JPS608888B2 - 板体の曲げ加工方法およびその装置 - Google Patents
板体の曲げ加工方法およびその装置Info
- Publication number
- JPS608888B2 JPS608888B2 JP13019276A JP13019276A JPS608888B2 JP S608888 B2 JPS608888 B2 JP S608888B2 JP 13019276 A JP13019276 A JP 13019276A JP 13019276 A JP13019276 A JP 13019276A JP S608888 B2 JPS608888 B2 JP S608888B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- annular groove
- workpiece
- bending
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、板体、特に帯状板体を円弧状に曲げ加工する
方法およびその装置に関する。
方法およびその装置に関する。
例えば、内燃機関のクランク用軸受等に使用される爪付
あるいは爪なしの半円形ワッシャを帯状板体から形成す
る場合、従来はいわゆるペンダーやコィリングマシンを
用いて帯状板体を曲げ加工している。
あるいは爪なしの半円形ワッシャを帯状板体から形成す
る場合、従来はいわゆるペンダーやコィリングマシンを
用いて帯状板体を曲げ加工している。
しかるにこの従来装置では、板体の一端から徐々に曲げ
加工を行なって所定の形状に成形するものであり、かつ
曲げ加工時に板体を侠持する力は板体の大小や材質の相
違があっても一定であるため、特に半円形ワッシャのよ
うな小物の曲げ加工では、特にその先端部分に許容範囲
以上の延びが生じることがあり、この結果曲げ加工後に
材料に弾性歪が出て30%程度の材料不良が発生し、ま
た歪が大きいため後加工が困難で、かつ加工工程が多く
なり、あるいは製品が所定の形状に成形されない等、多
くの欠点があった。本発明は、上記従来の欠点を解消す
ることを目的としてなされたもので、板体を円筒状の型
に巻き付けて曲げ加工するに際し、上型と下型とで形成
される環状の溝に板体を挟着させ、この板体を、上記型
の内方へ向う押圧力を有し上記挟着部から互いに反対方
向に移動する一対のローラにより環状溝に沿って曲げる
ことにより、円弧状に曲げ加工することを特徴とするも
のである。
加工を行なって所定の形状に成形するものであり、かつ
曲げ加工時に板体を侠持する力は板体の大小や材質の相
違があっても一定であるため、特に半円形ワッシャのよ
うな小物の曲げ加工では、特にその先端部分に許容範囲
以上の延びが生じることがあり、この結果曲げ加工後に
材料に弾性歪が出て30%程度の材料不良が発生し、ま
た歪が大きいため後加工が困難で、かつ加工工程が多く
なり、あるいは製品が所定の形状に成形されない等、多
くの欠点があった。本発明は、上記従来の欠点を解消す
ることを目的としてなされたもので、板体を円筒状の型
に巻き付けて曲げ加工するに際し、上型と下型とで形成
される環状の溝に板体を挟着させ、この板体を、上記型
の内方へ向う押圧力を有し上記挟着部から互いに反対方
向に移動する一対のローラにより環状溝に沿って曲げる
ことにより、円弧状に曲げ加工することを特徴とするも
のである。
図面に基き、本発明の曲げ加工方法を後述すると、第1
図ないし第3図において、1は円板状の上型、2はこれ
と同径の円筒状の下型であって、上型1と下型2との間
には、帯状板体(以下ヮ−クという)3を挟着すべき環
状溝4が形成され、かつ上型1と下型2とは相対的にの
軸線方向に移動可能であって環状溝4へのワーク3の挟
着および開放ができる。
図ないし第3図において、1は円板状の上型、2はこれ
と同径の円筒状の下型であって、上型1と下型2との間
には、帯状板体(以下ヮ−クという)3を挟着すべき環
状溝4が形成され、かつ上型1と下型2とは相対的にの
軸線方向に移動可能であって環状溝4へのワーク3の挟
着および開放ができる。
環状溝4の幅dは、ワーク3の幅と同一若しくはこれよ
り若干小となるように予め設定しておくものである。5
,6は加圧ローフであって、矢EOAで示すように型1
,2の内方への押圧力を有し、かつ矢印Bで示すように
型1,2に沿って互いに反対方向に回転できる。
り若干小となるように予め設定しておくものである。5
,6は加圧ローフであって、矢EOAで示すように型1
,2の内方への押圧力を有し、かつ矢印Bで示すように
型1,2に沿って互いに反対方向に回転できる。
本発明の曲げ加工方法は、上型1と下型2との間の環状
溝4に、予め所要の長さに切断したワーク3の中央部を
侠着し(第1図)、この挟着部の両側に一対のローラ5
5をその押圧力で密着させることにより上記挟着部を中
心にして対称形にワーク3を環状溝4に沿わせて曲げ、
次いで第2図に示すように、ローラ5,5とワーク3と
の密着状態を保つたまま、ローラ5,5を互いに反対方
向に回転移動させることにより、前記執着部を中心とし
た対称形の曲げ作用を、順次ワーク3の外端に向けて及
ぼしていさ、ワーク3の曲げ加工を行なうものである。
溝4に、予め所要の長さに切断したワーク3の中央部を
侠着し(第1図)、この挟着部の両側に一対のローラ5
5をその押圧力で密着させることにより上記挟着部を中
心にして対称形にワーク3を環状溝4に沿わせて曲げ、
次いで第2図に示すように、ローラ5,5とワーク3と
の密着状態を保つたまま、ローラ5,5を互いに反対方
向に回転移動させることにより、前記執着部を中心とし
た対称形の曲げ作用を、順次ワーク3の外端に向けて及
ぼしていさ、ワーク3の曲げ加工を行なうものである。
本実施例では、ワーク3を半円形ワッシャに曲げ加工す
ることを予防しており、したがってローラ5,5の回転
移動区間は、ワーク3の半円形の曲げ加工が終了する地
点C,c迄とすればよく、また半円形のヮッシャあれば
、環状溝4からの取り外しも容易にできる。しかし、本
曲げ加工方法は、半円形以上の円弧状に曲げ加工する場
合にも適用可能であり、この場合は上型1と下型2とを
脱看可能にしておき、曲げ加工終了後両型1,2を離し
てからワークを取り外せばよい。逆に、半円形以下の円
弧状に曲げ加工することは勿論可能であり、またワーク
3の長さを長くしてU字状に形成することもできる。さ
らにワーク3は、図示のようにその厚さWが小さいもの
のみならず、厚さの大な平板状のワークであっても環状
溝4の幅をこれに合わせれば、同様の曲げ加工を行なう
ことができる。以上のような本発明の加工方法によれば
、ワ−クが型への秋着部を中心に対称形に曲げ加工され
るものであり、かつワークの曲げ加工律や材質に応じて
、上型と下型とのワーク執着力やローラ加圧力を変える
ことが容易にできるから、曲げ加工後に材料に歪が出る
ことが少なくかつ所定の円弧状に成形でき、したがつて
材料歩留まりの向上が図れると共に、歪が少ないので後
加工が容易で加工工程を少なくすることが可能となる。
ることを予防しており、したがってローラ5,5の回転
移動区間は、ワーク3の半円形の曲げ加工が終了する地
点C,c迄とすればよく、また半円形のヮッシャあれば
、環状溝4からの取り外しも容易にできる。しかし、本
曲げ加工方法は、半円形以上の円弧状に曲げ加工する場
合にも適用可能であり、この場合は上型1と下型2とを
脱看可能にしておき、曲げ加工終了後両型1,2を離し
てからワークを取り外せばよい。逆に、半円形以下の円
弧状に曲げ加工することは勿論可能であり、またワーク
3の長さを長くしてU字状に形成することもできる。さ
らにワーク3は、図示のようにその厚さWが小さいもの
のみならず、厚さの大な平板状のワークであっても環状
溝4の幅をこれに合わせれば、同様の曲げ加工を行なう
ことができる。以上のような本発明の加工方法によれば
、ワ−クが型への秋着部を中心に対称形に曲げ加工され
るものであり、かつワークの曲げ加工律や材質に応じて
、上型と下型とのワーク執着力やローラ加圧力を変える
ことが容易にできるから、曲げ加工後に材料に歪が出る
ことが少なくかつ所定の円弧状に成形でき、したがつて
材料歩留まりの向上が図れると共に、歪が少ないので後
加工が容易で加工工程を少なくすることが可能となる。
次に、本発明の曲げ加工装置について説明する。
この曲げ加工装置は半円形のヮッシャ等、曲げ加工を半
円迄行なう場合において、ワークの型への供給、曲げ加
工、取り出しを自動的に行なえるようにしたものであっ
て、上型と下型とのいずれか一方を上下動可能として両
型間の環状溝にワークを挟着可能にすると共に、この環
状溝に対してワークシュートからのワークを一つずつ供
給するワーク供給装置を設け、ワークに曲げ加工を与え
る一対のローラは、上記型と同Dで回転可能な回転移動
体上に、上記環状溝に向って進退動および加圧可能に酉
己設し、さらに上記ワーク供給装置の上記型に関し反対
側に、環状横内に半円形に曲げ加工されたワークの端面
を押すことができる進退動可能な取り出し装置を設けた
ことを特徴とする。第4図ないし第6図に示す実施例に
ついて説明すると、基台6上には円筒状の下型2が固定
され、下型2上には、シリンダ装置7のピストンロッド
8に結ばれて上下動可能な上型1が位置し、両型1,2
間の環状簿4へのワーク3の挟着および開放が可能とな
っている。
円迄行なう場合において、ワークの型への供給、曲げ加
工、取り出しを自動的に行なえるようにしたものであっ
て、上型と下型とのいずれか一方を上下動可能として両
型間の環状溝にワークを挟着可能にすると共に、この環
状溝に対してワークシュートからのワークを一つずつ供
給するワーク供給装置を設け、ワークに曲げ加工を与え
る一対のローラは、上記型と同Dで回転可能な回転移動
体上に、上記環状溝に向って進退動および加圧可能に酉
己設し、さらに上記ワーク供給装置の上記型に関し反対
側に、環状横内に半円形に曲げ加工されたワークの端面
を押すことができる進退動可能な取り出し装置を設けた
ことを特徴とする。第4図ないし第6図に示す実施例に
ついて説明すると、基台6上には円筒状の下型2が固定
され、下型2上には、シリンダ装置7のピストンロッド
8に結ばれて上下動可能な上型1が位置し、両型1,2
間の環状簿4へのワーク3の挟着および開放が可能とな
っている。
ワーク供給装置9は、ワークシュート10の下部にこれ
を直交するワークガイド11を設けると共に、ワークガ
イド11内に、シリンダ装置12のピストンロッド13
に結ばれた押し出し部材14を酒勤可能に設けたもので
あって、押し出し部村14がワークシュート10の下部
を往復する度にワークシュート10内のワーク3が一つ
ずつワークガイド11の前方に押し出される。ワークガ
イド11は、基台6上の支軸15を中心に揺動可能であ
り、その揺動位置はシリンタ装置16によって規制され
るが、図示のようなほぼ水平な位置にあるとき、その先
端は上型1と下型2との間の環状溝4に臨んでいる。ロ
−ラ5,5の支持機構および回転駆動機構について説明
すると、17,17は上型1、下型2の中心と同心で回
転可能な回転移動体、18,18は回転移動体17,1
7上に固定したガイドであって、ローラ5,5を回転自
在に支持したローラ支持体19,19は、このガイド1
8,18上の突起20,2川こ沿い回転移動体17,1
7の回転中心に向って摺動可能であり、そのローフ5,
5は環状溝4高さ位置に対応している。
を直交するワークガイド11を設けると共に、ワークガ
イド11内に、シリンダ装置12のピストンロッド13
に結ばれた押し出し部材14を酒勤可能に設けたもので
あって、押し出し部村14がワークシュート10の下部
を往復する度にワークシュート10内のワーク3が一つ
ずつワークガイド11の前方に押し出される。ワークガ
イド11は、基台6上の支軸15を中心に揺動可能であ
り、その揺動位置はシリンタ装置16によって規制され
るが、図示のようなほぼ水平な位置にあるとき、その先
端は上型1と下型2との間の環状溝4に臨んでいる。ロ
−ラ5,5の支持機構および回転駆動機構について説明
すると、17,17は上型1、下型2の中心と同心で回
転可能な回転移動体、18,18は回転移動体17,1
7上に固定したガイドであって、ローラ5,5を回転自
在に支持したローラ支持体19,19は、このガイド1
8,18上の突起20,2川こ沿い回転移動体17,1
7の回転中心に向って摺動可能であり、そのローフ5,
5は環状溝4高さ位置に対応している。
21,21はローラ支持体19,19に進退動を与える
シリンダ装置、22,22はそのピストンロッドである
。
シリンダ装置、22,22はそのピストンロッドである
。
回転移動体17,17はそれぞれ扇状になっており、そ
の外周にはモータ23および変速機24等を介して回転
駆動される歯車25,25と噛み合う歯26,26が形
成されている。歯車25,25は正逆回転が可能であり
、この歯車25,25の互いに相反する方向の正逆回転
で回転移動体17,17が一定角度範囲互いに反対方向
に回転し、ローラ5,5がワーク供給装置9側から第4
図、第6図に示す位置迄の間を往復回転移動できるよう
に構成されている。27は上型1、下型2に関しワーク
供給装置9と反対側に設けたワーク取り出し装置であり
、シリンダ装置28のピストンロッド29に、環状溝4
の内径と対応する幅を有するU字状部材30を取り付け
たものである。
の外周にはモータ23および変速機24等を介して回転
駆動される歯車25,25と噛み合う歯26,26が形
成されている。歯車25,25は正逆回転が可能であり
、この歯車25,25の互いに相反する方向の正逆回転
で回転移動体17,17が一定角度範囲互いに反対方向
に回転し、ローラ5,5がワーク供給装置9側から第4
図、第6図に示す位置迄の間を往復回転移動できるよう
に構成されている。27は上型1、下型2に関しワーク
供給装置9と反対側に設けたワーク取り出し装置であり
、シリンダ装置28のピストンロッド29に、環状溝4
の内径と対応する幅を有するU字状部材30を取り付け
たものである。
なお、ワーク供給装置9のワークガイド11下面には、
上言己U字状部材により押し出された曲げ加工後のワー
クを受け入れるワーク通路31が形成されている。上記
構成に係る本装置は、ワークシュート10に所定長さに
切断したワーク3を投入し、ンリンダ装置12により押
し出し都材14を前進させると、環状溝4に臨んでいる
ワークガイド11から環状溝4内にワーク3が供給され
る。
上言己U字状部材により押し出された曲げ加工後のワー
クを受け入れるワーク通路31が形成されている。上記
構成に係る本装置は、ワークシュート10に所定長さに
切断したワーク3を投入し、ンリンダ装置12により押
し出し都材14を前進させると、環状溝4に臨んでいる
ワークガイド11から環状溝4内にワーク3が供給され
る。
この状態で上型1をシリンダ装置7によって下降させて
上型1と下型2との間にワーク3を侠着し、その後ワー
ク供給装置9の押し出し都材14を後退させると共に、
ワーク供給装置9全体を第5図に鎖線で示すようにシリ
ンダ装置16によって傾斜させ、ローラ5,5等との干
渉を防止する。回転移動体17,17はこの後歯車25
,25により回転させられてそのガイド18,18上の
ローラ5,5を第4図に鎖線で示す位置に移動させ、次
いでシリンダ装置21,21がローラ支持体19,19
と共にローラ5,5を前進させ、これをワーク3の挟着
位置の両側においてワーク3および上型1、下型2に加
圧密着させて曲げ加工を開始する(第1図参照)。回転
移動体17,17はワーク3へのローラ5,5の加圧密
着状態を保持したまま、歯車26,25により互いに反
対方向に回転移動され、したがってローラ5,5は上型
1、下型2の周囲を自転しつつ公転し、ワーク3にその
上型1と下型2とによる琢着部を中心とした対称形の曲
げ作用を及ぼしていく(第3図参照)。この曲げ加工に
よりワーク3が半円形に成形されると、歯車26が停止
して回転移動体17,17の回転が淳まり、ローラ5,
5はシリンダ装置21,21により第4図、第6図に示
すように後退する。ワーク取り出し装置27は、この後
そのU字状部材30をシリンダ装置28により前進させ
、U字状部材30の先端を曲げ加工の終了したワーク3
の端面に当緩させて押圧する。そしてこのとき迄には、
上型1はシリンダ装置7により上昇させられてワーク3
の孫着を解いており、他方ワーク供給装置9はシリンダ
装置16によりそのワークガイド11下面のワーク通路
31を環状溝4に臨ませているので、ワーク3はU字状
部材30に押圧されてワーク通路31内に挿入される。
U字状部材3川ま上記ワークの取り出し作業の終了後、
シリンダ装置28により後退位置に復し、ワーク供給装
置9はシリンダ装置281こよりそのワークガイド11
を環状溝4に臨ませる。以下、上記一連の動作が繰返し
て行なわれ、ワーク3の半円形の曲げ加工が連続して行
なわれる。以上のような本発明装置においては、ワーク
3の侠着圧力は上型1に上下動を与えるシリンタ、装置
7の押圧力に依存し、またワーク3に曲げ加工を与える
ローラ5,5のワーク3への加圧力は、シリンダ装置2
1,21の押圧力に依存する。
上型1と下型2との間にワーク3を侠着し、その後ワー
ク供給装置9の押し出し都材14を後退させると共に、
ワーク供給装置9全体を第5図に鎖線で示すようにシリ
ンダ装置16によって傾斜させ、ローラ5,5等との干
渉を防止する。回転移動体17,17はこの後歯車25
,25により回転させられてそのガイド18,18上の
ローラ5,5を第4図に鎖線で示す位置に移動させ、次
いでシリンダ装置21,21がローラ支持体19,19
と共にローラ5,5を前進させ、これをワーク3の挟着
位置の両側においてワーク3および上型1、下型2に加
圧密着させて曲げ加工を開始する(第1図参照)。回転
移動体17,17はワーク3へのローラ5,5の加圧密
着状態を保持したまま、歯車26,25により互いに反
対方向に回転移動され、したがってローラ5,5は上型
1、下型2の周囲を自転しつつ公転し、ワーク3にその
上型1と下型2とによる琢着部を中心とした対称形の曲
げ作用を及ぼしていく(第3図参照)。この曲げ加工に
よりワーク3が半円形に成形されると、歯車26が停止
して回転移動体17,17の回転が淳まり、ローラ5,
5はシリンダ装置21,21により第4図、第6図に示
すように後退する。ワーク取り出し装置27は、この後
そのU字状部材30をシリンダ装置28により前進させ
、U字状部材30の先端を曲げ加工の終了したワーク3
の端面に当緩させて押圧する。そしてこのとき迄には、
上型1はシリンダ装置7により上昇させられてワーク3
の孫着を解いており、他方ワーク供給装置9はシリンダ
装置16によりそのワークガイド11下面のワーク通路
31を環状溝4に臨ませているので、ワーク3はU字状
部材30に押圧されてワーク通路31内に挿入される。
U字状部材3川ま上記ワークの取り出し作業の終了後、
シリンダ装置28により後退位置に復し、ワーク供給装
置9はシリンダ装置281こよりそのワークガイド11
を環状溝4に臨ませる。以下、上記一連の動作が繰返し
て行なわれ、ワーク3の半円形の曲げ加工が連続して行
なわれる。以上のような本発明装置においては、ワーク
3の侠着圧力は上型1に上下動を与えるシリンタ、装置
7の押圧力に依存し、またワーク3に曲げ加工を与える
ローラ5,5のワーク3への加圧力は、シリンダ装置2
1,21の押圧力に依存する。
そしてこれらの押圧力は曲げ加工されるワーク3の寸法
の影響を与えるので、シリンダ装置への流路中に圧力制
御弁を設ける等の手段により、ワーク3の材質変更等に
対処できるようにすることが望ましい。なお、上記実施
例において、ワーク供給装置9のワークガイド11下面
に設けたワーク通路31は必ずしも必要ではなく、単な
るシュートによりワークを落下させるようにしてもよい
。また回転移動体17,17の回転駆動手段および回転
方向切換手段は如何なるものでもよく、回転方向の切襖
には、例えば回転移動体の回転端を検出するりミットス
イッチ等を用いることができる。本発明の曲げ加工方法
および装置では、実施例のような爪なしの半円形ワッシ
ャの加工の他、第1図、第2図に破線で示すように、中
央部に爪32を有する爪付の半円形のヮッシャの加工も
できるのは勿論である。以上のように本発明の曲げ加工
装置は、半円形ヮッシャ等、板体の半円形の曲げ加工を
自動的に連続して行なうことができ、しかも曲げ加工後
に歪が出ることが少なく後加工が容易であるから、加工
工程の減少、省力化および自動化を図ることができる。
の影響を与えるので、シリンダ装置への流路中に圧力制
御弁を設ける等の手段により、ワーク3の材質変更等に
対処できるようにすることが望ましい。なお、上記実施
例において、ワーク供給装置9のワークガイド11下面
に設けたワーク通路31は必ずしも必要ではなく、単な
るシュートによりワークを落下させるようにしてもよい
。また回転移動体17,17の回転駆動手段および回転
方向切換手段は如何なるものでもよく、回転方向の切襖
には、例えば回転移動体の回転端を検出するりミットス
イッチ等を用いることができる。本発明の曲げ加工方法
および装置では、実施例のような爪なしの半円形ワッシ
ャの加工の他、第1図、第2図に破線で示すように、中
央部に爪32を有する爪付の半円形のヮッシャの加工も
できるのは勿論である。以上のように本発明の曲げ加工
装置は、半円形ヮッシャ等、板体の半円形の曲げ加工を
自動的に連続して行なうことができ、しかも曲げ加工後
に歪が出ることが少なく後加工が容易であるから、加工
工程の減少、省力化および自動化を図ることができる。
第1図、第2図は、本発明に係る曲げ加工方法を説明す
るための平面図、第3図は、第2図の血−0−m線に沿
う断面図、第4図は、本発明に係る曲げ加工装置の実施
例を示す平面図、第5図は、第4図のV−0−V線に沿
う断面図、第6図は、第4図に示す装置の斜視図である
。 1・・…・上型、2・・・・・・下型、3・・・・・・
ワーク(板体)、4……環状溝、5・・・・・・ロ−ラ
、9…・・・ワーク供給装置、17・・・・・・回転移
動体、25・・・・・・歯車、27・…・・ワーク取り
出し装置。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
るための平面図、第3図は、第2図の血−0−m線に沿
う断面図、第4図は、本発明に係る曲げ加工装置の実施
例を示す平面図、第5図は、第4図のV−0−V線に沿
う断面図、第6図は、第4図に示す装置の斜視図である
。 1・・…・上型、2・・・・・・下型、3・・・・・・
ワーク(板体)、4……環状溝、5・・・・・・ロ−ラ
、9…・・・ワーク供給装置、17・・・・・・回転移
動体、25・・・・・・歯車、27・…・・ワーク取り
出し装置。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 曲げ加工されるべき板体を上型と下型とで形成され
る環状の溝に挿入して後、これら上型と下型との間隔を
狭めて該溝に上記板体を挾着させることにより該板体の
上下面および内面を上型または下型に密着させ、該板体
の挾着部両側に上記環状溝に向う押圧力を有する一対の
ローラを板体の外面に圧接させて上記挾着部を中心とし
た対称形の曲げを板体に与え、次いで上記一対のローラ
を上記環状溝に沿って互いに反対方向に移動させること
により、上記環状溝に沿う対称形の曲げ作用を板体の全
長に与えることを特徴とする板体の曲げ加工方法。 2 上型と下型との間に形成され、曲げ加工すべき板体
の上下面および内面を密着支持する環状溝、該上型と下
型との間隔を変えて上記環状溝に板体を挾着する機構、
該環状溝に対し板体を供給するワーク供給装置、上記環
状溝と同心で一定角度範囲回転可能な一対の回転移動体
、該回転移動体上にそれぞれ設けられ、上記環状溝に向
って進退動および加圧可能なローラ、上記一対の回転移
動体を、該回転移動体上のローラが環状溝への板体の挾
着部両側から板体の半円形の曲げ加工終了位置に移動す
る迄の間往復回転移動させる回転駆動機構、および上記
環状溝内に曲げ加工された板体を上記ワーク供給装置側
に押し出すワーク取り出し装置とを備えたことを特徴と
する板体の曲げ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13019276A JPS608888B2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 板体の曲げ加工方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13019276A JPS608888B2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 板体の曲げ加工方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5355463A JPS5355463A (en) | 1978-05-19 |
JPS608888B2 true JPS608888B2 (ja) | 1985-03-06 |
Family
ID=15028277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13019276A Expired JPS608888B2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 板体の曲げ加工方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608888B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5391063A (en) * | 1977-01-24 | 1978-08-10 | Daido Metal Co Ltd | Manufacturing method of arch shaped product with projection |
JP5976594B2 (ja) * | 2013-04-25 | 2016-08-23 | 株式会社サン機工 | ベンダー |
-
1976
- 1976-10-29 JP JP13019276A patent/JPS608888B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5355463A (en) | 1978-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0026498A1 (en) | Improvements to the apparatuses for applying elastomeric fillers to tire bead cores | |
US10714914B2 (en) | Stripping apparatus and stripping station | |
JPS6316214B2 (ja) | ||
US4377898A (en) | Wire end processing apparatus | |
DE69309825T2 (de) | Dosenformvorrichtung | |
JPS6235850B2 (ja) | ||
US3881246A (en) | Method and apparatus for facilitating the positioning of the free end sections of a plurality of leads in a plurality of grooves | |
JPS58192641A (ja) | 密着引張コイルばねの精密製造装置 | |
JPS608888B2 (ja) | 板体の曲げ加工方法およびその装置 | |
JPH0813377B2 (ja) | 管成形プレス装置 | |
JPS62248527A (ja) | 曲げ加工装置 | |
JPS6126285B2 (ja) | ||
JPS5929333B2 (ja) | 金属板を円筒形に成形する方法 | |
KR0177011B1 (ko) | 파이프 벤딩 머신 | |
GB1585733A (en) | Manufacture of arcuate articles | |
EP0894031B1 (en) | Method for machining metal plate | |
JPH0437425A (ja) | 複写機用ヒートローラのパイプの製造方法及びその装置 | |
JPS6240091B2 (ja) | ||
RU1787630C (ru) | Автомат дл изготовлени деталей из проволоки | |
JPH0780086B2 (ja) | 管体切断装置 | |
KR100512267B1 (ko) | 장신용 체인의 면가공을 위한 프레스장치 및 그 제조방법 | |
JPH0663647A (ja) | 加工機械 | |
JPH0871856A (ja) | 巻線機 | |
JPH0217250B2 (ja) | ||
JP3706994B2 (ja) | 多段式圧造成形機における転造装置 |