JPS6088072A - 非晶性樹脂組成物 - Google Patents
非晶性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6088072A JPS6088072A JP19730383A JP19730383A JPS6088072A JP S6088072 A JPS6088072 A JP S6088072A JP 19730383 A JP19730383 A JP 19730383A JP 19730383 A JP19730383 A JP 19730383A JP S6088072 A JPS6088072 A JP S6088072A
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- Japan
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- glass fiber
- weight
- amorphous thermoplastic
- tensile strength
- resin
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、非晶性熱可塑性樹脂に特定のガラス繊維を配
合して得られる剛性、引張強度の極めて優れた樹脂組成
物に関するものである。
合して得られる剛性、引張強度の極めて優れた樹脂組成
物に関するものである。
非晶性熱可塑性樹脂にガラス繊維を配合して剛性、引張
強度などを向上させる手法は広く試みられている。非晶
性熱可塑性樹脂の中でも、ポリスチレン、アクリロニト
リル・スチレン共重合樹脂、アクリロニトリル・ブタジ
ェン・スチレン三元共重合樹脂、ポリカーボネート、変
性ポリフェニン/オキサイド樹脂などは樹脂自身の剛性
、引張強度が比較的高いレベルにあシ、これらの樹脂に
ガラス繊維を配合したものは剛性、引張強度の優れた強
化樹脂として工業部品分野を中心に実用化されている。
強度などを向上させる手法は広く試みられている。非晶
性熱可塑性樹脂の中でも、ポリスチレン、アクリロニト
リル・スチレン共重合樹脂、アクリロニトリル・ブタジ
ェン・スチレン三元共重合樹脂、ポリカーボネート、変
性ポリフェニン/オキサイド樹脂などは樹脂自身の剛性
、引張強度が比較的高いレベルにあシ、これらの樹脂に
ガラス繊維を配合したものは剛性、引張強度の優れた強
化樹脂として工業部品分野を中心に実用化されている。
近年の軽、小、短、薄の省エネルギー材料に対するニー
ズの高まシの中で、これらガラス繊維強化非晶性熱可塑
性樹脂は軽量で高剛性、高強度の材料として注目されて
いる。しかしながら、より高度のニーズに適応するため
には従来のガラス繊維強化非晶性熱可塑性樹脂では不十
分であり、より高度の剛性、引張強度を有する強化樹脂
の開発が切望されている。
ズの高まシの中で、これらガラス繊維強化非晶性熱可塑
性樹脂は軽量で高剛性、高強度の材料として注目されて
いる。しかしながら、より高度のニーズに適応するため
には従来のガラス繊維強化非晶性熱可塑性樹脂では不十
分であり、より高度の剛性、引張強度を有する強化樹脂
の開発が切望されている。
本発明者らはこれ゛らの状況を踏まえて鋭意検討した結
果、特定のガラス繊維を配合することによって目的とす
る極めて高度の剛性、引張強度を有する強化樹脂を得る
ことに成功した。
果、特定のガラス繊維を配合することによって目的とす
る極めて高度の剛性、引張強度を有する強化樹脂を得る
ことに成功した。
すなわち本発明は、次の(a)および(b)成分から基
本的に構成されることを特徴とする組成物である。
本的に構成されることを特徴とする組成物である。
(a) 非晶性熱可塑性樹脂95〜20重量%(b)
平均直径が7μ以下で且つ集束剤付着量が063重量%
以下であるガラス繊維5〜80重量%本発明で用いる上
記(L)成分である非晶性熱可塑性樹脂としてはポリス
チレン、耐衝撃性ポリスチレン(スチレン−ブタジェン
ゴムなどのゴム成分をブレンドあるいは共重合手法によ
多含有せしめたポリスチレン)、アクリロニトリル・ス
チレン共重合樹脂、アクリロニトリル・ブタジェン・ス
チレン三元共重合樹脂、ポリカーボネート、変性ポリカ
ーボネート(アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン
三元共重合樹脂などをブレンドする方法、ポリカーボネ
ートペレットにスチレスモノマーを含浸後スチレンを重
合する方法等の手法で変性したポリカーボネート)、ポ
リフェニレンオキシド、変性ポリフェニレンオキシド(
耐衝撃性ポリスチレンをブレンドする等の手法で変性し
たポリフェニレンオキシド)、ノル□ボルネン樹脂など
の中から選ぶことができる。
平均直径が7μ以下で且つ集束剤付着量が063重量%
以下であるガラス繊維5〜80重量%本発明で用いる上
記(L)成分である非晶性熱可塑性樹脂としてはポリス
チレン、耐衝撃性ポリスチレン(スチレン−ブタジェン
ゴムなどのゴム成分をブレンドあるいは共重合手法によ
多含有せしめたポリスチレン)、アクリロニトリル・ス
チレン共重合樹脂、アクリロニトリル・ブタジェン・ス
チレン三元共重合樹脂、ポリカーボネート、変性ポリカ
ーボネート(アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン
三元共重合樹脂などをブレンドする方法、ポリカーボネ
ートペレットにスチレスモノマーを含浸後スチレンを重
合する方法等の手法で変性したポリカーボネート)、ポ
リフェニレンオキシド、変性ポリフェニレンオキシド(
耐衝撃性ポリスチレンをブレンドする等の手法で変性し
たポリフェニレンオキシド)、ノル□ボルネン樹脂など
の中から選ぶことができる。
本発明で用いる上記(b)成分である特殊なガラス繊維
は、平均直径が7μ以下、ず好ましくは2〜7μで且つ
その表面への集束剤(これにはいわゆるサイジングを目
的とした集束成分と樹脂との接着性、相溶性を目的とし
た表面処理剤を含む)の乾燥仕上げ後の最終付着量が該
ガラス繊維重量の0.3重量%以下、好ましくは0.1
〜0.3重量%のものである。このガラス繊維の製造法
は、例えば次のような方法による。先ず、溶解したガラ
スをマーブルと称する所定の大きさのガラス玉に成形し
、それをブッシングと称する採糸炉にて加熱軟化せしめ
、該炉テーブルの多数のノズルから流下せしめこの素地
を高速度で延伸しながらその途中に設けた集束剤塗布装
置にて浸漬させ集束剤を付写囲気温度等を調節して、そ
の平均直径を7μ以下とする。又、同時にその集束剤濃
度、種類、塗布時間等を調節して乾燥後の最終集束剤付
着量を0.3重量%以下とする。該ガラス繊維の長さは
特定されるものでなく、従って形態はロービング、チョ
ツプドストランド、ストランド等測れでもよいが、非晶
性熱可塑性樹脂との混合、混線作業性の上から1覇〜2
0rtm、特に2薗〜8■程度の長さのチョツプドスト
ランドが好ましい。この場合の集束本数は通常100〜
s、o o o本特に500〜2,000本の範囲が好
ましい。また、非晶性熱可塑性樹脂に配合、混練した後
の最終長さが平均0.2簡以上となるならばいわゆるミ
ルドファイバー、ガラスパウダーと称せられるストラン
ドの粉砕品でもよく、また連続単繊維系のスライバー状
のものでもよい。原料ガラスの組成は特定されるもので
はないが、アルカリ成分の少いものが好ましく、E−ガ
ラスが好ましいものの列として挙げられる。
は、平均直径が7μ以下、ず好ましくは2〜7μで且つ
その表面への集束剤(これにはいわゆるサイジングを目
的とした集束成分と樹脂との接着性、相溶性を目的とし
た表面処理剤を含む)の乾燥仕上げ後の最終付着量が該
ガラス繊維重量の0.3重量%以下、好ましくは0.1
〜0.3重量%のものである。このガラス繊維の製造法
は、例えば次のような方法による。先ず、溶解したガラ
スをマーブルと称する所定の大きさのガラス玉に成形し
、それをブッシングと称する採糸炉にて加熱軟化せしめ
、該炉テーブルの多数のノズルから流下せしめこの素地
を高速度で延伸しながらその途中に設けた集束剤塗布装
置にて浸漬させ集束剤を付写囲気温度等を調節して、そ
の平均直径を7μ以下とする。又、同時にその集束剤濃
度、種類、塗布時間等を調節して乾燥後の最終集束剤付
着量を0.3重量%以下とする。該ガラス繊維の長さは
特定されるものでなく、従って形態はロービング、チョ
ツプドストランド、ストランド等測れでもよいが、非晶
性熱可塑性樹脂との混合、混線作業性の上から1覇〜2
0rtm、特に2薗〜8■程度の長さのチョツプドスト
ランドが好ましい。この場合の集束本数は通常100〜
s、o o o本特に500〜2,000本の範囲が好
ましい。また、非晶性熱可塑性樹脂に配合、混練した後
の最終長さが平均0.2簡以上となるならばいわゆるミ
ルドファイバー、ガラスパウダーと称せられるストラン
ドの粉砕品でもよく、また連続単繊維系のスライバー状
のものでもよい。原料ガラスの組成は特定されるもので
はないが、アルカリ成分の少いものが好ましく、E−ガ
ラスが好ましいものの列として挙げられる。
ここで平均直径は電子顕微鏡等によって観察した値であ
り、集束剤付着量は600℃、60分間の灼熱後の灼熱
減量として計測される値である。
り、集束剤付着量は600℃、60分間の灼熱後の灼熱
減量として計測される値である。
平均直径が7μを越えたもの、集束剤の付着量が0.3
重量%を越えたものは非晶性熱可塑性樹脂と混合混練し
た組成物の剛性、引張強度の向上効果が不十分である。
重量%を越えたものは非晶性熱可塑性樹脂と混合混練し
た組成物の剛性、引張強度の向上効果が不十分である。
該ガラス繊維の集束剤中の表面処理剤は無くてもよいが
、通常はシラン系、アクリル酸系、チタネート系等のカ
ップリング剤を用いる。中でもγ−グリシドキシグロビ
ルトリメトキシシランなどのエポキシシラン、ビニルト
リクロロシランなどのビニルシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシランなどのアミノシラン等のシラン系
カップリング剤を含むのが好ましい。集束成分と表面処
理剤の最終含有比率は特に限定されないが、30ニア0
〜70:30が比較的良好な物性バランスを与える。
、通常はシラン系、アクリル酸系、チタネート系等のカ
ップリング剤を用いる。中でもγ−グリシドキシグロビ
ルトリメトキシシランなどのエポキシシラン、ビニルト
リクロロシランなどのビニルシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシランなどのアミノシラン等のシラン系
カップリング剤を含むのが好ましい。集束成分と表面処
理剤の最終含有比率は特に限定されないが、30ニア0
〜70:30が比較的良好な物性バランスを与える。
本発明の上記の(a)成分と(b)成分の配合割合は、
(a)成分が95〜20重量%、好ましくは75〜20
重世%および(b)成分が5〜80重量%、好ましくは
25〜80重量%の範囲である。(b)成分の配合量が
5重量%未満のものは剛性、引張強度の向上効果が少く
、80重量%を越えるものは組成物の成形加工性が不良
である。
(a)成分が95〜20重量%、好ましくは75〜20
重世%および(b)成分が5〜80重量%、好ましくは
25〜80重量%の範囲である。(b)成分の配合量が
5重量%未満のものは剛性、引張強度の向上効果が少く
、80重量%を越えるものは組成物の成形加工性が不良
である。
本発明の組成物は、通常のガラス繊維(平均直径が13
μ前後)を非晶性熱可塑性樹脂に配合した従来の強化樹
脂組成物と比較して同一ガラス繊維配合量における組成
物の剛性および引張強度が著しく大きい特徴を有する。
μ前後)を非晶性熱可塑性樹脂に配合した従来の強化樹
脂組成物と比較して同一ガラス繊維配合量における組成
物の剛性および引張強度が著しく大きい特徴を有する。
また、本発明の組成物でガラス繊維の配合量が25重量
%以上のものは、組成物の剛性および引張強度の絶対値
が極めて大きく、アルミダイキャストなどの金属製品に
対抗しうるような領域に入り、一方比重は金属よシも著
しく小さいことから自動車部品、家電部品、事務機器、
航空機部品、船舶部品などの工業材料分野において金属
の代替材料として極めて有用である。
%以上のものは、組成物の剛性および引張強度の絶対値
が極めて大きく、アルミダイキャストなどの金属製品に
対抗しうるような領域に入り、一方比重は金属よシも著
しく小さいことから自動車部品、家電部品、事務機器、
航空機部品、船舶部品などの工業材料分野において金属
の代替材料として極めて有用である。
本発明の組成物には付加的成分としてガラス繊維以外の
各種フィラーたとえば炭酸カルシウム(重質、軽質、膠
質)1.タルク、マイカ、シリカ、アルミナ、水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウム、硫酸バリウム、酸化
亜鉛、ゼオライト、ウオラストナイト、けいそう土、ガ
ラスピーズ、ベントナイト、モンモリロナイト、アスベ
スト、中空ガラス球、黒鉛、二硫化モリブデン、酸化チ
タン、炭素繊維、アルミニウム繊維、ステンレススチー
ル繊維、黄銅繊維、アルミニウム粉末、カーボンブラッ
ク、木粉、モミ穀等のフィラーのほか(a)成分以外の
熱可塑性樹脂たとえばポリプロピレン、ポリエチレン(
高密度、中密度、低密度、直鎖状低密度)、ポリアミド
、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート、プロピレン・エチレンブロックまたはランダム
共重合体、無水マレイン酸変性ポリオレフィン、ゴムま
たはラテックス成分たとえばエチレン・プロピレン共M
合体−’ム、スチレン−ブタジェンゴム、スチレン・
ブタジェン・スチレンブロック共重合体、スチレン・ブ
タジェン・スチレンブロック共重合体の水素添加誘導体
、ポリブタジェン、ポリインブチレン、熱硬化性樹脂た
とえばエポキシ樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂;酸化防止剤(フェノール系、
イオウ系等):滑剤;有機・無機系の各種顔料;紫外線
吸収剤;帯電防止剤;分散剤:中和剤:発泡剤:可塑剤
:銅害防止剤:難燃剤:架橋剤;流れ性改良剤等を挙げ
ることができる。
各種フィラーたとえば炭酸カルシウム(重質、軽質、膠
質)1.タルク、マイカ、シリカ、アルミナ、水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウム、硫酸バリウム、酸化
亜鉛、ゼオライト、ウオラストナイト、けいそう土、ガ
ラスピーズ、ベントナイト、モンモリロナイト、アスベ
スト、中空ガラス球、黒鉛、二硫化モリブデン、酸化チ
タン、炭素繊維、アルミニウム繊維、ステンレススチー
ル繊維、黄銅繊維、アルミニウム粉末、カーボンブラッ
ク、木粉、モミ穀等のフィラーのほか(a)成分以外の
熱可塑性樹脂たとえばポリプロピレン、ポリエチレン(
高密度、中密度、低密度、直鎖状低密度)、ポリアミド
、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート、プロピレン・エチレンブロックまたはランダム
共重合体、無水マレイン酸変性ポリオレフィン、ゴムま
たはラテックス成分たとえばエチレン・プロピレン共M
合体−’ム、スチレン−ブタジェンゴム、スチレン・
ブタジェン・スチレンブロック共重合体、スチレン・ブ
タジェン・スチレンブロック共重合体の水素添加誘導体
、ポリブタジェン、ポリインブチレン、熱硬化性樹脂た
とえばエポキシ樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂;酸化防止剤(フェノール系、
イオウ系等):滑剤;有機・無機系の各種顔料;紫外線
吸収剤;帯電防止剤;分散剤:中和剤:発泡剤:可塑剤
:銅害防止剤:難燃剤:架橋剤;流れ性改良剤等を挙げ
ることができる。
これらの付加的成分の添加は物性パラ/スや成形品表面
特性(耐表面受傷性、光沢、ウェルド外観、シルバース
トリーク、フローマーク等)、印刷性、塗装性、接着性
、メッキ性、成形加工性、耐久性等の向上に有効である
。
特性(耐表面受傷性、光沢、ウェルド外観、シルバース
トリーク、フローマーク等)、印刷性、塗装性、接着性
、メッキ性、成形加工性、耐久性等の向上に有効である
。
これらの付加的成分は併用して添加することもできる。
本発明組成物は一軸押出機、二軸押出機、バンバリーミ
キサ−、ロール、ブラベンダー・プラストグラフ、ニー
ダ−等の通常の混線機を用いて製造することができる。
キサ−、ロール、ブラベンダー・プラストグラフ、ニー
ダ−等の通常の混線機を用いて製造することができる。
通常は押出機等で混練してベレット状のコンパウンドに
した後、加工に供するが、特殊な場合は(a)成分と(
b)成分を直接各種成形機に供給し、成形機で混練しな
がら成形することもできる。また、予め(b)成分を高
濃度に混練してマスターパッチとし、それを(a)成分
で希釈しながらブレンドコンパラディングしたり、成形
したりすることもできる。
した後、加工に供するが、特殊な場合は(a)成分と(
b)成分を直接各種成形機に供給し、成形機で混練しな
がら成形することもできる。また、予め(b)成分を高
濃度に混練してマスターパッチとし、それを(a)成分
で希釈しながらブレンドコンパラディングしたり、成形
したりすることもできる。
本発明組成物は通常の熱可塑性樹脂用成形機で成形でき
る。すなわち、射出成形、押出成形、中空成形、熱成形
等に適用できる。
る。すなわち、射出成形、押出成形、中空成形、熱成形
等に適用できる。
このようにして得られた本発明組成物は、従来のガラス
繊維強化非晶性熱可塑性樹脂組成物と比べて同一ガラス
繊維濃度における剛性、引張強度が著しく大きい特徴を
有している。また、本発明の組成物でガラス繊維の配合
量が25重量%以上のものは、組成物の剛性、引張強度
の絶対値が著しく大きく、成形収縮率も極めて小さいと
いう特性を有しておシ、比重が金属よりも著しく小さい
というメリットとも合せて、ビデオテレビ、ビデオディ
スクなどの各種エレクトロニクス製品、家電部品のシャ
ーシー、ハウジング類、各種自動車部品、航空機部品、
などに極めて有用である。
繊維強化非晶性熱可塑性樹脂組成物と比べて同一ガラス
繊維濃度における剛性、引張強度が著しく大きい特徴を
有している。また、本発明の組成物でガラス繊維の配合
量が25重量%以上のものは、組成物の剛性、引張強度
の絶対値が著しく大きく、成形収縮率も極めて小さいと
いう特性を有しておシ、比重が金属よりも著しく小さい
というメリットとも合せて、ビデオテレビ、ビデオディ
スクなどの各種エレクトロニクス製品、家電部品のシャ
ーシー、ハウジング類、各種自動車部品、航空機部品、
などに極めて有用である。
実施例
各種の非晶性熱可塑性樹脂と平均直径が4μで集束剤付
着量が0.12重量%、同6μで0.15重量%の各ガ
ラス繊維〔いずれも繊維長さコ3燗、集束本数: i、
o o o本、表面処理剤:γ−グリシドキシプロビル
トリメトキシシラン、集束成分:界面活性剤、潤滑剤、
柔軟剤、帯電防止剤、フィルム形成剤等より構成、表面
処理剤/集束成分の比=50:50)とを表1に示す割
合で混合した後、温度270℃で単軸押出機で混練造粒
した。
着量が0.12重量%、同6μで0.15重量%の各ガ
ラス繊維〔いずれも繊維長さコ3燗、集束本数: i、
o o o本、表面処理剤:γ−グリシドキシプロビル
トリメトキシシラン、集束成分:界面活性剤、潤滑剤、
柔軟剤、帯電防止剤、フィルム形成剤等より構成、表面
処理剤/集束成分の比=50:50)とを表1に示す割
合で混合した後、温度270℃で単軸押出機で混練造粒
した。
得られたペレットを射出成形機で成形して試験片を作成
し、剛性および引張強度を測定した。結果を第1表の屋
1〜10に示した。
し、剛性および引張強度を測定した。結果を第1表の屋
1〜10に示した。
比較のために平均直径が13μで集束剤付着量が0.1
5重忙%、平均直径が6μで集束剤付着量が0.4重量
%(いずれも繊維長、集束本数、表面処理剤徨類、表面
処理剤と集束成分との割合は実施例と同じ)のガラス繊
維を用い同様の実験を行った。結果を第1表のAI 1
〜17に示した。
5重忙%、平均直径が6μで集束剤付着量が0.4重量
%(いずれも繊維長、集束本数、表面処理剤徨類、表面
処理剤と集束成分との割合は実施例と同じ)のガラス繊
維を用い同様の実験を行った。結果を第1表のAI 1
〜17に示した。
第1表から明らかなように実施例のものは同じ樹脂を用
いた同一ガラス繊維配合量の比較例のものと比べて剛性
、引張強度が著しく大きい特徴を有していた。
いた同一ガラス繊維配合量の比較例のものと比べて剛性
、引張強度が著しく大きい特徴を有していた。
参考例
実施例のA6の配合組成のべVットを用いて型締圧40
0トンの射出成形機にてビデオテレビのシャーシーを成
形した。機械的強度、寸法精度、耐熱性などの性能が極
めて優れ、しかも極めて軽量のシャーシーが得られた。
0トンの射出成形機にてビデオテレビのシャーシーを成
形した。機械的強度、寸法精度、耐熱性などの性能が極
めて優れ、しかも極めて軽量のシャーシーが得られた。
Claims (1)
- 非晶性熱可塑性樹脂95〜20重量%および平均直径が
7μ以下でかつ集束剤付着量が0.3重量%以下である
ガラス繊維5〜80重量%からなることを特徴とする非
晶性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19730383A JPS6088072A (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 非晶性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19730383A JPS6088072A (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 非晶性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6088072A true JPS6088072A (ja) | 1985-05-17 |
| JPH0449583B2 JPH0449583B2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=16372214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19730383A Granted JPS6088072A (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 非晶性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6088072A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6248755A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ガラス繊維強化スチレン系樹脂組成物 |
| JPS62109855A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 射出成形用熱可塑性樹脂組成物 |
| JPS63312352A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-20 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| US20150203680A1 (en) * | 2012-09-14 | 2015-07-23 | Mitsubishi Engineering-Plastics Corporation | Resin composition for laser direct structuring, resin molded article, and method for manufacturing molded resin article with plated layer |
| US9663653B2 (en) | 2012-09-14 | 2017-05-30 | Mitsubishi Engineering-Plastics Corporation | Resin composition for laser direct structuring, resin molded article, and method for manufacturing molded resin article with plated layer |
-
1983
- 1983-10-21 JP JP19730383A patent/JPS6088072A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6248755A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ガラス繊維強化スチレン系樹脂組成物 |
| JPS62109855A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 射出成形用熱可塑性樹脂組成物 |
| JPS63312352A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-20 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
| US20150203680A1 (en) * | 2012-09-14 | 2015-07-23 | Mitsubishi Engineering-Plastics Corporation | Resin composition for laser direct structuring, resin molded article, and method for manufacturing molded resin article with plated layer |
| US9663653B2 (en) | 2012-09-14 | 2017-05-30 | Mitsubishi Engineering-Plastics Corporation | Resin composition for laser direct structuring, resin molded article, and method for manufacturing molded resin article with plated layer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0449583B2 (ja) | 1992-08-11 |
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