JP2751355B2 - インキジェットプリンタの印字ヘッド - Google Patents

インキジェットプリンタの印字ヘッド

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JP2751355B2
JP2751355B2 JP1083639A JP8363989A JP2751355B2 JP 2751355 B2 JP2751355 B2 JP 2751355B2 JP 1083639 A JP1083639 A JP 1083639A JP 8363989 A JP8363989 A JP 8363989A JP 2751355 B2 JP2751355 B2 JP 2751355B2
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暢康 菅ケ谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は連続方式のインキジェットプリンタの印字
ヘッドに関する。
〔従来の技術〕
従来、このようなインキジェットプリンタにおいて
は、電源が投入されている限り常時インキがノズルから
噴出されている。ノズルの前面には帯電電極、偏向電極
が設けられ、ノズルから噴出され粒子化されるインキに
帯電電極により印字文字に応じて電荷が与えられる。こ
れにより、偏向電極によって作られる電界の中をインキ
が通過する時、帯電の有無に応じて偏向され、記録紙上
に文字が形成される。インキ粒子は常に生成されている
ので、印字に不要なものは帯電せずに直進させる。直進
したインキはガータに当接され、インキ回収器により回
収されインキタンクへ戻され、再使用される。
ここで、直進するインキ粒子とガータの位置とが正確
に位置決めされていないと、印字に不要なインキ粒子が
記録紙上に照射されたり、逆に、印字に必要なインキ粒
子がガータに当接され回収されてしまう等の不具合が生
じて、正確に偏向制御ができない。ノズルヘッドをベー
スに固定する際に正確に位置合わせするのは困難である
ので、一般にヘッドをベースに固定した後、ガータの位
置を調整する必要がある。
従来のガータの位置調整機構の一例を第3図に示す。
ベース1に設けられた支点2にノズルヘッド3が回動自
在に固定される。ノズルヘッド3の前面にはノズル4が
設けられ、後部には調整ネジ5が設けられる。ガータ6
はベース1に固定されている。調整ネジ5の締め具合い
を調整することにより、てこの原理により支点2を中心
としてノズル4のインキ噴出方向を上下方向に可変でき
る。これにより、直進インキ粒子とガータの位置とを位
置決めできる。
しかしながら、この機構では、支点2、調整ネジ5等
の可動部分が多いので、可動部のがた等により、位置に
狂いが生じやすい。また、ノズルヘッド3を点により支
える機構であるために、ノズルヘッド3の固定に関して
剛性を上げることが困難である。さらに、精度を上げる
ためには、支点2の製作精度を高めなければならないの
で、コストがかかる欠点がある。
ガータの位置調整機構の他の従来例を第4図に示す。
ここでは、ノズルをベース1に固定し、ガータ6を可動
する。一端でガータ6を保持するガータアーム6aの中央
を支点2でベース1に回動自在に取り付け、ガータアー
ム6aの他端の位置を左右の調整ネジ7により変えること
により、上下方向におけるガータ6の位置を調整でき
る。調整ネジ7の締め具合いはロックナット8により固
定することができる。
この機構においても、支点2、調整ネジ7等の可動等
のがたにより狂いを生じやすい。さらに、ガータアーム
6aの両側から調整ネジ7を締めるため、操作が複雑であ
るとともに、機構が複雑なため、製作も困難である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は上述した事情に対処すべくなされたもの
で、その目的は簡単な構成で正確にガータの位置を調整
することができる連続方式のインキジェットプリンタの
印字ヘッドを提供することである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
この発明による印字ヘッドは、ノズルヘッドを固定す
る本体と、前記ノズルヘッドから噴出されるインキ粒子
の一部を回収するためのガータと、中間部が前記ガータ
に接続され一端が前記本体に固定され他端が自由端であ
る弾性力のあるガータ保持シャフトと、前記ガータ保持
シャフトの自由端を固定する止め具とを具備するもので
ある。このため、正確にガータの位置を調整し、調整し
た位置を保つことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの発明によるインキジェット
プリンタの印字ヘッドの一実施例を説明する。第1図は
その概略構成を示す斜視図である。基板12にノズルヘッ
ド14が固定されている。ノズルヘッド14の後部には加圧
インキの供給パイプ11が設けられ、前面にはノズル16が
配設される。ノズル16の前面の中心にはインキ噴出用の
オリフィスが穿孔されている。ノズルヘッド14はオリフ
ィスの軸方向が所定の方向と一致するように基板12に固
定される。
ノズル16の前面にはガータ18が配置される。ガータ18
はそのナイフエッジがオリフィスの軸上に位置するよう
に金属シャフト20に取り付けられている。金属シャフト
20は基板12上に基板12と平行に設けられ、その一端は基
板12の固定部21に固定されている。金属シャフト20は弾
性を有するので、他端は移動自在な自由端とされてい
る。この自由端が位置する基板12の箇所には目盛り板22
が垂直に設けられる。金属シャフト20の自由端を目盛り
板22に沿って上下に移動することにより、ガータ18のナ
イフエッジの位置をインキ粒子の直進方向に対して上下
に調整できる。目盛り板22の上には止め金具24が設けら
れ、金属シャフト20の自由端を位置調整後、止め金具24
を目盛り板22に固定することにより、金属シャフト20の
自由端を固定することができる。
ノズル16の前方には帯電・偏向ユニット25が設けられ
る。帯電・偏向ユニット25は第2図に示すように、帯電
電極対26a,26b、偏向電極対28a,28bからなる。
ノズルヘッド14、もしくはノズル16の内部には超音波
振動部材、例えばピエゾ素子が設けられ、その超音波振
動力によりノズル16の先端のオリフィスから噴出するイ
ンキにくびれ変形が与えれる。噴出されたインキはその
表面張力等の作用により粒子化される。粒子化インキは
帯電電極対26a,26bにより印字データに応じて帯電され
る。
帯電電極対26a,26b間を通過したインキ粒子は、さら
に偏向電極対28a,28b間を通過される。一方の偏向電極2
8aには偏向電界生成用の高電圧が印加され、他方の偏向
電極28bは接地される。これにより、偏向電極28a,28b間
には一定の偏向電界が生成され、インキ粒子がそこを通
過する際に、帯電インキ粒子は偏向され、被印字用紙上
に付着され、文字、図形等が印字される。帯電されてい
ないインキ粒子は直進し、ガータ18のナイフエッジに当
接し、ガータ18に接続されたインキ回収用ガイドパイプ
30を伝わってインキ回収用パイプ32を介してインキタン
ク(図示せぬ)に回収される。インキタンクへ回収され
たインキは再びポンプにより加圧され、ノズルヘッド14
に供給され再使用される。
なお、ガータ18の配置は上述の例に限定されず、金属
シャフト20を基板12に対して垂直に設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、片持ち梁の弾
性を応用してガータの位置決めを行なうので、支点、調
整ネジ等の可動部分が無く、位置に狂いが生じることが
無い。また、ガータの保持機能の剛性を上げることが容
易である。位置調整は弾性部材を上げることが容易であ
る。位置調整は弾性部材の自由端を移動することにより
行なうので、簡単な操作である。さらに、弾性部材の位
置再現性は高いので、正確な位置調整が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるインキジェットプリンタの印字
ヘッドの一実施例の斜視図、第2図はその平面的な位置
関係を示す図、第3図、第4図は従来の印字ヘッドにお
けるガータの位置調整機構を示す図である。 12……基板、14……ノズルヘッド、16……ノズル、18…
…ガータ、20……金属シャフト、22……目盛り板、24…
…止め金具。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続方式のインキジェットプリンタの印字
    ヘッドにおいて、ノズルヘッドを固定する本体と、前記
    ノズルヘッドから噴出されるインキ粒子の一部を回収す
    るためのガータと、中間部が前記ガータに接続され一端
    が前記本体に固定され他端が自由端である弾性力のある
    ガータ保持シャフトと、前記ガータ保持シャフトの自由
    端を固定する止め具とを具備する印字ヘッド。
JP1083639A 1989-03-31 1989-03-31 インキジェットプリンタの印字ヘッド Expired - Fee Related JP2751355B2 (ja)

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