JPS6092283A - クロマン化合物の選択的合成法 - Google Patents
クロマン化合物の選択的合成法Info
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- JPS6092283A JPS6092283A JP19996783A JP19996783A JPS6092283A JP S6092283 A JPS6092283 A JP S6092283A JP 19996783 A JP19996783 A JP 19996783A JP 19996783 A JP19996783 A JP 19996783A JP S6092283 A JPS6092283 A JP S6092283A
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- phenol
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクロマン化合物の選択的合成法に関するもので
ある。
ある。
クロマン化合物はトコフェロール類等の生理活性物質や
医薬品の中間体として有用であるほか、エンジニアリン
グ樹脂等の高分子月利の中間体どしても有用な化合物で
あり、簡便で収率の良い工業的合成法が望まれるどころ
である。
医薬品の中間体として有用であるほか、エンジニアリン
グ樹脂等の高分子月利の中間体どしても有用な化合物で
あり、簡便で収率の良い工業的合成法が望まれるどころ
である。
従来、クロマン化合物の合成法どしては、反応原料とし
て極めて特殊な化合物を用いているために合成法が一般
的でなかったり、あるいは収量や選択率が悪いために工
業的な合成法どしては実用的ではなかった。
て極めて特殊な化合物を用いているために合成法が一般
的でなかったり、あるいは収量や選択率が悪いために工
業的な合成法どしては実用的ではなかった。
すなわち、従来のクロマン化合物の合成法としては、
■アリルフェノールの開環;
フェノール化合物にハロゲン化アリル、アリルアルコー
ルまたはジオレフィンを反応さゼてアリルフェノールを
得、次いでアリルフェノールを閉環させる。
ルまたはジオレフィンを反応さゼてアリルフェノールを
得、次いでアリルフェノールを閉環させる。
例えば、
この場合アリル化合物またはジオ−レフインの置換基に
よってはクロマン化合物が得られないこともあり、かつ
収量は一般に悪い。
よってはクロマン化合物が得られないこともあり、かつ
収量は一般に悪い。
■O−オキシベンジルアルコールと不飽和化合物との反
応; 無溶媒でO−オキシベンジルアルコールと不飽和化合物
を180〜220℃に加熱した場合、0−オキシベンジ
ルアルコールの脱水生成物を経て、デイルスーアルダ−
(r) 1cls −A 1der)反応によって進行
すると考えられ収量も約50%とまずまずである。
応; 無溶媒でO−オキシベンジルアルコールと不飽和化合物
を180〜220℃に加熱した場合、0−オキシベンジ
ルアルコールの脱水生成物を経て、デイルスーアルダ−
(r) 1cls −A 1der)反応によって進行
すると考えられ収量も約50%とまずまずである。
しかし0−オキシベンジルアルコールは収量よく合成す
るのは困難であり、工業的製法としては不適切であると
考えられる。
るのは困難であり、工業的製法としては不適切であると
考えられる。
■0−メチルフェノールを還元し次いで不飽和化合物と
反応させる方法; この方法はフェノールを還元するのに当量の酸化銀を必
要とすること、収量よくクロマン化合物をつくる不飽和
化合物としては電子供与性のビニルエーテルのみである
ことから、この反応を工業的に応用することは不適当で
ある。
反応させる方法; この方法はフェノールを還元するのに当量の酸化銀を必
要とすること、収量よくクロマン化合物をつくる不飽和
化合物としては電子供与性のビニルエーテルのみである
ことから、この反応を工業的に応用することは不適当で
ある。
本発明は、このような課題を解決すべくなされたもので
、簡便で収量、選択率に優れたクロマン化合物の選択的
合成法を提供することを゛目的とする。
、簡便で収量、選択率に優れたクロマン化合物の選択的
合成法を提供することを゛目的とする。
本発明者らはフェノール化合物、不飽和化合物というご
く普通に入手しうる化合物を出発原料として特定の反応
条件下で反応させると、収量、選択率ともにすぐれたク
ロマン化合物の合成法となることを見出し本発明に到達
した。
く普通に入手しうる化合物を出発原料として特定の反応
条件下で反応させると、収量、選択率ともにすぐれたク
ロマン化合物の合成法となることを見出し本発明に到達
した。
本発明は溶媒中でフェノール化合物、ホルムアルデヒド
類および炭素・炭素二重結合を有する不飽和化合物を1
60〜250℃の条件下で反応させることを特徴とする
クロマン化合物の選択的合成法であり、従来の合成法の
欠点を克服して収量よくクロマン化合物を合成する方法
に関するものである。
類および炭素・炭素二重結合を有する不飽和化合物を1
60〜250℃の条件下で反応させることを特徴とする
クロマン化合物の選択的合成法であり、従来の合成法の
欠点を克服して収量よくクロマン化合物を合成する方法
に関するものである。
本発明に用いられるフェノール化合物としては、フェノ
ール、クレゾール、キシレノール、ナノ1−−ル等のフ
ェノール性水MWを1個有するフェノール化合物、ハイ
ドロキノン、カテコール、ピロガロール等の多価フェノ
ール化合物、4.4’−ジヒドロキシジフェニルメタン
、フェノール−ボルムアルデヒド縮合物、ポリパラビニ
ルフェノールの如き多核体フェノール化合物であって、
フェノール性水MMに対しオル1〜の位閥が少なくとも
1分子中1個置換されていないものをさす。
ール、クレゾール、キシレノール、ナノ1−−ル等のフ
ェノール性水MWを1個有するフェノール化合物、ハイ
ドロキノン、カテコール、ピロガロール等の多価フェノ
ール化合物、4.4’−ジヒドロキシジフェニルメタン
、フェノール−ボルムアルデヒド縮合物、ポリパラビニ
ルフェノールの如き多核体フェノール化合物であって、
フェノール性水MMに対しオル1〜の位閥が少なくとも
1分子中1個置換されていないものをさす。
本発明に用いられるホルムアルデヒド類としてはパラホ
ルムアルデヒドのような直鎖状重合体およびトリオキサ
ン、テトラオキサンの如き環状アセタールオリゴマーが
これに含まれる。
ルムアルデヒドのような直鎖状重合体およびトリオキサ
ン、テトラオキサンの如き環状アセタールオリゴマーが
これに含まれる。
本発明に用いられる炭素・炭素二重結合を有する不飽和
化合物としては、プロピレン、ブテン−1、ブテン−2
、シクロペンテン、n−ヘキセン等の炭化水素モノオレ
フィン類、ブタジェン、イソプレン、ピペリレン、シク
ロペンタジェン等の炭化水素共役ジオレフィン類、スチ
レン、ビニル(ヘルエン、ジビニルベンゼンの如き芳香
族と共役した第1ノフイン類が挙げられる。更にオレフ
ィン性二重結合に対し電子供与性、電子受容性の極性基
で置換した共役あるいは非共役不飽和化合物も同様に用
いることができる。このような不飽和化合物の例どして
はビニルエーテル類、(メタ)アクリルエステル類、酢
酸ビニル、アクリロニトリル、マレイン酸エステル類、
フマル酸エステル類、マレイミド類などを挙げることが
できる。
化合物としては、プロピレン、ブテン−1、ブテン−2
、シクロペンテン、n−ヘキセン等の炭化水素モノオレ
フィン類、ブタジェン、イソプレン、ピペリレン、シク
ロペンタジェン等の炭化水素共役ジオレフィン類、スチ
レン、ビニル(ヘルエン、ジビニルベンゼンの如き芳香
族と共役した第1ノフイン類が挙げられる。更にオレフ
ィン性二重結合に対し電子供与性、電子受容性の極性基
で置換した共役あるいは非共役不飽和化合物も同様に用
いることができる。このような不飽和化合物の例どして
はビニルエーテル類、(メタ)アクリルエステル類、酢
酸ビニル、アクリロニトリル、マレイン酸エステル類、
フマル酸エステル類、マレイミド類などを挙げることが
できる。
フェノール化合物として4,4′ −ジヒドロキシジフ
ェニルメタンあるいはノボラック型フェノール樹脂のよ
うな多価フェノール化合物を用い、不飽和化合物として
N、N’ −ビスマレイミド−4,4′ −ジフェニル
メタンの如ぎ不飽和結合を2個以上有する化合物を用い
る場合には、クロマン環で結合した重合体が得られ、熱
可塑型、熱硬生型エンジニアリング樹脂として利用する
こともできる。
ェニルメタンあるいはノボラック型フェノール樹脂のよ
うな多価フェノール化合物を用い、不飽和化合物として
N、N’ −ビスマレイミド−4,4′ −ジフェニル
メタンの如ぎ不飽和結合を2個以上有する化合物を用い
る場合には、クロマン環で結合した重合体が得られ、熱
可塑型、熱硬生型エンジニアリング樹脂として利用する
こともできる。
フェノール化合物、ホルムアルデヒド類、炭素・炭素二
重結合を有する不飽和化合物の仕込比率は化学量論的に
等利用いるのが好ましいが、それぞれの成分の反応性に
応じていずれかの成分の仕込比率を任意に変化させるこ
ともできる。この場合、3成分のうちいずれかの成分を
1当量とした場合、他成分は0.2〜5当団の間で変化
させることができる。
重結合を有する不飽和化合物の仕込比率は化学量論的に
等利用いるのが好ましいが、それぞれの成分の反応性に
応じていずれかの成分の仕込比率を任意に変化させるこ
ともできる。この場合、3成分のうちいずれかの成分を
1当量とした場合、他成分は0.2〜5当団の間で変化
させることができる。
本発明に用いられる炭化水素反応溶媒としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン等の芳香族炭
化水素、n−ヘキサン、n−へブタン、n−ドデカン、
シクロヘキサン等の脂肪族、脂環族炭化水素を挙げるこ
とができる。また、モノクロルベンゼン、ジクロルベン
ゼン等のハロゲン化芳香族化合物を使用することができ
る。
ン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン等の芳香族炭
化水素、n−ヘキサン、n−へブタン、n−ドデカン、
シクロヘキサン等の脂肪族、脂環族炭化水素を挙げるこ
とができる。また、モノクロルベンゼン、ジクロルベン
ゼン等のハロゲン化芳香族化合物を使用することができ
る。
反応溶媒の使用量に関しては、フェノール化合物、ホル
ムアルデヒド類、炭素・炭素二重結合を有する不飽和化
合物の合計量100重箔部に対して20〜2000ff
l量部、好マL < ハ50〜1000fi ffi
部Ill イるのが適切である。
ムアルデヒド類、炭素・炭素二重結合を有する不飽和化
合物の合計量100重箔部に対して20〜2000ff
l量部、好マL < ハ50〜1000fi ffi
部Ill イるのが適切である。
本反応においては触媒は全く不要であり、フェノール類
、ホルムアルデヒド類、炭素・炭素二重7− 結合を有する不飽和化合物類および反応溶媒を混合し1
60〜250℃、好ましくは180〜220℃に加熱す
ることで反応は達成される。反応の進行に伴って生成す
る水は反応溶媒と共沸するので必要に応じて留去しても
よい。
、ホルムアルデヒド類、炭素・炭素二重7− 結合を有する不飽和化合物類および反応溶媒を混合し1
60〜250℃、好ましくは180〜220℃に加熱す
ることで反応は達成される。反応の進行に伴って生成す
る水は反応溶媒と共沸するので必要に応じて留去しても
よい。
この本発明の方法による反応を一般的に示すと下式の通
りである。
りである。
この式においては、フェノール化合物としてフェノール
を代表して藺したが、前記した仙のフェノール化合物を
用いる場合にも同等の反応が達成8− される。
を代表して藺したが、前記した仙のフェノール化合物を
用いる場合にも同等の反応が達成8− される。
次に具体的例を挙げて本発明を説明する。
実 施 例 1
無水マレイン酸とアニリンから合成したN−フェニルマ
レイミド69.3g(0,4モル)とフェノール18.
8g (0,2モル)とパラホルムアルデヒド9.0(
1(0,3モル)およびキシレン170oを撹拌機付き
の耐圧反応容器に仕込み、190℃で12時間撹拌しな
がら反応させた。反応中に生成する縮合水はキシレン蒸
気と共に数回除去した。
レイミド69.3g(0,4モル)とフェノール18.
8g (0,2モル)とパラホルムアルデヒド9.0(
1(0,3モル)およびキシレン170oを撹拌機付き
の耐圧反応容器に仕込み、190℃で12時間撹拌しな
がら反応させた。反応中に生成する縮合水はキシレン蒸
気と共に数回除去した。
反応終了後、キシレンを蒸留により除去して得られた生
成物をまずゲルパーミェーションクロマトグラフ(GP
C)を用いて各成分ごとに分取し、それぞれの成分につ
いて質量分析(電界脱離法、FD−MS)および C−
NMR分析を用いて化合物を同定した。クロロホルムを
溶媒とするGPCにて4留分に分取したうち最も低分子
量体留分が主たる生成物であり、FD−MS分析からめ
た分子量は279であった。また、 C’−NMR分析
から下式の構造を有する化合物であることが確認できた
。
成物をまずゲルパーミェーションクロマトグラフ(GP
C)を用いて各成分ごとに分取し、それぞれの成分につ
いて質量分析(電界脱離法、FD−MS)および C−
NMR分析を用いて化合物を同定した。クロロホルムを
溶媒とするGPCにて4留分に分取したうち最も低分子
量体留分が主たる生成物であり、FD−MS分析からめ
た分子量は279であった。また、 C’−NMR分析
から下式の構造を有する化合物であることが確認できた
。
O
1
1
このクロマン化合物の化学構造式の炭素位置番号を第1
図(a )に示すと共に、第1図(l))および(C)
に C−NMR分析スペク1ヘルを示す。
図(a )に示すと共に、第1図(l))および(C)
に C−NMR分析スペク1ヘルを示す。
なお、第1図(b)および(C)中の番号は炭素位置番
号である。
号である。
このクロマン化合物の仕込みフェノールに対する生成率
は43%であり、反応したフェノールに対する選択率は
60%であった。
は43%であり、反応したフェノールに対する選択率は
60%であった。
また、分取した他の留分中に含まれる化合物についても
調べたところ、FQ−MS分析からめた分子量は452
. 625. 798. 971おj;び570゜67
6、 782. 880であった。前群はN−フェニル
マレイミド低重合体にクロマン環が(=I加したもの後
群は低分子量ノボラツクフ王ノール樹脂の両端にクロマ
ン環が付加したものであることが推定された。
調べたところ、FQ−MS分析からめた分子量は452
. 625. 798. 971おj;び570゜67
6、 782. 880であった。前群はN−フェニル
マレイミド低重合体にクロマン環が(=I加したもの後
群は低分子量ノボラツクフ王ノール樹脂の両端にクロマ
ン環が付加したものであることが推定された。
一方ノボラック型フェノール樹脂体おJ:びN−フェニ
ルマレイミドのみの重合体はFD−MS分析した限りに
おいてはほとんど生成していなかった。
ルマレイミドのみの重合体はFD−MS分析した限りに
おいてはほとんど生成していなかった。
実 施 例 2
無水マレイン酸とアニリンから合成したN−フェニルマ
レイミド69.3g (0,4モル)と2,4−ジメヂ
ルフェノール24.lIJ (0,2モル)どパラボル
ムアルデヒド9.00 (0,3モル)およびキシレン
170i)を撹拌機付ぎの耐圧反応容器に仕込み、19
0℃で12時間、撹拌しながら反応させた。反応中に生
成する縮合水はキシレン蒸気と共に数回除去した。
レイミド69.3g (0,4モル)と2,4−ジメヂ
ルフェノール24.lIJ (0,2モル)どパラボル
ムアルデヒド9.00 (0,3モル)およびキシレン
170i)を撹拌機付ぎの耐圧反応容器に仕込み、19
0℃で12時間、撹拌しながら反応させた。反応中に生
成する縮合水はキシレン蒸気と共に数回除去した。
反応終了後は実施例1と同様な操作を経て生成した化合
物を同定した。
物を同定した。
11−
主たる生成物は最も分子量が小さく、この分取成分のF
D−MS分析からめた分子量は256ど307であった
。分子量256を示づ”化合物は−CH2−を介する2
、4ジメチルフエノールの2核体である。分子量307
は C−NMR分析でF式の構造を有する化合物である
ことが確認された。
D−MS分析からめた分子量は256ど307であった
。分子量256を示づ”化合物は−CH2−を介する2
、4ジメチルフエノールの2核体である。分子量307
は C−NMR分析でF式の構造を有する化合物である
ことが確認された。
1
このクロマン化合物の化学構造式の炭素位置番号を第2
図(a )に示すと共に、第2図(b)および(C)に
C−NMR分析スペクトルを示す。
図(a )に示すと共に、第2図(b)および(C)に
C−NMR分析スペクトルを示す。
なお、第2図(1))および(C)中の番号は炭素位置
番号である。
番号である。
13−
12−
この分取成分を高速液体クロマ1〜分析(カラム二μm
ボンダパックCps溶媒:テ1〜ラハイドロフラン/ア
セ1〜ニトリル/ t(20= 25/ 25/ 50
vo〕)で定量すると、クロマン化合物が90%、−C
H2−を介する2、4ジメチルフエノールの2核体は1
0%であった。前者の反応をした2、4ジメヂルフエノ
ールに対する選択率は71%であった。
ボンダパックCps溶媒:テ1〜ラハイドロフラン/ア
セ1〜ニトリル/ t(20= 25/ 25/ 50
vo〕)で定量すると、クロマン化合物が90%、−C
H2−を介する2、4ジメチルフエノールの2核体は1
0%であった。前者の反応をした2、4ジメヂルフエノ
ールに対する選択率は71%であった。
分取した他の留分中の生成物のFD−MS分析からめた
分子量は480. 653. 826でありN−フェニ
ルマレイミド低重合体にクロマン環が付加した化合物で
あることが推定された。
分子量は480. 653. 826でありN−フェニ
ルマレイミド低重合体にクロマン環が付加した化合物で
あることが推定された。
実 施 例 3〜G
フェノール類、ホルムアルデヒド類および炭素・炭素二
重結合を有する不飽和化合物の種類を代えた以外は実施
例1と同様な方法でクロマン化合物を得た。使用したフ
ェノール類、ホルムアルデヒド類、炭素・炭素二重結合
を有する不飽和化合物、溶媒、反応条件、生成した主た
るクロマン化合物並びに仕込みフェノール類に対づる生
成率、反応したフェノール類に対する選択率を第1表に
−14− 示す。なお、実施例3および実施例5J:す10られた
クロマン化合物の化学構造式の炭素位置番号をそれぞれ
第3図(a)、第4図(a)に示すと共に、第3図(b
)および(C)、第4図(b)にC−NMR分析スペク
トルを示71− 、、なお、第3図(b)および(C)
、第4図(l])中の番号は炭素位置番号である。
重結合を有する不飽和化合物の種類を代えた以外は実施
例1と同様な方法でクロマン化合物を得た。使用したフ
ェノール類、ホルムアルデヒド類、炭素・炭素二重結合
を有する不飽和化合物、溶媒、反応条件、生成した主た
るクロマン化合物並びに仕込みフェノール類に対づる生
成率、反応したフェノール類に対する選択率を第1表に
−14− 示す。なお、実施例3および実施例5J:す10られた
クロマン化合物の化学構造式の炭素位置番号をそれぞれ
第3図(a)、第4図(a)に示すと共に、第3図(b
)および(C)、第4図(b)にC−NMR分析スペク
トルを示71− 、、なお、第3図(b)および(C)
、第4図(l])中の番号は炭素位置番号である。
15−
第1図(a)は実施例1で19られたクロマン化合物の
炭素位置番号を示す化学構造式、第1図(b)および(
C)は実施例1のクロマン化合物の C−NMR分析ス
ペクトルを示づ゛チャート図、 第2図(a )は実施例2で得られたクロマン化合物の
炭素位置番号を示す化学構造式、第2図(り)および(
C)は実施例2のクロマン化合物の C−NMR分析ス
ペクトルを示すチャート図、 第3図(a )は実施例3で得られたクロマン化合物の
炭素位置番号を示す化学構造式、第3図(b)および(
C)は実施例3のクロマン化合物の C−NMR分析ス
ペクトルを示すチャート図、 第4図(a )は実施例5で得られたクロマン化合物の
炭素位置番号を示す化学構造式、おJ:び第4図(11
)は実施例5のクロマン化合物のC−NMR分析スペク
トルを示すチャート図。 17− 特開昭GO−92283(10)
炭素位置番号を示す化学構造式、第1図(b)および(
C)は実施例1のクロマン化合物の C−NMR分析ス
ペクトルを示づ゛チャート図、 第2図(a )は実施例2で得られたクロマン化合物の
炭素位置番号を示す化学構造式、第2図(り)および(
C)は実施例2のクロマン化合物の C−NMR分析ス
ペクトルを示すチャート図、 第3図(a )は実施例3で得られたクロマン化合物の
炭素位置番号を示す化学構造式、第3図(b)および(
C)は実施例3のクロマン化合物の C−NMR分析ス
ペクトルを示すチャート図、 第4図(a )は実施例5で得られたクロマン化合物の
炭素位置番号を示す化学構造式、おJ:び第4図(11
)は実施例5のクロマン化合物のC−NMR分析スペク
トルを示すチャート図。 17− 特開昭GO−92283(10)
Claims (1)
- フェノール化合物、ホルムアルデヒド類および炭素・炭
素二重結合を有する不飽和化合物を炭化水素またはハロ
ゲン化芳香族化合物溶媒中で160〜250℃の条件下
で反応させることを特徴とするクロマン化合物の選択的
合成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19996783A JPS6092283A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | クロマン化合物の選択的合成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19996783A JPS6092283A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | クロマン化合物の選択的合成法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6092283A true JPS6092283A (ja) | 1985-05-23 |
Family
ID=16416575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19996783A Pending JPS6092283A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | クロマン化合物の選択的合成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6092283A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5495026A (en) * | 1993-09-28 | 1996-02-27 | Kuraray Company Ltd. | Process for producing chroman |
US6130341A (en) * | 1997-07-17 | 2000-10-10 | Kuraray Co., Ltd. | Process for producing chromans |
WO2005073212A1 (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | クロマン化合物の製造方法 |
WO2008050829A1 (fr) | 2006-10-26 | 2008-05-02 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Procédé de fabrication de l'acide s -(-)-6-hydroxy-2,5,7,8-tétraméthylchromane-2-carboxylique et produit obtenu par le procédé |
-
1983
- 1983-10-27 JP JP19996783A patent/JPS6092283A/ja active Pending
Cited By (9)
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US6130341A (en) * | 1997-07-17 | 2000-10-10 | Kuraray Co., Ltd. | Process for producing chromans |
US6133471A (en) * | 1997-07-17 | 2000-10-17 | Kuraray Co., Ltd. | Process for producing chromans |
WO2005073212A1 (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | クロマン化合物の製造方法 |
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