JPS609158Y2 - 携行容易な包装体 - Google Patents

携行容易な包装体

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JPS609158Y2
JPS609158Y2 JP10723881U JP10723881U JPS609158Y2 JP S609158 Y2 JPS609158 Y2 JP S609158Y2 JP 10723881 U JP10723881 U JP 10723881U JP 10723881 U JP10723881 U JP 10723881U JP S609158 Y2 JPS609158 Y2 JP S609158Y2
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JP
Japan
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film
package
bag
heat seal
packaging
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JP10723881U
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JPS5814348U (ja
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直 知久
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえばフェイシャルティッシュペーパのよ
うな軽量ではあるが嵩高くて濡れを嫌う製品を熱可塑性
フィルムを用いて携行容易な状態に包装した包装体に関
する。
従来、フェイシャルティッシュペーパ箱体をたとえば4
個積重ねたものを、上部に開口を有しその開口部の両側
に把手部を設けた袋体に手作業により又は半自動的に挿
入した持ち運びできる包装体が知られている。
このような従来の包装体は開口部がシールされていない
ために雨天時の持ち運びの際に製品が濡れることがある
ために濡れを嫌うティッシュペーパ等の包装体としては
必ずしも適当なものではなかった。
又上記のような包装を手作業で行なう時は1人で1時間
にせいぜい8映程度しか包装することができず作業能率
上大いに問題であった。
本考案は上記のような欠点を解消した新規な包装体を提
供する。
即ち本考案は物品を熱可塑性フィルム製袋状物内に収容
して成る包装体であって、(1)該袋状物の背面中央部
において全高さにわたり素材フィルムの左右両端部が重
ね合わされてその上に少なくとも1本の縦方向の熱シー
ルが施されていること、(11)該袋状物の底部及び口
部がそれぞれ少なくとも1本の横方向の熱シールによっ
て閉じられていること、及びG11)該袋状物の口部付
近に上記の縦方向熱シールを切断することなく把手用の
切り込みが施されていること、を特徴とする携行容易な
包装体を提供する。
本考案の包装体において、素材フィルムは熱可塑性のフ
ィルムからなり、その代表的なものはポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリプロピレンのフィルムである。
このような熱可塑性フィルムは濡れても強度が低下しな
いので好適である。
本考案においてはこのような素材フィルムからなる袋状
物の口部が熱シールされているので、雨天時の持ち運び
に際しても雨水による濡れによって製品が損なわれるこ
とがない。
素材フィルムは背面中央部において全高さにわたってそ
の左右端部が重ね合わされ、その重ね合せ部分に沿って
縦方向に少くとも1本の熱シールが施される。
熱シールは1本又は2本設けることが好ましい。
熱可塑性フィルムを熱シールする好適な方法は、シール
すべき箇所にホットエヤを吹付ける方法である。
特に熱シールを自動的に行なうのにこの方法が便利であ
る。
本考案においては把手用切り込みが前記縦方向熱シール
を切断することなく設けられるので、このような切り込
みによって包装体の吊下げ強度が低下することはない。
縦方向熱シールを2本設けその中間に把手用切り込みを
施すのが強度上好ましい。
切り込みはナイフによる切断又はホットエヤを吹付けて
フィルムをメルトする方法で行なうことができる。
本考案の包装体は完全自動的に包装することができるの
で、手作業で行なうものに比べて作業能率が大きく向上
する。
次に本考案の具体例について図面を参照しながら説明す
る。
第1図において、5個積重ねられたティッシュペーパ箱
体1は素材フィルム2によって包まれ、フィルム2は箱
体1の背面中央部において両側端部が全高さにわたって
重なり合わされて重なり部3を形成する。
この重なり部3に沿って縦方向全長にわたって2本の熱
シール4,4′が施されている。
フィルム2は箱体1の底部において熱シール5が施され
、又箱体1の上部においてはひれ部6を残して口部シー
ル7が施されている。
そしてひれ部6の熱シール4,4′の中間にこれらの熱
シールを切断することなく重なり合った3重のフィルム
(2重の背面側フィルムと1重の正面側フィルム)を通
して山形の把手用切り込み8が設けられている。
尚9は包装体の上部及び下部の両側に形成されたガゼツ
ト(折り込み)である。
第2図においては、フィルムの重なり部3における縦方
向シール4が1本であり、そして、ひれ部6の上縁部近
くに口部熱シールに平行な今一つの熱シール7′が施さ
れた例が示されている。
このようなひれ部の熱シールはひれ部の強度向上に役立
つものである。
把手用切り込み8は、第1図及び第2図に示すような山
形形状及び円弧形状の他、第3図に示すような異なった
形状にすることもできる。
本考案の包装体は、たとえば横ピロー型3方シール包装
機を用いて完全に自動的に包装することができる。
このような包装機は当業者において公知であるので詳細
な説明は省略するが、被包装体が一定の方向に一定速度
で進行する間に包被、シール及び切り込みが行なわれる
ものである。
複数個積重ねたティッシュペーパ箱体1を横にして第1
図で矢印10で示す方向に一定速度で進行せしめる間に
、それと平行して同方向に進行する連結帯状のフィルム
によって先ずその側面を包被してフィルムの重なり部3
を形成し、その重なり部の所定位置にホットエヤを吹付
けることによって上下方向熱シール4,4′を形成する
次いで箱体1の進行通路の両側に設けられたガゼツト装
置によってガゼツト9を形成した後横方向の熱シール5
及び7を同時に施こす。
最後に把手用切り込み8を形成して包装体が完成する。
箱体1は所定間隔で次々に包装機に供給され、上記と同
じ操作が繰返されて包装体が次々に得られるのである。
このように包装を全自動的に行なう時は1時間当り10
叩組以上の包装体が得られるので手作業で行なう場合に
比べて作業能率が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の包装体の一例を示す斜視図であり、第
2図は本考案の包装体の今一つの例を示す背面図であり
、第3図a−gは把手の形状の示する正面図である。 1・・・・・・フェイシャルティッシュペーパ箱体、2
・・・・・・合成樹脂フィルム、3・・・・・・フィル
ムの重なり部、4,4′・・・・・・上下方向熱シール
、5・・・・・・底部熱シール、6・・・・・・ひれ部
、7・・・・・・口部熱シール、7′・・・・・・ひれ
部熱シール、訃・・・・・把手用切り込み、9・・・・
・・ガゼツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物品を熱可塑性フィルム製袋状物内に収容して成る包装
    体であって、(1)該袋状物の背面中央部において全高
    さにわたり素材フィルムの左右両端部が重ね合わされて
    その上に少なくとも1本の縦方向の熱シールが施されて
    いること、(ii)該袋状物の底部及び口部がそれぞれ
    少なくとも1本の横方向の熱シールによって閉じられて
    いること、及び61[)該袋状物の口部付近に上記の縦
    方向熱シールを切断することなく把手用の切り込みが施
    されていること、を特徴とする携行容易な包装体。
JP10723881U 1981-07-21 1981-07-21 携行容易な包装体 Expired JPS609158Y2 (ja)

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JP10723881U JPS609158Y2 (ja) 1981-07-21 1981-07-21 携行容易な包装体

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JP10723881U JPS609158Y2 (ja) 1981-07-21 1981-07-21 携行容易な包装体

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Publication Number Publication Date
JPS5814348U JPS5814348U (ja) 1983-01-28
JPS609158Y2 true JPS609158Y2 (ja) 1985-04-02

Family

ID=29901684

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JP10723881U Expired JPS609158Y2 (ja) 1981-07-21 1981-07-21 携行容易な包装体

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITBO20070492A1 (it) * 2007-07-18 2007-10-17 Gd Spa Metodo di piegatura di un foglio di incarto rettangolare attorno ad un articolo parallelepipedo per formare un incarto tubolare avente una estremita aperta.
JP5551405B2 (ja) * 2009-10-15 2014-07-16 花王株式会社 包装体及び包装袋
JP6750275B2 (ja) * 2016-03-31 2020-09-02 王子ホールディングス株式会社 包装袋

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JPS5814348U (ja) 1983-01-28

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