JPS6092012A - 真空用アルミニウム製中空押出形材の製造法 - Google Patents

真空用アルミニウム製中空押出形材の製造法

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JPS6092012A
JPS6092012A JP19986383A JP19986383A JPS6092012A JP S6092012 A JPS6092012 A JP S6092012A JP 19986383 A JP19986383 A JP 19986383A JP 19986383 A JP19986383 A JP 19986383A JP S6092012 A JPS6092012 A JP S6092012A
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vacuum
hollow
aluminum
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塚本 建次
Yutaka Kato
豊 加藤
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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    • B21C29/00Cooling or heating work or parts of the extrusion press; Gas treatment of work
    • B21C29/006Gas treatment of work, e.g. to prevent oxidation or to create surface effects

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、真空用アルミニウム製中空押出形材の製造
法、さらに詳しくいえば、シンクロトロンなどの加速器
に使用される粒子加速用パイプのような高真空状態で用
いられるアルミニウム製中空押出形材の製造法に関する
従来、粒子加速用パイプの内部を真空にするために、パ
イプ内面を有機溶剤等により脱脂処理した後、約150
℃で24時間程度の加熱脱ガス処理を繰返して行ったり
、またこの処理と組合わせて水素ガス、アルゴンガス、
酸素ガスなどの中での放電洗浄を行なっていたか、この
ような作業は長時間を要して非能率的であるうえに、真
空度の点においても未だ充分に満足し得るものではなか
った。
ところで、粒子加速用パイプ内部の高い真空度を保持す
るためには、製品になった後におけるパイプ内壁からの
放出ガスを減らすことが重要であり、この点につきアル
ミニウム製パイプの内面の皮膜状態が大きく影響を与え
る。
アルミニウムはアルミニウムが水、湿気などの水分の存
在する環境下に置かれると、その表面に水和酸化膜が生
成する。そして水和酸化物の生成反応の混炭が高い程永
和酸化膜の成長は著しく、高温環境ではアルミニウム表
面にベーマイトまたはバイアライトなどの水和酸化膜が
形成される。このような水和酸化膜の膜質は、水分の存
在しない環境で形成されるアルミニウム酸化膜に較べて
非常に粗で多孔質状でありかつその孔形前も複雑にいり
込んでいる。加えて膜厚も厚い。
通常の押出成形によるアルミニウム製パイプの内面には
、押出成形時に、水分を含んだ大気との接触により水和
酸化膜が生成される。しか水和酸化膜の生成反応が促進
されて厚膜となっている。この水和酸化膜の膜質は上述
のとおりであり、かつ厚膜であるために皮膜に多くの水
分が吸着する。しかも皮膜がちみつさに欠けるために、
成形後においても大気中に存在する水分、ハイドロカー
ボン、二酸化炭素および一酸化炭素などの真空度低下物
質が皮膜に吸着する。
度 このような真空低下物質は、前記ガス中における放電洗
浄時や真空引き時においてすらなお若干存在しているた
めに前記同様皮膜に吸着する。
しかもこれは水和酸化膜が上記のようなものであるため
に、皮膜内にいわば吸蔵された形態になる。その結果こ
れの脱離が困難な状態となり、真空引きを行なってもな
かなか除去できない。
これが粒子加速用パイプの使用時その内壁から放出する
ため、真空度阻害の原因になっている。
また押出成形後のアルミニウム製パイプの機械的強度を
高めるために、高温加熱後、水冷および空冷などの焼入
れ処理が行なわれるが、とのさいにも押出成形時に形成
された上述の水和酸化膜はさらに成長するとともにすで
に吸着されている真空度低下物質は皮膜に内蔵される形
となるのである。
本出願人は、上記の問題を解決するため、押出し直後の
中空形材の先端開口部を密封すること、引続き所定長さ
押出した後の形材を切断すると同時に切断端を密封する
こと、両密封端部を切断することよりなる真空用アルミ
ニウム製中空押出形材の製造法を先に提案した(特開昭
58−77712号公報参照)。
)−!;lIm富方法によれば、押出成形時、形材の中
空部内面がほぼ大気と接触しない状態に保持され、その
結果形材内面に問題のある水和酸化物が生成せず、代わ
りに水和酸化物より膜質がちみつで膜厚が薄い酸化膜が
形成せられるから、水和酸化膜に較べて真空度低下物質
の吸着、吸蔵は著しく少なく、かつ吸着、吸蔵されてい
て ′も脱ガス処理により簡単にこれを除去することが
できる。したがって、真空度低下物質がパイプ内に放出
される量が非常に少なくなり、高真空度を保つことがで
きるし、従来のように真空度を高めるために面倒な作業
を省略ないし軽減することができる。もちろん、この発
明の方法によって得られた中空押出形材は、粒子加速用
パイプに限らず高真空を保つ必要のある製品に用いるこ
とができる。
ところで、上記提案方法では、押出形材の素材として押
出性および機械的強度の点から、AA6061およびA
A6063などのi −Mg−8t 系合金の使用を推
奨している。しかしながら、この合金を使用すると、皮
膜中にMg等が拡散しているため、A/とMg等の酸化
皮膜が解形成せられ、へj単体の酸化皮膜が形成せられ
る純アルミニウムを素材として使用した場合に較べて皮
膜のちみつさに劣る。とすれば、押出形材の素材として
純アルミニウムを使用すればよいかのようであるが、h
l!−Mg −St 系合金に較べて強度が小さいため
、製品として要求せられる強度を得るには不必要に厚肉
の押出形材を製造せざるを得ない。
この発明の目的は、上記両者の長所を兼ね備えた真空用
アルミニウム製中空押出形材の製造法を提供することに
ある。
この発明は、すでに提案した上記真空用アルミニウム製
中空押出形材におし)で、押出し用ビレットとして、純
アルミニウム製芯材とアルミニウムーマグネシウム−ケ
イ素系合金製皮材よりなる複合材を用い、得られた中空
押出形材に芯材および皮材とそれぞれ対応する内層およ
び外層を形成することを特徴とするものである。
この1明においても、上記提案方法と同様、先端開口部
密封後、単に押出しを続Gするよりも、その過程におい
て形材の中空部力)ら真空上1きを行なう方が好ましい
。また真空引きを行なう代わりに、形材の押出し当初よ
り、中空部内に不活性ガスのみを供給するか、あるt+
% i!酸素と不活性ガスの混合ガスを供給してもよむ
)。後者の場合、混合ガスの適当な配合割合Cま、酸素
0.5〜30容量チとくに1〜10容量チ、残部不活性
ガスである。不活性ガスとしては、アルゴンおよびヘリ
ウムが一般的である。両密封端部は、押出成形後、中空
押出形材の使用地に送られてから切断除去してもよいし
、送る前の段階で切断除去しておいてもよい。
複合ビレットは、A/−Mg −St系合金の複合ビレ
ットの中心部を中ぐりし、その中空部に別途製作した純
アルミニウムの丸棒を挿入することによって得てもよい
し、純アルミニウムのビレットをAA’ −Mg −S
 i系合金で鋳ぐるむことによっても得られる。
この発明によれば、機械的強度を満足し得しかも高真空
度の保持が一層向上する中空押出形材が得られる。
この発明の実施例を以下図面を参照して説明する。
第1図において、押出機は、公知のコンテナ(1)、ダ
ミー・ブロック(2)、ステム(3)、ポート・ホール
ータイス雄型(4)、同雌型(5)、ダイ・ホルダ(6
)およびボルスタ(7)を備えている。雄型(4)の中
央には、ガス噴出口(8)が設けられており、ダイ・ホ
ルダ(6)の下端に設けられたガス供給口(9)からガ
ス噴出口(8)に至るガス通路(111Ilが、雄型(
4)およびダイ・ホルダ(6)に形成せられている。ガ
ス供給口(9)には、ガス容器(11)に取付けられた
導管(121の先端が接続せられている。
上記押出機により、粒子加速用パイプに用いられる中空
押出形材(喝が押出成形されるのである。もちろんこれ
を成形するダイスは成形される。べき形材(13に合致
した形状のものが用いられる。所定長さの両押山形材t
13が交互に連結せられて無端状の粒子加速用パイプが
組立てられるのである。
上記中空押出形材(131の製造順序について述べる。
まず、ダイスを苛性洗浄した後560°Cで3時間均質
化処理したAA6063の複合ビレット(14)を押出
温度500℃、押出速度10Tn、/minで押出す。
このさい潤滑油は使用しない。
複合ビレット04)は、純アルミニウム製芯材(旧とア
ルミニウムーマグネシウム−ケイ素系合金製皮材(17
)よりなるものである。前記押出と同時に混合ガス容器
(11)より酸素7容量チ、残部アルゴンよりなる混合
ガス(+51を導管f+21 、通路(10)を経て噴
出口(8)より圧力2〜3 Kp / cJで噴出し、
押出されつつある形材031の中空部内に供給する。そ
して僅か押出された後の形材(狗の先端開口部をプレス
で圧接して密封し、第1図に示されているような一方の
密封端部(161を形成する。形材(]31には、上記
芯材(+81および皮材(1ηとそれぞれ対応する内層
■および外層f+91が形成せられる。その後も混合ガ
ス(15)の供給を継続し、所定長さ押出した後、形材
(131をシャーで切断すると同時にの断端を密封し、
他方の密封端部0′7)を形成する。
その後混合ガスf151を密封したままの形材(131
を250℃まで強制空冷し、続いて自然冷却した後引張
り矯正する。つきに180℃で6時間時効処理を行なう
。最後に形材(131の両密封端部(16107)を油
を用いずかつエヤー・ブローなしで明断除去し、所定寸
法の中空押出形材をうる。上記押出形材の内面にはちみ
つでかつ薄い酸化膜が形成されており、これを150℃
で24時間脱が13 ス処理し、真空度を測定したところ7×10Torr、
 l /s −aN 以下の放出ガス係数が得られた。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は押出成
形途上を示す縦断面図、第2図は混合ガス密封状態の形
材の縦断面図である。 (1〕・ee中空押出形材、+141 ’・・ビレット
、+171・−・赤皮材、(18111・・芯材、(1
91・・・外層、■・・・内層。 以 上 外4名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 押出し直後の中空形材の先端開口部を密封すること、引
    続き所定長さ押出した後の形材を切断すると同時に防断
    端を密封すること、両密封端部を切断することよりなる
    真空用アルミニウム製中空押出形材の製造法において、
    押出し用ビレットとして、純アルミニウム製芯材とアル
    ミニウムーマグネシウム−ケイ素系合金製皮材よりなる
    複合材を用い、得られた中空押出形材に芯材および皮材
    とそれぞれ対応する内層および外層を形成することを特
    徴とする方法。
JP19986383A 1983-10-25 1983-10-25 真空用アルミニウム製中空押出形材の製造法 Granted JPS6092012A (ja)

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