JPH0335684Y2 - - Google Patents

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JPH0335684Y2
JPH0335684Y2 JP9366987U JP9366987U JPH0335684Y2 JP H0335684 Y2 JPH0335684 Y2 JP H0335684Y2 JP 9366987 U JP9366987 U JP 9366987U JP 9366987 U JP9366987 U JP 9366987U JP H0335684 Y2 JPH0335684 Y2 JP H0335684Y2
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plastic film
tray
thread
film sheet
film
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JP9366987U
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプラスチツクフイルムシートでチーズ
やパーン等の糸巻体を包装する装置に関するもの
である。
[従来の技術] チーズやパーン等の糸巻体をプラスチツクフイ
ルム包装する装置は、プラスチツクフイルム製の
袋体で包装する所謂、袋式のものと、プラスチツ
クフイルムシートのままで包装する所謂、シート
式のものとに大別されるが、前者は、柔軟で、か
つ密着し易い性状の袋体を開口させて糸巻体に被
せることの困難が伴うのに対し、後者のシート式
の方はこのような困難を解消し得るから有利とさ
れ、その代表例が特公昭55−34059号公報におい
て開示、すなわち、デイスク上に立設されたペグ
の上端小径部を糸巻体の中空部内へ挿入して糸巻
体を支持しているトレーを搬送装置で水平方向へ
間歇送りすることにより、フイルム張架装置を介
して搬送装置を横断するように幅方向に立てられ
て張架されているプラスチツクフイルムシートを
糸巻体で引つ張つて搬送方向下流へ引き出し、次
いでこの状態においてフイルム切断溶着装置を介
してプラスチツクフイルムシートを糸巻体の後端
近傍地点において切断溶着せしめて包装する装置
が開示されている。
[考案において解決しようとする問題点] ところが、この包装装置においては、プラスチ
ツクフイルムシートの幅を、糸巻体の軸心方向の
長さに、糸巻体の上下両端面を包装するに必要な
長さを加えた幅に設けている関係上、糸巻体で引
つ張られて搬送方向下流へ引き出されると、その
上端部が内側へ倒れてしまい、倒れたままの状態
で切断溶着すると、溶着部の外観が見苦しくな
る、糸巻体の上端面の包装が困難になる、シール
不良をおこし易い、フイルムの蛇行の原因になる
といつた諸々の欠点があつた。
本考案は、このようなことに着目し、これを解
決すべく各方面から鋭意検討の結果、圧空を吹付
けてプラスチツクフイルムシートの倒れを防止す
ればよいことを見い出したのである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本考案に係る糸巻体のプラスチツク
フイルム包装装置は、デイスク上に立設されたペ
グの上端小径部を糸巻体の中空部内へ挿入して前
記糸巻体を支持するトレーと、前記トレーを水平
方向へ間歇送りする搬送装置と、前記搬送装置上
を横断するようにプラスチツクフイルムシートを
幅方向に立てて張架せしめるフイルム張架装置
と、搬送される前記糸巻体で引つ張られて搬送方
向下流へ引き出された前記プラスチツクフイルム
シートを糸巻体の後端近傍地点において切断溶着
せしめるフイルム切断溶着装置とを備えた糸巻体
のプラスチツクフイルム包装装置において、前記
糸巻体が前記プラスチツクフイルムシートに接触
する地点よりも搬送方向上流地点に、前記プラス
チツクフイルムシートの上端部へ向つて圧空を噴
射する一対のノズルを配設したことを特徴とする
ものである。
[実施例] 以下、実施例について図面に基づいて述べる
と、平面図である第1図において、1は糸条が巻
装されているチーズ等の糸巻体、2は搬送装置、
3はフイルム張架装置、4はフイルム切断溶着装
置を夫々示し、糸巻体1は、第1図の右側面図で
ある第2図において示されているようにトレー5
で支持されている。なお、トレー5は、円板デイ
スク6上にペグ7を立設して構成され、ペグ7の
上端小径部を糸巻体1の中空部8内へ挿入して糸
巻体1を支持している。
一方、搬送装置2は、装置フレーム9と、この
フレーム9の上端面左右端部に固着された一対の
押えガイド10と、これらのガイド10に固着さ
れたサイドガイド11と、装置フレーム9の上端
面中央部に固着されたトレー支持板12と、押え
ガイド10とトレー支持板12間の空隙の下方に
位置されて配設された一対の間歇搬送機構13
a,13bとで構成されている。
なお、一対の押えガイド10及びサイドガイド
11と、トレー支持板12は、装置フレーム9の
全長に亘つて延設されている。
また、両間歇搬送機構13a,13bは同一に
構成されており、第2図及びこの図の側面図であ
る第3図において一方の間歇搬送機構13aが示
されている。
すなわち、間歇搬送機構13aは、エアーシリ
ンダー14と、連結具15を介してエアーシリン
ダー14のピストンロツドと連結された可動ベー
ス16と、この可動ベース16に固着されたエア
ーシリンダー17と、連結具18を介してエアー
シリンダー17のピストンロツドと連結された送
りバー19と、このバー19上に所定間隔に位置
されて固着されたトレー受け20a,20b,2
1とで構成されている。
なお、可動ベース16は、第2図において示さ
れているように、レール22で案内されて水平方
向へ移動し得るように装着されていると共に送り
バー19は、一対のガイドシヤフト23で案内さ
れて上下方向へ移動し得るように装着されてい
る。
次に、フイルム張架装置3について述べると、
これは、搬送装置2を挟むように配設された一対
のフイルム支持機構24a,24bで構成され、
かつ両支持機構24a,24bは同一に構成され
ている。
一方の支持機構24aについて述べると、この
機構24aは、垂直に装着された、フイルム巻出
しシヤフト25、駆動供給ローラ26、ニツプロ
ーラ27、ダンサーローラ28、ガイドローラ2
9,30及びピンチローラ31で構成されてい
る。
第1図においてはプラスチツクフイルムシート
32の巻取体を、両支持機構24a,24bのフ
イルム巻出しシヤフト25に夫々装填し、上述の
ローラ26〜31群を介して両プラスチツクフイ
ルム32をその幅方向に立てた状態に張架してい
る態様が示されている。なお、両プラスチツクフ
イルムシート32の先端は後述のフイルム切断溶
着装置4を介して互いに溶着されている。
続いて、フイルム切断溶着装置4につい述べる
と、これは、搬送装置2を挟むように配設された
一対のプツシヤー装置32a,33bで構成され
ている。第4図において、一方のプツシヤー装置
33aの側面視態様が示されているが、このプツ
シヤー装置33aは、ブラケツト34に固着され
たエアーシリンダー35と、このシリンダー35
のピストンロツド先端に連結具を介して装着され
たヘツド36と、このヘツド36に装着されたリ
ボンヒータ37とで構成されている。なお、ヘツ
ド36は一対のガイドシヤフト38で案内されて
水平方向へ移動し得るように装着されている。
また、他方のプツシヤー装置33bは、リボン
ヒータ37を装着していないこと以外においては
プツシヤー装置33aと同様に構成され、そし
て、両プツシヤー装置33a,33bは、互いに
ヘツド36を対向させるように配設されている。
第5図においては両プツシヤー装置33a,3
3bのヘツド36を後退させた態様が示されてい
ると共に第1図においては前進させてプラスチツ
クフイルムシート32をニツプして切断溶着して
いる態様が示されている。
なお、第1,5,6図において示されている一
対のノズル39a,39bは、図示しない圧空供
給装置に接続されている管路に接続されていると
共に図示しないサポートを介して吊着されている
が、両ノズル39a,39bの曲げられた先端は
やや上方へ向つて傾斜され、かつガイドローラ3
0よりも搬送方向上流(ガイドローラ30を基準
にしてその左側)に位置されて配設されている。
次に、本装置による包装態様について述べる
と、図示しないコンベア装置により前工程から糸
巻体1を支持しているトレー5が、搬送装置2の
トレー支持板12上へ供給される。
二番目のトレー5がトレー支持板12上で供給
されると、糸巻体1の径よりも大径に設けられて
いるトレー5の円板デイスク6が、最初に供給さ
れたトレー5の円板デイスク6に当接して押し移
送、すなわち、最初に供給されたトレー5が間歇
搬送機構13a,13bのトレー受け20aの所
(図示Aの所)へ移動される。
次いで、間歇搬送機構13a,13bのエアー
シリンダー17が同時に作動し、そのピストンロ
ツドを上方へ突出する。
すると、両送りバー19が上方へ移動され、従
つて、トレー5がトレー受け20aで支持されて
持ち上げられ、トレー支持板12から離別され
る。なお、この際、トレー5は、円板デイスク6
の上面が押えガイド10に当接しないような位置
に持ち上げられる。
続いて、間歇搬送機構13a,13bのエアー
シリンダー14が同時に作動し、そのピストンロ
ツドを水平方向へ突出する。これによつて、両送
りバー19が水平に右方向へ移動され、トレー5
が図示Aの所からBの所へ移動される。そして更
に、両エアーシリンダー17のピストンロツドが
下方へ没され、トレー5が再びトレー支持板12
で支持される。なお、その後、両エアーシリンダ
ー14のピストンロツドも没され、両送りバー1
9が元の位置に移動される。
このようにして、トレー5を図示Aの所からB
の所へ搬送し得ると共にBの所からCの所へと搬
送することができるが、この搬送は間歇的に行わ
れる。すなわち、図示Cの所での包装が完了する
都度、これを後工程へ搬送し、かつBの所からC
の所へ搬送すると共にAの所からBの所へ搬送す
るように行われる。
この場合において、第1図において鎖線で示さ
れている如くにフイルム張架装置3を介して搬送
装置2を横断するように張架されているプラスチ
ツクフイルムシート32が、Bの所からCの所へ
搬送される糸巻体1で引つ張られて搬送方向下流
へ引き出される。
第6図においてこの態様が示されているが、同
図において、プラスチツクフイルムシート32
は、糸巻体1の上下両端面も包装するに十分な幅
に設けられており、この為、搬送方向下流へ引き
出されると、その上端部イが内側へと倒れようと
するが、一対のノズル39a,39bから噴射さ
れる圧空によつてこれが防止される。
なお、両ノズル39a,39bからの圧空噴射
は常時行われ、プラスチツクフイルムシート32
の移動時において、これが下方へ移動するのが防
止、すなわち、位置ずれするのが防止される。
続いて、図示Cの所へ搬送された糸巻体1の包
装が行われるが、これは、フイルム切断溶着装置
4を介して行われる。
糸巻体1によるプラスチツクフイルムシート3
2の搬送方向下流への引き出しに際しては、第5
図において示されているように、両プツシヤー装
置33a,33bのヘツド36は図示の位置に後
退されているが、両プツシヤー装置33a,33
bのエアーシリンダー35が同時に作動し、その
ピストンロツドを突出させて両ヘツド36を搬送
装置2上へ移動させる。第1図においては、この
ようにして両ヘツド36を搬送装置2上へ移動さ
せた態様が示されている。
而して、Cの所へ搬送された糸巻体1の後端近
傍地点において両ヘツド36でプラスチツクフイ
ルムシート32をニツプし、プツシヤー装置33
aのヘツド36に装着されているリボンヒータ3
7によつて切断溶着することができるが、この
際、一対のノズル39a,39bから噴射されて
いる圧空によつてプラスチツクフイルムシート3
2の上端部イが立つた状態に保たれているので、
きれいな外観のフイルム溶着部を得ることができ
る。
なお、このようにして包装された糸巻体1は、
引き続いて図示しない装置により、第7図におい
て示されているように、その中空部8内へプラス
チツクフイルムシート32の上下端部を折り込ん
で包装される。
また、フイルム張架装置3を介して張架されて
いるプラスチツクフイルムシート32は、両ヘツ
ド36が搬送装置2上から後退されると同時にフ
イルム支持機構24a,24bのダンサーローラ
28によつて第1図において鎖線で示す如くに張
架される。以下、同様に、次々と糸巻体1を包装
することができる。
以上、一実施例について述べたが、本考案にお
いては、糸巻体はチーズ以外の、例えばパーン若
しくはこれに類似した形態のものであつてもよ
く、また、搬送装置についても、トレーを水平方
向へ間歇送りし得るものであれば他の態様の搬送
装置であつてもよい。
[考案の効果] 上述の如く、本考案によると、搬送される糸巻
体で搬送方向前方へ引き出されたプラスチツクフ
イルムシートの上端部の倒れを防止し得て外観の
きれいなフイルム溶着部を得ることができると共
に、シール不良、フイルム蛇行及び糸巻体の上端
面の包装が困難になるといつた問題が発生するの
を防止し得る包装装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスチツクフイルム包装装置の平面
図、第2図は第1図の右側面図、第3図は第2図
の左側面図、第4図はプツシヤー装置33aの側
面図、第5図は糸巻体1でプラスチツクフイルム
32を搬送方向下流へ引き出す態様を示す平面
図、第6図は第5図の縦断面図、第7図は糸巻体
1の包装態様を示す縦断面図である。 1……糸巻体、2……搬送装置、3……フイル
ム張架装置、4……フイルム切断溶着装置、5…
…トレー、6……デイスク、7……ペグ、8……
中空部、32……プラスチツクフイルムシート、
39a,39b……ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスク上に立設されたペグの上端小径部を糸
    巻体の中空部内へ挿入して前記糸巻体を支持する
    トレーと、前記トレーを水平方向へ間歇送りする
    搬送装置と、前記搬送装置上を横断するようにプ
    ラスチツクフイルムシートを幅方向に立てて張架
    せしめるフイルム張架装置と、搬送される前記糸
    巻体で引つ張られて搬送方向下流へ引き出された
    前記プラスチツクフイルムシートを糸巻体の後端
    近傍地点において切断溶着せしめるフイルム切断
    溶着装置とを備えた糸巻体のプラスチツクフイル
    ム包装装置において、前記糸巻体が前記プラスチ
    ツクフイルムシートに接触する地点よりも搬送方
    向上流地点に、前記プラスチツクフイルムシート
    の上端部へ向つて圧空を噴射する一対のノズルを
    配設したことを特徴とする糸巻体のプラスチツク
    フイルム包装装置。
JP9366987U 1987-06-17 1987-06-17 Expired JPH0335684Y2 (ja)

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JPS63202604U JPS63202604U (ja) 1988-12-27
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