JPS6092930A - 動力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、エンジン、クラッチ、減速機などを一体化し
た。自動二輪車などに好適な動力装置に関するものであ
る。

（従来技術） 小型スクータなどでは動力装置を小型、コンパクトにす
ることが要求されることがある。従来の動力装置では通
常エンジンのクランク軸の両側にフラフグ（フライホイ
ールマグネト−）とクラッチを配設し、クラッチの回転
出力をクランク軸と非同軸に平行に配設した歯車を介し
て減速している。このため動力装置全体が大型化し易く
、小型スクータなどに搭載する場合車体設計上の制限が
多くなるため設計自由度も少なくなるという問題があっ
た。

（発明の目的） 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、小
型スクータなどに適する小型でコンパクトな動力装置を
提供することを目的とする。

（発明の構成） 本発明はこの目的達成のため、クランク軸に固定された
駆動傘歯車と、シリンダと反対側に配設されこの駆動傘
歯車に噛合する被動傘歯車と、この被動傘歯車と同軸的
に順次配列されたクラッチおよび減速機と、前記被動傘
爾車、クラッチおよび減速機を覆う筒状ケースとを備え
、前記筒状ケ−スをクランクケースと一体化すると共（
二、この筒状ケースの前記クランクケースと反対側の端
面から出力を敗出すように構成したものである。以下図
示の実施例に基づき１本発明の詳細な説明する。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を適用した小型スクータの側
面囚、第２図はその動力装置および後輪駆動系の一部断
面した平面図である。

第１図で符号１０は車体フレームであり、左右一対のバ
イブ１２の前端に固着された操向軸筒１４（二は、操向
軸１６を介し前輪１８が保持されている。パイプ１２の
後部は上方へ起立しその上端に運転シート２０が収付け
られている。

２２は動力装置である。強制空冷式単気筒２サイクルエ
ンジン２４は横向きのクランク軸２６を備え、その右端
部にはフラフグ２８が装着され。

左端には駆！Ｉ！ＩＩ傘−車３０が固定されている。ク
ランク軸２６のアラマグ２８側端には冷却ファン３２が
固定されシリンダを覆うカッ（−３４内にエンジン冷却
風を送り込む。３６はピストン、３８は排気管である。

４０はシリンダと反対側に位置する被動傘歯車であって
略円筒状に形成され、前記駆動傘歯車３０に噛合してい
る。この被動傘歯車４０の中心軸はクランク軸２６に直
交し、この傘歯車４０の中心軸と同軸に順次遠心式自動
クラッチ４２．遊星歯車式減速機４４が配列されている
。これら傘歯車４０、クラッチ４２．減速機４４は略円
筒形の筒状ケース４６に収納されている。この筒状ケー
ス４６はエンジン２４のクランクケースと一体化され、
その減速機４４側の一部は分割可能になっている。丁な
わち筒状ケース４６の本体側４６ａと蓋１１１４６ｂと
は、その接合部付近の内面に互いに逆向きのねじ山４８
．５０が形成され、これら両ねじ山４８．’５０ｉ二噛
合する略筒状のリング部材５２が１本体９１！１４６ａ
と蓋側４６ｂの台面間から外部（二露出している。この
ため、リング部材５２を回すこと（二よって両者４６ａ
、４６ｂは接合・分割可能である。

なお前記減速機４４はクラッチ４２の出力側に固定され
たサン歯車５４と、リング部材５２の内面に設けられた
リング歯車５６と１両歯車５４゜５６に噛合Ｔる遊星歯
車５８とを備え、この遊星歯車５８の支軸が円板６０に
保持され、この円板６０にこの動力装置２２の出力軸６
２が固定されている。すなわちこの装置２２の出力は筒
状ケース４６のクランクケースと反対側の端面より吹出
される。

６４は尚状ケース４６の出力軸６２側端面に連結された
連結筒、６６は終減速機ケースであり。

出力軸６２の回転は減速傘歯車６８を介し後輪軸７０に
伝えられる。この後輪軸７ｏの回転はハブ７２を介し後
輪７４に伝えられる。なおハブ７２内にはドラムブレー
キが内装されている。

第２図で７６は後輪７４を挾んで連結筒６４と反対側に
配接されたマフラであり、前記排気管３８は伝動装置２
２の下方を通ってこのマフラ７６に接続されている（第
１図参照）。

以」二のように後輪駆動系と一体的（二結合された動力
装置２２は、第１因に示すように筒状ケース４６あるい
はクランクケース（一般けたピボットブラケット７８を
介し、車体フレーム１０の中央付近の下部に、上下に揺
動自在となるように軸支され、緩衝ユニット８０により
支持される。

この実施例によれば、クランク軸２６の回転は傘歯車３
０，４０ｚ’介してクラッチ４２に伝えられ、クランク
軸２６の回転速度が所定以りになるとクラッチ４２がつ
ながり、減速機４４を介して出力軸６２がそして結局後
輪７４が回転駆動されることになる。

本実施例ではクラッチ４２に遠心式のものを用いている
が２本発明では手動式、電磁式など各種のクラッチが使
用できる。また減速機４４は本実施例のような遊星歯車
式のもののほか、内歯歯車式など種々の方式のものが使
用でき、内歯歯車式の場合その出力側の軸が被動側傘歯
車４０の中゛心細から多少ずれるが１本発明はこのよう
なものも包含する。なお本実施例では出力軸６２も前記
傘歯車４０の中心軸上に位置するが１本発明では出先軸
の方向、出力の収出し力までも限定するものではないの
は勿論である。さらにフラフグ２８は本実施例ではクラ
ンク軸２６に設けているが、被動側傘歯車４０とクラッ
チ４２との間に配設することも可能であり、このような
ものも本発明は包含するものである。

（発明の効果） 本発明は以りのようにクランク軸の一端に駆動傘歯車を
固定する一方、シリンダと反対側に被動傘歯車、クラッ
チ、減速機を順次同軸的に配列し。

これらを覆う筒状ケースをクランクケースと一体化する
と共に、この筒状ケースのクランクケースと反対側の端
面から出力な収出丁から全体を小型。

コンパクトにまとめることができ、小型スクータなど動
力装置の搭載空間の制限されたものに敗付ける場合に都
合がよい。また動力装置が小さいので、この装置が取付
けられる車体などの被動側装置の設計自由度が増えると
いう効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用した小型スクータの側
面肉、第５２図は動力装置および後輪駆動系を一部断面
した平面図である。 ２４・・・エンジン、２６・クランク軸。 ３０・・・駆動傘歯車、　４０・・・被動傘歯車。 ４２・・・クラッチ、４４・・・減速機。 ６２・・・出力軸。 特許出願人　ヤマハ発動機株式会社 代理人　弁理士　山　１）　文　雄 手続補正書印発） ４１５８年１１月２１日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、ＩＧ件の表示 昭和５８年特許願第２０００１１号 ２　発明の名称 動力装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　静岡県磐田市新貝２５００＠地 名　称　（ＡＯ７）ヤマハ発動機株式会社代表者　江　
口　秀　人 ４、代理人 住　所　東京都港区西新橋１丁目６番２１号大和銀行虎
ノ門ビル ６、補正により増加する発明の数　０ ７、補正の対象 明細書および図面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. クランク軸に固定された駆動傘歯車と、シリンダと反対
   側に配設されこの駆動傘歯車に噛合する被動傘歯車と、
   この被動傘歯車と同軸的に順次配列されたクラッチおよ
   び減速機と、前記被動傘歯車、クラッチおよび減速機を
   覆う筒状ケースとを備え、前記筒状ケースをクランクケ
   ースと一体化すると共に、この筒状ケースの前記クラン
   クケースと反対側の端面から出力を収出下ようにしたこ
   とを特徴とする動力装置。