JPS609070B2 - 熱硬化性樹脂組成物の製法 - Google Patents

熱硬化性樹脂組成物の製法

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JPS609070B2
JPS609070B2 JP49095096A JP9509674A JPS609070B2 JP S609070 B2 JPS609070 B2 JP S609070B2 JP 49095096 A JP49095096 A JP 49095096A JP 9509674 A JP9509674 A JP 9509674A JP S609070 B2 JPS609070 B2 JP S609070B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無機ガラス、金属およびプラスチック材料の表
面に耐摩耗性を有する透明な防雲性被覆を形成するため
の熱硬化性組成物の製法に関するものである。
乗物、建築の窓扉、インテリア、計器盤、レンズなど透
明材料が使用される用途は広汎多岐にわたっているが、
現在のところ透明材料の大部分を占めるものは無機ガラ
スである。
無機ガラスは、透明性、耐摩耗性、耐熱性、耐薬品性な
どが特にすぐれており、一般に広く普及しているが、そ
の最も大きな欠点の一つは、ガラス表面の温度がその環
境の露点以下となる場合(水蒸気が飽和状態となった場
合)に表面に曇りや結露を生じることであり、ために窓
、レンズ、計器盤等として充分な機能が果せず多大の不
便を生じることである。
一方透明プラスチックは、軽量で、耐衝撃性に富み、か
つ加工性もすぐれているので、乗物、建築材料、インテ
リア、計器盤、眼鏡レンズ、光学レンズなど種々の用途
に用いられ、漸次従来の無機ガラス材料におきかわる傾
向があることは周知の通りである。
しかし従来の透明性プラスチックには、無機ガラスに比
べ、割れにくい反面、表面硬度、特に耐摩耗性が著しく
劣り、表面が非常に傷つきやすいため、耐用年数が短い
という致命的な欠点があり、これが普及を妨げる大きな
要因をなしてきた。また無機ガラスと同様従来の透明プ
ラスチック材料一般の大きな欠点として、表面の温度が
その環境の霧点以下となる場合(水蒸気が飽和状態とな
った場合)曇りや結露を生ずることであり、同様に乗物
、建材などの窓、レンズ、鏡、計器盤などに使用される
場合、透明材料としての機能を充分に発揮できない。ま
た透明材料のみならず、磨いた金属の表面等も曇り、結
露を生じやすく、また錆を生じやすいから、これを被覆
する透明なしかも耐摩耗性の防雲性被膜を利用できるな
らば有利である。
このような曇り又は結霧の防止法として、透明材料の表
面にいわゆる防曇性の被覆膜を形成せしめ、表面を曇り
にくくする試みがなされており、たとえば、2−ヒド。
キシエチルメタクリレートの重合体または共重合体を透
明材料の表面に塗布し、被覆膜を形成せしめる方法など
がある。しかしながらこれらの従来試みられている方法
で得られる被覆膜は、ある程度の防雲性が得られる反面
、例外なく耐摩耗性に乏しく、ガラスはもとよりプラス
チック基材以上に傷つきやすいため、実用可能な水準に
達していないのが現状である。膜形成のために、耐摩耗
性は良いが防曇性のない成分と、防曇性はあるが耐摩耗
性の乏しい成分とを機械的に紙合せて混合物を作ろうと
しても、多くの場合元の単独成分の耐摩耗性や防曇性を
互いに低下させたものしかえられない。また多くの場合
両成分の相綾性が悪く硬化物は均一性の良好で透明な被
覆膜とならす、基材の透明性を損ね、かつ基材と緊密一
体に接着した複合体を形成するに至らないのである。本
発明者らは、耐摩耗性のある成分と防曇性のある成分と
の有効な特殊な選択に苦心した結果本発明の組合せを見
出すに至ったものである。本発明の目的は、このような
従来の透明材料の根本的な欠点を克服し、防雲性と同時
に高度の耐摩耗性が賦与されている、実用的価値の大き
い表面被覆膜を無機ガラス、金属およびプラスチック材
料の表面に形成するための熱硬化性組成物を提供するこ
とである。
本発明によれば、 ‘1) 一般式 で表わされ RIとR2が分枝を有してもよい低級アルキレンであり
、R3が低級アルキルであり、 R4が低級アルキルまたは低級アルコキシであるアルコ
キシシランを、必要ならば加水分解触媒の存在下で、水
と水機性有機溶媒の混合物と混合することにより、該反
応混合物の20qoにおける粘度が20〜500センチ
ポィズの範囲に達しかつ部分的なゲル化が起らない程度
まで加水分解縮合反応を進めて、加水分解縮合集合物を
得;次に、 一般式 で表わされ、式中 Xが一日または一CH3であり、 Rがヒドロキシ低級アルキル‐乙ある化合物を前記加水
分解縮合集合物に混合し、この混合物にラジカル重合触
媒を添加して加熱するか、光または電離性放射線を照射
して塗布に適する粘度まで重合することからなる硬質透
明防雲被覆形成用熱硬化性組成物の製法、並びに、【2
} 一般式 で表わされ、 RIとR2が分枝を有してもよい低級アルキレンであり
、R3が低級アルキルであり、 R4は低級アルキルまたは低級アルコキシであるアルコ
キシシランを、必要ならば加水分解触媒の存在下で、水
と水熔性有機溶媒の混合物と混合することにより、該反
応混合物の20ooにおける粘度が20〜500センチ
ポィズの範囲に蓬しかつ部分的なゲル化が起らない程度
まで加水分解縮合反応を進めて、加水分解縮合集合物を
得:一方、一般式 で表わされ、式中、 Xが一日または一CH8であり、 Rがヒドロキシ低級アルキルである化合物にラジカル重
合触媒を加えて加熱するか、光または電離性放射線を照
射することにより、得られる重合体を前記加水分解縮合
集合物と混合した場合にその混合物の粘度が塗布に適す
る程度になるまで重合させて化合物〔B〕の重合体を得
;次に、前記加水分解縮合集合物と前記化合物〔B〕の
重合体を混合する、ことからなる硬質透明防曇被覆形成
用組成物の製法が提供される。
式〔A〕のアルコキシシランを水と水熔性有機溶媒との
混合物と混合すると、アルコキシ基が加水分解されてシ
ラノール基(三Si−OH)が生成するが、このシラノ
ール基は不安定で直ちにシラノール基同士の脱水縮合反
応が起ってシロキサン結合(ニSi−○−Si…)を生
成する。
このひと続きの反応過程は一般に加水分解縮合反応と称
されている。本明細書においては、〔A〕のアルコキシ
シランを水と水溶性有機溶媒の混合物で処理すること、
即ち前記加水分解反応を進めることを単に「加水分解縮
合する」とも称する。加水分解縮合によって得られる反
応混合物は、縮合によって生成したポリマー(シリコー
ン化合物の一種)のほか水や有機溶媒などを含むもので
、本明細書では「加水分解縮合集合物」と称している。
この加水分解縮合集合物は、そのまま次工程に供される
。この組成物は無機ガラス金属または既知のプラスチッ
ク材料の表面に耐摩耗性の防雲被膜を形成する。
化合物〔A〕の加水分解統合集合物を硬化させたものは
、それ自身では耐摩耗性のある程度良好な被覆膜を与え
るが、実用に適する防雲性を有しないものであり、また
〔B〕の重合体または共重合体は、親水性重合体として
は知られているが、耐摩耗性は極めて乏しくそれ自身で
は実用に耐えるものではない。
しかし、この2成分を組み合せた組成物は、これを硬化
させて皮膜とすることにより得られる皮膜は、〔A〕の
加水分解縮合集合物の硬化物と同等以上の耐摩耗性を有
し、しかも〔B〕の重合体と同機の実用に適する防雲性
を有する上に、均一性ならびに透明性が良好であって金
属、無機ガラスまたは透明プラスチック基材と強固に接
着し一体化した被覆を有する複合体を形成する。本発明
の方法で得られる組成物は、これを生成被覆膜の厚さが
0.5〜0.0005側好ましくは0.1〜0.001
柳の範囲になるように塗布硬化される時に、最も良好な
防曇‘性、耐摩耗性、強鞠性、耐亀裂性、を発揮する。
被覆膜の厚みがこの範囲を超えるときは亀裂が入りやす
く、もろさが現われ、また皮膜の均一性も損なわれて実
用に耐えなくなる。
また被覆膜の膜厚がこの範囲にみたないときは、耐摩耗
性や防雲性が十分に附与されないのである。これを要す
るに被覆膜の厚みが前記の範囲内に限定される複合体は
皮膜が基材と緊密に一体化して複合体としての防雲性、
耐摩耗性、透明性、均一性、機械的強度などのすぐれた
総合的機能が発揮される。本発明に用いるラジカル重合
触媒とは、パーオキシド類、ヒドロパーオキシド類、ジ
ニトリル類、レドックス系触媒など通常ラジカル重合性
単量体の重合を開始することのできるすべての開始剤を
含むものである。またここで用いる光もしくは電離性放
射線とは、低圧水銀灯、高圧水銀灯などからの可視紫外
光、太陽光線、Q線、8線、y線、電子線、X線、中性
子線、原子炉よりの混合放射線などを含み、光の波長は
1500〜7000Aの範囲を用い、放射線の線量率は
、毎時1×1び〜5×1ぴラドの範囲にわたり用いるこ
とができる。ここに成分〔A〕を加水分解縮合する方法
は、水、及びメタノール、ェタノ−ル、プロパノール、
イソプロ/ぐノール、ジオキサン、アセトン、メチルエ
チルケトンなど水に可溶な溶剤を加え、必要ならばこれ
にさらに硫酸、塩酸、クロルスルホン酸、塩化スルフリ
ル、塩化鉄、ホウ酸エチル、ナフテン酸塩、アンモニア
、苛性カリ「苛性ソーダなどの加水分解触媒を少量添加
して加水分解縮合反応を進めるのである。そして反応混
合物の温度20q0における粘度が20〜500センチ
ポィズ程度の範囲に達し、かつ部分的なゲル化が起らな
い程度まで加水分解縮合反応を進める。
本発明の被覆膜形成組成物は硬化触媒を添加して加熱す
ることによって硬化するのであるが本発明に用いる硬化
触媒とは、組成物を基材に塗布したのち加熱して皮膜を
硬化させる反応に必要な触媒であって、具体的には、硫
酸、塩酸、クロルスルホン酸、pートルェンスルホン酸
、トリクロル酢酸、りん酸、ポリりん酸、ピロりん酸、
無水沃素酸、臭化水素、沃素、臭素、四塩化錫、三弗化
棚素、過塩素酸、過沃素酸、トリクロル酢酸、ラウリン
酸コバルト、ナフテン酸コバルト、オクチル酸亜鉛、ト
リフェノオキシ棚素、苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニ
アなどを挙げることができる。
この硬化触媒は上記成分〔A〕の加水分解縮合集合物と
成分〔B〕の重合体(共重合体を含む)の混合物を調製
するさまざまの段階(組成物調製後の段階を含む)で添
加することができる。本発明において、〔A〕の加水分
解縮合集合物及び〔B〕の化合物もしくはその重合体の
混合比は、いかなる混合比でもよいが、〔A〕の加水分
解縮合集合物が5〜95%(重量)好ましくは20〜9
0%(重量)の範囲を占めることが望ましい。また硬化
触媒の含有量は0.05〜10%(重量)好ましくは0
.1〜5%(重量)の範囲を占めることが望ましい。本
発明においては前述のようにして調製した硬化性組成物
を無機ガラスおよび透明プラスチックの表面に塗布して
、皮膜を形成せしめたのち、60〜200午0の範囲で
加熱するか、あるいは〔B〕の単量体を含む場合加熱と
ト電離性放射線の照射を併用するなどの方法により、皮
膜を硬化させることができる。
硬化した皮膜は基体と緊密に接着して一体化しており、
被覆複合体を形成するのである。本発明の組成物を適用
して、効果的にすぐれた防雲性と良好な耐摩耗性をもっ
た複合体を形成することのできる無機ガラス基材を例と
しては、強化ガラス、石英ガラス、合せガラス、紫外線
あるいは赤外線吸収ガラス、珪酸ソーダガラス、珪酸カ
リガラス、フリントガラス、クリスタルガラス、クラウ
ンガラス、光学ガラス、ガラスセンイ、透明セラミック
、などがあり、一般に使用されているすべてのガラス又
は透明セラミックに本発明の組成物を適用することがで
きる。
また上記のようなガラスの一面に金属の薄層を接着した
鏡面材料、あるいは同じく一面に透明プラスチックの薄
層を接着した透明複合材料、二枚のガラス面間に透明プ
ラスチックの層をサンドイッチ接合した透明複合材料、
あるいはまた上記のガラス又は透明セラミックの二種以
上の材質を接合した透明材料、なども本発明に用いる基
材中に包含されるものである。本発明の組成物を適用し
て有効に防雲性と耐摩耗性のすぐれた複合体を形成させ
ることのできる透明プラスチック基材の例としては、セ
ルロースアセテート、ポリカーボネート、ポリジエチレ
ングリコールビスアリルカーボネート、ポリトリエチレ
ングリコールビスアリルカーボネート、ポリエチレング
リコールビスアリルカーボネート、ポリテトラエチレン
グリコールビスアリルカーボネート、ポリプロピレング
リコールビスアリルカ−ボネート、ポリエステル、ポリ
スチレン、ポリーQ−メチルスチレン、ポリメタクリル
酸メチル、ポリァクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エ
チル、ポリアクリル酸エチル、ポリメタクリル酸ブチル
、ポリアクリル酸ブチル、ポリメタクリル酸グリシジル
、ポリアクリル酸グリシジル、ボリメタクリル酸2−エ
チルヘキシル、ポリメタクリル酸ペンジル、アリルベン
ゼンホスホネート重合体、アリルベンゼンホスフヱート
重合体、ポリジエチレングリコールジメタクリレート、
ポリジエチレングリコールジアクリレート、ポリトリエ
チレングリコールジメタクリレート、ポリトリエチレン
グリコールジアクリレート、ポリテトラエチレングリコ
ールジメタクリレート、ポリテトラエチレングリコール
ジアクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクリ
レート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ポ
リトリメチロールプロパントリメタクリレート、ポリへ
キサンジオールモノメタクリレート、ポリへキサンジオ
ールモノアクリレート、ポリブタンジオールモノメタク
リレート、ポリブタンジオールモノアクリレート、ポリ
ベンタンジオールモノメタクリレート、ポリベンタンジ
オールモノアクリレート、など、及びこれら二種以上の
単量体の共重合物などを挙げることができる。
また上記のような各種の重合体または共重合体の一面に
金属の薄層を接着した鏡面、あるいは同じく一面に無機
ガラスの薄層を接合した透明材料、あるいはまた上記の
重合体または共重合体の二種以上の材質を接合した透明
材料、あるいはまた上記の重合体または共重合体の中に
その透明材料としての機能を損なうことなく異種(プラ
スチック、無機ガラスなど〉のセンィ、ビーズその他の
強化充填物を充填した材料なども本発明の基材中に包含
されるものである。
以下に実施例を示す。
実施例において、落砂試験によるへィズ値の測定は次の
通り行った。
蕗砂試験に用いる装置はASTMD−673一44の装
置を用い、相馬砂(JISK5491)13809を落
下させた後、ヘィズ値をASTMDIO03−61に従
って測定した。尚この測定条件では耐摩耗性の優秀な透
明樹脂と言われるジェチレングリコ−ルビスアリルカー
ボネート重合体(CR−39)(実施例5、6、7、1
0)のへィズ値は27%、ポリメタクリル酸メチル(実
施例8)のへィズ値は63%、アクリル酸ブチル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸グリシジル、テトラエチ
レングリコールジメタクリレートの共重合体(実施例9
)のへィズ値は75%であった。鉛筆硬度の測定はJI
SK−5651により行なった。ジエチレングリコール
ビスアリルカーボネート重合体の鉛筆硬度は3日であっ
た。防雲性の測定は試料を−5℃に長時間保持し、これ
を25℃相対湿度85%に保った容器中にすみやかに移
して結露による曇りが生ずるかどうかを観察した。
全く曇りが生ぜず透明であれば実用に適する防雲性を有
すると判断される。防雲性コープイングを施していない
基材プラスチックはこの試験でいずれも甚しく曇りが生
じたが2−ヒドロキシェチルメタクリレートの重合体の
表面には何の曇りも生じなかった。実施例 1 N一8ーアミノエチル−yーアミノプロピルトリメトキ
シシラン50の‘、水30の‘、エタノール80の【、
塩酸0.05の‘を混合し、室温で5時間加水分解縮合
反応を進めて粘度(20oo)10&pの加水分解縮合
集合物を得た。
2−ヒドロキシェチルメタクリレートを加水分解縮合集
合物9礎部‘こ対し1碇部の割合でこれに加え、コバル
ト60から放射される線量率が毎時1×1びレントゲン
のガンマ‐線を2×1ぴレントゲン室温で照射した。
この照射物に0.5%のオクチル酸亜鉛を添加し、厚さ
2肌のガラスレンズに塗布して100q○で1時間、次
いで60℃で24時間加熱したところ、表面に0.00
6脚の膜厚の被覆膜を有する透明な複合体しンズが生成
した。このレンズの光線透過率は92.7%、落砂試験
後のへィズ値(曇価)は、13.9%であり、防雲性試
験の結果は表面に全く曇りを生じなかった。被覆膜の密
着性を調べるために碁盤目試験(クロスカット試験)を
行ったところ結果は100/100であった。また、サ
ンシャインウェザロメータを使用する6300における
促進耐候試験では、50斑時間経過しても何ら異常はな
かった。(碁盤目試験とは、形成した被膜の1伽四方に
ナイフで1肋間隔の切目を碁盤目状に設けた後に、セロ
テープを強く貼付し、次いでテープを垂直方向へ強く剥
離させる。テープとともに剥れないで残存した碁盤目の
数がx個なら試験結果をx/100と表す。)比較例
1上記実施例1と比較するために、シラン化合物の加水
分解縮合を行わない以外は、実施例1とほぼ同様にして
被覆膜を形成した。即ち、N−8−アミノエチル−y−
アミノプロピルトリメトキシシラン50の‘、水30の
‘、エタノール80机上および2−ヒドロキシ・ェチル
メタクリレ−ト10の‘を混合し、これにコバルト60
から放射される線量率が毎時1×1ぴレントゲンのガン
マ一線を2×1ぴレントゲン室温で照射した。
この照射物に0.5%のオクチル酸亜鉛を添加し、厚さ
2肋のガラスレンズに塗布して100ooで1時間、次
いで6000で24時間加熱し、表面に0.006肋の
膜厚の被覆膜を有する透明な複合体しンズを作った。こ
のレンズの光線透過率は75.6%で、部分的にかなり
失透してし、たため、落砂試験、防量性試験を行うこと
ができなかった。また、碁盤目試験の結果は18/10
0で「 サンシヤインウヱザロメータによる促進耐候試
験(6300)では2皿時間で被覆膜が剥離した。実施
例 2 実施例1において、2ーヒドロキシェチルメタクリレー
トと、N−8−アミノエチル−yーアミノプロピルトリ
メトキシシランの加水分解縮合集合物の混合比を8碇部
対2碇部となし、他は実施例1と同様の操作を行って〜
表面におよそ0.08柳の厚みの被覆膜をもった透明な
複合体しンズを得た。
この被覆複合体しンズの光線透過率は92.0%であり
、落砂試験後のへィズ値は14.8パーセントであり、
防雲性試験の結果は表面に全く曇りを生じなかつた。実
施例 3 N−3−アミノエチル−y−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン100肌、水20の‘、ジオキサン80の
‘、塩酸0.04の‘を混合し、50℃で4報時間加水
分解縮合を進めたく11&p(20oo)まで)のち、
これを7碇邦とり、2−ヒドロキシエチルアクリレート
3庇部と混合し、過硫酸カリ、ジメチルアニリン各0.
5%を加えて45ooで10時間加熱した。
この混合物にナフテン酸コバルト0.4%を加えた上、
これを厚さ3肌のガラス板上に塗布し、150ooで1
5分80qoで1加持間加熱したところ、表面におよそ
0.05ミリの厚味を有する被覆膜をもった透明な複合
体板を得た。この複合体板の光線透過率は91.8%で
あり、落砂試験後のへィズ値は24.5%であり、防量
性試験によって表面は全く曇らないことを確認した。実
施例 4 Nーアミノメチル−B−アミノヱチルトリメトキシシラ
ン70肌‘をとり、水30の‘、メタノール80の‘、
P−トルェンスルホン酸0.05夕を加え室温で8時間
加水分解縮合反応を進めて10枕p(2000)の加水
分解縮合集合物を得た。
一方ヒドロキシプロピルメタクリレート50泌とイソプ
ロパノール100肌の混合物をとり、これに、エネルギ
ーが3.0MeVの電子加速器から放射される電子線を
3×1びラド、室温で照射して重合させ重合体を分離し
た。この重合体5碇都を上記で得た加水分解縮合集合物
5碇部と混合して完全に溶解せしめ、この溶液にオクチ
ル酸亜鉛0.5%、トリフェノキシ側素0.5%を加え
て鏡のガラス表面に塗布したのち、10000で60分
、60qoで1錨時間加熱し、厚みがおよそ0.00物
肋の被覆膜を有する鏡面複合体を得た。この複合体のェ
ンピッ硬度は母日であり、防雲性試験において、何ら雲
りを生じなかった。実施例 5N−3ーアミノエチルー
ッーアミノプロピルトリメトキシシラン50地をとり、
水15の‘、ェタノ−ル35の‘、塩酸0.025の上
を加え、室温で5時間加水分解縮合反応を進めて、反応
混合物は17比pとなった。2ーヒドロキシェチルメタ
クリレートを上記加水分解統合集合物9碇部‘こ対し、
1碇郡の割合で混合し、コバルト60から放射される線
量率が毎時1×1ぴレントゲンのy線を2×1びレント
ゲン室温で照射した。
これに0.5%のオクチル酸亜鉛を添加し、えられた硬
化性組成物を、ジェチレングリコールビスアリルカーボ
ネート重合体の径7.4地、厚み2.5柳のレンズ表面
に浸糟法によって塗布し、10030で1時間、ついで
60『0で24時間加熱し、表面におよそ0.005肋
の膜厚を有する被覆膜をもった透明な複合体しンズを得
た。この被覆複合体しンズの光線透過率は91.5%を
示し、基材重合体のそれと同じであり、落砂試験後のへ
ィズ値(雲価)は20.8%、ェンピッ硬度は4日であ
り、また、防雲性の試験においては全く表面に曇りを生
じなかつた。実施例 6 実施例5において、2−ヒドロキシェチルメタクリレー
トをN−8−アミノエチル−y−アミノプロピルトリメ
トキシシランの加水分解縮合集合物2の織こ対し8碇部
の割合で混合し、他は実施例5と同様の操作を行って、
表面におよそ0.1肌の膜厚を有する被覆膜をもった透
明な複合体しンズを得た。
この被覆複合体しンズの光線透過率は92.4%を示し
基材重合体のそれと同値であり、蕗砂試験後のへィズ値
(曇価)は15.6%、ェンピッ硬度は細であり、また
、防雲性の試験においては、全く表面に曇りを生じなか
った。実施例 7 N一8−アミノエチル−y−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン100の【、水30の‘、ジオキサン70
私、塩酸0.05凪‘を混合し、40℃で4錨時間加水
分解縮合を進めた(粘度11枕p(20こ0)となった
)のち、これを8$部と2−ヒドロキシヱチルアクリレ
ート2碇都を混合し、過酸化ペンゾィル0.5%を加え
て、60qoで4時間加熱した。
この混合物にナフテン酸コバルト0.5%を加え硬化性
組成物となし、この組成物をジェチレングリコールビス
アリルカーボネート重合体(3柳厚)の板に塗布して9
0℃で1母音間加熱し、表面におよそ0.01側の膜厚
を有する被覆膜をもった透明な複合体板を得た。この複
合体板の光線透過率は92.0%で基材重合体のそれと
同値であり、落砂試験後のへィズ値は、25.1%であ
り、防曇・性の試験においては良好な防雲性を示し、曇
りは生じなかった。実施例 8 N一8−アミノエチル−yーアミノプロピルトリェトキ
シシラン100の‘、水50m‘、アセトン100の上
、硫酸0.05の上を混合し、60o0で4鞘時間加水
分解縮合を進めた(粘度11比p(20qo)となった
)のち、得られた加水分解縮合集合物5碇郡とヒドロキ
シブロピルメタクリレート5礎部を混合し、室温でエネ
ルギーが2.則4eVの電子加速器より放射される電子
線を3×1ぴラド照射した。
しかるのち、これに0.5%の過塩素酸を添加し、メタ
クリル酸メチル重合体(2柳厚)の板に塗布して100
00で60分、60qoで4糊時間加熱し、表面におよ
そ0.08肌の厚さを有する被覆膜をもった透明な複合
体シートを得た。この複合体シートの光線透過率は92
.5%で、基村重合体のそれと同値でありその表面は防
雲性の試験では全く曇りを生ぜず、また落砂試験後のへ
ィズ値は、29.0%であった。
実施例 9 Nーツーアミノプロピル−yーアミノー8ーメチルプロ
ピルトリメトキシシラン50の上をとり、水30の【、
メタノール70柵、pートルェンスルホン酸0.05夕
を加え、室温で1解毒間加水分解縮合反応を進め、15
技p(20qo)の加水分解縮合集合物を得た。
一方2−ヒドロキシェチルメタクリレート50の‘、ヒ
ドロキシプロピルアクリレート50の‘、エタノールl
ooの‘を混合し、これにコバルト60より放射される
線量率が毎時5×1びレントゲンの線を、1×1ぴレン
トゲン、照射して室温で重合させた後共重合体を分離し
た。上記で得られた加水分解縮合集合物と共重合体を7
0:30の割合で混合して相互に溶解せしめ、均一な溶
液となし、これに0.5%のナフテン酸コバルトを添加
したのち、これをアクリル酸ブチル−メタクリル酸メチ
ル−メタクリル酸グリシジル−テトラエチレングリコー
ルジメタクリレート共重合体シートに塗布し、1000
0で3び分、6000で24時間加熱し、およそ0.0
07柳の被覆膜を有する透明な複合体シートを得た。
この複合体シートの光線透過率は91.0%で基材重合
体のそれと同値であり、落砂試験後のへィズ値は、24
.9%であり、防雲性試験では全く曇りを生じなかった
。碁盤目試験の結果は100/100で、サンシャイン
ウェザロメー外こよる促進耐候試験(6yo)では50
独特間経過しても向ら異常はなかった。比較例 2 上の実施例9と比較のために「シラン化合物の加水分解
縮合反応を行わない以外は実施例9と同様にして被覆膜
を形成した。
即ち、N一y−アミノプロピル−y−アミノ−8−メチ
ルプロピルトリメトキシシラン50の‘、水30机上、
及びメタノール70のZの混合物を調製した。
これと「実施例9と同様にして重合させた2ーヒドロキ
シエチルメタクリレートとヒドロキシプロピルアクリレ
−トの英重合体を70:30の割合で混合して相互に溶
解せしめ、均一な溶液となし「 これに0.5%のナフ
テン酸コバルトを添加したのち、これをアクリル酸ブチ
ル−メタクリル酸メチルーメタクリル酸グリシジルーテ
トラェチレングリコールジメタクリレート共重合体シー
トに塗布し、10000で30分、6000で2岬寺間
加熱し、およそ0.007肌の被覆膜を有する透明な複
合体シートを得た。この複合体シートの光線透過率は7
1.3%で部分的に失透しているために落砂試験、防雲
性試験を行うことができなかった。また、碁盤目試験の
結果は0/100で、ウェザロメー夕による促進耐候試
験(6yo)では1糊時間で被覆膜の剥離が生じた。実
施例 10 実施例5において硬化性組成物を塗布する対象をジエチ
レングリコールビスアリルカーボネート重合体のレンズ
から、同じ重合体の厚さ3肌の平板をクロムメッキした
金属薄層に帖り合せた鏡面体に替え、金属薄層の反対側
の面に塗布して他は実施例5と全く同様の操作を行い、
表面に0。
006柳の厚さの被覆膜を有する鏡面複合体を得た。
この複合体のェンピッ硬度は細であり、その表面は防雲
性試験によって何ら曇りを生じないことが判明した。実
施例 11 実施例1においてえられるN−3−アミノェチル−y−
アミノプロピルートリメトキシシランの加水分解縮合集
合物9碇都、2−ヒドロキシェチルメタクリレート1峠
邦の混合物に、コバルト60より放射される線量率が毎
時1×1ぴレントゲンのガンマ−線を2×1びレントゲ
ン室温で照射し、これに0.5%のオクチル酸亜鉛を添
加しえられた硬化性樹脂組成物を建物内装材として使用
するカラー鋼板の表面にスプレイ法によって塗布し、こ
れを100ooで1時間ついで60qoで2独特間加熱
したところ、表面におよそ0.002肋の膜厚を有する
被覆膜が生成した。
この被覆膜の防雲性試験の結果、表面に何の曇りをも生
ぜず、また表面の耐摩耗性を調べるためにスチールウー
ルでこすったところキズはつかなかった。
このように本発明の熱硬化性樹脂組成物を用いて被覆し
たカラー鋼板は、表面が傷つき}こくいと同時に、高温
高温の雰囲気においても結露して室内装飾材等としての
機能効果を損うことがないすぐれた内装材として使用し
うろことが判明した。実施例 12 実施例8でえられるN−3−アミノェチル−y−アミノ
フ。
ロピルトリェトキシシランの加水分解縮合集合物5碇邦
と3−ヒドロキシプロピルメタクリレート50部の混合
物に室温でエネルギーが2いMeVの電子加速器より放
射される電子線を3×1ぴラド照射した。しかるのちこ
れに0.5%の過塩素酸を添加し、厚さ1肋の鉄板上に
クロムメッキしてえられた鏡面の上にこれをスプレィ法
によって塗布し、100o○で6び分、6000で24
時間加熱して、鏡面の表面におよそ0.01柳の厚さの
、被覆膜を形成せしめた。この被覆膜はスチールウール
でこすってもキズがつかず、防雲性試験の結果、何ら雲
りを生じないことが認められ、この鏡面は、結霧する欠
点を有しない鏡面材料として使用しうろことが明らかに
なった。実施例 13 N−アミノヘキシル−y−アミノプロピルエチルジメト
キシシラン70の‘をとり、水30の‘、メタノール1
00の‘、塩酸0.02の‘を加え、室温で1斑時間処
理して加水分解縮合集合物(10枕p(20qo))を
得た。
一方、2−ヒドロキシェチルメタクリレート50の‘と
メタノール150汎‘の混合物をとり、これに6にo線
源からのy線を5×1びrad/hrの線量率で3時間
照射した。この重合体6碇部と加水分解縮合集合物40
部を混合し、さらにオクチル酸亜鉛0.5%加え、これ
をガラス板上に塗布し、120o0で3吹ご間、加熱を
おこない0.02側の被覆膜を得た。この被覆膜のェン
ピッ硬度は細であり、防雲性試験において、何ら曇りを
生じなかった。実施例 14 実施例13において、N−アミ/へキシル−y−アミノ
フ。
ロピルエチルジメトキシシランのかわりにN−y−アミ
ノプロピルーツーアミノプロピルメチルジメトキシシラ
ンを用いたほかは同様にして被覆膜を形成させた。この
被覆膜のェンピッ硬度は田であり防雲性試験において何
ら曇りを生じなかった。実施例 15 実施例5において2−ヒドロキシェチルメタクリレート
のかわりに2ーヒドロキシプロピルメタクリレートを用
いたほかは同様にして被覆膜を作成した。
得られた塗膜は0.003側で、光線透過率93.4%
、ヘィズ値は21.4%、ヱンピッ硬度は4日、ざらに
防雲性試験において表面に曇りを生じなかつた。実施例
16 N−8−アミノエチル−y−アミノプロピルトリメトキ
シシラン50の‘、水30M、エタノール80泌、塩酸
0.05の‘を混合し、室温で5時間加水分解縮合反応
を進めて加水分解縮合集合物を得た。
2−ヒドロキシヱチルメタクリレートを前記加水分解縮
合集合物90部に対し1の部の割合でこれに加え、光源
として東芝光化学用高圧水銀灯(400W)を用いて3
0〜40弧の距離から可視・紫外光(波長領域3650
〜6000A)室温で60分間照射した。
このように照射処理を施した物に0.5%のオクチル酸
亜鉛を添加し、厚さ2柳のガラスレンズに塗布して10
0q○で1時間、次いで60ooで24時間加熱したと
ころ、表面に0.006柳の膜厚の被覆膜を有する透明
な複合体しンズが生成した。このレンズの光線透過率は
94.3%、落砂試験後のへィズ値(曇価)は、12.
8%であり、防雲性試験の結果は表面に全く曇りを生じ
なかった。なお、照射する光として、低圧水銀灯(波長
、主に約2537A)を用いた場合も同様の結果が得ら
れた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされ R^1とR^2が分枝を有してもよい低級アルキレン
    であり、 R^3が低級アルキルであり、 R^4が低級アルキルまたは低級アルコキシであるア
    ルコキシシランを、必要ならば加水分解触媒の存在下で
    、水と水溶性有機溶媒の混合物と混合することにより、
    該反応混合物の20℃における粘度が20〜500セン
    チポイズの範囲に達しかつ部分的なゲル化が起らない程
    度まで加水分解縮合反応を進めて、加水分解縮合集合物
    を得; 次に、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされ、式中 Xが−Hまたは−CH_3であり、 Rがヒドロキシ低級アルキルである化合物を前記加水
    分解縮合集合物に混合し、 この混合物にラジカル重合
    触媒を添加して加熱するか、光または電離性放射線を照
    射して塗布に適する粘度まで重合することからなる硬質
    透明防曇被覆形成用熱硬化性組成物の製法。 2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされ、 R^1とR^2が分枝を有してもよい低級アルキレン
    であり、 R^3が低級アルキルであり、 R^4は低級アルキルまたは低級アルコキシであるア
    ルコキシシランを、必要ならば加水分解触媒の存在下で
    、水と水溶性有機溶媒の混合物と混合することにより、
    該反応混合物の20℃における粘度が20〜500セン
    チポイズの範囲に達しかつ部分的なゲル化が起らない程
    度まで加水分解縮合反応を進めて、加水分解縮合集合物
    を得; 一方、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされ、式中、 Xが−Hまたは−CH_3であり、 Rがヒドロキシ低級アルキルである 化合物にラジカル重合触媒を加えて加熱するか、光また
    は電離性放射線を照射することにより、得られる重合体
    を前記加水分解縮合集合物と混合した場合にその混合物
    の粘度が塗布に適する程度になるまで重合させて化合物
    〔B〕の重合体を得; 次に、前記加水分解縮合集合物
    と前記化合物〔B〕の重合体を混合する、ことからなる
    硬質透明放曇被覆形成用組成物の製法。
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