)〜(D)のタイミン
グチャートを参照して説明する。
第15図はロータ34の回転角θと、3相の界磁電流S
F[u”SFIwに対応する駆動電流1u−1wの成分
FIu−FIwと、θ=0の位置にあるU相巻線の磁束
密度Buと、一定の電動機トルクを出力するときの3相
の電機子電流指令SAIu−9AIwに対応する駆動電
流Iu−Iwの成分Alu−A1wとの関係を示してお
り、ロータ34に同期して回転する界磁磁束成分の大き
さを一定とする場合、界磁電流成分FIu、 FIv、
 Flwは同図(^)−(C)のようになる。すなわち
、 BoCIuf * sinθ +Ivf ・5in(θ
 −2/3・π)+ Iwf asin(θ−4/3 
・π)= Io s 1nce sin θ +1. 
5in(0−2/3 参 g) asin(O−2/3
・π) + 165in(0−4/3e π) ・5i
n(0−4/3 ・π) = ■。5in20 + 1(、(sinθ” (−1
/2)−’ CoSθe JE/2) 2+ 16 (
si’no、 (−1/2)−cosθ・(JTI/2
)’ + 2= 1.) 5in2 θ + 16 (
1/4 @ 5in2 θ+ 2fT]/45in(1
・ cosθ+3/A cos2 θ)+ ’L) (
1/4 * 5in20−2J”+/4 sinθe 
’cos O+ 3/acos201=El/4eIo
(sin20÷CO32θ)=3/21゜・・・・・・
・・・ (3) となり、界磁巻線を兼用する巻線32をステータ側に設
けても突極型のロータ34に生ずる磁束密度Bは一定値
となることが明らかである。また、0=0の位置にある
U相巻線UPの磁束密度Buは第15図(D)となり、
電動機の出力トルクTを一定とする場合、電機子電流の
成分Alu、 AIv。
Alwはそれぞれ第15図(E)〜(G)のようになり
、電動機出力トルクTの可変は前述(1)式及び(2)
式が成立するので、電機子電流成分Alu。
AIv、 Alwに対応する電機子電流指令5AIu 
、 5AIv 、 SAIwの大きさを変えることによ
り実現することができる。なお、電機子電流分Alu、
Alt、AI質による起磁力は、突極型のロータ34の
磁極方向と直交し、磁気抵抗の大きな方向に起磁力が働
くように制御されるので、電機子電流分AIu。
Alw、AIMによる磁束への影響は小さい。この結果
、第4図〜第6図に示すこの発明の突極型のロータの同
期電動機は、従来の電磁石界磁型又は永久磁石界磁型の
同期電動機とほぼ同じ特性を崩することになる。
なお、第16図(A)〜(D)は主要部のタイミングチ
ャートを示すものであり、補償回路9からのトルク指令
USAが同図(A)に示す如く時点tlで減少変化する
と、電機子電流指令回路2からの電機子電流指令SAI
u−3AIwも同図(C)のように、時点11以降レベ
ルダウンする。また、界磁電流指令回路50からの界磁
電流指令SFIu=SFIwは、第16図(B)の如く
トルク指令USAの変化に対して変化しないが、電機子
電流指令SAIu−3AIwと界磁電流指令SF 1.
u ” SF 1.wとを加算して得られる電流制御回
路60からの駆動電流Iu−1wは、それぞれ第16図
(ロ)のように変化して巻線32に供給されるので、電
動機30の駆動トルクはトルク指令USAに応じて変化
することになる。
一方、上述の制御装置では、電機子電流指令回路2及び
界磁電流指令回路50をそれぞれメモリを使用したディ
ジタル回路で構成しているが、関数発生器を用いたアナ
ログ回路で構成することも可能である。すなわち、第1
7図は電機子電流指令回路2の他の例を示すものであり
、ロータ位置検出回路5からの位置信号RP(θ)に応
じて、正弦波信号sinθを発生する正弦波発生回路2
5Uと、位相が2/3・πだけずれた正弦波信号5in
(θ+2/3・π)を発生する正弦波発生回路25Vと
、位相が4/3争πだけずれた正弦波信号5in(θ+
4/3・π)を発生する正弦波発生回路25Wとを有し
、正弦波発生回路250〜25Wからの正弦波信号はそ
れぞれ乗算器240〜24−に人力され、トルク指令U
SAとアナログ的に乗算され、その乗算結果が電機子電
流指令5AIu〜SAIwとして出力される。これによ
り、全ての動作をアナログ的に処理することができる。
また、第18図は界磁電流指令回路50の他の例を示す
ものであり、ロータ位置検出回路5からの位置信号RP
(θ)を減算器56でπ/2だけ減算し、その減W(t
licθ−π/2)をそれぞれ正弦波発生回路5?U〜
57−に入力することにより、正弦波発生回路57Uか
らは正弦波信号5in(θ−π/2)が、正弦波発生回
路571/からは正弦波信号5in(θ −π/2÷2
/3・π)が、正弦波発生回路57Wからは正弦波信号
5in(θ −π/2+4/3・π)がそれぞれ出力さ
れる。そして、これら正弦波信号は第13図に示す特性
を有する変換回路51からの速度信号SDAと共に乗算
器55■〜551+1に入力され、その乗算結果が界磁
電流指令SFlu−SFIwとして出力される。これに
より、全ての動作をアナログ的に処理することができる
次に、この発明の同期電動機を制御する制御装置の他の
例を第19図以下に示して説明する。
第18図は1M、様子電流指令S^Iu−9AIwをテ
ーブルに記憶しているメモリテーブル70と、界磁電流
指令SFIu−9FIwをテーブルに記憶しているメモ
リテーブル71とを具備した制御装置を示すものである
。電機子電流指令回路2Aは、トルク指令ESA及びロ
ータ位置信号RPに基いて所定のタイミングでメモリテ
ーブル70から対応する電機子電流指令5AIu”SA
Iwを読出して出力し、界磁電流指令回路5OAは、速
度信号SD及びロータ位置信号1?Pに基いて所定のタ
イミングでメモリテーブル7.1から対応する界磁電流
指令SFIu−3FIwを読出して出力する。このよう
に電機子電流と界磁電流とをメモリテーブルとして記憶
させておき、トルク指令ESA及びロータ位置信号RP
によって電機子電流指令S^Iu−9AIwを、速度信
号SD及びロータ位置信号RPによって界磁電流指令S
FIu−3FIwをそれぞれ出力するようになっている
ので、線形制御のみならず非線形な制御をも容易に実現
できる。
また、第20図は電流制御回路6oに入力する電動機電
流指令MIu−MIwを、電動機電流指令回路80及び
メモリ90で形成する例を示すものであり、その詳細を
第21図及び第22図に示す。すなわち、第21図はメ
モリ90のアドレス設定をトルク指令USA及び速度信
号SDで行なうと共に、ロータ位置信号RP(θ)に応
じて正弦波発生回路84U〜84冒から位相のずれた正
弦波を発生するようになっている。そして、メモリ90
から読出されたデータをI]A変換器86でアナログ信
号に変換された後に乗算器850〜85−に入力され、
それぞれ正弦波発生回路840〜84Wからの正弦波信
号と乗算されることによって、電動機電流指令Mlu−
MIwが形成されるようになっている。
また、第22図はメモリ90の内容を振幅メモリ31と
位相メモリ32とに分けた例であり、振幅メモリ91及
び位相メモリ82はいずれもトルク指令USA、速度信
号SD及びロータ位置信号RPを入力するアドレス設定
回路81によってアドレス指定される。そして、振幅メ
モリ81からの振幅データは乗算器871〜87−に入
力され、位相メモリ82からの位相データはラッチ回路
880〜88Wに一旦ラッチされた後、タイミング的に
制御されて乗算器871〜87Wに入力される。乗算器
87tj〜87Wの乗算結果がそれぞれD^変換器81
30〜86Wでアナログ量に変換され、電機子流指令旧
U〜M1wとして出力される。また、最近は乗算型DA
変換器が容易に入手できるので、OA変換期と乗算器と
は1個の乗算型DA変換器で実現できる。
さらに、第23図は電動機電流指令回路100が電動機
電波指令MIu−M1wの他に、電動機の3相電圧PV
u〜PVwを発生するようになっており、3相電圧PV
u−PVwは電流制御回路60内の加算器65u〜65
wに加算されるようになっている。第24図は電動機電
流指令回路100の詳細を示すものであり、メモリ80
はトルク指令ESA及び速度信号SDに基いてアドレス
設定回路101でアクセスされ、メモリ90から読出さ
れた3相電圧データはDA変換器104でアナログ信号
に変換されて乗算器10fiU −108Wに入力され
、メモリ9゜から読出された電流指令デーiはDA変換
器105でアナログ信号に変換されてから乗算器107
0〜107wに入力される。そして、ロータ位置信号R
Pは■弦波発生回路108〜113に入力され、 U相
〜讐相に応じた正弦波信号に変換されてそれぞれ乗算器
108U −108W及び107U −1071+lK
 入力され、乗算器107U〜107Wから電動機電流
指令旧U〜MIwが、乗算器+08U 〜108Wから
3相電圧PVu〜PVwがそれぞれ出力される。
以」二のようにこの発明の同期電動機によれば、ロータ
が突極型の磁性体材料で構成されており、スリップリン
グ等を介してロータへ電流を供給する必要がなくなり、
また機械的な接触部がなくなるので電動機の信頼性を向
上することができる。また、界磁電流分がステータ巻線
に流されているので、界磁電流分により発生する熱の放
熱が容易であり、電動機の小型化を実現することができ
る。さらに、従来の界磁巻線と電機子巻線とを兼用した
ステータ巻線が巻回されているので、界磁巻線がロータ
側にある場合に働く遠心力がなく、巻線の固定方法が簡
単になるといった利点がある。さらに又、ロータに高価
な永久磁石を用いる必要もないので、安価で構造の簡′
単な電動機を実現できると共に大容量化も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の同期電動機の構造及びその制御装置の一
例を示す構成図、第2図は従来の電磁石界磁式の同期電
動機の構造を示す図、第3図は第1図の一部の詳細回路
図、第4図はこの発明の同期電動機の構造例を示す図、
第5図はその巻線の様子を示す図、第6図はこの発明の
ロータの構造例を示す斜視図、第7図〜第1O図はそれ
ぞれこの発明の同期電動機のロータの他の例を示す構造
図、第11図はこの発明の同期電動機の構成例及びその
制御装置の一例を示す構成図、第12図′笈び第14図
はその一部詳細を示すプロ・ンク回路図、第13図は第
12図の一部回路の特性を示す図、第15図(A)〜(
G)は第11図の動作例を示す波形図、第18図(A)
〜(D)は第11図の装置の動作例を示すタイミングチ
ャート、第17図及び第18図はそれぞれ第11図の制
御装置の一部構成回路の他の例を示すブロック構成図、
第19図及び第20図はそれぞれこの発明の同期電動機
の制御装置の他の例を示す構成図、第21図及び第22
図はそれぞれ電動機電流指令回路の他の例を示すブロッ
ク構成図、第23図はこの発明の同期電動機の制御装置
の更に他の例を示す構成図、第24図はその電動機電流
指令回路の他の例を示すブロック構成図である。 l・・・減算器、2・・・電機子電流指令回路、3・・
・電機子電流制御回路、4・・・検出器、5・・・ロー
タ位置検出回路、6・・・速度検出回路、7・・・界磁
電流指令回路、8・・・界磁電流制御回路、lO・・・
同期電動機、11・・・電機子巻線、12・・・ロータ
、13・・・界磁′45線、30・・・同期電動機、3
2・・・ステータ巻線、34、34A、 34B・・・
ロータ、40・・・電機子電流制御回路、50・・・界
磁電流指令回路、60・・・界磁電流制御回路、80 
、100・・・電動機電流指令回路、90・・・メモリ
。 出願人代理人 安 形 雄 三 藝 7 回 第 9 図 弔 6 図 第 lθ 図 手続補正書 昭和59年1月30日 1、東ぞ1の表示 昭和58年特許願第201799号 2、発明の名称 同期電動機 3、補正をする者 事件との関係 特許用―人 愛知県名古屋市北区辻町1丁目32ffi地株式会社 
大 隈 鐵 二[所 4、代 理 人 東京都新宿区西新宿−丁目18番16号野村ビル7F 
電話(348)77057877 弁理士 安 形 雄
 三 5、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄 6、補正の内容 明細書、第25頁第13行乃〒第16行に「32・・・
ステータ巻線、34.34A 、34B・・・ロータ、
4o・・・電機子電流1li11街回路、5o・・・界
磁電流指令回路、6o・・・界磁゛止流制御回路、」と
あるを「31・・・ステータ、32・・−ステータ巻線
、34.34A、34B−1:I−タ、 50・・・界
磁電流指令回路、6o・・・電流制御回路、」と補IF
する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動機のステータに電機子及び界磁兼用の巻線が
    巻回され、ロータが複数の磁極を有する突極型の磁性体
    材料で成っていることを特徴とする同期電動機。
  2. (2)前記巻線が3相で、前記磁極が2極となっている
    特許請求の範囲第1項に記載の同期電動機。
  3. (3)前記磁極の先端部の軸方向に整列され、回転方向
    に穿設された複数の穴が設けられている特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の同期電動機。
  4. (4)前記磁極の先端部の回転方向に整列され。 軸方向に穿設された複数の穴が設けらている特許請求の
    範囲第1項又は第2項に記載の同期電動機。
  5. (5)前記穴が矩形又は円形となっている特許請求の範
    囲第3項又は第4項に記載の同期電動機。
JP58201799A 1983-09-27 1983-10-27 同期電動機 Granted JPS6096161A (ja)

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GB08423651A GB2149587B (en) 1983-09-29 1984-09-19 Synchronous motors and control units thereof
DE19843435303 DE3435303A1 (de) 1983-09-29 1984-09-26 Synchronmotor und dazugehoerige regeleinheit
US06/935,188 US4743825A (en) 1983-09-27 1986-11-26 Synchronous motors and a control system thereof

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