JPS609039Y2 - 筆記具形小型電子式計算機 - Google Patents

筆記具形小型電子式計算機

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JPS609039Y2
JPS609039Y2 JP1751179U JP1751179U JPS609039Y2 JP S609039 Y2 JPS609039 Y2 JP S609039Y2 JP 1751179 U JP1751179 U JP 1751179U JP 1751179 U JP1751179 U JP 1751179U JP S609039 Y2 JPS609039 Y2 JP S609039Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cap
main body
writing
small electronic
writing instrument
Prior art date
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Expired
Application number
JP1751179U
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English (en)
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JPS55118789U (ja
Inventor
敏雄 荘司
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by カシオ計算機株式会社 filed Critical カシオ計算機株式会社
Priority to JP1751179U priority Critical patent/JPS609039Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は筆記具形小型電子式計算機に関するものであ
る。
最近、小型電子式計算機として外観を筆記具形とし、こ
れに筆記機能を付加した筆記具形小型電子式計算機が商
品化されている。
この筆記具形小型電子式計算機は、端部に筆記部を有す
る計算機本体の胴部に、表示部と各種計算操作用キーを
設けたものであり、この筆記具形小型電子式計算機は、
万年筆などと同様にポケットに差して携帯することがで
きるから携帯用として非常に便利であるし、また計算結
果を計算機に備えられている筆記体でメモすることがで
きる便利さももっている。
ところで、このような筆記具形小型電子式計算機におい
ても、他の小型電子式計算機と同様に計算機本体にパワ
ースイッチを設けておいて、計算機として使用する場合
にパワースイッチをオン状態に切換え、計算機として使
用しない場合はパワースイッチをオフ状態に切換えるこ
とが必要であり、このために従来は、計算機本体の胴部
にキーボード部分とならべて手動切換スイッチを設けて
いる。
しかしながら、このような手動切換スイッチをパワース
イッチとして設けた筆記具形小型電子式計算機では、計
算機として使用する場合にその都度使用者がスイッチを
切換操作しなければならないだけでなく、前記手動切換
スイッチは切換操作の簡易化や切換状態が一見して分か
るようにする必要上スライド式スイッチとされているた
めに、スイッチがかなり大型であり、このようなスイッ
チを計算機本体の外面に取付けていることから、その設
置スペースを本体の外面に確保するために本体を大きく
しなければならず、そのために計算機本体が大型化して
、携帯面での便利さを半減させ、また筆記具として使用
するにも持ちにくいという欠点を露呈していた。
この考案は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、その目的とするところは、筆記部を覆うキャ
ップの挿脱により自動的に計算機電源のオン・オフが行
われるようにし、これにより計算機として使用する場合
の操作を簡略化すると共に、計算機電源をオン・オフさ
せる電源用スイッチを計算機本体内に設けて計算機本体
の小型化をはかれるようにした筆記具形小型電子式計算
機を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図において、図中1は先端に筆記部2を有
する筆記異形小型電子式計算機本体であり、この本体1
内には計算回路装置とその電源及び例えばボールペンの
インク収容管と同一のインク収容管(いずれも図示せず
)が内蔵され、また前記筆記部2の先端には、前記イン
ク収容管の先端に設けられているボールを保持した筆記
用先金3が突出されている。
4は前記本体1のケース1aにその胴部の中間に位置さ
せて設けられた表示部、5は前記胴部の後端側に設けら
れたキーボードであり、このキーボード5には各種計算
操作用キー6.6が配設されている。
また、前記本体1のケース1aは、円筒形を有し、かつ
表示部4を設けた胴部中間部を胴部の両端側部分よりわ
ずかに大径に形成したもので、前記胴部の両端側部分は
同一径とされ、また前記キーボード5は各キー6.6の
頂部が胴部円周面より低く位置するように胴部円周面よ
り凹入させて形成されている。
一方、7は前記本体1の筆記部2を含む先端側部分に被
冠される挿脱可能なキャップであり、このキャップ7は
その外部にクリップ8をもっており、またこのキャップ
7の外径は前記本体ケース1aの表示部を設けた大径部
分の外径と同一径とされ、前記大径部分の端面に当接す
るまで本体1に嵌挿されて本体胴部の先端側部分に嵌合
保持されるようになっている。
また、第2図において、9は計算回路装置の電源回路を
開閉するパワースイッチであり、このスイッチ9は例え
ば板バネからなる可動接片10と、これと対応する固定
接片11とからなるもので、前記可動接片10の一部は
U字形に彎曲されており、この彎曲部の頂部は本体ケー
ス1aの筆記部側端部の胴面に前記キャップ7で覆われ
る部分に位置させて設けた開口部12から本体1外に突
出されている。
すなわち、このスイッチ9は、前記本体1の筆記部側端
部内に前記キャップ7で覆われる部分に対応させて、前
記彎曲部の頂部が本体1外に突出する状態で設けられた
もので、前記可動接片10の先端は固定接片11に対し
て本体1内側から接触する状態に設けられており、前記
彎曲部が本体1内側に押圧されると、可動接片10が第
3図に示すように弾性変形して固定接片11と離れるよ
うになっている。
しかして、この筆記具形小型電子式計算機は、第2図に
示すように本体1からキャップ7を抜き外して使用され
、本体1からキャップ7を抜き外すと、可動接片10が
その弾性で固定接片11に接触してスイッチ9が閉成し
、電源回路が閉成されて計算機が計算可能なオン状態と
なる。
すなわち、この筆記具形小型電子式計算機では、本体1
からキャップ7を抜き外して筆記具として使用できる状
態とすれば直ちに計算操作を行なうことができるのであ
り、またこの状態では筆記部2が露出されているから、
計算結果を前記筆記部2によってメモすることができる
なお、この計算機を筆記具としてだけ使用する場合は、
抜き外したキャップ7を本体1の後端側にキーボード5
を覆う状態に嵌め込んで使用すればよい。
また、この筆記具形小型電子式計算機は、不使用時はキ
ャップ7を本体1の先端側に筆記部2を保護する状態に
被冠しておけばよく、キャップ7を本体1の先端側に被
冠させると、第3図に示すようにキャップ7の内周面に
より可動接片10が押圧されて固定接片11から離れ、
これにより電源回路が開放されて計算機はオフ状態とな
る。
従ってこの筆記具形小型電子式計算機においては、筆記
部2を保護してなるキャップ7を抜き外すだけでそのま
ま計算操作を行うことができ、また計算結果を筆記部2
でメモすることができると共に、キャップ7を本体に被
冠させるだけで自動的に計算機をオフ状態とすることが
できる。
またこの筆記具形小型電子式計算機においては、前記ス
イッチ9を、キャップ7により押圧されキャップ7の離
脱で弾性復帰する可動接片10と、これと対応する固定
接片11とからなる単純なものとすることができるから
、スイッチ9は極めて小さいものとなり、またスイッチ
9の大部分は本体1内に収容されるから、本体1の外面
に必要とされるスイッチ9の設置スペースは極めてわず
かでよく、これにより本体1の径を小さくしてその小型
化をはかることができる。
なお、上記実施例では、計算機電源用スイッチ9の可動
接点片10の一部を開口部12から突出させているが、
その代りに、キャップ7の内面に前記開口12に入り込
んで可動接点片10を押圧する弾性凸部を形成してもよ
い。
また、上記実施例では前記スイッチ9を本体1の筆記部
2をもつ先端側のみに設けているが、このスイッチ9と
同様なスイッチをキーボード5を形成した本体後端側に
も設けておき、本体1の先端側からキャップ7を抜き外
した時に計算機電源がオン状態となり、このキャップ7
を本体1の後端側に嵌め込んでキーボード5を覆った時
に計算機電源がオフ状態となるようにしておけば、筆記
具のみとして使用する場合の無駄電力消費を防ぐことが
できる。
また前記実施例では前記スイッチ9を板バネからなる可
動接片10とこれと対応する固定接片11とから構威し
ているが、このスイッチ9はキャップ7により押圧され
て開放し、この押圧力の解除により閉成状態に復帰する
ものであればどのようなものでもよいし、さらにこの筆
記具形小型電子式計算機はボールペン以外の筆記体例え
ばシャープペンシルや万年筆その他の筆記体を備えたも
のであってもよい。
この考案の筆記具形小型電子式計算機は、計算機本体の
筆記部側端部内に、キャップで覆われる部分に対応させ
て、固定接点と、弾性により前記固定接点と接触し外部
からの押圧力により弾性変形されて固定接点から離され
る可動接点とからなる計算機電源用スイッチを設けると
共に、前記本体の筆記部側端部の胴面に、前記キャップ
で覆われる部分に位置させて、前記可動接点をキャップ
の内面で押圧させるための開口部を設けたものであるか
ら、本体の筆記部側端部にキャップを被冠させることに
より前記計算機電源用スイッチの可動接点をキャップ内
面で押圧させて固定接点から離し、キャップを外すこと
により可動接点をその弾性で復帰させて固定接点と接触
させることができる。
従って、この考案の筆記具形小型電子式計算機によれば
、本体の筆記部側端部に対するキャップの挿脱により自
動的に計算機電源のオン・オフを行なわせることができ
るから、従来の手動でスイッチを切換えるものに比べて
電源のオン・オフ操作を大巾に簡略化することができる
また、この考案によれば、計算機電源用スイッチを構成
する固定接点と可動接点を計算機本体内に設けているか
ら、本体外部にスイッチを設けたもののように本体外面
にスイッチの設置スペースを確保する必要はなく、従っ
てその分だけ計算機本体を小型化することができる。
しかもこの考案では、計算機電源用スイッチを前記固定
接点と可動接点とで構威し、この可動接点をキャップ内
面で押圧して固定接点から離すと共にキャップを外した
ときに可動接点をその弾性で復帰させて固定接点に接触
させるようにしているから、キャップの挿脱により自動
的に計算機電源をオン・オフさせるようにしたものであ
りながら、キャップには接点等を設ける必要はなく、従
ってキャップの構造は複雑化させることもない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は全体
の斜視図、第2図及び第3図はキャップ被冠部分のキャ
ップ離脱状態及びキャップ被冠状態の一部切開正面図で
ある。 1・・・・・・本体、2・・・・・・筆記部、4・・・
・・・表示部、5・・・・・・キーボード、6・・・・
・・計算操作用キー 7・・・・・・キャップ、9・・
・・・・スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に筆記部を有し胴部に表示部及び各種計算操作用キ
    ーを設けた筆記異形小型電子式計算機本体と、この本体
    の筆記部側端部に被冠される挿脱可能なキャップとを備
    え、かつ前記本体の筆記部側端部内に、前記キャップで
    覆われる部分に対応させて、固定接点と、弾性により前
    記固定接点と接触し外部からの押圧力により弾性変形さ
    れて固定接点から離される可動接点とからなる計算機電
    源用スイッチを設けると共に、前記本体の筆記具側端部
    の胴面に、前記キャップで覆われる部分に位置させて、
    前記可動接点をキャップの内面で押圧させるための開口
    部を設けたことを特徴とする筆記具形小型電子式計算機
JP1751179U 1979-02-14 1979-02-14 筆記具形小型電子式計算機 Expired JPS609039Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1751179U JPS609039Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 筆記具形小型電子式計算機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1751179U JPS609039Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 筆記具形小型電子式計算機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55118789U JPS55118789U (ja) 1980-08-22
JPS609039Y2 true JPS609039Y2 (ja) 1985-04-01

Family

ID=28843037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1751179U Expired JPS609039Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 筆記具形小型電子式計算機

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JPS55118789U (ja) 1980-08-22

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