JPS6096190A - 同期電動機の制御装置 - Google Patents

同期電動機の制御装置

Info

Publication number
JPS6096190A
JPS6096190A JP58201800A JP20180083A JPS6096190A JP S6096190 A JPS6096190 A JP S6096190A JP 58201800 A JP58201800 A JP 58201800A JP 20180083 A JP20180083 A JP 20180083A JP S6096190 A JPS6096190 A JP S6096190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
sine wave
rotor
speed
current command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58201800A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0683587B2 (ja
Inventor
Masayuki Nashiki
政行 梨木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Tekkosho KK
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Tekkosho KK, Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Tekkosho KK
Priority to JP58201800A priority Critical patent/JPH0683587B2/ja
Priority to GB08423651A priority patent/GB2149587B/en
Priority to DE19843435303 priority patent/DE3435303A1/de
Publication of JPS6096190A publication Critical patent/JPS6096190A/ja
Priority to US06/935,188 priority patent/US4743825A/en
Publication of JPH0683587B2 publication Critical patent/JPH0683587B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/022Synchronous motors
    • H02P25/024Synchronous motors controlled by supply frequency

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、新しい同期電動機の制御装置に関するもの
である。
従来、サーボ機構等において速度制御を行なう場合、操
作の簡便性や制御性等から直流゛心動機を使うことが多
かった。しかしながら、直流電動機にはブラシやコミュ
テータが取付けられており、正常な運転を維持するため
には定期的な保守1点検が必要であるといった欠点があ
る。近年、パワートランジスタ等の゛電力半導体、制御
技術の進歩が著しいこともあり、さらには電動機の無保
守化の要望から、交流電動機の制御が盛んに研究され、
実際に使用され始めている。
第1図及び第2図は従来の電磁石界磁式の同期電動機l
Oの構造及びその制御装置の一例を示すものであり、同
期電動機10はステータに巻回された3相(U相、V相
、W相)の電機子巻線11を有し、ロータ12には界磁
巻線】3が巻回されている。第2図はこのような従来の
同期電動機10の断面構造を示すものであり1円筒状の
ケーシング16内には積層されたステータ用の電磁鉄心
15が装着されており、この電磁鉄心15の内円側には
電機子巻線11を巻回するための複数個のスロット14
か等間隔に設けられており、このスロット14に分布巻
(又は集中8)によって電機子巻線+1が形成されるよ
うになっている。また、ステータの電磁鉄心15の空間
部には?極の突極型のロータ12が回転できるように配
設されており、ロータ12に巻回された界磁巻線】3に
はスリンプリングを介して電動機の外部の界磁回路から
電流が供給されるようになっている。
このような同期電動機IOは、第1図に示すような制御
装置によって制御されるようになっており、ロータ12
の回転軸にはロータ12の回転速度及び位置を検出する
ための検出器4が結合されており、検出器4からの検出
信号OSがロータ位置検出回路5及び速度検出回路6に
゛入力されて、それぞれロータ12の位置及び回転速度
を検出するようになっている。そして、他の制御装置(
たとえばコンピュータ)から速度指令Slが1成算器1
に入力され、速度検出回路6からの速度信号SOとの速
度偏差ESが比例・積分・微分補償回路9に入力され、
その出力であるトルク指令USAが電機子電流指令回路
2に人力され、3相電機子の指令電流Slu、 SIv
、 SIwを形成するようになっており、これら指令電
流Slu ”S1wが電機子電流制御回路3に入力され
て同期電動機lOの3相電機子巻線11に電機子電流I
u、 I’v。
Iwとして供給されるよ)になっている。また、ロータ
12の界磁巻線13には、界磁電流指令回路7からの界
磁電流指令FSに応じた界磁電流制御回路8からの電流
が、スリップリングを介して供給される。ようになって
いる。なお、電機子電流指令回路2の詳細は第3図に示
すような構成となっており、 U相、V相及び讐相の正
弦波をそれぞれディジタル値で記憶しているメモリ(タ
トえ4fROM)22U、 22V及び22豐を有しテ
オリ、ロータ位置検出回路5からのロータ位置信号RP
の値に応じて、メモリアドレス設定回路21でメモリ2
20〜22Wの記憶正弦波データをアクセスするように
なっている。メモリ220〜22讐からアクセスされた
正弦波データはDA変換器23U〜23Wに人力されて
アナログ信号に変換され、このアナログの正弦波信号が
それぞれ乗算器24υ〜24Wに人力される。また、補
償回路9で得られるトルク指令ESAは乗算器240.
24V及び24W ニ入力されテOA変換器23U、 
23V及び23Wからの正弦波信号と乗算されて、その
乗算結果たる位置及び速度偏差ESに応じた電流が電機
子電流指令SIu、 Slマ及びS1wとして電機子電
流制御回路3に人力され、電流制御された電機子電流1
u、 Iv及びIvが同期電動機10に供給されるよう
になっている。
このような構成において、電機子電流指令回路2はロー
タ位置検出回路5からのロータ位置信号RPに応じてメ
モリ22U〜22Wに格納されているIF弦波のディジ
タル値を読出し、DA変換器23U〜23Wでアナログ
信号に変換した後、乗算器24U〜24Wで速度指令S
Iと実際に検出される速度検出回路6からの速度信号S
Dとの速度偏差ESに応じて乗算されることになるので
、電機子電流指令回路2からは速度指令Slとロータ1
2の回転速度とが一致するように電機子電流指令5Iu
−5lvが出力されることになり、同期電動器10は電
機子電流制御回路3を介してロータ12の回転を速度指
令S■に制御することができる。
こ゛こで、同期電動機lOの発生トルクTは、ロータ1
2の位置を0とし、電機子電流Iと磁束密度Bとの相対
位相をαとし、磁束密度°Bがロータ12の位置θを中
心に余弦波分布をしていると仮定し、また各相電機子電
流1u−1vも叉交する磁束密度Bに同期した余弦波分
布をしていると仮定した場合。
ToCBu1+1u + Bv * Iv + B11
m Iw= B(、cos Oe I□ cos(θ+
α〕+’ BOcos(θ +2/3−π)・10 c
os(θ + α + 2/3 ・ π)十 BOco
s(c?+ 4/3 a π) al、 cos(θ+
α+ 4/3e π)=Bo Io ’3/2 * c
osα ・・・・・・・−(1)となる。なお、Bo及
びI。は磁束密度及び電機子電流の最大値を示している
。この時、磁束冨度Bと3相の各相電流が同期している
とα=0°であり、 Tc(3/2 ・Bo Io ”””・・’ (2)と
なる。したがって、理想的な制御が行なわれる場合は、
同期電動機10の出力トルクTは磁束密度Bと電機子電
流■の大きさにのみ関係することになる。このため、た
とえば磁束密度日か一定であるとすれば、電動機の出力
l・ルクTは電機子電流■の大きさにのみ依存すること
になるので、直流電動機と同様な良好な制御性を期待す
ることができる。
しかしながら、このような従来の同期電動機10はロー
タ12に界磁巻線13を備えているため界磁損失が大き
く、界磁電流制御用の電力増幅器や制御回路が必要であ
り、また、界磁電流をロータ12側へ供給するためのス
リップリング又は回転トランス等が必要であるといった
欠点がある。さらに、同期電動機の界磁としてロータに
永久磁石を用いた場合には、永久磁石自体のコストが高
く、更に永久磁石を回転軸等に固定する必要があるため
に構造的にも複雑で、この面からもコストが高くなり、
大容量化が困難であるといった欠点がある。この場合、
界磁の太きさが一定であるため、ステータ巻線の誘起電
圧は回転数に比例し、制御回転数に上限゛が生じるとい
った欠点もある。
よって、この発明の目的は上述のような欠点のない同期
電動機の制御装置を捉供すことにある。
以下にこの発明を説明する。
この発明の制御装置が対象とする同期電動機は、ステー
タに電機子及び界磁兼用の巻線が巻回され、ロータが複
数の磁極を有する磁性体材料で成っているものであり、
この発明の制御装置はロータの位置及び回転速度を検出
するためのロータ位置検出手段及び速度検出手段と、速
度指令及び速度検出手段の検出速度の偏差を人力すると
共に、ロータ位置検出手段の検出位置を入力して電機子
電流指令を形成する電機子電流指令手段と、検出速度及
び検出器tを入力して界磁電流指令を形成する界磁電流
指令手段と、電機子電流指令及び界磁電流指令の加算信
号を入力して巻線に電流を供給する電流制御手招4図は
この発明に適用することができる同期電動機3oの構造
例を集中巻で示すものであり、ステータ31には電機子
と界磁を兼用する巻線32が3相に巻回されている。そ
して、ステータ31内の空間には突極型の磁性体材料(
たとえばケイ素鋼板、磁性鋼帯、ソフI・フェライト等
)で成る2極のロータ34が配設されている。
また、巻線32は第5図に示すように巻回されており、
巻線32のU相巻線は入力端子Ulから巻線UP、 U
Nを経て接続点NAに接続され、 V相巻線は入力端子
v1から巻線VP、 VNを経て接続点NAに接続され
、 W、10巻線は入力端子W+から巻線畦、 WNを
経て接続点NAに接続されている。なお、この図では説
明の便宜のために集中巻で示しているか1分布巻でもよ
い。
一方、第6図は同期電動機3oのロータ34の構造例を
示すものであり、円柱状のロータ軸341の軸方向中央
部には両先端が湾曲した長形状のケイ素鋼板等の磁性体
材料板を積層して形成されたロータ磁極342が設けら
れており、このロータ磁極342の画先端部には軸方向
ば整列されると共に、回転方向に穿設して貝通された複
数個の矩形状の穴343が設けられており、ロータ34
の磁気的な偏りを防ぐようになっている。なお、」−述
では3相の8線としているが、?相又は4相以上の多相
とすることも可能である。
一方、第7図は同期電動機の2極ロータの他の構造例を
示すものであり、ロータ34の磁気的な偏りを防ぐため
、スラスト方向に矩形もしくは台形状に穿設して貫通さ
れた穴344を、回転方向に整列して複数個設けており
、これにより磁気的な偏りを防止するようにしている。
また、第8図はこの発明の同期電動機の4極ロータの構
造例を示すものであり、この場合にも積層された十字状
のケイ素鋼板等の磁性体材料342Aの各先端部に回転
方向に整列され、スラスト方向に穿設された複数個の円
形状の穴348を設けることにより、ロータの磁気的な
偏りを防ぐようにしている。なお、突起347は後述す
る非磁性体材料を固定するために設けられているも・の
である。さらに、第9図のロータ34Aは第7図のロー
タ34に対して回転時の風抵抗を少なくするために、口
7夕の外側に円筒の固定部材346を装着すると共に、
薄板の円筒部材346 と突極型ロータの積層板342
との間の空間に合成樹脂等の非磁性体材料345を充填
したものであり、これによりロータ34Aの回転を円滑
に行ない(l)るようにしている。また、第1O図の例
も同様であり、第8図に示す4極の突極型ロータ34の
外側に薄板の円筒部材346を装着し、円筒部材34G
と突極型ロータの積層板342Aとの間の空間部に非磁
性体材料348を充填して、ロータ34Bの回転を円滑
に行ない得るようにしたものである。
次に、上述したような同期電動機30を制御するだめの
この発明の制御装置を第11図に示して説明すると、ロ
ータ34にはロータ位置及び回転速度を検出するための
検出器4が接続され、ロータ位置検出回路5からのロー
タ位置信号RPが電機子電流指令回路2及び界磁電流指
令回路50に入力され、電機子電流指令回路2か゛らの
電機子電流指令5AIu、 5AIv’、 SAIwを
界磁電流指令回路50からのW磁電流指令5FIu、 
SFIw、 SFIwと加算器?2.,73.74でそ
れぞれ加算し、その加算電流を電流指令Slu、S[マ
、S1wとして電流制御回路60を経て駆動電流Iu(
Flu+Alu) 、 Iv(FIv+AIv) 。
Iw(FIw+AIw)で巻線32に供給するようにな
っている。ここに、電機子電流指令回路2は第3図の構
成と同様であり、界磁電流指令回路50の詳細は第12
図に示すような構成となっており、速度検出回路6から
の速度信号SOは第13図に示すような特性を有する変
換回路51に入力され、その変換出力SDAが乗算器5
50〜55誓に人力されるようになっている。すなわち
、変換回路51は入力速度信号SDが一定値N。より小
さl/)時は一定の値Soを出力し、一定値NOより大
きり)場合は5DAd/SOの反比例曲線となっている
。し、たかって、ロータ34の回転速度Nが一定値N0
よりも大きい場合、界磁磁束密度Bは界磁速度マに反比
例するので、結局電動機の誘起電圧VはV = vB!
oCv* 1/v * i =Jjとなり一定値とな′
る。この結果、電動機30の高速回転時にも電動機誘起
電圧Vはある一定値より大きくならないので、商用電源
で高速回転数まで制御することが可能となる。このとき
、もし、界磁電流Flu〜FIwか電動機30の回転速
度Nに無関係に一定の場合、電動4M!誘起電圧Vは回
転速度Nに比例するので、電源電圧を越えるような高速
回転は制御不能となる。
さらに、ロータ位置検出回路5からのロータ位置信号R
Pは前述のようなメモリアドレス設定回路52に入力さ
れ、メモリアドレス設定回路52で設定されたアドレス
信号でメモリ530〜53Wに格納されている正弦波の
ディジタル値を読出し、この読出されたロータ位置に対
応するディジタル値をOA変換器540〜54Wでアナ
ログ信号に変換して、それぞれ乗算器550〜55Wに
入力するようになっている。したがって、この界磁電流
指令回路50は変換回路51を除いて前述の電機子゛壁
流指令回路2と同様な構成となっている。そして、電流
制御回路80は第14−に示すような構成となっており
、電機子電流指令回路2からの電機子電流指令5AIu
 、 5AIv 、 SAIwと界磁電流指令回路50
からの界磁電流指令5FIu、 SFIw、 SFIw
との加算電流SIu、SIv、S1wはそれぞれ減算器
1310. filV、 81Wに入力され、変流器[
140,84V、 64Wからのフィードバック電流で
減算され、その偏差がPID増幅器f!2U、 82V
、 62W ニソれぞれ入力されるようになっている。
そして、PID増幅器Ei2tl〜62111の増幅信
号はそれぞれ電力増幅器830〜83Wで増幅され、そ
の増幅電流Iu、Iv、 Iwがそれぞれ電動機巻線3
2に供給されるようになっている。
このような構成において、その動作を第15図(A)〜
(G)の波形図及び第16図(A)〜(D)のタイミン
グチャートを参照して説明する。
第15図はロータ34の回転角θと、3相の界磁電流S
FIu−9FIwに対応する駆動電流1u−1wcy)
成分Flu ”Flwと、0=0の位置にあるU相巻線
の磁束密度Buと、一定の電動機トルクを出力するとき
の3相の電機子電流指令SAIu−3AIwに対応する
駆動電流1u=Iwの成分Alu−AIwとの関係を示
しており、ロータ34に同期して回転する界磁磁束成分
の大きさを一定とする場合、界磁電流成分Flu、 F
ly、 FIwは同図(A)〜(C)ノようになる。す
なわち、 B oCI u f ・ sinθ + Ivfe 5
in(0−2/3拳 π)+ Iwf a 5in(θ
−4/3・π)= Io sinθ・ sinθ+10
5in(θ−2/3・π)4sin(0−2/3・W)
 + 165in(θ−473・π)・5in(0−4
/3 *π) = 1. 5in2 θ +10 (5inO# (−
1/2)−cosOe r3/212+ 1.) (s
inθ−(−1/2)−Co5o・(−fTl/2) 
) 2= 16 5in20 ◆Io (l/44 5
in2 θ十 2J”′3/4 sin θ ” co
s o +3/a cos2 θ )” Io (1/
4 ・ 5in20 − 2JT(/4 sin θ a cos θ + 
3/4cos 20 )=6/4 ψ 16 (sir
+2 0 +cos2 θ)= 3/24゜・・・・・
・・・・ (3) となり、界磁巻線を兼用する巻線32をステータ側に設
けても突極型のロータ34に生ずる磁束密度Bは一定値
となることが明らかである。また、θ=0の位置にある
U相巻線UPの磁束密度Buは第15図(D)となり、
電動機の出力トルクTを一定とする場合、電機子電流の
成分Alu、 Alt。
AIwはそれぞれ第15図(E)〜(G)のようになり
、電動機出力トルクTの可変は前述(1)式及び(2)
式が成立するので、電機子電流成分Alu。
Alv、 AIwに対応する電機子電流指令5AIu 
、 SAIマ、SAIwの大きさを変えることにより実
現することができる。なお、電機子電流分Alu、AI
マ、AI賛による起磁力は、突極型のロータ34の磁極
方向とi17交し、磁気抵抗の大きな方向に起磁力が働
くように制御されるので、電機子電流分Alu。
Alv、Alpによる磁束への影響は小さい。この結果
、第4図〜第6図に示す突極型ロータの同期電動機は、
従来の電磁石界磁型又は永久磁石界磁型の同期電動機と
ほぼ同じ特性を有することになる。
なお、第16図(A)〜(D)は主要部のタイミングチ
ャートを示すものであり、補償回路9からのトルク指令
ESAが同図(A)に示す如く時点t1で減少変化する
と、電機子電流指令回路2かうの電機子電流指令SAI
u−3AIwも同図(C)のように、時点tl以降レベ
ルダウンする。また、界磁電流指令回路50からの界磁
電流指令SFIu−3FIwは、第1B図(B)の如く
トルク指令ESAの変化に対して変化しないが、電機子
電流指令5AIu”SAIwと界磁電流指令SFIu−
3FIwとを加算して得られる電流制御回路60からの
駆動電流1u〜Iwl±、それぞれ第16図(Il)の
ように変化して巻線32に供給されるので、電動機30
の駆動トルクはトルク指令USAに応じて変化すること
になる。
一方、上述のこの発明の制御装置では、電機子電流指令
回路2及び界磁電流指令回路50をそれぞれメモリを使
用したディジタル回路で構成しているが、関数発生器を
用いたアナログ回路で構成することも可能である6すな
わち、第17図は電機子電流指令回路2の他の例を示す
ものであり、ロータ位置検出回路5からの位置信号R1
’ (θ)に応じて、正弦波信号sinθを発生する正
弦波発生回路25Uと、位相が273・πだけずれた正
弦波信号5in(θ+2/3・π)を発生する正弦波発
生回路25Vと、位相が473・πだけずれた正弦波信
号5In(O÷4/3−π)を発生する正弦波発生回路
25Wとを有し、正弦波発生回路25U〜25Wからの
正弦波信号はそれぞれ乗算器24U〜24Wに入力され
、トルク指令USAとアナログ的に乗算され、その乗算
結果が電機子電流指令5A(u”sAIwとして出力さ
れる。これにより、全ての動作をアナログ的に処理する
ことができる。また、第18図は界磁電流指令回路50
の他の例を示すものであり、ロータ位置検出回路5から
の位置信号RP(θ)を減算器56でπ/2だけ減算し
、その減算値(θ−π/2)をそれぞれ正弦波発生回路
571〜57Wに入力することにより、正弦波発生回路
57Uからは正弦波信号5in(0−π/2)が、正弦
波発生回路57Vからは正弦波信号5in(θ−π/2
+2/3・π)が、正弦波発生回路5?Wからは正弦波
信号5in(θ −π/2+4/36 K )がそれぞ
れ出力される。そして、これら正弦波信号は第13図に
示す特性を有する変換回路51からの速度信号SDAと
共に乗算器55U〜55wに入力され、その乗算結果が
界磁電流指令SFIu−5FIwとして出力される。こ
れにより、全ての動作をアナログ的に処理することがで
きる。
次に、上述同期電動機を制御するこの発明の制御装置の
他の例を第1θ図以下に示して説明する。
第19図は電機子電流指令SA(u−9AIwをテーブ
ルに記憶しているメモリテーブル70と、界磁電流指令
5F1u”5FIvをテーブルに記憶しているメモリテ
ーブル71とを具備した制御装置を示すものである。電
機子電流指令回路2Aは、トルク指令ESA及びロータ
位置信号RPに基いて所定のタイミングでメモリテーブ
ル70から対応する電機子電流指令SAIu−5AIw
を読出して出力し、界磁電流指令回路50Aは、速度信
号SD及びロータ位置信号RPに基いて所定のタイミン
グでメモリテーブル71から対応する界磁電流指令5F
Iu”SFIwを読出して出力する。このように電機子
電流と界磁電流とをメモリテーブルとして記憶させてお
き、トルク指令ESA及びロータ位置信号RPによって
電機子電流指令S^Iu−SAIwを、速度信号SD及
びロータ位置信号RPによって界磁電流指令SFIu−
3FIwをそれぞれ出力するようになっているので、線
形制御のみならず非線形な制御をも容易に実現できる。
また、第20図は電流制御回路60に入力する電動機電
流指令Mlu−M1wを、電動機電流指令回路80及び
メモリ80で形成する例を示すものであり、その詳細を
第21図及び第22図に示す。すなわち、第21図はメ
モリ80のアドレス設定をトルク指令USA及び速度信
号SDで行なうと共に、ロータ位置信号RP (θ)に
応じて正弦波発生回路84U〜84Wから位相のずれた
正弦波を発生するようになっている。そして、メモリ9
0から続出されたデータをDA変換器86でアナログ信
号に変換された後に乗算器8511〜85I11に入力
され、それぞれ正弦波発生回路840〜84Wからの正
弦波信号と乗算されることによって、電動機電流指令M
lu−M1wが形成されるようになっている。
また、第22図はメモリ8oの内容を振幅メモリ81と
位相メ士り82とに分けた例であり、振幅メモリ81及
び位相メモリ82はいずれもトルク指令USA、速度信
号SD及びロータ位置信号RPを入力するアドレス設定
回路81によってアドレス指定される。そして、振幅メ
モリ91からの振幅データは乗算器87U〜87貿に入
力され、位相メモリ82からの位相データはラッチ回路
880〜88Wに一旦ラッチされた後、タイミング的に
制御されて乗算器870〜87Wに入力される。乗算器
870〜87Wの乗算結果がそれぞれOA変換器880
〜8EiWでアナログ量に変換され、電動機電流指令M
Iu〜M1wとして出力される。また、最近は乗算i!
DA変換器が容易に入手できるので、IIA変換器と乗
算器とは1個の乗算型DA変換器で実現できる。
さらに、第23図は電動機電流指令回路100が電動機
電流指令にIu xMIwの他に、電動機の3相電圧P
Vu−PVwを発生するようになっており、3相電圧P
Vu−PVvは電流制御回路60内の加算器85u〜8
5wに加算されるようになっている。第24図は電動機
電流指令回路100の詳細を示すものであり、メモリ9
0はトルク指令USA及び速度信号S口に基いてアドレ
ス設定回路101でアクセスされ、メモリ90から読出
された3相電圧データは[lA変換器104でアナログ
信号に変換されて乗算器1080−108Wに入力され
、メモリ80から読出された電流指令データはDA変換
器105でアナログ信号に変換されてから乗算器107
U〜107Illに入力される。そして、ロータ位置信
号RPは正弦波発生回路108〜113に入力され、 
υ相〜W相に応じた正弦波信号に変換されてそれぞれ乗
算器1081〜+oew及び1070−10711に入
力され、乗算器107u〜107Wから電動機電流指令
Mlu〜旧賀が、乗算器10flU −10Ei−から
3相電圧PVu〜PVwがそれぞれ出力される。
上述の各実施例ではハードウェアの構成によって制御す
るようにしているが、コンピュータシステムのソフトウ
ェアによっても制御が可能である。
以上のようにこの発明に用いる同期電動機によれば、ロ
ータが突極型の磁性体材料で構成されており、スリップ
リング等を介してロータへ電流を供給する必要がなくな
り、また機械的な接触部がなくなるので電動機の信頼性
を向上することができる。また、界磁電流分がステータ
巻線に流されているので、界磁電流分により発生する熱
の放熱が容易であり、電動機の小型化を実現することが
できる。さらに、従来の界磁巻線と電機子巻線とを兼用
したステータ巻線が巻回されているので、界磁巻線がロ
ータ側にある場合に働く遠心力がなく、巻線の固定方法
が簡単になるといった利点がある。さらに又、ロータに
高価な永久磁石を用いる必要もないので、安価で構造の
簡単な電動機を実現できると共に大容量化も容易となる
したがって、この発明の制御装置によれば、上記の新規
な同期電動機を制御することができるもので、従来にな
い上記種々の効果を得るこ−とが可能となるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の同期電動機の構造及びその制御装置の一
例を示す構成図、第2図は従来の電磁石界磁式の同期電
動機の構造を示す図、第3図は第1図の一部の詳細回路
図、第4図はこの発明に適用することができる同期電動
機の構造例を示す図、第5図はその巻線の様子を示す図
、第6図は同期電動機のロータの構造例を示す斜視図、
第7図〜第1θ図はそれぞれ同期電動機のロータの他の
例を示す構造図、第11図はこの発明に用いる同期電動
機の構成例及びこの発明の制御装置の−・例を示す構成
図、第12図及び第14図はその一部詳細を示すブロッ
ク回路図、第13図は第12図の一部回路の特性を示す
図、第15図(A)〜(G)は第11図の動作例を示す
波形図、第16図(^)〜(D’)は第11図の装置の
動作例を示すタイミングチャート□、第17図及び第1
8図はそれぞれ第11図の制御装置の一部構成回路の他
の例を示すブロック構成図、第19図及び第20図はそ
れぞれこの発明の同期電動機の制御装置の他の例を示す
構成図、第21図及び第22図はそれぞれ電動機電流指
令回路の他の例を示すブロック構成図、第23図はこの
発明の同期電動機の制御装置の更に他の例を示す構成図
、第24図はその電動機電流回路の他の例を示すブロッ
ク構成図である。 1・・・減り器、2・・・電機子電流指令回路、3・・
・電機子電流制御回路、4・・・検出器、5・・・ロー
タ位置検出回路、6・・・速度検出回路、7・・・界磁
電流指令回路、8・・・界磁電流制御回路、lO・・・
同期電動機、 11・・・電機子巻線、 12・・・ロ
ータ、13・・・界磁a線、30・・・同期電動機、3
1・・・電機子巻線、32・・・界磁巻線、34.34
A、 34B・・・ロータ、40・・・電機子電流制御
回路、50・・・界磁電流指令回路、80・・・界磁電
流制御回路、80,100・・・電動機電流指令回路、
80・・・メモリ。 出願人代理人 安 形 雄 三 第 5 図 ur vt wt 第 7 図 第 9 図 第 6 図 第 lθ 回 f続補正潟 1周相59年 1月30日 1、事件の表示 昭和58年特許願第201800号 2、発明の名称 同期電動機の制御装置 3、補正をする者 事件との関係 特許IL願人 愛知県名古屋市北区辻町1丁目32番地株式会社 大 
隈 鐵 工 所 4、代理人 東京都新宿区西新宿−丁目18番16号野村ビル7F 
電話(34B)77057877 弁理士 安 形 M
[三 5、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄 (1)明細書、第28頁第10行に「電動機電流回路」
とあるを「電動機電流指令回路」と補正する。 (2)同、第28頁第17行乃至第20行に「31・・
・電機子巻線、32由界磁巻線、34.34A、34B
・・・ロータ、40・・・電機子電流制御回路、 5Q
・・・界磁電流指令回路、8o・・・界磁電流制御回路
、」とあるをr31・・・ステータ、32・・・巻線、
34.34A、34B・・・ロータ、5o・・・界磁電
流指令回路、6o・・・電流制御回路、」と補止する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステータに電機子及び界磁兼用の巻線が巻回され
    、ロータが複数の磁極を有する突極型の磁性体材料で成
    っている同期電動機の制御装置において、前記ロータの
    位置及び回転速度を検出するためのロータ位置検出手段
    及び速度検出手段と、速度指令及び前記速度検出手段の
    検出速度の偏差を入力すると共に、前記ロータ位置検出
    手段の検出位置を入力して電機子電流指令を形成する電
    機子電流指令手段と、前記検出速度及び検出位置を人力
    して界磁゛〆毬湾流指令形成する界磁電流指令手段と、
    前記゛電機子電流指令及び界磁電流指令の加算信号を人
    力して前記巻線に電流を供給する電流制御手段とを具え
    たことを特徴とする同期電動機の制御装置。
  2. (2)前記電機子電流指令手段が、前記検出位置に応じ
    た第1の正弦波信号を出方する第1の正弦波発生手段と
    、前記検出位置に応じて前記第1の正弦波信号と位相が
    273・πだけずれた第2の正弦波信号を出力する第2
    の正弦波発生手段と、前記検出位置に応して前記第1の
    正弦波信号と位相が473−πだけずれた第3の正弦波
    信号を出力する第3の任二弦波発生手段と、前記第1〜
    第3の正弦波信号をそれぞれ前記偏差と乗算する第1−
    第3の乗算手段とで構成されている特許請求の範囲第1
    項に記載の同期電動機の制御装置。
  3. (3)前記界磁′セ流指令手段が、前記検出速度を所定
    関数で変換する変換手段と、前記検出位置から位相をπ
    /2だけずらした位置イg号に応じた第1の正弦波信号
    を出力する第1の正弦波発生手段と、前記位置信号に応
    じて前記第1の正弦波信号と位相が273・πだけずれ
    たi2の正弦波信号を出力する第2の正弦波発生手段と
    、前記位置信号に応じて前記第1の正弦波信号と位相が
    4/3・πだけずれた第3の正弦波信号を出力する第3
    の正弦゛波発生手段と、前記第1〜第3の正弦波信号を
    それぞれ前記変換回路の出力と乗算する第1〜第3の乗
    算手段とで構成されている特許請求の範囲第1項に記載
    の同期電動機の制御装置。
  4. (4)ステータに電機子及び界磁兼用の巻線が巻回され
    、ロータが複数の磁極を有する突極型の磁性体材料で成
    っている同期電動機の制御装置において、前記ロータの
    位置及び回転速度を検出するためのロータ位置検出手段
    及び速度検出手段と、前記同期電動機の駆動電流データ
    を格納しているメモリと、速度指令及び前記速度検出手
    段の検出速度の偏差を比例・積分・微分補償したトルク
    指令として入力すると共に、前記検出速度及び前記検出
    位置を入力して前記メモリから対応するj「流データを
    読出して電動機電流指令とする電動機電流指令手段と、
    前記電動機電流指令〉を入力して前記巻線に電流を供給
    する電流制御手段とを具えたことを特徴とする同期電動
    機の制御装置。
  5. (5)前記メモリが前記同期電動機の駆動電流データ及
    び駆動電圧データを格納しており、前記電流制御手段が
    PID増幅器、電流増幅器及び電流フィードバック手段
    で構成されており、前記メモリから読出された電流デー
    タを前記PID増幅器に入力し、前記メモリから読出さ
    れた電圧データを前記PIDID増幅器方と加算するよ
    うにした特許請求の範囲第4項に記載の同期電動機の制
    御装置。
JP58201800A 1983-09-27 1983-10-27 同期電動機の制御装置 Expired - Fee Related JPH0683587B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58201800A JPH0683587B2 (ja) 1983-10-27 1983-10-27 同期電動機の制御装置
GB08423651A GB2149587B (en) 1983-09-29 1984-09-19 Synchronous motors and control units thereof
DE19843435303 DE3435303A1 (de) 1983-09-29 1984-09-26 Synchronmotor und dazugehoerige regeleinheit
US06/935,188 US4743825A (en) 1983-09-27 1986-11-26 Synchronous motors and a control system thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58201800A JPH0683587B2 (ja) 1983-10-27 1983-10-27 同期電動機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6096190A true JPS6096190A (ja) 1985-05-29
JPH0683587B2 JPH0683587B2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=16447134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58201800A Expired - Fee Related JPH0683587B2 (ja) 1983-09-27 1983-10-27 同期電動機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0683587B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01126191A (ja) * 1987-11-10 1989-05-18 Sony Corp 無刷子直流モータ
CN103248292A (zh) * 2013-05-27 2013-08-14 重庆大学 一种用于机械储能系统的控制方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58144591A (ja) * 1982-02-05 1983-08-27 シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト 同期電動機の制御方法および装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58144591A (ja) * 1982-02-05 1983-08-27 シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト 同期電動機の制御方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01126191A (ja) * 1987-11-10 1989-05-18 Sony Corp 無刷子直流モータ
CN103248292A (zh) * 2013-05-27 2013-08-14 重庆大学 一种用于机械储能系统的控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0683587B2 (ja) 1994-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4456868A (en) Method and apparatus for controlling AC motors
Grenier et al. Experimental nonlinear torque control of a permanent-magnet synchronous motor using saliency
CA1290388C (en) Field orientation control of a permanent magnet motor
JPS5850119B2 (ja) 無整流子電動機の制御装置
JPH0556117B2 (ja)
US4743825A (en) Synchronous motors and a control system thereof
US4792741A (en) Control unit for non-circulating current type cycloconverter
JPS59156182A (ja) ブラシレス直流アクチユエ−タ装置における制御装置のための進相波形発生器
US4348627A (en) Induction motor controller with rapid torque response
US4074174A (en) Controlling apparatus for asynchronous motors with wound rotor
US4611159A (en) AC motor control system
JPS6096190A (ja) 同期電動機の制御装置
JPS6096161A (ja) 同期電動機
JPS5923198B2 (ja) 同期電動機の制御方式
Rinkevičienė et al. Scalar control of six-phase induction motor
JP3042204B2 (ja) 同期電動機の制御装置
JP3524303B2 (ja) 半径方向回転体位置制御装置
JPH0531393B2 (ja)
JPH0681540B2 (ja) 同期電動機制御装置
JPH07308088A (ja) 同期電動機の制御装置
JPS614484A (ja) リラクタンスモ−タの制御方式
JPH0576272B2 (ja)
JPS6162390A (ja) ブラシレス電動機の制御装置
JPH0716312B2 (ja) 直流無整流子モ−タの駆動装置
JPS5937894A (ja) 同期機の可変速駆動方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees