JPS6086967A - 一つのテレビジヨン走査基準から別の走査基準へ変換する回路 - Google Patents
一つのテレビジヨン走査基準から別の走査基準へ変換する回路Info
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- JPS6086967A JPS6086967A JP59191920A JP19192084A JPS6086967A JP S6086967 A JPS6086967 A JP S6086967A JP 59191920 A JP59191920 A JP 59191920A JP 19192084 A JP19192084 A JP 19192084A JP S6086967 A JPS6086967 A JP S6086967A
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- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/22—Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
- H04N3/23—Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction
- H04N3/233—Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements
- H04N3/2335—Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements with calculating means
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、少なくとも二つの伝送方式に従って動作でき
るテレビジョン(TV )受信器を一つの方式の信号を
受けるのに応じて適当な方式に従って動作するように変
換する回路に関し、特に、そして専らではないが、スク
リーンの平面から少しの距離だけしか変位していない平
面内で矩形CRTスクリーンの平面に平行に伸びる電子
銃アセンブリを有するいわゆる扁平スクリーン形ブラウ
ン管(CRT)に関し、前記電子銃はCRTスクIJ
−ンを平面図として見る状態でスクリーンと一緒に見る
ときCRTスクリーンから横方向に変位しており、必要
な表示はどれも、普通のラスタ走査パターンでスクリー
ンの上を走査する電子ビームによって矩形CRTスクリ
ーン上に与えられる。 一般的にいえば、本発明は、何もしないと生ずるラスタ
走査パターンに対するすべての形の歪み全補正する手段
を設ける必要のあるすべての形のTV受信器に関する。 しかし、本明細書では、扁平スクリーン形TV受信器の
みについて説明する。 扁平スクリーン形構成をもっていないTV受信器の場合
には、直線部分のこぎり波形の形になった偏向信号を偏
向部に加えることによって必要なラスタ走査パターンを
作るのが普通であり、所望ののこぎり波形は、おそらく
、アナログ手段だけによって発生されるであろう。 上に述べた扁平スクリーン形TV受信器の特定の構成に
固有なのは、そのような直線t′lIS分のこぎり波形
を偏向板に加えると、截頭フルー1・形をもつ歪んだラ
スタ走査パターンが扁平スクリーン形CRTに関しては
与えられることである。例えばスクリーンの縦対称軸の
延長線に平行に伸びる電子銃アセンブリについては、フ
ルート形うスクパターンの縦対称軸は、CRTスクリー
ンの縦対称軸と一致する。 扁平スクリーン形TV受信器に対するラスタ走査パター
ンのこのような截頭フルー1・形ひずみを補正するのに
単にアナログ手段で発生した適当な非直線部分のこぎり
波形を偏向板に加えて、与えられたラスタ走査パターン
が少なくとも事実上ひずみがすく、矩形CRTスクリー
ンと同じ寸法と形をもって、矩形CRTスクリーンと一
致するようにする方法を用いることが周知である。 特に、専らではないが本発明は、何もしなければ発生す
るラスタ走査パターンのひずみがDA変換器(DAC)
を駆動するディジタル手段を用いることによって補償さ
れるTV受信器に関し、DA変換器は、CRTのX及び
X偏向板にラスタ・パターンのひずみを補償するに必要
な方法で加えられる偏向信号の波形を整形するための関
数を発生するように構成されており、一つのDA変換器
のアナログ出力は、各ラスタ・ライン走査を生じさせる
ために、おそらく積分手段を介してX偏向板に加えられ
、一部分もう一つのDA変換器のアナログ出力は、X偏
向板に加えられ、前記ディジタル手段は、おそらく差動
形式のディジタル出力信号をDA変換器に与えるように
構成され、その出力に応じてDA変換器はそれぞれこれ
もおそらく差動形式の一つのアナログ出力を与える。 本発明の目的は、上記のようfiTV受信器、そして特
に、専らではないが、扁平スクリーン形TV受信器のた
めの回路であって、TV受信器が、例えば、二つの伝送
方式の放送フィールド同期パルスに応じて、それらの方
式が、例えば、525本または625本の表示フレーム
線伝送方式のいずれに関係しているかを受信して決定で
きる手段を備え、TV受信器が適当な伝送方式に必要な
ラスタ走査パターンを自動的に与えるように構成されて
いることを特徴とする回路を提供することである。 本発明によれば、少なくとも二つの伝送方式に従って動
作できるTV受信器を一方の方式の信号を受けるのに応
じて適当な方式に従って動作するように変換する回路が
提供され、前6e l1JJ路は、各々がラスタ走査線
の一端を表わし一定のパルス繰返し速度で与えられる複
数のパルスによって駆動される計数器またはそれの等価
品を有し、前記計数器は、M(例えば、512)構成段
k ;[Jすると考えられ、こ\でMは、TV受信器に
よって表示されるもので二つの伝送方式に関連した二つ
の可能な形のフレーム(例えば、525または625本
の走査線のフレーム)の各々を構成する二つの飛越しラ
スタ・フィールド・パターンの各々にあるラスタ・フィ
ールド走査線の構成数、F及びF′(F < F’ )
のいずれよりも大きいが好ましくは2倍より小さく、ま
た、フィールド同期パルスが各伝送された情報フィール
ドの終りに与えられると考えることができ、本質的にこ
の構成は、TV受信器によって与えられるべき二つの可
能な形のラスタ・フレーム・パターンのいずれかの各ラ
スタ・フィールド・パタ゛−ンの中心ラスタ線が前記計
数器の中央、すなわちM/2番目、の段からのディジタ
ル信号に対応し、かつ、前記計数器の最大の可能な動作
サイクル周期内の相対タイミングが個別に、かつ瞬間的
に一つのディジタル信号を与えると考えられる構成計数
器段の各々によって表されると考えるのが便利であると
いうようなものであり、また前記回路は、前記計数器の
各動作サイクルの前に二つの可能な割数R及びR′(例
えば、125及び100)の一つを選択的に前記計数器
にあらかじめロードできる論理回路手段k (iifi
え。 R及びR′は(M−2R)がFに等しく、(M−2R’
)がF′に等しいようなものであり、前記論理回路手段
は、フィールド周期パルスが一つの計数器動作サイクル
周期の第1の時間間隔内で何時生ずるかを検出するよう
に構成された第1の構成部分(広巾窓論扉回路という)
を備え、前記第1の時間間隔が前記計数器の最大の可能
な動作サイクル周期の小部分を構成するとともに(M−
R)番目の計数器段に対応する動作サイクル周期1ろの
相対タイミングの前のG番目の組数器段(例えば。 515番目の計数器段)に対応する相対タイミングでス
タートして、(M −■(′)番目の計数器段に対応す
る相対タイミングの後のH番目の計数器段(例えば、4
20番目の計数器段)に対応する相対タイミングで終シ
、また前記論理回路手段はまた、フィールド同期パルス
かに番目のti数器段(例えば、1100番目の計数器
段)に対応する相対タイミングに関して何時生ずるかを
検出するように構成された第2の構成部分(525/6
25決定論理回路という)′ff:備え、前記に番目の
計数器段に対応する相対タイミングが、Kを通常M−(
R+R’〕/2に等しくして、(M−R)番目と(M−
R’)番目の計数器段に対応する相対タイミングの間に
あり、動作時には、各計数器動作サイクルはH番の計数
器段で終り、そのときには前記論理手段の第1の構成部
分が一つの計数器動作サイクル周期の第1の時間間隔内
に一つのフィールド同期パルスを検出し、それに応じて
、Rという計数を前記計数器にそれの次の動作サイクル
の前にあらかじめロードし、前記論理回路手段の第1の
構成部分はまた。後続の(例えば、次の)フィールド同
期パルスを前記論理回路手段の第1の構成部分によって
関連の計数器動作サイクル周期の第1の肪間間隔内にあ
ると検出されるとき、及び前記論理回路手段の第2の構
成部分が、次のフィールド同期パルスかに番目の計数器
段に対応する相対タイミングのあとであると決定すると
き、前記論理回路手段の第2の構成部分を使用可能にし
、前記論理回路手段は、前記計数器の後続の動作サイク
ルの前及び前記論理回路手段の第2の構成部分が次のフ
ィールド同期パルスかに番目の計数器段に対応する相対
タイミングの前であると決定するときR′という計数を
前記劇数器の各後続動作サイクルの前に前記計数器にあ
らかじめロードし続けるように構成され、前記論理回路
手段は、前記計数器の各後続動作サイクルの1111に
Rという計数を前記計数器にあらかじめロードするよう
に構成され、それによってTV受信器の必要な変換を完
了し5各計数器動作サイクルが(M−R)番目または(
M−R’)番目の段、すなわち適当なところで終ること
を特命とする。 本発明は、TV受信器、本明細書では便宜上ブラウン管
(CRT)表示装置と称する、に関するものであり、表
示は通常のラスク走査パターンでスクリーンの上を走査
する電子ビームによって矩形CRTスクリーン上に与え
られる。例えば、与えられたCRTは扁平スクリーン形
の構成のものであってもよく、その場合に与えられたラ
スク走査パターンが少なくとも事実上ひずみがなく矩形
CRTスクリーンと同じ寸法と形をもって、矩形CRT
スクリーンのものと一致することが必要である。通常は
、CRTは静電偏向板を備えている。 このよう[CRTは、英国特許明細書第159257湯
に記載されている。 矩形CRTスクリーンを平面図で見るとき、スクリーン
のX軸がスクリーンの縦の対称軸と一致して伸び、Y軸
がスクリーンの短い方の対称軸に沿って伸びていると考
えるのが便利である。従って、偏向信号の形で適当な電
位差が扁平スクリーン形CRTの2枚のX偏向板の間に
加えられると、電子ビームは、スクリーンのX軸に平行
なうスタ線に沿って走査させられ、また適当な電位差、
すなわち偏向信号、が2枚のY偏向板の間に加えられる
と、ラスク走査フレームに連続するラスク走査線を生じ
、このラスク走査線はスクリーンのY軸に沿ってそれに
直角に周知の方法で互いに間隔をとっている。 扁平スクリーン形CRTの側面図が第1図に示され、C
RT容器の側面は、本発明が関係する扁平スクリーン形
CRT表示装置のCRTスクリーン10.総括的に12
で示された関連の電子銃アセンブリ及び偏向板111と
16金示すために除かれている0これらの構成要素は、
容器1Bの中に示されている。また第1図には代表的な
電子ビーム経路が示されており、電子銃アセンブリ12
から出て、2枚のX偏向板の間を通ってラスク走査線に
沿った均一に間隔をとった点でスクリーン10に突当る
ようになっている。2枚のX偏向板14の間の電位差は
、スクリーンのx nilに平行な電子ビームの変位を
制御する。電子銃アセンブリ12は、スクリーン平面か
ら少しの距離だけずれているにすぎない平面内にスクリ
ーン平面に平行に伸びている。Y偏向板は、16に示さ
れており、それらの偏向板の間の電位差は、スクリーン
のY軸に平行な電子ビームの変位全制御する。 第2図は第1図に対応するが、CRTの平面図であり、
CR’r容器1gの前面は、CRTスクリーン10を平
面図で示すために除かれている。第2図で見ることがで
きるように、電子銃アセンブリ12は、そのように見る
とき、CRTスクリーン10のX軸(図の左手に示され
ている)または縦(長手方向をいう)対称軸の延長と一
致して伸び、電子銃アセンブリは、スクリーンから横方
向に変位している。 例えば、第1図及び第2図に示すような扁平スクリーン
構造をもたないCRT表示装置の場合には、直線部分の
こぎり波形から成る偏向信号を偏向板に加えることによ
って必要なラスク走査パターンを与えるのが普通であり
、所望ののこぎり波形は、おそらく、単にアナログ手段
によって達成される。第1図及び第2図に示した扁平ス
クリーン形CRT表示装置の構成に関しては、必ずある
ことだが、このような直線部分のこぎり波形が偏向板1
ヰ及び16に加えられる場合、CRTスクリーンに関し
て截頭フルート形をしているひずんだラスク走査パター
ンができ、フルート形うスクパターンの縦の対称軸は、
所望のようにスフIJ +ンのX軸または縦の対称軸と
一致する。そのような截頭フルート形うスク走査パター
ンが第2図に図示の扁平スクリーン形CR’L”のスク
リーン10に重ねて示されている。 扁平スクリーン形CRT表示装置については、少なくと
も事実上ひずみがなく、矩形CIITスクリーンと同じ
寸法と形をもっていて矩形CR’I’スクリーンと一致
する必要なラスク走査パターンで電子ビームに走査させ
るために偏向板14及び16に加えるべき必要な偏向信
号は、本発明によれば計数器を含み、かつDA変換器を
駆動するように構成されたディジタル手段によって発生
されるO特に、以下に説明するように前記ディジタル手
段及び偏向板111と16に加えるべき必要な偏向信号
を発生するDA変換器がディジタル差動信号を処理する
ように構成されているのが便利である。 そのような各ディジタル差動信号は、2本のIJ +ド
に二つの構成部分をもち、各構成部分は個別に電圧信号
からなっている。従って、二つの可能な論理レベルの一
方にある一つの向きの前記一方の電圧信号と二つの可能
な論理レベルの他方にある前記他方の電圧信号とが二つ
の論理レベル間の中間の関連の論理しきい値であると考
えられるものに対して存在する。前記他方の電圧信号は
、前記一方の電圧信号に相補的であると考えられるが、
関連の1対の信号は、同じ電位になく、反対の向きのも
のであってもよい。前記他方の電圧信号は、ゼロ電位に
対して前記一方の電圧信号と同じ向きのものであるが、
それより低い電位のものであってもよく、またこの逆で
もよい。対応する差動信号は、関連の1対の電圧信号の
電位間の差から成っている。ディジタル差動信号と関連
する論理しきい値がゼロ電位でなければ、差動信号と関
連するコモンモード電圧であると考えられる。各ディジ
タル差動信号については、論理「0]は、差動信号が一
つの構成電圧信号が負であり、他方の構成電圧信号が正
であるか、または前記一つの電圧信号が前記他方の構成
屯■・信号よりより負であることによって与えられ、そ
して論理「1」は、前記一つの電圧信号が正であるかま
たけ前記他方の電圧信号より大きな正であるかによって
与えられ、またはその逆でもよい。 便宜上、本明細書の以下においては、本発明が関係する
CRT表示装置の構成部分のディジタル差動入力及び出
力は、そのような各ディジタル差動入力または出力が表
示装置内で必要な方法で処理されるべき一連の離散差動
信号を与えるものと考えられているとして説明される。 このにうな各差動入力に対して、論理レベルにおける
るテレビジョン(TV )受信器を一つの方式の信号を
受けるのに応じて適当な方式に従って動作するように変
換する回路に関し、特に、そして専らではないが、スク
リーンの平面から少しの距離だけしか変位していない平
面内で矩形CRTスクリーンの平面に平行に伸びる電子
銃アセンブリを有するいわゆる扁平スクリーン形ブラウ
ン管(CRT)に関し、前記電子銃はCRTスクIJ
−ンを平面図として見る状態でスクリーンと一緒に見る
ときCRTスクリーンから横方向に変位しており、必要
な表示はどれも、普通のラスタ走査パターンでスクリー
ンの上を走査する電子ビームによって矩形CRTスクリ
ーン上に与えられる。 一般的にいえば、本発明は、何もしないと生ずるラスタ
走査パターンに対するすべての形の歪み全補正する手段
を設ける必要のあるすべての形のTV受信器に関する。 しかし、本明細書では、扁平スクリーン形TV受信器の
みについて説明する。 扁平スクリーン形構成をもっていないTV受信器の場合
には、直線部分のこぎり波形の形になった偏向信号を偏
向部に加えることによって必要なラスタ走査パターンを
作るのが普通であり、所望ののこぎり波形は、おそらく
、アナログ手段だけによって発生されるであろう。 上に述べた扁平スクリーン形TV受信器の特定の構成に
固有なのは、そのような直線t′lIS分のこぎり波形
を偏向板に加えると、截頭フルー1・形をもつ歪んだラ
スタ走査パターンが扁平スクリーン形CRTに関しては
与えられることである。例えばスクリーンの縦対称軸の
延長線に平行に伸びる電子銃アセンブリについては、フ
ルート形うスクパターンの縦対称軸は、CRTスクリー
ンの縦対称軸と一致する。 扁平スクリーン形TV受信器に対するラスタ走査パター
ンのこのような截頭フルー1・形ひずみを補正するのに
単にアナログ手段で発生した適当な非直線部分のこぎり
波形を偏向板に加えて、与えられたラスタ走査パターン
が少なくとも事実上ひずみがすく、矩形CRTスクリー
ンと同じ寸法と形をもって、矩形CRTスクリーンと一
致するようにする方法を用いることが周知である。 特に、専らではないが本発明は、何もしなければ発生す
るラスタ走査パターンのひずみがDA変換器(DAC)
を駆動するディジタル手段を用いることによって補償さ
れるTV受信器に関し、DA変換器は、CRTのX及び
X偏向板にラスタ・パターンのひずみを補償するに必要
な方法で加えられる偏向信号の波形を整形するための関
数を発生するように構成されており、一つのDA変換器
のアナログ出力は、各ラスタ・ライン走査を生じさせる
ために、おそらく積分手段を介してX偏向板に加えられ
、一部分もう一つのDA変換器のアナログ出力は、X偏
向板に加えられ、前記ディジタル手段は、おそらく差動
形式のディジタル出力信号をDA変換器に与えるように
構成され、その出力に応じてDA変換器はそれぞれこれ
もおそらく差動形式の一つのアナログ出力を与える。 本発明の目的は、上記のようfiTV受信器、そして特
に、専らではないが、扁平スクリーン形TV受信器のた
めの回路であって、TV受信器が、例えば、二つの伝送
方式の放送フィールド同期パルスに応じて、それらの方
式が、例えば、525本または625本の表示フレーム
線伝送方式のいずれに関係しているかを受信して決定で
きる手段を備え、TV受信器が適当な伝送方式に必要な
ラスタ走査パターンを自動的に与えるように構成されて
いることを特徴とする回路を提供することである。 本発明によれば、少なくとも二つの伝送方式に従って動
作できるTV受信器を一方の方式の信号を受けるのに応
じて適当な方式に従って動作するように変換する回路が
提供され、前6e l1JJ路は、各々がラスタ走査線
の一端を表わし一定のパルス繰返し速度で与えられる複
数のパルスによって駆動される計数器またはそれの等価
品を有し、前記計数器は、M(例えば、512)構成段
k ;[Jすると考えられ、こ\でMは、TV受信器に
よって表示されるもので二つの伝送方式に関連した二つ
の可能な形のフレーム(例えば、525または625本
の走査線のフレーム)の各々を構成する二つの飛越しラ
スタ・フィールド・パターンの各々にあるラスタ・フィ
ールド走査線の構成数、F及びF′(F < F’ )
のいずれよりも大きいが好ましくは2倍より小さく、ま
た、フィールド同期パルスが各伝送された情報フィール
ドの終りに与えられると考えることができ、本質的にこ
の構成は、TV受信器によって与えられるべき二つの可
能な形のラスタ・フレーム・パターンのいずれかの各ラ
スタ・フィールド・パタ゛−ンの中心ラスタ線が前記計
数器の中央、すなわちM/2番目、の段からのディジタ
ル信号に対応し、かつ、前記計数器の最大の可能な動作
サイクル周期内の相対タイミングが個別に、かつ瞬間的
に一つのディジタル信号を与えると考えられる構成計数
器段の各々によって表されると考えるのが便利であると
いうようなものであり、また前記回路は、前記計数器の
各動作サイクルの前に二つの可能な割数R及びR′(例
えば、125及び100)の一つを選択的に前記計数器
にあらかじめロードできる論理回路手段k (iifi
え。 R及びR′は(M−2R)がFに等しく、(M−2R’
)がF′に等しいようなものであり、前記論理回路手段
は、フィールド周期パルスが一つの計数器動作サイクル
周期の第1の時間間隔内で何時生ずるかを検出するよう
に構成された第1の構成部分(広巾窓論扉回路という)
を備え、前記第1の時間間隔が前記計数器の最大の可能
な動作サイクル周期の小部分を構成するとともに(M−
R)番目の計数器段に対応する動作サイクル周期1ろの
相対タイミングの前のG番目の組数器段(例えば。 515番目の計数器段)に対応する相対タイミングでス
タートして、(M −■(′)番目の計数器段に対応す
る相対タイミングの後のH番目の計数器段(例えば、4
20番目の計数器段)に対応する相対タイミングで終シ
、また前記論理回路手段はまた、フィールド同期パルス
かに番目のti数器段(例えば、1100番目の計数器
段)に対応する相対タイミングに関して何時生ずるかを
検出するように構成された第2の構成部分(525/6
25決定論理回路という)′ff:備え、前記に番目の
計数器段に対応する相対タイミングが、Kを通常M−(
R+R’〕/2に等しくして、(M−R)番目と(M−
R’)番目の計数器段に対応する相対タイミングの間に
あり、動作時には、各計数器動作サイクルはH番の計数
器段で終り、そのときには前記論理手段の第1の構成部
分が一つの計数器動作サイクル周期の第1の時間間隔内
に一つのフィールド同期パルスを検出し、それに応じて
、Rという計数を前記計数器にそれの次の動作サイクル
の前にあらかじめロードし、前記論理回路手段の第1の
構成部分はまた。後続の(例えば、次の)フィールド同
期パルスを前記論理回路手段の第1の構成部分によって
関連の計数器動作サイクル周期の第1の肪間間隔内にあ
ると検出されるとき、及び前記論理回路手段の第2の構
成部分が、次のフィールド同期パルスかに番目の計数器
段に対応する相対タイミングのあとであると決定すると
き、前記論理回路手段の第2の構成部分を使用可能にし
、前記論理回路手段は、前記計数器の後続の動作サイク
ルの前及び前記論理回路手段の第2の構成部分が次のフ
ィールド同期パルスかに番目の計数器段に対応する相対
タイミングの前であると決定するときR′という計数を
前記劇数器の各後続動作サイクルの前に前記計数器にあ
らかじめロードし続けるように構成され、前記論理回路
手段は、前記計数器の各後続動作サイクルの1111に
Rという計数を前記計数器にあらかじめロードするよう
に構成され、それによってTV受信器の必要な変換を完
了し5各計数器動作サイクルが(M−R)番目または(
M−R’)番目の段、すなわち適当なところで終ること
を特命とする。 本発明は、TV受信器、本明細書では便宜上ブラウン管
(CRT)表示装置と称する、に関するものであり、表
示は通常のラスク走査パターンでスクリーンの上を走査
する電子ビームによって矩形CRTスクリーン上に与え
られる。例えば、与えられたCRTは扁平スクリーン形
の構成のものであってもよく、その場合に与えられたラ
スク走査パターンが少なくとも事実上ひずみがなく矩形
CRTスクリーンと同じ寸法と形をもって、矩形CRT
スクリーンのものと一致することが必要である。通常は
、CRTは静電偏向板を備えている。 このよう[CRTは、英国特許明細書第159257湯
に記載されている。 矩形CRTスクリーンを平面図で見るとき、スクリーン
のX軸がスクリーンの縦の対称軸と一致して伸び、Y軸
がスクリーンの短い方の対称軸に沿って伸びていると考
えるのが便利である。従って、偏向信号の形で適当な電
位差が扁平スクリーン形CRTの2枚のX偏向板の間に
加えられると、電子ビームは、スクリーンのX軸に平行
なうスタ線に沿って走査させられ、また適当な電位差、
すなわち偏向信号、が2枚のY偏向板の間に加えられる
と、ラスク走査フレームに連続するラスク走査線を生じ
、このラスク走査線はスクリーンのY軸に沿ってそれに
直角に周知の方法で互いに間隔をとっている。 扁平スクリーン形CRTの側面図が第1図に示され、C
RT容器の側面は、本発明が関係する扁平スクリーン形
CRT表示装置のCRTスクリーン10.総括的に12
で示された関連の電子銃アセンブリ及び偏向板111と
16金示すために除かれている0これらの構成要素は、
容器1Bの中に示されている。また第1図には代表的な
電子ビーム経路が示されており、電子銃アセンブリ12
から出て、2枚のX偏向板の間を通ってラスク走査線に
沿った均一に間隔をとった点でスクリーン10に突当る
ようになっている。2枚のX偏向板14の間の電位差は
、スクリーンのx nilに平行な電子ビームの変位を
制御する。電子銃アセンブリ12は、スクリーン平面か
ら少しの距離だけずれているにすぎない平面内にスクリ
ーン平面に平行に伸びている。Y偏向板は、16に示さ
れており、それらの偏向板の間の電位差は、スクリーン
のY軸に平行な電子ビームの変位全制御する。 第2図は第1図に対応するが、CRTの平面図であり、
CR’r容器1gの前面は、CRTスクリーン10を平
面図で示すために除かれている。第2図で見ることがで
きるように、電子銃アセンブリ12は、そのように見る
とき、CRTスクリーン10のX軸(図の左手に示され
ている)または縦(長手方向をいう)対称軸の延長と一
致して伸び、電子銃アセンブリは、スクリーンから横方
向に変位している。 例えば、第1図及び第2図に示すような扁平スクリーン
構造をもたないCRT表示装置の場合には、直線部分の
こぎり波形から成る偏向信号を偏向板に加えることによ
って必要なラスク走査パターンを与えるのが普通であり
、所望ののこぎり波形は、おそらく、単にアナログ手段
によって達成される。第1図及び第2図に示した扁平ス
クリーン形CRT表示装置の構成に関しては、必ずある
ことだが、このような直線部分のこぎり波形が偏向板1
ヰ及び16に加えられる場合、CRTスクリーンに関し
て截頭フルート形をしているひずんだラスク走査パター
ンができ、フルート形うスクパターンの縦の対称軸は、
所望のようにスフIJ +ンのX軸または縦の対称軸と
一致する。そのような截頭フルート形うスク走査パター
ンが第2図に図示の扁平スクリーン形CR’L”のスク
リーン10に重ねて示されている。 扁平スクリーン形CRT表示装置については、少なくと
も事実上ひずみがなく、矩形CIITスクリーンと同じ
寸法と形をもっていて矩形CR’I’スクリーンと一致
する必要なラスク走査パターンで電子ビームに走査させ
るために偏向板14及び16に加えるべき必要な偏向信
号は、本発明によれば計数器を含み、かつDA変換器を
駆動するように構成されたディジタル手段によって発生
されるO特に、以下に説明するように前記ディジタル手
段及び偏向板111と16に加えるべき必要な偏向信号
を発生するDA変換器がディジタル差動信号を処理する
ように構成されているのが便利である。 そのような各ディジタル差動信号は、2本のIJ +ド
に二つの構成部分をもち、各構成部分は個別に電圧信号
からなっている。従って、二つの可能な論理レベルの一
方にある一つの向きの前記一方の電圧信号と二つの可能
な論理レベルの他方にある前記他方の電圧信号とが二つ
の論理レベル間の中間の関連の論理しきい値であると考
えられるものに対して存在する。前記他方の電圧信号は
、前記一方の電圧信号に相補的であると考えられるが、
関連の1対の信号は、同じ電位になく、反対の向きのも
のであってもよい。前記他方の電圧信号は、ゼロ電位に
対して前記一方の電圧信号と同じ向きのものであるが、
それより低い電位のものであってもよく、またこの逆で
もよい。対応する差動信号は、関連の1対の電圧信号の
電位間の差から成っている。ディジタル差動信号と関連
する論理しきい値がゼロ電位でなければ、差動信号と関
連するコモンモード電圧であると考えられる。各ディジ
タル差動信号については、論理「0]は、差動信号が一
つの構成電圧信号が負であり、他方の構成電圧信号が正
であるか、または前記一つの電圧信号が前記他方の構成
屯■・信号よりより負であることによって与えられ、そ
して論理「1」は、前記一つの電圧信号が正であるかま
たけ前記他方の電圧信号より大きな正であるかによって
与えられ、またはその逆でもよい。 便宜上、本明細書の以下においては、本発明が関係する
CRT表示装置の構成部分のディジタル差動入力及び出
力は、そのような各ディジタル差動入力または出力が表
示装置内で必要な方法で処理されるべき一連の離散差動
信号を与えるものと考えられているとして説明される。 このにうな各差動入力に対して、論理レベルにおける
【
1」能な変化と関連したパルス繰返し速度が存在し、一
連の差動入力信号から成る構成差動入力信号は、クロッ
クパルス発生器、すなわち発振器、からそれと関連した
パルス繰返し速度で生ずる各連続したパルスに対応して
与えられるものと考えられ、この発振器は、装置の関連
の部分の動作を制御するために表示装置に含まれている
。表示装置の一つの構成部分からの各差動出力に対して
、一連の差動出力信号が与えられると考えられ、そのよ
うな各差動出力信号がその部分への同時差動入力信号に
応じて与えられ、そこで処理される。ディジタル差動出
力と関連した論理レベルがあって、その差動出力論理レ
ベルは、差動入力論理レベルと同じでなくてもよい。 同様に、DA変換器を駆動するために差動ディジタル信
号を与えることが公知でおり1例えば、前述のディジタ
ル手段によって駆動されるDA変換器からの階段形アナ
ログ出力が、それと関連の論理レベル先例ももたないが
、上記のような差動形のものであることが公知である。 そのような階段形差動アナログ出力内にあり関連のDA
変換器への同時離散差動ディジタル人力信号に対応する
各構成アナログ信号または離散的と考えられるステップ
の中心電位は、差動アナログ出力信号のコモンモード電
位であると考えられる。一つの差動アナログ信号と関連
する大きさは、差動アナログ出力信号の構成部分間の電
位差によって表わされる0 本発明に従って必要なラスタ走査パターンを発生させる
ようにDA変換器を駆動するこのようなディジタル手段
の一般的構成が第5図に示されている。 周知の構成の発振器50が一定のパルス繰返し速度Oで
パルスil/N計数器51に与え、計数器う1は速度0
7 Nでパルス’ij/N計数器32へ与える。各計数
器51または52は、発振器50から加えられる差動パ
ルスまたは信号を処理するように構成されたりグルスル
ー・シフトレジスタから成っている。都合のよいことに
、必要なラスタ走査パターンにおいて、各ラスタ走査線
がN画素点をもち、そのパターン内にMラスタ走査線が
あると考えることができる。従って、所望の表示リフレ
ッシュ速度が毎秒1回であれば、必要な発振器パルス繰
返し速度0はN−Nヘルツである。 所望の表示リフレッシュ速度が毎秒り倍であれば、発振
器のパルス繰返し速度OはD−M−Nヘルツであり、計
数器52はD−Nヘルツの速度のパルスを受ける。 各計数器51及び52について、その動作のスタートか
ら考えるとき、そして各発振器パルスの受信に応じて、
対応する多ビット・ディジタル信号がその計数器から並
列の形で与えられ、異なるディジタル信号が計数器によ
って異なるパルスを受取るのに応じて与えられる。計数
器31が発振器う0からNパルスを受取ったとき、また
は計数器32が計数器51からMパルスを受取ったとき
、計数器は、リセットして、計数器51の場合に計数器
52へパルスを与える。従って、各計数器31または5
2に関連した動作ザイクルが存在し、計数器う1に対す
る各繰返し動作サイクルの周期は、少なくとも必要なラ
スタ・ライン走査周期(1)に等しく、計数器う2に対
する各繰返し動作サイクルの周期は、少なくとも必要な
ラスタフレーム走査周期(T)に等しい。さらに、計数
器う1によって受取られる相次ぐ発振器パルスは、ラス
タ走査線の中の相次ぐ画素に対応するので、計数器の各
繰返し動作サイクルの中で計数器からの相次ぐN個のデ
ィジタル信号は、N個の発振器パルスが相次いで計数器
に加えられるので、ラスタ走査線上の相次ぐ画素を表し
、特に、ラスタ走査線の中の相次ぐ画素位置を表すこと
ができる。同様にして、ひずみのないラスタ走査パター
ンについては、計数器52によって受取られる相次ぐパ
ルスがラスタフレームの中の相次ぐラスタ線に対応する
ので、計数器の各繰返し動作サイクルにおいて、それか
らの相次ぐM個の差動ディジタル信号は、M個のパルス
が計数器に相次いで加えられるので、一つのラスタ・フ
レームの中の相次ぐラスタ走査線を表し、特に、そのラ
スタ・フレームの中の相次ぐラスタ線位置を表すことが
できる。 計数器51からの各一連の差動ディジタル信号は、その
計数器の動作サイクルにおいて、適当に階段状になった
差動アナログ電流出力をディジタル信号に応じて与える
ように構成されたDA変換器う4に加えられ、ラスタ・
ライン走査周期(t)内にX偏向板111に加えられる
対応する偏向信号を生じさせ、ひずみのないラスタ走査
パターンのまっすぐなラスタ・ライン走査を生じさせる
。上述のように、相次ぐ差動ディジタルDAi換器入力
信号は、ラスタ走査線に沿った相次ぐ画素位置を表し、
その画素位置は、ラスタ線に沿って、従ってCRTスク
リーンのX軸または縦の対称軸に平行に均一に間隔をあ
けている必要がある。同様に、計数器32からの各一連
の差動ディジタル信号は、その計数器の動作サイクルに
おいて、適当に階段状になった差動アナログ電流出力を
ディジタル信号に応じて与えるように構成されたDA変
換器う6に加えられ、ひずみのないラスタ走査パターン
に対して、ラスタ・フレーム走査周期(T)内にY偏向
板16に加えられるべき対応する偏向信号を生じさせる
。上述のように、次々の差動ディジタルDへ変換器入力
信号は、ラスタ・フレーム内の次々のまっすぐなラスタ
走査線位置を表し、そのラスタ線位置は、CRTスクリ
ーン10のY軸または短い方の対称軸に沿って均一に間
隔をとっている必要がある。 計数器う1を必要なラスク走査パターンのY軸に関連す
るライン計数器と呼び、組数器52を必要なラスク走査
パターンのY軸に関連したフィールド計数器と呼ぶのが
便利である。 各ラスク走査線における画素位置が611と128の間
にあるべきならば、ライン計数器う1に関連する2進数
Nは128である必要があり、設けられるライン計数器
う1は、7ビツト計数器である。 同様にして、各ラスク走査フレームにおけるラスク走査
線が256と512の間VCあるべきならば、フィール
ド計数器う2に関連する2准数Mは、512である必要
があり、設けられるフィールド計数器52は、9ビツト
計数器である。 発振器30からの各パルスに応じて差動形式の対応する
並列7ビツト・ディジタル信号がライン計数器51から
ラインDA変換器と呼ぶDA変換器54及びフィールド
補正DA変換器と呼ぶDA変換器55へ与えられる。ラ
イン計数器51からの各差動ディジタル信号は、ライン
計数器に瞬間的に記憶されたパルスの数を表している。 同様にして、フィールド計数器52によって受けられた
各パルスに応じて差動形式の対応する並列9ビツト・デ
ィジタル信号がフィールドDA変換器と呼ぶDA変換器
36へ送られ、そのような差動ディジタル信号は、それ
ぞれフィールド計数器う2の中に瞬間的に記憶されたパ
ルスの数を表している。 ラインDA変換器34からの対応する差動形式の適当な
階段状アナログ電流出力は、2本のり−ド5了に送られ
るものとして示され、対応する適当な電圧偏向信号をx
偏向板11Iに加えさせるためのものであり、2本のり
−ドう7は、2枚のX偏向板11IK個別に接続される
。同様に、フィールドDA変換器5Gからの対応する差
動形式の適当な階段状アナログ電流出力は、2本のり一
ドう8に与えられるものとして示され、対応する適当な
電圧偏向信号′t−Y偏向板1Gに加えさせるためのも
のであり、2本のリード58は、個々に2枚のY偏向板
16に接続される。 便宜上、そして第2図の左側に示しであるように、CR
Tスクリーン10の左側の中心をこのスクリーンに関連
するY軸及びY軸両方の原点であると考え、2本の軸の
正及び負の部分は、通常の方向に伸びているとする。 電子ビームがY軸と一致し、関連のY軸の値がゼロにな
っているラスク走査パターンの中央ラスク線に衝突する
必要があるとき、Y偏向板16に加わる差動アナログ信
号のコモンモード電圧は、適当に高い正の値をもってい
る必要がある。2枚のY偏向板16の電位間の差はゼロ
である。2枚のY偏向板16の電位間の差は、y 11
!ll+に平行なCR’l’スクリーン上に電子ビーム
の衝突する点を対応して偏向させる。負に荷電されてい
る電子ビームは、差動アナログ信号に関連した電位差を
2枚のY偏向板16に加える必要があり、第2図に示し
たような上側のY偏向板は、下側のY偏向板の正の電位
より大きい正の電位にあって、電子ビームが関連のY軸
の値が正になっているCR’f’スクリーンlOの上側
部分においてラスク線に衝突するような構成になってい
る。従って、CR’L’スクリーンの上側部分は、Y軸
の正方向に増加する部分に対応するので、そのよう外電
位差を正であるといい、Y偏向板に加えられる対応する
差動アナログ信号を正であるという。巨1様にして、電
子ビームを関連のY軸の値が負になっているCRTスク
リーン10の下側部分においてラスク線に衝突させる必
要があるとき、上側偏向板は下側Y偏向板の正の電位よ
り小さい正の電位にあることが必要である。対応する電
位差を負であるといい、Y偏向板に加わる対応する差動
アナログ信号を負であるという。 しかし、電子ビームを関連のY軸の値をゼロにしたCR
TスクリーンのY軸に衝突させる必要があるとき、第1
図かられかるように、X偏向板illに加わる差動アナ
ログ信号の対応するコモンモード電圧は、適当な高い正
の値をもつ必要があるが、第1図に示したような下側の
X偏向板の電位は、上側X偏向板の電位より大きな正の
値である。便宜上、この電位差lx軸の値がゼロである
ことに対応してゼロであると考える。さらに、電子ビー
ムが関連のX軸の値が正である状態でCRTスクリーン
lOに衝突するためには、下側偏向板の電位が上側X偏
向板の電位に対して電子ビームがY軸に衝突するときよ
りさらに大きな正の値であることが必要であり、この場
合にその電位差を正であるといい、X偏向板に加わる対
応する差動アナログ信号を正であるという。同様にして
、下側X偏向板の電位が上側偏向板の電位Vこ対して電
子ビームがY軸に衝突するときより小さな正の値である
ことが必要ならば、この場合には、その電位差を負であ
るといい、X偏向板に加わる対応する差動アナログ信号
を負であるという。 最初にフィールド補正DA変換器55を無視し、最初に
ラインDA変換器514とフィールドDA変換器36の
両方が適当な線形関数に従って動作すると仮定すると、
ラインDA変換器からの差動形式の直線的に変化するア
ナログ出力が対応する偏向信号を扁平スクリーン形の構
成をもっていない普通のCRT表宗表置装置偏向板に加
えさせ、そしてフィールドDA変換器からの差動形式の
直線的に変化するアナログ出力を上記のような普通のC
RT表示装置のX偏向板にそれに関連したラスクパター
ンのひずみなしに加えさせる場合、それによって必要な
矩形ラスク走査パターン与えられるように構成すること
ができる。しかし、ラインDA変換器う4及びフィール
ドDA変換器う6からのそのような差動形式の直線的に
変化するアナログ出力が対応する偏向信号全上述の扁平
スクリーン形CRT表示装置のX偏向板ill及びX偏
向板16にそれぞれ加えさせるならば、第2図に示した
截頭フルート形うスク走査パターンがそれによって作ら
れる。 上述のようにして第5図の構成によって作られる截頭フ
ルート形うスク走査パターンを修正するためには、この
構成内にフィールド補正DA変換器35を設けて、その
フィールド補正DA変換器がライン計数器う1からの一
連の差動デジタル信号に応じて各ラスク走査線に対して
一様に、所望の非線形関数に従って動作するようにする
ことである。以下に非常に詳細に説明するように、ライ
ンDA変換器514もまた非線形関数に従って動作する
必要があるが、最初は、それを線形関数に従って動作す
るDA変換器であると考えることができる。フィールド
DA変換器う6はやはり以下に非常に詳しく説明するよ
うに適当な線形関数に従うとともにフィールド計数器5
2からの一連の差動デジタル信号に応じて動作すること
が必要である。フィールド補正DA変換器う5の非線形
出力とフィールドDA変換器56の動作の仕方との間の
必要な相互作用を第う図に示したそれらの間のリード′
5つによって一般的に示している。相互作用するフィー
ルド補正DA変換器う5とフィールドDA変換器56の
動作の組合わさり方は、CRTスクリーン10のX軸に
対して補正をしなければ生ずるひずんだフルート形うス
ク走査パターンを補正するのに適当な差動偏向信号をY
偏向板16に加えさせるに必要な非線形差動アナログ・
フィールドDA変換器出力の対応する変動を表す関数を
表している。 上述のように、ラインDA変換器う4及びフィールドD
A変換器う6からの差動形式の適当に階段状になったア
ナログ電流出力は、対応する適当な電圧偏向信号lxX
偏向板it及びX偏向板16にそれぞれ加えさせるよう
になっているので、本明細書においては引続き、ライン
DA変換器及びフィールドDA変換器が必要な電圧偏向
信号をそれぞれX偏向板及びX偏向板に直接供給すると
考えるのが便利である。必要な差動電圧偏向信号■工は
ラインDA変換器う4からの2本のり一ドラ7に加えら
れるものとして示されており、一方必要な差動電圧偏向
信号V はフィールドDA変換器う6からの2本のリー
ド5gに加えられるものとして示されている。 都合のよいことには、DA変換器う4.55及びう6の
各々は、いわゆるセグメント分割形DA変換器型の構成
をもっている。この型の構成は、フィールドDA変換器
56のような線形関数に従って動作するDA変換器の場
合に選択自由であるが、フィールド補正DA変換器35
などのように所望の非線形関数に従って動作する各DA
変換器は、セグメント分割形DA変換器型の構成をもっ
ておシ、それは以下に詳細に説明するこの型の構成が所
望の非線形関数に従って容易に動作するように適応させ
るのに適しているからである。 添付図面の第4図には、公知の形の7ビツト・セグメン
ト分割形DA変換器が示されており、それを最初は動作
が線形的であると考え、かつ最初は差動形式でない入力
信号を処理し、かつその処理に応じて差動形式でない対
応する階段状アナログ出力を発生するように構成されて
いると考える。 例えば、ライン計数器31からの変換器への各ディジタ
ル入力信号の四つの最上位ピッI−(MsB)の組が破
線llOの中に総括的に示されているスイッチング二マ
トリックスに与えられる。Il M S Bの各組は、
所定の2進数(ψの倍数(p)(il−含むディジタル
値を表し、(p)はゼロ及び(N’−1)の最大の可能
な値までを含む任意の整数飴をもっており、N′は16
に等しく、(q)は8である。それぞれが総括的に42
に示され、かつNPNトランジスタT1及び抵抗R11
備えたN′個のほぼ同一な電流源がスイッチング・マト
リックス110に接続されている。電流源L12は、そ
れぞれ各電流源に入るものとして示され、かつ所定の2
進数(q) k表すと考えられる出力(1)ヲもってい
る。 (N′)個の電流源l12は、スイッチング・−トリッ
クスllOに並列に接続されている。トランジスタT1
のベースは、共通レール45に接続され、コレクタは、
スイッチング・マトリックス40に接続され、そして各
エミッタは、個別に関連の抵抗R1の一端に接続されて
いる。各抵抗R1の他端は、共通レール1ILlに接続
されている。電流(1)は各トランジスタT1のコレク
タ回路に流入する。 1組のMSBがスイッチング・マトリックス110によ
って受けられると、対応する数(p)の電流源42は、
単にスイッチング・マトリックスを介して変換器出力に
接続され、変換器出力において(p)がゼロのとき、ゼ
ロで、変換器からの対応するアナログ出力信号の少なく
とも一部分を含む合計電流工′。 を出す。第1の、またはそのほかの、電流象l12がス
イッチング・マトリックス及び115に総括的に示され
た減衰器との両方を経て変換器出力に接続されている。 この減衰器115は公知の非セグメント分割形式のDA
変換器から成り、通常抵抗器から成るR−2R回路網を
備えている。ライン計数器31から変換器へのディジタ
ル入力信号の三つの最下位ピッ)(LSB)の組は、減
衰器115に与えられる。各組のL S Bに応じて、
それに接続された前記の電流源によって供給される電流
(1)の大きさは、減衰器の出力において減らされて。 1組のLSBによって表わされたディジタル値を表すア
ナログ信号を与える。減衰器1↓5の出力において与え
られるアナログ信号によって表わされた大きさは、ゼロ
及び所定の21(ψ未満ヲ含む任意の整数をもっことが
できる。変換器の出力において、減衰器45の出力は、
単にスイッチング・マトリックス11o’l介してそれ
に送られる任意の電流源出力の合計I′。と結合される
ので、変換器からのアナログ出力信号1゜は、変換8υ
への瞬++4jディジタル入力信号の全体によって表わ
される値を示す。 第4図に示したようにDA変換器が差動信号を処理する
ように構成されていない場合には、電流源112が変換
器出力または減衰器のいずれかに接続されないときに、
それからの電流が低インピーダンス負荷を含むサンプ(
図示なし)に供給される。 セグメント分割形変換器の動作及び特に減衰器l15へ
の各電流源の接続を考えるならば、スイッチング・マト
リックスllOへ与えられる各組のMSBi受取ること
に応じて、変換器へのディジタル入力信号によって表わ
される値が連続的にゼロから大きくなるにつれて、各電
流源が減衰器に接続される順序内に各電流源42に対す
る順位が存在する。減衰器45へ瞬間的に接続された電
流源の位置に対して順序内においてより低い順位にある
電流源は、同時に単にスイッチング・マトリックスを介
して変換器出力に接続される。各電流源が個々それぞれ
に順序内でゼロ及び増分的に1から(N’−1)までの
各整数である(p)It表わし、各電流源を変換器の出
力だけに接続することに対応すると考えるのが便利であ
る。 また便宜上、スイッチング・マトリックス40は、任意
の便利な形のN個のバイポーラまたは三方スイッチII
7を含むものとして老えられる。差動信号を処理するよ
うに構成さ才したDA変換器については、バイポーラ・
スイッチ117が必要である。電流源II2のトランジ
スタ゛1°1のコレクタは、個々にバイポーラ・スイッ
チ117の関連の所定のものに個別に接続されている。 前節で述べた順序内で、バイポーラ・スイッチは、それ
に接続された電流源112の順位に個々に対応する順位
をもっている。 バイポーラ・スイッチlI7は、rcxJP的に48で
表わされたスイッチング・マトリックス40の復号手段
からの信号によって作動されるものとして示されており
、前記復号手段lI8は、それぞれが個別に一つのバイ
ポーラ・スイッチに接続されているN′個の出力をもっ
ている。この復号手段の各出力を二つの可能な形の第1
のものの信号をその出力に生じさせて、関連の電流源を
減衰器に接続させるように関連のバイポーラ・スイッチ
を個別に二つの可能な方法のうちの最初のもので閉じる
ようにする1組のMSBに対応すると考えることができ
る。従って、前記一連の電流源及び前記一連のバイポー
ラ・スイッチに対応する一連のMSHの組が存在する。 この順序内のMSBの組の順位は、個々それぞれに対応
する順序内の電流源の順位に対応する。この順序内のM
S Bのこれらの組は、それぞれゼロ及び増分的に1
から(N’−1)までの各整数値である(p)’を表す
。しかし、前述のように(p)がゼロ及び増分的に1か
ら(N−1)までの各整数の値であるとして、順序内で
各電流源を個々それぞれに考えると、減襞器に瞬間的に
接続された電流源より低い順位の電流源の各々は、単に
スイッチング・マトリックスを介して変換器出力に接続
される。これは二つの可能な形の第2のものの信号を復
号手段の対応する出力から受けるのに応じてなされて、
二つの可能な方法のうちの第2のもので対応するバイポ
ーラ・スイッチを閉じる。 バイポーラ・スイッチが開いていると、関連の電流源の
電流出力はサンプに送られる。 復号手段が適当な組のMSBf:受取ったことに応じて
、関連の電流源を減衰器1■5に接続するために第1の
方法で閉じられた9番目のバイポーラスイッチ117が
示されている。前述の順序内の低い方の順位をもつ各電
流源は、単にスイッチングマトリックスを介して変換器
出力に接続される。 特に、それらの電流源は、復号手段の関連の出力にある
それぞれの二つの可能な形のうちの第2の形の信号に応
じて二つの可能な方法のうちの第2の方法で関連のバイ
ポーラ・スイッチを閉じることによって変換器出力に接
続され、1)」能な二つの方法のうちの第1の方法で閉
じられたバイポーラスイッチ47に接続された出力より
所定の順序の出力の中で上位にある。第2の形のこのよ
うな出力信号は、二つの可能な方法のうちの第1の方法
で閉じられたバイポーラ・スイッチに接続される出力を
生じさせる瞬間的なMOBの組を復号手段が受取ったの
に自動的に応じて、復号手段内の論理手段によって与え
られる。 従って、各電流源l12の出力電流(1)の異なる倍数
ら)によって表わされる複数の異なる可能なアナログ出
力信号値をもつ対応するアナログ出力信号値工。が各組
のMSBと個別に関連している。さらに、全体として考
えられ、かつ計数器51からくる各ディジタル信号には
、各電流源ヰ2の出力電流(1)の適当な倍数(p)の
合計及び減衰器45に瞬間的に力えられるLSBの組に
よって表わされる2進数(q)を表す電流とによって表
わされる対応するアナログ出力信号値■。が関連する。 上述のもののようなセグメント分割形DA変換器が所定
の非線形関数に従って動作するためには、電流源112
にある抵抗R1が同一でなく、異なる所定の大きさをも
っており、ひと続きの中の相次ぐ抵抗R1の間の関係が
所定の非線形関数に従っているのが便利である。 前述のひずんだフルート形うスク走査パターンの第1の
構成ラスタ・ライン走査金うスク線のスタートがCRT
スクリーン10の上左手隅と一致していると考えるなら
ば、Y偏向板16に加えられる差動アナログ信号■ の
電位差は、セグメント分割形フィールド補正DA変換器
55に関連した所望の非線形関数によって表わされるよ
うに第1のラスタ・ライン走査周期K) k通じて所定
の非線形手段で大きくすることが必要である。Y偏向板
に加わる電位差■、が変わる所定の非線形手段は、第1
ラスク・ライン走査を曲がったものにする代りに、CR
Tスクリーン10のX軸に平行なものにさせるものであ
る。従って、フィールド補正DA変換器35が第1のラ
スタ・ライン走査周期(1)にわたって動作するのに従
うべき所望の非線形関数は、CRTスクリーン10のX
軸に対して曲がった未補正の第1のラスタ・ライン走査
を表す非線形関数の逆関数である。次に、Y偏向板に加
わる電位差■、が補正された1つすぐな第1のラスタ・
ラインにCRTスクリーン10の最上部に必要な場所を
とらせると仮定する。そのとき、第1のラスタ・ライン
の場合と同じ方法で、ラスタ・ライン走査周期(1)に
わたって非線形的に変化する電位差■7は、全体として
考えた各ラスタ・ラインに関して、かつ他のラスタ・ラ
インの各々にCRTスクリーンのY軸に沿った必要な場
所をもたせるためには、ラスタ・フレーム走査周期(r
)にわたって可変の階段状の倍率だけ互いに異なってい
る必要がある。従って、この可変倍率は、前に述べた適
当な線形関数によって表わされ、それに従ってフィール
ドDA変換器う6がラスタ・フレーム走査周期(T)に
わたって動作する必要があり、フィールドDA変換器を
駆動するフィールド計数器32が、こんどは、ライン計
数器51からのパルスによって駆動され、そのようなパ
ルスの一つが各ラスタ・ライン走査周期(t)に与えら
れる。 Y偏向板16に加わる差動アナログ信号V、の電位差の
必要な補償用増加は、電子ビームをY軸に平行に正の向
きに変位させるとき、スクリーンのY軸に平行に正の向
きに電子ビームの偏向を太きくし、電子ビームをY軸に
平行に負の向きに変位させるときスクリーンのY軸に平
行な電子ビームの負の向きにおける変位を大きくするこ
とになる。ラスタ・フレーム走査周期(’I’)の丁度
半分のところにおけるラスタ・ライン走査周期(シ)に
ついては、対応するラスタ走査線が所望の矩形ラスタ走
査パターン及びひずんだフルー1・形ラスタ走査パター
ンの両方においてスクリーンのX軸と一致するとき、Y
軸に平行な電子ビームのどちらの向きへの偏向も補正の
ために大きくする必要がない。 Y偏向板16に加える必要のある差動アナログ信号の電
位差■、に関して、各ラスタ・ライン走査周期(1)に
対して一様な所定の非線形関数とラスタ・フレーム走査
周期りr)にわたってY偏向板16に加える必要のある
差動アナログ個分の電位差■。 の変動を表す適当な線形関数との適当な組合せは、スク
リーンのX軸に関してひずんだフルート形ラスタ走査パ
ターンを表すことのできる関数の逆関数であシ、フルー
ト形ひずみを補正し、所望の矩形ラスタ走査パターンを
得るためにY偏向板に加える必要のある差動アナログ信
号の補正用電位差vyを゛表す関数を構成する。 最初に可変倍率を無視すると、Y偏向板16に加わる差
動信号の電位差■ は、フィールド補正DA変換器35
の動作の仕方と関連した所望の非線形関数によって表わ
される所定の非線形手段でラスタ・パターンの各構成ラ
スタ・ライン走査周期(1)の間一様に増加するもので
あって、フィールド補正DA変換器は、ライン計数器5
1からの差動ディジタル信号によって駆動される必要が
ある〇第5図に指摘したように、各ラスタ・ライン走査
周期(1)にわたってフィールド補正DA変換器から出
てY偏向板16に加えるべき差動アナログ信号の電位差
■、における対応する非線形変動を表す差動アナログ信
号■、1の非線形変化量は、グラフによって表すことが
でき、そのグラフの形はCRTスクリーン10のX軸に
関して、そうでない場合に得られる第1のラスク線の形
の逆であろう従って、差動信号V、1は、所定の非線形
手段でラスタ・ライン走査周期(1,)にわたってゼロ
を表す値から最大の正の値に変る。 フィールド補正DA変換器う5は異なる所定の大きさを
もつ電流源l12の中の相次ぐ抵抗R1による所定の非
線形関数に従って動作し、一連の相次ぐ抵抗間の関係が
所定の非線形関数に従っておシ、所望の抵抗を経験的方
法で決めることができる。フィールド補正DA変換器3
5は、7ビツトライン計数器51からのディジタル信号
によって駆動される7ビツトDA変換器であり、各ラス
タ走査線には611と128の間の構成画素がある。 都合のよいやり方は、セグメント分割形フィールド補正
DA変換器55が16の構成セグメント、すなわち電流
源112’iもっているので、各ステップのグループ内
のフィールド補正DA変換器からの階段状アナログ出力
に16グループの構成ステップがあり、各ステップのグ
ループ間にだけ一様でない変イヒ量があり、各グループ
は全体とじて考えられている。この配置構成は必要な非
線形関数全適当に表している。 ラスタ・フレーム走査周期(’l’)にわたってY偏向
板16に加える必要のある電位差V の変化量を表し、
かつフィールドDA変換器56の必要な動作様式によっ
て表すのが都合のよい適当な階段状線形関数から成る上
述の組合せ関数の中の構成関数は、フィールド計数器う
2からの差動ディジタル信号によって駆動されるフィー
ルドDA変換器を特徴とする 特に第5図に示したように、フィールドDA変換器56
が動作するのに従う必要のある適当な線形関数は、すべ
てのラスタフレーム走査周期(T)にわたるフィールド
DA変換器からの差動アナログ信号の補償電位差■ が
、Y偏向板16に与え2 られるとき、ラスタ・フレーム走査周期(T)の半分を
通じてゼロである電子ビームの偏向を生ずる。 その電子ビームの偏向は、第1のラスタ・ライン走査に
対する最大の正の値からラスタ・フレーム走査周期の第
1の半分において直線的に減少し5ラスク・フレーム走
査周期の第2の半分において負の向きに直線的に増加し
、第1のラスタ・ライン走査の最大の正の値に大きさの
等しい最大の負の値を最後のラスタ・ライン走査に対し
てもつ。 従って、ラスタ・フレーム走査周期(T)にわたる電位
差V のグラフの形は、所定の負の傾斜をも2 つ直線であり、フィールドDA変換器56が動作するの
に従う必要のある適当な線形関数及び上述の可変倍率の
表現を含む。 フィールドDA変換器56によって導入されるべき可変
倍率、すなわち適当な線形関数、は、本質的にフィール
ドDA変換器36の電流源42にある相次ぐ等しい抵抗
R1によって導入される。 フィールドDA変換器う6は、9ビツト・フィールド計
数器52からのディジタル信号によって駆動される少な
くとも9ビツトのDA変換器であり、各ラスタ・フレー
ムに256と512の間の構成ラスク線が存在する。都
合のよいのは、セグメント分割形フィールドDA変換器
56は、16の構成セグメント、すなわち電流源142
、をもち、それぞれのセグメントがラスタ走査パターン
における構成ラスタ・ラインの小さな倍数に対応してい
ることである。フィールドDA変換器56からの階段状
差動アナログ出力の512の構成ステップの各々は要求
通シ均一である。 第5図は、第4図に対応するが、9ビツト・セグメント
分割形DA変換器の構成を非常に詳しく示している。特
に、第5図に示したDA変換器は、フィールドDA変換
器36であり、第4図に示したDA変換器と異なって、
フィールド計数器32からのディジタル差動信号を受け
るに適当な形で示されており、その信号に応じて差動形
式である対応する階段状アナログ出力を与える。 各バイポーラ・スイッチl17は、工、ミッタが関連の
電流源112に接続された三つのノくイポーラ・トラン
ジスタT2を備えている。トランジスタT2のベースは
、復号器t’8(第5図には示されていない)に接続さ
れて、それから信号を受ける。第5図において、このよ
うな復号器の出力の一つの離散的部分は、Slと書かれ
、もう一つの部分は、S2と書かれ、第5の部分は、S
5と書かれており、各部分からの信号を三つのトランジ
スタT2の一つ一つに個別に与えることができる。16
のスイッチ117に個別に接続された各彷号器出力に対
してそのような三つの構成部分8162及びS5がある
。復号器出力部分S1に関連する各トランラスタT2の
コレクタは、差動増幅器01の一方の入力50に接続さ
れ、復号器出力部分s2に関連する各トランジスタT2
のコレクタは、差動増幅器の他方の入力51に接続され
ている。復号器出力部分85に関連する各トランジスタ
テ2コレクタは、#食器115の5ビットR−2R梯子
形回路網45の一端に接続されている。R−2R梯子形
回路網の52段の各々は、エミッタが梯子形回路網の関
連の段に接続された二つのバイポーラ・トランジスタT
5からなる三方スイッチ52へ個別に接続されている。 トランジスタTうのベースは、フィールド計数器32の
LSB段の各々からの出力部分L1及びL2へ個別に接
続されて、それから信号を受取る。 計数器出力部分L1と関連する各トランジスタT3のコ
レクタは、差動増幅器o1の復号器出力部分S1と関連
する各トランジスタT2と同じ入力50に接続されてい
る。計数器出方部分L2と関連する各トランジスタTう
のコレクタは、差動増幅器01の復号器出力部分s2と
関連する各トランジスタT2と同じ人力51に接続され
ている。 フィールド計数器32のLAB段の各々に対してそのよ
うな二つの構成部分L1及びL2が存在する。二つの信
号が各関連の1対の計数器出力部分L1及びL2から各
スイッチ52によって同時に受けられて、一つになって
対応するLSB計数器段からのディジタル差動信号にな
る。復号器出力部分S3に関連したトランジスタT2へ
の接続部分から離れた方の梯子形回路網45の端は、ダ
イオードDli介して供給電位■2に保たれたレール5
0に接続されている。差動増幅器O1の二つの出力は、
2本のリード38からなり、それらのリードにフィール
ドDA変換器う6から出て、Y偏向板16に加えられる
べき差動信号V yの一つの係数を構成する差動信号■
の二つの部分が2 与えられる。 動作について説明すると、9番目のスイッチ47を考え
て、それが第4図の構成におけると同様に関連の電流源
42を減衰器45に接続する場合、り号器48の関連の
出力部分S3から一つの信号が与えられ、適当なトラン
ジスタT2が導通状態にされる。瞬間的には、フィール
ド計数器52からの適当なLSB段が各々対応する計数
器出力Llからの信号を対応するスイッチ149に与え
、特に、差動増幅器O1の前記一方の入力50に接続さ
れた適当なトランジスタT5をそのトランジスタのベー
スに加えられる関連の計数器出力部分L1からの信号に
よって導通状態にする。 このような復号器出力の順序において9番目より低い順
位の復号器出力のすべての復号器出力部分S1は、それ
ぞれそれに接続されたトランジスタT2へ信号を送って
、これらのトランジスタT2を導通させるので、電流■
′ がこれらの電流源に流入する。スイッチ52の適当
なトランジスタT5をまた計数器出力部分L1からの信
号によって導通するので、電流がまた減衰器45を経て
9番目の電流源に流れ、差動増幅器01の前記一方の入
力50から流れ出る合計電流が■0になる。 同時に、このような復号器出力の順序の中で9番目よシ
高い順位の復号器出力のすべての復号器出力部分S2は
、それぞれそれに、接続されたトランジスタT2へ信号
を送シ、これらのトランジスタT2を導通させるので、
電流工′。がこれらの電流源に流入する。二つの信号が
復号器出力部分S5からの信号を受けるスイッチ117
を除く各スイッチ+17によって関連の1対の復号器出
力部分S1及びS2から同時に受けられて、それらが一
つになってスイッチからの一つのディジタル差動信号に
なる。計数器出力部分L1かもの信号を受けない残9の
スイッチ52のトランジスタT3もまた計数器出力部分
L2からの信号によって導通させられるので、電流がま
た減衰器115’を通って9番目の電流源に流れる。差
動増幅器01の前記他方の入力51から流れ出る合計電
流は、IOである。 ■0+10は、DA変換器を通って流れる瞬時金側電流
に等しいが、一定でないことがわかるであろう。 この配置構成は、差動増幅器01からの差動出力■、2
が(ユ。−工。)に対する瞬時値に比例するようになっ
ている。フィールド計数器52の各動作サイクルの始点
においては、工 がその最+ O 大値にあり、そしてIOは、ゼロである。従って、差動
出力V は、要求通り最大の正の値をもつ2 ている。次いでV に対する値は、定常的に下2 かり、動作サイクルの半分すなわち(Tl/2のときに
、工0=:[0となり、■、2に対する値は、要求通り
ゼロになる。次に、IoがLoより大きくなシ、差動出
力V が負になってゆく。”Y22 の負の値は、フィールド計数器う2の動作サイクルの第
2の半分を通じて定常的に上昇し、動作サイクルの終り
すなわち時間りr)においてついに工〇がゼロにな9、
Ioが動作サイクルの始点におけるIOの最大値に等し
い最大値になる。この時間(T)において、差動出力V
は、要求通り最大の2 正の値に大きさの等しい最大の負の値をとる。 加わる差動ディジタル入力信号によって表わされる値に
従って変化するこのような線形または非線形のセグメン
ト分割形DA変換器のアナログ信号に関連する大きさの
ほかに、アナログ出力の大きさもまた定電流源112の
トランジスタTlのペース及びDA変換器の電流源の抵
抗BiのトランジスタT1から遠い端にそれぞれ接続さ
れたレール+1とレール1111との間に加わる第4図
及び第5図に示した基準電圧viの変化に従−)て変動
する。 非線形フィールド補正DA変換器55の差動アナログ出
力の線形フィールドDA変換器36の動作との適当な方
法による必要な相互作用は、フィールドDA変換器のレ
ール115とIllとの闇に加わる基準電圧■1が、第
)図においてリードう9を設けたことによって示されて
いるように、フィールド補正DA変換器の非線形アナロ
グ出力と共に変動する構成にすることによって得られる
0特に、フィールド補正DA変換器35の差動アナログ
出力v、1は、2本のリードの上に与えられるが、便宜
上第う図には1本だけそのようなリード5つが示されて
いる。1方のリードをDA変換器のレール4うに接続し
、他方のリードをDA変換器のレール1111に接続す
る。しかし、前に述べたように、偏向板に直接加えるべ
き差動アナログ信号vyの必要な係数を表すときに、フ
ィールド補正DA変換器からの対応する差動出力V は
、I ゼロと最大の正の値との間でのみ非線形的方法で変化す
る必要がある。従って、フィールドDA変換器36の電
流源の抵抗R1に接続されたレール1111へ加えられ
、差動出力の一方の構成部分を構成する電位は、常にゼ
ロであり、フィールドDA変換器う6の電流源のNPN
)ランラスタT1のベースに接続されたレール115に
あって、差動出力の他方の構成部分を構成する電位は、
ゼロと最大の正の値との間でのみ変化する。従って、フ
ィールドDA変換器う6の利得は、フィールド補正DA
変換器55の非線形差動出力に従って変化させられる。 従って、線形フィールドDA変換器のアナログ出力は、
線形でなく、補正しないと得られるひずんだフルート形
うスク走査パターンを補正するために2枚のY偏向板1
6に加える必要のある補償電位差■7の非線形変化を表
す組合せ関数に従っている。 特に、そして再び、最初にフィールドDA変換器36に
関連する可変倍率vY2 を無視すると、ラスタ・フレ
ーム走査周期(T)の中で個々に考えた第1のラスタ・
ライン走査周期(1)の中の任意の瞬間において、フィ
ールドDA変換器う6の可変利得としてフィールドDA
変換器56のレールll′5と1見の間に加わる変化す
る基準電圧■1は、次式で与えられる。 vi=vi+vy。 ここでvlは、基邸電流源の一定な出力電圧である。フ
ィールドDA変換器う6のレール4うと4IIとの間に
加わる瞬間電圧■1は、CRTスクリーンのX軸に平行
な必要なまっすぐなラスタ走査線を与えるに必要なもの
である。ラスタ・ライン走査の始点においては、V 1
’はvlの値をもっている。ラスタ・ライン走査周期の
終りにおいては、■1′はそれの最大の可能な値をもっ
てお9、ラスタ・ライン走査周期(1)の中の任意の瞬
間にフィールドDA変換器う6のレール+15と411
との間に加わり、要求されるようにフィールドDA変換
器の可変利得を構成する瞬間基準電圧V 1’は、補償
しないと得られる曲がったラスク線を補償するように構
成される。 フィールドDA変換器36の出力におして、上式は1次
のようにして可変倍率”Y2 を含むように修正される
。 ■y−■、2(Vl−1−Vyl)k ここで”72 は、フィールドDA変換器がラスタ・フ
レーム走査周期(T)にわたって動作するのに従う適当
な線形関数によって表わされ、最大の正の値と等しい負
の値との間で変化し、kは、一定でv、2 に対する最
大値の逆数に等しい。従って、ラスタ走査パターンの各
構成ラスク線は真直ぐな形であり、それぞれは、CR’
ll’スクリーン1oOY軸に沿ってそれの必要な場所
をとっ−Cいる。従って、フィールドDA変換器からの
階段状アナログ出力■、の離散的であると考えられてい
る異なる成分部分またはステップは、ラスタ・パターン
の各成分ラスク線を個別に生じさせることができる0 フィールド補正DA変換器55からきて、フィールドD
A変換器56の電流源112のレール4うと1111と
の間に加わる差動出力■、1の変化量は、差動増幅器0
1に関して流れている電流Io及びq Oにおける対応
する不都合な変化量を生じさせることによって、フィー
ルドDA変換器36の動作の仕方に悪い影響を与えない
で、フィールドDA変換器56の利得に所望の変化量を
生じさせるだけである。これは、フィールドDA変換器
がディジタル差動信号を処理し、その処理に応じて差動
アナログ出力を出すように構成されているからである。 代りの方法として、第5図の構成は、ひずんだフルート
形うスク走査パターンの第1のラスタ・ライン走査が第
2図に示したスクリーンの左上隅にある代りに、CRT
スクリーン10の右上隅を横ぎっているようなものであ
ってもよい。従って、フィールド補正DA変換器う5の
非線形出力を表す関数は、ライン計数器51の各動作サ
イクルの始動時に最大の正の値をもっており、ライン計
截の動作サイクルの終りに着実にゼロに落ちる。フィー
ルドDA変換器56の線形出力を表す関数は。 ツーイールド計数器32の各動作サイクルの始点におい
て最大の負の値であり、動作サイクルの終シで最大の正
の値で、それらの中点でゼロの値である正の傾斜をもっ
ている必要がある。 発振器30及びライン計数器51とフィールド除算器3
2との間の接続が、図を明瞭にするために、省略されて
いることを除いて、第6図は、第5図に対応する。さら
に、この構成は、一定の基準電圧Vlを、DA変換器3
1+、55及び56の各々に加える方法及び特にフィー
ルドDA変換器36への基準電圧■1′をフィールド補
正DA変換器35の非線形アナログ出力■、1 に応じ
て必要な方法で変化させてこれらの二つのDA変換器の
間の、第5図及び第6図でリード5つを設けることによ
って一般的に示された、必要な相互作用を与えるように
する方法を示すために再び書かれたものである。便宜」
二、DA変換器34.55及び36への基糸電圧は、差
動形式のものであるとして示されていないが、そのよう
な各基準電圧は差動形式のものである。 第6図に関しては、共通の基準電圧源が60に総括的に
示されており、それからの一定の出力V1がラインDA
変換器51F及びフィールド補正DA変換器55の両方
に直接接続されているものとして示されており、さら゛
に共通$学電圧源は、62に総括的に示された周知の形
の合計手段を介してフィールドDA変換器56へ接続さ
れるものとして示されている。フィールド補正DA変換
器55の可変アナログ出力”/Iは、合計手段62の正
の入力に加えられ、上述の必要な補償電圧を与えるもの
として考えられ、対応する可変基糸電圧■1がフィール
ドDA変換器う6へ加えられる前に基準電圧源60の一
定出力■1へ加算される。 図示してない減衰手段を各DA変換器5+155及び5
6と共通電圧源60との間に設けることができるので、
適当な基べ(電圧は、CRTスクリーン10と同じ寸法
と形のラスタ走査パターンを発生させる。 DA変換器のアナログ差動出力を伝えるフイ−ルドDA
変換器36の出力リード38とY偏向板16との間のイ
ンターフェース回路の適当な形が第7図に示されている
。各リードう8は、個別にバイポーラ・トランジスタT
llのベースに接続されている。各トランジスタTll
のコレクタは。 CRTに関連する特別高圧■EHTに保たれたレール7
0に抵抗R5を介して接続される。2枚のY偏向板16
は、個別にトランジスタTLlと関連の抵抗R5との間
の点71に接続され、フィールドDA変換器からの差動
信号をY偏向板16においてvEHTに対応する所望の
高いコモンモードを位に重なるようにする。その回路が
適当な最小の利得をもつようにするために、各トランジ
スタTllのエミッタは、個別にゼロ電位に保たれたレ
ール72へそれぞれ抵抗R11を介して接続される。そ
のとき最小利得は、比R5/R11によって制御される
。各トランジスタTlIと関連の抵抗R11との間の点
54同士の間に互いに並列に可変抵抗R5が接続されて
いるので、インターフェース回路ノ利得を調節できる。 コンデンサC1も点7う同士の間に設けられて偏向板1
6に関連したキャパシタンスを補償する。 ラインDA変換器51+からの出力リード57とX偏向
板IIIとの間に等価なインターフェース手段を設けて
もよい。 また第2図には、各ラスタ・ライン走査周期(t)の始
点から等しい時間間隔の線を表す破線26が示されてお
り、線26は、未補正の截頭フルート形うスク走査パタ
ーン及びこれまで説明した第5図の構成におけるライン
DA変換器54及びフィールドDA変換器56からそれ
ぞれリードう7及び3gに出されたアナログ出力に応じ
てイ乍られる所望の矩形ラスタ走査パターンの両方に対
するものである。線26は、ラスタ・ライン走査と同様
にしてまっすぐで、互いに平行で、一様な間隔をとって
いる必要のある表示の直線部分を表している。線26の
そのような配列からのずれは、上に述べた未補正のラス
タ走査パターンによって生じたひずみと同様にして線2
6の配列のずれの原因による表示におけるひずみを表し
ている。破線26は、CRTスクリーン10のX軸また
は、縦の対称軸に直角に伸びている直線であると、厳密
な似似で考えることができる。第2図には、各ラスタ・
ライン走査周期(1)の、間じゆう時間的に等しく分配
されている5本の線26が示されている。しかし、CR
Tスクリーン10に関して図示の破線26の間に所望の
一様な間隔がおいていないのを見ることができ、このた
めに与えられる表示はひずむであろう。各ラスタ・ライ
ン走査周期の始点から、隣接対の図示の破線26の間の
CRTスクリーノ10の上の間隔は、電子ビームがラス
タ走査線を横切るときの電子ビーム経路における差のた
めに、第1図に示すように不均一に減少する。表示のこ
のひずみを補正するためには、各ラスタ走査線に沿った
電子ビームの走査速度が相補的に不均一に大きくなり、
走査速度の変化駄か等しい時間間隔の線26を直線と考
えるとき、各ラスタ走査線に対して同じである構成にす
る必要がある。走査速度の必要な増加は、ラインDA変
換器311の出力からX偏向板111に加わる差動信号
の電位差vxを各ラスタ・ライン走査に対して対応して
増加させることによって得られる。 電子ビームの走査速度にそのような必要な非線形増加を
各ラスタ線に対して得る一つの方法は、ラインDA変換
器54を必要な非線形関数に従って動作するようにし、
ラインDA変換器は、なおライン計数器51からの差動
ディジタル信号によって駆動されるように構成すること
によっている。 この関数は、少なくとも事実上形が指数関数的であり、
指数関数が、厳密な近似で、X偏向板114に加えるべ
き差動アナログ信号の電位差Vxにおける必要な対応す
る非線形増加を表す。第う図に示したように、ラインD
A変換器からの差動アナログ信号V の任意のラスタ・
ライン走査周期1 (1)にわたる指数関数的変化でかつX偏向板litに
加えるべき差動アナログ信号の′電位差■工における対
応する指数関数的変化を表すものは、グラフによって表
すことができ、そのグラフの形は、CRTスクリーン1
0のX軸に沿った線形表示部分の間隔に関して、補正を
しないと得られる。Y軸に平行な表示の直線部分のひず
み量のグラフの形の逆である。従って、差動信号vx1
は、ゼロから最大の正の値まで各ラスタ・ライン走査周
期(1)にわたって一様に変化する。 セグメント分割形ラインDA変換器511の必要な非線
形出力は、経験的方法で定められ、ラインDA変換器の
一連の電流源112の相次ぐ抵抗R1の間の非線形関係
によって表わされる。第4図に関して上述したように、
ラインDA変換器5!は、16の構成セグメント、すな
わち電流源112、をもっている。特に、一連の抵抗器
の中の低位の抵抗R1の幾つかは、無限大になるように
構成されているので、ラインDA変換器が動作するのに
従う関数は、最初にDA変換器に対するゼロ電位差出力
vXIを表す有効部分をもっている。次にDA変換器の
階段状電位差出力は、必要な指数関数に従って急速に増
加し、電流源内の抵抗が一連の16の抵抗R1f:、通
じて急速に減少する。 ラインDA変換器の動作の仕方と関連していて、上述し
た指数関数は、任意の都合のよい方法で発生され、フィ
ールドDA変換器に関して上述した線形関数と似ている
のが同一ではない適当な線形関数と組合わされて、ライ
ンDA変換器に各ラスタ・ライン走査を行わせることが
必要である。 従ッて、ラインDA変換器511からの2本のリードう
7への非線形差動アナログ出力は、等しい時開間隔の直
線26であって、各ラスタ・ライン走査周期を通じて時
間的に等しく分配されているが、CRTスクリーン10
に関して一様に間隔をとっていない直線26によるひず
みを補正する。 従って、DA変換器う4.う5及び36の動作は、C’
RTのスクリーンlOに、補正しない場合には生ずる
ラスタ走査パターンの不規則In動的な意味でマツピン
グするものと考えることができる。各DA変換器は、一
つ以上の非線形成分と一つの線形成分をもつ関係に従っ
て動作することが可能である。 一般的にいえば、フィールドDA変換器56とフィール
ド補正DA変換器55の組合せは、ラスタ走査パターン
がX軸に沿って変るとき、CRTスクリーン10のY軸
に、多分1個別に、平行なうスフ走査パターンの画素を
ずらすことができると考えることができる。同様に、ラ
インDA変換器311は、各ラスタ・ライン走査に対し
て一様にX軸に沿って変る量をもった発生した表示のひ
ずみが存在するとき、CRTスクリーン10のX軸に、
多分個別に、平行な画素をずらすことができると考える
ことができる。 補正しない場合に生ずるラスタ走査パターンのひずみを
補正するときに、DA変換器う4、う5及び56を用い
ることはそれが偏向板14及び16に加えるべき波形を
整形するのに用いる必要な関数を発生する手段にその手
段の動作品1度における変化量または、その手段を駆動
するだめの電源電圧の変化量の影響を考える必要なしに
満足に動作させることができるようにする点で利点があ
る。 動作温度もしくは電源電圧、またはその両方の偶然の変
化量を適当に補償するのは、DA変換器の出力のところ
において、DA変換器の差動アナログ出力が偏向板に加
えられる前に行うことができるのが都合がよい。 ラインDA変換器う4の出力を普通のラスタ・ライン走
査のこぎシ波形を発生する積分手段に加えることが可能
なので、この構成のエネルギー消費は、そうでない場合
より少なく、ラインDA変換器の出力は、上述の非線形
関数にだけ従っていて、のこぎ9波形を必要な方法で修
正する。従って、ラインDA変換器の積分出力は、各ラ
スタ・ライン走査に関して画素位置ではなく、電子ビー
ムの走査速度を符号化する。 以下に述べるように、ラインDA変換器の出力を積分す
る場合、ラインDA変換器34の中の減衰器45を省略
するので、スイッチ47は、そうでナイ場合に必要な三
方バイポーラ・スイッチの代りに三方スイッチだけであ
る。従って、ラインDA変換器からの階段状アナログ出
力のステップは、それぞれ画素位置の倍数を表す。その
他の場合には、ラインDA変換器54は、セグメント分
割形DA変換器に対して上述した方法で動作する。 ラインDA変換器のこの動作の仕方は、適当である。 ラインDA変換器31Iからの出力は、差動形式のもの
で、2本のリード57に与えられているので、ステップ
状の指数関数的に変化する出力をラインDA変換器31
1から積分手段に加える適当な構成が第8図に示されて
いる。差動出力の各構成部分は、コンデンサC2を増幅
器02と並列に含む積分器80に加えられ、かつラスタ
・ライン走査周期(1)に等しい時定数をもつように構
成されている。差動信号の二つの積分された部分は、次
に個別に2枚のX偏向板14に加えられる。従って。 X偏向板に加わる偏向信号は、各ラスタ・ライン走査周
期(1)において滑らかに連続した波形で所望のように
変化する波形を構成する。CRTに関連する特別高圧■
F、HTは、各増幅器02に加えられる0 本発明に関して前述した扁平スクリーン形CRT表示装
置は2例えば二つの異なる伝送方式、例えば、米国52
5本表示フレーム線伝送方式及び欧州625本表示フレ
ーム線伝送方式に従って動作するように構成されたTV
受信器を備えている。 TV受信器の表示フレームが二つのインターレースされ
るラスタ走査フィールドを備えているのは普通である。 従って、525本の走査線表示フレームの場合、一つの
ラスタ走査フィールドは、262本の構成ラスタ走査線
をもっている必要があり、他方のラスタ走査フィールド
は、265本の構成ラスタ走査線をもっている必要があ
る。同様にして、625本の走査線の表示フレームの場
合には、一方のラスタ走査フィールドはう12本のラス
タ走査線をもち、他方のラスタ走査フィールドは、51
3本のラスタ走査線をもっている。 従って、上述の扁平スクリーン形TV受信器におけるフ
ィールド計数器う2は、512の構成段をもつと考える
ことのできるシフトレジスタである必要があり、このフ
ィールド計数器は上述のように9ピツト計数器である。 TV受信器が同時に表示することが必要な各フフレーム
の二つの構成フィールドのどちらに従うかを検出する便
利な方法は5周知の形の検出手段が同時のラスタ走査フ
ィールドが最後のラスタ走査線に沿った距離のAまたは
%のところで終るべきかどうかを決定することである。 このラスタ・フィールドが最後のラスタ走査線のAの点
で終るべきであれば、このラスタ・フィールドは、奇数
番号のフレーム線を与え、そしてラスタ・フィールドが
最後のラスタ走査線の有の点で終るべきであれば、ラス
タ・フィールドは、偶数番号のフレーム線を与える。従
って、検出器が最後のラスター走査線の死の点で終るラ
スタ・フィールドを検出すれば、次のフィールドは、偶
数番号のフレーム線のラスタ・フィールドである必要が
ある。周知の方法で、必要な検出手段は、TV受信器が
次に表示することを必要とする各フレームの二つの構成
フィールドのどちらであるかを示す2本のリードの一方
にパルスを発生する。便宜上これらのパルスを本明細書
ではPl及びP2と呼び、それぞれ偶数番号のフレーム
線ラスタフィールドであるべき次のラスタ・フィールド
及び奇数番号のフレーム線うスク・フィールドであるべ
きラスタ・フィールドに対するものとする。またこれら
のパルスを対応する単一ビット奇数/偶数ディジタル信
゛号を与えるように構成する。 第5図の説明に関して前に述べたように、フィールドD
A変換器36は少なくとも一つの9ピツ)DA変換器で
あり、9ビツト・フィールド計数器32からのディジタ
ル信号によって駆動される。 セグメント分割形フィールドDA変換器う6は、16の
構成セグメント、すなわち電流源II2を備え、各々ラ
スタ走査パターンの中の構成ラスタ走査線の小さな倍数
に対応する。実際には、フィールドDA変換器56は、
10ピツ)DA変換器であることを必要とし2それの構
成減衰器115は、R−2R低抵抗路網の形の6ビン)
DA変換器から成っている。従って、フィールドDA変
換器からの階段状アナログ出力■ の離散的であると考
えもれる異なる構成部分は、個別に考えて、二つのイン
ターレースされる構成ラスタフィールドのどちらかのラ
スタ線だけでなく525本または625本の表示フレー
ム線の各々を生じさせることができる。 特に、フィールドDA変換器36が上述のように9ビツ
トフイールド計数器52からのディジタル信号によって
駆動されるほかに、フィールドDA変換器はまた、単一
ビット奇数/偶数ディジタル信号によって駆動され、こ
の奇数/偶数ディジタル信号は、フィールドDA変換器
に最下位ピット(LSD)を与え、フィールド計数器は
、フィールドDA変換器に最上位ピッ)(MsB)i与
える。二つの可能な形の一方の適当な瞬間的LSBはフ
ィールド計数器の動作サイクルを通じてフィールドDA
変換器に与えられ、一方、一連の9ビツト・ディジタル
信号は、フィールド計数器からフィールドDA変換器へ
与えられて一つのラスタ・フィールド走査を発生させる
。フィールド計数器の次の動作サイクルにおいて、その
動作サイクルを通じてフィールドDA変換器に加えられ
て必要n7L/−A4示の他方の構成インターレースラ
スタフィールド走査を発生させる適当な瞬間的LSBは
、二つの可能な形の他方をもっている。従って前記一方
のラスタ・フィールド走査は、奇、数番号のフレーム線
を構成し、前記他方のインターレース・ラスタ・フィー
ルド走査は、偶数番号のフレーム線を構成し、または、
この逆も成り立つ。従って、LSBは、個別に考えて、
二つの可能な形の各々においてフィールド計数器52の
交互の動作サイクルを通じてフィールドDA変換器56
に与えられる必要がある。単一ビット奇数/偶数ディジ
タル信号をフィールドDA変換器に面接加えるのが都合
がよい。 なお、上述の扁平スクリーン形CRT表示装置から成り
、必要なひずみのないラスタ走査パターンを与えるため
に、少なくともフィールド計数器32及びフィールドD
A変換器36を有するTV受信器の場合、TV受信器が
放送フィールド同期(SYNC)パルスを検出し、52
5本または625本の表拠フレーム線伝送方式に関係す
るかどうかを決めるめに応じて、TV受信器が適当な云
送方式に必要なラスタ走査パターンを自動的に与えるよ
うに構成される手段を与えるのがやはり便利である。 上述のように、フィールド割数器32からフィールドD
A変換器56へのフィールド計数器の各動作サイクルに
与えられる一連のディジタル信号の形になった各構成デ
ィジタル信号は、ラスタ・フィールドを構成する一連の
ラスタ走査線の中の対応するラスタ走査線を表す。その
ようなディジタル信号の各々は、フィールドi?1数器
52の中に瞬間的に累積されるパルスの数を表す。従っ
て、ラスタ走査線が適当な9ビットディジタル信号に応
じて計数器から与えらるとしても、各段が262/26
5本または512/315本の走査線ラスタフィールド
における関係する構成ラスタ走査線に対応している9ビ
ツト・フィールド計数器の512の構成段があると考え
るのが便利である。 TV受信器が525本または625本の表示フレーム線
伝送方式で動作するように構成されているかどうかにか
かわりなく、第5図に関して前に説明したフィールドD
A変換器56の動作の仕方のために、本質的に各ラスタ
・フィールドの中央ラスタ走査線は、CRTスクリーン
の縦の対称軸、すなわちX軸と一致し各ラスタ・フィー
ルド走査がスクリーンのY軸に関して異なる向きの二つ
の半分に有効に分割される。 従って、512の構成段すべてにわたって数えないで、
100番目の段から多くとも420番目の段まで必要に
応じて、そして以下にさらに非常に詳細に説明するよう
に、数えるように構成できる。これは、16セグメント
のフィールドDA変換器56の内の最初の二つと最後の
二つのセグメント、または構成電流源42.を省略でき
ることを意味する。第5のセグメントは、フィールド計
数器が一つのディジタル信号を256番目の中央の徐算
器段に対応するフィールドDA変換器に与えるとき、フ
ィールドDA変換器の内部に平゛衡を保つために必要で
あり、その理由はそのような条件が便宜上必要であるか
らであって、フィールドDA変換器は、差動形式のディ
ジタル信号で動作するように構成されている。最初に、
各265本の走査線ラスタ・フィールド走査または51
5本の走査線ラスタ・フィールド走査において、上に説
明した第1の奇数のラスク線を最初に無視すると、ラス
タ・フィールド・パターンのいずれかの形の中心ラスク
線は、CRTスクリーン10のX軸すなわち縦の対称軸
と一致するように構成される○しかし、フィールド引数
器52及びフィールドDA変換器56が各動作ザイクル
を開始するとき、それらはラスタ・フィールド・パター
ンにおける中心ラスク線でなく、第1の上側ラスタ走査
線に対応する信号を発生する必要があり、フィールド計
数器及びフィールドDA変換器の両方がそれらが各動作
サイクルの始点に対応する信号を与えるところヘリセッ
トする必要がある。 フィールド計数器32の動作の仕方を必要な二つの可能
な方法で制御するように構成された論理回路手段を設け
、前記論理回路手段は、動作の二つの可能なモードをも
ち前記論理回路手段がフィールド計数器、すなわちラス
タ・フィールドの各動作サイクルにおいて放送フィール
ド同期パルスが生ずる場所を検出して、それらが525
本または625本の表示フレーム線伝送方式に関係する
かどうかを決める論理回路手段に自動的に応じてフィー
ルド計数器に対する適当な制御を行う。この論理回路手
段は、100または125のいずれかの計数をフィール
ド計数器′52にあらかじめロードすることによってフ
ィールド計数器の必要な制御を行うので、9ピント・フ
ィールド計数器に含まれると考えられろ512の構成段
に関連している第9図の表示に示されているように、そ
れぞれ101番目の計数段または126番目の計数段に
関するディジタル信号が各ラスクツイールド周期におい
てフィールドDA変換器を駆動し始めるように加えられ
る。同時に、そしてそれぞれ、フィールド計数器は、1
112112番目び587番目の段で終るべきである。 従って、625本の表示フレーム線伝送方式の場合、フ
ィールド計数器は、う12で割って、計数器のioi番
目の段で開始して、中心段として256番目の段を有し
、そして1112112番目終るようにすることが必要
である。525本の表示フレーム線伝送方式の場合は、
フィールド計数器は262で割って、計数器の126番
目の段で始まり、中心段として256番目の段を有し、
そして387番目の段で終ることが必要である。フィー
ルド引数器52は。 並列にロードできる形式のものであることが必要である
。 第10図に示した論理回路手段は、それによって検出さ
れるフィールド同期パルスに応じて動作の二つの可能な
モードのどちらかにある必要があり、これらのフィール
ド同期パルスは、狭い巾のパルスから成り、そのような
パルスの一つは、各フィールドの終りにあると考えるこ
とができる。 フィールド計数器32に与えられる一つのフィールド同
期パルスに対応する一つの信号が通常、しかし必ずとい
うのではなく、フィールド引数器をリセットさせる。 この点において、論理回路手段の動作の仕方を例示する
ために、フィールドDA変換器う6を駆動するためにデ
ィジタル信号(iIえることに瞬間的に関連していると
考えられるジイールド計数器52の各段の相対順位を考
えることによって各ラスタ・フィールド周期ケ)の中の
相対時間間隔を考えるのが便利である。便宜上、各ラス
タ・フィールド周期の中の相対時間間隔は、フィールド
DA変換器56を駆動するための対応するディジタル信
号と瞬間的に関連する段順位をいうことによって述べら
れ、従って、適当な相対時間がまた同時にラスタ・フィ
ールド・パターンの対応するラスク線と関連する。 始めに、広巾窓論理と呼ぶ論理回路手段の構成部分10
0が各ラスタ・フィールド走査周期における相対的に広
い窓の間にフィールド同期パルスが起るか起らないかを
検出するように構成され、広巾窓は、例えば315番目
の計数器段から1120120番目器段まで伸びている
ようなものである。 この窓をできるだけ広く作って、フィールド同期パルス
をできるだけ早く窓の中で検出することを確実にするよ
うにするが、窓を広くすればするだけフィールド同期パ
ルスとして無意Rに検出される雑音信号が多くなり易い
。フィールド同期パルスは、リード110の上で広l」
窓論理回路100に加えられる。 論理回路手段がそ九の動作の二つの可能な必要なモード
のいずれかに無秩序にある状態で論理回路手段の動作を
開始すると、第1のフィールド同期パルスは、任意の引
数器と関連するディジタル信号と一致して発生すること
ができ、どんな計数をもその計数器にあらかじめロード
させない。 広巾窓論理回路100の動作において、その論理回路手
段の動作の開始時に、広l】窓の端にある112012
0番目器段と関連したディジタル信号に対応するフィー
ルド引数器52の第1の差動サイクルの部分の有効な端
において、適当なタイミング信号がその広巾窓論理回路
に315番目の剖数器段からリード112全通して与え
られると共に1420420番目器段からリードlll
’i通して与えられるとして、その広iJ窓の範囲内に
フィールド同期パルスが検出されなかったならば、リセ
ット信号がその広巾窓論理回路からり−ド116を通し
てその計数器に与えられ、広巾窓論理回路110から出
力リード118を通して信号が与えられず、それの次の
動作サイクルの前にどんな計数もその計数器にあらかじ
めロードさせられない。 しかし、この状態では、論理回路手段の動作のモードは
、無秩序のままである。次の動作サイクルの前に何らか
の計数を計数器にあらかじめロードしないことによって
、一つのフィールド同期パルスが次の適当なフィールド
計数器動作サイクルの中の異なる時点で発生する。フィ
ールド計数器の次の動作サイクルにおいて、広巾窓論理
回路100のこの動作が繰返される。フィールド同期信
号が再び広巾窓の中で検出されなければ、広巾窓論理回
路の動作が連続的に繰返すやり方で繰返されて。 最後に一つのフィールド同期パルスを広巾窓論理回路に
よって広巾窓の内部で検出して終る。従って、一つのフ
ィールド同期パルスが4番目のフィールド周期の中で広
巾窓の内部で発生することが保証される。一つのフィー
ルド同期パルスが広巾窓の内部で検出されるとき、フィ
ールド計数器は。 リード116を通して与えられているフィールド同期パ
ルスに対応する信号によってリセットさせられ、100
という計数がその次の動作サイクルの前に計数器にリー
ド11gを通して与えられている信号によってあらかじ
めロードさせられ、そして論理回路手段のもう一つの構
成部分120がそれへ広巾窓論理回路100からリード
1.22′f:通して与えられている信号によって使用
可能な状態になる。リード11gにある信号は、総括的
に1211で示された論理装置に与えられ、それに応じ
て一つの信号がり−ド126を通して総括的に128で
示されたローディング手段に与えられるC100という
必要な計数は、リード150を通して計数器に与えられ
る。 前節に述べた論理回路手段の他方の構成部分120もま
たリード110全通してそれに与えられルフィールド同
期パルスがフィールド計数器32の各動作サイクルにお
いて関連の窓に発生するかどうかを検出するように構成
される。論理回路手段のこの部分120は、525/6
25決定論理回路という。関連の窓は、上述の広巾窓の
開始と一致して始まり、適当なタイミング信号は、31
5番目の計数器段からり−ド112を通して525/6
25決定論理回路120に与えられるが、525/62
5決定窓は、広巾窓はど巾が広くなく、515番目とl
l00番目の計数器段の間に伸びている。1I00番目
の計数器段からのタイミング信号は、リード152を通
して525/625決定論理回113120に与えられ
る。525/625決定窓の後端は、フィールド計数器
がそれぞれ525本の走査線フレームに対する各ラスタ
・フィールド走査パターンを生じさせるのと625本の
走査線フレームに対する各ラスタ・フィールド走査パタ
ーンを生じさせるのとのために、フィールドDA変換器
を駆動するための最後のディジタル信号を与えるとき3
87番目と1112112番目段の中央にある。 525/625決定論理回路120の動作において、広
巾窓の515番目ないし1I20番目の計数器段の中の
フィールド同期パルスを広巾窓論理回路100によって
検出したのち、フィールド同期パルスが515番目と4
00番目の計数器段の間の広巾窓の部分の内部及び52
5/625決定窓の内部にあるかどうか、またはフィー
ルド同期パルス525i625決定窓の外の広巾窓の部
分内にすなわち1i01番目とl+20120番目器段
と関連したディジタル信号のタイミングの間にあるかど
うかを決定する。フィールド同期パルスが1101番目
と1120120番目器段と関連したディジタル信号の
タイミングの間にあると決定されレバ、625本の走査
線フレームのフィールド同期パルスの検出に対応し、広
巾窓論理回8100からのリード11gへの信号に応じ
て、動作サイクルの各々の前に100という割数をフィ
ールド計数器にあらかじめロードし続ける。 代9の方法として、フィールド同1すjパルスが315
番目とll00番目の計数器段の間の525/625決
定窓の中にあると決定されれば、フィールド同期パルス
が525フレ一ム線伝送方式に関係しており、フィール
ド同期パルスが562番目の段で発生すべきであると仮
定することが可能である。従って、525/625決定
論理回路120d、525本の走査線フレームのフィー
ルド同期パルスの検出に対応するそれの次の動作サイク
ルの前に125という計数をフィールド計数器にあらか
じめロードさせる。525/625決定論理回路120
は、リード1′54にある信号を論理装置1.211に
与えることによって125という計数を計数器にあらか
じめロードさせる。広巾窓論理回路100かものリード
118への信号と525/625決定論理回路120が
らのリード134への信号との両方を受げる論理装置1
211に応じて、ローディング手段12gにリード12
6の上の信号を与える代りに、論理装置121+は、リ
ード156の上の信号をローディング手段1う8に与え
る。それに応じてローディング手段138は、125と
いう必要な計数をリード1110を通してその計数器に
与えさせる。 広巾窓論理回路100及び525/625決定論悉回路
120の動作と同時に、525論理回路と称する他の論
理回路手段150もフィールド同期パルスが387番目
の段の回、りの四つの計数器段の広巾窓、すなわち58
5番目からBg番目までの段の広巾窓の中に検出される
かどうかを決定し、前記587番目の段は、525本の
表示フレーム線伝送方式の場合、フィールド同期パルス
が検出されるのに必要な段であり、また、625論理回
路と称する他の論理回路手段152もまた412番目の
段の回りの四つの計数器段広巾窓すなわち111011
0番目115115番目段の広巾窓の中に検出されるか
どうかを決定し、前記++12番目の段は、625本の
表示フレーム線伝送方式についてフィールド同期パルス
が検出されるに必要な段である。このフィールド同期パ
ルスは、リード110を通して525論理回路150へ
加えられると共に、625論理回路152へも加えられ
る。適当なタイミング信号は、リード15++を通して
5811811番目器段から525論理回路150へ加
えられると共にリード156を通して588番目の計数
器段から525論理回路150へ加えられる。適当なタ
イミング信号はまた625論理回路152へ11091
09番目器段からり−ド158を通して及び11151
15番目器段からリード160を通して加えられる。 必要なパルスは、こんどは、フィールド計数器へリード
178または180を通してそれぞれ525論理回路及
び625論理回路からそれらがフィールド同期パルスを
受けるのに応じて与えられる。フィールド同期パルスが
このように検出されない場合、フィールド計数器は、フ
ィールド計数器がそれぞれ588番目の段または1i1
5番目の段に達するのに応じてリセットさせられ、信号
が論理回路150または152によって与えられる。 広巾窓論理回路がフィールド同期パルスを検出するが、
525論理回路150または625論理回路152がフ
ィールド同期パルスを検出しないとき、次のフィールド
のフィールド同期パルスは、次のフィールド計数器の動
作サイクル内のわずかに異なる時刻に起る0従って、フ
ィールド同期パルスを少数のフィールド内の適当な52
5または625論理窓の中で検出することが確実になる
。 偶数番号の走査線フィールド走査に比較される各奇数番
号走査線フィールド走査内の特別の線があるために、フ
ィールド同期パルスは、587番目もしくは388番目
のいずれかまたは1112112番目は1j13番目の
いずれかの計数器段において、論理回路手段が必要なや
り方で動作して発生すべきである。 さらに、論理回路i5oまたは152が一つの動作サイ
クルの中でフィールド同期パルスを検出しそこない、フ
ィールド計数器が5F38番目または1415415番
目器段のいずれかから信号を論理回路150または15
2によって受取るのに応じてリセットすれば、論理回路
150または152がフィールド同期パルスを受けるは
ずの計数器段が毎動作サイクル1計数器段だけドリフト
する。 広巾窓論理回路、または525論理回路または625論
理回路がフィールド同期パルスを検出しそこない、また
は525/625’決定論理回路がスプリアス雑音をフ
ィールド同期パルスを構成するものとして検出するため
に広巾窓の同じ部分においてフィールド同期パルスを検
出し続けそこなう可能性がある。 しかし、525論理回路150または625論理回路1
52が二つの相次ぐフィールドにおいてフィールド同期
パルスを検出するのに応じて、適当な論理回路150ま
たは152が作動されて信号それぞれリード162また
はリード1614を通して525/625ラツチと称す
るランチ166に与える。次に、525/6’25ラツ
チ166は、一つの信号をそれぞれリード168′ff
:通して与えてローディング手段13gを作動し、12
5という計数全フィールド計数器にロードするかまたは
リード170全通してローディング手段128を作動し
て100という計数全フィールド計数器にロードする。 同時に一525/625ラッチ166は、リード172
を通る信号によって525論理回1@150を不動作に
するかまたはその論理回路が差動されていないときり−
ド1711’i通る信号によって625論理回路152
を不動作i7 L 、 一つの信号が525/625ラ
ンチ166によってリード176に与えられて窓論理回
@iooを、従って、また5 25/625決定論理回
路120を不動作にする。その結果論理回路手段は、そ
の現在の動作モードにおいて動かなくなる。 525論理回路150及び625論理回路152は、論
理回路手段がその二つの可能な動作モードの一つにロッ
クされたのちに1作動された論理回路150または15
2が14の相次ぐフィールドにおいてフィールド同期パ
ルスの存在を検出しない場合、すなわちフィールド同期
パルスが5F38番目の計数器段またはl113113
番目数器段によって検出されない場合、それぞれリード
162″i!たけ1611の上の信号に応じて525/
625ラツチ166が不動作にされ、そして広巾窓論理
回路100及び525/625決定論理回路120は、
再び使用可能状態になり、論理回路手段は、広巾窓内で
フィールド同期パルスを再び探索し始める。 上述のように、TV受信器が525または625本の表
示フレーム線伝送方式で動作するように構成されている
かどうかに関係なく、各ラスタ・フィールドの中心ラス
タ線は、CRTスクリーンの縦の対称軸、すなわちX軸
と一致していることは不変である。さらに、625本の
表示フレーム線伝送方式をもったラスタ走査パターンが
525本の表示フレーム線伝送方式をもったラスタ走査
パターンと同じ寸法で−1、両方のラスタフレーム走査
パターンがCRTスクリーンと同じ寸法であるように構
成されることが必要である。従って、フィールドDA変
換器う6の総合利得が適当に変更されなければ、CRT
スクリーンのY軸に沿った525本のラスタ走査線フレ
ーム・パターンの巾ハ、625本のラスタ走査線フレー
ムパターンの巾よシ小さい。ライン計数器31がそれに
加わる発振器のパルスを割る除数Nの値を、例えば。 625本のラスタ・フレーム線パターンに対する12う
というNの値から525本のラスタフレーム線パターン
に対する121という値のNにわずかに変更するように
構成できるが、CRTスクリーンのX軸に沿ったラスタ
・パターンの各々の形の長さがラインDA変換器311
の利得を変えることなく同じであるように構成するのが
便利である。 フィールドDA変換器56に必要な二つの必要な総合利
得は、それと関連する比625:525をもち、補正し
ないと生じる上述したようなラスタ・パターンのひずみ
を補圧するために各ラスタフレーム走査周期を通じての
利得の変化全無視する。 本発明に従う論理手段は幾つかの異なる形をもつことが
できるがフィールド計数器に二つの可能な数のうちの一
つを選択的にロードすることが必要であるから、TV受
信器がラスタ・フレーム・パターンの二つの形のいずれ
かを自動的に与えるように動作できるべきである。同様
の自動スイッチングが二つの形の音声信号のTV受信器
によって受けられることに関して必要である。 本発明に従う論理手段が三つ以上の形のラスタフレーム
・パターンを自動的に与えることができるようにするこ
とが可能である。 例えば、525論理回路150及び625論理回路15
2を設けることは本質的ではない。 本発明を上述の扁平スクリーン形TV受信器以外の型の
TV受信器に組込むことができる。 ディジタル手段は、ライン計数器フィールド計数器を駆
動する発振器の代りの任意の都合のよい形をもつことが
できる。 ライン計数器もしくはフィールド計数器またはその両方
を等価な手段によって置換えることができる。どちらか
の計数器を等価な混成手段によって置換えるのが便利な
ことがあり、それによってこれらの信号のMSBに対応
する差動ディジタル信号の部分を各計数器段によって発
生し、それによって駆動される各DA変換器の復号器q
gに加え、これらの信号のLSBに対応する差動ディジ
タル信号の残りの部分をシフトレジスタ段によって発生
してそれによって駆動される各DA変換器の減衰器45
に加える。 この構成は、論理回路手段がフィールド計数器から受け
る差動形式のディジタル信号で動作しないようなもので
あってもよい。 DA変換器の出力をのこぎ9波形を発生する積分手段を
介して偏向板に加え、各DA変換器のアナログ出力がの
こぎり波形に加えるべき必要な補正係数を生じさせる場
合、DA変換器がそれへの差動ディジタル入力信号で動
作すること及びその入力信号に応じてDA変換器がそれ
から差動アナログ出力を出すことの両方共本質的ではな
い。
1」能な変化と関連したパルス繰返し速度が存在し、一
連の差動入力信号から成る構成差動入力信号は、クロッ
クパルス発生器、すなわち発振器、からそれと関連した
パルス繰返し速度で生ずる各連続したパルスに対応して
与えられるものと考えられ、この発振器は、装置の関連
の部分の動作を制御するために表示装置に含まれている
。表示装置の一つの構成部分からの各差動出力に対して
、一連の差動出力信号が与えられると考えられ、そのよ
うな各差動出力信号がその部分への同時差動入力信号に
応じて与えられ、そこで処理される。ディジタル差動出
力と関連した論理レベルがあって、その差動出力論理レ
ベルは、差動入力論理レベルと同じでなくてもよい。 同様に、DA変換器を駆動するために差動ディジタル信
号を与えることが公知でおり1例えば、前述のディジタ
ル手段によって駆動されるDA変換器からの階段形アナ
ログ出力が、それと関連の論理レベル先例ももたないが
、上記のような差動形のものであることが公知である。 そのような階段形差動アナログ出力内にあり関連のDA
変換器への同時離散差動ディジタル人力信号に対応する
各構成アナログ信号または離散的と考えられるステップ
の中心電位は、差動アナログ出力信号のコモンモード電
位であると考えられる。一つの差動アナログ信号と関連
する大きさは、差動アナログ出力信号の構成部分間の電
位差によって表わされる0 本発明に従って必要なラスタ走査パターンを発生させる
ようにDA変換器を駆動するこのようなディジタル手段
の一般的構成が第5図に示されている。 周知の構成の発振器50が一定のパルス繰返し速度Oで
パルスil/N計数器51に与え、計数器う1は速度0
7 Nでパルス’ij/N計数器32へ与える。各計数
器51または52は、発振器50から加えられる差動パ
ルスまたは信号を処理するように構成されたりグルスル
ー・シフトレジスタから成っている。都合のよいことに
、必要なラスタ走査パターンにおいて、各ラスタ走査線
がN画素点をもち、そのパターン内にMラスタ走査線が
あると考えることができる。従って、所望の表示リフレ
ッシュ速度が毎秒1回であれば、必要な発振器パルス繰
返し速度0はN−Nヘルツである。 所望の表示リフレッシュ速度が毎秒り倍であれば、発振
器のパルス繰返し速度OはD−M−Nヘルツであり、計
数器52はD−Nヘルツの速度のパルスを受ける。 各計数器51及び52について、その動作のスタートか
ら考えるとき、そして各発振器パルスの受信に応じて、
対応する多ビット・ディジタル信号がその計数器から並
列の形で与えられ、異なるディジタル信号が計数器によ
って異なるパルスを受取るのに応じて与えられる。計数
器31が発振器う0からNパルスを受取ったとき、また
は計数器32が計数器51からMパルスを受取ったとき
、計数器は、リセットして、計数器51の場合に計数器
52へパルスを与える。従って、各計数器31または5
2に関連した動作ザイクルが存在し、計数器う1に対す
る各繰返し動作サイクルの周期は、少なくとも必要なラ
スタ・ライン走査周期(1)に等しく、計数器う2に対
する各繰返し動作サイクルの周期は、少なくとも必要な
ラスタフレーム走査周期(T)に等しい。さらに、計数
器う1によって受取られる相次ぐ発振器パルスは、ラス
タ走査線の中の相次ぐ画素に対応するので、計数器の各
繰返し動作サイクルの中で計数器からの相次ぐN個のデ
ィジタル信号は、N個の発振器パルスが相次いで計数器
に加えられるので、ラスタ走査線上の相次ぐ画素を表し
、特に、ラスタ走査線の中の相次ぐ画素位置を表すこと
ができる。同様にして、ひずみのないラスタ走査パター
ンについては、計数器52によって受取られる相次ぐパ
ルスがラスタフレームの中の相次ぐラスタ線に対応する
ので、計数器の各繰返し動作サイクルにおいて、それか
らの相次ぐM個の差動ディジタル信号は、M個のパルス
が計数器に相次いで加えられるので、一つのラスタ・フ
レームの中の相次ぐラスタ走査線を表し、特に、そのラ
スタ・フレームの中の相次ぐラスタ線位置を表すことが
できる。 計数器51からの各一連の差動ディジタル信号は、その
計数器の動作サイクルにおいて、適当に階段状になった
差動アナログ電流出力をディジタル信号に応じて与える
ように構成されたDA変換器う4に加えられ、ラスタ・
ライン走査周期(t)内にX偏向板111に加えられる
対応する偏向信号を生じさせ、ひずみのないラスタ走査
パターンのまっすぐなラスタ・ライン走査を生じさせる
。上述のように、相次ぐ差動ディジタルDAi換器入力
信号は、ラスタ走査線に沿った相次ぐ画素位置を表し、
その画素位置は、ラスタ線に沿って、従ってCRTスク
リーンのX軸または縦の対称軸に平行に均一に間隔をあ
けている必要がある。同様に、計数器32からの各一連
の差動ディジタル信号は、その計数器の動作サイクルに
おいて、適当に階段状になった差動アナログ電流出力を
ディジタル信号に応じて与えるように構成されたDA変
換器う6に加えられ、ひずみのないラスタ走査パターン
に対して、ラスタ・フレーム走査周期(T)内にY偏向
板16に加えられるべき対応する偏向信号を生じさせる
。上述のように、次々の差動ディジタルDへ変換器入力
信号は、ラスタ・フレーム内の次々のまっすぐなラスタ
走査線位置を表し、そのラスタ線位置は、CRTスクリ
ーン10のY軸または短い方の対称軸に沿って均一に間
隔をとっている必要がある。 計数器う1を必要なラスク走査パターンのY軸に関連す
るライン計数器と呼び、組数器52を必要なラスク走査
パターンのY軸に関連したフィールド計数器と呼ぶのが
便利である。 各ラスク走査線における画素位置が611と128の間
にあるべきならば、ライン計数器う1に関連する2進数
Nは128である必要があり、設けられるライン計数器
う1は、7ビツト計数器である。 同様にして、各ラスク走査フレームにおけるラスク走査
線が256と512の間VCあるべきならば、フィール
ド計数器う2に関連する2准数Mは、512である必要
があり、設けられるフィールド計数器52は、9ビツト
計数器である。 発振器30からの各パルスに応じて差動形式の対応する
並列7ビツト・ディジタル信号がライン計数器51から
ラインDA変換器と呼ぶDA変換器54及びフィールド
補正DA変換器と呼ぶDA変換器55へ与えられる。ラ
イン計数器51からの各差動ディジタル信号は、ライン
計数器に瞬間的に記憶されたパルスの数を表している。 同様にして、フィールド計数器52によって受けられた
各パルスに応じて差動形式の対応する並列9ビツト・デ
ィジタル信号がフィールドDA変換器と呼ぶDA変換器
36へ送られ、そのような差動ディジタル信号は、それ
ぞれフィールド計数器う2の中に瞬間的に記憶されたパ
ルスの数を表している。 ラインDA変換器34からの対応する差動形式の適当な
階段状アナログ電流出力は、2本のり−ド5了に送られ
るものとして示され、対応する適当な電圧偏向信号をx
偏向板11Iに加えさせるためのものであり、2本のり
−ドう7は、2枚のX偏向板11IK個別に接続される
。同様に、フィールドDA変換器5Gからの対応する差
動形式の適当な階段状アナログ電流出力は、2本のり一
ドう8に与えられるものとして示され、対応する適当な
電圧偏向信号′t−Y偏向板1Gに加えさせるためのも
のであり、2本のリード58は、個々に2枚のY偏向板
16に接続される。 便宜上、そして第2図の左側に示しであるように、CR
Tスクリーン10の左側の中心をこのスクリーンに関連
するY軸及びY軸両方の原点であると考え、2本の軸の
正及び負の部分は、通常の方向に伸びているとする。 電子ビームがY軸と一致し、関連のY軸の値がゼロにな
っているラスク走査パターンの中央ラスク線に衝突する
必要があるとき、Y偏向板16に加わる差動アナログ信
号のコモンモード電圧は、適当に高い正の値をもってい
る必要がある。2枚のY偏向板16の電位間の差はゼロ
である。2枚のY偏向板16の電位間の差は、y 11
!ll+に平行なCR’l’スクリーン上に電子ビーム
の衝突する点を対応して偏向させる。負に荷電されてい
る電子ビームは、差動アナログ信号に関連した電位差を
2枚のY偏向板16に加える必要があり、第2図に示し
たような上側のY偏向板は、下側のY偏向板の正の電位
より大きい正の電位にあって、電子ビームが関連のY軸
の値が正になっているCR’f’スクリーンlOの上側
部分においてラスク線に衝突するような構成になってい
る。従って、CR’L’スクリーンの上側部分は、Y軸
の正方向に増加する部分に対応するので、そのよう外電
位差を正であるといい、Y偏向板に加えられる対応する
差動アナログ信号を正であるという。巨1様にして、電
子ビームを関連のY軸の値が負になっているCRTスク
リーン10の下側部分においてラスク線に衝突させる必
要があるとき、上側偏向板は下側Y偏向板の正の電位よ
り小さい正の電位にあることが必要である。対応する電
位差を負であるといい、Y偏向板に加わる対応する差動
アナログ信号を負であるという。 しかし、電子ビームを関連のY軸の値をゼロにしたCR
TスクリーンのY軸に衝突させる必要があるとき、第1
図かられかるように、X偏向板illに加わる差動アナ
ログ信号の対応するコモンモード電圧は、適当な高い正
の値をもつ必要があるが、第1図に示したような下側の
X偏向板の電位は、上側X偏向板の電位より大きな正の
値である。便宜上、この電位差lx軸の値がゼロである
ことに対応してゼロであると考える。さらに、電子ビー
ムが関連のX軸の値が正である状態でCRTスクリーン
lOに衝突するためには、下側偏向板の電位が上側X偏
向板の電位に対して電子ビームがY軸に衝突するときよ
りさらに大きな正の値であることが必要であり、この場
合にその電位差を正であるといい、X偏向板に加わる対
応する差動アナログ信号を正であるという。同様にして
、下側X偏向板の電位が上側偏向板の電位Vこ対して電
子ビームがY軸に衝突するときより小さな正の値である
ことが必要ならば、この場合には、その電位差を負であ
るといい、X偏向板に加わる対応する差動アナログ信号
を負であるという。 最初にフィールド補正DA変換器55を無視し、最初に
ラインDA変換器514とフィールドDA変換器36の
両方が適当な線形関数に従って動作すると仮定すると、
ラインDA変換器からの差動形式の直線的に変化するア
ナログ出力が対応する偏向信号を扁平スクリーン形の構
成をもっていない普通のCRT表宗表置装置偏向板に加
えさせ、そしてフィールドDA変換器からの差動形式の
直線的に変化するアナログ出力を上記のような普通のC
RT表示装置のX偏向板にそれに関連したラスクパター
ンのひずみなしに加えさせる場合、それによって必要な
矩形ラスク走査パターン与えられるように構成すること
ができる。しかし、ラインDA変換器う4及びフィール
ドDA変換器う6からのそのような差動形式の直線的に
変化するアナログ出力が対応する偏向信号全上述の扁平
スクリーン形CRT表示装置のX偏向板ill及びX偏
向板16にそれぞれ加えさせるならば、第2図に示した
截頭フルート形うスク走査パターンがそれによって作ら
れる。 上述のようにして第5図の構成によって作られる截頭フ
ルート形うスク走査パターンを修正するためには、この
構成内にフィールド補正DA変換器35を設けて、その
フィールド補正DA変換器がライン計数器う1からの一
連の差動デジタル信号に応じて各ラスク走査線に対して
一様に、所望の非線形関数に従って動作するようにする
ことである。以下に非常に詳細に説明するように、ライ
ンDA変換器514もまた非線形関数に従って動作する
必要があるが、最初は、それを線形関数に従って動作す
るDA変換器であると考えることができる。フィールド
DA変換器う6はやはり以下に非常に詳しく説明するよ
うに適当な線形関数に従うとともにフィールド計数器5
2からの一連の差動デジタル信号に応じて動作すること
が必要である。フィールド補正DA変換器う5の非線形
出力とフィールドDA変換器56の動作の仕方との間の
必要な相互作用を第う図に示したそれらの間のリード′
5つによって一般的に示している。相互作用するフィー
ルド補正DA変換器う5とフィールドDA変換器56の
動作の組合わさり方は、CRTスクリーン10のX軸に
対して補正をしなければ生ずるひずんだフルート形うス
ク走査パターンを補正するのに適当な差動偏向信号をY
偏向板16に加えさせるに必要な非線形差動アナログ・
フィールドDA変換器出力の対応する変動を表す関数を
表している。 上述のように、ラインDA変換器う4及びフィールドD
A変換器う6からの差動形式の適当に階段状になったア
ナログ電流出力は、対応する適当な電圧偏向信号lxX
偏向板it及びX偏向板16にそれぞれ加えさせるよう
になっているので、本明細書においては引続き、ライン
DA変換器及びフィールドDA変換器が必要な電圧偏向
信号をそれぞれX偏向板及びX偏向板に直接供給すると
考えるのが便利である。必要な差動電圧偏向信号■工は
ラインDA変換器う4からの2本のり一ドラ7に加えら
れるものとして示されており、一方必要な差動電圧偏向
信号V はフィールドDA変換器う6からの2本のリー
ド5gに加えられるものとして示されている。 都合のよいことには、DA変換器う4.55及びう6の
各々は、いわゆるセグメント分割形DA変換器型の構成
をもっている。この型の構成は、フィールドDA変換器
56のような線形関数に従って動作するDA変換器の場
合に選択自由であるが、フィールド補正DA変換器35
などのように所望の非線形関数に従って動作する各DA
変換器は、セグメント分割形DA変換器型の構成をもっ
ておシ、それは以下に詳細に説明するこの型の構成が所
望の非線形関数に従って容易に動作するように適応させ
るのに適しているからである。 添付図面の第4図には、公知の形の7ビツト・セグメン
ト分割形DA変換器が示されており、それを最初は動作
が線形的であると考え、かつ最初は差動形式でない入力
信号を処理し、かつその処理に応じて差動形式でない対
応する階段状アナログ出力を発生するように構成されて
いると考える。 例えば、ライン計数器31からの変換器への各ディジタ
ル入力信号の四つの最上位ピッI−(MsB)の組が破
線llOの中に総括的に示されているスイッチング二マ
トリックスに与えられる。Il M S Bの各組は、
所定の2進数(ψの倍数(p)(il−含むディジタル
値を表し、(p)はゼロ及び(N’−1)の最大の可能
な値までを含む任意の整数飴をもっており、N′は16
に等しく、(q)は8である。それぞれが総括的に42
に示され、かつNPNトランジスタT1及び抵抗R11
備えたN′個のほぼ同一な電流源がスイッチング・マト
リックス110に接続されている。電流源L12は、そ
れぞれ各電流源に入るものとして示され、かつ所定の2
進数(q) k表すと考えられる出力(1)ヲもってい
る。 (N′)個の電流源l12は、スイッチング・−トリッ
クスllOに並列に接続されている。トランジスタT1
のベースは、共通レール45に接続され、コレクタは、
スイッチング・マトリックス40に接続され、そして各
エミッタは、個別に関連の抵抗R1の一端に接続されて
いる。各抵抗R1の他端は、共通レール1ILlに接続
されている。電流(1)は各トランジスタT1のコレク
タ回路に流入する。 1組のMSBがスイッチング・マトリックス110によ
って受けられると、対応する数(p)の電流源42は、
単にスイッチング・マトリックスを介して変換器出力に
接続され、変換器出力において(p)がゼロのとき、ゼ
ロで、変換器からの対応するアナログ出力信号の少なく
とも一部分を含む合計電流工′。 を出す。第1の、またはそのほかの、電流象l12がス
イッチング・マトリックス及び115に総括的に示され
た減衰器との両方を経て変換器出力に接続されている。 この減衰器115は公知の非セグメント分割形式のDA
変換器から成り、通常抵抗器から成るR−2R回路網を
備えている。ライン計数器31から変換器へのディジタ
ル入力信号の三つの最下位ピッ)(LSB)の組は、減
衰器115に与えられる。各組のL S Bに応じて、
それに接続された前記の電流源によって供給される電流
(1)の大きさは、減衰器の出力において減らされて。 1組のLSBによって表わされたディジタル値を表すア
ナログ信号を与える。減衰器1↓5の出力において与え
られるアナログ信号によって表わされた大きさは、ゼロ
及び所定の21(ψ未満ヲ含む任意の整数をもっことが
できる。変換器の出力において、減衰器45の出力は、
単にスイッチング・マトリックス11o’l介してそれ
に送られる任意の電流源出力の合計I′。と結合される
ので、変換器からのアナログ出力信号1゜は、変換8υ
への瞬++4jディジタル入力信号の全体によって表わ
される値を示す。 第4図に示したようにDA変換器が差動信号を処理する
ように構成されていない場合には、電流源112が変換
器出力または減衰器のいずれかに接続されないときに、
それからの電流が低インピーダンス負荷を含むサンプ(
図示なし)に供給される。 セグメント分割形変換器の動作及び特に減衰器l15へ
の各電流源の接続を考えるならば、スイッチング・マト
リックスllOへ与えられる各組のMSBi受取ること
に応じて、変換器へのディジタル入力信号によって表わ
される値が連続的にゼロから大きくなるにつれて、各電
流源が減衰器に接続される順序内に各電流源42に対す
る順位が存在する。減衰器45へ瞬間的に接続された電
流源の位置に対して順序内においてより低い順位にある
電流源は、同時に単にスイッチング・マトリックスを介
して変換器出力に接続される。各電流源が個々それぞれ
に順序内でゼロ及び増分的に1から(N’−1)までの
各整数である(p)It表わし、各電流源を変換器の出
力だけに接続することに対応すると考えるのが便利であ
る。 また便宜上、スイッチング・マトリックス40は、任意
の便利な形のN個のバイポーラまたは三方スイッチII
7を含むものとして老えられる。差動信号を処理するよ
うに構成さ才したDA変換器については、バイポーラ・
スイッチ117が必要である。電流源II2のトランジ
スタ゛1°1のコレクタは、個々にバイポーラ・スイッ
チ117の関連の所定のものに個別に接続されている。 前節で述べた順序内で、バイポーラ・スイッチは、それ
に接続された電流源112の順位に個々に対応する順位
をもっている。 バイポーラ・スイッチlI7は、rcxJP的に48で
表わされたスイッチング・マトリックス40の復号手段
からの信号によって作動されるものとして示されており
、前記復号手段lI8は、それぞれが個別に一つのバイ
ポーラ・スイッチに接続されているN′個の出力をもっ
ている。この復号手段の各出力を二つの可能な形の第1
のものの信号をその出力に生じさせて、関連の電流源を
減衰器に接続させるように関連のバイポーラ・スイッチ
を個別に二つの可能な方法のうちの最初のもので閉じる
ようにする1組のMSBに対応すると考えることができ
る。従って、前記一連の電流源及び前記一連のバイポー
ラ・スイッチに対応する一連のMSHの組が存在する。 この順序内のMSBの組の順位は、個々それぞれに対応
する順序内の電流源の順位に対応する。この順序内のM
S Bのこれらの組は、それぞれゼロ及び増分的に1
から(N’−1)までの各整数値である(p)’を表す
。しかし、前述のように(p)がゼロ及び増分的に1か
ら(N−1)までの各整数の値であるとして、順序内で
各電流源を個々それぞれに考えると、減襞器に瞬間的に
接続された電流源より低い順位の電流源の各々は、単に
スイッチング・マトリックスを介して変換器出力に接続
される。これは二つの可能な形の第2のものの信号を復
号手段の対応する出力から受けるのに応じてなされて、
二つの可能な方法のうちの第2のもので対応するバイポ
ーラ・スイッチを閉じる。 バイポーラ・スイッチが開いていると、関連の電流源の
電流出力はサンプに送られる。 復号手段が適当な組のMSBf:受取ったことに応じて
、関連の電流源を減衰器1■5に接続するために第1の
方法で閉じられた9番目のバイポーラスイッチ117が
示されている。前述の順序内の低い方の順位をもつ各電
流源は、単にスイッチングマトリックスを介して変換器
出力に接続される。 特に、それらの電流源は、復号手段の関連の出力にある
それぞれの二つの可能な形のうちの第2の形の信号に応
じて二つの可能な方法のうちの第2の方法で関連のバイ
ポーラ・スイッチを閉じることによって変換器出力に接
続され、1)」能な二つの方法のうちの第1の方法で閉
じられたバイポーラスイッチ47に接続された出力より
所定の順序の出力の中で上位にある。第2の形のこのよ
うな出力信号は、二つの可能な方法のうちの第1の方法
で閉じられたバイポーラ・スイッチに接続される出力を
生じさせる瞬間的なMOBの組を復号手段が受取ったの
に自動的に応じて、復号手段内の論理手段によって与え
られる。 従って、各電流源l12の出力電流(1)の異なる倍数
ら)によって表わされる複数の異なる可能なアナログ出
力信号値をもつ対応するアナログ出力信号値工。が各組
のMSBと個別に関連している。さらに、全体として考
えられ、かつ計数器51からくる各ディジタル信号には
、各電流源ヰ2の出力電流(1)の適当な倍数(p)の
合計及び減衰器45に瞬間的に力えられるLSBの組に
よって表わされる2進数(q)を表す電流とによって表
わされる対応するアナログ出力信号値■。が関連する。 上述のもののようなセグメント分割形DA変換器が所定
の非線形関数に従って動作するためには、電流源112
にある抵抗R1が同一でなく、異なる所定の大きさをも
っており、ひと続きの中の相次ぐ抵抗R1の間の関係が
所定の非線形関数に従っているのが便利である。 前述のひずんだフルート形うスク走査パターンの第1の
構成ラスタ・ライン走査金うスク線のスタートがCRT
スクリーン10の上左手隅と一致していると考えるなら
ば、Y偏向板16に加えられる差動アナログ信号■ の
電位差は、セグメント分割形フィールド補正DA変換器
55に関連した所望の非線形関数によって表わされるよ
うに第1のラスタ・ライン走査周期K) k通じて所定
の非線形手段で大きくすることが必要である。Y偏向板
に加わる電位差■、が変わる所定の非線形手段は、第1
ラスク・ライン走査を曲がったものにする代りに、CR
Tスクリーン10のX軸に平行なものにさせるものであ
る。従って、フィールド補正DA変換器35が第1のラ
スタ・ライン走査周期(1)にわたって動作するのに従
うべき所望の非線形関数は、CRTスクリーン10のX
軸に対して曲がった未補正の第1のラスタ・ライン走査
を表す非線形関数の逆関数である。次に、Y偏向板に加
わる電位差■、が補正された1つすぐな第1のラスタ・
ラインにCRTスクリーン10の最上部に必要な場所を
とらせると仮定する。そのとき、第1のラスタ・ライン
の場合と同じ方法で、ラスタ・ライン走査周期(1)に
わたって非線形的に変化する電位差■7は、全体として
考えた各ラスタ・ラインに関して、かつ他のラスタ・ラ
インの各々にCRTスクリーンのY軸に沿った必要な場
所をもたせるためには、ラスタ・フレーム走査周期(r
)にわたって可変の階段状の倍率だけ互いに異なってい
る必要がある。従って、この可変倍率は、前に述べた適
当な線形関数によって表わされ、それに従ってフィール
ドDA変換器う6がラスタ・フレーム走査周期(T)に
わたって動作する必要があり、フィールドDA変換器を
駆動するフィールド計数器32が、こんどは、ライン計
数器51からのパルスによって駆動され、そのようなパ
ルスの一つが各ラスタ・ライン走査周期(t)に与えら
れる。 Y偏向板16に加わる差動アナログ信号V、の電位差の
必要な補償用増加は、電子ビームをY軸に平行に正の向
きに変位させるとき、スクリーンのY軸に平行に正の向
きに電子ビームの偏向を太きくし、電子ビームをY軸に
平行に負の向きに変位させるときスクリーンのY軸に平
行な電子ビームの負の向きにおける変位を大きくするこ
とになる。ラスタ・フレーム走査周期(’I’)の丁度
半分のところにおけるラスタ・ライン走査周期(シ)に
ついては、対応するラスタ走査線が所望の矩形ラスタ走
査パターン及びひずんだフルー1・形ラスタ走査パター
ンの両方においてスクリーンのX軸と一致するとき、Y
軸に平行な電子ビームのどちらの向きへの偏向も補正の
ために大きくする必要がない。 Y偏向板16に加える必要のある差動アナログ信号の電
位差■、に関して、各ラスタ・ライン走査周期(1)に
対して一様な所定の非線形関数とラスタ・フレーム走査
周期りr)にわたってY偏向板16に加える必要のある
差動アナログ個分の電位差■。 の変動を表す適当な線形関数との適当な組合せは、スク
リーンのX軸に関してひずんだフルート形ラスタ走査パ
ターンを表すことのできる関数の逆関数であシ、フルー
ト形ひずみを補正し、所望の矩形ラスタ走査パターンを
得るためにY偏向板に加える必要のある差動アナログ信
号の補正用電位差vyを゛表す関数を構成する。 最初に可変倍率を無視すると、Y偏向板16に加わる差
動信号の電位差■ は、フィールド補正DA変換器35
の動作の仕方と関連した所望の非線形関数によって表わ
される所定の非線形手段でラスタ・パターンの各構成ラ
スタ・ライン走査周期(1)の間一様に増加するもので
あって、フィールド補正DA変換器は、ライン計数器5
1からの差動ディジタル信号によって駆動される必要が
ある〇第5図に指摘したように、各ラスタ・ライン走査
周期(1)にわたってフィールド補正DA変換器から出
てY偏向板16に加えるべき差動アナログ信号の電位差
■、における対応する非線形変動を表す差動アナログ信
号■、1の非線形変化量は、グラフによって表すことが
でき、そのグラフの形はCRTスクリーン10のX軸に
関して、そうでない場合に得られる第1のラスク線の形
の逆であろう従って、差動信号V、1は、所定の非線形
手段でラスタ・ライン走査周期(1,)にわたってゼロ
を表す値から最大の正の値に変る。 フィールド補正DA変換器う5は異なる所定の大きさを
もつ電流源l12の中の相次ぐ抵抗R1による所定の非
線形関数に従って動作し、一連の相次ぐ抵抗間の関係が
所定の非線形関数に従っておシ、所望の抵抗を経験的方
法で決めることができる。フィールド補正DA変換器3
5は、7ビツトライン計数器51からのディジタル信号
によって駆動される7ビツトDA変換器であり、各ラス
タ走査線には611と128の間の構成画素がある。 都合のよいやり方は、セグメント分割形フィールド補正
DA変換器55が16の構成セグメント、すなわち電流
源112’iもっているので、各ステップのグループ内
のフィールド補正DA変換器からの階段状アナログ出力
に16グループの構成ステップがあり、各ステップのグ
ループ間にだけ一様でない変イヒ量があり、各グループ
は全体とじて考えられている。この配置構成は必要な非
線形関数全適当に表している。 ラスタ・フレーム走査周期(’l’)にわたってY偏向
板16に加える必要のある電位差V の変化量を表し、
かつフィールドDA変換器56の必要な動作様式によっ
て表すのが都合のよい適当な階段状線形関数から成る上
述の組合せ関数の中の構成関数は、フィールド計数器う
2からの差動ディジタル信号によって駆動されるフィー
ルドDA変換器を特徴とする 特に第5図に示したように、フィールドDA変換器56
が動作するのに従う必要のある適当な線形関数は、すべ
てのラスタフレーム走査周期(T)にわたるフィールド
DA変換器からの差動アナログ信号の補償電位差■ が
、Y偏向板16に与え2 られるとき、ラスタ・フレーム走査周期(T)の半分を
通じてゼロである電子ビームの偏向を生ずる。 その電子ビームの偏向は、第1のラスタ・ライン走査に
対する最大の正の値からラスタ・フレーム走査周期の第
1の半分において直線的に減少し5ラスク・フレーム走
査周期の第2の半分において負の向きに直線的に増加し
、第1のラスタ・ライン走査の最大の正の値に大きさの
等しい最大の負の値を最後のラスタ・ライン走査に対し
てもつ。 従って、ラスタ・フレーム走査周期(T)にわたる電位
差V のグラフの形は、所定の負の傾斜をも2 つ直線であり、フィールドDA変換器56が動作するの
に従う必要のある適当な線形関数及び上述の可変倍率の
表現を含む。 フィールドDA変換器56によって導入されるべき可変
倍率、すなわち適当な線形関数、は、本質的にフィール
ドDA変換器36の電流源42にある相次ぐ等しい抵抗
R1によって導入される。 フィールドDA変換器う6は、9ビツト・フィールド計
数器52からのディジタル信号によって駆動される少な
くとも9ビツトのDA変換器であり、各ラスタ・フレー
ムに256と512の間の構成ラスク線が存在する。都
合のよいのは、セグメント分割形フィールドDA変換器
56は、16の構成セグメント、すなわち電流源142
、をもち、それぞれのセグメントがラスタ走査パターン
における構成ラスタ・ラインの小さな倍数に対応してい
ることである。フィールドDA変換器56からの階段状
差動アナログ出力の512の構成ステップの各々は要求
通シ均一である。 第5図は、第4図に対応するが、9ビツト・セグメント
分割形DA変換器の構成を非常に詳しく示している。特
に、第5図に示したDA変換器は、フィールドDA変換
器36であり、第4図に示したDA変換器と異なって、
フィールド計数器32からのディジタル差動信号を受け
るに適当な形で示されており、その信号に応じて差動形
式である対応する階段状アナログ出力を与える。 各バイポーラ・スイッチl17は、工、ミッタが関連の
電流源112に接続された三つのノくイポーラ・トラン
ジスタT2を備えている。トランジスタT2のベースは
、復号器t’8(第5図には示されていない)に接続さ
れて、それから信号を受ける。第5図において、このよ
うな復号器の出力の一つの離散的部分は、Slと書かれ
、もう一つの部分は、S2と書かれ、第5の部分は、S
5と書かれており、各部分からの信号を三つのトランジ
スタT2の一つ一つに個別に与えることができる。16
のスイッチ117に個別に接続された各彷号器出力に対
してそのような三つの構成部分8162及びS5がある
。復号器出力部分S1に関連する各トランラスタT2の
コレクタは、差動増幅器01の一方の入力50に接続さ
れ、復号器出力部分s2に関連する各トランジスタT2
のコレクタは、差動増幅器の他方の入力51に接続され
ている。復号器出力部分85に関連する各トランジスタ
テ2コレクタは、#食器115の5ビットR−2R梯子
形回路網45の一端に接続されている。R−2R梯子形
回路網の52段の各々は、エミッタが梯子形回路網の関
連の段に接続された二つのバイポーラ・トランジスタT
5からなる三方スイッチ52へ個別に接続されている。 トランジスタTうのベースは、フィールド計数器32の
LSB段の各々からの出力部分L1及びL2へ個別に接
続されて、それから信号を受取る。 計数器出力部分L1と関連する各トランジスタT3のコ
レクタは、差動増幅器o1の復号器出力部分S1と関連
する各トランジスタT2と同じ入力50に接続されてい
る。計数器出方部分L2と関連する各トランジスタTう
のコレクタは、差動増幅器01の復号器出力部分s2と
関連する各トランジスタT2と同じ人力51に接続され
ている。 フィールド計数器32のLAB段の各々に対してそのよ
うな二つの構成部分L1及びL2が存在する。二つの信
号が各関連の1対の計数器出力部分L1及びL2から各
スイッチ52によって同時に受けられて、一つになって
対応するLSB計数器段からのディジタル差動信号にな
る。復号器出力部分S3に関連したトランジスタT2へ
の接続部分から離れた方の梯子形回路網45の端は、ダ
イオードDli介して供給電位■2に保たれたレール5
0に接続されている。差動増幅器O1の二つの出力は、
2本のリード38からなり、それらのリードにフィール
ドDA変換器う6から出て、Y偏向板16に加えられる
べき差動信号V yの一つの係数を構成する差動信号■
の二つの部分が2 与えられる。 動作について説明すると、9番目のスイッチ47を考え
て、それが第4図の構成におけると同様に関連の電流源
42を減衰器45に接続する場合、り号器48の関連の
出力部分S3から一つの信号が与えられ、適当なトラン
ジスタT2が導通状態にされる。瞬間的には、フィール
ド計数器52からの適当なLSB段が各々対応する計数
器出力Llからの信号を対応するスイッチ149に与え
、特に、差動増幅器O1の前記一方の入力50に接続さ
れた適当なトランジスタT5をそのトランジスタのベー
スに加えられる関連の計数器出力部分L1からの信号に
よって導通状態にする。 このような復号器出力の順序において9番目より低い順
位の復号器出力のすべての復号器出力部分S1は、それ
ぞれそれに接続されたトランジスタT2へ信号を送って
、これらのトランジスタT2を導通させるので、電流■
′ がこれらの電流源に流入する。スイッチ52の適当
なトランジスタT5をまた計数器出力部分L1からの信
号によって導通するので、電流がまた減衰器45を経て
9番目の電流源に流れ、差動増幅器01の前記一方の入
力50から流れ出る合計電流が■0になる。 同時に、このような復号器出力の順序の中で9番目よシ
高い順位の復号器出力のすべての復号器出力部分S2は
、それぞれそれに、接続されたトランジスタT2へ信号
を送シ、これらのトランジスタT2を導通させるので、
電流工′。がこれらの電流源に流入する。二つの信号が
復号器出力部分S5からの信号を受けるスイッチ117
を除く各スイッチ+17によって関連の1対の復号器出
力部分S1及びS2から同時に受けられて、それらが一
つになってスイッチからの一つのディジタル差動信号に
なる。計数器出力部分L1かもの信号を受けない残9の
スイッチ52のトランジスタT3もまた計数器出力部分
L2からの信号によって導通させられるので、電流がま
た減衰器115’を通って9番目の電流源に流れる。差
動増幅器01の前記他方の入力51から流れ出る合計電
流は、IOである。 ■0+10は、DA変換器を通って流れる瞬時金側電流
に等しいが、一定でないことがわかるであろう。 この配置構成は、差動増幅器01からの差動出力■、2
が(ユ。−工。)に対する瞬時値に比例するようになっ
ている。フィールド計数器52の各動作サイクルの始点
においては、工 がその最+ O 大値にあり、そしてIOは、ゼロである。従って、差動
出力V は、要求通り最大の正の値をもつ2 ている。次いでV に対する値は、定常的に下2 かり、動作サイクルの半分すなわち(Tl/2のときに
、工0=:[0となり、■、2に対する値は、要求通り
ゼロになる。次に、IoがLoより大きくなシ、差動出
力V が負になってゆく。”Y22 の負の値は、フィールド計数器う2の動作サイクルの第
2の半分を通じて定常的に上昇し、動作サイクルの終り
すなわち時間りr)においてついに工〇がゼロにな9、
Ioが動作サイクルの始点におけるIOの最大値に等し
い最大値になる。この時間(T)において、差動出力V
は、要求通り最大の2 正の値に大きさの等しい最大の負の値をとる。 加わる差動ディジタル入力信号によって表わされる値に
従って変化するこのような線形または非線形のセグメン
ト分割形DA変換器のアナログ信号に関連する大きさの
ほかに、アナログ出力の大きさもまた定電流源112の
トランジスタTlのペース及びDA変換器の電流源の抵
抗BiのトランジスタT1から遠い端にそれぞれ接続さ
れたレール+1とレール1111との間に加わる第4図
及び第5図に示した基準電圧viの変化に従−)て変動
する。 非線形フィールド補正DA変換器55の差動アナログ出
力の線形フィールドDA変換器36の動作との適当な方
法による必要な相互作用は、フィールドDA変換器のレ
ール115とIllとの闇に加わる基準電圧■1が、第
)図においてリードう9を設けたことによって示されて
いるように、フィールド補正DA変換器の非線形アナロ
グ出力と共に変動する構成にすることによって得られる
0特に、フィールド補正DA変換器35の差動アナログ
出力v、1は、2本のリードの上に与えられるが、便宜
上第う図には1本だけそのようなリード5つが示されて
いる。1方のリードをDA変換器のレール4うに接続し
、他方のリードをDA変換器のレール1111に接続す
る。しかし、前に述べたように、偏向板に直接加えるべ
き差動アナログ信号vyの必要な係数を表すときに、フ
ィールド補正DA変換器からの対応する差動出力V は
、I ゼロと最大の正の値との間でのみ非線形的方法で変化す
る必要がある。従って、フィールドDA変換器36の電
流源の抵抗R1に接続されたレール1111へ加えられ
、差動出力の一方の構成部分を構成する電位は、常にゼ
ロであり、フィールドDA変換器う6の電流源のNPN
)ランラスタT1のベースに接続されたレール115に
あって、差動出力の他方の構成部分を構成する電位は、
ゼロと最大の正の値との間でのみ変化する。従って、フ
ィールドDA変換器う6の利得は、フィールド補正DA
変換器55の非線形差動出力に従って変化させられる。 従って、線形フィールドDA変換器のアナログ出力は、
線形でなく、補正しないと得られるひずんだフルート形
うスク走査パターンを補正するために2枚のY偏向板1
6に加える必要のある補償電位差■7の非線形変化を表
す組合せ関数に従っている。 特に、そして再び、最初にフィールドDA変換器36に
関連する可変倍率vY2 を無視すると、ラスタ・フレ
ーム走査周期(T)の中で個々に考えた第1のラスタ・
ライン走査周期(1)の中の任意の瞬間において、フィ
ールドDA変換器う6の可変利得としてフィールドDA
変換器56のレールll′5と1見の間に加わる変化す
る基準電圧■1は、次式で与えられる。 vi=vi+vy。 ここでvlは、基邸電流源の一定な出力電圧である。フ
ィールドDA変換器う6のレール4うと4IIとの間に
加わる瞬間電圧■1は、CRTスクリーンのX軸に平行
な必要なまっすぐなラスタ走査線を与えるに必要なもの
である。ラスタ・ライン走査の始点においては、V 1
’はvlの値をもっている。ラスタ・ライン走査周期の
終りにおいては、■1′はそれの最大の可能な値をもっ
てお9、ラスタ・ライン走査周期(1)の中の任意の瞬
間にフィールドDA変換器う6のレール+15と411
との間に加わり、要求されるようにフィールドDA変換
器の可変利得を構成する瞬間基準電圧V 1’は、補償
しないと得られる曲がったラスク線を補償するように構
成される。 フィールドDA変換器36の出力におして、上式は1次
のようにして可変倍率”Y2 を含むように修正される
。 ■y−■、2(Vl−1−Vyl)k ここで”72 は、フィールドDA変換器がラスタ・フ
レーム走査周期(T)にわたって動作するのに従う適当
な線形関数によって表わされ、最大の正の値と等しい負
の値との間で変化し、kは、一定でv、2 に対する最
大値の逆数に等しい。従って、ラスタ走査パターンの各
構成ラスク線は真直ぐな形であり、それぞれは、CR’
ll’スクリーン1oOY軸に沿ってそれの必要な場所
をとっ−Cいる。従って、フィールドDA変換器からの
階段状アナログ出力■、の離散的であると考えられてい
る異なる成分部分またはステップは、ラスタ・パターン
の各成分ラスク線を個別に生じさせることができる0 フィールド補正DA変換器55からきて、フィールドD
A変換器56の電流源112のレール4うと1111と
の間に加わる差動出力■、1の変化量は、差動増幅器0
1に関して流れている電流Io及びq Oにおける対応
する不都合な変化量を生じさせることによって、フィー
ルドDA変換器36の動作の仕方に悪い影響を与えない
で、フィールドDA変換器56の利得に所望の変化量を
生じさせるだけである。これは、フィールドDA変換器
がディジタル差動信号を処理し、その処理に応じて差動
アナログ出力を出すように構成されているからである。 代りの方法として、第5図の構成は、ひずんだフルート
形うスク走査パターンの第1のラスタ・ライン走査が第
2図に示したスクリーンの左上隅にある代りに、CRT
スクリーン10の右上隅を横ぎっているようなものであ
ってもよい。従って、フィールド補正DA変換器う5の
非線形出力を表す関数は、ライン計数器51の各動作サ
イクルの始動時に最大の正の値をもっており、ライン計
截の動作サイクルの終りに着実にゼロに落ちる。フィー
ルドDA変換器56の線形出力を表す関数は。 ツーイールド計数器32の各動作サイクルの始点におい
て最大の負の値であり、動作サイクルの終シで最大の正
の値で、それらの中点でゼロの値である正の傾斜をもっ
ている必要がある。 発振器30及びライン計数器51とフィールド除算器3
2との間の接続が、図を明瞭にするために、省略されて
いることを除いて、第6図は、第5図に対応する。さら
に、この構成は、一定の基準電圧Vlを、DA変換器3
1+、55及び56の各々に加える方法及び特にフィー
ルドDA変換器36への基準電圧■1′をフィールド補
正DA変換器35の非線形アナログ出力■、1 に応じ
て必要な方法で変化させてこれらの二つのDA変換器の
間の、第5図及び第6図でリード5つを設けることによ
って一般的に示された、必要な相互作用を与えるように
する方法を示すために再び書かれたものである。便宜」
二、DA変換器34.55及び36への基糸電圧は、差
動形式のものであるとして示されていないが、そのよう
な各基準電圧は差動形式のものである。 第6図に関しては、共通の基準電圧源が60に総括的に
示されており、それからの一定の出力V1がラインDA
変換器51F及びフィールド補正DA変換器55の両方
に直接接続されているものとして示されており、さら゛
に共通$学電圧源は、62に総括的に示された周知の形
の合計手段を介してフィールドDA変換器56へ接続さ
れるものとして示されている。フィールド補正DA変換
器55の可変アナログ出力”/Iは、合計手段62の正
の入力に加えられ、上述の必要な補償電圧を与えるもの
として考えられ、対応する可変基糸電圧■1がフィール
ドDA変換器う6へ加えられる前に基準電圧源60の一
定出力■1へ加算される。 図示してない減衰手段を各DA変換器5+155及び5
6と共通電圧源60との間に設けることができるので、
適当な基べ(電圧は、CRTスクリーン10と同じ寸法
と形のラスタ走査パターンを発生させる。 DA変換器のアナログ差動出力を伝えるフイ−ルドDA
変換器36の出力リード38とY偏向板16との間のイ
ンターフェース回路の適当な形が第7図に示されている
。各リードう8は、個別にバイポーラ・トランジスタT
llのベースに接続されている。各トランジスタTll
のコレクタは。 CRTに関連する特別高圧■EHTに保たれたレール7
0に抵抗R5を介して接続される。2枚のY偏向板16
は、個別にトランジスタTLlと関連の抵抗R5との間
の点71に接続され、フィールドDA変換器からの差動
信号をY偏向板16においてvEHTに対応する所望の
高いコモンモードを位に重なるようにする。その回路が
適当な最小の利得をもつようにするために、各トランジ
スタTllのエミッタは、個別にゼロ電位に保たれたレ
ール72へそれぞれ抵抗R11を介して接続される。そ
のとき最小利得は、比R5/R11によって制御される
。各トランジスタTlIと関連の抵抗R11との間の点
54同士の間に互いに並列に可変抵抗R5が接続されて
いるので、インターフェース回路ノ利得を調節できる。 コンデンサC1も点7う同士の間に設けられて偏向板1
6に関連したキャパシタンスを補償する。 ラインDA変換器51+からの出力リード57とX偏向
板IIIとの間に等価なインターフェース手段を設けて
もよい。 また第2図には、各ラスタ・ライン走査周期(t)の始
点から等しい時間間隔の線を表す破線26が示されてお
り、線26は、未補正の截頭フルート形うスク走査パタ
ーン及びこれまで説明した第5図の構成におけるライン
DA変換器54及びフィールドDA変換器56からそれ
ぞれリードう7及び3gに出されたアナログ出力に応じ
てイ乍られる所望の矩形ラスタ走査パターンの両方に対
するものである。線26は、ラスタ・ライン走査と同様
にしてまっすぐで、互いに平行で、一様な間隔をとって
いる必要のある表示の直線部分を表している。線26の
そのような配列からのずれは、上に述べた未補正のラス
タ走査パターンによって生じたひずみと同様にして線2
6の配列のずれの原因による表示におけるひずみを表し
ている。破線26は、CRTスクリーン10のX軸また
は、縦の対称軸に直角に伸びている直線であると、厳密
な似似で考えることができる。第2図には、各ラスタ・
ライン走査周期(1)の、間じゆう時間的に等しく分配
されている5本の線26が示されている。しかし、CR
Tスクリーン10に関して図示の破線26の間に所望の
一様な間隔がおいていないのを見ることができ、このた
めに与えられる表示はひずむであろう。各ラスタ・ライ
ン走査周期の始点から、隣接対の図示の破線26の間の
CRTスクリーノ10の上の間隔は、電子ビームがラス
タ走査線を横切るときの電子ビーム経路における差のた
めに、第1図に示すように不均一に減少する。表示のこ
のひずみを補正するためには、各ラスタ走査線に沿った
電子ビームの走査速度が相補的に不均一に大きくなり、
走査速度の変化駄か等しい時間間隔の線26を直線と考
えるとき、各ラスタ走査線に対して同じである構成にす
る必要がある。走査速度の必要な増加は、ラインDA変
換器311の出力からX偏向板111に加わる差動信号
の電位差vxを各ラスタ・ライン走査に対して対応して
増加させることによって得られる。 電子ビームの走査速度にそのような必要な非線形増加を
各ラスタ線に対して得る一つの方法は、ラインDA変換
器54を必要な非線形関数に従って動作するようにし、
ラインDA変換器は、なおライン計数器51からの差動
ディジタル信号によって駆動されるように構成すること
によっている。 この関数は、少なくとも事実上形が指数関数的であり、
指数関数が、厳密な近似で、X偏向板114に加えるべ
き差動アナログ信号の電位差Vxにおける必要な対応す
る非線形増加を表す。第う図に示したように、ラインD
A変換器からの差動アナログ信号V の任意のラスタ・
ライン走査周期1 (1)にわたる指数関数的変化でかつX偏向板litに
加えるべき差動アナログ信号の′電位差■工における対
応する指数関数的変化を表すものは、グラフによって表
すことができ、そのグラフの形は、CRTスクリーン1
0のX軸に沿った線形表示部分の間隔に関して、補正を
しないと得られる。Y軸に平行な表示の直線部分のひず
み量のグラフの形の逆である。従って、差動信号vx1
は、ゼロから最大の正の値まで各ラスタ・ライン走査周
期(1)にわたって一様に変化する。 セグメント分割形ラインDA変換器511の必要な非線
形出力は、経験的方法で定められ、ラインDA変換器の
一連の電流源112の相次ぐ抵抗R1の間の非線形関係
によって表わされる。第4図に関して上述したように、
ラインDA変換器5!は、16の構成セグメント、すな
わち電流源112、をもっている。特に、一連の抵抗器
の中の低位の抵抗R1の幾つかは、無限大になるように
構成されているので、ラインDA変換器が動作するのに
従う関数は、最初にDA変換器に対するゼロ電位差出力
vXIを表す有効部分をもっている。次にDA変換器の
階段状電位差出力は、必要な指数関数に従って急速に増
加し、電流源内の抵抗が一連の16の抵抗R1f:、通
じて急速に減少する。 ラインDA変換器の動作の仕方と関連していて、上述し
た指数関数は、任意の都合のよい方法で発生され、フィ
ールドDA変換器に関して上述した線形関数と似ている
のが同一ではない適当な線形関数と組合わされて、ライ
ンDA変換器に各ラスタ・ライン走査を行わせることが
必要である。 従ッて、ラインDA変換器511からの2本のリードう
7への非線形差動アナログ出力は、等しい時開間隔の直
線26であって、各ラスタ・ライン走査周期を通じて時
間的に等しく分配されているが、CRTスクリーン10
に関して一様に間隔をとっていない直線26によるひず
みを補正する。 従って、DA変換器う4.う5及び36の動作は、C’
RTのスクリーンlOに、補正しない場合には生ずる
ラスタ走査パターンの不規則In動的な意味でマツピン
グするものと考えることができる。各DA変換器は、一
つ以上の非線形成分と一つの線形成分をもつ関係に従っ
て動作することが可能である。 一般的にいえば、フィールドDA変換器56とフィール
ド補正DA変換器55の組合せは、ラスタ走査パターン
がX軸に沿って変るとき、CRTスクリーン10のY軸
に、多分1個別に、平行なうスフ走査パターンの画素を
ずらすことができると考えることができる。同様に、ラ
インDA変換器311は、各ラスタ・ライン走査に対し
て一様にX軸に沿って変る量をもった発生した表示のひ
ずみが存在するとき、CRTスクリーン10のX軸に、
多分個別に、平行な画素をずらすことができると考える
ことができる。 補正しない場合に生ずるラスタ走査パターンのひずみを
補正するときに、DA変換器う4、う5及び56を用い
ることはそれが偏向板14及び16に加えるべき波形を
整形するのに用いる必要な関数を発生する手段にその手
段の動作品1度における変化量または、その手段を駆動
するだめの電源電圧の変化量の影響を考える必要なしに
満足に動作させることができるようにする点で利点があ
る。 動作温度もしくは電源電圧、またはその両方の偶然の変
化量を適当に補償するのは、DA変換器の出力のところ
において、DA変換器の差動アナログ出力が偏向板に加
えられる前に行うことができるのが都合がよい。 ラインDA変換器う4の出力を普通のラスタ・ライン走
査のこぎシ波形を発生する積分手段に加えることが可能
なので、この構成のエネルギー消費は、そうでない場合
より少なく、ラインDA変換器の出力は、上述の非線形
関数にだけ従っていて、のこぎ9波形を必要な方法で修
正する。従って、ラインDA変換器の積分出力は、各ラ
スタ・ライン走査に関して画素位置ではなく、電子ビー
ムの走査速度を符号化する。 以下に述べるように、ラインDA変換器の出力を積分す
る場合、ラインDA変換器34の中の減衰器45を省略
するので、スイッチ47は、そうでナイ場合に必要な三
方バイポーラ・スイッチの代りに三方スイッチだけであ
る。従って、ラインDA変換器からの階段状アナログ出
力のステップは、それぞれ画素位置の倍数を表す。その
他の場合には、ラインDA変換器54は、セグメント分
割形DA変換器に対して上述した方法で動作する。 ラインDA変換器のこの動作の仕方は、適当である。 ラインDA変換器31Iからの出力は、差動形式のもの
で、2本のリード57に与えられているので、ステップ
状の指数関数的に変化する出力をラインDA変換器31
1から積分手段に加える適当な構成が第8図に示されて
いる。差動出力の各構成部分は、コンデンサC2を増幅
器02と並列に含む積分器80に加えられ、かつラスタ
・ライン走査周期(1)に等しい時定数をもつように構
成されている。差動信号の二つの積分された部分は、次
に個別に2枚のX偏向板14に加えられる。従って。 X偏向板に加わる偏向信号は、各ラスタ・ライン走査周
期(1)において滑らかに連続した波形で所望のように
変化する波形を構成する。CRTに関連する特別高圧■
F、HTは、各増幅器02に加えられる0 本発明に関して前述した扁平スクリーン形CRT表示装
置は2例えば二つの異なる伝送方式、例えば、米国52
5本表示フレーム線伝送方式及び欧州625本表示フレ
ーム線伝送方式に従って動作するように構成されたTV
受信器を備えている。 TV受信器の表示フレームが二つのインターレースされ
るラスタ走査フィールドを備えているのは普通である。 従って、525本の走査線表示フレームの場合、一つの
ラスタ走査フィールドは、262本の構成ラスタ走査線
をもっている必要があり、他方のラスタ走査フィールド
は、265本の構成ラスタ走査線をもっている必要があ
る。同様にして、625本の走査線の表示フレームの場
合には、一方のラスタ走査フィールドはう12本のラス
タ走査線をもち、他方のラスタ走査フィールドは、51
3本のラスタ走査線をもっている。 従って、上述の扁平スクリーン形TV受信器におけるフ
ィールド計数器う2は、512の構成段をもつと考える
ことのできるシフトレジスタである必要があり、このフ
ィールド計数器は上述のように9ピツト計数器である。 TV受信器が同時に表示することが必要な各フフレーム
の二つの構成フィールドのどちらに従うかを検出する便
利な方法は5周知の形の検出手段が同時のラスタ走査フ
ィールドが最後のラスタ走査線に沿った距離のAまたは
%のところで終るべきかどうかを決定することである。 このラスタ・フィールドが最後のラスタ走査線のAの点
で終るべきであれば、このラスタ・フィールドは、奇数
番号のフレーム線を与え、そしてラスタ・フィールドが
最後のラスタ走査線の有の点で終るべきであれば、ラス
タ・フィールドは、偶数番号のフレーム線を与える。従
って、検出器が最後のラスター走査線の死の点で終るラ
スタ・フィールドを検出すれば、次のフィールドは、偶
数番号のフレーム線のラスタ・フィールドである必要が
ある。周知の方法で、必要な検出手段は、TV受信器が
次に表示することを必要とする各フレームの二つの構成
フィールドのどちらであるかを示す2本のリードの一方
にパルスを発生する。便宜上これらのパルスを本明細書
ではPl及びP2と呼び、それぞれ偶数番号のフレーム
線ラスタフィールドであるべき次のラスタ・フィールド
及び奇数番号のフレーム線うスク・フィールドであるべ
きラスタ・フィールドに対するものとする。またこれら
のパルスを対応する単一ビット奇数/偶数ディジタル信
゛号を与えるように構成する。 第5図の説明に関して前に述べたように、フィールドD
A変換器36は少なくとも一つの9ピツ)DA変換器で
あり、9ビツト・フィールド計数器32からのディジタ
ル信号によって駆動される。 セグメント分割形フィールドDA変換器う6は、16の
構成セグメント、すなわち電流源II2を備え、各々ラ
スタ走査パターンの中の構成ラスタ走査線の小さな倍数
に対応する。実際には、フィールドDA変換器56は、
10ピツ)DA変換器であることを必要とし2それの構
成減衰器115は、R−2R低抵抗路網の形の6ビン)
DA変換器から成っている。従って、フィールドDA変
換器からの階段状アナログ出力■ の離散的であると考
えもれる異なる構成部分は、個別に考えて、二つのイン
ターレースされる構成ラスタフィールドのどちらかのラ
スタ線だけでなく525本または625本の表示フレー
ム線の各々を生じさせることができる。 特に、フィールドDA変換器36が上述のように9ビツ
トフイールド計数器52からのディジタル信号によって
駆動されるほかに、フィールドDA変換器はまた、単一
ビット奇数/偶数ディジタル信号によって駆動され、こ
の奇数/偶数ディジタル信号は、フィールドDA変換器
に最下位ピット(LSD)を与え、フィールド計数器は
、フィールドDA変換器に最上位ピッ)(MsB)i与
える。二つの可能な形の一方の適当な瞬間的LSBはフ
ィールド計数器の動作サイクルを通じてフィールドDA
変換器に与えられ、一方、一連の9ビツト・ディジタル
信号は、フィールド計数器からフィールドDA変換器へ
与えられて一つのラスタ・フィールド走査を発生させる
。フィールド計数器の次の動作サイクルにおいて、その
動作サイクルを通じてフィールドDA変換器に加えられ
て必要n7L/−A4示の他方の構成インターレースラ
スタフィールド走査を発生させる適当な瞬間的LSBは
、二つの可能な形の他方をもっている。従って前記一方
のラスタ・フィールド走査は、奇、数番号のフレーム線
を構成し、前記他方のインターレース・ラスタ・フィー
ルド走査は、偶数番号のフレーム線を構成し、または、
この逆も成り立つ。従って、LSBは、個別に考えて、
二つの可能な形の各々においてフィールド計数器52の
交互の動作サイクルを通じてフィールドDA変換器56
に与えられる必要がある。単一ビット奇数/偶数ディジ
タル信号をフィールドDA変換器に面接加えるのが都合
がよい。 なお、上述の扁平スクリーン形CRT表示装置から成り
、必要なひずみのないラスタ走査パターンを与えるため
に、少なくともフィールド計数器32及びフィールドD
A変換器36を有するTV受信器の場合、TV受信器が
放送フィールド同期(SYNC)パルスを検出し、52
5本または625本の表拠フレーム線伝送方式に関係す
るかどうかを決めるめに応じて、TV受信器が適当な云
送方式に必要なラスタ走査パターンを自動的に与えるよ
うに構成される手段を与えるのがやはり便利である。 上述のように、フィールド割数器32からフィールドD
A変換器56へのフィールド計数器の各動作サイクルに
与えられる一連のディジタル信号の形になった各構成デ
ィジタル信号は、ラスタ・フィールドを構成する一連の
ラスタ走査線の中の対応するラスタ走査線を表す。その
ようなディジタル信号の各々は、フィールドi?1数器
52の中に瞬間的に累積されるパルスの数を表す。従っ
て、ラスタ走査線が適当な9ビットディジタル信号に応
じて計数器から与えらるとしても、各段が262/26
5本または512/315本の走査線ラスタフィールド
における関係する構成ラスタ走査線に対応している9ビ
ツト・フィールド計数器の512の構成段があると考え
るのが便利である。 TV受信器が525本または625本の表示フレーム線
伝送方式で動作するように構成されているかどうかにか
かわりなく、第5図に関して前に説明したフィールドD
A変換器56の動作の仕方のために、本質的に各ラスタ
・フィールドの中央ラスタ走査線は、CRTスクリーン
の縦の対称軸、すなわちX軸と一致し各ラスタ・フィー
ルド走査がスクリーンのY軸に関して異なる向きの二つ
の半分に有効に分割される。 従って、512の構成段すべてにわたって数えないで、
100番目の段から多くとも420番目の段まで必要に
応じて、そして以下にさらに非常に詳細に説明するよう
に、数えるように構成できる。これは、16セグメント
のフィールドDA変換器56の内の最初の二つと最後の
二つのセグメント、または構成電流源42.を省略でき
ることを意味する。第5のセグメントは、フィールド計
数器が一つのディジタル信号を256番目の中央の徐算
器段に対応するフィールドDA変換器に与えるとき、フ
ィールドDA変換器の内部に平゛衡を保つために必要で
あり、その理由はそのような条件が便宜上必要であるか
らであって、フィールドDA変換器は、差動形式のディ
ジタル信号で動作するように構成されている。最初に、
各265本の走査線ラスタ・フィールド走査または51
5本の走査線ラスタ・フィールド走査において、上に説
明した第1の奇数のラスク線を最初に無視すると、ラス
タ・フィールド・パターンのいずれかの形の中心ラスク
線は、CRTスクリーン10のX軸すなわち縦の対称軸
と一致するように構成される○しかし、フィールド引数
器52及びフィールドDA変換器56が各動作ザイクル
を開始するとき、それらはラスタ・フィールド・パター
ンにおける中心ラスク線でなく、第1の上側ラスタ走査
線に対応する信号を発生する必要があり、フィールド計
数器及びフィールドDA変換器の両方がそれらが各動作
サイクルの始点に対応する信号を与えるところヘリセッ
トする必要がある。 フィールド計数器32の動作の仕方を必要な二つの可能
な方法で制御するように構成された論理回路手段を設け
、前記論理回路手段は、動作の二つの可能なモードをも
ち前記論理回路手段がフィールド計数器、すなわちラス
タ・フィールドの各動作サイクルにおいて放送フィール
ド同期パルスが生ずる場所を検出して、それらが525
本または625本の表示フレーム線伝送方式に関係する
かどうかを決める論理回路手段に自動的に応じてフィー
ルド計数器に対する適当な制御を行う。この論理回路手
段は、100または125のいずれかの計数をフィール
ド計数器′52にあらかじめロードすることによってフ
ィールド計数器の必要な制御を行うので、9ピント・フ
ィールド計数器に含まれると考えられろ512の構成段
に関連している第9図の表示に示されているように、そ
れぞれ101番目の計数段または126番目の計数段に
関するディジタル信号が各ラスクツイールド周期におい
てフィールドDA変換器を駆動し始めるように加えられ
る。同時に、そしてそれぞれ、フィールド計数器は、1
112112番目び587番目の段で終るべきである。 従って、625本の表示フレーム線伝送方式の場合、フ
ィールド計数器は、う12で割って、計数器のioi番
目の段で開始して、中心段として256番目の段を有し
、そして1112112番目終るようにすることが必要
である。525本の表示フレーム線伝送方式の場合は、
フィールド計数器は262で割って、計数器の126番
目の段で始まり、中心段として256番目の段を有し、
そして387番目の段で終ることが必要である。フィー
ルド引数器52は。 並列にロードできる形式のものであることが必要である
。 第10図に示した論理回路手段は、それによって検出さ
れるフィールド同期パルスに応じて動作の二つの可能な
モードのどちらかにある必要があり、これらのフィール
ド同期パルスは、狭い巾のパルスから成り、そのような
パルスの一つは、各フィールドの終りにあると考えるこ
とができる。 フィールド計数器32に与えられる一つのフィールド同
期パルスに対応する一つの信号が通常、しかし必ずとい
うのではなく、フィールド引数器をリセットさせる。 この点において、論理回路手段の動作の仕方を例示する
ために、フィールドDA変換器う6を駆動するためにデ
ィジタル信号(iIえることに瞬間的に関連していると
考えられるジイールド計数器52の各段の相対順位を考
えることによって各ラスタ・フィールド周期ケ)の中の
相対時間間隔を考えるのが便利である。便宜上、各ラス
タ・フィールド周期の中の相対時間間隔は、フィールド
DA変換器56を駆動するための対応するディジタル信
号と瞬間的に関連する段順位をいうことによって述べら
れ、従って、適当な相対時間がまた同時にラスタ・フィ
ールド・パターンの対応するラスク線と関連する。 始めに、広巾窓論理と呼ぶ論理回路手段の構成部分10
0が各ラスタ・フィールド走査周期における相対的に広
い窓の間にフィールド同期パルスが起るか起らないかを
検出するように構成され、広巾窓は、例えば315番目
の計数器段から1120120番目器段まで伸びている
ようなものである。 この窓をできるだけ広く作って、フィールド同期パルス
をできるだけ早く窓の中で検出することを確実にするよ
うにするが、窓を広くすればするだけフィールド同期パ
ルスとして無意Rに検出される雑音信号が多くなり易い
。フィールド同期パルスは、リード110の上で広l」
窓論理回路100に加えられる。 論理回路手段がそ九の動作の二つの可能な必要なモード
のいずれかに無秩序にある状態で論理回路手段の動作を
開始すると、第1のフィールド同期パルスは、任意の引
数器と関連するディジタル信号と一致して発生すること
ができ、どんな計数をもその計数器にあらかじめロード
させない。 広巾窓論理回路100の動作において、その論理回路手
段の動作の開始時に、広l】窓の端にある112012
0番目器段と関連したディジタル信号に対応するフィー
ルド引数器52の第1の差動サイクルの部分の有効な端
において、適当なタイミング信号がその広巾窓論理回路
に315番目の剖数器段からリード112全通して与え
られると共に1420420番目器段からリードlll
’i通して与えられるとして、その広iJ窓の範囲内に
フィールド同期パルスが検出されなかったならば、リセ
ット信号がその広巾窓論理回路からり−ド116を通し
てその計数器に与えられ、広巾窓論理回路110から出
力リード118を通して信号が与えられず、それの次の
動作サイクルの前にどんな計数もその計数器にあらかじ
めロードさせられない。 しかし、この状態では、論理回路手段の動作のモードは
、無秩序のままである。次の動作サイクルの前に何らか
の計数を計数器にあらかじめロードしないことによって
、一つのフィールド同期パルスが次の適当なフィールド
計数器動作サイクルの中の異なる時点で発生する。フィ
ールド計数器の次の動作サイクルにおいて、広巾窓論理
回路100のこの動作が繰返される。フィールド同期信
号が再び広巾窓の中で検出されなければ、広巾窓論理回
路の動作が連続的に繰返すやり方で繰返されて。 最後に一つのフィールド同期パルスを広巾窓論理回路に
よって広巾窓の内部で検出して終る。従って、一つのフ
ィールド同期パルスが4番目のフィールド周期の中で広
巾窓の内部で発生することが保証される。一つのフィー
ルド同期パルスが広巾窓の内部で検出されるとき、フィ
ールド計数器は。 リード116を通して与えられているフィールド同期パ
ルスに対応する信号によってリセットさせられ、100
という計数がその次の動作サイクルの前に計数器にリー
ド11gを通して与えられている信号によってあらかじ
めロードさせられ、そして論理回路手段のもう一つの構
成部分120がそれへ広巾窓論理回路100からリード
1.22′f:通して与えられている信号によって使用
可能な状態になる。リード11gにある信号は、総括的
に1211で示された論理装置に与えられ、それに応じ
て一つの信号がり−ド126を通して総括的に128で
示されたローディング手段に与えられるC100という
必要な計数は、リード150を通して計数器に与えられ
る。 前節に述べた論理回路手段の他方の構成部分120もま
たリード110全通してそれに与えられルフィールド同
期パルスがフィールド計数器32の各動作サイクルにお
いて関連の窓に発生するかどうかを検出するように構成
される。論理回路手段のこの部分120は、525/6
25決定論理回路という。関連の窓は、上述の広巾窓の
開始と一致して始まり、適当なタイミング信号は、31
5番目の計数器段からり−ド112を通して525/6
25決定論理回路120に与えられるが、525/62
5決定窓は、広巾窓はど巾が広くなく、515番目とl
l00番目の計数器段の間に伸びている。1I00番目
の計数器段からのタイミング信号は、リード152を通
して525/625決定論理回113120に与えられ
る。525/625決定窓の後端は、フィールド計数器
がそれぞれ525本の走査線フレームに対する各ラスタ
・フィールド走査パターンを生じさせるのと625本の
走査線フレームに対する各ラスタ・フィールド走査パタ
ーンを生じさせるのとのために、フィールドDA変換器
を駆動するための最後のディジタル信号を与えるとき3
87番目と1112112番目段の中央にある。 525/625決定論理回路120の動作において、広
巾窓の515番目ないし1I20番目の計数器段の中の
フィールド同期パルスを広巾窓論理回路100によって
検出したのち、フィールド同期パルスが515番目と4
00番目の計数器段の間の広巾窓の部分の内部及び52
5/625決定窓の内部にあるかどうか、またはフィー
ルド同期パルス525i625決定窓の外の広巾窓の部
分内にすなわち1i01番目とl+20120番目器段
と関連したディジタル信号のタイミングの間にあるかど
うかを決定する。フィールド同期パルスが1101番目
と1120120番目器段と関連したディジタル信号の
タイミングの間にあると決定されレバ、625本の走査
線フレームのフィールド同期パルスの検出に対応し、広
巾窓論理回8100からのリード11gへの信号に応じ
て、動作サイクルの各々の前に100という割数をフィ
ールド計数器にあらかじめロードし続ける。 代9の方法として、フィールド同1すjパルスが315
番目とll00番目の計数器段の間の525/625決
定窓の中にあると決定されれば、フィールド同期パルス
が525フレ一ム線伝送方式に関係しており、フィール
ド同期パルスが562番目の段で発生すべきであると仮
定することが可能である。従って、525/625決定
論理回路120d、525本の走査線フレームのフィー
ルド同期パルスの検出に対応するそれの次の動作サイク
ルの前に125という計数をフィールド計数器にあらか
じめロードさせる。525/625決定論理回路120
は、リード1′54にある信号を論理装置1.211に
与えることによって125という計数を計数器にあらか
じめロードさせる。広巾窓論理回路100かものリード
118への信号と525/625決定論理回路120が
らのリード134への信号との両方を受げる論理装置1
211に応じて、ローディング手段12gにリード12
6の上の信号を与える代りに、論理装置121+は、リ
ード156の上の信号をローディング手段1う8に与え
る。それに応じてローディング手段138は、125と
いう必要な計数をリード1110を通してその計数器に
与えさせる。 広巾窓論理回路100及び525/625決定論悉回路
120の動作と同時に、525論理回路と称する他の論
理回路手段150もフィールド同期パルスが387番目
の段の回、りの四つの計数器段の広巾窓、すなわち58
5番目からBg番目までの段の広巾窓の中に検出される
かどうかを決定し、前記587番目の段は、525本の
表示フレーム線伝送方式の場合、フィールド同期パルス
が検出されるのに必要な段であり、また、625論理回
路と称する他の論理回路手段152もまた412番目の
段の回りの四つの計数器段広巾窓すなわち111011
0番目115115番目段の広巾窓の中に検出されるか
どうかを決定し、前記++12番目の段は、625本の
表示フレーム線伝送方式についてフィールド同期パルス
が検出されるに必要な段である。このフィールド同期パ
ルスは、リード110を通して525論理回路150へ
加えられると共に、625論理回路152へも加えられ
る。適当なタイミング信号は、リード15++を通して
5811811番目器段から525論理回路150へ加
えられると共にリード156を通して588番目の計数
器段から525論理回路150へ加えられる。適当なタ
イミング信号はまた625論理回路152へ11091
09番目器段からり−ド158を通して及び11151
15番目器段からリード160を通して加えられる。 必要なパルスは、こんどは、フィールド計数器へリード
178または180を通してそれぞれ525論理回路及
び625論理回路からそれらがフィールド同期パルスを
受けるのに応じて与えられる。フィールド同期パルスが
このように検出されない場合、フィールド計数器は、フ
ィールド計数器がそれぞれ588番目の段または1i1
5番目の段に達するのに応じてリセットさせられ、信号
が論理回路150または152によって与えられる。 広巾窓論理回路がフィールド同期パルスを検出するが、
525論理回路150または625論理回路152がフ
ィールド同期パルスを検出しないとき、次のフィールド
のフィールド同期パルスは、次のフィールド計数器の動
作サイクル内のわずかに異なる時刻に起る0従って、フ
ィールド同期パルスを少数のフィールド内の適当な52
5または625論理窓の中で検出することが確実になる
。 偶数番号の走査線フィールド走査に比較される各奇数番
号走査線フィールド走査内の特別の線があるために、フ
ィールド同期パルスは、587番目もしくは388番目
のいずれかまたは1112112番目は1j13番目の
いずれかの計数器段において、論理回路手段が必要なや
り方で動作して発生すべきである。 さらに、論理回路i5oまたは152が一つの動作サイ
クルの中でフィールド同期パルスを検出しそこない、フ
ィールド計数器が5F38番目または1415415番
目器段のいずれかから信号を論理回路150または15
2によって受取るのに応じてリセットすれば、論理回路
150または152がフィールド同期パルスを受けるは
ずの計数器段が毎動作サイクル1計数器段だけドリフト
する。 広巾窓論理回路、または525論理回路または625論
理回路がフィールド同期パルスを検出しそこない、また
は525/625’決定論理回路がスプリアス雑音をフ
ィールド同期パルスを構成するものとして検出するため
に広巾窓の同じ部分においてフィールド同期パルスを検
出し続けそこなう可能性がある。 しかし、525論理回路150または625論理回路1
52が二つの相次ぐフィールドにおいてフィールド同期
パルスを検出するのに応じて、適当な論理回路150ま
たは152が作動されて信号それぞれリード162また
はリード1614を通して525/625ラツチと称す
るランチ166に与える。次に、525/6’25ラツ
チ166は、一つの信号をそれぞれリード168′ff
:通して与えてローディング手段13gを作動し、12
5という計数全フィールド計数器にロードするかまたは
リード170全通してローディング手段128を作動し
て100という計数全フィールド計数器にロードする。 同時に一525/625ラッチ166は、リード172
を通る信号によって525論理回1@150を不動作に
するかまたはその論理回路が差動されていないときり−
ド1711’i通る信号によって625論理回路152
を不動作i7 L 、 一つの信号が525/625ラ
ンチ166によってリード176に与えられて窓論理回
@iooを、従って、また5 25/625決定論理回
路120を不動作にする。その結果論理回路手段は、そ
の現在の動作モードにおいて動かなくなる。 525論理回路150及び625論理回路152は、論
理回路手段がその二つの可能な動作モードの一つにロッ
クされたのちに1作動された論理回路150または15
2が14の相次ぐフィールドにおいてフィールド同期パ
ルスの存在を検出しない場合、すなわちフィールド同期
パルスが5F38番目の計数器段またはl113113
番目数器段によって検出されない場合、それぞれリード
162″i!たけ1611の上の信号に応じて525/
625ラツチ166が不動作にされ、そして広巾窓論理
回路100及び525/625決定論理回路120は、
再び使用可能状態になり、論理回路手段は、広巾窓内で
フィールド同期パルスを再び探索し始める。 上述のように、TV受信器が525または625本の表
示フレーム線伝送方式で動作するように構成されている
かどうかに関係なく、各ラスタ・フィールドの中心ラス
タ線は、CRTスクリーンの縦の対称軸、すなわちX軸
と一致していることは不変である。さらに、625本の
表示フレーム線伝送方式をもったラスタ走査パターンが
525本の表示フレーム線伝送方式をもったラスタ走査
パターンと同じ寸法で−1、両方のラスタフレーム走査
パターンがCRTスクリーンと同じ寸法であるように構
成されることが必要である。従って、フィールドDA変
換器う6の総合利得が適当に変更されなければ、CRT
スクリーンのY軸に沿った525本のラスタ走査線フレ
ーム・パターンの巾ハ、625本のラスタ走査線フレー
ムパターンの巾よシ小さい。ライン計数器31がそれに
加わる発振器のパルスを割る除数Nの値を、例えば。 625本のラスタ・フレーム線パターンに対する12う
というNの値から525本のラスタフレーム線パターン
に対する121という値のNにわずかに変更するように
構成できるが、CRTスクリーンのX軸に沿ったラスタ
・パターンの各々の形の長さがラインDA変換器311
の利得を変えることなく同じであるように構成するのが
便利である。 フィールドDA変換器56に必要な二つの必要な総合利
得は、それと関連する比625:525をもち、補正し
ないと生じる上述したようなラスタ・パターンのひずみ
を補圧するために各ラスタフレーム走査周期を通じての
利得の変化全無視する。 本発明に従う論理手段は幾つかの異なる形をもつことが
できるがフィールド計数器に二つの可能な数のうちの一
つを選択的にロードすることが必要であるから、TV受
信器がラスタ・フレーム・パターンの二つの形のいずれ
かを自動的に与えるように動作できるべきである。同様
の自動スイッチングが二つの形の音声信号のTV受信器
によって受けられることに関して必要である。 本発明に従う論理手段が三つ以上の形のラスタフレーム
・パターンを自動的に与えることができるようにするこ
とが可能である。 例えば、525論理回路150及び625論理回路15
2を設けることは本質的ではない。 本発明を上述の扁平スクリーン形TV受信器以外の型の
TV受信器に組込むことができる。 ディジタル手段は、ライン計数器フィールド計数器を駆
動する発振器の代りの任意の都合のよい形をもつことが
できる。 ライン計数器もしくはフィールド計数器またはその両方
を等価な手段によって置換えることができる。どちらか
の計数器を等価な混成手段によって置換えるのが便利な
ことがあり、それによってこれらの信号のMSBに対応
する差動ディジタル信号の部分を各計数器段によって発
生し、それによって駆動される各DA変換器の復号器q
gに加え、これらの信号のLSBに対応する差動ディジ
タル信号の残りの部分をシフトレジスタ段によって発生
してそれによって駆動される各DA変換器の減衰器45
に加える。 この構成は、論理回路手段がフィールド計数器から受け
る差動形式のディジタル信号で動作しないようなもので
あってもよい。 DA変換器の出力をのこぎ9波形を発生する積分手段を
介して偏向板に加え、各DA変換器のアナログ出力がの
こぎり波形に加えるべき必要な補正係数を生じさせる場
合、DA変換器がそれへの差動ディジタル入力信号で動
作すること及びその入力信号に応じてDA変換器がそれ
から差動アナログ出力を出すことの両方共本質的ではな
い。
第1図は、扁平スクリーン形CRT表示装置のブラウン
管(CRT)の側面図で、CRT容器の側面は、CRT
のスクリーン、電子銃アセンブリ及び偏向板を示すため
に省かれており、またCRT表示装置によって与えられ
るラスタ走査パターンのラスタ・ライン走査に沿って間
隔をあけた点で突当たる電子ビームの経路を示しており
、第2図は、第1図に対応するがCRTの平面図であっ
て、CRT容器の前面は、CRTのスクリーン、電子銃
アセンブリ及び偏向板を示すために省かれており、また
線形部分のこぎ9波形を普通のCRT表示装置において
加えるように扁平スクリーン形CRT表示装置の偏向板
に加える場合に、CRTスクリーンに生ずるひずんだ截
頭フルート形うスク走査パターンを示しており、 第5図は、本発明によるCRT表示装置の一つの実施例
のCRTの偏向板に加えるべき偏向信号を発生するため
にDA変換器を駆動するように構成されたディジタル手
段の一つの構成のブロック図であり、この構成は、CR
Tが第1図及び第2図の扁平スクリーン形CRTから成
るとき、CRTスクリーンと一致するラスタ走査パター
ンを与えるのに適しており、そのラスタ走査パターンは
、少なくとも事実上第2図に示した截頭フルート形ひず
みを生じ、 第4図は、差動形式でないディジタル入力信号で動作す
るように構成されたいわゆるセグメント分割形DA変換
器を略図形式で示しており、第5図は、第4図に対応す
るが差動ディジタル入力信号で動作し、その入力信号に
応じてやはりディジタル形式の階段状アナログ出力を与
えることのできるDA変換器の変更形を示し一第6図は
、第5図に対応するが、基準電圧をセグメント分割形D
A変換器の電流源へ供給するのを示すために再び書いた
構成のものであり、第7図は、適当なりA変換器からの
差動アナログ出力をCRTのY偏向板に加える回路の回
路図。 第8図、第5図の構成の一つのラインDA変換器の差動
アナログ出力を積分手段の出力1cRTのX偏向板に加
える前に積分手段に加える方法を示すブロック図、 第9図は、ディジタル手段の9ビツト・フィールド計数
器に含まれていると考えられる512構成段階に関する
図で、本発明による論理回路手段の動作の仕方を示し、
TV受信器が放送フィールド同期パルスを検出し、同期
パルスが525本または625本の標示フレーム線伝送
方式に関係するかどうかを決定するのに応じて、TV受
信器がそれぞれ262/26うまたは512151う構
成ラスタ走査線を有する適当な伝送方式に対して必要な
ラスタ・フィールド走査パターンを自動的に与えるよう
に構成されておシ、 第10図は、第9図の表示に関して上述した論理回路手
段の略図である。
管(CRT)の側面図で、CRT容器の側面は、CRT
のスクリーン、電子銃アセンブリ及び偏向板を示すため
に省かれており、またCRT表示装置によって与えられ
るラスタ走査パターンのラスタ・ライン走査に沿って間
隔をあけた点で突当たる電子ビームの経路を示しており
、第2図は、第1図に対応するがCRTの平面図であっ
て、CRT容器の前面は、CRTのスクリーン、電子銃
アセンブリ及び偏向板を示すために省かれており、また
線形部分のこぎ9波形を普通のCRT表示装置において
加えるように扁平スクリーン形CRT表示装置の偏向板
に加える場合に、CRTスクリーンに生ずるひずんだ截
頭フルート形うスク走査パターンを示しており、 第5図は、本発明によるCRT表示装置の一つの実施例
のCRTの偏向板に加えるべき偏向信号を発生するため
にDA変換器を駆動するように構成されたディジタル手
段の一つの構成のブロック図であり、この構成は、CR
Tが第1図及び第2図の扁平スクリーン形CRTから成
るとき、CRTスクリーンと一致するラスタ走査パター
ンを与えるのに適しており、そのラスタ走査パターンは
、少なくとも事実上第2図に示した截頭フルート形ひず
みを生じ、 第4図は、差動形式でないディジタル入力信号で動作す
るように構成されたいわゆるセグメント分割形DA変換
器を略図形式で示しており、第5図は、第4図に対応す
るが差動ディジタル入力信号で動作し、その入力信号に
応じてやはりディジタル形式の階段状アナログ出力を与
えることのできるDA変換器の変更形を示し一第6図は
、第5図に対応するが、基準電圧をセグメント分割形D
A変換器の電流源へ供給するのを示すために再び書いた
構成のものであり、第7図は、適当なりA変換器からの
差動アナログ出力をCRTのY偏向板に加える回路の回
路図。 第8図、第5図の構成の一つのラインDA変換器の差動
アナログ出力を積分手段の出力1cRTのX偏向板に加
える前に積分手段に加える方法を示すブロック図、 第9図は、ディジタル手段の9ビツト・フィールド計数
器に含まれていると考えられる512構成段階に関する
図で、本発明による論理回路手段の動作の仕方を示し、
TV受信器が放送フィールド同期パルスを検出し、同期
パルスが525本または625本の標示フレーム線伝送
方式に関係するかどうかを決定するのに応じて、TV受
信器がそれぞれ262/26うまたは512151う構
成ラスタ走査線を有する適当な伝送方式に対して必要な
ラスタ・フィールド走査パターンを自動的に与えるよう
に構成されておシ、 第10図は、第9図の表示に関して上述した論理回路手
段の略図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 少なくとも二つの伝送方式に従って動作できるT
V受信器を一方の方式の信号を受けるのに応じて適当な
方式に従って動作するように変換する回路であって、 前記回路は、各々がラスタ走査線の一端を表わし、一定
のパルス繰返し速度で与えられる複数のパルスによって
駆動され、M構成段を有する計数器を有し、このMは′
P■受信器によって表示されるものでI)iJ QC二
つの伝送方式に関連した二つの可能な形のフレームの各
々を構成する二つの飛越しラスタ・フィールド・パター
ンの各々にあるラスタ・フィールド走査線の構成数、F
及び1−’ (ただしli’ (IT” )のいずれよ
りも大きく、フィールド同期パルスが各伝送された情報
フィールドの終りに与えられ−TV受信器によって与え
られるべき二つの可能な形のラスタ・フレーム・パター
ンのいずれかの各ラスタ・フィールドパターンの中心ラ
スク線が前記計数器の中央、すなわちM / 2番目、
の段からのディジタル信号に対応し、また 前記回路は、前記計数器の各動作サイクルの前に二つの
可能な計数R及びR′の一つを選択的に前記計数器にあ
らかじめロードできる論理回路手段を備え、前記R及び
R′はいJ−2R)がFに等しく、(M −2R’ )
がF′に等しくなるものであり、 前記論理回路手段は、フィールド同期パルスが一つの計
数器動作サイクル周期の第1の時間間隔内で何時生ずる
かを検出するように構成された第1の構成部分を備え、
前記第1の時間間隔が前記計数器の最大の可能な動作サ
イクル周期の小部分を構成するとともに(M−R)番目
の割数器段に対応する動作サイクル周期内の相対タイミ
ングの前のG番目の計数器段に対応する相対タイミング
でスタートシて、(M ’−R’ )番目の語数器段に
対応する相対タイミングの後のI−I番目の計数器段に
対応する相対タイミングで終り、 また前記論理回路手段はまた。フィールド同期パルスか
に番目の計数器段に対応する相対タイミングに関して何
時化ずるか全検出するように構成された第2の構成部分
を備え、前記に番目の計数器段に対応する相対タイミン
グが、(M−R)番目と(M−TI′)番目の計数器段
に対応する相対タイミングの間にあり、動作時には、各
計数器動作サイクルは、H番の計数器段で終り、そのと
きには前記論理手段の第1の構成部分が一つの計数器動
作サイクル周期の第1の時間間隔内に一つのフィールド
同期パルスを検出し、それに応じて、R′という計数を
前記計数器にそれの次の動作サイクルの前にあらかじめ
ロードし。 前記論理回路手段の第1の構成部分はまた。 後続のフィールド同期パルスを前記論理回路手段の第1
の構成部分によって関連の計数器動作サイクル周期の第
1の時間間隔内にあると検出されるとき、及び前記論理
回路手段の第2の構成部分が次のフィールド同期パルス
かに番目の計数器段に対応する相対タイミングのあとで
あると決定するとき、前記論理回路手段の第2の構成部
分を使用可能にし、前記論理回路手段は、前記計数器の
後続の動作サイクルの前及び前記論理回路手段の第2の
構成部分が、次のフィールド同期パルスかに番目の計数
器段に対応する相対タイミングの前であると決定すると
き、Kという計数を前記計数器の各後続動作サイクルの
前に前記計数器にあらかじめロードし続けるように構成
され。 前記論理回路手段は、前記計数器の各後続動作サイクル
の前にRという計数を前記計数器にあらかじめロー(゛
するように構成されていることを特徴とするテレビジョ
ン走査基qを変換する回路。 2 前記回路の前記論理回路5手段内で処理される各デ
ィジタル信号が差動形式のものである特許請求の範囲第
1項に記載の回路。 5 M構成段を有する計数器を備えたディジタル手段が
設げられ、前記ディジタル手段は、DA変換器を駆動す
るディジタル出力信号を与えるように構成され、その出
力1ん号に応じて前記DA変換器はそれからの対応する
アナログ出力の変化を表す関数を発生ずるように構成さ
れ、一つのDA変換器のアナログ信号はTV受信器のブ
ラウン管(c r< ′r )のX偏向板に加えられて
各ラスタ走査線を生じさせ。 またもう一つのl)A変換器のアナログ出力は、CRT
のX偏向板に加えられ、前記刷数器は前記もう一つのD
A変換器にディジタル信号を与えることを特徴とする特
許請求の範囲第1項または第2項に記載の回1tl?5
゜4、一定のパルス繰返し速度をもち、ライン計数へ送
られるように構成された出力を有する発振器を備えたデ
ィジタル手段が設けられ、前記ライン計数器は各ラスク
ライン走査周期(1)の後にリセットされるように構成
され、リセット動作に応じて、各ラスタ・フレーム走査
周期(T)の後にリセットされるように構成されたM構
成段を有する計数器へ信号を送ることを特徴とする特許
請求の範囲第1項または第2項または第5項に記載の回
路。 5 M構成段を有する前記計数器がTV受信器によるフ
ィールド同期パルスの受信時にリセットするように構成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
し第4項のいずれかに記載の回路。 6 M構成段を有する前記計数器を備えたディジタル手
段が設けられ、前記ディジタル手段及び設けられた場合
のDA変換器が差動形式を有するディジタル信号を処理
するように構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の回路。 7、M構成段を有する前記計数器の一部分に等価なシフ
ト・レジスタを設けられていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項ないし第6項に記載の回路。 8、Mが2Fより小さいように構成されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項がいし第7項のいずれか
に記載の回路。 9、2GがMより大きいように構成されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか
に記載の回路。 10、Mが512で、Fが262/26うで、F′が3
121513で、Rが100で、R′が125であるよ
うに構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
1項ないし第9項のいずれかに記載の回路。 IL 前記広巾窓が前記計数器の106段に対応するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第10項の
いずれかに記載の回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB838324713A GB8324713D0 (en) | 1983-09-15 | 1983-09-15 | Circuits |
GB8324713 | 1983-09-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6086967A true JPS6086967A (ja) | 1985-05-16 |
Family
ID=10548827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59191920A Pending JPS6086967A (ja) | 1983-09-15 | 1984-09-14 | 一つのテレビジヨン走査基準から別の走査基準へ変換する回路 |
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---|---|
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JP (1) | JPS6086967A (ja) |
DE (1) | DE3433818A1 (ja) |
GB (2) | GB8324713D0 (ja) |
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- 1983-09-15 GB GB838324713A patent/GB8324713D0/en active Pending
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- 1984-09-12 GB GB08422985A patent/GB2148674B/en not_active Expired
- 1984-09-14 US US06/650,643 patent/US4583118A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-09-14 JP JP59191920A patent/JPS6086967A/ja active Pending
- 1984-09-14 DE DE19843433818 patent/DE3433818A1/de active Granted
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GB8324713D0 (en) | 1983-10-19 |
GB8422985D0 (en) | 1984-10-17 |
GB2148674B (en) | 1986-12-10 |
US4583118A (en) | 1986-04-15 |
DE3433818A1 (de) | 1985-04-11 |
DE3433818C2 (ja) | 1988-06-01 |
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