JPH036431Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH036431Y2 JPH036431Y2 JP1981074821U JP7482181U JPH036431Y2 JP H036431 Y2 JPH036431 Y2 JP H036431Y2 JP 1981074821 U JP1981074821 U JP 1981074821U JP 7482181 U JP7482181 U JP 7482181U JP H036431 Y2 JPH036431 Y2 JP H036431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- ink particles
- print head
- nozzle
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 16
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000004886 head movement Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は荷電量制御形インクジエツトプリンタ
において印字される文字や図形の傾斜を調整でき
るようにした文字傾斜調整装置に関するものであ
る。
において印字される文字や図形の傾斜を調整でき
るようにした文字傾斜調整装置に関するものであ
る。
印字ヘツドを印字行方向に往復移動させて印字
するインクジエツトプリンタにおいて、印字ヘツ
ドの移動をＶとし、インク粒子を印字ヘツドの移
動方向に対して直角方向に下から上に配列するた
めのスキヤニング速度をυとすると、印字される
文字等の傾き角θは次式で表わされる。
するインクジエツトプリンタにおいて、印字ヘツ
ドの移動をＶとし、インク粒子を印字ヘツドの移
動方向に対して直角方向に下から上に配列するた
めのスキヤニング速度をυとすると、印字される
文字等の傾き角θは次式で表わされる。
Tamθ＝Ｖ／υ
従来この文字の傾きを調整するために、一対の
偏向電極を印字ヘツドの移動方向と反対方向に傾
けていた。この傾き角度は普通数度程度である。
この傾き角度を偏向電極に与えることは加工上厄
介であり、製造原価を高くする。さらに、ノズル
及び帯電電極の組立精度によつて文字の傾斜は変
化するので、偏向電極の傾き角度を固定する構造
では文字の傾斜を完全に調整できないという欠点
があつた。
偏向電極を印字ヘツドの移動方向と反対方向に傾
けていた。この傾き角度は普通数度程度である。
この傾き角度を偏向電極に与えることは加工上厄
介であり、製造原価を高くする。さらに、ノズル
及び帯電電極の組立精度によつて文字の傾斜は変
化するので、偏向電極の傾き角度を固定する構造
では文字の傾斜を完全に調整できないという欠点
があつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、文字の傾斜を簡単な構成により零にできる
ようにすると共に傾斜角度を任意かつ容易に設定
できるようにすることである。
くし、文字の傾斜を簡単な構成により零にできる
ようにすると共に傾斜角度を任意かつ容易に設定
できるようにすることである。
本考案は、前記一対の偏向電極の夫々の印字行
方向に沿つた幅を不等にすると、該一対の偏向電
極内での電気力線が夫々の偏向電極の対向面に垂
直とならず傾斜する点に着目し、ノズルのインク
粒子噴射位置を印字行と同一方向に制御して文字
の傾斜を調整することを特徴とするものである。
以下実施例図面を参照して本考案を説明する。
方向に沿つた幅を不等にすると、該一対の偏向電
極内での電気力線が夫々の偏向電極の対向面に垂
直とならず傾斜する点に着目し、ノズルのインク
粒子噴射位置を印字行と同一方向に制御して文字
の傾斜を調整することを特徴とするものである。
以下実施例図面を参照して本考案を説明する。
後述するベツド部品を塔載した印字ヘツド１
は、ガイドバー１７ａ，１７ｂに沿つて紙面と直
角方向すなわち印字行に沿つて往復移動され、こ
の往復移動時に記録紙１６上に印字する。１行の
印字が終了すると、記録紙１６はフイーダ１５に
より所定行数改行されて停止し、次の印字に備え
る。
は、ガイドバー１７ａ，１７ｂに沿つて紙面と直
角方向すなわち印字行に沿つて往復移動され、こ
の往復移動時に記録紙１６上に印字する。１行の
印字が終了すると、記録紙１６はフイーダ１５に
より所定行数改行されて停止し、次の印字に備え
る。
加圧されたインクは供給チユーブ５からノズル
２に入り、インク粒子１３として噴射されるが、
該インク粒子１３は帯電電極３によつて文字信号
に対応した量の正の電荷が帯電される。この帯電
したインク粒子１３すなわち記録用粒子１３ａは
高圧電極６及びアース電極８によつて構成される
偏向電極によつて上方向に偏向させられ、ガター
１０の上方を通過して記録紙１６に付着する。一
方帯電されなかつたインク粒子１３すなわち回収
用粒子１３ｂは前記偏向電極で偏向されることな
く直進してガター１０内に入り、回収チユーブ１
１を介して図示しないインクタンクに回収され
る。
２に入り、インク粒子１３として噴射されるが、
該インク粒子１３は帯電電極３によつて文字信号
に対応した量の正の電荷が帯電される。この帯電
したインク粒子１３すなわち記録用粒子１３ａは
高圧電極６及びアース電極８によつて構成される
偏向電極によつて上方向に偏向させられ、ガター
１０の上方を通過して記録紙１６に付着する。一
方帯電されなかつたインク粒子１３すなわち回収
用粒子１３ｂは前記偏向電極で偏向されることな
く直進してガター１０内に入り、回収チユーブ１
１を介して図示しないインクタンクに回収され
る。
前記ノズル２及び帯電電極３は組立精度を上げ
るためホルダ４に組み込まれ、該ホルダ４を介し
て印字ヘツド１上に塔載される。一対の偏向電極
を構成する高圧電極６及びアース電極８は、第２
図に示す如く、夫々固定ネジ７，９により印字ヘ
ツド１に取り付けられ、また印字行に沿つた夫々
の幅lL，LUがlL＜lUとなるように設定されている。
従つて、偏向電極間の電気力線は電極６，８の対
向面と垂直とならず、第２図破線の如くなる。す
なわち、高圧電極６の幅方向の中心ではほぼ垂直
であるが、中心よりずれるとα度だけ傾き、ずれ
が大きくなれば傾き角も大きくなる。このため、
インク粒子１３が幅方向中心から左にずれて飛行
する場合文字は左にα度だけ傾き、反対にインク
粒子１３が右にずれて飛行する場合文字は右にα
度だけ傾くことになる。
るためホルダ４に組み込まれ、該ホルダ４を介し
て印字ヘツド１上に塔載される。一対の偏向電極
を構成する高圧電極６及びアース電極８は、第２
図に示す如く、夫々固定ネジ７，９により印字ヘ
ツド１に取り付けられ、また印字行に沿つた夫々
の幅lL，LUがlL＜lUとなるように設定されている。
従つて、偏向電極間の電気力線は電極６，８の対
向面と垂直とならず、第２図破線の如くなる。す
なわち、高圧電極６の幅方向の中心ではほぼ垂直
であるが、中心よりずれるとα度だけ傾き、ずれ
が大きくなれば傾き角も大きくなる。このため、
インク粒子１３が幅方向中心から左にずれて飛行
する場合文字は左にα度だけ傾き、反対にインク
粒子１３が右にずれて飛行する場合文字は右にα
度だけ傾くことになる。
従つて、インク粒子１３をθ＝αとなる如く中
心からずらして飛行させれば文字の傾斜は零とな
る。本考案はこのため、前記ホルダ４を印字ヘツ
ド１に圧入されて突出したピン１２を介して印字
ヘツド１上に可回動に載置すると共に第３図に示
す調整ネジ２２，２３をホルダ４の幅方向両側に
設け、該調整ネジ２２，２３によつてノズル２の
噴射位置を制御できるようにした。すなわち、調
整ネジ２２，２３によつてホルダ４をβ度回転さ
せると前記中心からβ度ずれるので、β＝α＝θ
とすると文字の傾斜は零となる。ネジ２１はホル
ダ４の取り付け角度を固定するもので、上記調整
をした後ホルダ４を印字ヘツド１に取り付け固定
するものである。
心からずらして飛行させれば文字の傾斜は零とな
る。本考案はこのため、前記ホルダ４を印字ヘツ
ド１に圧入されて突出したピン１２を介して印字
ヘツド１上に可回動に載置すると共に第３図に示
す調整ネジ２２，２３をホルダ４の幅方向両側に
設け、該調整ネジ２２，２３によつてノズル２の
噴射位置を制御できるようにした。すなわち、調
整ネジ２２，２３によつてホルダ４をβ度回転さ
せると前記中心からβ度ずれるので、β＝α＝θ
とすると文字の傾斜は零となる。ネジ２１はホル
ダ４の取り付け角度を固定するもので、上記調整
をした後ホルダ４を印字ヘツド１に取り付け固定
するものである。
本考案によつて文字の傾斜をどの程度調整でき
るかを簡単に説明する。前記幅lL，lUを夫々７mm，
13mm、高圧電極６とアース電極８間の間隔を3.5
mmとした場合、ピツチ0.5mmの調整ネジ２２，２
３を１回転させると、文字の傾斜を第１度調整で
き、調整ネジ２２，２３により文字の傾斜をほと
んど零にできることが確認され、また傾斜角度を
任意に設定できることも確認された。
るかを簡単に説明する。前記幅lL，lUを夫々７mm，
13mm、高圧電極６とアース電極８間の間隔を3.5
mmとした場合、ピツチ0.5mmの調整ネジ２２，２
３を１回転させると、文字の傾斜を第１度調整で
き、調整ネジ２２，２３により文字の傾斜をほと
んど零にできることが確認され、また傾斜角度を
任意に設定できることも確認された。
上記実施例においては、高圧電極６の幅lLをア
ース電極８の幅lUより小さくするとしたが、反対
にlL＞lUとしてもよい。またホルダ４を回動させ
てノズル２の噴射位置を変えるとしたが、ホルダ
４を印字行に沿つて平行移動させてもよい。
ース電極８の幅lUより小さくするとしたが、反対
にlL＞lUとしてもよい。またホルダ４を回動させ
てノズル２の噴射位置を変えるとしたが、ホルダ
４を印字行に沿つて平行移動させてもよい。
以上のように本考案によれば文字の傾斜を零と
することができ印字品質を向上できると共に文字
の傾斜を任意に設定することが可能となる。また
その構成も一対の偏向電極の幅を不等にすると共
にノズルの噴射位置を変えるだけであるので非常
に簡単かつ安価に実現できると共にその操作も簡
単となる。
することができ印字品質を向上できると共に文字
の傾斜を任意に設定することが可能となる。また
その構成も一対の偏向電極の幅を不等にすると共
にノズルの噴射位置を変えるだけであるので非常
に簡単かつ安価に実現できると共にその操作も簡
単となる。
図は本考案装置の一実施例を示すもので、第１
図は縦断面図、第２図は第１図の−線断面
図、第３図は印字ヘツドとホルダ部を示す平面図
である。図において、１は印字ヘツド、２はノズ
ル、３は帯電電極、４はホルダ、６は高圧電極、
８はアース電極、１２はピン、１６は記録紙、２
２，２３は調整ネジである。
図は縦断面図、第２図は第１図の−線断面
図、第３図は印字ヘツドとホルダ部を示す平面図
である。図において、１は印字ヘツド、２はノズ
ル、３は帯電電極、４はホルダ、６は高圧電極、
８はアース電極、１２はピン、１６は記録紙、２
２，２３は調整ネジである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 インク粒子を噴射するノズル、該ノズルの前方
に設置され、インク粒子が通過する開口を有し、
印字情報に応じてインク粒子を帯電する帯電電
極、該帯電電極の前方上下に設置され、帯電され
たインク粒子をほぼ垂直に偏向させる一対の偏向
電極及び該偏向電極の前方に設置され、印字に使
用しない非帯電インク粒子を捕獲するガターを搭
載した印字ヘツドを印字行方向に沿つて往復移動
させ、この移動時に前記ノズルから噴射させるイ
ンク粒子を該インク粒子の帯電量に応じて前記偏
向電極により印字ヘツドの移動方向とほぼ垂直方
向に偏向させて印字するインクジエツトプリンタ
において、 前記一対の偏向電極の上方電極を、印字ヘツド
の移動方向に延びた平板状であつて、アースされ
たアース電極とし、また下方電極を、アース電極
の幅より小さくし、高電圧が印加される高圧電極
とし、前記ノズルを上下に動くことなく印字ヘツ
ドの移動方向に移動させ、インク粒子が偏向電極
間を通過する位置を前記印字ヘツドの移動方向に
沿つて変える噴射位置調整手段を設けたことを特
徴とするインクジエツトプリンタの文字傾斜調整
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981074821U JPH036431Y2 (ja) | 1981-05-22 | 1981-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981074821U JPH036431Y2 (ja) | 1981-05-22 | 1981-05-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57187744U JPS57187744U (ja) | 1982-11-29 |
| JPH036431Y2 true JPH036431Y2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=29870581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981074821U Expired JPH036431Y2 (ja) | 1981-05-22 | 1981-05-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH036431Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013002411A1 (de) * | 2013-02-11 | 2014-08-14 | Dürr Systems GmbH | Beschichtungsvorrichtung mit Ablenkeinrichtung zum Ablenken eines Beschichtungsmittels |
| JP2021130223A (ja) * | 2020-02-18 | 2021-09-09 | 小池酸素工業株式会社 | マーキング装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5050824A (ja) * | 1973-07-02 | 1975-05-07 | ||
| JPS5243432A (en) * | 1975-10-03 | 1977-04-05 | Hitachi Ltd | Ink jet recordng device |
| JPS53106127A (en) * | 1977-02-28 | 1978-09-14 | Rikagaku Kenkyusho | Ink jet printer |
| JPS5646771A (en) * | 1979-09-26 | 1981-04-28 | Sharp Corp | Printer head of ink jet printer |
-
1981
- 1981-05-22 JP JP1981074821U patent/JPH036431Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5050824A (ja) * | 1973-07-02 | 1975-05-07 | ||
| JPS5243432A (en) * | 1975-10-03 | 1977-04-05 | Hitachi Ltd | Ink jet recordng device |
| JPS53106127A (en) * | 1977-02-28 | 1978-09-14 | Rikagaku Kenkyusho | Ink jet printer |
| JPS5646771A (en) * | 1979-09-26 | 1981-04-28 | Sharp Corp | Printer head of ink jet printer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57187744U (ja) | 1982-11-29 |
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