JPS609498B2 - ホモプロリンの製造法 - Google Patents
ホモプロリンの製造法Info
- Publication number
- JPS609498B2 JPS609498B2 JP3439276A JP3439276A JPS609498B2 JP S609498 B2 JPS609498 B2 JP S609498B2 JP 3439276 A JP3439276 A JP 3439276A JP 3439276 A JP3439276 A JP 3439276A JP S609498 B2 JPS609498 B2 JP S609498B2
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- Japan
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- homoproline
- pyrrolidyl
- acetic acid
- oxo
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Description
本発明は、ホモプロリンの製造法に関する。
従来、ホモプロリンの製造法に関しては、プロリンの出
発物質とする方法が知られている〔ヘルベチ力・ヒミ力
・アクタ(HelveticaChimicaActa
)58、969(1975)参照〕が、この製造工程が
長く、反応工程中にジアゾメタンを使用するため危険を
伴い、また生成物の構造にも問題〔ジャーナル・オブ・
ケミカルソサイエテイ・パ−キン1(J.C.S.Pe
rkinl)1161(1974)〕がある。本発明者
は、光学活性な又はラセミ体のホモプロリンの簡便な製
造方法を提供すべく鋭意研究した結果、5−オキソー2
ーピロリジル酢酸を出発物質とし、簡便に、危険を伴う
ことなくホモブロリンを製造し得ることを究明し、本発
明に到達したものである。すなわち、本発明は、5−オ
キソ−2−ピロリジル酢酸をアルキル化剤と反応せしめ
て、下記式〔1〕〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル
基〕で表わされるィミノェーテル中間体とし、次いで、
このイミノェーテル中間体を還元することを特徴とする
ホモプロリンの製造法である。 本発明方法において用いられる5ーオキソ−2−ピロリ
ジル酢酸は、下記式
発物質とする方法が知られている〔ヘルベチ力・ヒミ力
・アクタ(HelveticaChimicaActa
)58、969(1975)参照〕が、この製造工程が
長く、反応工程中にジアゾメタンを使用するため危険を
伴い、また生成物の構造にも問題〔ジャーナル・オブ・
ケミカルソサイエテイ・パ−キン1(J.C.S.Pe
rkinl)1161(1974)〕がある。本発明者
は、光学活性な又はラセミ体のホモプロリンの簡便な製
造方法を提供すべく鋭意研究した結果、5−オキソー2
ーピロリジル酢酸を出発物質とし、簡便に、危険を伴う
ことなくホモブロリンを製造し得ることを究明し、本発
明に到達したものである。すなわち、本発明は、5−オ
キソ−2−ピロリジル酢酸をアルキル化剤と反応せしめ
て、下記式〔1〕〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル
基〕で表わされるィミノェーテル中間体とし、次いで、
このイミノェーテル中間体を還元することを特徴とする
ホモプロリンの製造法である。 本発明方法において用いられる5ーオキソ−2−ピロリ
ジル酢酸は、下記式
〔0〕で表わされるか、本発明方法
では、2一位の不整炭素原子に対する光学活性体あるい
はラセミ体いずれでも使用しうる。 光学活性体は、本発明者が別途提案した方法すなわち、
5ーオキソー2ーピロリジル酢酸のラセミ体を、特定の
光学活性アミンを分割剤として用いることにより容易に
得ることができる。 ここでいう、光学活性体とは、光学純度が100%のも
のに限らず、いずれかに偏ったものも包含することは容
易に理解される。 本発明方法は、先ず、前記5ーオキソー2ーピロリジル
酢酸をアルキル化剤と反応せしめることにより行なわれ
る。 アルキル化剤としては、トリエチルオキソニウムフロロ
ポレート、トリメチルオキソニゥムフロロボレート等の
トリアルキルオキソニウムフロロポレートを好ましいも
のとしてあげることができる。反応溶媒としては、塩化
メチレン、ク。 ロホルム、ベンゼン等の不活性溶媒が好ましく用いられ
る。又、反応温度は−40q0〜80qo、特に好まし
くは0℃〜4000である。この反応により下記式〔1
〕 〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基〕で表わされる
ィミノェーテル中間体が得られる。 式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基であるが、例えば
、メチル、エチル、プロピル、nーフチルの如きもので
あり、これらのうち、メチル、エチル、特にエチルのも
のが好ましい。このようにして得られたィミノェーテル
中間体は、湿気等に不安定であるため、単離することな
く溶媒を留去の後、そのまま次の還元反応に付すことが
好ましい。 本発明方法は、このようにして得られたィミ/エーテル
中間体を、次いで、還元することにより行なわれる。 還元剤として、例えば、水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素リチウム等の水素化ホウ素アルカリ金属が特に
好ましく用いられる。 反応溶媒としては、例えば、メタノール、IS0−プロ
/ぐノール、テトラヒドロフラン、ジグライムの如き不
活性有機媒体が好ましく用いられるが、用いる還元剤に
より適宜選択される。 かかる還元剤は、原料である5−オキソ−2−ピロリジ
ル酢酸に対し、0.5〜5倍モル、特に2〜3倍モルで
用いるのがよい。 又、反応温度は−400 〜十8000、特に一100
〜十100○で行うのがよい。 この反応によれば、下記式〔m〕、 で表わされるホモプロリンが得られる。 使用する原料に応じ光学活性体又はラセミ体として得ら
れる。このようにして得られたホモプロリンは、反応終
了後、一旦、塩酸塩とした後、陽イオン交f剣樹脂カラ
ムを使用して単離するのが便利である。 以下、実施例により本発明を詳述するが、本発明はかか
る実施例により何らの限定を受けるものでもない。実施
例 乾燥した塩化メチレン中にL−(十)−5−オキソ−2
−ピロリジル酢酸4.50夕を溶解し、トリエチルオキ
ソニウムフロロポレート43.6夕を加えて2細時間室
温で蝿拝した。 塩化メチレンを減圧下留去し、無水エタノール110の
‘を加え氷冷下内温を10qo以下に保ちつつ、粉末状
の水素化ホウ素ナトリウム3.29夕を3び分間に渡っ
て加えた。室温で3時間縄梓後、10%塩化水素−エタ
ノールにて反応液を酸性とし、さらに15分間濃伴後、
不溶物を炉過した。炉液を濃縮した後、再び20の‘の
無水エタノールに溶解し不溶物を炉過して炉液を濃縮し
た。これを10の‘の水に溶解し、腸イオン交モ剣樹脂
(AmはrliteIR−18&日十型)のカラムに吸
着させ、水洗した後2規定アンモニア水にて溶出させ濃
縮した。L一(十)−ホモプロリンの結晶2.84夕が
得られた。収率70%この物質の性状は次のとおりであ
った。 m.p.;180〜18が○(エタノールージエチルエ
ーテル再結晶)〔Q〕o=+46.30(C=1・が塩
酸)1.R.(肌‐1);163い1538M.Sへ(
e/w):129(M+)、70(100%)元素分析
:又、dl−5−オキソ−2−ピロリジル酢酸について
も、上記の場合と同様な条件下反応を行い、dトホモプ
ロリンを得た。 この物質の性状は融点と旋光度を除いてL−(十)ーホ
モプロリンと同様であった。
では、2一位の不整炭素原子に対する光学活性体あるい
はラセミ体いずれでも使用しうる。 光学活性体は、本発明者が別途提案した方法すなわち、
5ーオキソー2ーピロリジル酢酸のラセミ体を、特定の
光学活性アミンを分割剤として用いることにより容易に
得ることができる。 ここでいう、光学活性体とは、光学純度が100%のも
のに限らず、いずれかに偏ったものも包含することは容
易に理解される。 本発明方法は、先ず、前記5ーオキソー2ーピロリジル
酢酸をアルキル化剤と反応せしめることにより行なわれ
る。 アルキル化剤としては、トリエチルオキソニウムフロロ
ポレート、トリメチルオキソニゥムフロロボレート等の
トリアルキルオキソニウムフロロポレートを好ましいも
のとしてあげることができる。反応溶媒としては、塩化
メチレン、ク。 ロホルム、ベンゼン等の不活性溶媒が好ましく用いられ
る。又、反応温度は−40q0〜80qo、特に好まし
くは0℃〜4000である。この反応により下記式〔1
〕 〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基〕で表わされる
ィミノェーテル中間体が得られる。 式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基であるが、例えば
、メチル、エチル、プロピル、nーフチルの如きもので
あり、これらのうち、メチル、エチル、特にエチルのも
のが好ましい。このようにして得られたィミノェーテル
中間体は、湿気等に不安定であるため、単離することな
く溶媒を留去の後、そのまま次の還元反応に付すことが
好ましい。 本発明方法は、このようにして得られたィミ/エーテル
中間体を、次いで、還元することにより行なわれる。 還元剤として、例えば、水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素リチウム等の水素化ホウ素アルカリ金属が特に
好ましく用いられる。 反応溶媒としては、例えば、メタノール、IS0−プロ
/ぐノール、テトラヒドロフラン、ジグライムの如き不
活性有機媒体が好ましく用いられるが、用いる還元剤に
より適宜選択される。 かかる還元剤は、原料である5−オキソ−2−ピロリジ
ル酢酸に対し、0.5〜5倍モル、特に2〜3倍モルで
用いるのがよい。 又、反応温度は−400 〜十8000、特に一100
〜十100○で行うのがよい。 この反応によれば、下記式〔m〕、 で表わされるホモプロリンが得られる。 使用する原料に応じ光学活性体又はラセミ体として得ら
れる。このようにして得られたホモプロリンは、反応終
了後、一旦、塩酸塩とした後、陽イオン交f剣樹脂カラ
ムを使用して単離するのが便利である。 以下、実施例により本発明を詳述するが、本発明はかか
る実施例により何らの限定を受けるものでもない。実施
例 乾燥した塩化メチレン中にL−(十)−5−オキソ−2
−ピロリジル酢酸4.50夕を溶解し、トリエチルオキ
ソニウムフロロポレート43.6夕を加えて2細時間室
温で蝿拝した。 塩化メチレンを減圧下留去し、無水エタノール110の
‘を加え氷冷下内温を10qo以下に保ちつつ、粉末状
の水素化ホウ素ナトリウム3.29夕を3び分間に渡っ
て加えた。室温で3時間縄梓後、10%塩化水素−エタ
ノールにて反応液を酸性とし、さらに15分間濃伴後、
不溶物を炉過した。炉液を濃縮した後、再び20の‘の
無水エタノールに溶解し不溶物を炉過して炉液を濃縮し
た。これを10の‘の水に溶解し、腸イオン交モ剣樹脂
(AmはrliteIR−18&日十型)のカラムに吸
着させ、水洗した後2規定アンモニア水にて溶出させ濃
縮した。L一(十)−ホモプロリンの結晶2.84夕が
得られた。収率70%この物質の性状は次のとおりであ
った。 m.p.;180〜18が○(エタノールージエチルエ
ーテル再結晶)〔Q〕o=+46.30(C=1・が塩
酸)1.R.(肌‐1);163い1538M.Sへ(
e/w):129(M+)、70(100%)元素分析
:又、dl−5−オキソ−2−ピロリジル酢酸について
も、上記の場合と同様な条件下反応を行い、dトホモプ
ロリンを得た。 この物質の性状は融点と旋光度を除いてL−(十)ーホ
モプロリンと同様であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 5−オキソ−2−ピロリジル酢酸をアルキル化剤と
反応せしめて、下記式〔I〕▲数式、化学式、表等があ
ります▼ 〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基〕で表わされる
イミノエーテル中間体とし、次いで、このイミノエーテ
ル中間体を還元することを特徴とするホモプロリンの製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3439276A JPS609498B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | ホモプロリンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3439276A JPS609498B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | ホモプロリンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52118463A JPS52118463A (en) | 1977-10-04 |
| JPS609498B2 true JPS609498B2 (ja) | 1985-03-11 |
Family
ID=12412887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3439276A Expired JPS609498B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | ホモプロリンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609498B2 (ja) |
-
1976
- 1976-03-31 JP JP3439276A patent/JPS609498B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52118463A (en) | 1977-10-04 |
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