JPH0517710Y2 - - Google Patents

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JPH0517710Y2
JPH0517710Y2 JP1987002182U JP218287U JPH0517710Y2 JP H0517710 Y2 JPH0517710 Y2 JP H0517710Y2 JP 1987002182 U JP1987002182 U JP 1987002182U JP 218287 U JP218287 U JP 218287U JP H0517710 Y2 JPH0517710 Y2 JP H0517710Y2
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JP
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clip
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hinge
cover
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JPS63110948U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はペン型計算器に関するものである。
(従来の技術) ペン型計算器はポケツトなどに差して嵩張るこ
となく携行できるものであるが、携行時に計数表
示部が他物に触れて破損するおそれがある。そこ
で、計数表示部を含む計算器本体全体を開閉自在
なクリツプ付のカバーで覆つた考案が実開昭53−
126446号公報や実開昭56−127545号公報等によつ
て開示されているが、このような計算器本体全体
を開閉自在なクリツプ付のカバーで覆つたものは
デザイン的に面白くないうえにカバー分だけ重く
なつたりコスト高となるなどの問題点がある。そ
こで、計算器本体の一端に表示部カバーを兼ねる
クリツプをその一端に設けたヒンジ部をもつて枢
着したペン型計算器が考えられるところである
が、従来のヒンジ機構を採用したのでは表示部カ
バーを兼ねるクリツプを表示部が見やすい所定の
角度に開かれた状態に保持させておくうえで問題
が残されており、実用化が難しいとされていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとするところは、前記のよ
うな問題点を解決し、計算器本体全体をカバーす
ることなく小型の表示部カバーを兼ねるクリツプ
で表示部のみをカバーできるようにしてデザイン
的に面白いうえに軽量でコストも低く押さえると
ともに、、しかも、簡単な機構でクリツプを表示
部カバーの状態と表示部が見やすい開き角度まで
開かれた状態などに保持することができる体裁の
よいペン型計算器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記のような課題を解決した本考案に係るペン
型計算器は、計算器本体の一端に計数表示部を設
けたペン型計算器において、該計算器本体の一端
に表示部カバーを兼ねるクリツプをその一端に設
けた円柱状のヒンジ部をボデイケースの一端に設
けた切欠を通じ内部に介入させてヒンジ軸により
枢着するとともに該ヒンジ部の周面には複数の係
合用凹部を設け、さらに、前記ボデイケース内に
はばねをもつてヒンジ部に向け弾発される係合子
を設けて該係合子といずれか一つの係合用凹部と
の係合によりクリツプが所要位置に保持されるよ
うにしてあることを特徴とするものである。
(作用) このようなペン型計算器は、計算器本体の一端
に枢着されている表示部カバーを兼ねるクリツプ
が計数表示部を覆うように伏倒された正常状態で
計算器本体をポケツトに差し込み、該クリツプで
ポケツトに係止させることにより計数表示部を傷
付けることなく適確に携行する。そして、使用時
にはポケツトから抜き出し、表示部カバーを兼ね
るクリツプをヒンジ部より枢動させて計数表示部
を完全に露呈させ、この状態で計算器として使用
すればよい。
(実施例) 次に、本考案を図示の液晶表示式のボールペン
付電子計算器を実施例として詳細に説明する。
1は長さ150mm、幅15mm、厚さ6mmの計算器本
体で、該計算器本体1は電子計算器回路を内蔵す
るボデイケース1aの一端方部に長さ25mm、幅6
mmの液晶表示式の計数表示部2を設けるとともに
残りの部分に操作キー3を配設したもので、該操
作キー3のうちクリヤキー3aのみはその表面が
ボデイケース1aの表面より内部に没入させてあ
り、また、このボデイケース1a内の一側には操
作レバー4の操作で筆記部が先端より出没される
ボールペン5が装着されている。6は計算器本体
1のボデイケース1aの一端に枢着された表示部
カバーを兼ねるクリツプであつて、該クリツプ6
は長さ50mm、幅6mm、厚さ1mm程度の細長板材の
一端を裏側に僅か隆出する肉厚部に形成するとと
もにその側縁に円柱状のヒンジ部7を設けたもの
で、このクリツプ6はヒンジ部7をボデイケース
1aの一端に設けた切欠を通じ内部に介入させて
ヒンジ軸7aにおいて枢着されている。そしてこ
のヒンジ部7にはボデイケース1aに内蔵されて
ばね10により該ヒンジ部7に向け弾発されてい
る係合子11と係脱自在な係合用凹部8,9が周
面に設けられていて第1の係合用凹部8に係合子
11が係合された状態でクリツプ6は計数表示部
2を覆つた正常状態に保持されるが、クリツプ6
を略垂直になるまで枢動起立させて計数表示部2
を露呈させると第2の係合用凹部9に係合子11
が係合されて第2図に一点鎖線で示す状態に指示
され、さらにクリツプ6の枢動を進行させるとク
リツプ6の一端部側縁がホデイケース1aに当接
されて第2図に二点鎖線で示す状態が得られるよ
うになつており、12は電池収納部を兼ねるキヤ
ツプである。なお、この実施例はボールペンを組
み込んだものとしているが、その他の筆記具を組
み込んだり筆記具以外のものを組み込んだり或い
は何も組み込むことなく単に形状のみをペン型と
したものであつてもよい。
このように構成されたものは、計算器本体1の
一端に枢着されている表示部カバーを兼ねるクリ
ツプ6が計数表示部2を覆つた正常状態としてお
けば、計数表示部2は他物に触れることなく保護
されるから、計数表示部2は破損することがな
く、しかも、この状態で計算器本体1の一端に枢
着されているクリツプ6はその一端側縁に設けた
ヒンジ部7の周面に設けた複数の係合用凹部8,
9のうちの一方の係合用凹部8に係合子11をば
ね10の弾発力により係合させた完全閉塞状態に
保持されるので、計算器本体1をポケツトに差し
込んでその口縁にクリツプ6を係止させた場合の
クリツプ機能は極めて良好で携行中に抜き落ちの
おそれがない。しかして、計算器として使用する
際にはホツパーから抜き出し、表示部カバーを兼
ねるクリツプ6をヒンジ部7より略直角位置まで
枢動起立させれば、ヒンジ部7の周面にある他方
の係合用凹部9に係合子11がばね10の弾発力
により係合された状態で保持され、計数表示部2
は適確に露呈されることとなつて計数表示部2の
表示を見るうえでクリツプ6が支障となることが
ないばかりか、クリツプ6は液晶による計数表示
部2が外部光線の反射で見にくくなら日覆いとし
ての効果を発揮することとなる。
(考案の効果) 本考案は前記説明から明らかなように、計数表
示部を常時は表示部カバーを兼ねるクリツプで覆
つておくことにより保護すると同時にポケツトへ
差し込んだ際の抜き落ちをなくすことができるも
ので、外観上は通常のクリツプと変ることがない
ので体裁がよくデザイン的に面白いうえに軽量化
され、しかも、計算器として使用する場合にはク
リツプを枢動させるだけの簡単な操作で計数表示
部を完全に露呈させて支障なく表示を見ることが
できるものであり、さらに、クリツプを計数表示
部が完全にカバーされた状態と表示部が見やすい
開き角度まで開かれた状態などに適確に保持でき
るなど多くの利点がある。
従つて、本考案は従来のペン型計算器の問題点
を解決したもので、構造が簡単で安価に提供でき
る利点と相俟ち実用的価値極めて大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は同じく要部の一部切欠側面図であ
る。 1……計算器本体、1a……ボデイケース、2
……計数表示部、6……表示部カバーを兼ねるク
リツプ、7……ヒンジ部、7a……ヒンジ軸、1
0……ばね、11……係合子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計算器本体1の一端に計数表示部2を設けたペ
    ン型計算器において、該計算器本体1の一端に表
    示部カバーを兼ねるクリツプ6をその一端に設け
    た円柱状のヒンジ部7をボデイケース1aの一端
    に設けた切欠を通じ内部に介入させてヒンジ軸7
    aにより枢着するとともに該ヒンジ部7の周面に
    は複数の係合用凹部を設け、さらに、前記ボデイ
    ケース1a内にはばね10をもつてヒンジ部7に
    向け弾発される係合子11を設けて該係合子11
    といずれか一つの係合用凹部との係合によりクリ
    ツプ6が所要位置に保持されるようにしてあるこ
    とを特徴とするペン型計算器。
JP1987002182U 1987-01-10 1987-01-10 Expired - Lifetime JPH0517710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987002182U JPH0517710Y2 (ja) 1987-01-10 1987-01-10

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JP1987002182U JPH0517710Y2 (ja) 1987-01-10 1987-01-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63110948U JPS63110948U (ja) 1988-07-16
JPH0517710Y2 true JPH0517710Y2 (ja) 1993-05-12

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ID=30780780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987002182U Expired - Lifetime JPH0517710Y2 (ja) 1987-01-10 1987-01-10

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JP (1) JPH0517710Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53126446U (ja) * 1977-03-09 1978-10-07
JPS6028990Y2 (ja) * 1980-02-27 1985-09-03 星電器製造株式会社 筆記具付卓上電子計算機

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Publication number Publication date
JPS63110948U (ja) 1988-07-16

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