JPS609358B2 - 光エネルギーによるフユージング条件の決定方法 - Google Patents

光エネルギーによるフユージング条件の決定方法

Info

Publication number
JPS609358B2
JPS609358B2 JP1027578A JP1027578A JPS609358B2 JP S609358 B2 JPS609358 B2 JP S609358B2 JP 1027578 A JP1027578 A JP 1027578A JP 1027578 A JP1027578 A JP 1027578A JP S609358 B2 JPS609358 B2 JP S609358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fusing
conditions
light energy
solder
printed wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1027578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54103554A (en
Inventor
哲夫 国富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1027578A priority Critical patent/JPS609358B2/ja
Publication of JPS54103554A publication Critical patent/JPS54103554A/ja
Publication of JPS609358B2 publication Critical patent/JPS609358B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明ははんだめつきしたプリント配線板等の光エネ
ルギーによるフュージング条件の決定方法に関するもの
である。
はんだめつきしたプリント配線板は、第1図に示すよう
に、はんだ1,2の端縁3にいわゆるはんだのひげ4を
生じて、鋼箔線(回路)5,6間または鋼箔線とランド
(図示省略)間にショートを起こす原因となっている。
7は基板である。このため、第2図のように、はんだを
溶融させてひげ4を除去するフュージングが行われてい
る。さて、このフュージング方法として、高温のオイル
中にディップする方法もあるが、作業能率、作業環境等
の点で赤外線ランプを当ててはんだを溶融させる赤外線
フュージング方法が有利とされている。ところが、この
赤外線フュージング方法は、はんだに対する赤外線露光
量(したがってランプ電圧)、露光時間(したがってラ
ンプ点灯時間もしくはランプ移動速度)、はんだと赤外
線ランプとの位贋関係および外気温度(夏場、冬場(な
どの最適条件の設定がはんだおよび基板の温度を測定で
きないためきわめて困難であった。そのため、はんだを
過熱しすぎて基板にフクレ、ミズリング、焦げ、またス
ルホ−ル内への流入等の問題を生起し、あるいは逆には
んだが十分溶融温度されないという事態が生じるし、多
層板の場合には、プリント板の色調が異なるため層によ
って温度上昇が異なり、問題をより複雑化している。こ
のため、従来の赤外線によるフュージング条件の決定方
法は種々の条件因子について多数のフュージングを行い
最適条件を定めるというロスの多い方法しかなかった。
しかしながら、得られた最適条件も、外気温度変化、赤
外線ランプの消耗、さらには赤外線フュージングマシン
の機種ないし仕様が相違すると変化するため、その都度
最適条件を定めなければならないという欠点があった。
したがって、この発明の目的は、最適条件を容易にロス
なく決定できる光エネルギーによるフュージング条件の
決定方法を提供することである。この発明の一実施態様
であるプリント配線板の赤外線によるフュージング条件
の決定方法は、まず溶融温度の異なる数種のはんだを用
意することである。はんだは鉛と錫の組成により溶融温
度が異なっている。その一例を下表に示す。次に、少な
くともプリント配線板に対して最適な赤外線ランプのラ
ンプ電圧、その移動速度、プリント配線板との距離およ
び外気温度をある適当値にしてフュージング条件を定め
(あるいは従来から積み重ねられた最適条件を用いても
よい)、上表に掲げたはんだをプリント配線板に乗せて
フユージングする。
そして、このフュージングによってどの組成のはんだま
でが溶融したかを記録し、最適に溶融した組成のはんだ
を決定する。このようにして決定された組成のはんだを
基準はんだとし、前記条件の変更または変動に対して、
このはんだが最適に溶融するフュージング条件をランプ
電圧を変えるなどにより定め、その条件で赤外線フュー
ジングをするものである。この結果、最初に定めた基準
はんだに対して赤外線によるフュ−ジング条件が同じ場
合には、何ら変更を要しないが、長期にわたる使用に伴
って起こる赤外線ランプの消耗、フュージングマシンの
機種変更、環境の変更などによりフュージング条件が変
わった場合、この基準はんだが最適に溶融するフュージ
ング条件を定めればよいことになる。
したがって、1枚のプリント配線板を用いて条件設定を
することができ、従来の何枚ものプリント配線板を用い
た場合に比してパターン形状の差、内層鋼箔の処理包の
差、パターンの大きさおよび板厚を考慮に入れた条件の
決定が容易になり、経済的かつ能率的になる。要するに
、この発明の光エネルギーによるフュージング条件の決
定方法は、溶融温度の異なる数種のフュージング部材を
用意し、あらかじめ定めた光エネルギーによるフュージ
ング条件で、これらに光エネルギーを照射し、この光エ
ネルギーによって最適に作用するフュージング部材を基
準フュージング部材とし、光エネルギーによるフュージ
ング条件が変動した場合、この基準フュージング部材が
最適に作用するようフュージング条件を決定することで
ある。
以下にこの発明の赤外線フュージング方法を実施した例
を示す。
実施例 1 両面粗化箔を用い3層構成とした300側×300肋の
プリント配線板をフュージングマシン(米国アーガス社
製)で処理した場合の最適条件はコンベア速度が1.4
m/分で赤外線ランプ電圧が175Vであり、この条件
では、鉛:錫が80:20の割合の合金まで溶融するこ
とがわかった(鉛:錫=85:15の合金は溶融せず)
、。
なおこの場合は赤外線ランプは使用開始後ほぼ1年経つ
ていた。次に赤外線ランプを取替る必要が生じたので取
替後同じ仕様のプリント配線板にフュージングをかける
こととなった。この場合上記組成の合金を溶融させうる
条件の1つはコンベア速度が1.5m/分で、赤外線ラ
ンプ電圧が170Vであることがわかった。そこでこの
条件で実際にフュ−ジングをかけてみると、前回と同様
に最適条件でフュージングがかかり、プリント配線板の
フクレ、ミズリング、スルホール内へのはんだづまりも
しくはスルホール径の不足または逆にフュージング不足
といった現象は見られなかった。実施例 2 内層をS処理で4層構成とした25仇岬×33仇吻のプ
リント配線板をフュージングマシン(米国アーガス社製
)で処理した場合の最適条件はコンベア速度が1.45
机/分で赤外線ランプ電圧が170Vであった。
この条件では鉛:錫が75:25の割合の合金までが溶
融することがわかった(金台:錫=80:20の合金は
溶融しなかった)。次に別のフュージングマシン(株式
会社田村製作所製)で鉛:錫が75:25の割合の合金
を溶融せる条件(もちろん80:20の合金は溶融させ
ない)の1つはコンベア速度が1.36m/分で赤外線
ランプ電圧が180Vであった。この条件で上記仕様の
プリント配線板にフュージングをかけると、過不足なく
フュージングがかけられた。以上のように、この発明の
光エネルギーによるフュージング条件の決定方法は、基
準フュージング部材を定め、この基準フュージング部材
が最適に溶融する一つのフュージング条件を定めること
を特徴とするため、簡単かつ迅速に最適条件を具備した
フュージングをすることができ、高能率かつ経済的にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ははんだめつき法によるプリント配線板の拡大縦
断面図aとその平面図b、第2図はプリント配線板をフ
ュージングした状態の拡大縦断面図である。 1,2・・・はんだ、3・・・はんだの端緑、4…はん
だのひげ、5,6・・・鋼箔、7・・・基板。 第1図第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶融温度の異なる数種のフユージングの部材を用意
    し、あらかじめ定めた光エネルギーによるフユージング
    条件で、これらに光エネルギーを照射し、この光エネル
    ギーによって最適に作用するフユージング部材を基準フ
    ユージング部材とし、光エネルギーの照射条件が変動し
    た場合、この基準フユージング部材が最適に作用するよ
    うにフユージング条件を設定することを特徴とする光エ
    ネルギーによるフユージング条件の決定方法。 2 前記フユージング部材を、はんだめつきしたプリン
    ト配線板のはんだとし、かつ、前記光エネルギー線を赤
    外線とした特許請求の範囲第1項記載の光エネルギーに
    よるフユージング条件の決定方法。
JP1027578A 1978-01-31 1978-01-31 光エネルギーによるフユージング条件の決定方法 Expired JPS609358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1027578A JPS609358B2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 光エネルギーによるフユージング条件の決定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1027578A JPS609358B2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 光エネルギーによるフユージング条件の決定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54103554A JPS54103554A (en) 1979-08-15
JPS609358B2 true JPS609358B2 (ja) 1985-03-09

Family

ID=11745754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1027578A Expired JPS609358B2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 光エネルギーによるフユージング条件の決定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS609358B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424677Y2 (ja) * 1985-04-12 1992-06-11
JPH0767120B2 (ja) * 1989-05-19 1995-07-19 松下電器産業株式会社 通信機のコード接続装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58204592A (ja) * 1982-05-24 1983-11-29 富士通株式会社 プリント配線板の製造方法
JPS6082835A (ja) * 1983-10-13 1985-05-11 Akira Fujishima 自動光熱分光測定装置
JP6519845B2 (ja) 2014-11-20 2019-05-29 株式会社リコー 駆動装置および画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424677Y2 (ja) * 1985-04-12 1992-06-11
JPH0767120B2 (ja) * 1989-05-19 1995-07-19 松下電器産業株式会社 通信機のコード接続装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54103554A (en) 1979-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1213073A (en) Method of manufacturing printed wiring boards
KR860003756A (ko) 전자회로 장치와 그 제조방법
DE3733304A1 (de) Vorrichtung und verfahren zum versiegeln eines hermetisch dichten keramikgehaeuses mit einem keramikdeckel
JPS609358B2 (ja) 光エネルギーによるフユージング条件の決定方法
CA1177972A (en) Mounting of electronic components on printed circuit boards
EP0974249B1 (en) Process for producing printed circuits and printed circuits thus obtained
DE69009421T2 (de) Verfahren zum Simultananordnen und Verlöten von SMD-Bauteilen.
KR950016465A (ko) 납-코팅 방법 및 이 방법에 사용되는 납 페이스트
DE3445625A1 (de) Verfahren zum loeten einer beidseitig mit smd-bauelementen bestueckten leiterbahnenplatine und eine nach diesem verfahren geloetete platine
JPH0217955B2 (ja)
JPS58169993A (ja) 部品実装方法
JPS5929496A (ja) 多脚電子部品のハンダ付け方法
JPS60182191A (ja) レ−ザ−はんだ付け用印刷配線板
JP2724933B2 (ja) リフロー方式のプリント配線基板
KR200176574Y1 (ko) 인쇄회로기판
RU2114074C1 (ru) Способ и устройство для изготовления витражей
JPS5864783A (ja) レ−ザ−半田付け加工法
JPS62137174A (ja) レ−ザはんだ付け方法
JPS58171892A (ja) プリント基板製造方法
JPS62203669A (ja) チップ部品を搭載するプリント基板用リフロー装置
JPH0997970A (ja) プリント基板およびその製造方法
DE19826023A1 (de) Mehrlagige elektrische Schaltungsanordnung
JPS6014492A (ja) プリント配線基板の半田付け方法
JPS6181697A (ja) プリント基板のはんだ付け方法
JPH0423487A (ja) リフローはんだ付け方法