JPS609389Y2 - ユニツトインジエクタ式デイ−ゼル機関 - Google Patents
ユニツトインジエクタ式デイ−ゼル機関Info
- Publication number
- JPS609389Y2 JPS609389Y2 JP17318780U JP17318780U JPS609389Y2 JP S609389 Y2 JPS609389 Y2 JP S609389Y2 JP 17318780 U JP17318780 U JP 17318780U JP 17318780 U JP17318780 U JP 17318780U JP S609389 Y2 JPS609389 Y2 JP S609389Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit injector
- diesel engine
- cylinder head
- governor
- camshaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は燃料噴射ポンプと噴射ノズルとを一体にしたユ
ニットインジェクタをそのシリンダヘッドに設けたユニ
ットインジェクタ式ディーゼル機関に関するものである
。
ニットインジェクタをそのシリンダヘッドに設けたユニ
ットインジェクタ式ディーゼル機関に関するものである
。
従来、ユニットインジェクタを使用したディーゼル機関
においては、そのシリンダヘッド上部の狭い弁腕室にユ
ニットインジェクタを配設することにより、吸排気弁腕
装置及びユニットインジェクタ駆動用の燃料弁腕等、吸
排気系及び燃料噴射系の装置が複雑に配設され、さらに
これらユニットインジェクタの噴射量を調量する装置及
びこれとシリンダヘッド内にあるユニットインジェクタ
を連絡するリンク機構等が必要であり、機関のコンパク
ト化がはかれないという欠点があった。
においては、そのシリンダヘッド上部の狭い弁腕室にユ
ニットインジェクタを配設することにより、吸排気弁腕
装置及びユニットインジェクタ駆動用の燃料弁腕等、吸
排気系及び燃料噴射系の装置が複雑に配設され、さらに
これらユニットインジェクタの噴射量を調量する装置及
びこれとシリンダヘッド内にあるユニットインジェクタ
を連絡するリンク機構等が必要であり、機関のコンパク
ト化がはかれないという欠点があった。
また、弁腕室内においては、上記吸排気弁腕及び燃料弁
腕等給油を必要とする場所が多く、多系統の潤滑油路を
配設しなければならなかった。
腕等給油を必要とする場所が多く、多系統の潤滑油路を
配設しなければならなかった。
そこで本考案は、ユニットインジェクタを有スるディー
ゼル機関の吸排気カム及び燃料カムを同軸上に設けたカ
ム軸をシリンダヘッド内に設けると共に、そのカム軸の
端部に設けたガバナ装置にてユニットインジェクタの燃
料噴射量の調量を行なわせることにより、そのディーゼ
ル機関の構造簡易化及びコンパクト化をはかると同時に
整備性、組立性を容易にすることを目的としてなされた
ものである。
ゼル機関の吸排気カム及び燃料カムを同軸上に設けたカ
ム軸をシリンダヘッド内に設けると共に、そのカム軸の
端部に設けたガバナ装置にてユニットインジェクタの燃
料噴射量の調量を行なわせることにより、そのディーゼ
ル機関の構造簡易化及びコンパクト化をはかると同時に
整備性、組立性を容易にすることを目的としてなされた
ものである。
即ち本考案は、ユニットインジェクタをシリンダヘッド
上部より装着したディーゼル機関において、そのシリン
ダヘッド内に吸排気カム及び燃料カムを有するカム軸を
設けると共に、該カム軸の反駆動側の端部にガバナ装置
を設け、更に、そのガバナ装置にガバナレバーを介して
連動し、かつ該ユニットインジェクタの燃料噴射量を調
量可能とするコントロールロッドを配設することにより
構成される。
上部より装着したディーゼル機関において、そのシリン
ダヘッド内に吸排気カム及び燃料カムを有するカム軸を
設けると共に、該カム軸の反駆動側の端部にガバナ装置
を設け、更に、そのガバナ装置にガバナレバーを介して
連動し、かつ該ユニットインジェクタの燃料噴射量を調
量可能とするコントロールロッドを配設することにより
構成される。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
まず、第１図及び第２図に示す本考案の実施例における
ディーゼル機関では、シリンダヘッド１上の弁腕室２内
にその先端中心がピストン３の中心より僅かに偏心し、
かつ傾斜した状態でユニットインジェクタ４が設けられ
ており、このユニットインジェクタ４の偏心方向の反対
側のユニットインジェクタ４を挟んだ両側の位置に吸気
弁５及び排気弁６を配設している。
ディーゼル機関では、シリンダヘッド１上の弁腕室２内
にその先端中心がピストン３の中心より僅かに偏心し、
かつ傾斜した状態でユニットインジェクタ４が設けられ
ており、このユニットインジェクタ４の偏心方向の反対
側のユニットインジェクタ４を挟んだ両側の位置に吸気
弁５及び排気弁６を配設している。
次に、ユニットインジェクタ４を駆動する燃料弁腕７と
接触する燃料カム８、吸気弁５及び排気弁６をそれぞれ
リフトする吸気弁腕９ａ及び排気弁腕９ｂと接触する吸
気カム１４（及び図示されていない排気カム）を同軸上
に有するカム軸１０がシリンダヘッド１内のカム軸室１
１に設けられている。
接触する燃料カム８、吸気弁５及び排気弁６をそれぞれ
リフトする吸気弁腕９ａ及び排気弁腕９ｂと接触する吸
気カム１４（及び図示されていない排気カム）を同軸上
に有するカム軸１０がシリンダヘッド１内のカム軸室１
１に設けられている。
また、第２図に示すカム軸１０は、このディーゼル機関
の主軸により回転されるタイミングベルトプーリー１２
により駆動されるが、このカム軸１０の反駆動側の端部
にはガバナスリーブ１３ａ１ガバナウエイト１３ｂ等か
らなるガバナ装置が取付けられており、そのガバナ室１
５内にはこのガバナ装置の作用に連動して回動するガバ
ナレバー１６がその中間部を回動可能に支持されており
、更に、このガバナレバー１６の回動によりカム軸１０
と平行な方向（矢印Ａで示す方向）に移動可能に設けら
れたコントロールロッド１７がユニットインジェクタ４
の燃料噴射量を調量可能にしている。
の主軸により回転されるタイミングベルトプーリー１２
により駆動されるが、このカム軸１０の反駆動側の端部
にはガバナスリーブ１３ａ１ガバナウエイト１３ｂ等か
らなるガバナ装置が取付けられており、そのガバナ室１
５内にはこのガバナ装置の作用に連動して回動するガバ
ナレバー１６がその中間部を回動可能に支持されており
、更に、このガバナレバー１６の回動によりカム軸１０
と平行な方向（矢印Ａで示す方向）に移動可能に設けら
れたコントロールロッド１７がユニットインジェクタ４
の燃料噴射量を調量可能にしている。
このコントロールロッド１７の一端は、トルクスプリン
グ１８により押圧されており、コントロールロッド１７
に設けられたピン１９を介してユニットインジェクタ４
の燃料噴射量の調量レバー２０を回動させるようになっ
ている。
グ１８により押圧されており、コントロールロッド１７
に設けられたピン１９を介してユニットインジェクタ４
の燃料噴射量の調量レバー２０を回動させるようになっ
ている。
上記の構成からなる本考案のディーゼル機関においては
、■本のカム軸１０によりユニットインジェクタ４と吸
気弁５及び排気弁６とを同時に駆動させると共に、その
カム軸１０と吸気弁５及び排気弁６との間にユニットイ
ンジェクタ４を設け、更にそのユニットインジェクタ４
の両側に吸気弁腕９ａ及び排気弁腕９ｂを通すことによ
り、シリンダヘッド１及び弁腕室２をコンパクトに構成
でき、その結果ユニットインジェクタ４を制御するコン
トロールロッド１７及びガバナ装置をその近くに配設で
き、更に、燃料フィードポンプ２１も弁腕室２の近くに
配設することができる。
、■本のカム軸１０によりユニットインジェクタ４と吸
気弁５及び排気弁６とを同時に駆動させると共に、その
カム軸１０と吸気弁５及び排気弁６との間にユニットイ
ンジェクタ４を設け、更にそのユニットインジェクタ４
の両側に吸気弁腕９ａ及び排気弁腕９ｂを通すことによ
り、シリンダヘッド１及び弁腕室２をコンパクトに構成
でき、その結果ユニットインジェクタ４を制御するコン
トロールロッド１７及びガバナ装置をその近くに配設で
き、更に、燃料フィードポンプ２１も弁腕室２の近くに
配設することができる。
従って、本考案のディーゼル機関では、カム軸１本で燃
料噴射系及び吸排気系の各弁腕さらにはガバナーを作動
させることができ、またユニットインジェクタとガバナ
装置とが同じ弁腕室内に配設されうるので、それらの間
を連結するガバナレバー及びコントロールロッド等の構
造が簡単になるという利点がある。
料噴射系及び吸排気系の各弁腕さらにはガバナーを作動
させることができ、またユニットインジェクタとガバナ
装置とが同じ弁腕室内に配設されうるので、それらの間
を連結するガバナレバー及びコントロールロッド等の構
造が簡単になるという利点がある。
また、すべての吸排気系及び燃料噴射系、制御系の各装
置を機関上部にあって近付き易いシリンダヘッド内に配
設できるので、これらの部品の調整組付が容易となると
同時にシリンダブロックもコンパクトにでき、ディーゼ
ル機関全体としての軽量化及び小形化をはかる上で有効
である。
置を機関上部にあって近付き易いシリンダヘッド内に配
設できるので、これらの部品の調整組付が容易となると
同時にシリンダブロックもコンパクトにでき、ディーゼ
ル機関全体としての軽量化及び小形化をはかる上で有効
である。
ちなみに本考案による機関は、シリンダヘッド仕組とし
て吸排気系、燃料噴射系、同制御系の調整が完了でき、
これらを調整した後シリンダブロックに取付ける事が可
能で、エンジン組立が容易である。
て吸排気系、燃料噴射系、同制御系の調整が完了でき、
これらを調整した後シリンダブロックに取付ける事が可
能で、エンジン組立が容易である。
更に、各弁腕装置等の主な摺動部分が１つの弁腕室内に
内蔵されるので、それら摺動部に対して１系統の潤滑油
路により潤滑可能となり、潤滑系統が単純化するという
利点もある。
内蔵されるので、それら摺動部に対して１系統の潤滑油
路により潤滑可能となり、潤滑系統が単純化するという
利点もある。
なお、本考案は主としてユニットインジェクタを有する
ディーゼル機関に対して有効に適用することができる。
ディーゼル機関に対して有効に適用することができる。
第１図は本考案の実施例におけるディーゼル機関のシリ
ンダヘッド要部の正断面図、第２図は第１図の側断面図
である。 １・・・・・・シリンダヘッド、４・・・・・・ユニッ
トインジェクタ、訃・・・・・燃料カム、１０・・・・
・・カム軸、１２・・・・・・タイミングベルトプーリ
、１３ａ・・・・・・ガバナスリニブ、１３ｂ・・・・
・・ガバナウェイト、１４・・・・・・吸気カム、１６
・・・・・・ガバナレバー、１７・・・・・・コントロ
ールロッド、１９・・・・・ゼン、２０・・・・・・調
量レバー。
ンダヘッド要部の正断面図、第２図は第１図の側断面図
である。 １・・・・・・シリンダヘッド、４・・・・・・ユニッ
トインジェクタ、訃・・・・・燃料カム、１０・・・・
・・カム軸、１２・・・・・・タイミングベルトプーリ
、１３ａ・・・・・・ガバナスリニブ、１３ｂ・・・・
・・ガバナウェイト、１４・・・・・・吸気カム、１６
・・・・・・ガバナレバー、１７・・・・・・コントロ
ールロッド、１９・・・・・ゼン、２０・・・・・・調
量レバー。
Claims (1)
- ユニットインジェクタをシリンダヘッド上部より装着し
たディーゼル機関において、そのシリンダヘッド内に吸
排気カム及び燃料カムを有するカム軸を設けると共に、
該カム軸の反駆動側の端部にガバナ装置を設け、更に、
そのガバナ装置にガバナレバーを介して連動し、かつ該
ユニットインジェクタの燃料噴射量を調量可能とするコ
ントロールロッドを配設したことを特徴とするユニット
インジェクタ式ディーゼル機関。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17318780U JPS609389Y2 (ja) | 1980-12-04 | 1980-12-04 | ユニツトインジエクタ式デイ−ゼル機関 |
| GB8135539A GB2090911B (en) | 1980-11-28 | 1981-11-25 | Overhead cam type diesel engine |
| DE19813146875 DE3146875A1 (de) | 1980-11-28 | 1981-11-26 | Dieselmotor mit obenliegender nockenwelle |
| IT25318/81A IT1142079B (it) | 1980-11-28 | 1981-11-27 | Motore diesel del tipo a camme in testa |
| FR8122223A FR2495225A1 (fr) | 1980-11-28 | 1981-11-27 | Moteur diesel a cames en tete |
| SE8107076A SE451271B (sv) | 1980-11-28 | 1981-11-27 | Dieselmotor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17318780U JPS609389Y2 (ja) | 1980-12-04 | 1980-12-04 | ユニツトインジエクタ式デイ−ゼル機関 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5795435U JPS5795435U (ja) | 1982-06-11 |
| JPS609389Y2 true JPS609389Y2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=29531436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17318780U Expired JPS609389Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-12-04 | ユニツトインジエクタ式デイ−ゼル機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609389Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-04 JP JP17318780U patent/JPS609389Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5795435U (ja) | 1982-06-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6637406B2 (en) | In-cylinder injection engine with supercharger | |
| US3422803A (en) | Internal combustion engine construction and method for operation with lean air-fuel mixtures | |
| US3730150A (en) | Method and apparatus for control of valve operation | |
| US5275134A (en) | Two stroke internal combustion engine having an intake piston adjacent each power piston | |
| JPH10184323A (ja) | ４サイクルエンジン | |
| US4532899A (en) | Internal combustion engine fuel-injection system | |
| KR950010232Y1 (ko) | 다실린더내연기관 | |
| ES8505765A1 (es) | Motor diesel con bomba de inyeccion coordinada a cada cilindro | |
| DE3910794C2 (de) | Dieselbrennkraftmaschine | |
| JPH024781B2 (ja) | ||
| JPS609389Y2 (ja) | ユニツトインジエクタ式デイ−ゼル機関 | |
| US2029941A (en) | Internal combustion engine "diesel" | |
| US5791307A (en) | Variable lift and timing system for valves | |
| JPS6341573Y2 (ja) | ||
| JPS6327088Y2 (ja) | ||
| US1729201A (en) | Internal-combustion engine | |
| JPS609388Y2 (ja) | デイ−ゼル機関のコントロ−ルロツドの噴射量制限装置 | |
| JPH09317418A (ja) | 油圧駆動式排気弁を有する２サイクルディーゼル機関 | |
| JP4125441B2 (ja) | 内燃機関 | |
| US2676061A (en) | Fuel injector for internalcombustion engines | |
| RU2108478C1 (ru) | Устройство для подачи и дозирования топлива газового двигателя | |
| US5031588A (en) | Internal combustion engine utilizing stratified charge combustion process | |
| JPS6341572Y2 (ja) | ||
| JPH0121326B2 (ja) | ||
| JP3658848B2 (ja) | 動弁装置の潤滑油路構造 |