JPS609017Y2 - インクジエツト記録装置 - Google Patents
インクジエツト記録装置Info
- Publication number
- JPS609017Y2 JPS609017Y2 JP1977168951U JP16895177U JPS609017Y2 JP S609017 Y2 JPS609017 Y2 JP S609017Y2 JP 1977168951 U JP1977168951 U JP 1977168951U JP 16895177 U JP16895177 U JP 16895177U JP S609017 Y2 JPS609017 Y2 JP S609017Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- charge
- printing
- ink
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ink Jet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、インクジェット記録装置における不要インク
回収用のガターを上下に移動可能とし、印写時は下方に
移動して不要インクの回収を行ない、ヘッドリターン時
は上方に移動して位相検索のために偏向したインクを回
収するようにしたものである。
回収用のガターを上下に移動可能とし、印写時は下方に
移動して不要インクの回収を行ない、ヘッドリターン時
は上方に移動して位相検索のために偏向したインクを回
収するようにしたものである。
通常の電荷制御型インクジェット記録装置においては、
荷電のタイミングを制御するいわゆる位相制御を行なっ
てインク滴への荷電を適正にし、それによって、印字品
質を維持している。
荷電のタイミングを制御するいわゆる位相制御を行なっ
てインク滴への荷電を適正にし、それによって、印字品
質を維持している。
この場合の適正位相の検索を印写ヘッド(キャリッジ)
のリターン動作中に行なうと検索時間を短縮することが
できて有利である。
のリターン動作中に行なうと検索時間を短縮することが
できて有利である。
か)る場合、印写時と同じ極性の荷電で行なうと記録紙
を汚してしまうので、荷電用電源電圧の位相を制御して
逆極性の荷電を行なうか、あるいは検索をホームポジシ
ョンのみで行なうようにし、例えが第1図に示すように
、ガター1のホームポジション部に位相検索時に飛翔さ
れてくるインク滴を受けるための突起2を設け、印写時
と同極性の電荷をインク滴に与えて位相検索ができるよ
うにしている。
を汚してしまうので、荷電用電源電圧の位相を制御して
逆極性の荷電を行なうか、あるいは検索をホームポジシ
ョンのみで行なうようにし、例えが第1図に示すように
、ガター1のホームポジション部に位相検索時に飛翔さ
れてくるインク滴を受けるための突起2を設け、印写時
と同極性の電荷をインク滴に与えて位相検索ができるよ
うにしている。
しかし、この第1図に示した方法は、印写ヘッド(キャ
リッジ)のリターン中に検索を行なうものでなく、印写
ヘッドがホームポジションに帰って初めて検索を行なう
ものであるから、検索のための特別な時間を必要とし、
印写速度が遅くなってしまうという欠点がある。
リッジ)のリターン中に検索を行なうものでなく、印写
ヘッドがホームポジションに帰って初めて検索を行なう
ものであるから、検索のための特別な時間を必要とし、
印写速度が遅くなってしまうという欠点がある。
そのため、一般的には、印写ヘッドのリターン動作中に
位相あわせをするようにしているが、従来は、前述のよ
うに、インク滴を逆極性に荷電するようにしているため
、逆極性の荷電を与えるための荷電電圧供給回路を別に
設ける必要があった。
位相あわせをするようにしているが、従来は、前述のよ
うに、インク滴を逆極性に荷電するようにしているため
、逆極性の荷電を与えるための荷電電圧供給回路を別に
設ける必要があった。
しかも、この場合、偏向電極を汚されないようにするた
め、偏向量を大きくとることはできず、従って、インク
滴の荷電量を大きくすることができず、そのため、静電
誘導等によって荷電量を検出する場合等において、S/
Nが悪く、位相検索を正確にできない等の欠点があった
。
め、偏向量を大きくとることはできず、従って、インク
滴の荷電量を大きくすることができず、そのため、静電
誘導等によって荷電量を検出する場合等において、S/
Nが悪く、位相検索を正確にできない等の欠点があった
。
第2図は、本考案によるインクジェット記録装置の一実
施例を説明するための概略構成図で、図中、10はプラ
テン、11は記録紙、12はインクジエツト噴射(印写
)ヘッド、13はインク供給管、14は荷電電極、15
は偏向電極、16は飛翔インク、17はインク粒子検出
素子、18はガター、19は作動板、20はスプリング
、21はプランジャマグを示すが、本考案は特に一点鎖
線で囲んだ部分と関係している。
施例を説明するための概略構成図で、図中、10はプラ
テン、11は記録紙、12はインクジエツト噴射(印写
)ヘッド、13はインク供給管、14は荷電電極、15
は偏向電極、16は飛翔インク、17はインク粒子検出
素子、18はガター、19は作動板、20はスプリング
、21はプランジャマグを示すが、本考案は特に一点鎖
線で囲んだ部分と関係している。
第2図の装置において、ポンプ等のインク供給装置にて
加圧されたインクは、インク供給管13を通してインク
ジェット噴射ヘッド12の内部に送り込まれ、ノズル先
端に液柱を形成する。
加圧されたインクは、インク供給管13を通してインク
ジェット噴射ヘッド12の内部に送り込まれ、ノズル先
端に液柱を形成する。
この液柱をヘッド内に設けられている振動子を振動する
ことによって液滴にし、この液滴に、荷電電極14にて
偏向量に応じた電荷を与え、偏向電極15にて偏向させ
、記録紙11上の所望の位置に飛翔させる。
ことによって液滴にし、この液滴に、荷電電極14にて
偏向量に応じた電荷を与え、偏向電極15にて偏向させ
、記録紙11上の所望の位置に飛翔させる。
この時、液柱を切って液滴を作るタイミングと液滴に電
荷を与えるタイミングとの位相が変ってくると、液滴の
電荷量が変ってしまい、偏向量が変ってしまう。
荷を与えるタイミングとの位相が変ってくると、液滴の
電荷量が変ってしまい、偏向量が変ってしまう。
そのため、前述のように、ヘッドのリターン動作中に、
あるいはヘッドがホームポジションへ帰ってくる度に、
つまり1ライン印写する度に液柱を切って液滴を作るタ
イミングとこの液滴に電荷を与えるタイミングとの間の
位相を検索して補正を行なっている。
あるいはヘッドがホームポジションへ帰ってくる度に、
つまり1ライン印写する度に液柱を切って液滴を作るタ
イミングとこの液滴に電荷を与えるタイミングとの間の
位相を検索して補正を行なっている。
なお、この時の位相検索は、偏向電極15と記録紙11
との間に設けられているインク粒子検出素子17によっ
て行なわれる。
との間に設けられているインク粒子検出素子17によっ
て行なわれる。
また、不要インクは電荷を与えずに飛翔されるので偏向
電極15によって偏向されることなく直線状に飛翔され
、図示のように、ガター18の側壁に当って該ガター1
8に回収される。
電極15によって偏向されることなく直線状に飛翔され
、図示のように、ガター18の側壁に当って該ガター1
8に回収される。
本考案は、如上のごとき装置において、特に、ガター1
8上下に移動可能とし、印写時は、該ガター18を第2
図に示すように下方に位置せしめて通常の印写動作を可
能にするとともに不要インクをガター18に回収するよ
うにし、ヘッドリターン動作時は、プランジャマグ21
を作動してガター18を、第3図に示すように、上方に
位置せしめて位相検索のために偏向したインク滴を回収
するようにしたものである。
8上下に移動可能とし、印写時は、該ガター18を第2
図に示すように下方に位置せしめて通常の印写動作を可
能にするとともに不要インクをガター18に回収するよ
うにし、ヘッドリターン動作時は、プランジャマグ21
を作動してガター18を、第3図に示すように、上方に
位置せしめて位相検索のために偏向したインク滴を回収
するようにしたものである。
従って、本考案によると、ヘッドのリターン動作中に、
インク滴に印写時と同極性の大きな電荷を与えて位相検
索を行なうことができるので、偏向量を大きくとること
ができ、従って、S/Nを大きくでき、かつ、印写速度
を落すことなく、しかも、記録紙を汚すことなく位相検
出を行なうことができる。
インク滴に印写時と同極性の大きな電荷を与えて位相検
索を行なうことができるので、偏向量を大きくとること
ができ、従って、S/Nを大きくでき、かつ、印写速度
を落すことなく、しかも、記録紙を汚すことなく位相検
出を行なうことができる。
なお、以上に、ガター全体を上下動する例について説明
したが、第5図に示すように、ガター18の上部にブレ
ード23を回動自在に設けておき、該ブレード23を印
写時は第5図Aに示す位置に、また、ヘッドリターン動
作時、つまり、位相検索時は第5図Bに示す位置に回動
するようにすることによっても所期の目的を達威し得る
ことは容易に理解できよう。
したが、第5図に示すように、ガター18の上部にブレ
ード23を回動自在に設けておき、該ブレード23を印
写時は第5図Aに示す位置に、また、ヘッドリターン動
作時、つまり、位相検索時は第5図Bに示す位置に回動
するようにすることによっても所期の目的を達威し得る
ことは容易に理解できよう。
第1図は従来のガターの一例を説明するための部分的斜
視図、第2図は本考案によるインクジェット装置の印写
時の側面図、第3図はヘッドリターン動作時の側面図、
第4図はガターの正面図、第5図は本考案の他の実施例
を説明するための要部側面図である。 10・・・・・・プラテン、11・・・・・・記録紙、
12・・・・・・ヘッド、14・・・・・・荷電電極、
15・・・・・・偏向電極、16・・・・・・飛翔イン
ク、17・・・・・・インク粒子検出素子、18・・・
・・・ガター、19・・・・・・作動板、21・・・・
・・プランジャマグ、22・・・・・・ガイド軸、23
・・・・・・ブレード。
視図、第2図は本考案によるインクジェット装置の印写
時の側面図、第3図はヘッドリターン動作時の側面図、
第4図はガターの正面図、第5図は本考案の他の実施例
を説明するための要部側面図である。 10・・・・・・プラテン、11・・・・・・記録紙、
12・・・・・・ヘッド、14・・・・・・荷電電極、
15・・・・・・偏向電極、16・・・・・・飛翔イン
ク、17・・・・・・インク粒子検出素子、18・・・
・・・ガター、19・・・・・・作動板、21・・・・
・・プランジャマグ、22・・・・・・ガイド軸、23
・・・・・・ブレード。
Claims (1)
- 不要インク回収用のガターと、印写時は前記ガターを下
げ、ヘッドリターン時は前記ガターを上げるガター移動
手段と、ヘッドリターン時に印写用荷電と同極性の荷電
信号で荷電位相の検出・制御を行なう荷電位相検出・制
御手段とを具備したことを特徴とする荷電量制御型のイ
ンクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977168951U JPS609017Y2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | インクジエツト記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977168951U JPS609017Y2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | インクジエツト記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5494241U JPS5494241U (ja) | 1979-07-04 |
JPS609017Y2 true JPS609017Y2 (ja) | 1985-04-01 |
Family
ID=29170565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977168951U Expired JPS609017Y2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | インクジエツト記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609017Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2100204A (en) * | 1933-06-03 | 1937-11-23 | Rca Corp | Facsimile system |
JPS49123235A (ja) * | 1973-03-29 | 1974-11-26 |
-
1977
- 1977-12-15 JP JP1977168951U patent/JPS609017Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2100204A (en) * | 1933-06-03 | 1937-11-23 | Rca Corp | Facsimile system |
JPS49123235A (ja) * | 1973-03-29 | 1974-11-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5494241U (ja) | 1979-07-04 |
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