JPS6087151A - 平らな帯状材料または帯状薄片を巻くための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転駆動可能な巻きローラによって平らな帯
状材料または帯状薄片を巻くための装置に関する。

帯状拐料を受容するための巻きローラが、これを圧搾す
ることができるように、従って容易に搬送することがで
きるように、金属またはクラフト紙から成る巻き管の形
状に形成されていることは公知である。この場合、帯状
材料の一端は通常子で回転せしめられる管にゆるく巻き
つけられ、一方帯状材料の他端は所定の状態をとらない
。これは、巻かれた帯材を搬送するうえからも支障がな
いからである。しかしながら、しわが幾重にも生じ、そ
の結果このようにして巻かれた帯材を次の処理過程のた
めに使用することはできない。

本発明の課題は、平らな帯状材料または帯状薄片を巻く
ための装置を次のように形成すること、即ちこのような
帯材を、処理装置内で巻かれたものとして個々の作業場
へ容易に搬送することができるばかシでなく、巻いた状
態でその縁を例えば縁取ｐしたり溶接したりすることが
できるように形成することである。巻いた状態で縁取シ
、浴接などの処理が可能であるのは、帯材と巻き管との
間隔を絶えず正確に調整できるからである。さらに本発
明は、短時間に難なく巻くことができること、その場合
しわが生じないようにすること、巻きロー２から巻かれ
た帯材を容易に取カはずせるようにすることをも課題と
するものである。

上記の課題は、本発明によれば、巻きローラによって巻
かれるべき帯材を緊張させるために該巻きローラのなか
に締付は装置が取付けられ、該締付は装置のなかへ帯材
を高さ調節可能な剣状部材を用いて、巻きローラ内に設
けられる縦みぞ全通して部分的に挿入可能であることと
、帯材を巻き終えた後、この巻き終えた帯材の緊張せし
められた部分を締付は装置から取９ばずすことができる
こととによって解決される。

この場合、巻きローラが、側方に間隔をもって配置され
抑圧ローラを具備する２つの支持ローラさらに、巻かれ
た帯材を取シ出すために、巻きローラが一端に配置され
る引抜き装置を備え、該引抜き装置が、巻きローラに挿
着可能で且つ調整可能に配置される締付はヘッドから形
成され、該締付はヘッドは、一種のコレットとして巻か
れた帯材の内面を締付は可能である。

これを簡単に実施することができるように、締付はヘッ
ドが軸線方向に延在するいくっかの穿孔を備え、これら
の穿孔のなかに、圧力媒体によって変形可能で且つこれ
らの穿孔から突出する膨張可能なホース等の挿入体が挿
着され、該挿入体によシ、巻かれた帯材を締付はヘッド
によって締付は可能であるように構成されている。

さらにこの場合、締付はヘッドが、剣状部材を端部域に
て受容する自由空隙を備え、この自由空隙のなかに配置
される変形可能な挿入体が、自由空隙の両側で保持され
る２つの膨張可能な部４２から成り、これらの部材が配
分室を介して共通の圧力媒体供給管に接続されている。

巻きローラの締付は装置ｌ−１：種々に形成ｉれること
ができ、例えば、巻きローラの締付は装置が、巻きロー
ラに挿着されるスリット付きの締付はスリーブによって
形成され、該スリット付きの締付はスリーブが、巻きロ
ーうに設けられる縦みぞの領域に、内側へ曲げられる弾
性アームを有するように形成することができ、或は巻き
ローラの締付は装置が、巻きローラに挿着されるいくつ
かのスリット付きの弾性リングによって形成され、これ
らのスリット付きの弾性リングが、巻きローラのなかに
配置されるスペーサに固定され、且つ巻きローラに設け
られる縦みぞの領域に、内側へ曲げ　、られる弾性アー
ムを有するように形成することができる。さらに、巻き
ローラの締付は装置が、角形に形成され回転可能に装着
さればね力によって互いに締付は可能な２つの締付は板
から形成され、これらの締付は板が、巻きローラに設け
られる縦みぞの領域に配置されるように形成することも
可能である。他の構成によれば、巻きローラの締付は装
置は、巻きローラに設けられる縦みぞの両側に配置され
共に膨張可能な２つのホース或はこれに類似し圧力媒体
によって変形可能な２つの挿入体から形成されることも
できる。従って剣状部材を用いて、巻かれた帯材の一部
を締付はスリーブまたは弾性リングの間へ、或は締付は
板または膨張可能なホースの間へ難なく挿入させること
ができる。

本発明に従って形成される平らな帯状材料または帯状薄
片を巻くための装置は、構造的に簡潔に、従って経済的
に製造できるばかシでなく、多方面に使用可能であシ、
機能的に安定しており、簡単に操作可能である。即ち、
巻かれるべき帯材を巻きローラ内に配置される締付は装
置により締付けると、巻いている間に巻きローラを高速
度で駆動させることができ、従ってしわをつくることな
しに帯材を短時間で巻くことができる。１だ、巻きつけ
られるべき帯材をほぼ中央で緊張せしめれば、二重巻き
も可能である。

さらに、帯状材料または帯状薄片はしっかりと巻かれる
。とりわけ、巻きローンを所定どおシに完全に回転させ
たり、わずかに回転させれば、帯材の縁は常に所定の状
態にもたらされ、従って１つの或はいくつかの作業位置
での処理が可能になる。このように、巻かれた借料が小
さな空間で押圧されてコンパクトになるため、その搬送
が極めて容易になるばかシでなく、案内手段や製造空間
も節約できる。巻かれた帯材を引抜き装置によつて巻き
ローラから迅速に引抜くことができるため本発明に従っ
て形成される装置によって巻かれるｌ゛ 執　は多方面に使用することができる。

次に、本発明をいくつかの実施例に関し添付の図面を用
いて詳細に説明する。

第１図に図示し１の符号を付した、平らな帯状材料寸た
げ帯状薄片２を巻くための装置は、回転駆動可能女巻き
ローラ１１と、該巻きローラ１１のなかに取付けられる
締付は装置グ１とから成る。締付は装ｆｆｆ２１により
、帯材２のほぼ中央部分ｚ１或は両端部部分２′または
２１１′の１つを緊張させることができる。これを可能
にするために、巻きローラ１１は縦みぞ１２ヲ具備し、
該締みぞ１２ｖＣよシ且つ高さ調整可能な剣状部材３に
よシ、転向される帯材２の該当する部分を締付は装置２
１のなかへ挿入することができる。巻きローラ１１は、
借料２を案内し抑圧ローラ１４が付設されている支持ロ
ー２１３で保持されている。

第１図に図示した実施例では、締付は装置２１は巻きロ
ーラ１１のなかに配置され且つ縦みぞ１２の、領域で内
側へ曲げられる弾性アーム２３と２４ヲ有するスリット
付き締付はスリーブ２２から成る。従って、剣状部材３
を用いて中央部分２（または両端部部分７或は２“の１
つ）を弾性アーム２３と２４の間へ容易に挿入させるこ
とができ、その結果巻きローラ１１によシ帯材２を簡単
に緊張させることができる。

第２図によれば、巻きローラ１１のなかに配置される締
付は装置３１は、互いに側方に間隔をもって配置され縦
みぞ１２の領域で内側−曲げられる弾性アーム３３と３
４を有しているいくつかの弾性リング３２から成る。弾
性リング３２Ｈ１ＩＪベツト３６によって、或はとれに
類似した方法で、巻きローラ１１と結合されているスペ
ーサ３５に固定されている。従ってこの締付は装置３１
では、第１図の締付は装置２１とは異なシ、緊張される
べき帯材の各部分は、全長にわたって保持されるのでは
なく、弾性アーム３３と３４によって部分的に保持され
るに、すぎず、その結果緊張されるべき帯材の各部分は
、容易に且つ少ない動力消費で再び抜き取ることができ
る。

第３図の締付は装置４１は、角度をつけて成形され巻き
ローラ１１の縦みぞ１２の領域に配置される２つの締付
は板４２と４３から成る。これらの締付は板４２と４３
は、１つの或は互いに間隔をもって取付けられるいくつ
かの保持リング４６にピン４４或ハ４５によって支持さ
れている。巻きローラ１１内へ挿入される帯材の一部は
、内側へ向けられる締付は板４２と４３の脚部によって
押圧され、しかも締付は板・１２と４３の外側脚部にそ
れぞれ保持リング４６に固定されている引張ばね４７或
は４８が作用するため、Ｌつかυと保持される。

第４図と第５図によれば、締付は装置５１は、縦みぞ１
２の両側に巻きローラ１１のなかに取付けられた空気等
によって膨らませることのできる２つのホース５２と５
３から形成されている。共通の圧力室５６に接続してい
るノズル５４と５５匠よってボース５２と５３に圧縮空
気を制御可能に供給することができ、その結果、緊張さ
れるべき帯材の一部がこレラのホースの間にあるとき該
ホースを１蹟らませることができる。ホース５２と５３
を膨らませることによって得られる状態を第４図に破線
にて示した。

圧力室５６への圧縮空気の供給は、巻きローラ１１の支
承ピン４のなかに設けられる圧力媒体供給管路５７を介
して、図示されていない圧力媒体源によって行なわれる
。支承ピン４ところ軸受５によってケーシング６内で回
転可能に支承されている巻きローラｌｌの駆動のために
、図式的に図示した駆動モータ７が用いられ、該駆動モ
ータ７により巻きローラ１１を制御可能ＫＩＭ動するこ
とができる。

巻きローラＩＩＫよって巻かれた帯材を迅速に且つ簡単
に取出すために、一種のコレットとして形成される締付
はヘッド６２から成る、第６図及び第７図に図示した引
抜き装置６１が設けられている。

巻きローラ１■の縦みぞ１２に対して整列する自由空隙
６７（この自由空隙６７のなかへ剣状部材の一端を挿入
することができる）を具備する締付はヘッド６２のなか
には、膨張可能なホース部６５と６６として形成されて
いる変形可能な挿入体６４が配置されている。さらに締
付はヘッド６２のなかには、軸線方向に延びる穿孔６３
．が設けられ、第７図に破線で示すように、これらの穿
孔６３からホース部６５と６６が突出することができる
。従ってホース部６５と６６が膨張した状態では、締付
はヘッド６２は巻かれた帯材を締付けておシ、その結果
締付ヘッド６２ｆ：軸線方向に動かすことによって、巻
かれた帯材を巻きローラ１１から容易に取出すことがで
きる。その際、巻かれた帯材の緊張せしめられた部分は
締付は装置から解放される。

圧力媒体の供給のために、ころ軸受７４によって構成要
素７５内で回転可能に支承される締付はヘッド６２のジ
ャーナル７２（巻きローラ１１の一端ｆｄ、このジャー
ナル７２で、締付はヘッド６２のなかに取付けられる挿
入部材７１によって支持されている）のなかに、図示さ
れていない圧力媒体源に接続している管路７０が設けら
れ、該管路７０を介して圧力媒体を集積室６８に供給す
ることができ、集積室６８から圧力媒体はノズル６９を
介してホース部６５と６６へ流れる。締付はヘッド６２
を軸線力−向に移動させるために、さらに、巻かれた借
料を取出した後締付はヘッド６２を巻きローラ１１に対
して回動させるために、図式的に図示したサーボ装置７
３が設けられ、該サーボ装置７３によシ、巻き過程の終
了後締付はヘッド６２をしつか９と締付けられた借料と
ともにまず左方へ移動させて帯材と巻きローラ１１との
結合を解き、次に締付はヘッド６２ｆ：巻きローラＩＩ
Ｋ対して回動させることにより、巻かれた帯材を例えば
次の作業位置へ供給する。

【図面の簡単な説明】

第１図は締付は装置を具備し支持ローラによって支持さ
れる巻きローラを、該巻きローラのなかで締付けられる
帯材とともに示した部分側面図、第２図ないし第４図は
第１図の巻きローラに使用可能な締付は装置の他の実施
例の軸断面図、第５図は第４図に従って形成される締付
は装置を備えた巻きローラの正面図、第６図は巻いた帯
材を引抜くために第１図の装置に設けられる引抜き装置
の部分正面図、第７図は第６図の線ＶＩＩ−Ｖｌｌによ
る断面図である。 ２・・・巻かれるべき帯材 ３・・・剣状部材 １１・・・巻きローラ １２・・・縦みぞ １３・・・支持ローラ １４・・・抑圧ローラ ２１　；　３１　；　４１　；　５１・・・締付は装置
６１・・・引抜き装置 ６２・・・締付はヘッド ＦＩＧ、１ ＦＩＧ、　３ ＦＩＧ、６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　回転駆動可能な巻きローラを用いて平らな帯状
   材料または帯状薄片を巻くための装置に於て、巻きロー
   ラ（１１）によって巻かれるべき帯材（２）を緊張させ
   るために該巻きローラ（１１）のなかに締付は装置（２
   １：　３１　；　４１　；　５１　）が取付けられ、該
   締付は装置（２１：　３１　：　４１；　５１　）のな
   かへ帯材（２）を高さ調節可能な剣状部材（３）を用い
   て、巻きローラ（１１）内に設けられる縦みぞ（１２）
   を通して部分的に挿入可能であることと、帯拐（２）を
   巻き終えた後、この巻き終えた帯材（２）の緊張せしめ
   られた部分（２’、２“、２＝）ｆ：締付は装置（２１
   ；　３１　；　４１　：　５１　）から取シはずすこと
   ができることとを特徴とする装置。 （２）巻きローラ（１１）が、側方に間隔をもって配置
   され押圧ローラ（１４）を具備する２つの支持ローラ（
   １３）で支持され、これらの支持ローラ（１３）上で、
   巻かれるべき帯材（２）が案内されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項に記載の装置。 （３）巻かれた帯拐（２）を取９出すために、巻きロー
   ラ（１１）が一端に配置される引抜き装置（６１）を備
   えていることを特徴とする特許請求の範囲第１項または
   第２項′に記載の装置。 （４）　引抜き装置（６１）が、巻きローラ（１１）に
   挿着可能で且つ調整可能に配置される締付はヘッド（６
   ２）から形成され、該締付はヘッド（６■が一種のコレ
   ットとして巻かれた帯利の内面を締付は可能であること
   を特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の装置。 （５）締付はヘッド（６２）が軸線方向に延在するいく
   つかの穿孔（６３）を備えていることと、これらの穿孔
   （６３）のなかに、圧力媒体によって変形可能で且つこ
   れらの穿孔（６３〕から突出する膨張可能なホース等の
   挿入体（６４）が挿着され、該挿入体（６４）によシ、
   巻かれた帯材を締付はヘッド（６２）によって締付は可
   能であることとを特徴とする特許請求の範囲第４項に記
   載の装置。 （６）締付はヘッド（６２）が、剣状部材〔３〕を端部
   域にて受容する自由空隙（６７）を備えていることと、
   この自由空隙（６７）のなかに配置される変形可能な挿
   入体（６４）が、自由空隙（６７）の両側で保持される
   ２つの膨張可能な部材（６５、６６）から成り、これら
   の部材（６５、６６）が配分室（６８）を介して共通の
   圧力媒体供給管（７０）に接続されていることとを特徴
   とする特許請求の範囲第４項または第５項に記載の装置
   。 （７）巻きローラ（且）の締付は装置（２１）が、巻き
   ローラ（１１）に挿着されるスリット付きの締付はスリ
   ーブ（２２〕によって形成され、該スリット付きの締付
   はスリーブ（２２）が、巻きローラ（１１〕に設けられ
   る縦みぞ（１２）の領域に、内側へ曲げられる弾性アー
   ム（２３、２４）を有し、これらの弾性アーム（２３、
   ２４，）の間へ巻かれるべき帯材（２）の一部（２′）
   を剣状部材（３）を用いて挿入可能であることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか１つ
   に記載の装置。 （８）巻きローラ（１１）の締付は装置（３１）が、巻
   きローラ（１１）に挿着されるいくつかのスリット付き
   の弾性リング（３２）によって形成され、これらのスリ
   ット付きの弾性リング（３２）が、巻きローラ（１１）
   のなかに配置されるスペーサ（３５）に固定され、且つ
   巻きローラ（１１）に設けられる縦みぞ（１２）の領域
   に、内側へ曲げられる弾性アーム（３３、，３４）を有
   しており、これらの弾性アーム（３３、３４）の間へ巻
   かれるべき帯材（２）の一部を剣状部材（３）を用いて
   挿入可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   ないし第６項のいずれか１つに記載の装置。 ９）巻＠ローラ（１１）の締付は装置（４１）が、角形
   に形成さ・れ回転可能に装着さればね力によって互いに
   締付は可能な２つの締付は板（４２、４３）から形成さ
   れ、これらの締付は板（４２、４３）が、巻きローラ（
   １１）に設けられる縦みぞ（１２）の領域に配置され、
   そしてこれらの締付は板（４２゜４３）の間へ巻かれる
   べき帯材（２）の一部を剣状部材（３）　′ｆ：用いて
   挿入可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   ないし第６項のいずれか１つに記載の装置。 （１０）巻きローラ〔１１〕の締付は装置（５１）が、
   巻きローラ（１１）に設けられる縦みぞ（１：２）の両
   側に配置され共に膨張可能な２つのホース（５２、５３
   ）或はこれに類似し圧力媒体によって変形可能な２つの
   挿入体から形成され、これらのホース或は挿入体の間へ
   巻かれるべき帯材（２）の一部を剣状部材（３）を用い
   て挿入可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項ないし第６項のいずれか１つに記載の装置。