JPS608808Y2 - 電気湯沸器 - Google Patents

電気湯沸器

Info

Publication number
JPS608808Y2
JPS608808Y2 JP13392280U JP13392280U JPS608808Y2 JP S608808 Y2 JPS608808 Y2 JP S608808Y2 JP 13392280 U JP13392280 U JP 13392280U JP 13392280 U JP13392280 U JP 13392280U JP S608808 Y2 JPS608808 Y2 JP S608808Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
back plate
spout
circumferential rib
water heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13392280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5755421U (ja
Inventor
慎一 加賀和
龍夫 鷲崎
直美 木村
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP13392280U priority Critical patent/JPS608808Y2/ja
Publication of JPS5755421U publication Critical patent/JPS5755421U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS608808Y2 publication Critical patent/JPS608808Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気湯沸器に関し、部品及び組立上の生産性の
改良に係る。
従来この種の電気湯沸器は第1図に示すごとく、板金等
で筒状に形成したボデー1のハゼ合せ部に把手2を設け
、ボデー1の上端のテーパ状のフランジ部3には合成樹
脂等で形成された注口4を嵌合し、この注口4内面下部
のフランジ部5に合皮ゴムで環状に形成した注口バッキ
ング6を介して、アルミニウム板等で筒状に形成した有
底状の容器7を上端のフランジ部8で係止し、容器7の
底裏面7aに設けられたボス9に板金等で形成された取
付金具10を介して裏板11をビス等で締付けて構成し
てなるものであった。
ここで容器7は注口4との間から水もれかないように注
口バッキング6を押圧して薄平に変形させて締め付ける
必要があった。
一方容器7においては、底裏面7aへのボス9のろう付
は等によるフランジ部8からボス9までの高さ寸法のバ
ラツキがあり、裏板11の締め付は前の裏板内面と取付
金具10の隙間は注口バッキング6の変形量と容器7の
高さ寸法最大のバラツキ量の和が必要寸法となった。
そのため容器7の高さ寸法のバラツキが最少の時には容
器7は必要以上に裏板11側に締め付けられ、その結果
、容器7のボス9の付は根の底面が変形しアルマイト皮
膜に亀裂が生じ、腐食の原因となった。
また注口4のフランジ部5が内方向に変形し、容器7の
フランジ部8と注口バッキング6との水密性がくずれ水
洩れの原因となっていた。
本考案は前記従来の欠点を解消するもので、以下に本考
案の実施例について添付図面を参照して説明する。
第2〜4図において、21は板金等で筒状に形成されハ
ゼ合せ部に把手22を設けたボデーであり、上端にはテ
ーパー状のフランジ23、下端には水平状のフランジ2
4を備えている。
25はボデー21の上端のテーパー状フランジ23に嵌
合する合成樹脂等で形成された注口であり、下部内側に
フランジ部26を形成しており、上端の一部には注ぎ口
25aが形成され、蓋27が載置されている。
注口25のフランジ部26には、アルミニウム板等で有
底筒状に形威した容器28が上端のフランジ部29で、
合皮ゴム環状に形威した注口バッキング30を介して載
置されている。
また、容器28の下部の側面段部31にはバンド状のマ
イカヒーター32が取付けられており、底部28aに設
けられたボス33には温度調節器34が取付けられてい
る。
35はボデー21の下端24の切欠部21aに係合した
略箱状で一面を外方に開放した器具用コンセント本体で
あり、この開放端は前記ボデー21の曲面に一致すると
ともにこの外周よりひと回り大きい前枠36が合成樹脂
等で一体に形成され、この器具用コンセント本体35の
開放奥面には電気接続子41を備えている。
42は合成樹脂等で略円板状に形威された裏板であり、
外周近傍には前記ボデー21の下端24のフランジに嵌
合する円周状リブ43と、また円周状リブ43のうち前
記器具用コンセント本体35が係合する凹部43aと、
前記円周状リブ43の内方近傍の裏板42底面には丸孔
45がそれぞれ設けられている。
46は板金等で形威された取付金具であり、前記容器2
8の底裏面の外周近傍に設けられたボス47に取付けら
れ、裏板42締め付は前には裏板内面と若干の隙間を持
たせて設けられる。
上記構成において、容器28の底面28aに設けたボス
47に取付けた取付金具46と裏板42をビスによって
締め付けることにより、容器28を下方へ引張り、容器
28上端のフランジ部29によって注口25のフランジ
部26に載置した注口バッキング30を挾圧し容器28
と注口25の水密性を保ち、水洩れを防止している。
しかし、従来例に述べたごとく容器28はアルミニウム
の深絞り加工であり、ボス47をブレージングするため
に寸法バラツキが大きく、またボデー21上端のテーパ
ー状フランジ部23は円筒形にノ\ゼ合せした後加工す
るため、スプリングバック等により外径寸法がバラツキ
、注口との嵌合状態が変化し高さ寸法が定まらない等、
各部品の寸法バラツキにより取付金具46と裏板42の
隙間のバラツキは非常に大きなものとなっていた。
これに対し、本実施例においては、裏板42には弾性を
持った材料を用いるとともに、その内面にはりブ44を
形威して、裏板の締め付は時の変形量に対する容器引張
り力(裏板弾発力)の関係を調節し、適度の容器引張り
力となる様に設定され、容器バッキング30の必要変形
量のみ容器28を裏板方向に引張ると、裏板42が上方
に凸形状となるようにわん曲して寸法誤差を吸収する。
そのため容器28のボス47の付は根の変形および注口
25のフランジ部26の変形が少な〈従来の容器28の
アルマイトに亀裂が生じそこから容器が腐食する欠点が
解消され、また注口バッキング30は確実な水密性を保
つ。
なお裏板42の材料としては、前記のごとく弾性と容器
の引張力となる適度の剛性を持ったものであり、例えば
ポリプロピレン樹脂にガラス繊維、タルクおよび炭酸カ
ルシウム等を適宜加えたものを用いれば耐熱性も同時に
向上し効果的である。
さらに容器28に水を入れる際、誤まってボデーと器具
用コンセントの隙間や自動温度調節器のレバーのスリッ
トから器体内部に水が浸入し、裏板の孔からその一部が
流出するものの表面張力で球状になって残り湯わかしが
完了後、湯飲み等に移す時、自動温度調節器等の充電部
に水滴が達し絶縁性能の低下が見られたが、本考案によ
れば器体内部に浸入して裏板内面に達した水は裏板内面
が凸状であり円周状リブ43の内側に集められ丸孔45
から排出することができる。
そのため裏板内面に残る水は少なく、また少量の残った
水滴も外周近傍であり、中心部の自動温度調節器に達す
ることはなく絶縁性能を改善することができた。
以上のように本考案によれば、容器の底部裏面に充電部
品を設け、かつ容器の外底面に設けられた取付具に取付
けられる裏板を、弾性を有する材料で形威し、かつこの
裏板は、上面に円周状リブを設けるとともに、この円周
状リブの内方近傍に位置して孔を設け、さらに裏板は上
方に凸形状となるようにわん曲して取付けているため、
容器等の高さ方向の寸法バラツキを効果的に吸収するこ
とができるとともに、容器に水を入れる際、誤ってボデ
ー内部に水が浸入したとしても、その水は、上方に凸形
状となるようにわん曲した裏板に沿って円周状リブの内
側に集められ、かつ孔からすみやかに排出されるため、
容器の底部裏面に設けた充電部品が絶縁劣化を起こすこ
ともなく、安全性の高いものを得ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気湯沸器の一部欠截断面図、第2図は
本考案の一実施例を示す電気湯沸器の断面図、第3図は
同電気湯沸器の裏板の平面図、第4図は同裏板の斜視図
である。 21・・・・・・ボデー、25・・・・・・注口、26
・・・・・・フランジ部、28・・・・・・容器、30
・・・・・・バッキング、32・・・・・・マイカヒー
ター、42・・・・・・裏板、43・・・・・・円周状
リブ、45・・・・・・丸孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に注口を載置した円筒状ボデーと、下部にヒーター
    を有し、かつ前記注口の内側フランジ部に環状のバッキ
    ングを介して係止される有底筒状の容器と、この容器の
    外底面に設けた取付具に取付けられ、かつ前記ボデーの
    底面開口を閉塞する裏板とを備え、前記容器の底部裏面
    に充電部品を設け、かつ前記裏板は、弾性を有する材料
    で形成し、かつ上面に円周状リブを設けるとともに、こ
    の円周状リブの内方近傍に位置して孔を設け、さらに裏
    板は上方に凸形状となるようにわん曲して取付けた電気
    湯沸器。
JP13392280U 1980-09-19 1980-09-19 電気湯沸器 Expired JPS608808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13392280U JPS608808Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 電気湯沸器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13392280U JPS608808Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 電気湯沸器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5755421U JPS5755421U (ja) 1982-03-31
JPS608808Y2 true JPS608808Y2 (ja) 1985-03-29

Family

ID=29494143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13392280U Expired JPS608808Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 電気湯沸器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS608808Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5998185U (ja) * 1982-12-23 1984-07-03 北村バルブ株式会社 水栓に於ける立上り型連結管
JPS60116943U (ja) * 1984-01-17 1985-08-07 オルゴ株式会社 電気ポツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5755421U (ja) 1982-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS608808Y2 (ja) 電気湯沸器
JP3135781U (ja) 改良的な密閉構造を持つ電気ケトル
CN207506387U (zh) 一种电热水壶
CN210961660U (zh) 一种食品加工机
JPS5827718Y2 (ja) 電気保温ポツト
JPS6136162Y2 (ja)
CA1142988A (en) Electric kettle
JPS605860Y2 (ja) 湯沸器
JPS6326107Y2 (ja)
JPS63176Y2 (ja)
JPH0314104Y2 (ja)
JPS6329478Y2 (ja)
JPS6232487Y2 (ja)
JPS6245621Y2 (ja)
JPS6312827Y2 (ja)
JPH0420369Y2 (ja)
JPS5830505Y2 (ja) 炊飯ジヤ−の蓋構造
JPS6227808B2 (ja)
JPS5941762Y2 (ja) 圧力調理器
JPS5856598Y2 (ja) 調理器の脚取付け装置
JPS6329477Y2 (ja)
JPS6340204Y2 (ja)
JPS5920803Y2 (ja) 電子炊飯ジヤ−等の飯器蓋押圧パツキング装置
JPH0231086Y2 (ja)
JPS6018236Y2 (ja) スチ−ムアイロン