JPS6090955A - 断熱内燃機関の構造 - Google Patents
断熱内燃機関の構造Info
- Publication number
- JPS6090955A JPS6090955A JP19754183A JP19754183A JPS6090955A JP S6090955 A JPS6090955 A JP S6090955A JP 19754183 A JP19754183 A JP 19754183A JP 19754183 A JP19754183 A JP 19754183A JP S6090955 A JPS6090955 A JP S6090955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- cylinder head
- heat
- cylindrical section
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F11/00—Arrangements of sealings in combustion engines
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はセラミクスを利用した断熱エンジンの構造に関
するものである。
するものである。
燃焼室を区画するシリンダヘッドおよびビス［−ンの壁
部にセラミクスを用いることによって燃焼ガスの熱が外
部へ放散されるのを防止し、燃焼カスを＾温の状態で排
気ターボ過給機などへ供給して熱エネルギを動力として
回収しようとする断熱エンジンが従来から帰々提案され
ているが、セラミクスは耐熱性に優れている反面、熱伝
導率についてはエンジンに使用される金属とあまり変ら
ないので、単に燃焼室を囲む壁部にセラミクスを用いた
だけでは、燃焼室の熱がシリンダヘッドやシリンダブロ
ックへ伝達され、燃焼ガスをａ渦に保つことができない
。
部にセラミクスを用いることによって燃焼ガスの熱が外
部へ放散されるのを防止し、燃焼カスを＾温の状態で排
気ターボ過給機などへ供給して熱エネルギを動力として
回収しようとする断熱エンジンが従来から帰々提案され
ているが、セラミクスは耐熱性に優れている反面、熱伝
導率についてはエンジンに使用される金属とあまり変ら
ないので、単に燃焼室を囲む壁部にセラミクスを用いた
だけでは、燃焼室の熱がシリンダヘッドやシリンダブロ
ックへ伝達され、燃焼ガスをａ渦に保つことができない
。
そこで、本発明の目的はセラミクスからなるヘッドライ
ナと、これを嵌合支持するシリンダヘッドとの間に断熱
層を備えることによって、燃焼室から外部への熱放散を
抑えるようにした断熱エンジンのＷ造を提供することに
ある。
ナと、これを嵌合支持するシリンダヘッドとの間に断熱
層を備えることによって、燃焼室から外部への熱放散を
抑えるようにした断熱エンジンのＷ造を提供することに
ある。
このため、本発明の構成はシリンダヘッドの一ト半部に
設けた円筒部の内周壁および内端整に熱反射面を形成し
、前記シリンダヘッドの円筒部にセラミクスからなる逆
カップ状のへラドライナをこの周囲に空部を設けて嵌装
したものである。
設けた円筒部の内周壁および内端整に熱反射面を形成し
、前記シリンダヘッドの円筒部にセラミクスからなる逆
カップ状のへラドライナをこの周囲に空部を設けて嵌装
したものである。
本発明を実施例に基づいて説明する。第１図に示すよう
に、シリンダブロック３にはピストン４を嵌合するセラ
ミクスからなるシリンダライチ１９が嵌合支持されると
ともに、この上端９１４にアルミニウムなどの金属から
なるシリンダヘッド２が図示してないボルトによって結
合される。ピストン４のクラウン部はセラミクスから形
成され、ピストン本体とボルトなどによって結合される
。
に、シリンダブロック３にはピストン４を嵌合するセラ
ミクスからなるシリンダライチ１９が嵌合支持されると
ともに、この上端９１４にアルミニウムなどの金属から
なるシリンダヘッド２が図示してないボルトによって結
合される。ピストン４のクラウン部はセラミクスから形
成され、ピストン本体とボルトなどによって結合される
。
しかし、本発明の要旨には関係しないので説明を省略す
る。
る。
本発明によれば、シリンダヘッド２の下半部に円筒部１
１が形成され、この内部に逆カップ形のセラミクスから
なるｌ＼ラッドイナ１が嵌合される。
１が形成され、この内部に逆カップ形のセラミクスから
なるｌ＼ラッドイナ１が嵌合される。
このヘッドライナ１の周１１ａはシリンダヘッド１９の
内周面゛１９ａと連Ｍｌる円筒面を形成し。
内周面゛１９ａと連Ｍｌる円筒面を形成し。
ピストン４が両者に嵌合し、燃焼室１５を囲むＪ−うに
構成される。
構成される。
ヘッドライナ１の上端壁１ｂには吸排気ボーｌ−９が設
けられ、この下端部に吸排気弁８が接する弁座１０が一
体に形成される。吸排気ボー１−９はシリンダヘッド２
に設けた吸排気通路１２と接続される。好ましくはセラ
ミクスから形成されるか、またはセラミクスをコーティ
ングされた吸排気弁８はこのステムをシリンダブロック
２に結合した案内スリーブ１３に摺動可能に支持される
。
けられ、この下端部に吸排気弁８が接する弁座１０が一
体に形成される。吸排気ボー１−９はシリンダヘッド２
に設けた吸排気通路１２と接続される。好ましくはセラ
ミクスから形成されるか、またはセラミクスをコーティ
ングされた吸排気弁８はこのステムをシリンダブロック
２に結合した案内スリーブ１３に摺動可能に支持される
。
本発明はシリンダヘッド２の円筒部１１とへラドライナ
１との間に空気層ないし空部２０を形成することによっ
て、燃焼室の断熱効果を向上づるようにしたものである
。このため、円筒部１１の内径はへラドライナ１の外径
よりも大きく、かつ円筒部１１の深さはへラドライナ１
の軸方向長さよりも深くされる。
１との間に空気層ないし空部２０を形成することによっ
て、燃焼室の断熱効果を向上づるようにしたものである
。このため、円筒部１１の内径はへラドライナ１の外径
よりも大きく、かつ円筒部１１の深さはへラドライナ１
の軸方向長さよりも深くされる。
好ましくは円筒部１１の周壁および内端壁１１ａには銀
、ニッケルまたはクロムなどのメッキを施して熱輻射を
反射する反射面が形成される。そして１円筒部１１とｌ
＼ラッドイナ１との周壁１ａとの間に上下１対の環状シ
ール部材２２．２３を装着して空部２０が形成される。
、ニッケルまたはクロムなどのメッキを施して熱輻射を
反射する反射面が形成される。そして１円筒部１１とｌ
＼ラッドイナ１との周壁１ａとの間に上下１対の環状シ
ール部材２２．２３を装着して空部２０が形成される。
また、ヘッドライナ１の上端壁１ｂと、円筒部１１の内
端壁１１ａとの間に吸排気ボー１−９と吸排気通路１２
との接続部を取り囲むように環状のガスケット２１が介
装される。同様に図示してないが、燃料噴射ノズルを取
付ける穴にもこれを取り囲むガスケットが介装される。
端壁１１ａとの間に吸排気ボー１−９と吸排気通路１２
との接続部を取り囲むように環状のガスケット２１が介
装される。同様に図示してないが、燃料噴射ノズルを取
付ける穴にもこれを取り囲むガスケットが介装される。
こうして、ｌ＼ラッドイナ１の上端壁１ｂと円筒部１１
の内端壁１１ａとの間に空部２０ａが形成される。
の内端壁１１ａとの間に空部２０ａが形成される。
ヘッドライナ１の下端壁はシリンダブロック３の上端壁
１４の環状溝に係合した断面中空の弾性ガスクツ１−７
を介して、シリンダライナ１９の上端面に突き合わされ
、この状態はシリンダブロック３とシリンダヘッド２と
のボルト結合によって維持される。
１４の環状溝に係合した断面中空の弾性ガスクツ１−７
を介して、シリンダライナ１９の上端面に突き合わされ
、この状態はシリンダブロック３とシリンダヘッド２と
のボルト結合によって維持される。
好ましくは、空部２０．２０ａにグラスファイバまたは
セラミクスファイバなどを絡み合せるか編成してなる断
熱材２４が収容される。
セラミクスファイバなどを絡み合せるか編成してなる断
熱材２４が収容される。
本発明は上述のように構成することによって、セラミク
スからなるヘッドライナ１の上端！Ｉ！１ｂがガスケッ
ト２１を介してシリンダヘッド２の円筒部１１の内端壁
１１ａに、またへラドライナ１の下端壁が弾性ガスケツ
１−７を介してシリンダブロック３およびシリンダライ
ナ１９の上端壁にそれぞれ押付けられることとなり、シ
リンダブロック３とシリンダヘッド２とのポル１−結合
による締付力の不均衡や熱変形によってヘッドライナ１
に応力集中が生じるのを緩和することができるとともに
、円筒部１１の周壁と内端壁１１ａに金属などよりも熱
伝導率の低い空部２０．２０ａが形成されるので、燃焼
室１５を囲むヘッドライナ１からシリンダヘッド２への
熱伝導が空部２０．２０ａによって遮断され、熱の放散
を抑えることができる。
スからなるヘッドライナ１の上端！Ｉ！１ｂがガスケッ
ト２１を介してシリンダヘッド２の円筒部１１の内端壁
１１ａに、またへラドライナ１の下端壁が弾性ガスケツ
１−７を介してシリンダブロック３およびシリンダライ
ナ１９の上端壁にそれぞれ押付けられることとなり、シ
リンダブロック３とシリンダヘッド２とのポル１−結合
による締付力の不均衡や熱変形によってヘッドライナ１
に応力集中が生じるのを緩和することができるとともに
、円筒部１１の周壁と内端壁１１ａに金属などよりも熱
伝導率の低い空部２０．２０ａが形成されるので、燃焼
室１５を囲むヘッドライナ１からシリンダヘッド２への
熱伝導が空部２０．２０ａによって遮断され、熱の放散
を抑えることができる。
また、円筒部１１の周壁および内端壁１１ａにクロムメ
ッキなどの反射面を形成することによって、熱輻射が反
射され、シリンダヘッド２への熱伝達を抑えることがで
きる。さらに、空部２０゜２０ａにセラミクスファイバ
などの断熱材２４を収容することによって、空部２０．
２０ａにおける空気の対流を阻止し、ヘッドライナ１の
壁部からシリンダヘッド２への熱伝達を抑えることがぐ
きる。
ッキなどの反射面を形成することによって、熱輻射が反
射され、シリンダヘッド２への熱伝達を抑えることがで
きる。さらに、空部２０゜２０ａにセラミクスファイバ
などの断熱材２４を収容することによって、空部２０．
２０ａにおける空気の対流を阻止し、ヘッドライナ１の
壁部からシリンダヘッド２への熱伝達を抑えることがぐ
きる。
本発明は上述のように、ヘッドライナ１の周囲に空部お
よび熱反射面を備えたことにより、燃焼室１５の熱がヘ
ッドライナ１から外部へ放散されるのを抑えることがで
きるから、排気ガスを高温の状態で排気通路１２を経て
排気ターボ過給例などへ送出することかでき、したがっ
て、排気ガスのもつ熱エネルギを最大限に利用すること
ができ、エンジンの出力増大と燃費の向上に役立てるこ
とができる。
よび熱反射面を備えたことにより、燃焼室１５の熱がヘ
ッドライナ１から外部へ放散されるのを抑えることがで
きるから、排気ガスを高温の状態で排気通路１２を経て
排気ターボ過給例などへ送出することかでき、したがっ
て、排気ガスのもつ熱エネルギを最大限に利用すること
ができ、エンジンの出力増大と燃費の向上に役立てるこ
とができる。
第１図は本発明に係る断熱１ンジンの構造を示す正面断
面図である。 １：ヘッドライブ ２：シリンタヘッド ３ニジリンダ
ブロツク ４：ピストン ７：弾性ガスケット ８：吸
排気弁 ９：吸排気ボーｈ１１：円筒部 １５：燃焼室 特許出願人 いすず自動車株式会社 代理人 弁理士 山本俊夫
面図である。 １：ヘッドライブ ２：シリンタヘッド ３ニジリンダ
ブロツク ４：ピストン ７：弾性ガスケット ８：吸
排気弁 ９：吸排気ボーｈ１１：円筒部 １５：燃焼室 特許出願人 いすず自動車株式会社 代理人 弁理士 山本俊夫
Claims (2)
- （１） シリンダヘッドの下半部に設置ノだ円筒部゛の
内周壁および内喘壁に熱反射面を形成し、前記シリンダ
ヘッドの円筒部にセラミクスからなる逆ｈツブ状のへラ
ドライナをこの周囲に９部を段けて衣装したことを特徴
とする断熱エンジンの構造。 - （２） 前記シリンダヘッドの円筒部と前記へラドライ
ナとの間の空部にセラミクスファイバ、グラスファイバ
などの断熱材を収容した特許請求の範囲（１）に記載の
断熱エンジンの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19754183A JPS6090955A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 断熱内燃機関の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19754183A JPS6090955A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 断熱内燃機関の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6090955A true JPS6090955A (ja) | 1985-05-22 |
| JPH0357298B2 JPH0357298B2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=16376189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19754183A Granted JPS6090955A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 断熱内燃機関の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6090955A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6271352U (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-07 | ||
| JPS6419151A (en) * | 1987-07-11 | 1989-01-23 | Isuzu Motors Ltd | Cooling device for heat insulated engine |
| JPS6419148A (en) * | 1987-07-11 | 1989-01-23 | Isuzu Motors Ltd | Construction of heat insulated engine |
| JPH01155064A (ja) * | 1987-12-14 | 1989-06-16 | Isuzu Motors Ltd | 断熱エンジンの構造 |
| US5097807A (en) * | 1987-08-12 | 1992-03-24 | Mitsubishi Motors Corporation | Combustion chamber for diesel engines |
| US5325824A (en) * | 1990-05-29 | 1994-07-05 | Wishart John Donald | Split cycle internal combustion engine |
| US5522371A (en) * | 1993-10-25 | 1996-06-04 | Isuzu Ceramics Research Institute Co., Ltd. | Thermal insulation engine |
| JP2014227873A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関及び内燃機関システム |
| CN105966327A (zh) * | 2015-03-10 | 2016-09-28 | 福特全球技术公司 | 车辆隔热壁结构 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5281411A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-07 | Honda Motor Co Ltd | Exhaust port liner for engine |
| JPS575532A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-12 | Toshiba Corp | Adiabatic structure |
| JPS5732259U (ja) * | 1980-08-01 | 1982-02-19 | ||
| JPS5759018A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-09 | Hitachi Ltd | Engine for automobile |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP19754183A patent/JPS6090955A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5281411A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-07 | Honda Motor Co Ltd | Exhaust port liner for engine |
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| JPH057480Y2 (ja) * | 1985-10-24 | 1993-02-25 | ||
| JPS6419151A (en) * | 1987-07-11 | 1989-01-23 | Isuzu Motors Ltd | Cooling device for heat insulated engine |
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| JPH01155064A (ja) * | 1987-12-14 | 1989-06-16 | Isuzu Motors Ltd | 断熱エンジンの構造 |
| US5325824A (en) * | 1990-05-29 | 1994-07-05 | Wishart John Donald | Split cycle internal combustion engine |
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| JP2014227873A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関及び内燃機関システム |
| CN105966327A (zh) * | 2015-03-10 | 2016-09-28 | 福特全球技术公司 | 车辆隔热壁结构 |
| CN105966327B (zh) * | 2015-03-10 | 2020-12-29 | 福特全球技术公司 | 车辆隔热壁结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0357298B2 (ja) | 1991-08-30 |
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