JPH0531393B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0531393B2
JPH0531393B2 JP58182341A JP18234183A JPH0531393B2 JP H0531393 B2 JPH0531393 B2 JP H0531393B2 JP 58182341 A JP58182341 A JP 58182341A JP 18234183 A JP18234183 A JP 18234183A JP H0531393 B2 JPH0531393 B2 JP H0531393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
field
winding
motor
armature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58182341A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6074954A (ja
Inventor
Masayuki Nashiki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOKUMA KK
Original Assignee
OOKUMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOKUMA KK filed Critical OOKUMA KK
Priority to JP58182341A priority Critical patent/JPS6074954A/ja
Priority to GB08423651A priority patent/GB2149587B/en
Priority to DE19843435303 priority patent/DE3435303A1/de
Publication of JPS6074954A publication Critical patent/JPS6074954A/ja
Priority to US06/935,188 priority patent/US4743825A/en
Publication of JPH0531393B2 publication Critical patent/JPH0531393B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K19/00Synchronous motors or generators
    • H02K19/02Synchronous motors
    • H02K19/10Synchronous motors for multi-phase current
    • H02K19/103Motors having windings on the stator and a variable reluctance soft-iron rotor without windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/022Synchronous motors
    • H02P25/024Synchronous motors controlled by supply frequency

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、同期電動機に関するものである。
従来、サーボ機構等において速度制御を行なう
場合、操作の簡便性や制御性等から直流電動機を
使うことが多かつた。しかしながら、直流電動機
にはブラシやコミユテータが取付けられており、
正常な運転を維持するためには定期的な保守、点
検が必要であるといつた欠点がある。近年、パワ
ートランジスタ等の電力半導体、制御技術の進歩
が著しいこともあり、さらには電動機の無保守化
の要望から、交流電動機の制御が盛んに研究さ
れ、実際に使用され始めている。
第1図及び第2図は従来の電磁石界磁式の同期
電動機10の構造及びその制御装置の一例を示す
ものであり、同期電動機10はステータに巻回さ
れた3相(U相、V相、W相)の電機子巻線11
を有し、ロータ12には界磁巻線13が巻回され
ている。第2図はこのような従来の同期電動機1
0の断面構造を示すものであり、円筒状のケーシ
ング16内には積層されたステータ用の電磁鉄心
15が装着されており、この電磁鉄心15の内円
側には電機子巻線11を巻回するための複数個の
スロツト14が等間隔に設けられており、このス
ロツト14に分布巻(又は集中巻)によつて電機
子巻線11が形成されるようになつている。ま
た、ステータの電磁鉄心15の空間部には2極の
突極型のロータ12が回転できるように配設され
ており、ロータ12に巻回された界磁巻線13に
はスリツプリングを介して電動機の外部の界磁回
路から電流が供給されるようになつている。
このような同期電動機10は、第1図に示すよ
うな制御装置によつて制御されるようになつてお
り、ロータ12の回転軸にはロータ12の回転速
度及び位置を検出するための検出器4が結合され
ており、検出器4からの検出信号DSがロータ位
置検出回路5及び速度検出回路6に入力されて、
それぞれロータ12の位置及び回転速度を検出す
るようになつている。そして、他の制御装置(た
とえばコンピユータ)から速度指令SIが減算器1
に入力され、速度検出回路6からの速度信号SD
との速度偏差ESが比例・積分・微分補償回路9
に入力され、その出力であるトルク指令ESAが
電機子電流指令回路2に入力され、3相電機子の
電流指令SIu,SIv,Siwを形成するようになつて
おり、これら電流指令SIu〜SIwが電機子電流制
御回路3に入力されて同期電動機10の3相電機
子巻線11に電機子電流Iu,Iv,Iwとして供給
されるようになつている。また、ロータ12の界
磁巻線13には、界磁電流指令回路7からの界磁
電流指令FSに応じた界磁電流制御回路8からの
電流が、スリツプリングを介して供給されるよう
になつている。なお、電機子電流指令回路2の詳
細は第3図に示すような構成となつており、U
相、V相及びW相の正弦波をそれぞれデイジタル
値で記憶しているメモリ(たとえばROM)22
U,22V及び22Wを有しており、ロータ位置
検出回路5からのロータ位置信号RPの値に応じ
て、メモリアドレス設定回路21でメモリ22U
〜22Wの記憶正弦波データをアクセスするよう
になつている。メモリ22U〜22Wからアクセ
スされた正弦波データはDA変換器23U〜23
Wに入力されてアナログ信号に変換され、このア
ナログの正弦波信号がそれぞれ乗算器24U〜2
4Wに入力される。また、補償回路9で得られる
トルク指令ESAは乗算器24U,24V及び2
4Wに入力されてDA変換器23U,23V及び
23Wからの正弦波信号と乗算されて、その乗算
結果たる位置及び速度偏差ESに応じた電流が電
機子電流指令SIu,SIv及びSIwとして電機子電流
制御回路3に入力され、電流制御された電機子電
流Iu,Iv及びIwが同期電動機10に供給される
ようになつている。
このような構成において、電機子電流指令回路
2はロータ位置検出回路5からのロータ位置信号
RPに応じてメモリ22U〜22Wに格納されて
いる正弦波のデイジタル値を読出し、DA変換器
23U〜23Wでアナログ信号に変換した後、乗
算器24U〜24Wで速度指令SIと実際に検出さ
れる速度検出回路6からの速度信号SDとの速度
偏差ESに応じて乗算されることになるので、電
機子電流指令回路2からは速度指令SIとロータ1
2の回転速度とが一致するように電機子電流指令
SIu〜SIwが出力されることになり、同期電動器
10は電機子電流制御回路3を介してロータ12
の回転を速度指令SIに制御することができる。
ここで、同期電動機10の発生トルクTは、ロ
ータ12の位置をθとし、電機子電流Iと磁束密
度Bとの相対位相をαとし、磁束密度Bがロータ
12の位置θを中心に余弦波分布をしていると仮
定し、また各相電機子電流Iu〜Iwも叉交する磁
束密度Bに同期した余弦波分布をしていると仮定
した場合、 T∝Bu・Iu+Bv・Iv+Bw・Iw =BOcosθ・IOcos(θ+α)+BOcos(θ+2/
3・π)・IOcos(θ+α+2/3・π)+BOcos
(θ+4/3・π)・IOcos(θ+α+4/3・π)
=BOIO・3/2・cosα ……(1) となる。なお、BO及びIOは磁束密度及び電機子電
流の最大値を示している。この時、磁束密度Bと
3相の各相電流が同期しているとα=0゜であり、 T∝3/2・BOIO ……(2) となる。したがつて、理想的な制御が行なわれる
場合は、同期電動機10の出力トルクTは磁束密
度Bと電機子電流Iの大きさにのみ関係すること
になる。このため、たとえば磁束密度Bが一定で
あるとすれば、電動機の出力トルクTは電機子電
流Iの大きさにのみ依存することになるので、直
流電動機と同様な良好な制御性を期待することが
できる。
しかしながら、このような従来の同期電動機1
0はロータ12に界磁巻線13を備えているため
界磁損失が大きく、界磁電流制御用の電力増幅器
や制御回路が必要であり、また、界磁電流をロー
タ12側へ供給するためのスリツプリング又は回
転トランス等が必要であるといつた欠点がある。
さらに、同期電動機の界磁としてロータに永久磁
石を用いた場合には、永久磁石自体のコストが高
く、更に永久磁石を回転軸等に固定する必要があ
るために構造的にも複雑で、この面からもコスト
が高くなり、大容量化が困難であるといつた欠点
がある。この場合、界磁の大きさが一定であるた
め、ステータ巻線の誘起電圧は回転数に比例し、
制御回転数に上限が生じるといつた欠点もある。
このことは界磁巻線に直流を流す時にも言える。
よつて、この発明の目的は、上述のような従来
の同期電動機の欠点を解消して、直流電動機と同
様の良好な制御性を発揮でき、更に直流電動機の
ように複雑でなくまた制御限界もなく信頼性の高
い同期電動機を提供することにある。
この発明の上記目的は、電動機のステータに多
相の電機子巻線及び界磁巻線が巻回され、ロータ
が複数の磁極を有する突極形の磁性体材料からな
り、かつ各磁極部に磁気的な偏りを防ぐ穴が設け
られ、そしてロータには回転位置検出器が接続さ
れ、電動機の同期位置及び回転速度偏差に応じて
正弦波状の多相電機子電流を出力する電機子電流
制御装置と、電動機の回転位置及び回転速度に応
じて正弦波状の多相界磁電流を出力する界磁電流
制御装置を備えることによつて達成される。
第4図はこの発明の同期電動機30の構造例を
集中巻で示すものであり、ステータ33には電機
子巻線31と界磁巻線32とがそれぞれ3相に巻
回されている。そして、ステータ33内の空間に
は突極型の磁性体材料(たとえばケイ素鋼板、磁
性鋼帯、ソフトフエライト等)で成る2極のロー
タ34が配設されている。また、電機子巻線31
と界磁巻線32は第5図に示すように巻回されて
おり、電機子巻線31のU相巻線は入力端子U1
から巻線UAP,UANを経て接続点NAに接続さ
れ、V相巻線は入力端子V1から巻線VAP,
VANを経て接続点NAに接続され、W相巻線は
入力端子W1から巻線WAP,WANを経て接続
点NAに接続されている、同様に、界磁巻線32
も電機子巻線31と同じように巻回されており、
U相巻線は入力端子U2から巻線UFP,UENを
経て接続点NFに接続され、V相巻線は入力端子
V2から巻線VFP,VFNを経て接続点NFに接
続され、W相巻線は入力端子W2から巻線WFP,
WFNを経て接続点NFに接続されている。なお、
この図では説明の適宜のために集中巻で示してい
るが、分布巻でもよく、電機子巻線31及び界磁
巻線32の巻線数は、通常それぞれの電流制御回
路の電源電圧が同じ構成となつているので、ほぼ
同じ巻線数となる。また、巻線の太さは電機子巻
線31の方が太いことが多い。
一方、第6図はこの発明の同期電動機30のロ
ータ34の構造例を示すものであり、円柱状のロ
ータ軸341の軸方向中央部には両先端が湾曲し
た長形状のケイ素鋼板等の磁性体材料板を積層し
て形成されたロータ磁極342が設けられてお
り、このロータ磁極342の両先端部には軸方向
に整列されると共に、回転方向に穿設して貫通さ
れた複数個の矩形状の穴343が設けられてお
り、ロータ34の磁気的な偏りを防ぎ、回転トル
クの減少及び制御性の劣化を阻止するようになつ
ている。
なお、上述の例ではステータの外側に電機子巻
線31を、その内側に界磁巻線32を巻回してい
るが、外側に界磁巻線32を巻回し、その内側に
電機子巻線31を巻回するようにしても良い。ま
た、上述では3相の電機子巻線、界磁巻線として
いるが、2相又は4相以上の多相とすることも可
能である。
一方、第7図はこの発明の同期電動機の2極ロ
ータの他の構造例を示すものであり、ロータ34
の磁気的な偏りを防ぐため、スラスト方向に矩形
もしくは台形状に穿設して貫通された穴344
を、回転方向に整列して複数個設けてある。ま
た、第8図はこの発明の同期電動機の4極ロータ
の構造例を示すものであり、この場合にも積層さ
れた十字状のケイ素鋼板等の磁性体材料342A
の各先端部に回転方向に整列され、スラスト方向
に穿設された複数個の円形状の穴348を設ける
ことにより、ロータの磁気的な偏りを防ぐように
している。なお、突起347は後述する非磁性体
材料を固定するために設けられているものであ
る。さらに、第9図のロータ34Aは第7図のロ
ータ34に対して回転時の風抵抗を少なくするた
めに、ロータの外側に薄板の円筒部材346を装
着すると共に、該円筒部材346と突極型ロータ
の積層板342との間の空間に合成樹脂等の非磁
性体材料345を充填したものであり、これによ
りロータ34Aの回転を円滑に行ない得るように
している。また、第10図の例も同様であり、第
8図に示す4極の突極型ロータ34の外側に薄板
の円筒部材346を装着し、該円筒部材346と
突極型ロータの積層板342Aとの間の空間部に
非磁性体材料349を充填して、ロータ34Bの
回転を円滑に行ない得るようにしたものである。
次に、上述したようなこの発明の同期電動機3
0を制御するための制御装置を第11図に示して
説明すると、ロータ34にはロータ位置及び回転
速度を検出するための検出器4が接続され、ロー
タ位置検出回路5からのロータ位置信号RPが電
機子電流指令回路2及び界磁電流指令回路50に
入力され、電機子電流指令回路2からの電機子電
流指令SAIu,SAIv,SAIwを電機子電流制御回
路40を経て電機子電流AIu,AIv,AIwとして
電機子巻線31に供給するようになつており、界
磁電流指令回路50からの界磁電流指令SFIu,
SFIv,SFIwを界磁電流制御回路60を経て界磁
電流FIu,FIv,FIwとして界磁巻線32に供給
するようになつている。ここに、電機子電流指令
回路2は第3図の構成と同様であり、界磁電流指
令回路50の詳細は第12図に示すような構成と
なつており、速度検出回路6からの速度信号SD
は第13図に示すような特性を有する変換回路5
1に入力され、その変換出力SDAが乗算器55
U〜55Wに入力されるようになつている。すな
わち、変換回路51は入力速度信号SDが一定値
NOより小さい時は一定の値SOを出力し、一定値
NOより大きい場合はSDA=1/SDの反比例曲線
となつている。したがつて、ロータ34の回転速
度Nが一定値NOよりも大きい場合、界磁磁束密
度Bは界磁速度vに反比例するので、結局電動機
の誘起電圧VはV=vBl∝v・Bl∝v・1/v・
l=lとなり一定値となる。この結果、電動機3
0の高速回転時にも電動機誘起電圧Vはある一定
値より大きくならないので、商用電源で高速回転
数まで制御することが可能となる。このとき、も
し、界磁電流FIu〜FIwが電動機30の回転速度
Nに無関係に一定の場合、電動機誘起電圧Vは回
転速度Nに比例するので、電源電圧を越えるよう
な高速回転は制御不能となる。
さらに、ロータ位置検出回路5からのロータ位
置信号RPは前述のようなメモリアドレス設定回
路52に入力され、メモリアドレス設定回路52
で設定されたアドレス信号でメモリ53U〜53
Wに格納されている正弦波のデイジタル値を読出
し、この読出されたロータ位置に対応するデイジ
タル値をDA変換器54U〜54Wでアナログ信
号に変換して、それぞれ乗算器55U〜55Wに
入力するようになつている。したがつて、この界
磁電流指令回路50は変換回路51を除いて前述
の電機子電流指令回路2と同様な構成となつてい
る。そして、電機子電流制御回路40及び界磁電
流制御回路60は同一の構成となつており、ここ
では界磁電流制御回路60はの構成例を第14図
に示して説明すると、界磁電流指令回路50から
の界磁電流指令SFIu,SFIv,SFIwはそれぞれ減
算器61U,61V,61Wに入力され、変流器
64U,64V,64Wからのフイードバツク電
流で減算され、その偏差がPID増幅器62U,6
2V,62Wに入力されるようになつている。そ
して、PID増幅器62U〜62Wの増幅信号はそ
れぞれ電力増幅器63U〜63Wで増幅され、そ
の界磁電流FIu,FIv,FIwがそれぞれ界磁巻線
32に供給されるようになつている。同様に、電
機子電流AIu〜AIwも電機子電流制御回路40で
制御、増幅され、電機子巻線31に供給される。
このような構成において、その動作を第15図
A〜Gの波形図を参照して説明する。
第15図はロータ34の回転角θと、3相の界
磁電流FIu〜FIwと、θ=0の位置にあるU相巻
線の磁束密度Buと、一定の電動機トルクを出力
するときの3相の電機子電流AIu〜AIwとの関係
を示しており、ロータ34に同期して回転する界
磁磁束の大きさを一定とする場合、界磁電流
FIu,FIv,FIwは同図A〜Cのようになる。す
なわち、 B∝Iuf・sinθ +Ivf・sin(θ−2/3・π)+Iwf・sin(θ−
4/3・π)=IOsinθ・sinθ+IOsin(θ−2/3・
π)・sin(θ−2/3・π)+IOsin(θ−4/3・
π)・sin(θ−4/3・π)=IOsin2θ+IO
{sinθ・(−1/2)−cosθ・√3/2}2+IO
{sinθ・(−1/2)−cosθ・(−√3/2}2=IO
sin2θ+IO{1/4・sin2θ+2√3/4sinθ・
cosθ+3/4cos2θ}+IO{1/4・sin2θ−2√
3/4sinθ・cosθ+3/4cos2θ}=6/4・IO
(sin2θ+cos2θ)=3/2IO ……(3) となり、界磁巻線32をステータ側に設けても突
極型のロータ34に生ずる磁速密度Bは一定値と
なることが明らかである。また、θ=0の位置に
あるU相巻線UAPの磁束密度Buは第15図Dと
なり、電動機の出力トルクTを一定とする場合、
電機子電流AIu,AIv,AIwはそれぞれ第15図
E〜Gのようになり、電動機出力トルクTの可変
は前述(1)式および(2)式が成立するので、電機子電
流AIu,AIv,AIwの大きさを変えることにより
実現することができる。なお、電機子電流分
AIu,AIv,AIwによる起磁力は、突極型のロー
タ34の磁極方向と直交し、磁気抵抗の大きな方
向に起磁力が働くように制御されるので、電機子
電流分AIu,AIv,AIwによる磁束への影響は小
さい。この結果、第4図〜第6図に示すこの発明
の突極型のロータの同期電動機は、従来の電磁石
界磁型の同期電動機とほぼ同じ特性を有すること
になる。
以上のようにこの発明の同期電動機によれば、
直流電動機と同等の良好な制御性が実現可能であ
り、誘導電動機に比較しても原理的に制御性が優
れている。そのほかロータが突極型の磁性体材料
で構成されており、スリツプリング等を介してロ
ータへ電流を供給する必要がなくなり、また機械
的な接触部がなくなるので電動機の信頼性を向上
することができると共に、ロータの磁極部に磁気
的な偏りを防ぐ穴を設けてあるので、回転トルク
の減少を抑制することができる。また、界磁巻線
がステータに巻回されているので、界磁巻線から
発生する熱の放熱が容易であり、電動機の小型化
を実現することができる。さらに、界磁巻線がス
テータに巻回されているので、ロータ側にある場
合に働く遠心力がなく、巻線の固定方法が簡単に
なるといつた利点がある。さらに又、ロータに高
価な永久磁石を用いる必要もないので、安価で構
造の簡単な電動機を実現できると共に大容量化も
容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の同期電動機の構造及びその制御
装置の一例を示す構成図、第2図は従来の電磁石
界磁式の同期電動機の構造を示す図、第3図は第
1図の一部の詳細回路図、第4図はこの発明の同
期電動機の構造例を示す図、第5図はその巻線の
様子を示す図、第6図はこの発明のロータの構造
例を示す斜視図、第7図〜第10図はそれぞれこ
の発明の同期電動機のロータの他の例を示す構造
図、第11図はこの発明の同期電動機の構成例及
びその制御装置の一例を示す構成図、第12図及
び第14図はその一部詳細を示すブロツク回路
図、第13図は第12図の一部回路の特性を示す
図、第15図A〜Gは第11図の動作例を示す波
形図である。 1……減算器、2……電機子電流指令回路、3
……電機子電流制御回路、4……検出器、5……
ロータ位置検出回路、6……速度検出回路、7…
…界磁電流指令回路、8……界磁電流制御回路、
10……同期電動機、11……電機子巻線、12
……ロータ、13……界磁巻線、30……同期電
動機、31……電機子巻線、32……界磁巻線、
34,34A,34B……ロータ、40……電機
子電流制御回路、50……界磁電流指令回路、6
0……界磁電流制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動機のステータには、多相の電機子巻線及
    び多相の界磁巻線がそれぞれ巻回され、該多相の
    電機子巻線及び界磁巻線に対応した複数の磁極を
    有する突極形の磁性体材料の積層体からなるロー
    タの各磁極には、磁気的な偏りを防ぐための穴が
    設けられ、前記ロータに接続された回転位置検出
    器の出力と、前記電動機の速度指令信号が入力さ
    れ、電動機の回転位置及び回転速度偏差に応じて
    正弦波状の多相電機子電流を出力する電機子電流
    制御装置と、回転位置検出器の出力が入力され、
    電動機の回転位置及び回転速度に応じて正弦波状
    の多相界磁電流を出力する界磁電流制御装置とか
    らの前記多相の電機子電流及び界磁電流が前記多
    相の電機子巻線及び界磁巻線にそれぞれ供給され
    ることを特徴とする同期電動機。
JP58182341A 1983-09-27 1983-09-29 同期電動機 Granted JPS6074954A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58182341A JPS6074954A (ja) 1983-09-29 1983-09-29 同期電動機
GB08423651A GB2149587B (en) 1983-09-29 1984-09-19 Synchronous motors and control units thereof
DE19843435303 DE3435303A1 (de) 1983-09-29 1984-09-26 Synchronmotor und dazugehoerige regeleinheit
US06/935,188 US4743825A (en) 1983-09-27 1986-11-26 Synchronous motors and a control system thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58182341A JPS6074954A (ja) 1983-09-29 1983-09-29 同期電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6074954A JPS6074954A (ja) 1985-04-27
JPH0531393B2 true JPH0531393B2 (ja) 1993-05-12

Family

ID=16116613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58182341A Granted JPS6074954A (ja) 1983-09-27 1983-09-29 同期電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6074954A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMO20040218A1 (it) * 2004-08-31 2004-11-30 C A R E R Carrellificio Elettronico Metodo per il controllo di un motore sincrono a rotare avvolto.
US8450954B2 (en) * 2011-09-19 2013-05-28 Arm Limited Electronically controlled universal motor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49119107A (ja) * 1973-03-19 1974-11-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49119107A (ja) * 1973-03-19 1974-11-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6074954A (ja) 1985-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5006745A (en) Polyphase direct current motor
JP3664409B2 (ja) スイッチドリラクタンス回転機
US4743825A (en) Synchronous motors and a control system thereof
US5631512A (en) Synchronous motor having magnetic poles of permanent magnet and magnetic poles of a soft magnetic material
JPH08172764A (ja) ブラシレスモータ
JP3464077B2 (ja) 同期機
JPS5849093A (ja) 自始動無ブラシ直流モ−タ
JPH07264822A (ja) 多相多重化電動機
JPH0531394B2 (ja)
JPH0531393B2 (ja)
US3243620A (en) Synchronous induction motors having an improved rotor construction
JPH0638475A (ja) 永久磁石回転電機とその制御方法及び制御装置並びにそれを使用した電気自動車
JPS5923198B2 (ja) 同期電動機の制御方式
JPH0681540B2 (ja) 同期電動機制御装置
JPH0683587B2 (ja) 同期電動機の制御装置
JPH06225595A (ja) ステップモータの制御装置
JP2675591B2 (ja) 相変換電動機
JPH0884491A (ja) 軸受兼用モータ
JPH07250458A (ja) リラクタンス型電動機
JPS614484A (ja) リラクタンスモ−タの制御方式
JP2531607Y2 (ja) モータ
JPH0715900A (ja) 同期機及び同期機の制御方法
JP2001190092A (ja) 発電機能付き誘導型ベアリングレスモータ
JP2657643B2 (ja) 交流電動機の速度制御方式
JPH01120779U (ja)