JPS608926B2 - 繊維補強製品の製造方法 - Google Patents

繊維補強製品の製造方法

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JPS608926B2
JPS608926B2 JP7019376A JP7019376A JPS608926B2 JP S608926 B2 JPS608926 B2 JP S608926B2 JP 7019376 A JP7019376 A JP 7019376A JP 7019376 A JP7019376 A JP 7019376A JP S608926 B2 JPS608926 B2 JP S608926B2
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JP
Japan
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fibers
slurry
plate
mixed
shaped body
Prior art date
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Expired
Application number
JP7019376A
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English (en)
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JPS52152413A (en
Inventor
弘一 荒尾
修 上村
博行 小林
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセメント等の無機質系スラリーや合成樹脂溶液
(以下これらを総称して単にスラリーと呼ぶこともある
)にグラスファイバー等の繊維状物質を混入せしめて作
った繊維補強製品を製造する際のスラリーに繊維を混入
させる方法に関するものである。
従来繊維補強製品を製造するためにスラリーに繊維を混
入する方法の一例としては第1図に図示するような装置
を用いて行う方法がある。
この第1図に示すものは合成樹脂溶液中に繊維を混入せ
しめ型に吹付け硬化せしめて製品を作るもので、図にお
いて1は左右に二本配置された合成樹脂溶液を噴出させ
るためのノズル、2は前記二本のノズルの中央に配置さ
れた触媒を噴出させるためのノズル、3はこれらノズル
の上方に配置されたグラスフアイバ−カッターであって
、夫々のノズルより合成樹脂溶液、触媒を夫々噴出せし
めると同時に、グラスファイバーカッター3によりロー
ビング繊維を適宜な長さに切断されたグラスファイバー
をチョップドストランNこして噴出させて型に吹付ける
前に合成樹脂溶液の項霧中にグラスファイバーが混入す
るように構成されている。又無機質系のスラリーに繊維
を混入せしめる場合も同様に第2図に示すようにスプレ
ーガン4よりモルタルを噴出せしめると同時にグラスフ
アィバ−カッター5よりグラスファイバーを噴出せしめ
モルタル中にグラスファイバーが混入するようにしてあ
る。これらの従来行なわれている混入方法によれば繊維
がスラリー中に均等に分散し混入しないで、数多くの繊
維が飛散してしまう欠点を有する。
又グラスファイバーカッターより吹き出される繊維の拡
がりと噴出されるスラリーの拡がりとが合うように繊維
を噴出させる角度や繊維の噴出方向とスラリーの噴出方
向とが重なる位置、つまり噴出された繊維がスラリー燈
霧につき当る位置によってはスラリー中に混入される繊
維にむら等が出来るため、上述の角度等を適切に調整し
なければならないが、この調節が行ないにくい欠点も有
している。これらの欠点を除去するために改良された方
法として第3図に示すような装置を用いて混入する方法
が知られている。
この例の場合にはノズル6より噴出されるスラリ−の贋
霧中に繊維を供給、混入するための導管7を配置して繊
維がスラリ−中に均等に分散し混入するようにしたもの
である。しかしこの方法においてはスラリーの頃霧帯域
中に導管7が配置されているために、この導管7に噴出
されたスラリーが積って、これが落ちて繊維の分散が悪
くなり効率が低下する等の欠点を有する。本発明は以上
述べたような従来例の夫々の欠点を除去する目的でなさ
れたもので、スラリーと繊維とを板状体の凹凸を有する
表面に当て、この板状体に沿って流下するようにして、
スラリー中に繊維を均等に分散し混入するようにした繊
維補強製品を製造する方法を提供するものである。
以下図面にもとづき本発明の詳細な内容を説明する。第
4図においてスプレーガン11およびグラスファイバー
カッター12は第2図に示すものと全く同じで、スプレ
ーガン11よりモルタルを噴出せしめると同時にグラス
ファイバーカッター12より繊維を噴出せしめる。13
は上述のスプレーガン11より噴出されるモルタルに繊
維が混入される付近に立てられた凹凸を有する板状体で
、図示するものは洗濯板のような横に平行に形成された
波形が形成されている。
14は板状体13の下方に置かれた型である。
このような構成の本発明においてはスプレーガン11よ
りのモルタルとグラスフアイバーカツタ−12からの繊
維とは板状体13に衝突し、その後この板状体13に沿
って流れ落ち、型14内に流れ込み所望の形に硬化され
繊維補強製品が形成される。
この場合繊維は一部板状体13に衝突する前にスラリー
中に混入されるが、これらスラリーと繊維とは板状体1
3に衝突し板状体13に沿って流れ落ちる間に繊維がス
ラリ−中に混入され、ほぼ均等に分散混入される。ここ
で使用される板状体13はその表面に洗濯板のような横
に平行に形成された波形等の凹凸が形成されており、し
たがってこの板状体13に衝突したモルタルや繊維がは
ねかえる方向が異なり又衝突後板状体13の表面を流れ
落ちるスラリ一はこの横波によって乱流となるので、繊
維が一層良好に分散されスラリー中に混入される。又こ
の板状体の表面に縦の波形を形成すれば、スラリーと繊
維が衝突後板状体に沿って流れ落ちる間に各繊維の方向
を或程度揃えることが出来る。したがって型に流し込ま
れ硬化された繊維補強製品は繊維の方向の揃ったものに
することが出来る。更に板状体13の表面に形成される
波形は横の波形や、縦の波形のものに限らず、同心円状
に形成された波形でも良く、この場合もスラリーは衝突
後様々な方向にはねかえり又この板状体に沿って流れる
間に乱流となり、型に流れ込むまでに繊維が良好に分散
し混入されることになる。
又板状体13の表面に形成するのは波形に限ることはな
く、例えばピラミッド状の小突起を多数形成することに
よっても横の波形を形成したものと同様の効果が得られ
る。
間以上の説明はモルタルにグラスファイバーを混入する
場合を例として説明したが、勿論第1図に示す従来例に
対して本発明の考えを適用することが出来る。
その他第5図、第6図、第7図に示すような改良された
ノズルを用いて本発明を実施することも可能である。こ
れらの図において第5図に示すノズルは、中心部にエア
ーを噴出するパイプ21を配置し、その外側には繊維を
供給噴出するためのパイプ22を、更に外側にはスラリ
ーを圧送し噴出するためのパイプ23を配置したもので
、パイプ21によりエアーを噴出せしめることにより繊
維およびスラリーを噴出させるようにしたものである。
又第6図に示すノズルは、中心部に繊維を噴出させるた
めのパイプ22を、そしてその外側に夫々エアーを噴出
させるためのパイプ21およびスラリーを圧送、噴出さ
せるためのパイプ23を配置したものである。更に第7
図に示すノズルは中心部にはエアーを噴出させるための
パイプ21をそしてその外側に夫々繊維を噴出させるた
めのパイプ22、触媒、スラリーを噴出させるためのパ
イプ24と23とを配置したものである。これら第5図
、第6図および第7図に示すノズルはいずれもスラリー
の噴出方向と繊維の噴出方向とがほとんど同じ方向であ
る。したがって第1図や第2図に示すもののように飛散
する繊維はなく全部の繊維がスラリーに混入する。した
がってこれら第5図乃至第7図に示すノズルの前に板状
体を置いた場合には、この板状体に衝突するまでに可成
り良好に繊維がスラリーに混入された上に、板状体に沿
って流れ落ちる間に一層均等に分散混入されるので極め
て強い繊維補強製品を製造することができる。以上説明
したように本発明の方法によれば単に従来使用されてい
たスラリーに繊維を混入するための装置の前に凹凸を有
する板状体を配置するのみの簡単な方法にて、従来方法
では繊維が飛散したり、片寄って混入したりして繊維を
均等に分散混入出来なかった欠点を除去することが出来
る。
つまりスラリーや繊維が板状体に衝突する際に各方面に
はねかえり、又板状体表面に沿って流れ落ちる間に混入
されるので、繊維はスラリ−中に均等に分散し混入され
る。しかも板状体の少なくともスラリーや繊維が吹きつ
けられる側の表面には波形や各種形状の小突起等の凹凸
が設けられているので、スラリー等のはねかえる方向を
より多方面にすることが出来、スラリー等の板状体に沿
つて流れ落ちる際に乱流が生ずるので繊維をより均等に
分散しスラリー中に混入させることが出来、良好な繊維
補強製品を製造することが出来る。更に板状体の表面に
縦の波形を形成すれば繊維が一方向に揃った繊維補強製
品を製造することも出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来の方法を示す図、第4図は本発
明の方法を示す斜視図、第5図乃至第7図は夫々スラリ
ーおよび繊維を噴出させるための他のノズルの構造を示
す断面図である。 11……モルタル噴出のためのスプレーガン、12……
グラスファイバーカッター、13……板状体、14・…
・・型。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スラリーと繊維状物質とを同時に吹きつけて混合成
    形する方法において、少なくともスラリーと繊維状物質
    が吹きつけられる側の面に凹凸を形成した板状体の同一
    範囲内に前記スラリーと繊維状物質とを吹きつけた後に
    前記板状体に沿って流下せしめて混合させることを特徴
    とする繊維補強製品の製造方法。
JP7019376A 1976-06-15 1976-06-15 繊維補強製品の製造方法 Expired JPS608926B2 (ja)

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JP7019376A JPS608926B2 (ja) 1976-06-15 1976-06-15 繊維補強製品の製造方法

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JP7019376A JPS608926B2 (ja) 1976-06-15 1976-06-15 繊維補強製品の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS52152413A JPS52152413A (en) 1977-12-17
JPS608926B2 true JPS608926B2 (ja) 1985-03-06

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ID=13424430

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6191619A (ja) * 1984-10-11 1986-05-09 Hitachi Ltd 回転多面鏡
JP2650529B2 (ja) * 1991-09-18 1997-09-03 株式会社日立製作所 光プリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916709A (ja) * 1982-07-20 1984-01-27 小林ブロツク工業株式会社 耐アルカリ性ガラスフアイバ−強化コンクリ−トの打設装置

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JPS52152413A (en) 1977-12-17

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